JPS6327366Y2 - - Google Patents

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JPS6327366Y2
JPS6327366Y2 JP972883U JP972883U JPS6327366Y2 JP S6327366 Y2 JPS6327366 Y2 JP S6327366Y2 JP 972883 U JP972883 U JP 972883U JP 972883 U JP972883 U JP 972883U JP S6327366 Y2 JPS6327366 Y2 JP S6327366Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は四角配光用反射鏡に関するものであ
る。
〔背景技術〕
従来の四角配光用反射鏡は、第1図および第2
図のようにダウンライトに適用され、100W(ワツ
ト)のミニハロゲン電球による高さ2m(メート
ル)の位置で、第3図のように2m四方の四角形
配光を示すものである。図において、1は天井2
の埋込穴、3は器具本体、4は反射鏡、5は反射
鏡枠、6はミニハロゲン電球、7はランプソケツ
ト、8は取付金具、9は端子台、10は電源線で
あり、また配光曲線(第3図)において、Q1
246x(ルツクス)、Q2は200x、Q3は150
x、Q4は100xを示している。なお、ランプは
HIDランプでも白熱ランプでもよい。
しかしながら、この反射鏡4は水平断面が四角
形であるため、第5図のように一辺4aの端部
(角部4′から約1/4(は一片の長さ)の範囲
にランプ6から入射した光N1′が隣接する他辺4
bの反射面に入射し、その2次反射光N2′が器具
下方に照射しており、そのため器具効率が約65%
と低くなり、また2次反射光の配光への影響を考
慮する必要があるため所定の配光たとえば床面の
等照度配光得るのが困難になつた。また垂直断面
においては辺4aの中央4a′に射光する光の遮光
角θ1は第6図のように43度であるのに対し、角部
4′に向う光の遮光角θ2は33.5度となり、約10度
の差があるという欠点があつた。さらに、この反
射鏡4は一体絞り成形をするとその深さにもよる
が「しわ」や破損が発生しやすいため成形困難で
あり、このため各片を切断、プレス成形、鏡面加
工処理、組立の手順で製造する必要があり、生産
性が悪かつた。さらに素材の使用面積が大きくな
り板厚も厚くする必要があるため材料費が高くな
つた。
〔考案の目的〕
したがつて、この考案の目的は、2次反射光を
防止でき遮光角の差を低減でき、かつ生産性を向
上でき安価にすることができる四角配光用反射鏡
を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案は、四角形の被照射面を照明するもの
であつて前記四角形の中心の鉛直線上に光源中心
を有し、前記光源中心を含む垂直断面において略
傘形をなし、任意の水平断面において略四角形を
なし、前記略四角形の各角部が、前記被照射面の
周縁の角を中央とする所定の範囲の両端と前記被
照射面の中心とを結ぶ4個の領域のうちの前記中
心に対して点対称となる前記領域を照明する凹曲
面に形成され、かつ前記略四角形の各辺部の中央
で分けた各半分が、前記被照射面の前記周縁の辺
の中央から前記角を中央とする前記所定の範囲の
端までの範囲と前記被照射面の中心とを結ぶ8個
の三角形領域のうちの前記中心を間にして対面す
る前記三角形領域を照明する凹曲面に形成された
ことを特徴とするものである。
この考案の構成によれば、反射板の角部を凹曲
面により形成して四角形の被照射面の角部分を照
明し、また各辺部を半分ごとに凹曲面に形成して
被照射面の対面する部分を照明する構成のため、
2次反射をなくすことができるとともに、遮光角
を低減することができる。さらに角部が凹曲面と
なることにより成形性が良好となり、材料費も節
減でき安価にすることができる。
この考案の一実施例を第7図ないし第9図に示
す。すなわち、この四角配光用反射鏡は、光源中
心を含む垂直断面において放物線を含む略傘形と
し、また任意の水平断面において第7図のような
形状をもつようにしている。第7図において、仮
想正方形PQRSはこの形状に外接するものであ
り、その中心Oは△ORSで囲まれた形状におい
て△ORSを二等分する線OVに対して対称形をな
している。そこで、△ORSにおける形状につい
て説明する。まず反射面M1,M2の反射領域を第
7図のように反射面M1に対応する領域A1,A2
し、反射面M2において角突部M′から領域A2に連
続する点W1までを領域B1,C1とし、角突部M′か
ら領域A1に連続する点W2までを領域B2,C2とす
る。領域B1,C1およびB2,C2のそれぞれの区分
は各領域B1,C1またはB2,C2の幅が中心Oに対
して30度をなすとき、その半分の15度の位置で便
宜上または製造上分けられている。さて、領域
A1は線ORに交差する点W3でランプ6に対する
反射光N1が中心に向う方向、すなわちY−Y軸
に対して45度をなし、反射面M2の領域C2に連続
する点W2の反射光N2が35度をなし、点W3から
W2までの反射光は反射光N1〜N2の間を連続的に
変化する曲面をなす。領域B1においてその角突
部M′の反射光N3は35度をなし、領域C1に連続す
る点W4の反射光N4は20度をなして、M′〜W4
間の反射光は反射光N3〜N4の間に連続的に変化
する曲面とする。領域C1において、点W4の反射
光は反射光N4であり、領域A2に連続する点W1
反射光N5は0度をなし、点W4〜W1間の反射光
は反射光N4〜N5の間を連続的に変化する曲面と
する。これらの領域A1,B1,C1によつて照射さ
れる照射面上の領域は第9図のように△LEJの範
囲内に均等に分布する。また△LJFの範囲は同様
