JPH0236130Y2 - - Google Patents

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JPH0236130Y2
JPH0236130Y2 JP17254084U JP17254084U JPH0236130Y2 JP H0236130 Y2 JPH0236130 Y2 JP H0236130Y2 JP 17254084 U JP17254084 U JP 17254084U JP 17254084 U JP17254084 U JP 17254084U JP H0236130 Y2 JPH0236130 Y2 JP H0236130Y2
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holder
pendulum
lamp holder
flexible joint
cylindrical
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、加速度計、特にサーボ型加速度計に
関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の加速度計としては、例えば第4
及び5図に示すようなものがある。同図に於い
て、1は加速度を検出する棒状の振子で、これ
は、薄肉部2、即ち可撓部を有する可撓継手、即
ちヒンジ3により支持されている。この振子1
は、ヒンジ3の薄肉部2を支点として、第1図の
紙面と平行な(X−X)方向のみに回動できる。
ヒンジ3の一端は、第一の基台又はフレーム4の
ヒンジ取付台部5に、ヒンジ押え板6を介して、
例えばネジ等により、確実に取付けられている。
又、振子1には、2個の円筒状のトルカコイル
7,7Aがヒンジ3の薄肉部2の回動軸即ち0−
0軸に対して垂直に取付けられている。円板状の
永久磁石8及び円柱状のポールピース9が一方の
トルカコイル7に接触することなく、その内部に
挿入されるように、第一のフレーム4に、例えば
接着材により取付けられている。この第一のフレ
ーム4は、電磁軟鉄等の高透磁率を有する材料で
成形されているため、永久磁石8によりポールピ
ース9との間で、磁気回路を構成し、ヨーク(リ
ターンパス)の役目をしており、これ等は、トル
カコイル7と共に、一方のトルカを構成する。こ
の第一のフレーム4は、開孔4−2,4−3を有
し、これ等開孔4−2,4−3に振子1の偏位を
検出する2個の受光素子10,10Aが固着され
ている円柱状のホルダー29及び発光素子11が
固着されている円筒状のランプホルダー28が
夫々挿入され、振子1と共に偏位検出装置を構成
している。
一方、第二の基台又はフレーム12は、第一の
フレーム4と同じく、高透磁率の電磁軟鉄等で形
成され、トルカコイル7Aに接触せず且つその内
部に在る如く、この第二のフレーム12に接着さ
れた永久磁石13及びポールピース14との間
で、磁気回路を構成し、ヨークの役目を持つ。従
つて、トルカコイル7A、永久磁石13及びポー
ルピース14は他方のトルカを構成する。第一の
フレーム4の嵌合部15に、第二のフレーム12
の嵌合部16を挿入し、両者を一体化する。
偏位検出装置を構成する受光素子10及び10
A等よりの電気信号や、トルカコイル7,7Aに
フイードバツク電流を供給するためのリード線
(図示せず)等の外部端子22を、端子ケース2
3に、それぞれ気密構造に接着すると共に、該端
子ケース23の開放端が第一のフレーム4の内部
に在る如く、端子ケース23を第一のフレーム4
に気密に接着する。端子ケース23の中央の開口
部24を介して、内部の装置の電気系の結線等を
行い、第一の基台4及び端子ケース23により劃
成される室の内部を真空又は不活性気体(例えば
ヘリウムガス)等を充填しながら、蓋25を開口
部24に接着し、上記室の内部を気密状態に保持
し、部品の劣化等を防止し、長期間に亘り性能を
安定に保持する。
上述の構成による加速度計において、第一のフ
レーム4の中心軸X−X方向に加速度が作用する
と、振子1はヒンジ3の薄肉部2を支点として、
微少偏位し、発光素子11より振子1で遮蔽又は
分割され、偏位検出装置の受光素子10及び10
Aに入射する光が変化するので、これ等より偏位
に対応した電気信号が得られる。この電気信号に
比例した電流をトルカコイル7,7Aにフイード
バツクし、これにより、振子1を、受光素子10
及び10Aの電気信号出力が零になるように拘束
する。この電気信号、即ち拘束電流は、加速度に
比例しているため、この電流を計測することによ
り、入力加速度を知ることができるものである。
尚、第5図に於いて、19−3は、上述の加速
度計を加速度が測定されるべき物体に取付ける際
に使用する、第一のフレーム4のフランジ部4−
1に設けた取付孔である。
第6図は、第4及び5図に示す従来の加速度計
の偏位検出装置の斜視図である。同図において、
ランプホルダー28は第4及び5図に示した第一
のフレーム4に設けた開孔4−3に挿入固定され
る。ランプホルダー28の中心軸線をR−Rで示
す。一方、発光素子11を挿入するランプホルダ
ー28に設けた開孔28−1の中心軸線又は発光
素子11の光軸S−Sは、ランプホルダー28の
軸線R−Rに対して、平行、且つこの例では上方
にεだけ偏心して設けてある。従つて、発光素子
11と一体化されたランプホルダー28を、その
スリ割28−2を利用して、軸線R−Rを中心に
