JPH06160409A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JPH06160409A
JPH06160409A JP5176597A JP17659793A JPH06160409A JP H06160409 A JPH06160409 A JP H06160409A JP 5176597 A JP5176597 A JP 5176597A JP 17659793 A JP17659793 A JP 17659793A JP H06160409 A JPH06160409 A JP H06160409A
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acceleration
velocity sensor
signal
sensor according
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JP5176597A
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Roland Cochard
コシャール ローラン
Pierre Jeannin
ジャネン ピエール
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • GPHYSICS
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廉価で精度の高い角速度センサを提供するこ
と。 【構成】 2つの加速度センサ(1、2)を回転円板
(6)上に配設する。回転軸に対し垂直な軸線を中心と
する回転で、加速度センサにはコリオリの力が作用す
る。加速度センサ(1、2)は、角速度センサの特に正
確な校正及びスケーリングを可能にする測微機械的シリ
コン加速度センサとして構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の謂わゆる上
位概念部分に記載の角速度センサに関する。
【0002】
【従来技術】EP A2 405 152から、1つの軸
線を中心とする円形路上で2つの加速度センサが運動す
る角速度センサは既に知られている。第1の軸線に対し
て垂直に位置する別の軸線を中心とする回転により、コ
リオリの力が発生し、加速度センサに作用する。加速度
センサはピエゾ電気撓み性ビームとして構成されてお
り、その一端部で回転する軸に固定されている。取付け
及び整列もしくはアラインメント方法により、ピエゾ素
子を回転軸に特に正確に固定し配向することが可能であ
る。
【0003】
【発明の課題及び構成】請求項1の謂わゆる特徴部分に
記載の構成を有する本発明による角速度センサは、上に
述べた従来のセンサと比較して、部分的にシリコンから
製造した加速度センサで、角速度センサの測定精度の顕
著な改善を可能にする。これは、1つには、横方向加速
度に対する感度が小さいことに因るものである。更に、
シリコンからなる微小機械的加速度センサは、比較的単
純な手段で非常に正確に回転軸に対し配向することがで
きると共に、相対的に非常に正確に配向することが可能
である。更に、単純な取り付けにより、角速度センサの
製造費用が大きく軽減される。
【0004】
【作用】請求項2以降に記載した手段もしくは構成によ
れば、請求項1に記載した角速度センサの有利な発展態
様及び改良が可能になる。特に、加速度センサを扁平な
円板上に単純な仕方で配設することができる。この配設
により、大きな費用を伴うことなく、軸に対して精確な
加速度センサの極めて正確な配向及び校正が達成され
る。特に、好適な板もしくは円板はガラス製、シリコン
製或るいはセラミック製である。加速度センサの信号の
第1番目の前処理は、加速度センサの直ぐ近傍に配設さ
れている手段によって行うことができる。加速度センサ
全体は非常にコンパクトに構成することができ、そして
有効信号に対する妨害信号の影響は相当に軽減される。
大きな設置面積を要求する複雑な装置である信号の別の
処理手段は、円板外部に配設することができる。特に妨
害の無い伝送は、発光素子から構成された送信要素によ
って達成される。回転円板への電力の供給は、回転変成
器を用いることにより特に良好に行われる。と言うの
は、この型式の電力伝送は特に耐妨害性において優れて
