JPS6327718B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6327718B2
JPS6327718B2 JP57090182A JP9018282A JPS6327718B2 JP S6327718 B2 JPS6327718 B2 JP S6327718B2 JP 57090182 A JP57090182 A JP 57090182A JP 9018282 A JP9018282 A JP 9018282A JP S6327718 B2 JPS6327718 B2 JP S6327718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
tempo
automatic performance
signal
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57090182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5824192A (ja
Inventor
Akira Nakada
Eisaku Okamoto
Kyoshi Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP57090182A priority Critical patent/JPS5824192A/ja
Publication of JPS5824192A publication Critical patent/JPS5824192A/ja
Publication of JPS6327718B2 publication Critical patent/JPS6327718B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は鍵盤の鍵等の操作子の操作タイミン
グに対応して自動演奏の進行を自動的に制御する
ようにした電子楽器に関する。 一般に、電子楽器の自動演奏装置としては、ベ
ース音およびコード音を自動演奏するもの、アル
ペジヨ音を自動演奏するもの、リズム音を自動演
奏するもの、あるいはこれらを適宜組み合せたも
の等があるが、いずれも最初にテンポを設定して
スタートさせてしまうとこの初期テンポが最後ま
で維持されて自動演奏が行われる。 このような自動演奏装置を具えた電子楽器にお
いて、自動演奏装置からの自動演奏にしたがつて
押鍵による演奏を行う場合、押鍵タイミングが自
動演奏の進行とずれてしまうと好ましくない状態
が生じる。例えば、自動演奏の進行に対して押鍵
タイミングが早い場合を考えると、自動演奏はこ
の押鍵にかかわらず一定のテンポが維持されるの
で、次の押鍵タイミングに適正な符長間隔をもた
せると自動演奏からの進みはそのまま残ることに
なり、また次の押鍵タイミングを自動演奏に合せ
れば押鍵間隔は長くなつて適正な符長がとれなく
なつてしまう。逆に、自動演奏に対して押鍵タイ
ミングが遅い場合を考えると、次の押鍵タイミン
グに適正な符長間隔をもたせると自動演奏からの
遅れはそのまま残ることになり、また次の押鍵タ
イミングを自動演奏に合せれば押鍵間隔は短くな
つて同様に適正な符長がとれなくなつてしまう。 この発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、操作子の操作タイミングに対応して自動演奏
の進行および停止が自動的に制御される自動演奏
装置を提供することを目的とする。 この発明によれば、自動演奏による自動演奏発
音タイミングと押鍵タイミングとが比較され、こ
の比較において自動演奏発音タイミングより押鍵
タイミングが早いときは自動演奏を高速若しくは
瞬間的に先に進ませ、自動演奏発音タイミングよ
り押鍵タイミングが遅いときは自動演奏の進行を
一時停止させ、押鍵による演奏と自動演奏との進
行一致を図つている。 以下、この発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。 第1図は、楽譜1に形成された磁気テープ1a
の記録データを楽譜データ読取装置2で読み取
り、この読取データに基づきメロデイ音を自動演
奏するメロデイ音自動演奏機能およびコード音、
ベース音等の伴奏音を自動演奏する伴奏音自動演
奏機能およびリズム音を自動演奏するリズム音自
動演奏機能を具えた電子楽器にこの発明を適用し
た実施例を示したものである。ただし、この実施
例では楽譜データ読み取りに基づくメロデイ音自
動演奏はメロデイ演奏練習用のために実行されて
おり、メロデイ音を小さな音で自動演奏するとと
もに次に押下すべき鍵の表示のために用いられ
る。すなわちこの実施例ではメロデイ音自動演奏
は常に1音分だけ前の演奏および表示を行うよう
になつている。 楽譜1に形成された磁気テープ1aの記録デー
タを読み取る楽譜データ読取装置2の出力はデー
タメモリ3に加えられ、読取りデータに対応する
データフオーマツトが選択される。このデータフ
オーマツトの一例を示すと第1表のようになる。
【表】 すなわち各データDi(i=1……n)は音高デ
ータTL1および符長データTL2からなり、音高
データTL1は例えばノートを示す4ビツトのノ
ートコードNCおよびオクターブを示す3ビツト
のオクターブコードOCの計7ビツトのデータか
ら構成され、符長データは例えば8ビツトのデー
タから構成される。符長データの一例を示すと第
2表のようになる。
【表】 また休符は音高データの各ビツトの全て“0”
にすることにより表わされ、データの終了を示す
終了Doは音高データTL1および符長データTL
2の各ビツトを全て“1”にすることによつて表
わされる。 データメモリ3からの各データDiの読み出しは
アドレスカウンタ4よつて行われる。このアドレ
スカウンタ4は、まず電源投入に際し、スタート
ストツプ制御回路5のフリツプフロツプ51の出
力によつてリセツトされる。すなわちスタートス
トツプ制御回路5のフリツプフロツプ51のセツ
ト端子Sには電源投入に際して生じるイニシヤル
クリア信号ICがオア回路ORIを介して加えられて
おり、これによりフリツプフロツプ51はセツト
され、アドレスカウンタ4をイニシヤルクリアす
る。またスタートストツプ制御回路5のフリツプ
フロツプ51の出力はデータメモリ3のデイスイ
ネイブル端子DISに加えられており、データメモ
リ3を不動作にしている。 続いて、スタートストツプ制御回路5のスター
トセツトスイツチ52をオンにすると、このスタ
ートセツトスイツチ52の出力は微分回路53で
微分されたのちフリツプフロツプ51のリセツト
端子Rに加わり、フリツプフロツプ51をリセツ
トする。これによりアドレスカウンタ4のリセツ
トは解除され、データメモリ3は動作可能とな
る。また微分回路53の微分出力(1発のパル
ス)はオア回路OR2を介してフリツプフロツプ
54のリセツト端子Rに加えられ、フリツプフロ
ツプ54をリセツトするとともにスタートセツト
信号SSとして送出される。フリツプフロツプ5
4の出力Qは後述するようにプレイ信号PLとし
て用いられる。のこ場合、スタートセツト信号
SS(1発のパルス)は生じるがプレイ信号PLは
“0”のままである。また微分回路53の出力は
オア回路OR3を介してアドレスクロツク信号
ACKとてしカウンタ4のクロツク端子CKに加わ
り、アドレスカウンタ4を1スイツチだけ進め、
データメモリ3から最初のデータD1すなわち第
1音に関する音高データTL1および符長データ
TL2を読み出させる。データメモリ3から読み
出された音高データTL1および符長データTL2
はラツチ回路6に加えられる。ラツチ回路6は、
そのストローブ端子Sに前述したオア回路3の出
力(アドレスクロツク信号ACK)が遅延回路7
を介して加えられており、この遅延回路7の出力
によつて上記第1音に関する音高データTL1お