回転させることにより、発光素子11の光軸S−
Sを、同図X−X′方向、即ち振子1の軸線に対
して直角な振子1の振動方向に、微小量移動させ
ることが可能となる。
一方、2個の受光素子10及び10Aは、円柱
状のホルダー29にX−X′方向に離間して設け
た開孔29−1及び29−2の中に夫々挿入固定
された後、ホルダー29を第一のフレーム4の開
孔4−2に挿入固定する。従つて、遮光部として
機能する振子1の遊端部を介して、発光及び受光
素子11及び10,10Aが対向する。尚、29
−3はスリ割28−2と同様の円柱状のホルダー
29に設けたスリ割である。
発光及び受光素子11及び10,10Aと振子
1との関係を示す第7図の如く、振子1の中心
O1が発光素子11の光軸と受光素子10,10
Aの光軸の中央を結ぶ中心線0−0′に一致した
位置にある場合、発光素子11から出た光束B
は、遮光部として作用する両者間の振子1の遊端
部により等しく分割され、2個の発光素子10,
10Aの受光面の全面より少なくないが略半分の
面を等しく照射する。従つて、受光素子10,1
0Aより導出した差動出力端子A,A1に現れる
電圧は、ゼロである。即ち、第7図に示す状態
は、振子1の零位置である。
然し乍ら、例えば加速度が作用し、振子1が第
7図の位置より、同図において、X方向に偏位し
た場合、受光素子10に当る光量が、受光素子1
0Aに当る光量よりも多くなり、差動出力端子
A,A1間には、振子1の偏位に対応した電圧が
発生し、偏位検出装置として機能することにな
る。
ところで、通常、振子1の零位置は、上述のよ
うに発光素子11及び受光素子10,10Aの中
心線0−0′上にあるとは限らず、又、受光素子
10,10Aの特性のバラツキ等により振子1に
加速度が加わらない状態でも、出力端子A,A1
間には、出力電圧が生じてしまうので、装置の調
整段階において、これをゼロに調整することが必
要となる。
第4及び5図に示す従来の加速度計においては
ランプホルダー28を、上述の如く、微小角回転
し得るようになつており、即ち、第8図に示す如
く、ランプホルダー28或いはホルダー29を、
軸線R−Rを中心に矢印a方向に回動し、その発
光素子11或いは受光素子10,10Aを振子1
の零位置に応じて左右に移動させて、偏位検出装
置の零位置調整を実施することが可能となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の加速度計にあ
つては、発光素子11が固着されている円筒状の
ランプホルダー28及び受光素子10,10Aの
固着されている円柱状のホルダー29を、第一の
フレーム4の開孔4−2,4−3に挿入し、上記
ランプホルダー28及びホルダー29を回転調整
することにより、偏位検出装置のゼロ点調整を行
うようになつていたため、上記ランプホルダー2
8及びホルダー29の外径と開孔4−2,4−3
との間のガタにより、微細な調整が困難であり、
偏位検出装置の調整に多くの時間を要するという
問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、可撓継手3と、該可撓継手の一端が
固定される基台4と、上記可撓継手の他端にその
一端が固定される棒状の振子1と、上記基台の固
定部から上記振子に対して入力される加速度に比
例したトルクを発生させるトルカ7,8,9,7
A,13,14と、円筒状のランプホルダー28
の端面に取付けた発光素子11、円筒状のホルダ
ー29の端面に取付けた受光素子10,10A及
び上記棒状の振子の他端1−1を遮光部とし、上
記振子の上記可撓継手の軸線に関し、上記基台に
対する角偏位を電気的に検出する偏位検出装置と
からなる加速度計において、上記基台の上記ラン
プホルダー28及び上記ホルダー29の配置され
る位置に上記可撓継手3の軸線と平行な方向にV
字状溝4−4,4−5を設け、該溝面に上記ラン
プホルダー及びホルダーの円筒状外周面を接触さ
せて、上記ランプホルダー及びホルダーを固定す
るようになしたことを特徴とする加速度計を提供
するものである。
〔作用〕
本考案の上述した加速度計に於いては、トルカ
コイル7,7Aを有する棒状の振子1の一端をヒ
ンジ3を介して第一のフレーム4に取付けると共
に、上記棒状の振子1の他端部1−1をスリツト
1−2を有する薄板状となし、上記第一のフレー
ム4の対応する位置に設けたV字状溝4−4,4
−5に、発光素子11と受光素子10,10Aと
を固着した円筒状のランプホルダー28及び円柱
状ホルダー29を夫々取りつけ、上記振子1の上
記ヒンジ3に関する偏位を電気的に検出する偏位
検出装置となすと共に、該偏位検出装置の出力を
上記トルカコイル7,7Aにフイードバツクし、
この時のトルカコイル7,7Aに流れる電流によ
り、上記振子1に作用する加速度を検出する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基いて説明する。第1及
び2図は、夫々本考案の一実施例を示す縦及び平
断面図である。尚、同図において第4及び5図と
対応する部分には、同一符号を付して、それ等の
詳細な説明は省略する。
第1及び2図の本考案の例と、第4及び5図の
従来例との異なる点の第1は、第1及び2図に示
す本考案の例に於いては、棒状の振子1の先端部
1−1を第一の基台4の中心軸X−Xと平行な面
を持ち且つ中心軸X−Xと直角な方向の厚さが薄
い薄板状の短冊部となすと共に、この薄板状部の
振子1の軸線方向Y−Yに伸びるスリツト1−2
