JPS63274872A - サ−ボ加速度計における振り子の支持構造 - Google Patents

サ−ボ加速度計における振り子の支持構造

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JPS63274872A
JPS63274872A JP10845787A JP10845787A JPS63274872A JP S63274872 A JPS63274872 A JP S63274872A JP 10845787 A JP10845787 A JP 10845787A JP 10845787 A JP10845787 A JP 10845787A JP S63274872 A JPS63274872 A JP S63274872A
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JP
Japan
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pendulum
spring
coil
support
end part
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JP10845787A
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English (en)
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Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サーボ加速度計における振り子の支持構造に
関するもので、たとえば、カメラぶれの検知用としてカ
メラに搭載される精密小型のサーボ加速度計などにおけ
る振り子の支持構造に関するものである。
[従来の技術] 第7図ないし第10図は従来のこの種のサーボ加速度計
の一例を示したもので、このうち、第7図はその構成の
分解斜視図である。第7図において、la、lb、Ic
は外枠であって、これら外枠1a、1b、lcを互いに
組み立てた時、振り子支持部2の上下にそれぞれ延びて
いる剛性の小さいBe−Cu等の板ばねからなる支持ば
ね3a、3bのハツチング図示部分がそれぞれ外枠1a
、lb、lcのハツチング図示部分により、強固に挟着
されることになり、振り子支持部2と一体をなして水平
に支持されている振り子4は、矢印13の方向の加速度
aを受けると、後述するように、矢印14の方向に振動
する構成になっている。
前記振り子4は、ベース5と、該ベース5に設けられた
コイル6と、該ベース5の先端に設けられたおもり7で
構成され、中心にはスリット8が設けられている。そし
てコイル6の上下、つまり、ベース5の上下には、これ
らと相隔てて磁気回路板9と、永久磁石10a、10b
がそれぞれ外枠1bと外枠1aに固定して配置されてい
る。またベース5のスリット8の上方の外枠1bには赤
外発光ダイオード等の投光器11が配置され、同じくス
リット8の下方の外枠1aにはspc等の光電式の変位
検出器12が配置されている。
すなわち、加速度aが外枠1a、lb、Icに対して矢
印13で示す方向に働くと、振り子支持部2および振り
子4は、一体となって支持ばね3a、3bを捩るように
加速度aと反対の方向に傾き、この振れ角は、スリット
8を介しての投光器11からのビームの変位検出器12
上の位置により検出できる。
また永久磁石10aからの磁束は、永久磁石10a→コ
イル6→磁気回路板9→コイル6→永久磁石10b−外
枠1a−永久磁石10aを通る閉磁束ループを形成して
おり、コイル6の平面に垂直な方向に磁束がつくられて
いる。また永久磁石tOaと永久磁石10bの極性は逆
になっており、コイル6に電流を流すことにより、フレ
ミングの法則によフて振り子4を加速度aの矢印13の
方向に動かすようにしである。
第8図は上記の場合に作動する加速度検出回路を示し、
該検出回路は、前記変位検出器12からの出力を増幅す
る変位検出増幅器15a。
15b、15cと、このフィードバック回路を安定な回
路系にするための補償回路16と、この補償回路16か
らの出力をさらに電流増幅してコイル6に通電するトラ
ンジスタ回路17と、コイル6とが直列的に接続されて
いる。ここで、コイル6に通電がなされると、外部から
の加速度aによる振り子4の振れ方向と反対方向に力が
発生するように、コイル6の巻線方向、永久磁石10a
、10bの極性が設定されている。
以上に説明したサーボ加速度計の原理は、外部から加速
度aが加わると、慣性力により振り子4が振れ、ベース
5に設けられているスリット8が穆動し、そのために投
光器11からの変位検出器12に入射する光束の中心が
変化し、該変位検出器12からその変位量に比例した出
力が発生する。その出力を変位検出増幅器15a。
15b、15cで増幅し、さらにトランジスタ回路17
により電流増幅して、コイル6に通電する。該コイル6
への通電により、振り子4には外部からの加速度aによ
る振れ方向とは逆方向の力が発生し、変位検出器12に
入射する光束が該加速度aの加わらない元の位置に戻る
ように電流量を調整する。
また加速度計の上記作動に際し、コイル6を流れる電流
量は振り子4に加わる力に比例しており、さらに振り子