よび符長データTL2をラツチする。ラツチ回路
6にラツチされたデータのうち音高データTL1
は休符検出回路8およびメロデイ音形成部9の鍵
表示制御回路91および自動演奏メロデイ音形成
回路92に加えられ、符長データTL2はラツチ
回路10に加えられる。ただし、ラツチ回路10
は、ストローブ端子Sにオア回路OR3の出力が
そのまま(遅延されずに)加えられているので第
1音に関する符長データTL2はラツチされない。
また休符検出回路8は休符を検出するためのもの
で、前述したように休符は音高データTL1の全
部ビツトを“0”にすることにより表わしている
ので、これを利用して休符を検出し、休符検出信
号RDを発生する。 メロデイ音形成部9の鍵表示制御回路91は、
加えられた音高データTL1に対応する鍵の表示
を制御するためのもので、鍵表示セレクトスイツ
チ93のオンにより動作可能になり、加えられた
音高データTL1に対応する鍵を表示するための
鍵表示信号を上鍵盤94に送出する。上鍵盤94
は詳細を図示しないが各鍵に対応してそれぞれ表
示ランプが配設されており、鍵表示制御回路91
からの鍵表示信号に応じて対応する表示ランプを
点燈する。なお鍵表示セレクトスイツチ93がオ
フのときは鍵表示制御回路91は不動作となり、
上鍵盤94における鍵表示は行われない。 また、自動演奏メロデイ音形成回路92は、加
えられた音高データTL1に対応するメロデイ音
を形成するためのものである。自動演奏メロデイ
音形成回路92はメロデイ音自動演奏セレクトス
イツト95のオンにより動作可能となり、加えら
れた音高データの示すメロデイ音に対応する楽音
信号を形成し、これをサウンドシステム11に加
え、メロデイ音として発音させる。なおメロデイ
音自動演奏セレクトスイツチ95がオフのときは
自動演奏メロデイ音形成回路92は不動作となる
ので自動演奏によるメロデイ音は発音されない。 すなわち、まず鍵表示セレクトスイツチ93が
オンであるという条件で演奏の第1音の鍵(最初
に押下すべき鍵)がその鍵に配設された表示ラン
プによつて表示され、またメロデイ音自動演奏セ
レクトスイツチ95がオンであるという条件で演
奏の第1音(最初に発音すべき音)が発音され
る。なお自動演奏メロデイ音形成回路92によつ
て発音される音は“発音すべき”が発音されるの
で通常はメロデイ音自動演奏セレクトスイツチ9
5をオフにするかあるいは自動メロデイ音の音量
調整用のボリユーム(図示せず)をしぼつて使用
する。以下メロデイ音自動演奏セレクトスイツチ
95がオフとして説明する。 この状態で、上鍵盤94の表示ランプが点燈し
ている鍵を押下すると、この押下鍵はキースイツ
チ回路96で検出され、キースイツチ回路96か
らこの押下鍵を示すキーコードKC(ビツトのノー
トコードNCおよび3ビツトのオクターブコード
OCから構成される)が出力される。このキーコ
ードKCはメロデイ音形成回路97に加えられる。
メロデイ音形成回路97はこのキーコードKCが
示すメロデイ音に対応する楽音信号を形成し、こ
れをサウンドシスム11に加え、メロデイ音とし
て発音させる。 またキースイツチ回路96から出力されるキー
コードKCは比較回路12のB入力に加えられる。
比較回路12は、A入力にラツチ6にラツチされ
たデータのうちの音高データTL1が加えられて
おり、このA入力に加えられる音高データTL1
(押下すべき音を示す)とB入力に加えられるキ
ーコードKC(押下した音を示す)が一致すると
(A=B)、一致信号を出力する。この一致信号は
アンド回路1に加えられる。アンド回路A1は、
他の入力キースイツチ回路96から出力されるキ
ーオン信号KON(鍵が押下されていると“1”と
なり、離鍵されると“0”となる信号)を微分回
路13で微分した信号が加えられており、表示ラ
ンプが点燈している鍵を押下したという条件で、
鍵の押下に同期したパルス(押鍵一致信号)
KEQを出力する。この押鍵一致信号KEQはセレ
クトスイツチ14を介して早送り停止制御回路1
5に加えられるとともにスタートストツプ制御回
路5のフリツプフロツプ54のセツト端子Sおよ
びアンド回路A2に加えられる。なおセレクトス
イツチ14が図示と反対側に切換わつていると鍵
盤でいかなる鍵が押下されても信号KEQが生じ
る。以下セレクトスイツチ14が図示のように切
換わつているとして説明する。 早送り停止制御回路15は、上記一発目の押鍵
一致信号KEQが加えられてもこれに対して何ら
動作しない。しかし、スタートストツプ制御回路
5のフリツプフロツプ54はリセツトされてお
り、フリツプフロツプ54から出力されるプレイ
信号PLがデイレイフリツプフロツプDF1、イン
バータIN1を介して加わるアンド回路A2は動
作可能となつているので、押鍵一致信号KEQを
このアンド回路A2を介してオア回路OR3およ
びOR4に加える。したがつてオア回路OR3の
出力からはアドレスクロツク信号ACKが出力さ
れ、アドレスカウンタを1ステツプ進める。また
オア回路OR4の出力はキーオンタイミング信号
KOTとしてテンポ制御回路16に加えられる。
このキータイミング信号KOTは後述するように
テンポ制御回路16において発生テンポパルス
TPを制御するために用られる。 なお、フリツプフロツプ54は一発目の押鍵一
致信号KEQによつてセツトされ、プレイ信号PL
は“1”に立上がるのでデイレイフリツプフロツ
プDF1、インバータIN1を介してアンド回路A
2に加わる信号はプレイ信号の立上がりから1ク
ロツクタイムだけ遅れて“0”となり、アンド回
路A2は不動作となつてアンド回路A2における
以後の押鍵一致信号KEQの通過は禁止される。 またオア回路OR3の出力はラツチ回路10の
ストローブ端子に加えられるので、ラツチ回路1
0にはラツチ6にラツチされている第1音に関す
る符長データTL2がラツチされる。 一発目の押鍵一致信号KEQによつてアドレス
カウンタ4が1ステツプ進められることにより、
データメモリ3からは第2音に関するデータD2
(音高データTL1、符長データTL2)が読み出
され、このデータD2はオア回路OR3の出力を
遅延回路7で遅延した信号によつてラツチ回路6
にラツチされる。そしてラツチ回路6にラツチさ
れたデータのうち音高データTL1は休符検出回
路、メロデイ音形成回路9に加えられ、休符検出
および次に発音すべき音の鍵に配設された表示ラ
ンプの点燈制御を行う。これら制御に関しては前
述の場合と同様である。 またスタートストツプ制御回路5から発生され
るプレイ信号PLはテンポ制御回路16に加えら
れる。テンポ制御回路16はこの実施例における
自動演奏のテンポを決定するテンポパルスTPを
形成するもので、詳細な構成は後に説明するが初
期状態においてはプレイ信号PLが生じているこ
とを条件に予め設定された初期テンポパルスが出
力される。このテンポパルスTPはアンド回路A
3、オア回路OR5を介してリズムカウンタ17
のクロツク端子CKに加えられる。 リズムカウンタ17はテンポパルスTPを計数
し、これから説明する伴奏音自動演奏の進行を制
御する。なおこのリズムカウンタ17は前述した
プレイ信号PLを微分回路18で微分した信号に
よつてセツトされるフリツプフロツプ19の出力
によつてイニシヤルセツトされるように構成され
ている。またストツプスイツチ20は伴奏音自動
演奏を停止させるためのもので、ストツプスイツ
チ20をオンにすることによりフリツプフロツプ
19をリセツトし、リズムカウンタ17を不動作
にする。 リズムカウンタ17の出力は伴奏音形成部21
のリズムパターン発生回路211に加えられ。リ
ズムパターン発生回路211はリズムカウンタ1
7の出力をアドレス信号として所定の演奏パター
ンを記憶したリイードオンリイメモリを具えてお
り、リズムカウンタ17の出力に対応してこの演
奏パターンに基づくパターンパルスを順次発生す
る。リズムパターン発生回路211から発生され