おり、しかも摩滅を受けることはない。また、回転変成
器の一部分を厚膜或るいは薄膜として円板下面上に簡単
な仕方で形成することができる。このような構成並びに
手段によって、回転円板を特に好適な大量生産方式で製
造することが可能となる。180°変位した2つの加速
度センサを使用することにより、角速度の測定における
種々な妨害作用を抑圧することが可能である。その場
合、2つの微小機械的加速度センサは減衰及び温度ドリ
フトに関し近似的に正確に同じ性質もしくは特性を有す
るようにするのが特に有利である。また、2つの加速度
センサ信号の差を求めることにより回転軸に対し平行な
加速度の影響を著しく低減することができる。更にま
た、位相依存フィルタリングにより2つの異なった回転
軸を区別もしくは識別することが可能になる。
【0005】以下、図面を参照し本発明を実施例を関連
して詳細に説明する。
【0006】
【実施例】図1及び図2には、本発明による角速度セン
サの第1の実施例が示してある。図1は側面図であり図
2は頂面図である。モータ12により扁平な円板6は、
第1の軸線3を中心に(x方向に)回転される。この回転
は、図2において、矢印で示すように、角速度ωで行わ
れる。扁平な円板6上には2個の加速度センサ1及び2
が配設されており、これら2個の加速度センサ1及び2
は、扁平な円板6の回転に基づき第1の軸線3を中心と
する回転における円形路上に位置する。更に、円板6上
には、回路29及び送信素子8が配設されている。回路
29により、加速度センサ1及び2の信号の最初の処理
が行われ、処理後の加速度センサ信号は送信素子8を介
して受信素子9に伝送される。送信素子8としては、例
えば、発光ダイオードを選ぶことができ、受信素子9と
してはフォト・ダイオードを選ぶことができる。なお、
回路29による処理並びに他の信号処理に関しては図5
を参照し追って詳述する。回路29及び発光ダイオード
8に対する電力供給は回転変成器(回転トランス)10
を介して行われる。この回転変成器10は、1つ(また
は複数)の位置固定のコイル13と1つ(または複数)
の回転コイル14とを具備する。固定のコイル13にA
C電流を印加することにより、回転コイル14には対応
の電流が誘起される。このようにして、回転変成器10
により、回路29及び発光ダイオード8に対する給電が
確保される。この場合、回転変成器10は、特に、耐妨
害性及び摩耗を受けない点で有利である。従って、ここ
に示した角速度センサは、例えば自動車輌分野における
ように特に長い使用寿命が要求される用途に使用するこ
とができる。
【0007】図1及び図2には、座標系xyzが定義し
てある。図2には更に、軸z及びyに対する回転速度に
対する投影を表す2つのベクトルr及びqが示してあ
る。これらベクトルr及びqは下記のように定義され
る。
【0008】
【数1】
【0009】回転角α、β、γは非直角座標系に対して
定義されており、αは、図1に示したx軸に対する角度
であり、βは、αだけ変位したy軸に対する角度であ
り、そしてγは、角度α及びβだけ変位したz軸に対す
る角度を表す。
【0010】
【外1】
【0011】ベクトルr及びqの意味は、特に総ての角
度α、β及びγを零に等しいと仮定した場合、或るいは
これらの角度に対して非常に小さい値を仮定した場合に
明瞭になる。即ち、この場合には下式が成り立つ。
【0012】
【数2】
【0013】従って、q及びrを測定することにより角
速度だけを求めることができる。
【0014】加速度センサ1及び2に現れる加速度は下
式で表される。
【0015】
【数3】
【0016】上式中、Rは回転軸3に対する加速度セン
サ1及び2の取付け半径を表す。
【0017】
【外2】
【0018】加速度センサ1及び2の測定信号V1及び
V2の帯域幅は、比例係数Sでこれら加速度に比例す
る。2つの信号V2及びV1の差を求めることにより、
x方向における加速度の妨害成分を抑圧することができ
る。即ち、 V2−V1=−2RS[A(t)sinωt+B(t)cosωt] これら信号の処理に関しては図5を参照し説明する。
【0019】図3には、加速度センサ1及び2の扁平な
円板6上における配設例が示してある。このような加速
度センサは一般には知られており、例えば、EP A1
369 352に記述されている。加速度センサ1及び
