JPS63278266A - 半導体装置の基板電圧発生回路 - Google Patents

半導体装置の基板電圧発生回路

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JPS63278266A
JPS63278266A JP62112754A JP11275487A JPS63278266A JP S63278266 A JPS63278266 A JP S63278266A JP 62112754 A JP62112754 A JP 62112754A JP 11275487 A JP11275487 A JP 11275487A JP S63278266 A JPS63278266 A JP S63278266A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置の基板電圧発生回路に関する。
(従来の技術) 第6図に半導体装置の基板電圧発生回路の基本回路構成
を示す。第6図において、符号aはインバータを縦続接
続してリング状に構成されたリングオシレータ(発振回
路)であり、bはリングオシレータaの出力に応答して
次段のチャージポンプ回路を駆動する駆動回路である。
Cはコンデンサであり、dは2個のNチャンネルMOS
トランジスタQaおよびQbで構成されたチャージポン
プ回路である。チャージポンプ回路dを構成する前記両
トランジスタの内の一方のトランジスタQaは、そのゲ
ートとドレインとを共通に接続されるとともに、そのゲ
ートとドレインとの共通接続部を基板電圧発生回路の出
力端子vbbに接続されている。他方のトランジスタQ
bはそのゲートとドレインを共通に接続されるとともに
、そのソースを接地端子に接続されている。
そして、両トランジスタQaおよびQbはそれらのゲー
トとドレインとの共通接続部どうしを互いに接続されて
ノードnとされている。
次に第6図に示された、半導体装置の基板電圧発生回路
の動作を第7図を参照して説明する。第7図において、
Φ1はリングオシレータaにより発振周期を制御され、
かっ、駆動回路すから出力されてチャージポンプ回路d
を駆動する電圧(駆動電圧)であり、Nはノードnに現
れる電圧(ノード電圧)であり、VBBは出力端子vb
bに現れる電圧(基板電圧)である。駆動回路すの出力
部に現れる駆動電圧Φlの電圧が第7図に示されるよう
な波形変化でもって0(ゼロ)からVp (後述のしき
い値電圧vt h bよりも絶対値が大の、正の成る電
圧)に立ち上がると、駆動回路すの出力部とノードnと
がコンデンサCを介在して容量結合されているために、
ノード電圧Nも0からVpに上昇する。
ノード電圧NがVpになると、トランジスタQbがオン
状態になり、このため、トランジスタQaのしきい値電
圧をVt h aに、またトランジスタQbのしきい値
電圧をvthbにそれぞれ定めた場合に、ノード電圧N
はv’thbに下がる。その後、駆動電圧φ1がVpか
ら0に下がると、コンデンサCの容量結合のためにノー
ド電圧NはVthbからVp分を引いた電圧にまで低下
する。
この時、トランジスタQbはオフ状態であるが、トラン
ジスタQaがオン状態になるため、基板電圧VBBは下
がる。以上のような動作を繰り返し、基板電圧VBBは
最終的にはVt h a +Vt h b −vpとな
って安定する。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような構成を有する従来例の基板電圧発
生回路においては、基板電圧は半導体チップ上に構成さ
れている様々な回路の動作の影響を受けて変動する。そ
して、その基板電圧は、電源−3= 電圧が高くなってMOSトランジスタを形成する部分で
のインパクトイオン化現象によって浅くなることが知ら
れている。
基板電圧が浅くなるという傾向性は電源電圧が高くなる
程、また、半導体基板上に構成された回路の動作サイク
ルを短くする程顕著に現れてくる。
