JPS63277291A - 内装クロス材用接着剤 - Google Patents
内装クロス材用接着剤Info
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- JPS63277291A JPS63277291A JP11282987A JP11282987A JPS63277291A JP S63277291 A JPS63277291 A JP S63277291A JP 11282987 A JP11282987 A JP 11282987A JP 11282987 A JP11282987 A JP 11282987A JP S63277291 A JPS63277291 A JP S63277291A
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- vinyl acetate
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、防黴剤を配合した内装クロス材用接着剤に
関するものである。
関するものである。
内装クロス材は一瓜の洋室用のほか、近時は和室の壁面
に貼るじゅらく調のものまであり、幅広く利用されてい
る。
に貼るじゅらく調のものまであり、幅広く利用されてい
る。
内装クロス材の施工は、一般的には壁下地材に澱粉系の
接着剤を塗布してこれに内装クロス材を張り合わせる。
接着剤を塗布してこれに内装クロス材を張り合わせる。
その際、接着剤は澱粉系のため黴の栄養源となりやすい
ため、防黴剤、たとえばＴＢＺ （２−（４−チアゾリ
ル）ベンゾイミダゾール、メルク社製の商品名「メタゾ
ールτに１００ Ｊ ）などが添加される。
ため、防黴剤、たとえばＴＢＺ （２−（４−チアゾリ
ル）ベンゾイミダゾール、メルク社製の商品名「メタゾ
ールτに１００ Ｊ ）などが添加される。
しかしながら、従来の防黴剤は接着剤それ自体の防黴対
策には有効であるものの、内装クロス材の表面への防黴
効果がなかった。そのため、実際の使用状態では、内装
クロス材表面が手あか等で汚れ、かびが発生しやすい状
態となっても、前記防黴剤ではかびの発生が防止できな
いため、別途防黴対策が必要であった。
策には有効であるものの、内装クロス材の表面への防黴
効果がなかった。そのため、実際の使用状態では、内装
クロス材表面が手あか等で汚れ、かびが発生しやすい状
態となっても、前記防黴剤ではかびの発生が防止できな
いため、別途防黴対策が必要であった。
この発明は、内装クロス材の表面への防黴効果を有する
内装クロス材用接着剤を提供することを目的とするもの
である。
内装クロス材用接着剤を提供することを目的とするもの
である。
この発明の内装クロス材用接着剤は、接着剤成分に、防
黴剤としてバラクロローメターキシレノ−ル（以下、Ｐ
ＣＭＸという）を添加したことを特徴とするものである
。
黴剤としてバラクロローメターキシレノ−ル（以下、Ｐ
ＣＭＸという）を添加したことを特徴とするものである
。
すなわち、本発明者は、内装クロス材の表面への防黴効
果を発揮する防黴剤を種々検討した結果、前記ＰＣＭＸ
を接着剤内に配合すると、このＰＣＭＸが昇華（ガス化
）して内装クロス材の表面へのかびの発生を防止する高
い防黴効果を有することを見出し、この発明を完成する
に到ったのである。
果を発揮する防黴剤を種々検討した結果、前記ＰＣＭＸ
を接着剤内に配合すると、このＰＣＭＸが昇華（ガス化
）して内装クロス材の表面へのかびの発生を防止する高
い防黴効果を有することを見出し、この発明を完成する
に到ったのである。
前記ＰＣＭＸは次式で示される構造式を有するものであ
る。
る。
かかるＰＣＭＸは、かびやＩＩＩ菌に対して強い抗菌防
黴性を有するとともに、低毒性である。
黴性を有するとともに、低毒性である。
前記接着剤成分は、従来より内装クロス材の接着に使用
されている澱粉質糊料があげられるが、その変性物、た
とえばエステル架橋化またはエーテル架橋化澱粉糊等も
使用可能である。さらに、補助成分としてエチレン−酢
酸ビニル共重合体、酢酸ビニルエマルジョン等を配合し
てもよい、これらの補助成分は接着強度を高めるほか、
接着剤の耐水性を高め、クロス材の継ぎ目部分から結露
水が浸入してクロス材が剥離するのを防止することを目
的として添加される。また、従来公知の防黴剤、たとえ
ばＴＢＺ（前出）、その他の有機窒素ハロゲン系や安息
香酸系等の防黴剤を添加してもよい。
されている澱粉質糊料があげられるが、その変性物、た
とえばエステル架橋化またはエーテル架橋化澱粉糊等も
使用可能である。さらに、補助成分としてエチレン−酢
酸ビニル共重合体、酢酸ビニルエマルジョン等を配合し
てもよい、これらの補助成分は接着強度を高めるほか、
接着剤の耐水性を高め、クロス材の継ぎ目部分から結露
水が浸入してクロス材が剥離するのを防止することを目
的として添加される。また、従来公知の防黴剤、たとえ
ばＴＢＺ（前出）、その他の有機窒素ハロゲン系や安息
香酸系等の防黴剤を添加してもよい。
ＰＣＭＸの添加量は接着剤成分１００部（重量部、以下
