JPS63274661A - 寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板 - Google Patents

寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板

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JPS63274661A
JPS63274661A JP62106377A JP10637787A JPS63274661A JP S63274661 A JPS63274661 A JP S63274661A JP 62106377 A JP62106377 A JP 62106377A JP 10637787 A JP10637787 A JP 10637787A JP S63274661 A JPS63274661 A JP S63274661A
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long
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JP62106377A
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Yoshihiko Murata
義彦 村田
Shigeru Aoki
茂 青木
Seiichi Egami
江上 誠一
Fumio Matsumoto
文夫 松本
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物の内外装に用いる1法精度が高く加り
性に優れた、サイズの大きい、取付けの容易な中空成形
体から成る長尺セラミックス板に関する。
〔従来の技術〕
ltu%用セラミックス板として古来タイルが知られて
いる。セラミックスは焼成による変形が大きいので、小
さなタイルとして使用して、[1地により精度の不足を
補ってきた。
近年、ワラストナイトを利用した大型の薄いセラミック
ス板が製造され、looOX2000X5mmの大きさ
のものもあり、建築用として利用されているが、従来の
貼り付けL法では全体を均一に貼り付けることが難しく
、大板であるためF地との膨張収縮の差による亀裂の発
生などに注、なしなくてはならなかった、また下地に貼
り付けずに使用することは薄物でありそれ自体の強度が
なく、無理であった。
長尺陶板の製造法は特開昭61−36160、特開昭6
1−44752、特開昭61−44753、特開II/
161−44754.特開昭62−21746、特開昭
62−21747.特開昭62−21748、特開昭6
2−21749に開示されている。これらは粘土を1体
としてシャモットを加えたものを成形から焼成まで切断
せず、連続で押出し成形し、焼成後切断する方法である
。これらは粘土を1材とするため、変形が大きく、連続
プラントにせざるを得ない、このため押出、乾帰、焼成
の各装置を効率の良い条件で運転することができず、非
能率であり、また、長さ1m当り5mm以上の反りを避
けることができず、加工性も良くない。
一方、切削加工性の優れたセラミックス焼結体が特開昭
60−186463に開示されているが、配向性の大き
い原料を多量に使用するため、乾燥焼結時の変形が大き
く、十分な精度を出すことができなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の大型タイルは薄いため曲げ耐力がなく。
他の部材に取り付ける必要があった。また大型タイルは
均一に貼り付けることが難しく、また大きいため下地と
の膨張、収縮の差により、亀裂が入り易い、一方1曲げ
耐力を上げ、他の部材と貼る必要を無くするため、厚く
すると焼成時間がかかり、内部と表面との焼成収縮の差
による亀裂が入る。粘土を主材として作ったセラミ、ラ
ス板は押出成形時の配向による変形が大きく、また加工
性も悪く十分な寸法精度を持たなかった。
本発明は上記のような従来技術の欠点、すなわち薄い板
状の場合には、施工方法が問題であり。
厚くすると変形が生じ、精度の良い大板とはならない等
の問題点を解決すべく開発されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するため1本発明者等は、原料
の選定、その配合組成と成形体の形状について、鋭意研
究を続けた結果。
ワラストナイト:10〜50重量部 粘り類  :20〜40重量部 タ  ル  り        : l O〜 201
1量部必要に応じてスラグを10〜40重量部から構成
される組成物とする成形体であって、肉厚4〜15mm
の中空押出成形体であることを特徴とする焼結長尺セラ
ミックス板が、取り付は易く1寸法精度の優れた建設材
料であり1寸法精度、耐久性、美観、加工性が良いこと
を見出した。
〔作用〕
本発明のセラミックス板は建設用の内外装に利用できる
押出成形の中空板であって、上記のような成分から成り
、寸法精度が高く、意匠性と耐久性に富み、加工性が高
い、さらに取り付けし易く、施工性の高いものである。
ワラストナイトを使用すると、セラミックス板を短時間
に焼成することができ、焼結を進行させない、従って変
形が少なく1寸法精度の高い製品を得ることができる。
ワラストナイトの混合せがiogLq部未満では加工性
が悪く、また50重量部を越えるとワラストナイトは針
状結晶のため、押出成形時に配向し、収縮の異方性から
乾燥焼成時の変形が大きくなるばかりでなく、縦横の強
度比が大きくなる欠点を有する。
粘土は押出成形時の可塑性を打手し、焼結性を高めるも
ので、蛙目粘土1本節粘土を用いる。粘りが20重量部
未満では成形性が悪く、40重量部を越えると収縮が大
きくなるため変形が大きくなるので不可である。
タルクは押出成形時の滑材として使用するものであり、
10〜20重量部の範囲内が好適である。10重量部未
満では成形性が悪<、20ffi量部を越えると焼成時
の収縮量が大きくなり、変形が大さくなるため避けなけ
ればならない。
本発明のセラミックス板の製造方法は次の通りである。
上記のような組成物に木を加えて混練する。これを押出
成形、乾燥焼成し、研削を行い1寸法端度を向上させる
。この時にワラストナイトが1Off<Q部以上あると
加工性が良く、研削が容易である。施釉後、前の焼成温
度より低い温度で焼成を行う、焼成と使用時の取り付け
を考えるとき、押出成形の形状は4〜15mm厚の肉厚
を持つ中空状に成形することが望ましい、中空にするこ
とにより、焼成し易く1曲げ耐力の強い材料となり。
使用時に中空部分を利用して表面に取り付は金具の出な
い施工が可能となる。
焼成はローラーハースキルンによることが望ましく、迅
速に焼成することができる。肉厚が4mm未満では5本