そして、勿論、良く知られているように基板電圧が浅く
なることは、トランジスタのソース・ドレイン間にパン
チスルーを生じ易くさせるものであり、過剰電流が流れ
半導体デバイスを破壊してしまうとともに、特に、0M
08回路においてはラッチアップ現象の誘因ともなるも
のであった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、通常使用よりも高い外部電源電圧が印加
されたときに、基板電圧発生回路の能力を大幅に向」ニ
させ、基板電圧が浅くなるのを防止できるようにするこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明に係る基板電圧発生回
路は、発振回路と、前記発振回路出力によって駆動され
る複数のチャージポンプ回路と、電源電圧の大きさを検
出するとともに、その大きさに対応した検出信号を出力
する電源電圧検出回路と、前記電源電圧検出回路の検出
信号出力に応答して前記発振回路出力の前記チャージポ
ンプ回路への伝達を切り替えるスイッチング回路とで構
成され、 通常の大きさの外部電源電圧(第1の外部電源電圧)の
印加時には、前記複数のチャージポンプ回路の内の1個
または複数個を動作状態にし、前記第1の外部電源電圧
よりも大きな外部電源電圧(第2の外部電源電圧)の印
加時には、前記電源電圧検出回路と前記スイッチング回
路とによって前記複数のチャージポンプ回路の内、休止
状態にあったチャージポンプ回路の動作を開始させるこ
とを特徴としている。
(作用) 前記構成を有する本発明の基板電圧発生回路は、通常使
用の外部電源電圧印加時には、チャージポンプ回路のい
くつかが休止状態にあり、そして前記通常使用の外部電
源電圧(第1の外部電源電圧)よりも高い外部電源電圧
(第2の外部電源電圧)が印加された時には電源電圧検
出回路に上ってスイッチング回路がオン状態となり、そ
れまで休止状態にあったチャージポンプ回路が動作し、
浅くなりかけていた基板電圧を深くする方向に働き、基
板電圧の浮き上がりを防ぐ。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は、本発明の一実施例に係る半導体装置の
基板電圧発生回路の回路図である。
本実施例ではNヂャンネルMO8)ランジスタとPチャ
ンネルMOSトランジスタとを用いて構成される0M0
8回路について説明する。第1図において、符号1は発
振回路として複数のインバータIa、Ib、・・・、I
cを縦続接続して構成されているリングオンレータであ
る。
2は、外部電源電圧の大きさを検出するとともに、その
検出に対応した検出信号を出力する電源電圧検出回路で
ある。電源電圧検出回路2は、4個のNヂャンネルMO
9I−ランジスタQ2a、Q2b、Q2c、Q2dおよ
び抵抗値rlを有する抵抗R1からなる基準電圧発生段
2aと、その出力を受けるPヂャンネルMO8)ランジ
スタQ2eおよびNヂャンネルMO8I−ランジスタQ
2fからなる第1のインバータ2bと、PチャンネルM
OSトランジスタQ2gおよびNヂャンネルMO8)ラ
ンジスタQ2hからなる第2のインバータ2cとによっ
て構成されている。
3aはPチャンネルMO3)ランジスタQ3a。
Q3bとNチャンネルMO3)ランジスタQ 3 c。
Q3dからなるスイッチング回路である。4aはPヂャ
ンネルMO9)ランジスタQ4aとNチャンネルMOS
トランジスタQ4bとからなる第1の駆動回路であり、
4bはPチャンネルMOSトランジスタQ4cとNチャ
ンネルMOSトランジスタQ4dとからなる第2の駆動
回路であり、COaおよびCObはそれぞれキャパシタ
である。
5aはNチャンネルMOSトランジスタQ5a。
Q5bからなる第1のチャージポンプ回路であり、−7
−, 5bはNチャンネルMOSトランジスタQ5c、Q5d
からなる第2のチャージポンプ回路である。
電源電圧検出回路2の基準電圧発生段2aにおいて、ト
