JPS63278150A - 論理シミュレ−ション装置 - Google Patents

論理シミュレ−ション装置

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JPS63278150A
JPS63278150A JP62113027A JP11302787A JPS63278150A JP S63278150 A JPS63278150 A JP S63278150A JP 62113027 A JP62113027 A JP 62113027A JP 11302787 A JP11302787 A JP 11302787A JP S63278150 A JPS63278150 A JP S63278150A
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JP
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event
evaluation
events
signal state
section
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JP62113027A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、論理回路の動作の検証等に用いられる論理シ
ミュレーション装置に係り、特に、イベント駆動型の論
理シミュレーション装置に関する。
さらに詳しく言えば、本発明は、シミュレーション対象
とする論理回路中のエレメントの入力端子の信号状態変
化、出力端子の信号状態変化をイベントの生起とみなし
、入力端子に信号状態変化があったエレメントについて
のみ、出力端子の信号状態を演算する論理シミュレーシ
ョン装置に関する。
従来の技術 イベント駆動型の論理シミュレーションでは、シミュレ
ーションの対象回路中の信号状態の変化を、イベントの
生起とみなし、各信号をそれぞれ−〇 − の信号状態変化の列、すなわちイベント列として表現す
る。イベントを表わすデータ(以下、混乱がない限り、
「イベント」と略記する)には、信号状態の変化の時刻
「イベント時刻」と、変化後の信号状態である「後状態
」を含む。
イベント駆動型の論理シミュレーションでは、入力端子
の信号状態が変化したエレメント(AND、NAND、
OR,NOR,XOR等のゲート。
RAM、ROM等のメモリー、フリップフロップ、カウ
ンタ、ゲートアレイ等の機能素子、MOSトランジスタ
で実現される双方向素子やバス等を表わす仮想的な素子
)についてのみ、エレメントの出力端子の信号状態を演
算する。この結果、エレメントの出力端子の信号状態が
変化した場合には、そのエレメントの出力端子の信号状
態変化を表わすイベントが作成される。演算の結果、エ
レメントの出力端子の信号状態が変化しなかった場合に
は、エレメントの出力端子の信号状態変化を表わすイベ
ントの作成は行われない。イベント駆動型の論理シミュ
レーションは、エレメントの入力端子の信号状態変化を
表わすイベントを評価し、そのエレメントの出力端子の
信号状態を演算する処理(以下、「評価処理」と記す)
と、評価可能なイベントを決定・抽出する処理(以下、
「取出処理」と記す)の2つの処理を、繰り返すことに
よって実行される。
従来、イベント駆動型の論理シミュレーション装置では
、評価可能なイベントの決定方法として、2種類の方法
が提案されていた。この2種類の方法を、第13図の論
理回路に、第14図の入力信号(さ)、(シ)、(す)
、(せ)を加えた場合の動作シミュレーションを例にと
って説明する。第13図中、E、Fは、正論理の論理積
を実現するエレメント(ANDゲート)、Gは正論理の
論理和を実現するエレメント(ORゲート)である。同
図中、eo、elはエレメントEの入力端子、fO2f
1はエレメントFの入力端子、go9g1はエレメント
Gの入力端子である。第14図中[111〜[18]が
各信号状態の変化を表わすイベントである。
従来の評価可能なイベントの決定方法の第1の例(たと
えば、岩披講座マイクロエレクトロニクス「vLSIの
設計11」pp、205−208)では、論理シミュレ
ーション装置内の全てのイベントのうちでイベント時刻
が最小であり、エレメントの入力端子の信号状態変化を
表わすイベントを、評価可能であると決定する。すなわ
ち、イベント時刻が小さなものから順に評価し、それに
係るエレメントの出力を算出してゆく方法をとる。
第13図では、図示したように、入力信号(さ)。
(L、)、(す)、(せ)の現在値がそれぞれ「L」。
”L」、’H」+ ’H」であり、信号(そ)。
(た)の現在値がそれぞれ’LJ、  「HJであり、
出力信号(ち)の現在値が「H」がである場合を考える
。また、各エレメントの動作遅延時間、各配線の伝搬遅
延時間は全てOとする。この時点では、まず、イベント
[111から評価を始め、エレメントEの出力「L」を
算出する。この値は信号(そ)に変化を与えないので、
新たなイベントは生成しない。この過程でイベント[1
11は消費され、論理シミュレーション装置内から消滅
する。次にイベント[121を評価し、エレメントFの
出力「L」を算出する。この値は信号(た)に変化を与
えるので、新たなイベント[17]を生成する。この過
程でイベント[12]は消費される。次いで、エレメン
トGの入力端子goの信号状態変化としてのイベント[
17]を評価し、エレメントGの出力「L」を算出する
。この値は出力信号(ち)に変化を与えるので、新たな
イベント[19]を生成する。イベント[19]は最終
結果であり、伝達先がないので、結果表示装置に送られ
るなどして消費される。以降、イベント[13]、[1
4]、[18]、[15]、[16]の順に評価が進み
、シミュレーションが進行する。
このような評価可能なイベントの決定処理、すなわち、
論理シミュレーション装置内の全てのイベントのうちで
イベント時刻が最小であり、かつ、エレメントの入力端
子の信号状態変化を表わすイベントを、その時点での評
価可能なイベント= 10− と決定する処理を、以下「同期式スケジューリング」と
記す。従来の論理シミュレーション装置の第1の例は、
同期式スケジューリングによって評価可能なイベントを
決定するものである。
次に、従来の評価可能なイベントの決定方法の第2の例
(たとえば、特開昭61−110071号公報)を説明
する。この方法では、論理シミュレーション装置内金て
にわたるイベント時刻最小のイベント検索により、評価
可能なイベントを決定する(同期式スケジューリングを
行う〉のではなく、論理回路を構成する各エレメントの
出力信号状態を算出するに足るだけの入力信号状態が確
定しているかどうかを調べることにより、評価可能なイ
ベントを決定する。例えば、論理シミュレーション装置
に、あるエレメントの入力端子の信号状態変化を表わす
イベントが、そのエレメントの全ての入力端子に対して
、それぞれ少なくともひとつ存在する場合、それらのイ
ベント群のイベント時刻の最小値までは、出力信号状態
が算出可能である。すなわち、この最小のイベント時刻
を持つイベントを、この時点での評価可能なイベントと
決定できる。また、全ての入力端子にイベントが揃わな
(でも、出力信号の算出が可能な場合がある。たとえば
、ANDゲートのrl」入力、ORゲートのrH」入力
などがそうである。このような支配的入力に対応するイ
ベントが存在する場合には、これらのイベントが評価対
象と決定できる。
このことを、第13図、第14図を用いて説明する。説