2は、側方から見て上下に重ねられている3つのシリコ
ン板15から構成されている。中央のシリコン板15か
らは、可動のセンサ部分が突出しており、この可動セン
サ部分は可撓性ビーム16とそれに懸架された震動質量
体17から構成されている。上下に配置されたシリコン
板15に対する震動質量体17の位置は、x方向におけ
る加速度に依存する。シリコン板15は、互いに電気的
に絶縁されており、従って、質量体17の運動に起因し
シリコン板15間の電気容量が変化する。
【0020】加速度センサ1及び2の別の実施態様も可
能であり、例えば、蒸着電極を有する2つのガラス板間
に配置された1つのシリコン板から構成される加速度セ
ンサも使用可能であり、この型式の加速度センサも既述
のEP A1 369 352から公知である。
【0021】ここで用いられる加速度センサ1及び2は
特に、コリオリの加速度に基づいて動作する角速度セン
サでの使用に特に好適である。その理由として、第1
に、ここに示した加速度センサ1及び2によれば、ピエ
ゾ電気歪みもしくは曲げ変換器より小さい横方向感度で
大きな測定感度を達成することができる。しかしなが
ら、角速度センサと関連して更に重要なことは、ここに
示した加速度センサ1及び2を単純な手段で非常に正確
に取り付けることが可能であることである。例えば、E
P A2 405 152に記述されているようなピエゾ
電気撓み性素子に対する複雑な取り付けや補償方法は、
ここに示した角速度センサにおいては非常に簡略化され
る。加速度センサ1及び2は高い微視機械的精度で実現
することにより、加速度センサ1及び2の測定軸線並び
に該軸線に対して垂直な加速度センサ1及び2の上側及
び下側取り付け面18を明確に定義することができる。
【0022】図4には、加速度センサ1及び2をその扁
平な円板7上に取り付ける際の高い精度を考慮した本発
明による加速度センサの別の実施例が示してある。扁平
な円板7の上面には2個の加速度センサ1及び2、回路
29及び発光ダイオード8が配設されている。加速度セ
ンサ、回路29及び発光ダイオード8間の電気接続はボ
ンディング・ワイヤ19により或るいは蒸着導電路20
により形成される。扁平な円板7は、軸21によりx軸
を中心に回転される。回路29及び発光ダイオード8に
対する給電は、この実施例の場合も、1つ(または複数
の)位置固定のコイル13と1つ(または複数の)回転
コイル11を具備する回転変成器を介して行われる。
【0023】ここで扁平な板7としては、例えば、シリ
コン・ウエーハ、ガラス円板或るいはセラミック基板が
考えられる。これら基板は、簡単な仕方で、極めて小さ
い表面粗度で製作することができる。これら基板のいず
れにも、回転変成器10の回転コイル11を相応の厚膜
或るいは薄膜プロセスで被着することが可能である。可
動コイル11の製造も特に低コストで直接円板7上に行
うことができ、可動コイル11と円板7との事後的な接
続は不要である。このようにして、角速度センサの取付
け費用は極めて低く抑えられ、従って製造費用も減少す
る。扁平な円板7がシリコン或るいはガラスからなる場
合には、加速度センサ1及び2をボンディング・プロセ
スで円板7と接続することができる。このようなボンデ
ィング・プロセスにおいては、加速度センサ1及び2を
単に扁平な円板7の上側面上に載置して温度処理により
互いに固定接続するだけで良い。例えば接着の場合に使
用されるような厚い補助層は必要とされないので、この
方法では、加速度センサ1及び2の校正に関し特に高い
精度要件が実現される。また、5分よりも小さい角度公
差が達成される。更に、回路29及び発光ダイオード8
は公知の方法で直接扁平円板7の上面に取り付けること
ができる。シリコン・ウエーハの場合には、円板7と回
路29との全体的な集積化も可能であろう。
【0024】図5には、角速度センサの信号を評価する
システムが簡略に示してある。加速度センサ1及び2は
それぞれ、2つの測定増幅器30及び31の入力端に接
続されている。測定増幅器30及び31の出力端は、符
合化器32の入力端に接続されている。符合化器32の
出力端には発光ダイオード8が接続されている。発光ダ
イオード8の光ビームは、フォト・ダイオード9によっ
て受信される。フォト・ダイオード9はデコーダ(復号
器)50の入力端に接続されている。更にデコーダ50
はクロック発生器56に接続されている。デコーダ50