ランジスタQ2aはそのドレインとゲートを電源電圧(
V cc)端子に共通に接続されており、そのソースを
ノードNlに接続されている。トランジスタQ2bはそ
のドレインとゲートをノードNlに接続されており、そ
のソースをノードN2に接続されている。トランジスタ
Q2cはそのドレインとゲートとをノードN2に接続さ
れており、そのソースをノードN3に接続されている。
トランジスタQ2dはそのドレインとゲートとをノード
N3に接続されており、そのソースをノードN4に接続
されている。R1は抵抗値r1を有する抵抗で、一端は
ノードN4に接続されており、他端はグランド(接地)
端子に接続されている。
電源電圧検出回路2の第1のインバータ2bにおいて、
トランジスタQ2eはそのソースを電源電圧端子に接続
されており、そのゲートをノードN4に接続され、その
ドレインをノードN5に接続れている。トランジスタQ
2fはそのソースをグランド端子に接続されており、そ
のゲートをノードN4に接続され、そのドレインをノー
ドN5に接続されている。
また、第2のインバータ回路2cにおいて、トランジス
タQ2gはそのソースを電源電圧端子に接続されており
、そのゲートをノードN5に接続され、そのドレインを
ノードN6に接続されている。トランジスタQ2hはそ
のソースをグランド端子に接続されており、そのゲート
をノードN5に接続され、そのドレインをノードN6に
接続されている。
スイッチング回路3aにおいて、トランジスタQ3aは
そのソースを電源電圧端子に接続されており、そのゲー
トをノードN6に接続され、そのドレインをノードN7
に接続されている。トランジスタQ3bはそのソースを
電源電圧端子に接続されており、そのゲートをノードN
ilに接続され、ドレインをノードN7に接続されてい
る。トランジスタQ3cはそのソースをノードN8に接
続されており、そのゲートをノードNilに接続されて
おり、そのドレインをノードN7に接続されている。ト
ランジスタQ3dはそのソースをグランド端子に接続さ
れており、そのゲートをノードN6に接続されており、
そのドレインをノードN8に接続されている。
第1の駆動回路4aにおいて、トランジスタQ4aはそ
のソースを電源電圧端子に接続されており、そのゲート
をノードNilに接続されており、そのドレインをノー
ドN12に接続されている。
トランジスタQ4bはそのソースをグランド端子に接続
されており、そのゲートをノードNilに接続されてお
り、そのドレインをノードN12に接続されている。
第2の駆動回路4bにおいて、トランジスタQ4cはそ
のソースを電源電圧端子に接続されており、そのゲート
をノードN7に接続されており、そのドレインをノード
N9に接続されている。トランジスタQ4dはそのソー
スをグランド端子に接続されており、そのゲートをノー
ドN7に接続されており、そのドレインをノードN9に
接続されている。キャパシタCOaの一端はノードN1
2に接続されており、他端はノードN13に接続されて
いる。キャパシタCObの一端はノードN9に接続され
ており、他端はノードNIOに接続されている。
第1のチャージポンプ回路5aにおいて、トランジスタ
Q5aはそのドレインとゲートとを基板電圧発生回路の
出力端子VBBに接続されており、そのソースをノード
N13に接続されている。トランジスタQ5bはそのド
レインとゲートとをノードN13に接続されており、そ
のソースをグランド端子に接続されている。
第2のチャージポンプ回路5bにおいて、トランジスタ
Q5cはそのドレインとゲートとを基板電圧発生回路の
出力端子VBBに接続されており、そのソースをノード
NIOに接続されている。トランジスタQ5dはそのド
レインとゲートとをノードNIOに接続されており、そ
のソースをグランド端子に接続されている。
動作について説明する。
電源電圧検出回路2において、その基準電圧発生段2a
を構成している4個のトランジスタQ2a、Q 2 b