発明が問題とする比較的大きな成形体では重力によるだ
れが生じ、寸法精度を保つことができない、また肉厚が
15mmを越えると、迅速焼成では1表面のみ焼成され
、表面収縮により、亀裂が入るため不適当である。
また上記の組成物にスラグを添加することによって、一
層好適な経済的な製品を得ることができる。
スラブは既に溶融工程を経たものであるから、焼成のた
めの熱着が少なくて済み、焼成速度を速めることができ
、経済性に富み、原料コストを低減することができる。
スラグには高炉スラグ、電気炉スラグ、キュポラ炉スラ
グ等を利用することができる。10重rjI:部未満で
はスラグ混入の効果が少なく、一方多量に加えると加工
性が低下し研削しにくくなるため、40重量部を越える
ことは好ましくない。
〔発明の効果〕
本発明品の中空押出酸形体から成る長尺セラミックス板
は長尺1幅広の物を得ることができる。また1寸法端度
が高く、強度が高く、穿孔加工や施工が容易であり、耐
候性に優れ、建築物の内外壁として用いた場合、軽量で
美観に富むなど、優れた効果を奏する。
〔実施例〕
実施例−1 第1表の配合により、謂合し、水を加えて混練した粘土
を押出成形機により、第1図に示すように、 @W= 300 mm 長ざL=2000mm 厚さT=50mm 肉厚t=lomm の中空大川板に押出成形を行った。
遠赤外線ランプを用いて乾燥し、ローラーハースキルン
で100分間で1100℃まで昇温し。
20分間で1100℃の焼成帯を通し、60分間で常温
まで冷却した。
変形量を調べ、研削し、研削性を調べるとともに、直線
性を出し1寸法端度を上げた。
次いで施釉し、ローラーハースキルンで50分間で10
50℃まで昇温し、10分間で1050℃の焼成帯を通
し、30分間で常温まで冷却した。
第1表に押出性、長手方向の変形量(反り)。
研削性および曲げ強度を調べた結果を掲げた。
実験No、7、No、11は押出成形できず、試験体を
作ることかでさなかった。
本発明の成分組成をもつ実施例No、2〜No。
5、No、8〜No、9、No、12は好成績を示して
いるが、ワラストナイトの少ないNo、1では研削性、
強度が劣り、ワラストナイトの過剰なNo、6では研削
性はよくなるが変形量が過大となる。タルクの埴の多い
No、10では変形量が大きく研削性が劣る。粘土の多
いNo、13は変形が大である。
実施例−2 第1表の配合のN023の配合で、第1図に示す輻W=
300mm 長さL=2000mm 厚さT=50mm の反尺セラミックス板lの穴2の大きさaXbおよび肉
厚【を変化させ、第2表に示す押出成形を行った。
乾燥焼成を行い、亀裂を発生しない時間を調べた結果を
示した。肉厚が50mm(中実板)。
20mmのNo、14.  No、15では焼成に長時
間を要し、肉厚Eが10mm、8mmのNo、16゜N
o、17では焼成が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の部分斜視図である。 1・・・長尺セラミックス板 2・・・穴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワラストナイト:10〜50重量部 粘度:20〜40重量部 タルク:10〜20重量部 から成る中空押出成形体焼結体であることを特徴とする
    長尺セラミックス板。 2 中空押出成形体の肉厚が、4〜15mmである特許
    請求の範囲第1項に記載の長尺セラミックス板。 3 ワラストナイト:10〜50重量部 粘度:20〜40重量部 タルク:10〜20重量部 スラグ:10〜40重量部 から成る中空押出成形体焼結体であることを特徴とする
    長尺セラミックス板。 4 中空押出成形体の肉厚が、4〜15mmである特許
    請求の範囲第3項に記載の長尺セラミックス板。
JP62106377A 1987-05-01 1987-05-01 寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板 Granted JPS63274661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62106377A JPS63274661A (ja) 1987-05-01 1987-05-01 寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板

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JP62106377A JPS63274661A (ja) 1987-05-01 1987-05-01 寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63274661A true JPS63274661A (ja) 1988-11-11
JPH057345B2 JPH057345B2 (ja) 1993-01-28

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JP62106377A Granted JPS63274661A (ja) 1987-05-01 1987-05-01 寸法精度と加工性に優れた中空押出成形体から成る長尺セラミツクス板

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0637655A2 (de) * 1993-08-02 1995-02-08 Max Dipl.-Ing. Gerhaher Stranggepresste Fassadenplatte
JP2015127500A (ja) * 2013-11-27 2015-07-09 三菱マテリアル株式会社 押出成形セメント板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0637655A2 (de) * 1993-08-02 1995-02-08 Max Dipl.-Ing. Gerhaher Stranggepresste Fassadenplatte
EP0637655A3 (de) * 1993-08-02 1996-04-10 Gerhaher Max Stranggepresste Fassadenplatte.
JP2015127500A (ja) * 2013-11-27 2015-07-09 三菱マテリアル株式会社 押出成形セメント板

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JPH057345B2 (ja) 1993-01-28

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