JPS6327553B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327553B2 JPS6327553B2 JP53085033A JP8503378A JPS6327553B2 JP S6327553 B2 JPS6327553 B2 JP S6327553B2 JP 53085033 A JP53085033 A JP 53085033A JP 8503378 A JP8503378 A JP 8503378A JP S6327553 B2 JPS6327553 B2 JP S6327553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- hydraulic
- flow rate
- pump
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 16
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧シヨベルの上部旋回体の如き大き
な慣性モーメントを有する可動物の駆動油圧回路
の油圧ポンプ制御装置に関する。
な慣性モーメントを有する可動物の駆動油圧回路
の油圧ポンプ制御装置に関する。
このような旋回体を駆動する油圧モータの必要
流量は旋回体の加速に従がい徐々に増加する。従
がつて従来この必要流量の少ない時期である旋回
開始時点には必要以上にポンプから吐出される余
剰流量をリリーフ弁より放出し、ためにエネルギ
ーの浪費が生じ不経済であつた。本発明は可変容
量油圧ポンプの吐出流量を前記必要流量に応じて
制御しエネルギーの浪費を最少限に押える装置を
提供する。
流量は旋回体の加速に従がい徐々に増加する。従
がつて従来この必要流量の少ない時期である旋回
開始時点には必要以上にポンプから吐出される余
剰流量をリリーフ弁より放出し、ためにエネルギ
ーの浪費が生じ不経済であつた。本発明は可変容
量油圧ポンプの吐出流量を前記必要流量に応じて
制御しエネルギーの浪費を最少限に押える装置を
提供する。
そこで本発明は第１図に示す如く、手動操作に
よつて変位するピストン２を有する制御シリンダ
１と、前記ピストン２の変位に連動し可変油圧ポ
ンプ３の吐出量を制御する制御杆４と、前記ピス
トン２の両側の油圧室を連通する管路を前記ポン
プ３の吐出圧が一定以上になつたときのパイロツ
ト圧で遮断する切換弁５とを有するものである。
よつて変位するピストン２を有する制御シリンダ
１と、前記ピストン２の変位に連動し可変油圧ポ
ンプ３の吐出量を制御する制御杆４と、前記ピス
トン２の両側の油圧室を連通する管路を前記ポン
プ３の吐出圧が一定以上になつたときのパイロツ
ト圧で遮断する切換弁５とを有するものである。
以下図面により本発明の各実施例につき詳説す
ると、第１図に示す如く旋回油圧モータ６は両方
向吐出の可変容量油圧ポンプ３から閉回路で作動
油を供給され、その油圧ポンプ３は図示せぬ原動
機により駆動されている。油圧ポンプ３の吐出流
量は制御シリンダ１のピストン２の変位に連動す
る制御杆４により行なわれ、該ピストン２は補助
シリンダ１′のピストン２′と剛体で結合されてい
る。シリンダ１，１′は夫々複動油圧シリンダで
あり、補助シリンダ１′の油圧室１′ａ，１′ｂは
夫々手動操作装置に連通し、制御シリンダ１の油
圧室１ａ，１ｂは夫々切換弁５を介して連通され
ている。前記手動操作装置は操作レバー８とその
レバー８の変位に応じた油圧を生じさせる作動弁
９ａ，９ｂ及び該弁９ａ，９ｂに連通する定容量
油圧ポンプ１０とからなる。
ると、第１図に示す如く旋回油圧モータ６は両方
向吐出の可変容量油圧ポンプ３から閉回路で作動
油を供給され、その油圧ポンプ３は図示せぬ原動
機により駆動されている。油圧ポンプ３の吐出流
量は制御シリンダ１のピストン２の変位に連動す
る制御杆４により行なわれ、該ピストン２は補助
シリンダ１′のピストン２′と剛体で結合されてい
る。シリンダ１，１′は夫々複動油圧シリンダで
あり、補助シリンダ１′の油圧室１′ａ，１′ｂは
夫々手動操作装置に連通し、制御シリンダ１の油
圧室１ａ，１ｂは夫々切換弁５を介して連通され
ている。前記手動操作装置は操作レバー８とその
レバー８の変位に応じた油圧を生じさせる作動弁
９ａ，９ｂ及び該弁９ａ，９ｂに連通する定容量
油圧ポンプ１０とからなる。
以下、本装置の作動につき詳説する。
(1) 図示せぬ旋回体を旋回させる旋回油圧モータ
６の駆動のため操作レバー８を作動弁９ｂ側に
回動させると、該レバー８の回動角に応じた圧
力が管路１１ｂに発生し、補助シリンダ１′の
ピストン２′はバネ１２ａ，１２ｂに対抗して
右方向に動かされる。すると剛体７および制御
杆４を介して可変容量ポンプ３の吐出流量はピ
ストン２，２′の変位に比例して増加する。こ
のときのピストン２′の変位はその油圧室１′
ｂ，１′ａへ通じる管路１１ｂ，１１ａの途中
に絞り１３ｂ，１３ａが存在するため油圧室
１′ｂの圧力とバネ１２ａ，１２ｂの反力の和
が均衡するまで徐々に行なわれる傾向にある。
６の駆動のため操作レバー８を作動弁９ｂ側に