、Q 2 c、Q 2 dそれぞれのトランジスタサイ
ズを等しく構成することで、それぞれのしきい値電圧を
ほぼ等しくすることができる。ここでは、そのしきい値
電圧Vth3の値をIV、抵抗値rlの値を非常に大き
くした場合について考える。第2図に動作波形を示す。
第2図(a)ないしくg)において、Vccは電源電圧
の波形であり、N4〜N6およびNilはそれぞれノー
ドN4〜N6およびノードNilでの電圧波形であり、
Φlは第1の駆動回路4aの駆動電圧波形であり、Φ2
は第2の駆動回路4bの駆動電圧波形である。
(A)まず、通常使用の電源電圧(第1の外部電源電圧
)である5vがVcc端子に印加されている場合を考え
ると、ノードN4には4個のトランジスタのしきい値電
圧分だけの電圧降下が生じ、約IVの電圧を発生するこ
とになる。トランジスタQ2eおよびQ2fからなる第
1のインバータ2りでは、そのしきい値電圧を電源電圧
の1/2より少し低めに設定しておく。
ノードN4の電圧はIVであるので、第1のインバータ
2bではこれを“L”電圧(ローレベル電圧)と判定し
てノードN5に“H”電圧(ハイレベル電圧)データを
出力する。この“H“データは第2のインバータ2Cで
反転されるから、ノードN6には結局、“L”の電圧が
発生し、トランジスタQ3aはオン状態、トランジスタ
Q3dはオフ状態となる。これによって、ノードNil
にどのような波形が発生していてもノードN7には常に
“H”データが表われる。すなわち、第2のチャージポ
ンプ回路5bには駆動信号が伝達されずこのチャージポ
ンプ回路5bは休止状態となる。
一方、ノードNilにはリングオシレータ1により発振
パルスが発生しており、この発振パルスに応答動作する
第1の駆動回路4aからの駆動信号がキャパシタCOa
を介して与えられることにより第1のチャージポンプ回
路5aは動作状態にある。
この状態では、第6図および第7図を用いて説明した従
来例と同様にして基板電圧VBBは一定値に安定化して
くる。
(B)次に、通常使用電圧より高い8Vの外部電源電圧
がVcc端子に印加された場合を考える。
従来例では外部電源電圧が高くなると基板電圧が浅くな
るという問題があったが、本発明では次のようにして基
板電圧VBBが浅くなることを防止している。
まず、5■の場合と同様にノードN4には約4Vの電圧
降下によって、約4■の電圧が発生する。
トランジスタQ2eおよびQ2fからなる第1のインバ
ータ2bでは、インバータのしきい値電圧が電源電圧V
ccの1/2より少し低めに設定しであるので、ノード
N4に発生した4Vの電圧を“H″データ判定して、ノ
ードN5に“L”データを出力する。これによって、ノ
ードN6には“H”の電圧が発生し、トランジスタQ3
aはオフ状態、トランジスタQ3dはオン状態となる。
これによって、ノードN7にはノードNilの波形の反
転波形データΦ2が発生し、第2のチャージポンプ回路
5bの駆動回路4bにリングオシレータlで発生した駆
動電圧が伝わることになる。これによって結局、第1の
チャージポンプ回路5aの出力に第2のチャージポンプ
回路5bの出力が加わることにより基板電圧VBBが浅
くなることが防止されて基板電圧発生回路の能力が大き
く向上する。
以上のように、第1のチャージポンプ回路5aおよび第
1の駆動回路4aは、外部電源電圧の大きさに関係なく
常に動作状態にあり、第2のチャージポンプ回路5bお
よび第2の駆動回路4bにおいては、電源電圧が5vの
時には休止状態にあり、電源電圧が高くなって8V付近
になると、ノードN4の電圧が第1のインバータ2a2
のしきい値を越える事によって駆動パルスが伝達される
ようになり、動作状態となる。これによって、外部電源
電圧が高いとき、基板電圧発生回路の能力が大幅に強化
され、基板電圧の浮き上がりを防ぐ事ができる。
実際のデバイス、例えばダイナミックRAMにおいては
、スペックで保障している電源電圧は、4.5V〜5.