4に加わる力は、振り子4を原点に戻す力、つまり、外
部からの加速度aの大きさに比例しているために、抵抗
18を通して電流を電圧Vとして読み取ることにより、
その加速度aの大きさを求めることができる。
なお第8図にみられるように、増幅器15とトランジス
タ回路17aとにより、投光器11と変位検出器12が
常に安定して動作するように、両者間でフィードバック
回路を構成している。また第8図にみられる6aはコイ
ル6の一端部の引き出し線、6bは同じく他端部の引き
出し線である。
ところで、支持ばね3a、3bを有する振り子支持部2
と振り子4とからなる振り予成を採用した加速度計の構
成では、振り子4の振れ角が小さく、かつ、大きな出力
が得られるので、広範囲にわたって安定して加速度が検
知できるから、カメラのように様々な加速度が加わる場
合の検知に適している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述の従来の加速度計による加速度検知
が高精度に行なわれるためには、振り子支持部2に対し
て、上下の支持ばね3a。
3bが正確に垂直位置を占め、かつ、振り子4が正確に
水平位置を占めるように構成されなければならない。ま
た支持ばね3a、3bによる振り子4の支持は、摩擦が
極めて少ないという長所をもフているものの、従来の支
持ばね3a。
3bによる振り子4の支持構造は、第9図および第10
図に示されるような構造であったため、以下に述べる問
題点があった。
すなわち、支持ばね3a、3bと振り子4は、第9図に
示すように、支持ばね3a、3bがマイラ等の絶縁シー
ト19a、19bを介して金属製のチャック部材5a、
5bに挟まれ、図示されていないねじがねじ孔20aに
ねじ込まれ、各部材を固定しているわけであるが、支持
ばね3a、3bが2枚あって、絶縁シート19a、19
bを同時に挟み込む必要があるため、第1に、支持ばね
3a、3bを振り子4に取り付けるときの位置決めが複
雑であり、第2に、チャック時の支持ばね3a、3bの
ずれが起こりやすく、さらに第3に、チャック部材5a
、5bによるチャック部が大きくなってしまうという問
題点があった。
ここで、支持ばね3a、3bの2枚になっていることと
、絶縁シート″、9a、19bが使用されている点につ
いて説明する。
振り子4に取り付けられるコイル6は、第8図に示すよ
うに、一方の引き出し線6aがトランジスタ回路17に
接続され、他方の引き出し線6bが抵抗18に接続され
ており、この振り子4と検出回路間の導線は、振り子4
の振れを妨げないように第9図に示す支持ばね3a。
3bが兼ねている。
第10図はコイル6と支持ばね3aの接続を示す説明図
であるが、コイル6の一端部6a’は支持ばね3aの一
端部3a’ と半田づけ等により接続されて第8図にみ
られる引き出し線6aを構成しており、図示はしていな
いが、コイル6の他端部も同様に支持ばね3bと接続さ
れて第8図にみられる引き出し線6bを構成している。
そのため、支持ばね3a、3bは別部品にして互いに絶
縁させ、金属製のチャック部材5a、5bによる導電を
防ぐために絶縁シート19a、19bを用いている。
なお金属製のチャック部材5a、5bを樹脂製にするこ
とにより絶縁シート19a、19bを廃止する試みもな
されたが、チャック部材の各部が歪みやすく、正確な固
定ができないうえに、ねじ孔20aのねじ上が樹脂製の
ため、弱く、各部材を強い力で締めつけることができな
かった。
本発明は、上述の問題点を解決しようとするものである
。すなわち、本発明は、支持ばねを振り子に取り付ける
ときの位置決めが容易であって、かつ、強固で精度の高
い組み立てを短時間で行なうことができるサーボ加速度
計における振り子の支持構造を提供することを目的とす
るものである。
[問題点を解決するための手段] 振り子支持部を、ばね部とそのばねをインサートモール
ドした樹脂部により構成して該樹脂部を振り子に固定し
、かつ、該ばねの中央部から切り離して該ばねの一端部
と他端部とを形成し、該ばねの前記一端部と他端部のそ
れぞれを、前記振り子に配置されたコイルの一端部と他
端部のそれぞれに接触させて固着した。
[作用コ 本発明によれば、ばね部とチャック部を一体成形するこ
とにより、ばねを振り子に取り付けるときの煩雑さが回
避され、精度を向上させるとともに、従来では製造上多
大の時間が必要であったコイルとばねの間の接続工程を
も省くことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示している。第1図におい
て、21は振り子支持部、22は振り子である。そして
振り子支持部21は支持ばね3a、3b (3bは図示
せず)をインサートモールドした樹脂部材5cからなっ
ている。なお同図中の符号のうち、第7図の従来例と同
じ部材には、同一符号で示している。
第2図は第1図の振り子支持部21と振り子22を分け
て示したもので、支持ばね3aに対する引き出し線部6
8″はコイル6から面一でプリントされている。また支
持ばね3bに対する引き出し線部も下面において同様に
コトル6から面一でプリントされている。
第3図ないし第6図は第1図に示した振り子支持部21
の製造および振り子22への取り付は方法を示したもの
で、以下に示すように、非常に簡単に、しかも、強固で