の一方の出力端は信号処理回路51に接続され、他方の
出力端は信号処理回路52に接続されている。信号処理
回路51及び52に後続して加算器53a及び53bが
接続されている。即ち、加算器53aの一方の入力端は
信号処理回路51に接続され、加算器53aの他方の入
力端は信号処理回路52に接続されている。減算器53
bの正の入力端は信号処理回路52に接続され、他方、
減算器53bの負の入力端は信号処理回路51に接続さ
れている。減算器53bの出力端は更に別の信号処理回
路55の入力端に接続されている。信号処理回路55の
出力端は2つの同期復調器62及び63の入力端に接続
されている。同期復調器62及び63の他方の入力端は
制御素子61に接続されている。同期復調器62の出力
端は加算器64の一方の入力端が接続されている。同期
復調器63の出力端は加算器65の1つの入力端に接続
されている。加算器64の出力端は積分回路67の入力
端に接続されている。加算器65の出力端は積分回路6
6の入力端に接続されている。積分回路66の出力端は
回路全体の1つの出力端を形成すると共に、更に乗算器
68に接続されている。積分回路67の出力端は評価回
路の出力端を形成すると共に更に乗算器69に接続され
ている。乗算器68の出力端は、加算器64の一方の入
力端に接続されている。また、乗算器69の出力端は、
加算器65の一方の入力端に接続されている。クロック
発生器56の出力端は、更に、モータ制御回路57及び
同期復調器62及び63のための制御回路61に接続さ
れている。更に、導体60が制御回路61の入力端に接
続されている。扁平な円板7上には、加速度センサ1及
び2、発光ダイオード8並びに加速度センサ1及び2の
信号を処理するための第1の手段30乃至32が配設さ
れている。加速度センサ1及び2の信号を処理するため
に、これら2つの加速度センサの各々に対し測定増幅器
30及び31が設けられている。測定増幅器30及び3
1により、加速度センサの容量変化が対応の信号に変換
され、これら信号は次いで符合化器32に供給される。
そこで符合化器32は、加速度センサ1及び2の信号を
発光ダイオード8のための制御信号に変換する。これら
信号は矢印33で示すように、例えばフォト・ダイオー
ドからなる受信素子9に伝送される。測定増幅器30及
び31は、例えば、加速度センサ1及び2の容量に比例
する電圧を発生する。この電圧は、符合化器32により
周波数に変換され、この周波数信号は、周波数変調信号
として発光ダイオード8の電流を制御する。この形態の
信号伝送における大きな利点は、耐妨害性が高いことで
ある。発光ダイオード8からフォト・ダイオード9への
伝送は、例えば自動車輌等において発生する電磁妨害場
によって殆ど影響を受けることはない。符合化器32に
より加速度センサ1及び2の信号は、デコーダ(復号
器)50によってこれら信号を再度2つの加速度センサ
1及び2の個々の信号に分解できるように、符合化され
る。これは例えば、2つのセンサの周波数変調信号に対
してそれぞれ固有の搬送周波数を設けて、デコーダ50
における相応のフィルタリング(ろ波)で再び2つの加
速度センサ1及び2の信号が分離されるようにすること
により実現される。周波数−電圧変換器によりセンサ信
号電圧が再発生される。伝送に当たっては、これら符合
化された信号は例えば発光ダイオード8の周波数変調に
より伝送することができる。2つの加速度センサの信号
はデコーダ50によりフォト・ダイオード9の信号から
再生される。これら再生信号は信号処理回路51及び5
2に供給され、そこで増幅もしくはフィルタリング(ろ
波)を行って妨害パルスを抑圧する。更に、デコーダ
は、クロック発生器56からクロック信号を受け、この
クロック信号で回路装置全体の動作プロセスが同期化さ
れる。信号処理回路51及び52の出力側で、2つのセ
ンサの信号は加算器52a並びに減算器53bに供給さ
れる。加算器53aにおいては、2つの加速度センサ1
及び2の信号は加算し合わされる。その結果として、加
算器53aは、x方向における加速度に比例する信号を
発生する。この信号は、言わば、角速度センサの副産物
である。減算器53bの結果として、2つの加速度セン
サ1及び2の信号の差が形成される。この差信号はx方
向における加速度には依存しない。これら信号は次い
で、別の信号処理回路55により更にろ波或るいは増幅