るパターンパルスは伴奏音形成回路212および
リズム音形成回路213に加えられる。 伴奏音形成回路212は、下鍵盤217で押下
されている鍵を検出し、この鍵を示す鍵情報を出
力するキースイツチ回路214の出力およびペダ
ル鍵盤215で押下されている鍵を検出し、この
鍵を示す鍵情報を出力するキースイツチ回路21
6の出力を受入し、これら鍵情報およびリズムパ
ターン発生回路211から順次出力されるパター
ンパルスに基づきコード音、ベース音およびアル
ペジヨ音等伴奏音に対応する楽音信号を形成す
る。 またリズム音形成回路213はリズムパターン
発生回路211から発生されるパターンパルスに
基づき複数のリズム音源を開閉し、リズム音に対
応する楽音信号を形成する。 なお、下鍵盤およびペダル鍵盤からの鍵情報お
よびパターンパルスに基づきコード音、ベース
音、アルペジヨ音等の伴奏音を形成する装置およ
びパターンパルスに基づきリズム音を形成する装
置としては周知の種々のものを用いることができ
るので、詳細な構成説明についてはこの明細書で
は省略する。 このようにして伴奏音形成部21で形成された
伴奏音を示す楽音信号はサウンドシステム11に
加えられ、楽音として発音される。 このようにメロデイ音形成部9の上鍵盤94に
おいて第2音に対応する鍵に配設された表示ラン
プが点燈し、伴奏音自動演奏が開始した状態で、
上鍵盤94の表示ランプが点燈している鍵を押下
すると、比較回路12から一致信号が生じ、アン
ド回路A1が動作可能となつてセレクトスイツチ
14を介して押鍵一致信号KEQが早送り停止制
御回路15に加えられる。 早送り停止制御回路15はラツチ回路10にラ
ツチされた符長データTL2に基づき上鍵盤94
での押鍵タイミングが早いか遅いかを判断し、早
い場合は早送り信号FFを出力し、遅い場合は停
止信号STを出力する。この早送り信号FFはアン
ド回路A4に加えられるとともにインバータIN
2で反転されてアンド回路A3に加えられる。こ
れによりアンド回路A3は不動作となるが、アン
ド回路A4は動作可能となり、高速のクロツクパ
ルスφがアンド回路A4、オア回路OR5を介し
てテンポパルスTPとして出力される。したがつ
て自動演奏は急速に進められ、自動演奏の進行と
押鍵タイミングとの一致が図られる。また停止信
号STはインバータIN3で反転されてアンド回路
A4およびA3に加えられる。これによりアンド
回路A4およびA3は不動作となるので、オア回
路OR5から出力されるテンポパルスは停止さ
れ、自動演奏の進行は停止される。この停止は後
述する説明から明らかなように押鍵があるまで続
けられるので、これによつて自動演奏の進行と押
鍵タイミングとの一致が図られる。 上記早送り停止制御回路15の詳細構成例は第
2図に示される。第2図においてカウンタ151
はリセツト端子Rにオア回路OR3(第1図)の
出力が加えられており、クロツク端子CKにテン
ポパルスTPが加えられているので、オア回路
OR3の出力(上記の場合においては第1音の押
鍵タイミング)に同期してリセツトされ以後テン
ポパルスTPを計数する。 比較回路152はB入力に上記カウンタ151
の出力、A入力にラツチ回路10(第1図)の出
力が加えられている。この場合、ラツチ回路10
にラツチされている情報は前述した説明から明ら
かのように第1音に関する符長データTL2であ
る。比較回路152はA入力に加えられる符長デ
ータTL2とカウンタ151の計数値を比較し、
A>Bであるとライン153に信号“1”を出力
し、A=Bとなるとライン154に信号“1”を
入力する。 第2音に関する押鍵タイミングは符長DTL2
との関係のもとに早い場合、一致した場合および
遅い場合があるが、以下それぞれの場合における
動作を説明するむる (1) 押鍵タイミングが早い場合 押鍵タイミングがラツチ回路10にラツチさ
れている符長データTL2に対して早い場合は、
カウンタ151の計数値が上記符長データTL
2に達する前に押鍵一致信号KEQが生じる。
したがつて押鍵一致信号KEQが生じたタイミ
ングにおいて比較回路152からはライン15
3に信号“1”が生じており、押鍵一致信号
KEQ、ライン153の信号および休符検出回
路8(第1図)からの休符検出信号RDをイン
バータIN4で反転した信号(この場合休符検
出信号RDは“O”とする)のアンド条件をと
るアンド回路A5の出力は“1”となり、この
アンド回路A5の出力はフリツプフロツプ15
5のセツト端子Sに加えられているのでフリツ
プフロツプ155はセツトされる。このフリツ
プフロツプ155の出力Qは早送り信号FFと
して送出され、前述したようにアンド回路A4
(第1図)を動作可能にして自動演奏を急速に
進ませる。 またフリツプフロツプ155の出力はデイレ
イフリツプフロツプDF2を介してアンド回路
A6に加えられる。アンド回路A6は他の入力
に前述したインバータIN4の出力(休符検出
信号RDを反転した信号)および比較回路15
2から出力されるライン154の信号を微分回
路156で微分した符長一致信号KEQが加え
られている。したがつてアンド回路A6は比較
回路152においてA=Bが成立し、符長信号
一致信号LEQが生じた時点でそのアンド条件
が成立し、信号“1”(パルス信号)を出力す
る。この信号はオア回路OR6を介してオア回
路OR3(第1図)に加えられアドレスクロツ
ク信号ACKとしてアドレスカウンタ4のクロ
ツク端子CKに加えられアドレスカウンタ4を
1ステツプ進める。ところでこの場合、カウン
タ151は高速クロツクφで進められるので瞬
時に符長データTL2に達し、比較回路152
においてA=Bが成立する。したがつて押鍵一
致信号KEQとほぼ同時にアンド回路6のアン
ド条件が成立し、押鍵一致信号とほぼ同時にア
ドレスカウンタ4が1ステツプ進められる。な
お早送り信号FFを出力するフリツプフロツプ
155のリセツト端子Rにはアンド回路A6の
出力、スタートセツト信号SS、イニシヤルク
リア信号ICのオア条件をとるオア回路OR7の
出力が加えられており、この場合はアンド回路
A6の出力によつてフリツプフロツプ155は
リセツトされ、早送り信号FFは“0”となる。 すなわち押鍵タイミングがラツチ回路10に
ラツチされている符長データTL2に対して早
い場合はカウンタ151の計数値が符長データ
TL2に一致するまで自動演奏が急速に進めら
れ、自動演奏進行が押鍵タイミングに一致させ
られる。 (2) 押鍵タイミングが一致した場合 押鍵タイミングがラツチ回路10にラツチさ
れている符長データTL2に一致した場合は、
押鍵一致信号KEQと同時に比較回路152に
おいてA=Bが成立し、ライン154に信号
“1”が生じる。この信号“1”は微分回路1
56で微分され、符長一致信号LEQとしてア
ンド回路A7に加えられる。アンド回路A7
は、他の入力に休符検出信号RDを反転したイ
ンバータIN4の出力および押鍵一致信号KEQ
が加えられている。したがつてアンド回路A7
のアンド条件は成立し、信号“1”パルス信
号)をオア回路OR6を介してオア回路OR3
に加える。これによりオア回路OR3の入力に
はアドレスクロツク信号ACKが生じ、このア
ドレスクロツク信号ACKによつてアドレスカ
ウンタ4は1ステツプ進められる。すなわち押
鍵タイミングがラツチ回路10にラツチされて
いる符長データTL2に一致している場合はテ
ンポパルスTPに対して何の制御を加えること
なくアドレスカウンタ4を次のステツプに進め
る。 (3) 押鍵タイミングが遅い場合 押鍵タイミングがラツチ回路10にラツチさ
れている符長データTL2に対して遅い場合、
またはミスタツチにより正確な押鍵が遅れた場
合は、押鍵一致信号KEQが生じる前にカウン
タ151の計数値は上記符長データTL2に達
し、比較回路152でA=Bが成立し、微分回
路156から符長一致信号LEQが生じる。こ