明の明快さのため、上記の支配的入力による評価対象の
決定は行わない場合を仮定する。
第14図に図示したように、入力信号(さ)。
(L)、(す)、(せ)の現在値がそれぞれr L J
 、  r I、 J 、  r l(J 、  r 
HJであり、信号(そ)、(た)の現在値がそれぞれr
L」、rH」であり、出力信号(ち)の現在値がrH」
である場合を考える。この時点で、入力信号(さ)。
(1,)、(す)、(ぜ)の状態変化を表わすイベント
[11]〜[16]が、論理シミュレーション装置内に
既に存在しているものとする。エレメントEに着目すれ
ば、入力端子eO,el上にイベント[11]、[14
]が揃っているので、イベント[111を評価し、エレ
メントEの出力「L」を算出する。この値は信号(そ)
に変化を与えないので、新たなイベントは生成しない。
この過程でイベント[11]を消費する。次に、入力端
子eo、el上にイベント[15]、[14]が揃って
いるので、イベント[14]が評価可能であり、評価の
結果、エレメントEの出力r HJを算出する。この値
は信号(そ)に変化を与えるので、新たなイベント[1
8]を生成する。この過程でイベント[14]を消費す
る。一方、エレメントFに着目すると、エレメントEの
評価処理とは全(独立に、入力端子fO,fl上にイベ
ント[12]、[13]が揃っており、まずイベント[
12]の評価の結果、信号(た)の変化を示すイベント
[17]を生成する。この過程で、イベント[12]を
消費する。次に、入力端子fO。
fl上にイベント[16]、[13]が揃っているので
、イベント[13]の評価の結果、エレメントFの出力
r L Jを算出するが、新たなイベントは生成しない
。次にエレメントGに着目すると、エレメントGの評価
処理は、イベント[11]〜[16]が与えられた時点
では進まず、上記の過程で、イベント[18]、[17
]が生成された時点において進行する。すなわち、入力
端子go、gl上にイベント[18]、[17]が揃う
ので、イベント[17]が評価可能となり、その結果イ
ベント[19]を生成する。
上記のように、エレメントEに関する取出処理・エレメ
ントFに関する取出処理は互いに独立して行うことがで
きる。すなわち、異なるイベント時刻を持つ複数のイベ
ント群に係る処理を、同時に並行して行うことができる
。これは、第1の例のように論理シミュレーション装置
全体に渡って、イベント時刻が最小のイベントを検索す
る必要がないからである。
このように、各エレメントごとに独立して、評価可能な
イベントを決定する処理を、以下では「非同期式スケジ
ューリング」と記す。従来の論環シミュレーション装置
の第2の例は、非同期式スケジューリングによって評価
可能なイベントを決定するものである。
発明が解決しようとする問題点 従来の論理シミュレーション装置の第1の例。
第2の例に係わらず、(1)複数台の論理シミュレーシ
ョンプロセッサによる並列処理化、c2)論理シミュレ
ーションプロセッサ内の処理のパイプライン処理化の手
法を用いてシミュレーションの高速化を図ることができ
る。
従来の論理シミュレーション装置の第1の例では、装置
内の全てのイベントのうち、最小のイベント時刻を持つ
ものを検索する機構が必要である。第13.第14図を
用いた説明において述べたように、イベントの評価は、
[11]→[12]→[17]→[13]→[14]→
・・・の順に行われる。しかしイベント[11]の取出
処理の直後に、無条件にイベント[12]の取出処理を
続けることはできない。これは、イベント[121の評
価処理の結果、同時刻のイベント[17]が新たに発生
するように、イベント[11]の評価処理が全て終了す
るまで、同時刻を持つ新たなイベントが発生するか否か
を判断できないからである。すなわち、同時刻に係るイ
ベントの全ての処理を完了したのを確認するまで、別の
時刻を持つイベントの処理は一切行えないことになる。
言い換えれば、論理シミュレーション装置全体にわたる
何らかの時刻同期機構が必要ということになる。装置全
体にわたる時刻同期機構の必要性は、従来の論理シミュ
レーション装置の第1の例の並列処理化及びパイプライ
ン処理化によるシミュレーションの高速化に、次のよう
な大きな制約を与える。
第一に、同一のイベント時刻(即ち、論理シミュレーシ
ョン装置において定められた時刻単位を用いた表現にお
ける同一のイベント時刻)を持つイベント群についての
み並列処理化またはパイプライン処理化が可能であるこ
と。時間的に精度の高いシミュレーションを行うために
、時刻単位を細かくとると、それに伴って、同一のイベ
ント時刻を持つイベントの数は減少するので、並列処理
またはパイプライン処理の効果も減少する。
第二に、複数台の論理シミュレーションプロセッサによ
る並列処理化を行う場合、上記の理由で、各論理シミュ
レーションプロセッサが同時に実行できる処理は全て同
一のイベント時刻を持つイベントに関する処理である。
各論理シミュレーションプロセッサが行うべき処理量の
ばらつきが大きい場合、並列処理の効果が大きく減少す
る。
これは、最も大きい処理量を割り当てられた論理シミュ
レーションプロセッサの処理が完了するまで、他の全て
の論理シミュレーションプロセッサは、別の時刻を持つ
イベントの処理を一切行うことができないからである。
第三に、論理シミュレーションプロセッサの台数に係ら
ず、論理シミュレーションプロセッサ内の処理をパイプ
ライン処理化した場合、いかにパイプラインバランスを
調節しても、パイプラインの稼働率が0%になる期間が
何度も生ずること。
パイプライン処理においても、パイプラインの各−17
−一 段で同時になされる処理は、同一のイベント時刻を持つ
イベントに係る処理に限られる。従って、別の時刻を持
つイベントの処理が開始される前に、必ず一旦は全パイ
プライン段が空になっている必要があるからである。
従来の論理シミュレーション装置の第2の例ては、第1
の例が持つ上記の問題点は解消されるが、別に新たな問
題点が生ずる。フィードバックループを持つ論理回路の
シミュレーションが不可能なことである。
このことを、第15図の論理回路に、第16図の入力信
号(な)、りに)を加えた場合のシミュレーションを例
にとって説明する。第15図中、H,には負論理の論理
積を実現するエレメント(NANDゲート)であり、h
o、hlはエレメントHの入力端子、ko、klはエレ
メントにの入力端子である。また、第16図中、[21
’l。
[22] 、[23]は各信号状態の変化を表わすイベ
ントである。
入力信号(な)、(に)の現在値がそれぞれrH,、r
H」、信号(ぬ)の現在値が「H」。
出力信号(ね)の現在値がr]−、である場合を考える
。この時点で、入力信号〈な〉、(に)の状態変化を表
わすイベント[211〜[23]が論理シミュレーショ
ン装置内に既に存在しているものとする。エレメントH
に着目すれば、入力端子ho上のイベント[21]は存
在しているので、エレメントHのシミュレーションが進
行するためには、信号(ぬ)の状態変化を表わすイベン
トが新たに必要となる。一方、信号(ぬ)に状態変化が
生ずるには、エレメントにのシミュレーションが進行す
る必要がある。エレメントKに着目すると、既に入力端
子に1上のイベント[23]は存在しているので、エレ
メントにのシミコレ−ジョンが進行するには、出力信号
(ね)の状態変化を表わすイベントが新たに必要となる
が、これにはエレメントHのシミュレーションの進行が
必要である。このように、依存関係の閉回路が生じてい
るために、永久にシミュレーションは進行しないことに
