JPS63278134A - 印刷制御情報の修正手段を備えた文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は文書情報を印刷制御情報に基づいて文書印刷を
行う文書処理装置に、印刷制御情報を検査して修正する
手段を設け、入力された印刷制御情報をチェックして必
要に応じて修正し、見にくい印刷文書となることを防止
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は文書悄１１を印刷制御情報に基づいて文書印刷
を行う文書処理装置に関するものである。

従来、文書処理装置における印刷形式の制御は、使用者
が１ページ内の行数及び１行中の文字数等の印刷制御情
報を指定し、これに基づいて行われてきた。

そして、通常この文書処理装置の印刷制御情報は、■シ
ステムが予め用意している暗黙値を用いる（例えば、Ａ
４用紙用の文書ならば、４２行×４０文字で、行間値は
８．８”す、文字量値は６゜４ミリ等）、■使用者が入
力した値を用いる、の２通りの決定方法が用いられてき
た。

■の方式は予めその文書処理装置固有の最適値として設
定された値であるから不都合がおこることはないが、多
くの場合は使用者によってこの印刷制御情報の一部、あ
るいは全部を変更して設定される■の方式を採っている
。

これらの方法では第４図に示すような不具合を生じてい
た。

即ち、印刷用紙一枚に入ると思って指定した印刷制御情
報で、用紙一枚に入り切らないことがある〔第４図（ａ
）〕。

あるいは、用紙と印刷部分のバランスが悪くても出力す
るまで分からない〔第４図（ｂ）〕。

そのため、印刷制御情報をチェックして見にくい文書と
なることを防止でき、しかも作業性のよい文書処理装置
が要望されている。

〔従来の技術〕

第３図は従来の印刷制御を説明する図である。

図示のように、メモリに格納された文字情報列からなる
文書情報１を印刷形式を指定する印刷制御悄＠２が印刷
装置３に入力され、印刷装置３はその印刷制御情報２に
基づいて文書情報１を印刷する。

従来、文書処理装置に入力される印刷制御情報は、−に
記したように、予め用意しておき、それを使用者が変更
して用いることが多い。

そして、これらの指定は、行数、文字数、文字間距離等
の個別の指定によるものが殆どであって、入力された印
刷制御情報２が妥当なものでない場合でも、そのまま使
用して印刷が行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記した従来の印刷制御情報の指定方式では、使用者は
行数、文字数、文字間距離等を指定するものの、自分が
設定した印刷形式で文書情報を印刷した場合、出力され
た印刷文書の最終形態まで把握することはできない。

従って、印刷を行なってみると、印字が用紙からはみ出
てしまって、印刷制御情報の人力のやり直しを行い、再
印刷という過程が必要であり、作業効率が悪いという問
題点があった。

本発明は従来のこのような問題点に鑑み、印刷制御情報
の自動的な修正を可能とする文書処理装置を提供するこ
とを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明する図である。

図中、１は文字情報列からなる文書情報、２は人力され
た印刷制御情報、３は印刷装置、４は印刷制御情報２の
妥当性を検査する検査手段、５は検査結果に基づいて印
刷制御情報２を修正する修正手段である。

第１図に示すように本発明の文書処理装置は、印刷制御
情報２を検査し、修正手段５で得られた印刷制御情報を
用いて文書情報１を印刷する原理構成からなる。

〔作用〕

文書処理装置で印刷するための文字情報列からなる文書
情報１をメモリに記憶しておいて、使用者が印刷制御情
報２を入力する。

検査手段４はこの印刷制御情報２を文字情報１と印刷媒
体の寸法に照らして妥当性を検査する。

即ち、この印刷制御情報２に基づいて文書情報を印刷し
た場合、用紙から印字のはみ出し有無、用紙面とのバラ
ンス良否等を検査する。

この検査手段４の検査結果によって、修正手段５は印刷
制御情報２を修正し、その修正された印字制御情報に従
って文書情報１を印刷装置３で印刷を行う。

このように、印刷制御情報２が修正されるので、使用者
は印刷される文書の不具合を事前に察知でき、みにくい
文書印刷が防止できる。

〔実施例〕

第２図は本発明の印刷制御情報の修正手段を備えた文書
処理装置の一実施例の構成を説明する図である。

なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

前もって作成された文書情報１に対して印刷制御情報２
が入力され、文書印刷が行われる場合、その印刷制御情
報２の妥当性をチェックする妥当性検出装置４Ａが起動
されて、評価用テーブル６の情報をもとに印刷制御情報
２が妥当なものかどうかを検討する。