の信号LEQはアンド回路A8に入力される。
アンド回路A8の他の入力にはインバータIN
4の出力信号およびアンド回路A7の出力をイ
ンバータIN5で反転した信号が加えられてお
り、この場合は休符検出信号RDは“0”、ア
ンド回路A7の出力は“0”であるからアンド
回路A8のアンド条件は成立し、信号“1”を
出力する。このアンド回路A8の出力は他の入
力にフリツプフロツプ155の反転出力Q(こ
の場合は“1”である)が加わるアンド回路A
9を介してフリツプフロツプ157のセツト端
子Sに加えられる。これによりフリツプフロツ
プ157はセツトされる。このフリツプフロツ
プ157の出力Qは停止信号STとして送出さ
れ、前述したようにアンド回路A3,A4(第
1図)を不動作にし、自動演奏の進行を一時停
止させる。 またフリツプフロツプ157の出力Qはデイ
レイフリツプフロツプDF3を介してアンド回
路A10に加えられる。アンド回路A10は他
の入力にインバータIN4の出力および押鍵一
致信号KEQが加えられている。したがつてア
ンド回路A10は押鍵一致信号KEQのタイミ
ングでそのアンド条件が成立し、信号“1”
(パルス信号)をオア回路OR6を介してオア
回路OR3(第1図)に加え、アドレスクロツ
ク信号ACKを発生させることによりアドレス
カウンタ4を1ステツプ進める。なお停止信号
STを出力するフリツプフロツプ157のリセ
ツト端子Rにはアンド回路A10の出力、スタ
ートセツト信号SSおよびイニシヤルクリア信
号ICのオア条件をとるオア回路OR8の出力が
加えられており、この場合はアンド回路A10
の出力によつてフリツプフロツプ156はリセ
ツトされ、停止信号STは“0”となる。 すなわち押鍵タイミングがラツチ回路10に
ラツチされている符長データTL2に対して遅
い場合は、押鍵タイミングが上記符長データ
TL2に一致してから押鍵があるまで自動演奏
の進行を一時停止させ、自動演奏の進行を押鍵
タイミングに一致させる。 なお以上の動作説明は、休符検出回路8から出
力される休符検出信号RDが“0”であるとした
が、休符検出信号RDが“1”の場合、すなわち
次に押下すべき音が休符であるとすると、その符
長データTL2のタイミングで鍵は押下されない。
この場合は、休符検出信号RDと符長一致信号
LEQとのアンド条件をとるアンド回路A11が
符長一致信号LEQが生じるタイミングで、すな
わち比較回路152における比較においてカウン
タ151の計数値がラツチ回路10にラツチされ
た符長データTL2に一致した時点で信号“1”
(パルス信号)を出力し、これをオア回路OR6
を介してオア回路OR3に加え、アドレスクロツ
ク信号ACKを生じさせ、アドレスカウンタを1
ステツプ進める。 また、アンド回路A5,A7,A10,A11
の出力はオア回路OR9でオア条件がとられ、オ
ア回路OR4(第1図)を介してキーオンタイミ
ング信号KOTとしてテンポ制御回路16に加え
られる。 なお上記の説明では第1音と第2音との関係の
もとに説明したが第3音、第4音等に関しても以
下同様の制御が行われる。 自動演奏が終了し、データメモリ3から終了デ
ータ(音高データTL1符長データTL2とも全ビ
ツト“1”)が読み出されると、このデータはス
タートストツプ制御回路5の終了検出回路55で
検出される。この終了検出回路55の検出出力は
オア回路OR1を介してフリツプフロツプ51の
セツト端子Sに加えられるとともにオア回路OR
2を介してフリツプフロツプ54のリセツト端子
Rに加えられ、フリツプフロツプ51をセツトし
54をリセツトする。これによりデータメモリ3
は不動作となり、アドレスカウンタ4はリセツト
され、プレイ信号は“0”となる。 上記動作を第3図に示すタイミングチヤートに
したがつて説明すると次のようになる。なおこの
場合は第3図aに示すような楽譜にしたがつて自
動演奏を実行し、第2音は押鍵タイミングが早す
ぎ、第4音(休符も1音として数える)は押鍵タ
イミングが遅れ、第5音は押鍵タイミングが一致
した場合を示している。 まずスタートストツプ制御回路5のスタートセ
ツトスイツチ52をオンにすると第3図bに示す
ようにスタートセツト信号SSが生じる。これに
よりアドレスクロツク信号ACK(第3図f)が生
じ、アドレスカウンタ4は1ステツプ進み、デー
タメモリ3は第1音に関するデータD1(第3図
g)が読み出される。このデータD1はラツチ回
路6にラツチされ、このラツチされたデータのう
ち音高データTL1に基づきメロデイ音形成部9
の上鍵盤94で次に押下すべき鍵が表示ランプに
より表示される。第3図jはこの表示に関するデ
ータを示したものである。 続いて上鍵盤94で表示ランプによつて表示さ
れている鍵(データD1の音高データTL1によ
つて指定された鍵)を押下すると押鍵一致信号
KEQ(第3図c)が生じ、これによつてプレイ信
号PL(第3図d)が立上がり、同時にアドレスク
ロツク信号ACKが生じる。そしてこのアドレス
クロツク信号ACKによつてデータD1の符長デ
ータTL2はラツチ回路10にラツチされる(第
3図k。またアドレスクロツク信号ACKによつ
てアドレスカウンタ4は1ステツプ進められ、デ
ータメモリ3からはデータD2が読み出される。
データメモリ3からデータD2が読み出される
と、ラツチ回路6のラツチ内容はデータD2に変
化し、メロデイ音形成部9の上鍵盤94における
表示ランプによる表示はデータD2の音高データ
TL1によつて指定される鍵になる。 この状態でデータD1の符長データTL2によ
つて指定される符長よりも早く上鍵盤94で表示
ランプによつて表示されている鍵を押下すると、
この押下タイミングで押鍵一致信号KEQが生じ
るが早送り停止制御回路15のカウンタ151
(第2図)の計数値がラツチ回路10にラツチさ
れたデータD1の符長データTL2に達しないの
で早送り停止制御回路15のアンド回路A5(第
2図)のアンド回路条件が成立し、フリツプフロ
ツプ155がセツトされ、早送り信号FFが生じ
る(第3図h)。これによつてアンド回路A4
(第1図)が動作可能となつて、カウンタ151
はクロツクパルスφによつて急速にカウントアツ
プされ、比較回路152でA=Bが成立し、符長
一致信号LEQが生じる。符長一致信号LEQが生
じるとアンド回路A6(第3図)のアンド条件が
成立しアドレスクロツク信号ACKが生じる。こ
のアドレスクロツク信号ACKによつてラツチ回
路10の内容はラツチ回路6にラツチされている
データD2の符長データTL2に書き換えられ、
またデータメモリ3からはデータD3が読み出さ
れる。またアンド回路A6の出力よつてフリツプ
フロツプ155はリセツトされ、早送り信号FF
は停止する。すなわち押鍵タイミングが符長デー
タTL2によつて指定されているタイミングより
早いとテンポパルスTPを高速パルスφに切り換
え、自動演奏を急速に進めることによつて自動演
奏の進行を押鍵タイミングに一致させる。 データメモリ3からデータD3が読み出される
ことによりラツチ回路6のラツチ内容はデータD
2からD3に変化する。ところでデータD3は休
符を示すデータなのでこれは休符検出回路8によ
つて検出され、休符検出回路8から第3図eに示
すように休符検出信号RDが出力される。これに
より早送り停止回路15のカウンタ151の内容
がラツチ回路10にラツチされているデータD2
の符長データTL2に達するタイミングでアンド
回路A11はそのアンド条件が成立し、アドレス
クロツク信号ACKを生じさせる。 アドレスクロツク信号ACKが生じると、ラツ
チ回路10の内容はラツチ回路6にラツチされて
いるデータD3の符長データに書き換えられ、デ
ータメモリ3から読み出されるデータはデータD
3からD4に変化する。そしてラツチ回路6の内
容はデータD4に書き換えられ、メロデイ音形成
部9の上鍵盤94ではデータD4の音高データ
TL1によつて指定される鍵が表示ランプによつ