なる。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたもので、フィード
バックループを持つ論理回路をも含む論理回路シミュレ
ーション一般に適用でき、かつ並列処理効率及びパイプ
ライン処理効率が高い、高速な論理回路シミュレーショ
ンが可能な論理シミュレーション装置を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明に係る論理シミュレーション装置は、評価イベン
ト決定部に、エレメントの入力端子の信号状態変化を表
わすイベントのうちで、イベント時刻が現在時刻出力部
が出力する現在時刻に一致するイベントを、評価可能で
あるとしてイベント評価部に送る第1の評価イベント取
出部と、エレメントの入力端子の信号状態変化を表わす
イベントの中から、評価可能なイベントを各エレメント
ごとに独立して決定・抽出し、評価可能な該イベントを
イベント評価部に送る第2の評価イベント取出部の両方
を設けている。
作用 本発明に係る論理シミュレーション装置は、第1の評価
イベント取出部が同期式スケジューリングを行い、第2
の評価イベント取出部が非同期式スケジューリングを行
うので、同時に処理可能なイベントの数が、同期式スケ
ジューリングのみを行う従来の第1の例の論理シミュレ
ーション装置、非同期式スケジューリングのみを行う従
来の第2の例の論理シミュレーション装置のいずれより
も多(、並列処理やパイプライン処理を行うことによっ
て、これらのいずれの論理シミュレーション装置よりも
、高速なシミュレーションを行うことができる。
また、非同期式スケジューリングだけでは評価可能であ
ると決定できないイベントも、第1の評価イベント取出
部が同期式スケジューリングにより評価可能であると決
定するので、フィードバックループが存在する論理回路
のシミュレーションを行うこともできる。
実施例 第1図は、本発明に係る論理シミュレーション=21− 装置の一実施例の構成図である。
図中100は現在時刻出力部、110は通信路、120
は論理シミュレーションプロセッサ、130は評価イベ
ント決定部、140はイベント記憶部、150は第1の
評価イベント取出部、160は第2の評価イベント取出
部、170はイベント評価部、171は状態記憶部、1
72はエレメント−入出力端子変換テーブル、173は
動作遅延時間記憶部、180はイベント伝達部、181
は伝搬遅延時間記憶部である。イベント記憶部140、
第1の評価イベント取出部150、第2の評価イベント
取出部160、イベント評価部170、イベント伝達部
180はそれぞれ独立したハードウェアにより実現され
、パイプライン処理を行うことができる。
また、第2図は、第1図の論理シミュレーション装置内
で処理されるイベントを示す説明図であり、同図中、[
イ1.E口]、[ハ]はイベントである。
以下に、イベントが、第1図の論理シミュレ一ジョン装
置の各部で、どのように処理されて、シミュレーション
が進行するかを説明する。
現在時刻出力部100は、全ての論理シミュレーション
プロセッサ内に存在する全てのイベントが持つイベント
時刻の最小値を、現在時刻Tcとして出力する。現在時
刻出力部100の構成例については、後に述べる。
第1図中のイベント[イ1は、論理回路の入力信号を表
わすイベント群のいずれかであり、第2のフィールドに
、入力端子の信号状態変化が発生したエレメントの識別
子E1を、第1のフィールドに、そのエレメントの入力
端子の信号状態が変化した時刻(イベント時刻)T1を
、第3のフィールドに、識別子E1が示すエレメントの
いくつかの入力端子のうち、信号状態変化が発生した入
力端子の識別子P1を、第4のフィールドに、識別子P
 1.が示す入力端子の、変化後の信号状態(たとえば
、0,1.不定値等の信号値と、その信号値が、エレメ
ントが駆動した出力が、抵抗のプルアップ/プルダウン
によるものか、ハイインピーダンスか等を表わす信号強
度の組)、すなわち、後状態S1を、設定されたイベン
トとして、通信路110に出力される。
論理シミュレーションプロセッサ120は、イベント[
イ]を通信路110から受取る。
論理シミュレーションプロセッサ120中のイベント記
憶部140は、イベント[イ]を受け取り、記憶する。
第1の評価イベント取出部150.第2の評価イベント
取出部160は、イベント[イ1をイベント記憶部14
0から取り出して、イベント評価部170に送る。
ただし、第1の評価イベント取出部150と第2の評価
イベント取出部160は、互いに独立したハードウェア
により実現され、並行して取出処理を行うことができ、
以下に述べるように、第1の評価イベント取出部150
は、同期式スケジューリングによってイベント評価部1
70に送るイベントを決定し、第2の評価イベント取出
部160は、非同期式スケジューリングによってイベン
ト評価部170に送るイベントを決定する。
第1の評価イベント取出部150は、随時イベント記憶
部140の中に存在するイベントを参照して、現在時刻
Tcと一致するイベント時刻を持つイベントを評価可能
であると決定し、そのイベントをイベント記憶部140
から取り出してイベント評価部170に送る。
第2の評価イベント取出部160は、随時イベント記憶
部140の中に存在するイベントを参照して、(1)各
エレメントの、全ての入力端子にイベントが揃ったとき
、それらのイベントのうちでイベント時刻が最小のイベ
ント、または(2)いずれかの入力端子の信号状態が支
配的入力状態である間に発生した、他の入力端子の信号
状態変化を表わすイベントや、フリップフロップのトリ
ガ入力のように、立上りエツジでのみエレメントの出力
端子の信号状態を変化させ得る入力端子に発生する、立
下がりエツジを表わすイベント等の、エレメントの出力
端子の信号状態を変化させないことが明らかなイベント
を評価可能であると決定し、そのイベントをイベント記
憶部140から取り出してイベント評価部170に送る
イベント評価部170は、論理シミュレーションプロセ
ッサ120がシミュレーションを受持つ全てのエレメン
トの、全ての入力端子の信号状態および全ての出力端子
の信号状態を記憶する状態記憶部171と、エレメント
の識別子から該識別子が示すエレメントの全ての入力端
子および全ての出力端子を求めるエレメント−入出力端
子変換テーブル172と、論理シミュレーションプロセ
ッサ120がシミュレーションを受持つ全てのエレメン
トの動作遅延時間を記憶する動作遅延時間記憶部173
を有している。イベント評価部170は、評価イベント
決定部130からイベント[イ1を受取ると、状態記憶
部171中の、識別子E1が示すエレメントの入力端子
のうち、識別子P1示す入力端子の信号状態を、後状態
S□に書き換える。その後、イベント評価部170は、
識別子E1をエレメント−入出力端子変換テーブル17
2に入力して、識別子E1が示すニレメン26一 トの全ての入力端子および全ての出力端子を求め、それ
らの入力端子、出力端子の信号状態を状態記憶部171
から読み出し、読み出した入力端子の信号状態から、識
別子E1が示すエレメントの全ての出力端子の信号状態
を算出する。イベント評価部170は、この結果得られ
た、識別子E1が示すエレメントの全ての出力端子の信
号状態と、状態記憶部171に記憶されていた、識別子
E1が示すエレメントの全ての出力端子の信号状態を比
較し、識別子E1が示すエレメントのいずれかの出力端
子の信号状態が変化した場合には、その出力端子の信号
状態を、評価の結果算出された信号状態S1に書き換え
、さらに、識別子E1後状態81対応するエレメントの
