JPS63274542A - 難燃性積層板の製造法 - Google Patents

難燃性積層板の製造法

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JPS63274542A
JPS63274542A JP11034987A JP11034987A JPS63274542A JP S63274542 A JPS63274542 A JP S63274542A JP 11034987 A JP11034987 A JP 11034987A JP 11034987 A JP11034987 A JP 11034987A JP S63274542 A JPS63274542 A JP S63274542A
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JP
Japan
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fire retardant
flame
thermosetting resin
bis
phenyl
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Pending
Application number
JP11034987A
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English (en)
Inventor
Yoshitoshi Kumakura
俊寿 熊倉
Yukio Yoshimura
幸雄 吉村
Ken Nanaumi
憲 七海
Masahiro Nomoto
野本 雅弘
Shinji Ogi
荻 伸二
Masato Kitajima
正人 北島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication of JPS63274542A publication Critical patent/JPS63274542A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は難燃性積層板の製造法に関する。
〔従来の技術〕
電気部品、電子部品の絶縁材料には、さまざまな種類の
積層板、銅張積層板が使用されている。
最近、積層板に対する安全性重視の観点から、難燃化の
要求が強くなっている。
積層板の難燃化には、主に樹脂に難燃剤を添加する方法
がとられている。難燃剤には難燃元素として、ハロゲン
、PSN%Sb、As、B、AI。
Moなどを含有する化合物が多く用いられている。
この中でも特に、難燃効果および価格などの点から、ハ
ロゲン(特にBr)を含む化合物とsbやPを含む化合
物を難燃剤として使用し、難燃性積層板を製造している
。Brを含む難燃剤の場合、難燃効率の点から考えると
、−触に脂肪族臭素化合物系難燃剤(例えば、ヘキサブ
ロモシクロドデカン等)の方が芳香族臭素化合物系難燃
剤(例えば、ヘキサブロモジフェニルエーテル等)より
も有効であるといわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、脂肪族臭素化合物は耐熱性に劣っている
ため、実際に熱硬化性樹脂に使用されることは少ない。
従って、耐熱性の良好な芳香族臭素化合物系難燃剤が多
くの場合用いられているが、難燃効果を上げるためには
、添加量を増すか、併用難燃剤の量を増さなければなら
なかった。難燃剤の量を増加させると、難燃性は向上す
るが、耐薬品性、耐水性、熱硬化性樹脂との相溶性、硬
化樹脂の物性等が低下するという問題点があった。
本発明は難燃性に優れるとともに、他の諸物性の低下の
ない難燃性積層板を製造する方法を提供するものである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の難燃性積層板の製造法は、ハロゲン化アルキル
基を有する側鎖を持つハロゲン化芳香族化合物を難燃剤
として配合した熱硬化性樹脂ワニスを基材に含浸付着さ
せた後、乾燥してプリプレグとし、次いでこれを複数枚
重ねて積層し、その上に銅箔を重ね、あるいは銅箔を重
ねないで、加熱成形することを特徴とする。
なお、ここで積層板とは銅張積層板と銅箔を使用してい
ない積層板の両方を意味している。
本発明で難燃剤として用いられるハロゲン化アルキル基
を有する側鎖を持つハロゲン化芳香族化合物としては、
次の一般式(1)または(II)で示される化合物が好
ましく用いられる。
または 〔但し、Xはハロゲン原子、 −8−または          00−S−で示され
る2価の結合基を示し、P3 2は−CIIH!11−   (n ≧O) 、−C−
CFコ シ で示される2価の結合基を示す、また、a、b、uSv
はそれぞれ1〜4の数で、a+u  ≦5、b+v≦5
の関係を有し、c、wはそれぞれ1〜5の数で、a+w
≦6の関係を有し、d、gS f。
tは1以上の数で、e= (2d+1)−f、h−(2
g+1)−iの関係を有している。〕(1)の化合物と
しては、2.2−ビス−〔3゜5−ジブロモ−4−(2
,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕プロパン、
ビス−(3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプ
ロピルオキシ)フェニル〕スルホン、ビス−〔3,5−
ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フ
ェニルコメタン、ビス−〔3,5−ジブロモ−4−(2
,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕エーテル、
ビス−〔3,5−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプ
ロピルオキシ)フェニルフスルフィド、ビス−〔3,5
−ジブロモ−4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)
フェニルコケトン、2.2−ビス−〔3−ブロモ−4−
(2゜3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕プロパ
ン、ビス−〔3−ブロモー4− (2,3−ジブロモプ
ロビルオキシ)フェニル〕スルホン、ビス−〔3−ブロ