を設け、この薄板状の短冊部1−1特にスリツト
1−2を挟んで互いにその両側に配される発光素
子11と受光素子10,10Aとの間隔を第2図
に示す如く非常に狭くした点、換言すれば発光素
子11と受光素子10,10Aとを薄板状部1−
1の両側面特にスリツト1−2の両側面に近接し
て配置した点に在る。
本考案の第2の異なる点は、ランプホルダー2
8及びホルダー29を開孔4−2,4−3に挿入
する代わりに、第一のフレーム4にV字状溝4−
4,4−5を設け、これ等の溝の夫々の溝面に、
ランプホルダー28、ホルダー29の円筒状外周
面11−1,10−1を押し当てることにより保
持している点に在る。
第3図は上述の本考案の主要部であるV字状溝
4−5とホルダー29との部分の説明に供する断
面図である。偏位検出装置の調整時においては、
ホルダー29或いはランプホルダー28を、一端
を止めネジ31により第二のフレーム12等に固
定した板バネ30により、上記ホルダー29等の
V字状溝4−5と反対側の外周部を、V字状溝4
−5に押しつけた状態で調整作業を行う。尚、調
整終了後は、第一のフレーム4に対しランプホル
ダー28及びホルダー29は接着材等によりV字
状溝4−4,4−5に固着されるのが普通で、こ
の場合板バネ30は接着後取り外しても良いし、
又そのまゝ取付けておいても差しつかえはない。
又、第1,2及び3図に於て、受光素子10,
10Aとして平板状の素子を示したが、これ等の
代わりに、第4及び5図に示した円筒状のタイプ
のものを使用し得ることは、勿論である。
尚、第1乃至第3図に示す本考案の例の加速度
検出動作は、第4乃至第8図に示す従来例と実質
的に同一なので、その説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば以下
の効果が得られる。即ち (1) ランプホルダー28、ホルダー29は、その
外周円筒面において、板バネ30の押付け力に
より、第一のフレーム4に設けたV字状溝4−
4,4−5の溝面に、2ケ所においてガタのな
い状態で押付けられているため、偏位検出装置
の調整時、上記ランプホルダー28及びホルダ
ー29を微小回転させた時に、ガタの影響が全
くなく、スムースな微調が可能となり、調整時
間が大幅に短縮できる。
(2) ランプホルダー28及びホルダー29がV字
状溝4−4,4−5の溝面に完全に接触した状
態で組立てられているため、経年変化等による
偏位検出装置のゼロ点の狂い等が抑制でき、高
精度の加速度計が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1及び2図は夫々本考案の一実施例の縦及び
平断面図、第3図は第1及び2図に示す本考案の
例の主要部の断面図、第4及び5図は夫々従来の
加速度計の縦及び平断面図、第6図はその偏位検
出装置の拡大斜視図、第7及び第8図はその原理
説明図である。 図に於て、1は振子、1−1は先端部、1−2
はスリツト、3は可撓継手、4は第一の基台、4
−4,4−5はV字状溝、7,7Aはトルカコイ
ル、8,13は永久磁石、9,14はポールピー
ス、10,10Aは受光素子、11は発光素子を
夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓継手と、該可撓継手の一端が固定される基
    台と、上記可撓継手の他端にその一端が固定され
    る棒状の振子と、上記基台の固定部から上記振子
    に対して入力される加速度に比例したトルクを発
    生させるトルカと、円筒状のランプホルダーの端
    面に取付けた発光素子、円筒状のホルダーの端面
    に取付けた受光素子及び上記棒状の振子の他端部
    を遮光部とし、上記振子の上記可撓継手の軸線に
    関し、上記基台に対する角偏位を電気的に検出す
    る偏位検出装置とからなる加速度計において、上
    記基台の上記ランプホルダー及び上記ホルダーの
    配置される位置に上記可撓継手の軸線と平行な方
    向にV字状溝を設け、該溝面に上記ランプホルダ
    ー及びホルダーの円筒状外周面を接触させて、上
    記ランプホルダー及びホルダーを固定するように
    なしたことを特徴とする加速度計。
JP17254084U 1984-03-30 1984-11-14 Expired JPH0236130Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17254084U JPH0236130Y2 (ja) 1984-11-14 1984-11-14
US06/716,500 US4649748A (en) 1984-03-30 1985-03-27 Accelerometer
FR858504857A FR2562254B1 (fr) 1984-03-30 1985-03-29 Accelerometre

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JP17254084U JPH0236130Y2 (ja) 1984-11-14 1984-11-14

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JPS6187364U JPS6187364U (ja) 1986-06-07
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