動作遅延時間を動作遅延時間記憶部173から読み出し
、第2のフィールドに、識別子E1を、第3のフィール
ドに、信号状態変化が発生したエレメントの出力端子の
識別子P1を、第1のフィールドに、識別子P1が示す
出力端子の信号状態変化の時刻を表わすイベント時刻と
して、イベント時刻T1に、動作遅延時間記憶部173
から読み出したエレメントの動作遅延時間を加えた値T
1を、第4のフィールドに、識別子P1が示す出力端子
の信号状態変化後の信号状態(後状態)Slを、設定さ
れたイベント[口]を作成して、イベント伝達部180
に送る。
この状態記憶部171の書き換えき、動作遅延時間記憶
部173からの動作遅延時間の読み出しと、イベントの
作成と、該イベントをイベント伝達部180に送る処理
は、識別子E1が示すエレメントの出力端子のうち、評
価の結果算出された信号状態が、状態記憶部171に記
憶されていた信号状態と異なる、全ての出力端子に対し
て行う。イベント評価部170は、演算の結果、識別子
E1が示すエレメントの出力端子の信号状態が変化しな
かった場合には、前記状態記憶部171の書き換えと、
動作遅延時間記憶部173からの動作遅延時間の読み出
しと、イベント1口]の作成と、イベント時刻]をイベ
ント伝達部180に送る処理は行わない。イベント評価
部170は、これらの過程でイベント[イ]を消去する
イベント評価部170がイベント時刻T1に加えるエレ
メントの動作遅延時間は、全てのエレメントに対して同
一の値とすることも、個々のエレメントに固有の値とす
ることも可能である。また、エレメントの動作遅延時間
が、信号値の立上がり、立下がりによって異なるという
ように、後状態S1によって異なる値とすることも可能
である。また、用途によっては、エレメントの動作遅延
時間の付与は行わな(でもよい。
イベント伝達部180は、シミュレーション対象とする
論理回路中の各配線が、信号状態変化を前段のエレメン
トの出力端子から後段のエレメントの入力端子に伝達す
るのに要する伝搬遅延時間を記憶する伝搬遅延時間記憶
部181を有している。
イベント伝達部180は、イベント評価部170からイ
ベント[口]を受取ると、信号状態変化を後段につなが
るエレメントの入力端子に伝達する論理回路の配線に対
応した伝搬遅延時間を伝搬遅延時間記憶部181から読
み出し、後段につながるエレメントの入力端子の信号状
態変化を表わすイベントとして、第1のフィールドに、
入力端子の信号状態が変化した時刻を表わすイベント時
刻として、イベント時刻T1に、伝搬遅延時間記憶部1
81から読み出した伝搬遅延時間を加算した値T1を、
第2のフィールドに、後段につながるエレメントの識別
子E1を、第3のフィールドに、識別子E1が示すエレ
メントのいくつかの入力端子のうち、信号状態が変化す
る入力端子の識別子P1を、第4のフィールドに、後状
態S工を、設定したイベント[ハ]を作成し、通信路1
10に出力する。イベント伝達部180は、この過程で
イベント[口]を消去する。
イベント伝達部180が、イベント時刻T1に加算する
伝搬遅延時間は、全ての配線に対して同一の値とするこ
とも、個々の配線に固有の値とすることも可能である。
また、伝搬遅延時間が、信号値の立上がり、立下がりに
よって異なるというように、後状態S1によって異なる
値とすることも可能である。また、用途によっては、伝
搬遅延時間の付与を行わなくてもよい。
この、通信路110に出力されたイベント[ハ]が、再
び論理シミュレーションプロセッサ120に受取られ、
論理シミュレーションプロセッサ120内の各処理部で
処理されることによって、シミュレーションが進行する
ここでは、1つのイベント[イJ(こ着目し、イベント
[イ1が各部で受ける処理を順に説明したが、論理シミ
ュレーション装置内に同時に複数のイベントが存在する
場合には、論理シミュレーション装置内の各処理部は、
パイプライン処理によって複数のイベントに対する処理
を同時に並行して行うことができる。
本実施例によれば、第1の評価イベント取出部150お
よび第2の評価イベント取出部160が、同時に並行し
て同期式スケジューリングおよび非同期式スケジューリ
ングを行うので、同時に処理可能なイベントの数が、同
期式スケジューリングのみを行う従来の第1の例の論理
シミュレーション装置、非同期式スケジューリングのみ
を行う従来の第2の例の論理シミュレーション装置のい
ずれよりも多く、パイプライン処理によって、これらの
従来のいずれの論理シミュレーション装置よりも、高速
なシミュレーションを行うことができる。また、非同期
式スケジューリングだけでは評価可能であると決定でき
ないイベントも、第1の評価イベント取出部150が同
期式スケジューリングにより評価可能であると決定する
ので、フィードバックループが存在する論理回路のシミ
ュレーションを行うこともできる。
本実施例では、第1の評価イベント取出部150と第2
の評価イベント取出部160は、同時に、並行してイベ
ント取出処理を行うとしたが、イベント記憶部140内
に、現在時刻Tcに一致するイベント時刻を持つイベン
トが存在する場合には、第1の評価イベント取出部15
0のみがイベント取出処理を行い、イベント記憶部14
0内に、現在時刻Tcに一致するイベント時刻を持つイ
ベントが存在しない場合には、第2の評価イベント取出
部160のみがイベント取出処理を行うというように、
第1の評価イベント取出部150と、第2の評価イベン
ト取出部160が、排他的にイベント取出処理を行って
もよい。このようにすれば、取出処理に関する、イベン
ト記憶部140に対するアクセスの競合が、自動的に回
避できる。
第3図は、本発明に係る論理シミュレーション装置の第
2の実施例の構成図である。図中160−+。
・・・・・・、160−、は、第2の評価イベント取出
部、320は論理シミュレーションプロセッサ、330
は評価イベント決定部である。論理シミュレーションプ
ロセッサ320内で、第2の評価イベント取出部160
の処理速度を向上させたい場合には、第3図のように、
第2の評価イベント取出部160−+、・・・・・・1
60−r、を並列に配置して並列処理を行えばよい。イ
ベント記憶部140.第1の評価イベント取出部150
.イベント評価部170、イベント伝達部180の処理
速度を向上させたい場合にも、同様に、処理速度を向上
させたい該処理部を並列に配置して並列処理を行えばよ
い。このように、本実施例によれば、パイプライン処理
の円滑さを図るために(パイプラインバランスを取るた
めに)処理速度の遅い処理部を並列に配置した構成とす
ることが容易である。
第4図は、論理シミュレーションプロセッザ320を並
列に配置した、本発明に係る論理シミュレーション装置
の第3の実施例の構成図である。
図中、320−+、・・・・・・320−、は、第3図
の論理シミュレーションプロセッサ320である。1台
の論理シミュレーションプロセッサでは十分なシミュレ
ーション速度が得られない場合には、シミュレーション
対象とする論理回路中のエレメント群をい(つかのグル
ープに分割し、第4図のように、並列に配置した論理シ
ミュレーションプロセッサ群に、分割された各グループ
に含まれるエレメントに関するシミュレーションを行わ
せ、シミュレーション速度を向上させることができる。
個々の論理シミュレーションプロセッサに、パイプライ
ン処理を行う専用のハードウェアを必要としない場合に
は、論理シミュレーションプロセッサとしての機能を汎
用計算機とソフトウェアで実現し、そのような汎用計算
機で実現された論理シミュレーションプロセッサを並列
に配置して並列処理を行ってもよい。本実施例によれば