に線OVに対する対称形から領域A2,B2,C2によ
つて照射される。このようにして△ORSで囲ま
れた反射面による反射光は中心O,Lに対して点
対称となる△LEFに照射され、他の△OSP等は
その形状の同一性からそれぞれ第9図の点対称と
なる位置を照射するので、全体として第9図の四
角配光EFGHが得られるのである。すなわち、こ
の実施例の特徴点は、四角配光用反射鏡が水平断
面において略四角形をなし、前記略四角形の各角
部が、前記被照射面の周縁の角を中央とする所定
の範囲の両端と前記被照射面の中心とを結ぶ4個
の領域のうちの前記中心に対して点対称となる前
記領域を照明する凹曲面の反射面M1に形成され、
かつ前記略四角形の各辺部の中央で分けた各半分
が、前記被照射面の前記周縁の辺の中央から前記
角を中央とする前記所定の範囲の端までの範囲と
前記被照射面の中心とを結ぶ8個の三角形領域の
うちの前記中心を間にして対面する前記三角形領
域を照明する凹曲面の反射面M2に形成されてい
ることにある。
なお、反射鏡の鉛直面内の形状は放物線を含む
傘形であるが、所定の配光が得られるように適切
な形状にすることができる。またフランジ11は
その角部を一点鎖線のように設けてもよい。
このように構成したために、前記反射光から明
らかなように2次反射がなくなつたので器具効率
を高めることができる。実験によれば器具効率は
約80%にすることができた。さらに2次反射光に
よる配光の影響を考慮する必要がないので所定の
配光たとえば床面の等照度配光が得やすくなる。
また角部がとれたことにより中心Oから突部およ
び反射面までの距離の差が縮まり、このため遮光
角の差を低減できる。しかも角部がとれたことに
より、液圧成形等による一体絞りが可能になる。
そのため加工成形性が良好になり素材の使用面積
および板厚を小さくできるので材料費も節減でき
安価にすることができるとともに、従来の反射鏡
枠も不要になり、反射鏡の露出が可能になるので
部品削減および放熱上有利になる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の四角配光用反射鏡に
よれば、反射板の角部を凹曲面により形成して四
角形の被照射面の角部分を照明し、また各辺部を
半分ごとに凹曲面に形成して被照射面の対面する
部分を照明する構成のため、2次反射をなくすこ
とができるとともに、遮光角を低減することがで
きる。さらに角部が凹曲面となることにより成形
性が良好となり、材料費も節減でき安価にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を適用したダウンライトの斜視
図、第2図はその概略断面図、第3図はその配光
曲線図、第4図は反射鏡の斜視図、第5図はその
水平断面における2次反射光を示す概略断面図、
第6図は垂直断面における半断面図、第7図はこ
の考案の一実施例の水平断面における詳細を示す
断面図、第8図は反射鏡の斜視図、第9図は照射
面における反射鏡の各部に対応した照明分布を示
す分布図である。 M1……反射面(角部分の凹曲面)、M′……角
突部、M2……反射面(辺部分の凹曲面)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 四角形の被照射面を照明するものであつて前記
    四角形の中心の鉛直線上に光源中心を有し、前記
    光源中心を含む垂直断面において略傘形をなし、
    任意の水平断面において略四角形をなし、 前記略四角形の各角部が、前記被照射面の周縁
    の角を中央とする所定の範囲の両端と前記被照射
    面の中心とを結ぶ4個の領域のうちの前記中心に
    対して点対称となる前記領域を照明する凹曲面に
    形成され、 かつ前記略四角形の各辺部の中央で分けた各半
    分が、前記被照射面の前記周縁の辺の中央から前
    記角を中央とする前記所定の範囲の端までの範囲
    と前記被照射面の中心とを結ぶ8個の三角形領域
    のうちの前記中心を間にして対面する前記三角形
    領域を照明する凹曲面に形成されたことを特徴と
    する四角配光用反射鏡。
JP972883U 1983-01-25 1983-01-25 四角配光用反射鏡 Granted JPS59115513U (ja)

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JP972883U JPS59115513U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 四角配光用反射鏡

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JP972883U JPS59115513U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 四角配光用反射鏡

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JPS59115513U JPS59115513U (ja) 1984-08-04
JPS6327366Y2 true JPS6327366Y2 (ja) 1988-07-25

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JP6214928B2 (ja) * 2013-05-29 2017-10-18 三菱電機株式会社 照明器具

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JPS59115513U (ja) 1984-08-04

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