され、次いで同期復調器62及び63に送られる。同期
復調器62及び63は制御可能なフィルターであって、
2つの加速度センサの差信号から、正弦波変調成分A及
び余弦波変調成分Bが出力されるように制御される。同
期復調器52及び53に対する制御信号は制御回路61
で発生される。この制御回路61は、クロック発生器5
6からの信号及び導体60を介してモータから円板7駆
動用モータ制御回路57に伝送される角度信号を受け
る。モータ制御回路自体も同様にクロック発生器56か
らのクロック信号を受け、従って評価システムの他の構
成要素と同期されている。更に、モータ制御回路57
は、導体58を介して信号をモータに供給すると共に、
導体59を介してモータの速度データ信号を受ける。な
お、モータ自体は図示を簡略にする意図から図面には示
されてはいない。角度信号及びクロックから同期復調器
62及び63のための制御パルスが発生され、2つのセ
ンサ信号の差の余弦成分が零の場合にのみ制御される。
他方、同期復調器63は2つのセンサ信号の差の正弦波
成分が零の時に常に制御もしくは駆動される。同期復調
器62の出力端には従って加速度センサ1及び2の2つ
の信号間の差成分Aが現れ、同期復調器63の出力端に
は差成分Bが現れる。これら2つの成分から、素子64
乃至69により形成される計算回路によって、角速度セ
ンサr及びqの投影r及びq並びにその微分が求められ
る。加算器64においては、信号成分Aに値2ωqが加
算される。従って、加算器64の出力端には、rの微分
信号が発生する。このrの微分信号は積分器67で積分
され、その結果求める信号rが発生される。この信号r
により、z軸上の回転速度の投影が求められることにな
る。加算器65においては、信号積分Bに対し成分−2
ωrが加算され、従って加算器65の出力端にはqの微
分信号が現れる。積分回路66によりこの微分信号を積
分することによって、y軸上における角速度の投影が求
められる。加算器64及び65においてそれぞれ信号成
分A及びBに加算される成分は、積分器66及び67の
出力信号r及びqが乗算器68及び69によりそれぞ
れ”2”を乗算される閉ループを介して形成される。斯
くして、素子64乃至69により形成される計算回路は
挿入後短い過渡期間後にr及びqの安定な計算結果を出
力する。
【0025】図6には、扁平な円板7の加速度センサ1
及び2の信号を伝送する別の形態が示してある。伝送素
子8及び受信素子9はこの実施例において双方共にコイ
ルとして形成されており、これらコイルは、信号が誘導
により伝達されるように空間的に近接して配設されてい
る。この場合、伝送素子8は、厚膜または薄膜として形
成されている。と言うのは、このように形成するのが製
造上特に簡単であるからである。なお、当業者には、こ
のようなコイルの数多の別の実施形態を想到することが
できよう。回転円板7に対する電流供給はこの場合に
も、コイル11及び13によって形成される回転変成器
を介して行われる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、角速度センサにおいて
は、加速度センサを扁平な円板上に単純な仕方で配設す
ることができ、大きな費用を伴うことなく、軸に対する
加速度センサの極めて正確な配向及び校正が達成され
る。加速度センサ全体は非常にコンパクトに構成するこ
とができ、有効信号に対する妨害信号の影響は相当に軽
減される。送信要素として発光素子をもちいることによ
り妨害を受けない伝送が達成される。、また、回転円板
上の要素に対する給電に回転変成器を用いることによ
り、電力伝送は特に耐妨害性において優れ、しかも摩滅
を受けることはない。また、回転変成器の一部分を厚膜
或るいは薄膜として円板下面上に簡単な仕方で形成する
ことができる。このような構成並びに手段によって、回
転円板を特に好適な大量生産方式で製造することが可能
となる。180°変位した2つの加速度センサを使用す
ることにより、角速度の測定における種々な妨害作用を
抑圧することが可能である。また、2つの加速度センサ
信号の差を求めることにより回転軸に対し平行な加速度
の影響を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による角速度センサの構
成を略示する側面図である。
【図2】上記角速度センサで用いられる加速度センサの