、同一の構成を持つ論理シミュレーションプロセッサを
複数台並列に配置して並列処理を行うことにより、論理
シミュレーションプロセッサ自体の設計変更を行うこと
なく、シミュレーションの高速化を図ることができる。
第5図は、本発明に係るイベント記憶部の第1の実施例
を示す構成図である。図中、510はイベントを記憶す
るイベントメモリである。
イベントメモリ510は、X方向にエレメントの識別子
とエレメントの入力端子の識別子の組の数に分割され、
X方向にシミュレーションで用いられる全てのイベント
時刻の数に分割されており、分割されたイベントメモリ
510の会話は、X座標が示すエレメントの識別子とエ
レメントの入力端子の識別子、および、X座標が示すイ
ベント時刻を持つイベントを記憶する。
イベント記憶部140は、通信路110からイベントを
受け取ると、受け取ったイベントの第2のフィールド、
第3のフィールドに格納されているエレメントの識別子
、エレメントの入力端子の識別子の組を、X座標とし、
受け取ったイベントの第1のフィールドに格納されてい
るイベント時刻をX座標として、受け取ったイベントを
格納すべきイベントメモリ510の1語を選択し、その
選択した語に、受け取ったイベントを格納すればよい。
第1の評価イベント取出部150は、現在時刻TcをX
座標とするイベントメモリ510の語群を順次読み出し
、該語群に格納されているイベントを取り出して、イベ
ント評価部170に送ればよい。
第2の評価イベント取出部160は、随時、非同期式ス
ケジューリングを行おうとするエレメントの識別子を選
択し、該エレメントの各入力端子の識別子を順次設定し
て、エレメントの識別子とエレメントの入力端子の識別
子を組としたX座標上に存在するイベントメモリ510
の語群を順次参照して、非同期式スケジューリングによ
って評価可能なイベントを決定し、評価可能なイベント
をイベントメモリ510から取り出してイベント評価部
170に送ればよい。
本実施例によれば、(1)X座標を指定してイベントメ
モリ510をアクセスすることにより、同一のイベント
時刻を持つイベント群をアクセスできるので、同期式ス
ケジューリングに適し、(2)X座標を指定してイベン
トメモリ510をアクセスすることにより、同一のエレ
メントの識別子、同一のエレメントの入力端子の識別子
を持つイベント群をアクセスできるので、非同期式スケ
ジューリングにも遺した構造を持つイベント記憶部14
0を実現することができる。
第6図は、本発明に係るイベント記憶部の、第2の実施
例を示す構成図である。
図中、610はイベントリストメモリ、620は第1の
変換テーブル、630は第2の変換テープル、640,
650.660はポインタ、670はフリーリストであ
る。
イベントリストメモリ610は、イベントをリスト状に
つないで記憶するメモリであり、その着目する1語は、
イベント情報と、そのイベントと同一のイベント時刻を
持つイベントのうち、そのイベントの次に、イベントリ
ストメモリ610に記憶されたものへのポインタ640
と、そのイベントと同一のイベント時刻を持つイベント
のうち、そのイベントのひとつ前に、イベントリストメ
モリ610に記憶されたものへのポインタ650と、そ
のイベントと同一のエレメントの識別子、同一のエレメ
ントの入力端子の識別子を持つイベントのうち、そのイ
ベントの次に、イベントリストメモリ610に記憶され
たものへのポインタ660からなる。
ポインタ640,650.660には、該当するイベン
トがない場合には、ポインタがどのイベントも指さない
ことを表わす特別な値NULLが代入される。
第1の変換テーブル620は、時刻を入力されると、イ
ベントリストメモリ610の中に存在する、第1の変換
テーブル620に入力された時刻に一致するイベント時
刻を持つイベントのうちで、最も先にイベントリストメ
モリ610に記憶されたものへのポインタheadpt
と、最も後でイベントリストメモリ610に記憶された
ものへのポインタtailptを出力する。ただし、第
1の変換テーブル620は、入力された時刻を持つイベ
ントがイベントリストメモリ610の中に存在しない場
合には、headpt、 tailptの値として、N
ULLを出力する。
第2の変換テーブル630は、エレメントの識別子と、
エレメントの入力端子の識別子を入力されると、イベン
トリストメモリ610の中に存在する、入力されたエレ
メントの識別子と、エレメントの入力端子の識別子に一
致するエレメントの識別子、エレメントの入力端子の識
別子を持つイベントのうちで、最も先にイベントリスト
メモリ610に記憶されたものへのポインタheadp
nと、最も後でイベントリストメモリ610に記憶され
たものへのポインタtailpnを出力する。ただし、
第2の変換テーブル630は、入力されたエレメントの
識別子と、エレメントの入力端子の識別子に一致する識
別子を持つイベントがイベントリストメモリ610の中
に存在しない場合には、headpn、 tailg)
nの値として、NULLを出力する。
フリーリスト670は、イベント情報を格納していない
イベントリストメモリの語(以下、未使用の語と記す)
を登録しているメモリである。
イベント記憶部140は、通信路110がらイベントを
受け取ると、フリーリスト670がら未使用のイベント
リストメモリの1語を取り出し、その語のイベント情報
に、受け取ったイベントを格納すると共に、イベントリ
ストメモリ中の会話のポインタ640,650.660
第1の変換テーブルの、受け取ったイベントのイベント
時刻に対応するheadpt、 tailpt、および
、第2の変換テーブルの、受け取ったイベントのエレメ
ントの識別子、エレメントの入力端子の識別子に対応す
るheadpn、 tailpnを、上記の関係を満た
すように書き換えればよい。
第1の評価イベント取出部150は、現在時刻Tcを第
1の変換テーブル620に入力してheadpiを読み
出し、まずheadptが示すイベントリストメモリの
1語に着目して、着目した語中のイベント情報をイベン
トとしてイベント評価部170に送り、イベントリスト
メモリの中の会話のポインタ640,650,660、
第1の変換テーブルの、現在時刻Tcに対応するhea
dpt、 tailpt、および、第2の変換テーブル
の、イベント評価部170に送ったイベントのエレメン
トの識別子、エレメントの入力端子の識別子に対応する
headpn 。
tailpnを、上記の関係を満たすように書き換え、
着目していた語をフリーリスト670に登録して、1つ
のイベントの取り出しを行い、以下、そのときに着目し
ていた語のポインタ640が示す語に順次着目する語を
変更して、取出処理を行えばよい。
第2の評価イベント取出部160は、随時、非−41= 同期式スケジューリングを行おうとするエレメントの識
別子を選択し、該エレメントの各入力端子の識別子を順
次設定して、エレメントの識別子とエレメントの入力端
子の識別子を組として第2の変換テーブルに入力してh
eadpnを読み出し、いずれかのエレメントの入力端
子の識別子に対して、headpnがNULLであれば
該エレメントの入力端子の識別子が示す入力端子上には
イベントが存在しないと判断し、いずれのエレメントの
入力端子の識別子に対しても、headpnfJ<N 
U L Lでなければ該エレメントの全ての入力端子上
にイベントが揃っていると判断して、非同期式スケジュ
ーリングを行えばよい。
本実施例によれば、イベントリストメモリ610は、論
理シミュレーション装置内に同時に存在するイベントを
記憶するに足るだけの記憶容量があればよいので、第5