回動させると、該レバー８の回動角に応じた圧
力が管路１１ｂに発生し、補助シリンダ１′の
ピストン２′はバネ１２ａ，１２ｂに対抗して
右方向に動かされる。すると剛体７および制御
杆４を介して可変容量ポンプ３の吐出流量はピ
ストン２，２′の変位に比例して増加する。こ
のときのピストン２′の変位はその油圧室１′
ｂ，１′ａへ通じる管路１１ｂ，１１ａの途中
に絞り１３ｂ，１３ａが存在するため油圧室
１′ｂの圧力とバネ１２ａ，１２ｂの反力の和
が均衡するまで徐々に行なわれる傾向にある。
(2) そして図外の旋回体の旋回開始の時点におい
ては該旋回体の大きな慣性モーメントのため旋
回駆動モータ６の負荷が大きく、モータ６に流
入する作動油は少ない。そのため制御杆４の変
位に従がつてポンプ３より吐出された作動油は
管路１４ｂで高圧となり、リリーフ弁１５ｂを
通じて管路１４ａに一部分流される。かかる分
流が継続するとエネルギーの浪費が著しくなる
が、 (3) このとき既に補助シリンダの油圧室１′ｂに
連通する管路１１ｂの油圧に基づきシヤトル弁
１６を介し切換弁１７が作動状態にあり、その
ため可変油圧ポンプ３の吐出側管路１４ｂの高
圧はシヤトル弁１８を介し制御シリンダ１の切
換弁５を作動させ油圧室１ｂ，１ａを連通する
管路１９の連絡を遮断する。その結果制御ピス
トン２をロツク状態にするとともに補助ピスト
ン２′も同様の状態にし、制御杆４の可動を停
止させ可変油圧ポンプ３の吐出量増加を停止さ
せる。
ては該旋回体の大きな慣性モーメントのため旋
回駆動モータ６の負荷が大きく、モータ６に流
入する作動油は少ない。そのため制御杆４の変
位に従がつてポンプ３より吐出された作動油は
管路１４ｂで高圧となり、リリーフ弁１５ｂを
通じて管路１４ａに一部分流される。かかる分
流が継続するとエネルギーの浪費が著しくなる
が、 (3) このとき既に補助シリンダの油圧室１′ｂに
連通する管路１１ｂの油圧に基づきシヤトル弁
１６を介し切換弁１７が作動状態にあり、その
ため可変油圧ポンプ３の吐出側管路１４ｂの高
圧はシヤトル弁１８を介し制御シリンダ１の切
換弁５を作動させ油圧室１ｂ，１ａを連通する
管路１９の連絡を遮断する。その結果制御ピス
トン２をロツク状態にするとともに補助ピスト
ン２′も同様の状態にし、制御杆４の可動を停
止させ可変油圧ポンプ３の吐出量増加を停止さ
せる。
(4) しばらくして図外の旋回体の加速に伴い旋回
油圧モータ６の負荷が軽減すると、管路１４ｂ
の圧力が降下し制御シリンダ１の切換弁５をノ
ーマル位置に戻して制御ピストン２のロツク状
態を解除し、補助ピストン２′の右方向への移
動を許し可変容量ポンプ３の吐出量を増加させ
る。
油圧モータ６の負荷が軽減すると、管路１４ｂ
の圧力が降下し制御シリンダ１の切換弁５をノ
ーマル位置に戻して制御ピストン２のロツク状
態を解除し、補助ピストン２′の右方向への移
動を許し可変容量ポンプ３の吐出量を増加させ
る。
(5) そしてポンプ３の吐出量の増加が油圧モータ
６の必要流量より大きくなる時点で再び前記(2)
〜(4)のことが繰り返され、最終的に補助ピスト
ン２′は油圧室１′ｂの圧力とバネ１２ａ，１２
ｂの夫々の反力和とが均衡する位置まで移動
し、可変容量油圧ポンプ３の吐出流量がピスト
ン２，２′のその位置に応じた値となる。
６の必要流量より大きくなる時点で再び前記(2)
〜(4)のことが繰り返され、最終的に補助ピスト
ン２′は油圧室１′ｂの圧力とバネ１２ａ，１２
ｂの夫々の反力和とが均衡する位置まで移動
し、可変容量油圧ポンプ３の吐出流量がピスト
ン２，２′のその位置に応じた値となる。
以上の動作により、可変容量油圧ポンプ３の吐
出流量は旋回油圧モータ６の必要流量の増加とほ
ぼ同程度増加し、その結果浪費エネルギーとなる
べきリリーフ弁１５を通過する余剰流量を最少限
度に押え得る。ただし旋回油圧モータ６の必要流
量はその加速にともない連続的に増加するのに対
し、可変容量ポンプの吐出流量は階段状の増加と
なる。しかし管路１１ａ，１１ｂの途中に配設さ
れた絞り１３ａ，１３ｂを適切に選定することに
よりこの階段状の段差を小さく押え、ほぼ前記の
連続的増加に近似させることができる。
出流量は旋回油圧モータ６の必要流量の増加とほ
ぼ同程度増加し、その結果浪費エネルギーとなる
べきリリーフ弁１５を通過する余剰流量を最少限
度に押え得る。ただし旋回油圧モータ６の必要流
量はその加速にともない連続的に増加するのに対
し、可変容量ポンプの吐出流量は階段状の増加と
なる。しかし管路１１ａ，１１ｂの途中に配設さ
れた絞り１３ａ，１３ｂを適切に選定することに
よりこの階段状の段差を小さく押え、ほぼ前記の
連続的増加に近似させることができる。
以上の如く本発明は簡単な油圧回路により、旋
回油圧モータの初動時において必要流量の少いと
きには、油圧ポンプの吐出流量の増大を押えて余
剰流量の放出を最少限にすることにより浪費エネ
ルギーを節減し、旋回油圧モータの運転時におい
ては油圧ポンプの吐出流量を必要充分に増大させ
て油圧ポンプの吐出流量を制御しエネルギーの浪
費を最少限に押えることができる。