5Vで、8■の電源電圧を印加することはないと考えら
れる。しかし、デバイスのマージンを評価するテストの
段階においては、当然高い電源電圧をかけてテストを行
なうし、また信頼性試験等においては、高い電源電圧を
高温状態で印加するエージングが行なわれる。このよう
なときに、従来の基板電圧発生回路においては基板電圧
が浅くなり、それによってパンチスルーやラッチアップ
現象が発生し、過剰電流によってデバイスが破壊される
という問題があったのであるが、本発明の基板電圧発生
回路においては、基板電圧発生回路が強化されることか
らそのような問題が発生するおそれがなくなり、デバイ
スの破壊は生じない。
また、本発明の基板電圧発生回路は、テスト時やエージ
ングの時に有効である。また、通常使用状態では、余分
な回路は非動作状態にあるので、電源電流等の増加はな
い。
なお、上記実施例では、電源電圧検出回路の基準電圧発
生段2aにおいて、NチャンネルMOSトランジスタを
4段直列接続し、トランジスタのしきい値電圧Vth3
をIVとし、トランジスタQ2eとQ2fよりなる第1
のインバータのしきい値電圧を電源電圧の半分より少し
低いとして考察したが、一般的に、基準電圧発生段のN
チャンネルMO8)ランジスタの段数をN段とし、しき
い値電圧をVth3とし、トランジスタQ2eとQ2f
よりなる第1のインバータのしきい値電圧をVth4と
すると、次の条件を満たすVccが印加されたとき休止
状態のチャージポンプ回路が動作状態に変わることにな
る。
Vcc>N −Vt h 3 +vt h 4   ・
(1)実際のデバイスにおいて、基板電圧が浮き上がり
かけるときの電源電圧に合わせてノード電圧N。
しきい値電圧Vt h 3.Vt h 4を設定してや
れば、電源電圧が高くなっても基板電圧を深い所で安定
させることが可能である。
また、上記実施例では、電源電圧の変動により、動作状
態あるいは非動作状態となるヂャージポンプ回路が1つ
の場合について述べたが、その数を複数に増加するとさ
らに効果が上がる。
第3図は、本発明の他の実施例に係る基板電圧発生回路
の回路図であり、第4図は第2図に対応するその動作波
形図である。第3図の実施例においては、外部電源電圧
検出口路2を、第1図の実施例における基準電圧発生段
2a、第1のインバータ2b、および第2のインバータ
2cに加えて、ノードN4とは別のノードであるノード
N3から基準電圧信号を受ける、トランジスタQ2に、
Q2夕よりなる第3のインバータ2dと、第3のインバ
ータ2dの後段の第4のインバータ2eとを設けて構成
し、そして更に第4のインバータ2eの後段に第2のス
イッチング回路3bを設けるとともに、それに対応して
第3の駆動回路4Cおよび第3のチャージポンプ回路5
cを設けて構成されている。
そして、この第4のインバータ2eの出力によって、第
3のチャージポンプ回路5Cおよび第3の駆動回路4C
を動作状態あるいは非動作状態にするようにしている。
第3図において、ノードN3の電圧はノードN4よりV
th3はど電圧が高くなる。トランジスタQ2におよび
Q20.よりなる第2のインバータのしきい値電圧をV
th5とすると、 Vcc>3−Vt h 3+vt h 5 −(2)の
条件を満たず外部電源電圧の時に、第3のチャージポン
プ回路5Cおよび第3の駆動回路4Cが動作状態となる
。Vth3の値をIV、Vth5の値を電源電圧の半分
とすると、第4図に示されるように電源電圧が6■にな
った所で動作状態となる。さらに、電源電圧が8vにな
ると、第2のチャージポンプ回路5bおよび第2の駆動
回路4bも動作状態になり、3個のチャージポンプ回路
5a〜5cすべでが動作状態となる。また、しきい値電
圧Vth3およびVth5の値を適当に決めることで、
第3のチャージポンプ回路5Cおよび第3の駆動回路4
Cが動作状態になる電源電圧の値を自由に決めることが
できる。
以上のように基準電圧発生段の基準電圧および一19= それを受けるインパークのしきい値電圧によって自由に
動作、非動作の電源電圧値を変えられるとともに、複数
のチャージポンプ回路および駆動回路が、電源電圧の」
二昇に伴なって順番に、休止状態にあるチャージポンプ
回路および駆動回路が動作状態になるようにすることも
容易に可能である。
また、第5図は更に他の実施例の基板電圧発生回路の回
路図である。この実施例の回路の動作波形図は省略され
る。この実施例で特徴とするところは、前述の各実施例
の基板電圧発生回路における抵抗R1の構成部分を、ゲ
ートが電源電圧端子に接続されているNチャンネルMO