図の例と比較して、少ない記憶容量でイベント記憶部1
40を構成できる。
第7図は、本発明に係る現在時刻出力部の一実施例を示
す構成図である。
図中、710はTc出力部、720は判定部、730は
存在判定部、740は時刻比較部、750は論理積部で
ある。
Tc出力部710は、現在時刻Tcを出力する。Tcの
初期値はOである。
存在判定部730は、論理シミュレーション装置内に存
在する全てのイベント記憶部140と同数膜けられ、各
イベント記憶部140と1対1に対応付けられている。
各存在判定部730は、自らが対応付けられているイベ
ント記憶部140内に、イベント時刻がTcに一致する
イベントが1つ以上存在すれば真値を出力し、自らが対
応付けられているイベント記憶部140内にイベント時
刻がTcに一致するイベントが1つも存在しなければ偽
値を出力する。
時刻比較部740は、論理シミュレーション装置内に存
在する全ての第1の評価イベント取出部150、全ての
第2の評価イベント取出部160、全てのイベント評価
部170.全てのイベント伝達部180の総数と同数膜
けられ、それらの各処理部と1対1に対応付けられてい
る。各時刻比較部740は、自らが対応付けられている
処理部の中にイベントが存在する場合には、そのイベン
トが持つイベント時刻Tと前記Tcを比較して、Tc<
Tならば真値を出力し、Tc≧Tならば偽値を出力する
時刻比較部740は、自らが対応付けられた処理部の中
にイベントが存在しなければ、常に真値を出力する。
論理積部750は、全ての存在判定部730の出力、全
ての時刻比較部740の出力の論理積を取り、全ての存
在判定部730、全ての時刻比較部740が共に真値を
出力したときのみ真値を出力し、存在判定部730の少
なくとも1つ、または、時刻比較部740のうちの少な
くとも1つが偽値を出力したとき偽値を出力する。この
論理積部750の出力を、判定部720の出力とする。
Tc出力部710は、判定部720が真値を出力したと
き、出力値をTc+1に更新する。Tc出力部710は
、判定部720が偽値を出力したときには、出力値Tc
を更新しない。
各存在判定部7302時刻比較部740は、対応付けら
れている論理シミコレーションプロセッザ内に設けても
よい。また、論理積部750は、各論理シミュレーショ
ンプロセッザ内で、その論理シミ、レーションプロセッ
サ内に設けた存在判定部7302時刻比較部740の全
ての出力の論理積を、一旦その論理シミュレーションプ
ロセッサ内たけて求め、その後、各論理シミュレーショ
ンプロセッサ内で求めた各論理積同士の論理積を求める
構成としてもよい。
上記の構成により、Tc出力部710は、論理シミュレ
ーション装置内に存在する全てのイベントがイベント記
憶部140の中に記憶されるのを待つことなく、論理シ
ミュレーション装置内に存在する全てのイベントが持つ
イベント時刻の最小値を出力することができる。
本実施例によれば、現在時刻Tcを決定するために、イ
ベント記憶部140の中に論理シミュレーション装置内
に存在する全てのイベントを記憶して、全パイプライン
段を空にしてしまう必要がないので、第1図に示した第
1の評価イベント取出部150は、第2の評価イベント
取出部160が行う非同期式スケジューリングや、イベ
ント評価部170.イベント伝達部180が行う処理と
、同時に並行して同期式スケジューリングを行うことが
でき、高速なシミュレーションが可能となる。なお、上
記現在時刻出力部は現在時刻を更新するトリガー信号の
みを出力し、現在時刻そのものは各論理シミュレーショ
ンプロセッザ内で演算して求める構成をとってもよい。
次に、第1図に示した本発明に係る論理シミコレ−ジョ
ン装置の第1の実施例では、イベントがどのような順に
処理されるかを、第8図の論理回路図が表わす論理回路
に第9図の入力信号(あ)、(い)、(か)、  (<
)を加えた場合の論理回路動作を、時刻で1以下の範囲
でシミコレ−ジョンする場合を例にとって説明する。第
8図中、A、Dは正論理の論理積を実現するエレメント
(ANDゲート)、B、Cは負論理の論理積を実46一 現するエレメント(NANDゲート)、aO,alはエ
レメントAの入力端子、bo、blはエレメントBの入
力端子、c Or c 1はエレメントCの入力端子、
do、diはエレメントDの入力端子である。また、第
9図中、[11〜[10]は、各信号状態の変化を表わ
すイベントである。
但し、特に明記しない限り、第1の評価イベント取出部
150が行う同期式スケジューリング、および、第2の
評価イベント取出部160が行う非同期式スケジューリ
ングのみに着目して説明する。また、ここでは、イベン
ト伝達部180が作成するイベントのイベント時刻を設
定する際に用いられる各配線の伝搬遅延時間は、全ての
配線に対して同一の値であるとする。
第9図に示したように、入力信号(あ)、くい)。
(か)、(<)の現在値がそれぞれrH」、rH」。
「H」、「L」であり、信号(う)、(え)。
(お)、<き)の現在値がそれぞれrH」、rH,。
r4.、、  rH,であり、出力信号(け)の現在値
がr L Jである場合を考える。ただし、入力信号(
あ)、(い)、(か)、(()の状態変化を示すイベン
ト[1]、[5]、[6]、[7]、[9]。
[10]は、既にイベント記憶部140に記憶されてい
るとする。
まず、イベント[1]は、論理シミュレーション装置内
に存在する全てのイベントのうちで、イベント時刻が最
小のイベントなので、同期式スケジューリングによって
評価可能であると決定することができる。また、エレメ
ントAの入力端子aO,alには、イベント[1]、[
5]が揃っているので、イベント[1]は非同期式スケ
ジューリングによって評価可能であると決定することも
できる。従って、イベント[1]は、第1の評価イベン
ト取出部150、あるいは、第2の評価イベント取出部
160によって、イベント記憶部140から取り出され
、イベント評価部170に送られる。イベント[1]が
処理された結果、イベント[2]が発生する。イベント
[2]は、論理シミュレーション装置内に存在する全イ
ベントのうちで時刻最小のイベントなので、イベント[
2]は、同期式スケジューリングによって、評価可能で
あると決定され、第1の評価イベント取出部150によ
って、イベント評価部170に送られる。
以下、イベント[3]、[4]、[4’l。
[5]、[6]は、全て非同期式スケジューリングによ
って評価可能であると決定することができる。
このとき、エレメントAの入力端子al、a。
の信号状態変化を表わすイベント[5]、[6]に対す
る非同期式スケジューリングと、エレメントBの入力端
子b1の信号状態変化を表わすイベント[4]に対する
非同期式スケジューリングと、エレメントCの入力端子
COの信号状態変化を表わすイベント[31に対する非
同期式スケジューリングと、エレメントDの入力端子d
oの信号状態変化を表わすイベント14゛]に対する非
同期式スケジューリングは、各エレメント間に渡る信号
状態変化の伝達に伴う依存関係を除いては、独立して行
うことができる。
なお、エレメントAの入力端子al、aoの信号状態変
化を表わすイベント[5]、[6]に対する非同期式ス
ケジューリングは、上記のイベント[21に対する同期
式スケジューリングに先立って行ってもよい。また、イ
ベント[3]、[41゜[4’l 、[5] 、[6]
に対しては、必ずしも非同期式スケジューリングを行う
必要はなく、順次、同期式スケジューリングによって評
価可能であると決定してもよい。
その後、イベント[7]、[8]、Clは、同期式スケ