一方、評価用テーブル６には、例えば、第２図に示すよ
うな情報が入っており、行数と行間隔の関係を４段階等
に分け、それぞれ、■最適値（或いは暗黙値）、○適値
（うまく紙面におさまる）、△可能値（一応紙面には入
るが、読みにくい）、×不可能値（このままでは紙面か
らはみ出す）といったラベル付けが行われている。

ここで例えば使用者が５０行で行間隔８ミリという指定
をした場合、妥当性検出装置４Ａは評価用テーブル６に
よって、不可能であるという判断をする。

しかし、使用者は不具合を承知しながら指定した印刷制
御情報２で実行したい場合もあるので、この段階で、問
い合わせ装置７により、使用者の意図を問う。

即ち、使用者にはみ出るのを承知で指定しているのか否
か、印刷制御情報２を修正する必要があるが、どの設定
項目のなにを優先させるか等を問その情報に従って、修
正装置５Ａは印刷制御情報の項目値の修正を行なう。

このとき、使用者には評価用テーブル６の情報が提示さ
れ、優先させたい項目のなかの最適値を選んで印刷制御
情報２を修正するか、あるいは修正装置５Ａに修正をま
かせてもよい。

上記した例の場合、５０行という項目を優先させるなら
ば、５ミリの行間隔に修正すれば良い。

他の項目についても同様の処理を行ったのちに、印刷装
置３によって印刷を行なう。

ここでは、誤った情報が入力された場合について述べた
が、優先させる項目のみ人力があった場合の他の項目の
検索、修正にも応用できる。

なお、印刷制御情報２の設定、修正、あるいはそれら値
の表示、評価用テーブル６の提示等を行う問い合わせ装
置７は、文書処理装置に付設されたキーボード、ディス
プレイ表示装置等の機器であることは云うまでもない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、印刷制御情報の指定を行った際、印刷
する前にそのチェックを行なうことかでき、誤りを検出
した場合にはその修正も自動的に行なうことができる。

従って、印刷制御情報のミスによる印刷の繰り返しを避
けることができると同時に、使用者ばある程度の情報を
人力すれば、あとは装置の方で制御情報を決定すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の印刷制御τｌ情報の修正手段を備え
た文書処理装置の原理を説明する図、第２図は、本発明
の一実施例の構成を示す図、第３図は、従来の印刷制御
を説明する図、第４図は、従来例での不具合を説明する
図である。 図において、 ■は文書情報、 ２は印刷制御情報、 ３は印刷装置、 ４は検査手段、 ４Ａは妥当性検出装置、 ５は修正手段、 ５Ａは修正装置、 ６は評価用テーブル、 ７は問い合わせ装置を示す。 第　　１　　図 １　　、、、　　　　　　　　　　　１本発明の一実施
例の構成を示す図 笛　　　９　　　Ｍ 第　　３　　図 タラ６凶 （ａ）　　　　　　　　　　　　　　（ｂ）従来例での
不具合を説明する図 第　　４　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字情報列からなる文書情報（１）を、該文書情報（１
   ）に対する印刷制御情報（２）に基づいて印刷装置（３
   ）で文書印刷を行なう文書処理装置に、前記印刷制御情
   報（２）の妥当性を検査する検査手段（４）と、該検査
   手段（４）の結果に基づき該印刷制御情報（２）を修正
   する修正手段（５）とを設け、修正された印刷制御情報
   に基づいて、前記文書情報（１）の印刷を行なうことを
   特徴とする印刷制御情報の修正手段を備えた文書処理装
   置。