モ−4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル
コメタン、ビス−〔3−ブロモ−4−(2,3−ジブロ
モプロピルオキシ)フェニル〕エーテル、ビス−〔3−
ブロモ−4−(2゜3−ジブロモプロピルオキシ)フェ
ニルフスルフィド、ビス−〔3−ブロモ−4−(2,3
−ジブロモプロピルオキシ)フェニルコケトン、2,3
−ジブロモプロピル−(2,4,6−)ジブロモフェニ
ル)エーテル、2.3−ジブロモプロピル−(2,4−
ジブロモフェニル)エーテル、2゜3−ジブロモプロピ
ル−(4−ブロモフェニル)エーテルなどがある。
これらの難燃剤の少なくとも1種類以上を熱硬化性樹脂
ワニスに配合する。この熱硬化性樹脂としては、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等が用いられる
が、特に限定されるものではない、しかし、使用の際に
は、難燃剤と熱硬化性ワニスとが均一に混合できるもの
の方が好ましく、乾性植物油変性レゾール型フェノール
樹脂等が好適に用いられる。難燃剤の配合量は、熱硬化
性樹脂100重量部に対して、5〜100重量部程度が
好ましい、またこのとき、前記一般式〔I〕、(n)で
表されるj11S剤と共に、他の難燃剤、例えばリン系
、窒素系、無機系等の難燃剤を併用することもできる。
前記難燃剤を配合した熱硬化性樹脂ワニスを基材に含浸
付着させた後、乾燥してプリプレグとする。ここで用い
られる基材としては、紙基材、ガラスクロス、ガラスマ
ット等があるが、特に限定するものではない、このプリ
プレグを所定枚数を、必要に応じ銅箔を重ねて積層し、
加熱加圧成形することにより、積層板を得る0以上の方
法により製造された積層板は難燃性に優れ、他の諸物性
の低下もないので、電子機器の回路用基板として好適に
用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
ベースワニス(フェノール  )の人 攪拌機、冷却器、温度計を備えた51のフラスコに、桐
油100100O,p−クレゾール2000g、パラト
ルエンスルホン酸1gを混合し、90℃で1時間反応さ
せた6次いで、この反応液にフェノール400gを添加
し、80%バラホルムアルデヒド750g、25%アン
モニア水70gを加えた、80℃で3時間反応させた。
vM合水を留去し、反応物の160℃の熱板上でのゲル
タイムが3分10秒となった点を終点とし、ベースワニ
スとした。
実施例1 上記の配合で合成したベースワニス700g(樹脂固形
分70重量%)に2.2−ビス−〔3゜5−ジブロモ−
4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕プ
ロパン、商品名FC−3100(帝人化成株式会社製)
84.9gを添加し、ワニスAとした。
実施例2 ベースワニス700gにビス−〔3,5−ジブロモ−4
−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル)スル
ホン、商品名PR−2(丸菱油化工業株式会社製)90
.7gを添加し、ワニスBとした。
比較例1 ベースワニス700gにヘキサブロモシクロドデカン、
商品名FG−XM (帝人化成株式会社製)75.4g
を添加し、ワニスCとした。
比較例2 ベースワニス700gに臭素化ジフェニルエーテル、商
品名ピロガード5R−900(第1工業製薬株式会社製
)98.0gを添加し、ワニスDとした。
上記、実施例1.2および比較例1.2で調製したワニ
スに、難燃助剤として二酸化アンチモンsb、o、をそ
れぞれ15g添加し、さらにトルエン−メタノール(1
: 1)の混合溶媒を添加し、系の樹脂分が60重量%
になるようにした0次いで、これらのワニスをコツトン
リンター紙に、付着樹脂分が55重量%になるように含
浸させ、乾燥してプリプレグを作製した。該プリプレグ
を所定枚数重ねて、120kg/−の圧力下、170℃
で100分間加熱成形し、積層板を得た。積層板はJT
S−C−6481、UL−94記載の測定法に準じて特
性を測定した。その結果を表1゛に示す。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明によれば、他の諸物性を低下させることなく、積
層板の耐熱性、難燃性を大幅に向上させることが出来、
その工業的価値は極めて大である。
、′−\、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハロゲン化アルキル基を有する側鎖を持つハロゲン
    化芳香族化合物を難燃剤として配合した熱硬化性樹脂ワ
    ニスを基材に含浸付着させた後、乾燥してプリプレグと
    し、これを加熱成形することを特徴とする難燃性積層板
    の製造法。 2、難燃剤が2,2−ビス−〔3,5−ジブロモ−4−
    (2,3−ジブロモプロピルオキ シ)フェニル〕プロパン、ビス−〔3,5−ジブロモ−
    4−(2,3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕ス
    ルホン、またはビス−〔3,5−ジブロモ−4−(2,
    3−ジブロモプロピルオキシ)フェニル〕メタンである
    特許請求の範囲第1項記載の難燃性積層板の製造法。 3、熱硬化性樹脂が乾性植物油変性レゾール型フェノー
    ル樹脂である特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    難燃性積層板の製造法。
JP11034987A 1987-05-06 1987-05-06 難燃性積層板の製造法 Pending JPS63274542A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100443060B1 (ko) * 2001-12-28 2004-08-04 주식회사 서한안타민 불연판넬 및 그 제조방법

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KR100443060B1 (ko) * 2001-12-28 2004-08-04 주식회사 서한안타민 불연판넬 및 그 제조방법

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