て表示される。 ここで今度はデータDの符長データによつて指
定されるタイミングよりも押鍵タイミングが遅い
と押鍵一致信号KEQが生じる前に早送り停止制
御回路15の比較回路152でA=Bが成立する
ので、このタイミングでアンド回路A8のアンド
条件が成立し、フリツプフロツプ157がセツト
され、停止信号ST(第3図i)が生じる。停止信
号STが生じると前述のようにして自動演奏が停
止される。この状態で押鍵一致信号KEQが生じ
ると早送り停止制御回路15のアンド回路A10
のアンド条件が成立し、アドレスクロツク信号
ACKが生じる。そして、このアドレスクロツク
信号ACKによりラツチ回路6にラツチされてい
るデータD4の符長データTL1はラツチ回路6
に移され、またアドレスカウンタ4は1ステツプ
進められ、データメモリ3からデータD5が読み
出される。またアンド回路A10の出力によつて
フリツプフロツプ157がリセツトされ、停止信
号ちSTは“0”になる。これによつて自動演奏
の停止は解除される。すなわち押鍵タイミングが
符長データTL2によつて指定されているタイミ
ングより遅いと押鍵があるまで自動演奏が停止さ
れ、自動演奏の進行が押鍵タイミングに一致させ
られる。 データメモリ3からのデータD5の読み出しに
より、ラツチ回路6のラツチデータはこのデータ
D5に書き換えられ、メロデイ音形成部9の上鍵
盤94においてデータD5の音高データTL1に
よつて指定される鍵が表示ランプによつて表示さ
れる。そしてこの表示ランプによつて表示されて
いる鍵が、ラツチ回路10にラツチされているデ
ータD4の符長データによつて指定されるタイミ
ングと一致して押下されると、早送り停止制御回
路15のアンド回路A7のアンド条件が成立し、
アドレスクロツク信号AKCが生じる。すなわち
押鍵タイミングが符長データTL2によつて指定
されているタイミングと一致すると早送り停止制
御回路15は自動演奏の進行に対して何の制御も
加えない。 次にテンポ制御回路16に関して説明する。 テンポ制御回路16は、押鍵テンポに対応して
テンポパルスTPを制御する。すなわち押鍵テン
ポTPが速くなるとこれにしたがつてテンポパル
スTPの周期を短くし、押鍵テンポTPが遅くなる
とこれにしたがつて押鍵テンポTPの周期を長く
するように制御する。この制御はラツチ回路10
にラツチされる各音の符長データTL2およびオ
ア回路OR4から出力されるキーオンタイミング
信号KOTにしたがつて行われる。 第4図は上記テンポ制御回路16の詳細構成例
を示したもので、スタートストツプ制御回路5
(第1図)からスタートセツト信号SSが生じ続い
てプレイ信号PLが生じるとまず初期テンポ発振
器160で設定された初期テンポパルスが出力さ
れる。初期テンポ発振器160から出力される予
め設定された周波数の初期テンポパルスはセレク
タ161のA入力に加えられる。またスタートス
トツプ制御回路5から出力されたスタートセツト
信号SSはフリツプフロツプ162のリセツト端
子ラツチに加えられ、フリツプフロツプ162は
リセツトされる。フリツプフロツプ162の出力
はインバータIN6で反転され、プレイ信号PLに
よつて動作可能となるアンド回路A12を介して
セレクタ161のA入力セレクト端子SAに加え
られる。したがつてセレクタ161はプレイ信号
PLが“1”となるとまず初期テンポ発振器16
0から出力される初期テンポパルスを選択し、こ
れを出力する。 初期テンポパルスは押鍵テンポに基づくテンポ
パルスの形成が可能になるまで(この場合4音目
の押下まで)の初期状態で用いられるもので、所
定の条件が成立するとテンポパルスは押鍵テンポ
に基づき追従テンポ発振器163から発生され
る。 第1音の押下に基づきオア回路OR3(第1
図)から出力されるアドレスクロツク信号ACK
によつてラツチ回路10にラツチされた第1音に
関する符長データTL2は可変分周回路164に
加えられる。可変分周回路164はこの符長デー
タTL2に対応してクロツクパルスφを分周し、
符長データTL2に対応した周期のパルス信号、
すなわち符長データTL2が小さいと周波数が高
く、大きいと周波数が低いパルス信号を出力す
る。この可変分周回路164の出力パルスはカウ
ンタ165によつて計数される。なお可変分周回
路164で上記のように符長データTL2に対応
する周期のパルス信号を形成する理由は、このパ
ルス信号を計数するカウンタ165の計数値を符
長データによらない値にするためである。すなわ
ちカウンタ165はそのリセツト端子Rにキーオ
ンタイミング信号KOTをデイレイフリツプフロ
ツプDF4で遅延した信号が加えられており、キ
ーオンタイミング信号KOTが生じるタイミング
毎にその計数値がリセツトされるようになつてい
るが、そのリセツト時におけるカウンタ165の
計数値は押鍵テンポが一定であれば符長によらず
一定値となるように構成されている。 上記カウンタ165によつて計数された押鍵テ
ンポに対応する値はキーオンタイミング信号
KOTによつて、ラツチ回路L1,L2,L3に
順次移される。 またキーオンタイミング信号KOTはアンド回
路A13を介してカウンタ166のクロツク端子
CKに加えられ、順次計数される。このカウンタ
166は3ビツトのシフトレジスタからなり計数
値が4になるとキヤリイ信号を出力する。またこ
のキヤリイ信号はデイレイフリツプフロツプDF
5、インバータIN7を介してアンド回路A13
に加えられ、以後のアンド回路のA13の動作を
禁止する。 上記ラツチ回路L1,L2,L3の動作および
カウンタ166の動作を第3図に示すタイミング
チヤートにしたがつて説明すると次のようにな
る。第3図に示す場合キーオンタイミング信号
KOTは第3図lに示すように押鍵タイミングに
同期して発生される。ただし、休符に関しては鍵
は押下されないが、その休符の開始タイミングに
おいてキーオンタイミング信号KOTが生じるこ
とに注意を要する。すなわち休符に関しても押す
鍵と同様に評価され、キーオンタイミング信号
KOTが生じる。カウンタ165は、まずラツチ
回路10に第1音に関する符長データTL2がラ
ツチされている間、この符長データTL2に対応
する周期のパルス信号を計数する。そしてこの計
数値C1は第2音に関するキーオンタイミング信
号KOTによつてラツチ回路L1に移される(第
3図m)。同様にカウンタ165は、ラツチ回路
10に第2音に関する符長データTL2に対応す
る周期のパルス信号を計数する。そしてこの計数
値C2は第3音に関するキーオンタイミング信号
KOTによつてラツチ回路L1に移されるととも
に、同様にラツチ回路L1の内容C1はラツチ回
路L2に移される(第3図n)。以下同様にして
第4音に関するキーオンタイミング信号KOTが
生じるとラツチ回路L1の内容は計数値C1にな
り(第3図o)、ラツチ回路L2の内容は計数値
C2になり、ラツチ回路L3の内容は計数値C3に
なる。 またカウンタ166の計数値はキーオンタイミ
ング信号KOTに応じてカウントアツプし、その
計数値が4になるとその計数を停止する。 上記のようにして押鍵テンポに関する値がラツ
チされたラツチ回路L1,L2,L3の出力は平
均化回路167で平均がとられラツチ回路L4に
加えられる。また平均化回路167の出力は2倍
回路168a、1/2回路168bでそれぞれ2倍
および1/2にされ比較回路169のB入力および
C入力に加えられる。比較回路169はA入力に
カウンタ165の出力が加えられており、このA
入力に加えられる値が上記B入力に加えられる値
とC入力に加えられる値の間にあると信号“1”
を出力する。この信号“1”はアンド回路A14
に加えられる。アンド回路A14は他の入力に前
述したカウンタ166の出力およびキーオンタイ
ミング信号KOTが加えられている。したがつて
アンド回路A14はカウンタ165の計数値が平
