JPS63277355A

JPS63277355A - 棟部側端面化粧板

Info

Publication number: JPS63277355A
Application number: JP10968187A
Authority: JP
Inventors: 孝平井; 兼子　義郎; 幸彦吉田
Original assignee: Fujisash Co Ltd; Hirai Engineering Corp
Current assignee: Fujisash Co Ltd; Hirai Engineering Corp
Priority date: 1987-05-07
Filing date: 1987-05-07
Publication date: 1988-11-15
Anticipated expiration: 2010-05-31
Also published as: JPH0749700B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は屋根の妻側端縁に取り付けられる棟部側端面化
粧板に関するものである。

従来の技術金属Δ根の妻側端面においては、破風板の外面に側部補
強材を固定具によって取り付け、その外側に外側カバ一
部材を嵌合し、さらにその外側に軒先補強材カバーを摺
動自在に嵌合したものが特開昭５８−６９９５３号とし
て提案されている。

発明が解決しようとする問題点このような従来の側端面構造では、棟部において外側カ
バ一部材が露出しており、また、補強材カバーが取付後
に移動するおそれがあると共に、その上縁が上方に向け
て吹き付ける雨の侵入を防止できないおそれがあった。

又側部補強材と外側カバ一部材を一体して一層の耐風圧
強化を形成した。

本発明は、前記の問題点に対処して、棟部においても側
端面カバー材をさらに覆うことができ、取付後に移動が
防止されると共に上方に向けて吹き付ける雨の侵入を確
実に防ぎ、側端面基材に対する側端面カバー材の固定を
確実にしていっそうの耐風圧強化を図ることができる棟
部側端面化粧板を提供することを目的とするものである
。

問題点を解決するだめの手段本発明の棟部側端面化粧板は、垂直板１１０の上下端に
、垂直板１１０の裏面側に間口する摺動係合凹部１１１
．１１１を設け、一側端に垂直壁１１０の裏面方向に向
けて摺動抑止突片１１３を突設し、他側端に軒棟方向に
沿ってスリット１１４を設けたことを特徴とするもので
ある。

作　　用棟部側端面化粧板１１の垂直板１１０の上下端に設けら
れた摺動係合凹部１１１．１１１をスリット１１４の形
成された側端部を軒側に向けて、側端面基材８の摺動係
合凹部８３．８３に棟側から嵌合して摺動さけると、垂
直壁１１０の一側端に設けられた摺動抑止突片１１３が
、側端面基材８と、側端面カバー材９の棟側端部に掛止
され、棟部側端面化粧板１１が側端面基材８の棟側に取
り付けられる。

実施例以Ｆ、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は金Ｂ屋根の要部横断面図を示す。

１は複数本の角材よりなる垂木で、垂木１の直上に、野
地板２が取り付けられ、野地板２の上面に（よ防水紙３
が張られ、防水紙３の上には棟と平行な複数本の桟木４
が配設され、各桟木４間には断熱材が充填されて、下地
が形成される。

側部接続基材５は、断面ト１型の本体の内側壁」一端か
ら一方に腕部５１が延出され、腕部５１の下面には間隔
を設けて２本の垂下片５１１，５１１が設けられ、本体
の内側壁と垂下片５１１゜５１１によって、屋根板Ｂの
側縁に形成された防水壁３０．３０を嵌入する屋根板収
納部５１３゜５１３が形成される。またＨ型本体の外側
壁土端には他方に腕部５２が形成され、該腕部５２の下
面には垂下片５２１が設けられ、外側壁と垂１・片５２
１により、後述する側端面基材８の立上り壁８７を収納
する側端面基材収納部５２２を形成づる。側部接続基材
５は、桟木４に固定された接続部材固定金具６に取り付
けられ、さらに上方より接続部材カバー７を嵌合装着す
る。

８は側端面基材であり、棟から軒までの距離にほぼ等し
い長さの本体８０　’Ｔ”面に形成された垂下壁８１の
中間部に、長手方向にねたつで支持溝８１１を設け、支
持溝８１１の長手方向はぼ中央に固定用丸孔８１２、そ
の両側にそれぞれ間隔をあけて長軸が軒棟方向と一致す
る摺動長孔８１３を複数個穿設する。また、本体８０の
内側端には、外方に向けて２条の水返し突片８７１を設
けた立上り壁８７を形成し、他側端下面にカギ型係合部
８２を設け、該カギ型係合部８２の下面には係合突部８
２１を形成する。

