JPS63276552A

JPS63276552A - ビデオプリンタ

Info

Publication number: JPS63276552A
Application number: JP11216887A
Authority: JP
Inventors: Kunio Endo; 遠藤　邦男
Original assignee: NEC Home Electronics Ltd; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Home Electronics Ltd; NEC Corp
Priority date: 1987-05-08
Filing date: 1987-05-08
Publication date: 1988-11-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、テレビ画像をプリントするビデオプリンタに
関し、特にプリント画像の左右を反転できるように工夫
したものである。

（従来の技術）ビデオプリンタは、テレビ画像のハードコピーを作成す
るプリンタであり、所望の映像を写真のように固定記録
することができる。

第５図につき従来のビデオプリンタにおける信号処理を
概略的に説明する。

第５図（Ａ）に示すような１コマのテレビ画像１００を
プリントする場合、そのコマ（フレーム）の映像信号が
ディジタル化され画素データとしてフレームメモリ１０
２（第５図Ｂ）に一旦格納される。フレームメモリ１０
２の各行はテレビ画像１００の水平走査線に対応し、画
素データはラスク走査に対応した順序で書き込まれる。

次に、フレームメモリ１０２の第１列から始まって１列
のラインずつ画素データが読み出され、ラインバッファ
１０４（第５図Ｃ）にう・ノチされる。次いで、ライン
バッファ１０４より所定のタイミングで読み出された各
列の画素データａ１１゜ａ２ｉ、・・・・ａｎｔはプロ
セス部（図示せず）等で所定の補正・処理を施されたの
ちプリントへ、ド１０６に印画データとして送られる。

プリントヘッド１０６は、１ライン（列）の画素データ
ａ　ＩＬ　　ａ　２Ｌ　・・・・ａｎｉにそれぞれ対応
した複数のプリント素子ｐ　１．ｐ　２．・・・・ｐｎ
をテレビ画像の垂直方向に相当する縦方向に配列してな
り、テレビ画像の水平走査方向に相当する方向で、例え
ば矢印のように左→右の向きに走査するようになってい
る。しかして、プリントヘッド１０６が１ラインずつ走
査する度毎に各プリント素子ｐＪが対応画像データａｊ
ｉの内容に応じたドツトを印する結果、用紙１０８（第
５図Ｄ）上にはテレビ画像１００のハードコピー１１０
が形成される。

（発明か解決しようとする問題点）上述のように、従来のビデオプリンタでは、テレビ画像
と相似なハードコピーしか得られないようになっており
、日常の用途にはそれで十分である。

しかしながら、ビデオプリンタの画質向上に伴い、プリ
ント画像をいろいろと発展利用する試みが考えられ、例
えばテレフォンカード等のデザインカードに利用するこ
とが考えられる。

その場合、従来のビデオプリンタによるプリント画像を
使うとすれば、第６図に示すように印画面１２０ａを表
にして印画紙１２０をカード基板１２２に貼り付けるこ
とになるが、そうするとカード表面の感触がよくないだ
けでなく、水や汗等が付くとインクＰＱかにじんで画像
かぼけやすく具合が悪い。

そこで、第７図のように、表面に透明なフィルム１２４
を被せるような対策が考えられるが、これは製作が面倒
であり、カードも厚くなるので、あまり好ましいもので
はない。

この問題に対する有効な解決法は、第８図に示すように
透明な印画紙１３０上に左右反転したプリント画像を形
成し、その画像（印画）面をカード基板１２２に合わせ
るようにして印画紙１３０を貼り付けることである。そ
うすれば、カード表面と向き合う側から（矢印の方向か
ら）は、透明印画紙１３０を通して正常な（左右逆転し
ていない）画像、つまりテレビ画像に相似なプリント画
像に見えることになる。このような構造のデザインカー
ドは、表面の感触と画像の保存性がよく、製作も簡単で
ある。

本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、左右
反転したプリント画像が得られるビデオプリンタを提供
することを目的とする。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために本発明は、１画像分の画素デ
ータを蓄積する画像メモリより水平もしくは垂直方向に
１ラインずつ画素データを読み出して印画走査方向に対
して垂直な方向に１つの印画ライン上の印画を行うよう
にしたビデオプリンタにおいて、印画走査の向きを反転
する手段を備える構成とした。