配列を示す上面図である。
【図3】図2に示した加速度センサの構成を示す断面図
である。
【図4】本発明の別の実施例による角速度センサを示す
側面図である。
【図5】角速度センサの信号処理回路を示す簡略回路ダ
イヤグラムである。
【図6】本発明による角速度センサの部分側面図であ
る。
【符号の説明】
1、2 加速度センサ 3、4、5 軸線 6、7 扁平な円板 8 伝送要素 8 受信要素 10 回転変成器 30、31、32、50−69 信号処理回路構成要
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピエール ジャネン スイス国 モルジュ グロス ピエール 12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸線(3)を中心に円形路上で運
    動する少なくとも1つの加速度センサ(1、2)を含
    み、該加速度センサ(1、2)は別の2つの軸線(4、
    5)を中心とする回転により現れるコリオリの力を測定
    し、前記3つの軸線が互いに垂直に位置する角速度セン
    サにおいて、前記加速度センサ(1、2)を部分的にシリ
    コンから構造化されて作製されていることを特徴とする
    角速度センサ。
  2. 【請求項2】 加速度センサ(1、2)を第1の軸線
    (3)を中心に回転する扁平な板(6、7)上に配設し
    た請求項1に記載の角速度センサ。
  3. 【請求項3】 扁平な板(7)として、ガラス、シリコ
    ン或るいはセラミックからなる円板(7)を使用する請
    求項1に記載の角速度センサ。
  4. 【請求項4】 円板(6、7)上に加速度センサ(1、
    2)の信号を処理するための第1の手段(30、31、
    32)を配設した請求項2または3のいずれかに記載の
    角速度センサ。
  5. 【請求項5】 円板(6、7)の外部に加速度センサ
    (1、2)の信号を処理するための別の手段(50乃至6
    9)を設けた請求項4に記載の角速度センサ。
  6. 【請求項6】 円板(6、7)上に、加速度センサ
    (1、2)の信号を受信要素(9)に伝送する送信要素
    (8)を設け、該受信要素(9)は信号を処理するため
    の別の手段(50乃至69)に接続されている請求項5
    に記載の角速度センサ。
  7. 【請求項7】 送信要素(8)が発光素子として形成さ
    れ、受信要素(9)がフォト・ダイオードとして形成さ
    れている請求項6に記載の角速度センサ。
  8. 【請求項8】 送信要素(8)及び受信要素(9)がコ
    イルとして形成されている請求項6に記載の角速度セン
    サ。
  9. 【請求項9】 信号を処理するための第1の手段(3
    0、31、32)が回転変成器(10)を介して電力を
    供給される請求項4乃至8のいずれかに記載の角速度セ
    ンサ。
  10. 【請求項10】 回転変成器(10)の回転するコイル
    (11)が厚膜或るいは薄膜として扁平な円板(6、
    7)の下側面に形成されている請求項9に記載の角速度
    センサ。
  11. 【請求項11】 円形路上で互いに180°変位して配
    設された2つの加速度センサ(1、2)を使用する請求
    項1乃至10のいずれかに記載の角速度センサ。
  12. 【請求項12】 信号処理手段が、2つの加速度センサ
    (1、2)の信号の差を形成する差発生器(53)を有
    し、 信号処理手段が、2つの加速度センサ(1、2)の信号
    の差から、加速度センサ(1、2)に現れる加速度を、
    円形路上の位置の関数として発生する位相依存フィルタ
    ー(62、63)を有し、 信号処理手段が、加速度センサ(1、2)に現れる加速
    度を円形路上の位置の関数として近似的に、別の軸線
    (4、5)を中心とする回転速度を発生する計算要素
    (64乃至69)を備えている請求項11に記載の角速
    度センサ。
JP5176597A 1992-07-16 1993-07-16 角速度センサ Pending JPH06160409A (ja)

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