そして、本体８０の外側端上面には断面略円弧状の摺動
係合部８３を設ける。

また、垂下壁８．１Ｆ端より外方へ張り出し部８４を設
け、該張り出し部８４の端部上面にカギ型係合部８２を
設け、該力Ｖ型係合部８２の上面には係合突部８２１を
形成する。そして、張出し部８４の端部下面に断面略円
弧状の摺動係合部８３を設ける。側端面カバー材９は、
垂直壁９１の上下端に、側端面基材８の係合突部８２１
に係合する係合凹部９２１をそれぞれ上・下面に形成し
た係合片９２．５〕２を内方に向は形成する。

第２図は、側端面基材８と、側端縁面戸板１２の要部斜
視図である。側端縁面戸板１２は断面逆り字型をなした
本体部１２１と、本体部１２１の端部に後方に一体に設
けられたＬ字型をなした後方突出部１２２と、本体部１
２１の端部後方に設けられた側端面基材取付片１２３と
からなり、側端面基材取付片１２３には取付孔１２４が
穿設されている。そして、側端縁基材８の支持溝８１１
の軒側端部に穿設された側端縁面戸板取付孔８１４と、
側端れ面戸板１２の取付孔１２４をねじ等の固定具によ
って固定し、第３図に示すように側端縁面戸板１２を側
端面基材８に装着する。

破風板１３は垂木１に釘等によって取り付けられ、該破
風板１３には第４図に示すようにケラバ固定金具１４の
取付用平板１４２を釘１３２．１３２で固定する。取付
用平板１４２に植設された軸部１４１′とボルト１４１
を、あらかじめ側端縁面戸板１２を装着した側端面基材
８の固定用丸孔８１２、摺動長孔８１３に嵌入し、プツ
ト締めにより、゛第５図に示ずように側端面基材８を破
風板１３に取り付ける。この際、ボルト１４１の根本の
ねじなし部分がわずかに丸孔８１２及び長孔８１３から
突出し、ナツトの締付けによって側端面基材８は破風板
１３に対して締着されず、このため、側端面基材８は、
熱膨張、熱収縮が丸孔８１２を中心として上下に均等に
かつ自由に行われる。しかる後、側部接続基材５を桟木
４に固定された接続部材固定金具６に上方から取り付け
、側端面基材８の立上り壁を、側部接続基材５の側端面
基材収納部５２２に収納する。ざらに側端面基材８のカ
ギ型係合部８２．８２に係合片９２゜９２を係合しで、
側端面カバー材９を嵌入装着する。

第８図は、側端面部の取り付は前の状態を示す。

１０は打部側端面化粧板であり、垂直板１００の上下端
に垂直板１００の裏面方向に開口する略円弧状の摺動係
合凹部１０１，１０１を設け、一側端に軒棟方向に沿っ
て先端に円形孔１０５を設けたスリット１０４を形成す
る。そしてスリット１０４の形成された側端を棟方向に
むけ、摺動係合凹部１０１，１０１を、側端面基材８の
摺動係合部８３．８３に嵌合して第７図、第１０図に示
すように摺動させ、側端面カバー材９外面の軒端部に装
着する。

１１は棟部側端面化粧板であり、垂直壁１１０の上下端
に垂直壁１１０の裏面方向に開口する略円弧状の摺動係
合凹部１１１．１１１を設け、一側端に垂直壁１１０の
裏面側に−向け、摺動抑止突片１１３を突設し他側端に
軒棟方向に沿って先端に円形孔１１５を設けたスリット
１１４を形成Ｊる。ぞして、スリット１１４を設けた側
端部を鼾方向に向けて、ｒ！！動係合凹部１１１．１１
１を側端面基材８の摺動係合部８３，８３に嵌合し第１
０図に示すように摺動させると、■動抑止突片１１３が
側端面基材８と側端面カバー材９の棟側端部に掛止され
、棟部側端面化粧板１１は、第９図に示すように側端面
カバー材９外面の棟側端部に装着される。