均化回路167の出力の2倍値および1/2倍値の
間にあることおよびカウンタ166の計数値が4
に達したことを条件にキーオンタイミング信号
KOTが加わるタイミングでそのアンド条件が成
立し、信号“1”を出力する。このアンド回路A
14の出力はラツチ回路L4のストロープ端子セ
ツトに加えられるとともにフリツプフロツプ16
2のセツト端子Sに加えられる。すなわちラツチ
回路L4は (1) ラツチ回路L1,L2,L3がデータでうま
つたこと。 (2) カウンタ165の計数値が平均化回路166
の出力値に対して大きくはずれていないこと。 を条件にキーオンタイミング信号KOTのタイミ
ングで平均化回路167の出力をラツチする。ラ
ツチ回路L4にラツチされた値は追従テンポ発振
器163に加えられる。追従テンポ発振器163
は、可変分周回路から構成され、ラツチ回路L4
の出力に応じてクロツクパルスφを分周すること
により押鍵テンポに対応して変化する追従テンポ
パルスを発生する。この追従テンポパルスはセレ
クタ161のB入力に加えられる。 またアンド回路A14の出力がセツト端子Sに
加えられることによりフリツプフロツプ162は
セツトされこのフリツプフロツプ162の出力Q
はセレクタ161のB入力セレクト端子SBに加
えられる。これによりセレクタ161はB入力に
加えられる追従テンポパルスを選択し、これを以
後のテンポパルスTPとして出力する。 なおラツチ回路L4で、カウンタ165の計数
値が平均化回路166の出力値に対して大きくは
ずれた場合は平均化回路167の出力をラツチし
ないようにした理由は、1音のみの大きなテンポ
はずれがあつても、これによつてテンポパルスの
周波数が変化しないようにするためである。 第5図はテンポ制御回路16の他の構成例を示
したものである。第4図に示した構成例において
は符長によらずどの押鍵タイミングに対しても同
一に評価したが、この構成例においては符長に対
応して追従テンポパルスへの影響の度合を変化さ
せるようにしている。すなわち符長によらない値
に換算して押鍵テンポを評価する場合、短い符長
のものと長い符長のものを同一に扱うと追従テン
ポパルスへの影響は短い符長のものほど大きくな
るので長い符長のものは短い符長のものに対して
追従テンポパルスへの影響が大きくなるように構
成されている。なお第5図の説明において、第4
図に示した回路と同一の機能を果す部分には同一
符号を付して説明を簡略化する。この構成例にお
いても、所定の条件が成立するまではセレクタ1
61はまずA入力に加わる初期テンポ発振器16
0の出力を選択し、これを出力する。すなわち後
述するシフトレジスタ24の各ステージの各ビツ
ト出力がそれぞれ入力されるとノア回路NR1〜
NRnの出力のオア条件をとるオア回路OR10の
出力が“1”であると(シフトレジスタ24の各
ステージのうち全ビツトが“0”のステージがあ
ると)この信号はセレクタ161のA入力セレク
ト端子SAに加えられ、セレクタ161は初期テ
ンポ発振器160から出力される初期テンポパル
スを選択し、これを出力する。 他方、ラツチ回路10にラツチされた符長デー
タTL2は、可変分周回路164に加えられ、可
変分周回路164から符長データTL2に対応す
る周期のパルス信号を発生させる。このパルス信
号はキーオンタイミング信号KOT毎にリセツト
されるカウンタ165によつて計数され、キーオ
ンタイミング信号KOT毎にラツチ回路25にラ
ツチされる。このラツチ回路25にラツチされる
値はシフトレジスタ24に加えられる。 シフトレジスタ24はnステージmビツトから
なり、符長に対応したステージ数だけラツチ回路
25にラツチされた値を取り込む。 シフトレジスタ24はそのシフト端子にキーオ
ンタイミング信号KOTによつてセツトされるフ
リツプフロツプ26の出力およびプレイ信号PL
によつて動作可能となるアンド回路A15を介し
てクロツクパルスφが加えられており、キーオン
タイミング信号KOTによつてフリツプフロツプ
26がセツトされるとラツチ回路25にラツチさ
れている値を順次取り込む。またラツチ回路10
にラツチされている符長データTL2はキーオン
タイミング信号KOTによつてラツチ回路27に
ラツチされ、リセツト端子Rにキーオンタイミン
グ信号KOTが加わるカウンタ28は、キーオン
タイミング信号KOTに同期してクロツクパルス
φの計数を開始し、このラツチ回路27の出力と
カウンタ28の出力は比較回路29で比較され
る。カウンタ28の計数値がラツチ回路27にラ
ツチされた符長データTL2に達し、比較回路2
9から一致出力が生じると、この一致出力はフリ
ツプフロツプ26のリセツト端子Rに加えられ、
フリツプフロツプ26をリセツトする。これによ
りアンド回路A15は不動作となつてシフトレジ
スタ24のシフト動作は停止する。すなわち1個
のキーオンタイミング信号KOTに対してラツチ
回路25にラツチされたデータがシフトレジスタ
24においてシフトされるステージ数は符長デー
タTL2が大きければ多くなり、小さければ少な
くなり、符長データTL2に対応した数となる。
例えば符長データTL2が四分音符に対応するも
のであるときシフトレジスタ24にkステージ分
だけデータが取り込まれたとすると符長データ
TL2が八分音符に対応するものであるとk/2
ステージ分だけデータが取り込まれる。このシフ
トレジスタ24の各ステージの内容は平均化回路
167で平均値がとられ、追従テンポ発振器16
3に加えられる。 シフトレジスタ24の各ステージがデータでう
まるとし第1音に関するデータがシフトレジスタ
24の最終ステージに達するとオア回路OR10
の出力は“0”となり、このオア回路10の出力
はインバータIN8を介してセレクタ161のB
入力セレクト端子SBに加えられる。これにより
セレクタは追従テンポ発振器163から出力され
る押鍵テンポに追従テンポパルスを選択し、これ
を以後出力する。 第6図は、テンポ制御回路16の更に他の構成
例を示すもので、この構成例では符長データTL
2とテンポパルスによつて形成される符長との偏
差に基づきテンポパルスを補正するようにしてい
る。この構成例では電圧制御発振器(VCO)3
0によつてテンポパルスが形成される。VCO3
0は、マニアルテンポ設定用端子Aと補正用端子
Bとを具えており、マニアルテンポ設定用端子A
にはマニアルテンポ設定器(可変抵抗器)31に
よつて初期テンポが設定されている。VCO30
から出力されるテンポパルスはカンタ32のクロ
ツク入力に加えられる。カウンタ32はそのリセ
ツト端子Rにキーオンタイミング信号KOTが加
えられており、キーオンタイミング信号KOT毎
にリセツトされ、テンポパルスTPを計数する。
このカウンタ32のテンポパルスTP計数値はテ
ンポパルスTPによつて形成される符長に対応す
るものとなる。カウンタ32の計数値は減算器3
3B入力に加えられる。 減算器33はA入力にラツチ回路10にラツチ
されている符長データTL2が加えられており、
この符長データTL2からカウンタ32の計数値
を減算する。この減算値|A−B|およびその符
長±を示す信号はラツチ回路34に加えられる。
また減算器33から出力される減算値|A−B|
は許容値検出回路35に加えれる。許容値検出回
路35は予め設定された許容値と減算値|A−B
|を比較し、減算値が許容値の範囲内であると信
号“1”をアンド回路A16に加える。アンド回
路A16は他の入力にキーオンタイミング信号
KOTが加えられており、減算器33における減
算値が許容値の範囲内にあることを条件にキーオ
ンタイミング信号KOTに同期して信号“1”を
出力する。この信号はラツチ回路34のストロー
ブ端子Sに加えられる。すなわちラツチ回路34
は減算器33の出力が許容値の範囲内にあること
を条件にキーオンタイミング信号KOTのタイミ
ングで減算器33の出力をラツチする。ここで許
容値検出回路を設けた理由は押鍵テンポの大きな
