JPS632728A - 四輪駆動車における回転速度差検出装置 - Google Patents

四輪駆動車における回転速度差検出装置

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JPS632728A
JPS632728A JP14777686A JP14777686A JPS632728A JP S632728 A JPS632728 A JP S632728A JP 14777686 A JP14777686 A JP 14777686A JP 14777686 A JP14777686 A JP 14777686A JP S632728 A JPS632728 A JP S632728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
output shaft
input shaft
revolving speed
difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP14777686A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Nakamura
中村 京市
Shigeo Tanooka
田ノ岡 茂男
Masaji Yamamoto
正司 山本
Isao Ito
功 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
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Publication of JPS632728A publication Critical patent/JPS632728A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、多板クラッチ前後の入力軸と出力軸の回転速
度差を検出する四輪駆動車における回転速度差検出装置
に関するものである。
〈従来の技術〉 トランスミッションによって変速されたエンジンの回転
動力を前輪に伝えるとともに多板クラッチを介して後輪
に伝えるようにした四輪駆動車において、前輪と後輪の
スリップ率を検出する装置が特開昭58−26636号
に開示されている。
このものは、前輪の回転数を検出する前輪回転センサと
、後輪の回転数を検出する後輪回転センサとを備え、前
輪と後輪の回転数の差を演算し、これから前輪と後輪の
回転速度差、すなわちスリップ率を求めている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 かかるものは、2つの回転上ンサを必要とするためコス
ト高になる問題があった。又前輪と後輪の回転数の差を
演算する演算回路を必要とするため、信号処理に時間が
かかるといった問題があった。
く問題点を解決するだめの手段〉 本発明は、入力軸と出力軸の一方にカム部材を設け、他
方にカム部材にならって往復動可能にプランジャを設け
、このプランジャの単位時間当りの往復回数を検出する
センサを固定部に設けたものである。
く作用〉 人力軸と出力軸間に相対回転が生じていないときは、プ
ランジャは往復動じない。入力軸と出力軸間に相対回転
が生じると、プランジャはカム部材にならって往復動し
、単位時間当りの往復回数がセンサによって検出される
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において10はエンジンであり、このエンジン1
0にトランスミッション11が連結されている。トラン
スミッション11の出力軸12の一端にはドライブギヤ
13が形成され、このドライブギヤ13は回転動力伝達
軸14に形成されたギヤ15に噛合されている。回転動
力伝達軸14の両端にはベベルギヤ16.17が形成さ
れ、−方のベベルギヤ16は前輪側差動装置20のベベ
ルギヤ21に噛合し、他方のベベルギヤ17は後輪側差
動装置22のベベルギヤ23に噛合している。
前輪側差動装置20に伝えられた回転動力は前輪側ドラ
イブシャフト24を介して前輪25に伝えられ、後輪側
左動装置22に伝えられた回転動力は後輪側ドライブシ
ャフト26を介して後輪27に伝えられるようになって
いる。3oは後輪側差動装置22側の回転動力伝達軸1
4上に設けられたクラッチである。31はクラッチ3o
前の回転動力伝達軸14、すなわち入力軸であり、32
はクラッチ30側の回転動力伝達軸14、すなわち出力
軸である。
クラッチ30は第1図、第2図に示すようにクラッチケ
ース40を備え、このクラッチケース40は囲路のボデ
ィに固定されている。クラッチケース40にはベアリン
グ41,42,43.44を介して入力軸31と出力軸
32が同軸に回転可能に軸承され、入力軸31の一端に
は円筒部33が形成され、出力軸32の一端には回転筒
34がスプライン結合されている。円筒部33の内周に
は複数の入力側クラッチプレート35が設けられ、入力
側クラッチプレート35に挟まれる位置で回転筒34に
出力側クラッチプレート36が設けられている。円筒部
33の内周と回転筒34の端面とでシリンダ室37が形
成され、このシリンダ室37にクラッチプレート35.
36を接合する方向に押圧するピストン38が摺動可能
に嵌装されている。入力側クラッチプレート35,36
、ピストン38とで多板クラッチ39が構成される。
又円筒部33の内周にはカム部材5oが設けられ、カム
部材50の一端で回転筒34の端面と対向する側にはカ
ム面51が形成されている。回転筒34にはカム面51
と対応する3つの等角度位置で軸方向に案内面52が形
成され、各案内面52にプランジャ53が摺動可能に嵌
装されている。
案内面52とプランジャ53間にはプランジャ53をカ
ム面51に当接する方向に押付けるスプリング54が介
挿され、プランジャ53の一端にはリング状の検出板5
5が固着されている。カム面51には円周方向に3つの
突起部が等角度間隔に形成されているので入力軸31と
出力軸32間に1回転の相対回転が生じると、検出板5
5が3往復するようになっている。
検出板55と対応する位置でクラッチケース4゜には磁
気ピンクアップ60が固着され、この磁気ピックアップ
60にF/Vコンバータ61が電気的に接続されている
。前記磁気ピックアップ6゜は磁力でもって検出板55
との間隔を検出するもので、入力軸31と出力軸32間
に相対回転が生じると、プランジャ53と検出板55の
往復動により第4図に示すパルス信号を発生する。F/
Vコンバータ61は単位時間当りのパルス数に応じた電
圧信号を発生するものである。磁気ピックアップ60と
F/Vコンバータ61によってプランジャ53の単位時
間当りの往復回数を検出するセンサ62が構成される。
70はエンジンlOによって駆動されるポンプで、この