同様）に対して０．２〜０．４部の割合であるのが好ま
しく、ＰＣＭＸの配合量がそれよりも大なるときは接着
剤成分（とくに澱粉糊）との相溶性がわる（なって接着
剤の製造が困難となり、また小なるときはガス殺菌によ
る防黴効果が劣るようになる。配合の具体例を示すと以
下のようになる。
同様）に対して０．２〜０．４部の割合であるのが好ま
しく、ＰＣＭＸの配合量がそれよりも大なるときは接着
剤成分（とくに澱粉糊）との相溶性がわる（なって接着
剤の製造が困難となり、また小なるときはガス殺菌によ
る防黴効果が劣るようになる。配合の具体例を示すと以
下のようになる。
（以下余白）
（成分） （部）
澱粉系接着剤成分 １００エチレン−酢酸
ビニル 共重合体 ５〜７ ＰＣＭＸ ０．２〜０．４他の防
黴剤 ０．５〜１．にれらの成分は適
宜水等の溶剤に溶解または分散させて使用する。
ビニル 共重合体 ５〜７ ＰＣＭＸ ０．２〜０．４他の防
黴剤 ０．５〜１．にれらの成分は適
宜水等の溶剤に溶解または分散させて使用する。
次に実施例および比較例をあげてこの発明の内装クロス
材用接着剤をより詳細に説明する。
材用接着剤をより詳細に説明する。
実施例： 接着剤成分として変性澱粉糊（矢沢化学工業
■製の商品名「ニエークロ・スツールＡ改善品」）を使
用し、この接着剤成分１００部に対してエチレン−酢酸
ビニル共重合体５．８部、ＰＣＭＸ（三菱瓦斯化学■製
の登録商標ｒＰｃＭＸＪ ）０．２部、他の防黴剤（Ｔ
ＢＺ（前出））０．５部および水７０部を配合して内装
クロス材用接着剤を得た。
■製の商品名「ニエークロ・スツールＡ改善品」）を使
用し、この接着剤成分１００部に対してエチレン−酢酸
ビニル共重合体５．８部、ＰＣＭＸ（三菱瓦斯化学■製
の登録商標ｒＰｃＭＸＪ ）０．２部、他の防黴剤（Ｔ
ＢＺ（前出））０．５部および水７０部を配合して内装
クロス材用接着剤を得た。
比較例１： 前記ＰＣＭＸを配合しなかったほかは実施
例と同様にして内装クロス材用接着剤を得た。
例と同様にして内装クロス材用接着剤を得た。
皿
実施例および比較例１で得た各接着剤について防黴試験
を行った。試験は、実施例で得た接着剤を用いて一般洋
室用内装クロス材を壁下地材に接着した場合（実−ａ）
と、和室用のじゅらく調内装クロス材を壁下地材に接着
した場合（実−ｂ）と、比較例１で得た接着剤を和室用
の同じ内装クロス材の接着に用いた場合（比−ｂ）とに
ついておこなった、ここで、接着剤の塗布量はいずれも
１５０ ｇ／イとした。
を行った。試験は、実施例で得た接着剤を用いて一般洋
室用内装クロス材を壁下地材に接着した場合（実−ａ）
と、和室用のじゅらく調内装クロス材を壁下地材に接着
した場合（実−ｂ）と、比較例１で得た接着剤を和室用
の同じ内装クロス材の接着に用いた場合（比−ｂ）とに
ついておこなった、ここで、接着剤の塗布量はいずれも
１５０ ｇ／イとした。
使用した一般洋室用内装クロス材の透湿度は８０ｇ／ｒ
ｒｆ・２４ｈｒであり、和室用のしψらく調内装クロス
材の透湿度は１２０ｇ／ｎｆであった。
ｒｆ・２４ｈｒであり、和室用のしψらく調内装クロス
材の透湿度は１２０ｇ／ｎｆであった。
試験は、冬季の屋外に設置した実験小屋の内壁面に実施
例および比較例１で得たそれぞれの接着剤を用いて内装
クロス材を施工後、クロス材の表面記直接かびの胞子を
吹きつけ、室内を加湿暖房しく２５°Ｃ１９０％ＲＨ）
、結露の発生を促進させる条件下において、日数の経過
に伴う内装クロス材表面へのかび発生の有無を調べた。
例および比較例１で得たそれぞれの接着剤を用いて内装
クロス材を施工後、クロス材の表面記直接かびの胞子を
吹きつけ、室内を加湿暖房しく２５°Ｃ１９０％ＲＨ）
、結露の発生を促進させる条件下において、日数の経過
に伴う内装クロス材表面へのかび発生の有無を調べた。
使用したかび菌はアスベルデルス・ニゲル、ペニシリウ
ム・シトリナム、ケトミウム・グロボスム等である。
ム・シトリナム、ケトミウム・グロボスム等である。
この試験結果を次表に示す、なお、内装クロス材表面に
異常がなかったときはＯで、一部にかびの発生が認めら
れたときはΔで、内装クロス材の表面全体にわたってか
びの発生が著しいときは×でそれぞれ評価した。
異常がなかったときはＯで、一部にかびの発生が認めら
れたときはΔで、内装クロス材の表面全体にわたってか
びの発生が著しいときは×でそれぞれ評価した。
表から、実施例で得られた接着剤は内装クロス材の表面
に発生するかびの発生を有効に防止しうろことがわかる
。
に発生するかびの発生を有効に防止しうろことがわかる
。
比較例２： 変性澱粉糊（大力製の商品名「ワキノール
１５号」）の１００部に対してＰ ＣＭＸ（三菱瓦斯化
学■製の登録商標ｒＰＣＭＸＪ）０．１部、他の防黴剤
（ＴＢＺ（前出）等）０．５部の割合で用いたほかは実
施例と同様にしてクロス材用接着側を得た。このものを
用いて実施例と同様にして防黴試験を行ったところ、内
装クロス材の表面の一部にかびの発生が認められた。し
たがって、ＰＣＭＸの添加量が少ないときは防黴効果が
少ないことがわかる。
１５号」）の１００部に対してＰ ＣＭＸ（三菱瓦斯化