変化にはテンポパルスを追従させないためであ
る。ラツチ回路34の出力はデジタルアナログ変
換器36でアナログ信号に変換され、VCO30
の補正端子Bに加えられる。 なお第6図に示す構成例においてラツチ回路は
1段としたが、第4図に示した構成例のように多
段とし、その平均値をとる平均化回路を設けるよ
うにしてもよい。 第7図はこの発明の他の実施例を示したもので
ある。この実施例は押鍵タイミングが符長データ
に対して遅い場合、および一致した場合は第1図
に示した実施例の動作と同じであるが、早い場合
は自動演奏の遅れ分をリズムカウンタに直接プリ
セツトするように構成されている。なお、第7図
の説明において、第1図と共通の部分に関しては
同一の符号を付して説明を省略する。 スタートストツプ制御回路5でスタートセツト
スイツチ(図示せず)が押下されるとデータメモ
リ3は動作可能となるとともにアドレスカウンタ
4のリセツトは解除される。またスタートストツ
プ制御回路5からはスタートセツト信号SSが発
生され、この信号SSはオア回路OR11を介して
アドレスクロツク信号ACKとしてアドレスカウ
ンタ4のクロツク端子CKに加えられ、アドレス
カウンタ4を1ステツプ進める。これによりデー
タメモリ3からは第1音に関するデータD1が読
み出され、上記アドレスクロツク信号ACKを遅
延回路7で遅延した信号によつてラツチ回路6に
ラツチされる。ラツチ回路6にラツチされた信号
は休符検出回路8に加えられ休符検出が行われる
とともにメロデイ音発生部9に加えられ、第1音
の鍵を表示する。 この状態で第1音の鍵を押下すると、比較回路
12から一致出力が生じ、アンド回路A1が動作
可能となつて、セレクトスイツチ14を介して押
鍵一致信号KEQが出力される。この押鍵一致信
号KEQはまずスタートストツプ制御回路5に加
えられ第1音の鍵の押下を示す信号を出力させ、
この信号をオア回路OR12,OR11を介しア
ドレスクロツク信号ACKとしてアドレスカウン
タ4のクロツク入力に加えられる。またオア回路
OR11の出力はラツチ回路10のストロープ端
子Sに加えられ、ラツチ回路6にラツチされてい
る第1音に関するデータのうち符長データTL2
をラツチする。またオア回路OR11の出力はカ
ウンタ151のリセツト端子R、ダウンカウンタ
37のプリセツト端子PE、リズムカウンタ38
のプリセツト端子PEに加えられる。これにより
カウンタ151はリセツトされ、ダウンカウンタ
37にはラツチ回路10にラツチされた符長デー
タTL2がプリセツトされる。なおこのときリズ
ムカウンタ38は初期値にプリセツトされる。 この状態で次の押鍵タイミングがラツチ回路1
0にラツチされている符長データTL2に対して
早いと、テンポ制御回路16からアンド回路A1
7を介して出力されるテンポパルスTPを形成す
るカウンタ151の計数値とラツチ回路10の出
力を比較する比較回路152においてA>Bが成
立しており、アンド回路A18のアンド条件が成
立する。このアンド回路A18の出力はオア回路
OR13、OR12、OR11を介し、アドレスク
ロツク信号ACKとして送出される ところでダウンカウンタ37およびリズムカウ
ンタ38はアンド回路A17から出力されるテン
ポパルスTPが加えられており、このテンポパル
スTPに応じてダウンカウントおよびアツプカウ
ントする。したがつてこの場合オア回路OR11
から出力が生じた時点におけるダウンカウンタの
計数値nはn>0である。このダウンカウンタ3
7の計数値nは加算機器39においてリズムカウ
ンタ38の計数値Nと加算され、加算値N+nは
オア回路OR11の出力タイミングでリズムカウ
ンタ38にプリセツトされる。すなわち、リズム
カウンタ38に加算値N+nをプリセツトするこ
とにより、押鍵タイミングに対するリズムカウン
タ38の遅れ値nを解消している。またオア回路
11の出力によつてカウンタ151はリセツトさ
れ、ラツチ回路10には次の音に関する符長デー
タTL2がラツチされ、ダウンカウンタ37には
ラツチ回路10にラツチされた符長データTL2
がプリセツトされる。 次に押鍵タイミングがラツチ回路10にラツチ
されている符長データTL2に対して遅いと、押
鍵一致信号KEQが生じる前に比較回路152に
おいてA=Bが成立し、微分回路156から符長
一致信号LEQが生じる。これによりアンド回路
A19のアンド条件が成立し、フリツプフロツプ
157がセツトされる。このフリツプフロツプ1
57の出力QはインバータIN3を介してアンド
回路A17に加えられ、アンド回路A17を不動
作にする。すなわちテンポパルスTPを停止させ、
自動演奏の進行を停止させる。またフリツプフロ
ツプ157の出力Qはデイレイフリツプフロツプ
DF3を介してアンド回路A20に加えられる。
このアンド回路A20は押鍵一致信号KEQが生
じたタイミングで信号”1”を出力し、オア回路
OR11からアドレスクロツク信号ACKを生じさ
せる。このときダウンカウンタ37の計数値nは
n=oである。したがつて加算器39の出力はリ
ズムカウンタ38の計数値Nそのままとなり、オ
ア回路OR11の出力によつてリズムカウンタ3
8にはこの値Nがプリセツトされる。またアンド
回路A20の出力はフリツプフロツプ157をプ
リセツトする。これによりアンド回路A17は動
作可能となつて自動演奏の停止は解除される。 押鍵タイミングがラツチ回路10にラツチされ
ている符長データTL2に対して一致するとアン
ド回路A21のアンド条件が成立し、オア回路
OR11からアドレスクロツク信号ACKを生じさ
せる。このときダウンカウンタ39の計数値nは
n=oであり、オア回路OR11の出力によつて
リズムカウンタ38にプリセツトされる値はリズ
ムカウンタ38の計数値Nそのままとなる。すな
わち自動演奏の進行には何の制御も加えられな
い。 また休符検出回路8で休符が検出されると、比
較回路152でA=Bが成立し、符長一致信号
LEQが生じたタイミングでアンド回路A22の
アンド条件が成立し、オア回路OR11からアド
レスクロツク信号ACKを生じさせる。 またこの実施例の場合、テンポ制御回路16で
用いられるキーオンタイミング信号KOTはオア
回路OR12の出力から得られる。 以上説明したように、この発明によれば操作子
の操作タイミングに対応して自動演奏の進行が自
動的に制御されるので、自動演奏の進行と押鍵に
よるマニアル演奏とが常に一致し、好ましい演奏
が得られる。 なお、同音階の音が複数個連続する場合は、こ
れらの音を1個の音として符長データおよび音高
データを形成するようにしてもよい。このように
構成すると、特に短い符長の音符が連続する場合
においてテンポの安定性が得られる。 またメロデイ音のうち重要な音符のみを抜き出
してデータを作るようにしてもよい。この場合は
データの簡略化をはかることができる。 また押鍵タイミングが早かつた場合に発生する
早送りクロツクをテンポに追従させたり、符長一
致時から指数的に速くしたり、再スタートに向い
指数的に遅くしたりするようにしてもよい。これ
によつて演奏の追従を容易にすることができる。 また過去n個のテンポデータによつてテンポパ
ルスの周波数を制御する場合、n個のデータにそ
れぞれ重みづけをするようにしてもよい。例えば
近いデータほど大きな重みづけをすれば自然なテ
ンポ制御が可能となる。 また自動演奏の基礎となる楽譜データはペタル
鍵盤に関するものまたは下鍵盤に関するものでも
同様に実現可能であることはもちろんである。 また、この実施例では、自動演奏メロデイ音形
成回路によつて演奏するメロデイ音を常に1音分
だけ前にモニター発音するようにし、演奏者のメ
ロデイ演奏を容易にするようにしたが、オブリガ
ートデータを記憶したオブリガート発生回路を設
け、オブリガートを自動演奏するようにして演奏