第１１図は金属屋根の完成状態の斜視図であり、Δは中
間接続部材、Ｂは中間接続部材ＡＡ間に取り付けられた
屋根板であり、平面部には軒棟方向の突条を設ける。Ａ
′は側部接続部材、Ｃは装飾キャップ、Ｄは軒先支持材
、Ｅは棟である。

なお、屋根板Ｂ、側部接続基材５．接続部材カバー７、
側端面基材８．側端面カバー材９１軒部側端面化粧板１
０９棟部側端面化粧板１１．装飾キャップＣ１側端縁面
戸板１２は、アルミ合金。

塗装鉄板等の金属板、または合成樹脂等よりなる。

発明の効果本発明の棟部側端面化粧板は、側端面基材の摺動係合部
に嵌合して側端面カバー材を外側から押え付けることが
できるため、棟部において側端面カバー材をさらに覆い
、その嵌、め合いがゆるんで外れることを防ぎ、側端面
基材に対する側端面カバー材の固定を確実にしていっそ
うの耐風圧強化を図ることができる。

また、上下端に設けた垂直板の裏面側に同日する摺動係
合凹部を側端面基材の摺動係合部に嵌合させることがで
きるため、上方に向けて吹き付ける雨の侵入を防止でき
ると共に摺動抑止突Ｈによってその取付後の移動を防ぐ
ことができ、さらに、棟部側端面化粧板の一側端にスリ
ットを設けたことにより、上下の摺動係合凹部間に弾力
性が生じ、形材の製作誤差があっても、側端面基材にス
ムーズに嵌合させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を実施した屋根の要部横断面図、第２
図は、側端面基材と側端縁面戸板の要部斜視図、第３図
は、側端縁面戸板を取り付けた側端面基材の要部斜視図
、第４図は、側端面基材の取り付けを示す分解斜視図、
第５図は、側端面基材取り付は後の屋根側部の要部斜視
図、第６図は、屋根板取り付は後の屋根側部の要部斜視
図、第７図は、杆部側端面化粧板取り付は時の屋根側部
の要部斜視図、第８図は、側端面部材の取り付ｕ前の状
態を示す分解斜視図、第９図は、線部分の横断面図、第
１０図は、棟部側端面化粧板と打部側端面化粧板の取り
付は時の要部斜視図、第１１図は、完成した屋根の斜視
図である。１・・・垂木、２・・；野地板、３・・・防水紙、４・
・・桟木、５・・・側部接続基材、６・・・接続部材固
定金具、７・・・接続部材カバー、８・・・側端面基材
、８０・・・本体、８１・・・垂下壁、８１１・・・支
持溝、８１２・・・固定用丸孔、８１３・・・摺動長孔
、８１４・・・側端縁而戸板取付孔、８２・・・カギ型
係合部、８２１・・・係合突部、８３・・・摺動係合部
、８４・・・張り出し部、８７・・・立上り壁、８７１
・・・水返し突片、９・・・側端面カバー材、９１・・
・垂直壁、９２・・・係合片、９２１・・・係合凹部、
１０・・・杆部側端面化粧板、１００・・・垂直板、１
０１・・・摺動係合凹部、１０４・・・スリット、１０
５・・・円形孔、１１・・・棟部側端面化粧板、１１０
・・・垂直板、１１１・・・摺動係合凹部、１１３・・
・摺動抑止突片、１１４・・・スリット、１１５・・・
円形孔、１２・・・側端縁面戸板、１２１・・・本体部
、１２２・・・後方突出部、１２３・・・側端面基材取
付片、１２４・・・取付孔、１３・・・破風板、１４・
・・ケラバ固定金具、Ａ・・・中間接続部材、Ａ′・・
・側部接続部材、Ｂ・・・屋根板、Ｃ・・・装飾キャッ
プ、Ｄ・・・軒先支持材、Ｅ・・・棟。

Claims

【特許請求の範囲】

垂直板の上下端に、該垂直板の裏面側に開口する摺動係
合凹部を有し、一側端には、垂直板の裏面方向に向けて
、摺動抑止突片を突設し、他側端には、軒棟方向に沿っ
てスリットを設けてなる棟部側端面化粧板。