ジューリングによって評価可能であると決定され、時刻
τ1までのシミュレーションが完了する。
このように、本発明の論理シミュレーション装置は、フ
ィードバックループを持つ論理回路の動作をシミュレー
ションすることが可能であると共に、非同期式スケジュ
ーリングのみを用いてシミュレーションを行う論理シミ
ュレーション装置、同期式スケジューリングのみを用い
てシミュレーションを行う論理シミュレーション装置の
いずれよりも、同時に処理可能なイベントが多いので論
理シミュレーションプロセッサ120内でパイプライン
処理を行ったり、論理シミュレーションプロセッサ12
0を並列に配置して並列処理を行うことによって、高速
なシミュレーションを行うことができる。
第10図は、本発明に係る論理シミュレーション装置の
第4の実施例を示す構成図である。図中、920は論理
シミュレーションプロセッサ、930は評価イベント決
定図である。本実施例では、外部入力信号イベントを、
イベント伝達部180に入力している。論理回路の入力
信号を表わすイベント(以下、外部入力信号イベントと
記す)を、論理回路の入力端子に対応する仮想的なエレ
メントの出力端子の信号状態変化を表わすイベントと見
なせば、外部入力信号イベントを、第9図に示すように
論理シミュレーションプロセッサ920中のイベント伝
達部180に直接入力することができる。本実施例によ
れば、論理回路の入力端子を表わす仮想的なエレメント
の出力端子と、その仮想的なエレメントの後段につなが
るエレメントの入力端子を結ぶ配線に対しても、配線の
伝搬遅延時間を付与することができる。
第11図は、本発明に係る論理シミュレーション装置の
第5の実施例を示す構成図である。図中、1020は論
理シミュレーションプロセッサ、1030は評価イベン
ト決定部である。本実施例では、外部入力信号イベント
をそのままイベント評価部170に送っている。外部入
力信号イベントを、評価可能なものに限定して論理シミ
ュレーションプロセッサ1020に投入すれば、第11
図に示すように、評価イベント決定部1030が受け取
った外部入力信号イベントを、イベント評価部170に
そのまま送ることができる。本実施例によれば、外部入
力信号イベントをイベント記憶部140に記憶する処理
と、その外部入力信号イベントを第1の評価イベント取
出部150、あるいは、第2の評価イベント取出部16
0がイベント記憶部140から取り出す処理を省略する
ことができる。
第12図は、本発明に係る論理シミュレーション装置の
第7の実施例を示す構成図である。図中、1220は論
理シミュレーションプロセッサ、1230は評価イベン
ト決定部である。本実施例では、イベント伝達部180
をイベント記憶部140と、第1の一評価イベント取出
部150および第2の評価イヘント取出部160の間に
配置している。イベント記憶部140はエレメントの出
力端子の信号状態変化を表わすイベントを記憶し、第1
の評価イベント取出部150および第2の評価イベント
取出部160はイベント伝達部180を介してイベント
記憶部140の内容を読出し、イベント記憶部140に
記憶されているイベントが表わすエレメントの出力端子
の信号状態変化が論理回路の配線に従って伝達される。
エレメントの入力端子の信号状態変化を表わすイベント
全てに対して、同期式スケジューリングまたは非同期式
スケジューリングがなされたとき、該エレメントの出力
端子の信号状態変化を表わすイベントをイベント記憶部
140から取り出す。本実施例によれば、イベント記憶
部140は、後段につながるエレメント(単数もしくは
複数)の入力端子の信号状態変化を表わすイベントを記
憶する代わりに、前段のエレメント(単数)の出力端子
の信号状態変化を表わすイベントを記憶すればよいので
、イベント記憶部140の記憶容量を節約することがで
きる。
発明の効果 本発明は、同期式スケジューリングと非同期式スケジュ
ーリングの両方を用いて評価可能なイベントを決定する
論理シミュレーション装置の具体的構成を提供するもの
であり、フィードバックループを含む論理回路をも対象
としてシミュレーションが可能であり、従来の同期式ス
ケジューリングのみを用いて評価可能なイベントを決定
する論理シミュレーション装置、従来の非同期式スケジ
ューリングのみを用いて評価可能なイベントを決定する
論理シミュレーション装置のいずれよりも、同時に評価
可能なイベントが多く 、(1)論理シミュレーション
プロセッサをパイプライン構成とした場合、パイプライ
ン動作(パイプライン並列性)が有効に利用できる。さ
らに、パイプラインバランスが取れていない場合には、
イベント記憶部、第2の評価イベント取出部、イベント
評価部、イベント伝達部のいずれを並列化することも容
易であり、これにより、パイプラインバランスを取るこ
とが可能である、C)複数台の論理シミュレーションプ
ロセッサを有する構成とした場合、個々の論理シミュレ
ーションプロセッサ内でパイプライン処理を行うか否か
に係らず、各論理シミュレーションプロセッサの稼働率
を高(保つことができるので、並列処理による高速なシ
ミュレーションが可能であるという効果がある。
さらに、本発明は、機能レベル、ゲートレベル、スイッ
チレベルの様々なシミュレーションに適用することが可
能であり、多数の実施例を用いて示したように、シミュ
レーション対象とする論理回路のモデルや、要求される
シミュレーション速度等に応じて、論理シミュレーショ
ン装置を、非常に柔軟に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の論理シミュレーション装置
の構成図、第2図は第1図におけるイベントの説明図、
第3図、第4図、第10図、第11図および第12図は
本発明の異なる実施例の論理シミュレーション装置の構
成図、第5図および第6図は本発明にかかるイベント記
憶部の異なる実施例の構成図、第7図は本発明にかかる
現在時刻出力部の一実施例の構成図、第8図および第9
図は論理回路の説明図、第13図から第16図は従来例
の論理シミュレーション装置の説明図である。 100・・・・・・現在時刻出力部、110・・・・・
・通信路、120,320.320−+、・・・・・・
、320−7゜920.1020.1120,1220
,1310゜1330・・・・・・論理シミュレーショ
ンプロセッサ、130.330,930,1030,1
130゜1230.1320.1340・・・・・・評
価イベント決定部、140・・・・・・イベント記憶部
、150・・・・・・第1の評価イベント取出部、16
0,160−+。 ・・・・・・160−、・・・・・・第2の評価イベン
ト取出部、170・・・・・・イベント評価部、171
・・・・・・状態記憶部、172・・・・・・エレメン
ト−入出力端子変換テーブル、173・・・・・・動作
遅延時間記憶部、180・・・・・・イベント伝達部、
181・・・・・・伝搬遅延時間記憶部[イ]、[口]
、[ハJ・・・・・・イベント、510・・・・・・イ
ベントメモリ、610・・・・・・イベントリストメモ
リ、620・・・・・・第1の変換テーブル、630・
・・・・・第2の変換テーブル、640,650.66
0・・・・・・ポインタ、670・・・・・・フリーリ
スト、710・・・・・・Tc出力部、720・・・・
・・判定部、730・・・・・・存在判定部、740・
・・・・・時刻比較部、750・・・・・・論理積部、
A、D・・・・・・ANDゲート、B、C・・・・・・
NANDゲート、gooal、bo、bl、co。 cl、dO2d1・・・・・・入力端子、[1]、[2