ポンプ70の吐出量はポンプに内蔵された流量制御弁に
より一定量に制御される。ポンプからの吐出流量は分流
制御弁7Iによって動力舵取装置と多板クラッチ39と
に一定の流量割合で分流される。多板クラッチ39に分
流された圧油は、通路72と、クラッチケース4oと入
力軸31に形成された導入路73.74を介してシリン
ダ室37に導かれるようになっている。又通路72は、
電磁可変絞り弁75を介してリザーバタンク76に連通
しており、この電磁可変絞り弁76によって通路の開度
調整を行なうことにより、シリンダ室37に供給される
圧油の圧力がコントロールされる。
80は電磁可変絞り弁76のソレノイドに供給する電流
をコントロールする制御装置であり、この制御装置80
には単位時間当りのパルス数に応じた電圧信号、すなわ
ち入力軸31と出力軸32との回転速度差に応じた信号
がF、/Vコンバータ61より入力されるようになって
いる。この信号によってシリンダ室37に供給される圧
油の圧力は、電磁可変絞り弁75により、入力軸31と
出力軸32との回転速度差が大きくなるにつれて高くな
るようにな制御がなされる。
次に上述した構成に基づいて作用について説明する。
入力軸31と出力軸32間に相対回転が生じていない通
常走行時には、シリンダ室37には低い油の圧力が供給
され、入力軸31の回転は多板クラッチ39を介して出
力軸32に伝えられる。前輪25と後輪27間にスリッ
プ率の差が生じると、入力軸31と出力軸32とが相対
回転し、カム而51にならってプランジャ53と検出板
55とが往復動する。この往復動が磁気ピンクアップ6
0によってパルス信号に変換され、パルス数に応じた電
圧信号が制御装置80に送給される。この電圧信号によ
り電磁可変絞り弁76によって通路の開度が変えられる
。人力軸31と出力軸32間の回転速度差が小さいとき
は、シリンダ室37には入力軸31と出力軸32間に相
対回転が生じていないときより少し高めの圧力が供給さ
れ、入力軸31と出力軸32間の回転速度差が大きいと
きは、シリンダ室37には高い圧力が供給される。この
結果、入力側クラッチプレート35と出力側クラッチプ
レート36はシリンダ室37に供給された油の圧力に応
じた力でもって圧接され、入力軸31と出力軸32間の
回転速度差が減少する。
このように入力軸31と出力軸32の回転速度差が、カ
ム部材50によってプランジャ53の往復動に変換され
るため、センサは1つでよく、しかも入力軸31と出力
軸32の回転数の差、すなわち回転速度差を演算する回
路が不用になる。
なお、上述した実施例は、後輪側に多板クラッチを設け
た例について述べたが前輪側に多板クラッチを設けたも
のでも良い。
又、出力軸にカム部材を、入力軸にプランジャを設けた
ものでも良い。
〈発明の効果〉 以上述べたように本発明は、入力軸と出力軸の一方にカ
ム部材を設け、他方にカム部材にならって往復動可能に
プランジャを設け、このプランジャの単位時間当りの往
復回数を検出するセンサを固定部に設けたので、センサ
を1つにでき、コストダウンが図れる利点がある。又、
入力軸と出力軸の回転数の差を演算する回路を必要とし
ないため信号処理時間を短か(できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はクラッチ
の内部構造を示す断面図、第2図は第1図におけるn−
tr線断面図、第3図は動力系統図、第4図は信号状態
図。 10・・・エンジン、11・・・トランスミッション、
25・・・前輪、27・・・後輪、31・・・入力軸、
32・・・出力軸、33・・・円筒部、34・・・回転
筒、39・・・多板クラッチ、50・・・カム部材、5
3・・・プランジャ、55・・・検出板、60・・・磁
気ピンクアップ、61・・・F/Vコンバータ、62・
・・センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  多板クラッチを用いた四輪駆動車において、多板クラ
    ッチ前後の入力軸と出力軸の回転速度差を検出する装置
    であって、入力軸と出力軸の一方にカム部材を設け、他
    方にカム部材にならって往復動可能にプランジャを設け
    、このプランジャの単位時間当りの往復回数を検出する
    センサを固定部に設けたことを特徴とする四輪駆動車に
    おける回転速度差検出装置。
JP14777686A 1986-06-24 1986-06-24 四輪駆動車における回転速度差検出装置 Pending JPS632728A (ja)

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JP14777686A JPS632728A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 四輪駆動車における回転速度差検出装置

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JP14777686A JPS632728A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 四輪駆動車における回転速度差検出装置

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JPS632728A true JPS632728A (ja) 1988-01-07

Family

ID=15437923

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JP14777686A Pending JPS632728A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 四輪駆動車における回転速度差検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5573681A (en) * 1993-07-20 1996-11-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Traveling wire electric discharge machining apparatus capable of workpiece location determining and energy level adjustment
JP2008533325A (ja) * 2005-03-21 2008-08-21 エクス−テクノロジー スイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ヘッドバンド

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