者の演奏を補助するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は第1図に示す早送り停止制御回路の
詳細構成例を示す回路図、第3図は第1図の装置
の動作を説明するタイミングチヤート、第4図、
第5図、第6図は第1図に示すテンポ制御回路の
詳細構成例を示すブロツク図、第7図はこの発明
の他の実施例を示すブロツク図である。 1……楽譜、2……楽譜データ読取装置、3…
…データメモリ、4……アドレスカウンタ、5…
…スタートストツプ制御回路、6,10……ラツ
チ回路、7……遅延回路、8……休歩検出回路、
9……メロデイ音形成部、11……サウンドシス
テム、12……比較回路、13……微分回路、1
4……セレクトスイツチ、15……早送り停止制
御、16……テンポ制御回路、17,38……リ
ズムカウンタ、21……伴奏音形成部、37……
ダウンカウンタ、39……加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の演奏タイミング情報を記憶する記憶手
    段と、操作子と、該操作子の操作に基づき前記記
    憶手段から前記演奏タイミング情報を演奏順に読
    出す読出し手段と、前記記憶手段から読出された
    演奏タイミング情報により指示される指示タイミ
    ングを基準として前記操作子の操作タイミングの
    遅早を検出する検出手段と、自動演奏手段と、前
    記検出手段の検出出力に対応して前記自動演奏手
    段による自動演奏の停止および早送り進行を制御
    する自動演奏進行制御手段とを具えた電子楽器。 2 前記記憶手段は、演奏すべき楽音の符長情報
    を前記演奏タイミング情報として記憶する特許請
    求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記操作子は、鍵盤のいずれかの鍵である特
    許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 4 前記読出し手段は、前記操作子の操作に対応
    して発生されるキーオン信号にもとづき前記演奏
    タイミング情報を読出す特許請求の範囲第1項記
    載の電子楽器。 5 前記検出手段は、前記読出し手段による演奏
    タイミング情報の読出し時点から次の操作子の操
    作時点まで所定のクロツクパルスを計数するカウ
    ンタと、該カウンタの計数値と前記演奏タイミン
    グ情報とを比較する比較回路とを具える特許請求
    の範囲第1項記載の電子楽器。 6 前記所定のクロツクパルスは、前記自動演奏
    手段の自動演奏のテンポを制御するテンポパルス
    であり、該テンポパルスは前記操作子の操作タイ
    ミグにもとづき制御される特許請求の範囲第5項
    記載の電子楽器。 7 前記自動演奏進行制御手段は、前記操作子の
    操作タイミングが前記演奏タイミング情報の指示
    するタイミングよりも早いことが前記検出手段に
    よつて検出されると前記自動演奏手段による自動
    演奏の進行を早送りする自動演奏早送り手段を具
    えた特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 8 前記自動演奏手段は、テンポパルスを計数す
    るテンポカウンタの計数値に対応して自動演奏の
    進行が制御されるものであり、前記自動演奏早送
    り手段は、該テンポパルスを該テンポパルスより
    も周波数の高いパルスに切換えるものである特許
    請求の範囲第7項記載の電子楽器。 9 前記自動演奏手段は、テンポパルスを計数す
    るテンポカウンタの計数値に対応して自動演奏の
    進行が制御されるものであり、前記自動演奏早送
    り手段は、前記テンポカウンタに早送り目標値を
    プリセツトするものである特許請求の範囲第7項
    記載の電子楽器。 10 前記自動演奏進行制御手段は、前記演奏タ
    イミング情報の指示するタイミングになつても未
    だ前記操作子が操作されていないことが前記検出
    手段によつて検出されると前記自動演奏手段によ
    る自動演奏の進行を停止させる自動演奏停止手段
    を具えた特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 11 前記自動演奏手段は、テンポパルスを計数
    するテンポカウンタの計数値に対応して自動演奏
    の進行が制御されるものであり、前記自動演奏停
    止手段は、該テンポカウンタへのテンポパルスの
    供給を禁止するものである特許請求の範囲第10
    項記載の電子楽器。
JP57090182A 1982-05-27 1982-05-27 電子楽器 Granted JPS5824192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57090182A JPS5824192A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57090182A JPS5824192A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 電子楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5824192A JPS5824192A (ja) 1983-02-14
JPS6327718B2 true JPS6327718B2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=13991340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57090182A Granted JPS5824192A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5824192A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5824192A (ja) 1983-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4484507A (en) Automatic performance device with tempo follow-up function
JPH0132520B2 (ja)
JPH022153B2 (ja)
US4357854A (en) Automatic rhythm performance device
JPH0634170B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPS648835B2 (ja)
JPS6327719B2 (ja)
JPS6327718B2 (ja)
US4152966A (en) Automatic chromatic glissando
JP2768233B2 (ja) 電子楽器
JPS648832B2 (ja)
JPS5824194A (ja) 電子楽器
JPS6314358B2 (ja)
JPS6211357B2 (ja)
JPH0363759B2 (ja)
JP2518356B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0631977B2 (ja) 電子楽器
JPH0436398B2 (ja)
JPH0155471B2 (ja)
JPS648837B2 (ja)
JP2636393B2 (ja) 自動演奏装置
JPS6253839B2 (ja)
JP3090570B2 (ja) 電子楽器の楽音変調制御装置
JPH0432397B2 (ja)
JPH05273971A (ja) 電子楽器