3)ランジスタて置き換えたことであり、このような構
成であっても、前述の各実施例と全く同様の回路動作を
する。
また、本発明の実施例においては、電源電圧検出回路2
aおよび2bのインバータを2段にしてスイッチング回
路3aおよび3bをNAND回路で構成した場合につい
て述べたか、電源電圧検出回路のインバータの段数を奇
数段にしてスイッチング=20− 回路3aおよび3bをNOR回路で構成しても、前述の
各実施例と全く同様の作用効果を得ることができる。
また、駆動回路4a、4.bおよび4Cの部分において
、それぞれインバータ回路1段で構成しであるが、これ
は駆動回路の負荷容量との関係で何段に構成しても別に
問題はない。
(効果) 以上のように、本発明によれば、例えば電源電圧の大き
さがテスト時とかエージング時のように通常使用範囲よ
り大きくなるような場合には休止状態にあったチャージ
ポンプ回路および駆動回路が動作して、基板電圧発生回
路の能力を大幅に向上させることができることから、基
板電圧の浮き上がりを防止することができる。その結果
、基板電圧の浮き上がりによって生じるトランジスタの
パンデスルーやラッヂアップのような現象によるデバイ
スの破壊は効果的に防止されて、それの信頼性が向上し
、かつ、動作特性の安定したデバイスを得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例に係り、第1図は
本発明の一実施例に係る基板電圧発生回路の回路図、第
2図はその動作波形図、第3図は本発明の他の実施例の
回路図、第4図はその動作波形す図、第5図は本発明の
他の実施例の回路図である。 第6図は従来の基板電圧発生回路の回路図、第7図はそ
の動作波形図である。 l・・・リングオシレータ(発振回路)、2aおよび2
b・・電源電圧検出回路、3aおよび3b・・・スイッ
チング回路、4a、4bおよび4c・・・駆動回路、5
a。 5bおよび5c・・チャージポンプ回路。 なお、図中符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発振回路と、 前記発振回路出力によって駆動される複数のチャージポ
    ンプ回路と、 電源電圧の大きさを検出するとともに、その大きさに対
    応した検出信号を出力する電源電圧検出回路と、 前記電源電圧検出回路の検出信号出力に応答して前記発
    振回路出力の前記チャージポンプ回路への伝達を切り替
    えるスイッチング回路とを具備してなり、 通常の大きさの外部電源電圧(第1の外部電源電圧)の
    印加時には、前記複数のチャージポンプ回路の内の1個
    または複数個を動作状態にし、前記第1の外部電源電圧
    よりも大きな外部電源電圧(第2の外部電源電圧)の印
    加時には、前記電源電圧検出回路と前記スイッチング回
    路とによって前記複数のチャージポンプ回路の内、休止
    状態にあったチャージポンプ回路の動作を開始させるこ
    とを特徴とする半導体装置の基板電圧発生回路。
JP62112754A 1987-05-09 1987-05-09 半導体装置の基板電圧発生回路 Expired - Lifetime JPH0732238B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345061A (ja) * 1991-05-23 1992-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板電位発生回路
US6414881B1 (en) 2000-09-04 2002-07-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device capable of generating internal voltage effectively

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04345061A (ja) * 1991-05-23 1992-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板電位発生回路
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JPH0732238B2 (ja) 1995-04-10

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