学■製の登録商標ｒＰＣＭＸＪ）０．１部、他の防黴剤
（ＴＢＺ（前出）等）０．５部の割合で用いたほかは実
施例と同様にしてクロス材用接着側を得た。このものを
用いて実施例と同様にして防黴試験を行ったところ、内
装クロス材の表面の一部にかびの発生が認められた。し
たがって、ＰＣＭＸの添加量が少ないときは防黴効果が
少ないことがわかる。
（発明の効果〕
この発明によれば、ＰＣＭＸを接着剤内に配合すること
により、このＰＣＭＸが昇華（ガス化）して内装クロス
材の表面へのかびの発生を防止することができるという
効果がある。
により、このＰＣＭＸが昇華（ガス化）して内装クロス
材の表面へのかびの発生を防止することができるという
効果がある。
Claims (2)
- （１）接着剤成分に、防黴剤としてパラクロロ−メタ−
キシレノールを添加したことを特徴とする内装クロス材
用接着剤。 - （２）前記パラクロロ−メタ−キシレノールが接着剤成
分１００重量部に対して０．２〜０．４重量部の割合で
配合されてなる特許請求の範囲第（１）項記載の内装ク
ロス材用接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11282987A JPS63277291A (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内装クロス材用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11282987A JPS63277291A (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内装クロス材用接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63277291A true JPS63277291A (ja) | 1988-11-15 |
Family
ID=14596580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11282987A Pending JPS63277291A (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内装クロス材用接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63277291A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035281U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-18 | ||
| JPH035283U (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-18 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481343A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-28 | Pentel Kk | Water-soluble paste composition |
| JPS61228413A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-11 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カビの発生が防止された光学機器用油脂類及びそれを使用した光学機器 |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP11282987A patent/JPS63277291A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481343A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-28 | Pentel Kk | Water-soluble paste composition |
| JPS61228413A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-11 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カビの発生が防止された光学機器用油脂類及びそれを使用した光学機器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035281U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-18 | ||
| JPH035283U (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-18 |
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