（作用）画像メモリより読み出される画素データのラインの方向
（水平もしくは垂直）はテレビ画像の水平もしくは垂直
方向に対応している。

例えば、画素データのラインの方向が垂直で印画走査の
向きがテレビ画像の水平方向に対応して左→右とした場
合に、プリント画像の左端、右端の印画ラインはそれぞ
れテレビ画像の左端、右端の垂直ラインに対応し、した
がって正常なプリント画像が得られるとする。

このような走査方式において、印画走査の向きが反転す
ると、一枚のプリントにおいて印画ラインの配列順序が
反転することになり、結果的に左右反転したプリント画
像が得られる。

（実施例）以下、第１図ないし第４図を参照して本発明の一実施例
によるサーマル方式のビデオプリンタを説明する。

第１図および第２図は、このビデオプリンタの主要な構
成を示す一部断面側面図である。図中、１０は筐体、１
２はサーマルヘッド、１４はプラテン、１６はインクシ
ート書カセット、１８はインクシート、２０はプリント
用紙、２２は冷却ファンである。

サーマルヘッド１２は、紙面と垂直な方向に１印画ライ
ン内の画素に１対１で対応した複数個（ｎ）の発熱抵抗
素子Ｒ１−Ｒｎを一列に配列してなる。インクシート１
８は、少なくとも印画ラインより大きな幅のもので、供
給リール１８Ａと巻取リール１６Ｂの間で双方向（１ｔ
３Ａ−＋１８Ｂ。

１６Ｂ→１６Ａ）に移動可能になっている。

このビデオプリンタでは、テレビ画像と相似なプリント
画像を印画する正常モードと、テレビ画像を左右反転し
たプリント画像を印画する左右反転モードとがある。

第１図には、正常モードにおいてプリント動作開始時の
用紙２０のセット位置が示される。すなわち、用紙左端
部２Ｏａ側の先頭の印画ラインにサーマルヘッド１２が
対向するようなセット位置である。左紙端センサ２４は
、用紙２０の左端を検出するもので、このセツティング
に使われる。

このセット位置から用紙２０は、サーマルヘッド１２が
１印画ライン上の印画を行う度毎に第１キヤプスタン２
８により矢印Ｆｌのように右→左の向きに１印画ライン
ずつ送られる。また、インクシート１８も用紙２０と同
じ速度で同じ向き（右→左）に送られる。

しかして、正常モードでは、サーマルヘッド１２側から
みると、印画走査の向きは第５図（Ｄ）と同じく左→右
となり、テレビ画像と相似な正常のプリント画像が印画
される。印画済みの用紙２０は一点鎖線［２０コのよう
に紙送り板３２上を通って排紙ローラ３４により排紙ト
レイ３６の中に収容される。

第２図には、反転モードにおけるプリント動作開始時の
用紙２０のセット位置が示される。このモードでは、用
紙右端部２Ｏｂ側の先頭の印画ラインにサーマルヘッド
１２が対向するようにセットされる。右紙端センサ２６
は、このセツティングのために用紙２０の右端を検出す
る。

このセット位置から用紙２０は、サーマルヘッド１２の
印画動作に同期して第２キヤプスタン３０により矢印Ｆ
２のように左→右の向きに１印画ラインずつ送られる。

また、インクシート１８は用紙２０と同じ速度で同じ向
き（左→右）に送られる。その結果、印画終了時には用
紙２０が二点鎖線（２０）の位置まで来て、この位置か
ら第１キヤプスタン２８により右→左の向きに送゛られ
正常モードのときと同様にして排紙トレイ３６の中に収
容される。

しかして、反転モードでは、サーマルヘッド１２側から
みると、印画走査の向きは第３図（Ａ）に示すように右
→左となり（第５図（Ｄ）とは反対）結果的には第３図
（Ｂ）に示すようにテレビ画像を左右反転したプリント
画像５０が作成される。したがって、用紙２０を透明な
フィルムに選べば、第８図のようなデザインカードに利
用することができる。