]。 [3]、[4]、[4’]、[5]、[6]、[7]。 [8]、[9]、[10F・・・・・・イベント、11
10・・・・・・評価イベント取出部、E、F・・・・
・・ANDゲート、G・・・・・・ORゲート、H,K
・・・・・・NANDゲート、eo、el、fo、f 
L  goo gt、h0、hl、ko、kl・・・・
・・入力端子、[111,[12]、  [13]、 
 [14]。 115]、  [16]、  [17]、  [18]
。 [19]、  [21]、  [22]、  [23]
 ・・・・・・イベント。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現在時刻出力部と、シミュレーション対象とする
    論理回路中の論理機能を実現するエレメントの入力端子
    の信号状態変化を表わすイベントまたは前記エレメント
    の出力端子の信号状態変化を表わすイベントを受取り、
    イベント駆動型のアルゴリズムを用いて前記論理回路の
    動作をシミュレーションする論理シミュレーションプロ
    セッサを具備し、前記論理シミュレーションプロセッサ
    は、前記エレメントの出力端子の信号状態を演算するイ
    ベント評価部と、出力端子の信号状態が変化した前記エ
    レメントの後段につながるエレメントの入力端子の信号
    状態変化を表わすイベントの作成と前記イベント評価部
    に送るイベントの決定・抽出を行う評価イベント決定部
    を具備し、前記評価イベント決定部は、評価可能なイベ
    ントを決定・抽出して前記イベント評価部に送る第1の
    評価イベント取出部と第2の評価イベント取出部を具備
    し、前記イベント評価部から前記第1、第2の評価イベ
    ント取出部に行くルートにイベント記憶部とイベント伝
    達部を配し、前記現在時刻出力部は、存在する全てのイ
    ベントの信号状態変化の時刻を表わすイベント時刻の最
    小値を超えない値を現在時刻として出力し、前記イベン
    ト評価部は、前記評価イベント決定部からエレメントの
    入力端子の信号状態変化を表わすイベントを受け取り、
    前記イベントが表わす入力端子の信号状態変化が発生し
    た前記エレメントの出力端子の信号状態を演算し、前記
    エレメントの出力端子の信号状態が変化した場合に、そ
    の出力端子の信号状態変化を表わすイベントを作成して
    前記評価イベント決定部に送り、前記イベント伝達部は
    、前記イベントが表わすエレメントの出力端子の信号状
    態変化が伝搬されて発生する、後段につながるエレメン
    トの入力端子の信号状態変化を表わすイベントを作成し
    、前記イベント記憶部は前記イベント評価部から前記評
    価イベント決定部に行くルートにおけるイベントを一時
    記憶し、前記第1の評価イベント取出部は、前記エレメ
    ントの入力端子の信号状態変化を表わすイベントのうち
    で、前記イベント時刻が前記現在時刻に一致するイベン
    トを評価可能であるとして前記イベント評価部に送り、
    前記第2の評価イベント取出部は、前記エレメントの入
    力端子の信号状態変化を表わすイベントの中から、評価
    可能なイベントを各エレメントごとに独立して決定・抽
    出し、評価可能な該イベントを前記イベント評価部に送
    る論理シミュレーション装置。
  2. (2)現在時刻出力部は、装置内に存在する全てのイベ
    ントがイベント記憶部に格納されるのを待つことなく、
    現在時刻に一致するイベント時刻を持つイベントが前記
    装置内に存在するか否かを判定する判定部を具備し、前
    記現在時刻出力部は、前記判定部が、現在時刻に一致す
    る時刻を持つイベントが前記装置内に存在しないと判定
    したときに、現在時刻を更新する特許請求の範囲第(1
    )項記載の論理シミュレーション装置。
  3. (3)イベント評価部の出力をイベント伝達部、イベン
    ト記憶部の順に経由して、第1、第2の評価イベント取
    出部に導く特許請求の範囲第(1)項記載の論理シミュ
    レーション装置。
  4. (4)イベント評価部は、エレメントの出力端子の信号
    状態変化を表わすイベントのイベント時刻を、前記エレ
    メントの動作遅延時間を加算した値を前記エレメントの
    入力端子の信号状態変化を表わすイベントのイベント時
    刻に加算して決定する特許請求の範囲第(1)項記載の
    論理シミュレーション装置。
  5. (5)イベント伝達部は、エレメントの入力端子の信号
    状態変化を表わすイベントのイベント時刻を、論理回路
    の配線が信号状態変化を前段につながるエレメントの出
    力端子から後段につながるエレメントの入力端子に伝搬
    するのに要する伝搬遅延時間を、前段につながる前記エ
    レメントの出力端子の信号状態変化を表わすイベントの
    イベント時刻に加算して決定する特許請求の範囲第(1
    )項記載の論理シミュレーション装置。
  6. (6)論理シミュレーションプロセッサを構成する、イ
    ベント伝達部、第1の評価イベント取出部、第2の評価
    イベント取出部、イベント評価部のうちの少なくとも1
    つは、他とは並行して動作可能にし、パイプライン処理
    を行って、相異なるイベントに対する処理を並行して行
    い、複数のイベントを同時に処理する特許請求の範囲第
    (1)項記載の論理シミュレーション装置。
  7. (7)パイプライン処理により相異なるイベントに対す
    る処理を並行して実行する、論理シミュレーションプロ
    セッサ中の少なくとも1つのパイプライン段を並列に配
    置し、並列処理を行って、同時に処理できるイベントの
    数を増やす特許請求の範囲第(6)項記載の論理シミュ
    レーション装置。
  8. (8)論理シミュレーションプロセッサを並列に配置し
    、前記論理シミュレーションプロセッサ間に渡るイベン
    トの受け渡しを行う通信路で結合して並列処理を行い、
    同時に処理できるイベントの数を増やす特許請求の範囲
    第(1)項記載の論理シミュレーション装置。
JP62113027A 1987-05-08 1987-05-08 論理シミュレ−ション装置 Pending JPS63278150A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03204775A (ja) * 1990-01-08 1991-09-06 Nec Corp 論理シミュレーション方法
US5426768A (en) * 1991-11-14 1995-06-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Logic simulation with efficient deadlock avoidance by selectively suspending event data fetch based on element information

Cited By (2)

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JPH03204775A (ja) * 1990-01-08 1991-09-06 Nec Corp 論理シミュレーション方法
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