精度の高い組み立てができる。以下、第3図ないし第6
図により説明する。
第3図は公知のばねのインサートモールドによる振り子
樹脂部製造方法を示しており、金型23a、23bには
振子支持部21の雌型が形成されている。また支持ばね
3a、3bは中央部の連結部3cにより連結されたまま
金型23aのばね用溝38″、3b’ 、3c”上に固
定され、はぞ23a’ 、23b’ および23a“。
23b1を合わせて金型23a、23bが合わせられ、
湯口24から高温で溶体となったポリカーボネート等樹
脂が高圧で送り込まれる。ここで、支持ばね3a、3b
が連結部3cにより連結されているため、インサート成
形時の支持ばね3a、3bの変形が少ない。
第4図は成形された振り子支持部21を示しており、連
結部3cの切り込み線3c’を切り離す。
第5図において、振り子22の斜線部25の上面にドー
タイト(登録商i)等の導電性の接着剤を塗布し、該斜
線部25に対応する下面にも同様に導電性の接着剤を塗
布し、矢印26の方向から振り子支持部21に押し込む
第6図は押し込まれたのちの内部透視図であるが、第3
図および第4図に示した連結部3cが2つに分かれてた
わみ、コイル6の両端からの引き出し線部6a’、6b
“と接触しており、支持ばね3a、3bとコイル6との
接続は瞬時に行なわれた。
[発明の効果] 上述のように、本発明は、す、−ボ加速度計における振
り子を支持している振り子支持部を、ばね部とそのばね
をインサートモールドした樹脂部より構成して該樹脂部
を振り子に固定し、かつ、該ばねの中央部から切り離し
て該ばねの一端部と他端部とを形成し、該ばねの前記一
端部と他端部のそれぞれを、該振り子に力を加えるため
に該据っ子に配置されたコイルの一端部と他端部のそれ
ぞれに接触させて固着したものとしたので、そのばね部
とチャック部を一体成形することができて、ばねを振り
子に取り付けるときの煩雑さが回避され、精度を向上さ
せるとともに、従来では製造上多大の時間が必要であり
たコイルとばねの間の接続工程をも省くことができ、製
造時間の大幅な短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した斜視図、第2図は第
1図の部材の分解斜視図、第3図は第1図の振り子支持
部の製造方法の一例を示した斜視図、第4図は第3図の
方法によって得られた振り子支持部を示した斜視図、第
5図は第4図の振り子支持部へ第1図の振り子を取り付
ける方法の一例を示した斜視図、第6図は第5図の方法
によって取り付けられたのちの状態を示した内部透視図
、第7図は従来のサーボ加速度計の一例を示した分解斜
視図、第8図は第7図の加速度計の検出回路を示した説
明図、第9図は第7図の加速度計の問題点を説明するた
めの分解斜視図、第10図は同じくもう1つの斜視図で
ある。 3a、3b・・・支持ばね 5C・・・樹脂部材、6・
・・コイル      12・・・変位検出器、21・
・・掘り子支持部  22・・・振り子。 第1図 第2図 第3図 第4図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加速度により振れるばね支持の振り子と、 この振り子の変位を検出する変位検出器と、この変位検
    出器からの出力を基にして前記振り子を元の位置に戻す
    ように該振り子に力を加えるフィードバック回路とを有
    するとともに、該振り子に加える力の大きさにより前記
    加速度の大きさを検出するサーボ加速度計において、該
    振り子を支持している振り子支持部は、ばね部およびそ
    のばねがインサートモールドされた樹脂部からなり、か
    つ、前記樹脂部が該振り子に固定されているとともに、
    該ばねの中央部から切り離されて形成された該ばねの一
    端部と他端部のそれぞれが該振り子に前記力を加えるた
    めに該振り子に配置されたコイルの一端部と他端部のそ
    れぞれに接触して固着されていることを特徴とするサー
    ボ加速度計における振り子の支持構造。
JP10845787A 1987-05-01 1987-05-01 サ−ボ加速度計における振り子の支持構造 Pending JPS63274872A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03172706A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Canon Inc 移動状態検出装置
JPH03104862U (ja) * 1990-02-07 1991-10-30
US5721378A (en) * 1994-10-11 1998-02-24 Fujikura Ltd. Servo acceleration sensor and a method for computing an acceleration of the vehicle along a slope
JP2010096509A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Japan Aviation Electronics Industry Ltd サーボ型加速度計

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