回油圧モータの初動時において必要流量の少いと
きには、油圧ポンプの吐出流量の増大を押えて余
剰流量の放出を最少限にすることにより浪費エネ
ルギーを節減し、旋回油圧モータの運転時におい
ては油圧ポンプの吐出流量を必要充分に増大させ
て油圧ポンプの吐出流量を制御しエネルギーの浪
費を最少限に押えることができる。
第１図は本発明の第１実施例を示す油圧回路図
である。 １……制御シリンダ、２……ピストン、３……
可変油圧ポンプ、４……制御杆、５……切換弁、
６……旋回油圧モータ、７……剛体、８……操作
レバー、９……作動弁、１０……定容量油圧ポン
プ、１１……管路、１２……バネ、１３……絞
り、１４……管路、１５……リリーフ弁、１６…
…シヤトル弁、１７……切換弁、１８……シヤト
ル弁、１９……管路、１′……補助シリンダ、
２′……補助シリンダのピストン。
である。 １……制御シリンダ、２……ピストン、３……
可変油圧ポンプ、４……制御杆、５……切換弁、
６……旋回油圧モータ、７……剛体、８……操作
レバー、９……作動弁、１０……定容量油圧ポン
プ、１１……管路、１２……バネ、１３……絞
り、１４……管路、１５……リリーフ弁、１６…
…シヤトル弁、１７……切換弁、１８……シヤト
ル弁、１９……管路、１′……補助シリンダ、
２′……補助シリンダのピストン。
Claims (1)
- １ 手動操作によつて変位するピストンを有する
複動制御シリンダと、前記ピストンの変位に連動
し可変容量油圧ポンプの吐出量を制御する制御杆
と、前記ピストン両側の油圧室を連通する管路を
前記ポンプの一定以上の吐出圧で遮断作動する切
換弁とを有する可変容量ポンプの吐出流量制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8503378A JPS5512246A (en) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Delivery flow rate controller for variable flow pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8503378A JPS5512246A (en) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Delivery flow rate controller for variable flow pump |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5512246A JPS5512246A (en) | 1980-01-28 |
| JPS6327553B2 true JPS6327553B2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=13847380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8503378A Granted JPS5512246A (en) | 1978-07-14 | 1978-07-14 | Delivery flow rate controller for variable flow pump |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5512246A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103527538A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-22 | 中航力源液压股份有限公司 | 双向柱塞变量泵液压控制装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS483122U (ja) * | 1971-05-31 | 1973-01-16 |
-
1978
- 1978-07-14 JP JP8503378A patent/JPS5512246A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS483122U (ja) * | 1971-05-31 | 1973-01-16 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103527538A (zh) * | 2013-10-30 | 2014-01-22 | 中航力源液压股份有限公司 | 双向柱塞变量泵液压控制装置 |
| CN103527538B (zh) * | 2013-10-30 | 2015-08-26 | 中航力源液压股份有限公司 | 双向柱塞变量泵液压控制装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5512246A (en) | 1980-01-28 |
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