ところで、反転モードでは、インクシート１８が正常モ
ードのときとは反対に巻取リール１８Ｂ側から供給リー
ル１６Ａ側に送られる。このために、印画動作の開始に
先立ち、予め必要な反転画像の枚数分たけ未使用のイン
クシート１８を巻取リール１６Ｂに巻き取っておくよう
に供給リール１６Ａから巻取リール１８Ｂへのシート送
りが行われる。また、第２キヤプスタン３０は、反転モ
ードのために設けられたものである。すなわち、従来の
ように一方向だけの印画走査であれば、第１キヤプスタ
ン２８だけで足りるが、本発明にしたがい双方向の印画
走査を行うように、第１キャプスタン２８と反対側に第
２のキャプスタン３０を並設したのである。

なお、第１図および第２図において、３８は給紙トレイ
であり、印画動作の開始前にここから用紙２０が給紙ロ
ーラ４０により第１図の点線〈２０〉のようにして印画
部に給紙される。

第４図は、このビデオプリンタの制御部のシステム構成
を示す。機構制御部６０は、上述した供給および巻取り
−ル１６Ａ、１６Ｂ、第１および第２キャプスタン２８
，３０、排紙ローラ３４、給紙ローラ４０等を駆動する
駆動部６２〜６８゜゛・・・・を制御する。また、機構
制御部６０は、システムコントローラ７２．バッファ７
４および左始端および右始端センサ２４，２６に接続さ
れる。バッファ７４にはフレームメモリより読み出され
て印画用の信号処理を受けた所定ビットの画素データ（
印画データ）が入力される。そして、正常／反転切替ボ
タン７６によるモード指定がシステムコントローラ８２
を介して機構制御部６０に与えられ、それに応動して機
構制御部６０は上述のような正常もしくは反転モードの
印画動作を制御する。

以上、好適な一実施例について説明したが、本発明の技
術的範囲内で種々の変形、変更が可能であり、例えば上
述のようなキャプスタン駆動方式の紙送りに限らす、プ
ラテン駆動方式も可能であり、用紙を固定してプリント
ヘッドのほうを移動させるような印画走査方式も可能で
ある。

（発明の効果）以上のように、本発明は、１画像分の画素データを蓄積
する画像メモリより水平もしくは垂直方向に１ラインず
つ画素データを読み出して印画走査方向に対して垂直な
方向に１つの印画ライン上の印画を行うようにしたビデ
オプリンタにおいて印画走査の向きを反転することによ
って左右反転したプリント画像を得るようにしたもので
あり、この種ビデオプリンタの利用度ないし応用範囲を
大きく拡大する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は、本発明の一実施例によるサーマ
ル式ビデオプリンタの主要な構成を示す一部断面側面図
、第３図は、実施例のビデオプリンタによる左右反転の作
用を示すための略平面図、第４図は、実施例のビデオプリンタのシステム構成を示
すブロック図、第５図は、従来のビデオプリンタにおける信号処理を概
略的に説明するための図、第６図および第７図は、従来のビデオプリンタによるプ
リント画像を利用したデザインカードの略断面図、第８図は、第６図および第７図のカードの問題に対する
有効な解決法によるデザインカードの略断面図である。図面において、１０・・・・サーマルヘッド、１４・・・・プラテン、１６・・・・インクシート・カセット、１６Ａ・・・・
供給リール、１６Ｂ・・・・巻取リール、１８・・・・インクシート、２０・・・・プリント用紙、２４・・・・左紙端センサ、２６・・・・右紙端センサ、２８・・・・第１キヤプスタン、３０・・・・第２キヤプスタン、６０・・・・機構制御部、６２〜６８・・・・機構部、７６・・・・正常／反転切替ボタン。

Claims

【特許請求の範囲】１画像分の画素データを蓄積する画像メモリより水平も
しくは垂直方向に１ラインずつ画素データを読み出して
印画走査方向に対して垂直な方向に１つの印画ライン上
の印画を行うようにしたビデオプリンタにおいて、前記印画走査の向きを反転する手段を備えることを特徴
とするビデオプリンタ。