JPS63272838A - ガラスブロツク集合体の取付構造 - Google Patents

ガラスブロツク集合体の取付構造

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JPS63272838A
JPS63272838A JP10596487A JP10596487A JPS63272838A JP S63272838 A JPS63272838 A JP S63272838A JP 10596487 A JP10596487 A JP 10596487A JP 10596487 A JP10596487 A JP 10596487A JP S63272838 A JPS63272838 A JP S63272838A
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JP
Japan
Prior art keywords
bolt
fixing member
glass block
receiving plate
block assembly
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Pending
Application number
JP10596487A
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English (en)
Inventor
庄田 義正
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NIPPON GLASS KENZAI KK
Original Assignee
NIPPON GLASS KENZAI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガラスブロック集合体の取付構造に係り、特に
振動や風圧等に対してフレキシブルに対応できるよう?
こしたガラスブロック集合体の取付構造に関するもので
ある。
従来の技術 一般にガラスブロック単体または複数個のガラスブロッ
ク単体を集合して成るガラスブロック集合体は、次のよ
うな特長を有しているので最近多くの場所に使用される
ようになってきた。
(1)安全性に優れている。
すなわち、適正に施工されたガラスブロック壁面がほと
んど割れず、しかも台風時の強風や地震−等のような強
い振動に耐えることができる。またガラス壁は、配筋し
であるため防犯の点でも安心である。
(2)快適性に富んでいる。
すなわち、ガラスブロック単体は、光を透過。
屈折あるいは反射させることによって、快適な生活環境
をつくることができる。また、透明なガラスブロック単
体は、視線を透して周囲の風景が見えるため閉鎖的な感
覚を起こさない。さらにガラスブロック単体は、騒音を
減少させて静かな空間を得ることができる。
(3)省エネルギーである。
すなわち、ガラスブロック単体の内部は、0.3気圧と
いう真空に近い状態になっているので、複層ガラスより
優れた断熱性をもつ、ている。
(4)デザインが豊富である。
ずなわら、ガラスブロック単体の寸法を選ぶことにより
、壁面構成を直線1曲線、不連続カーブ等とすることが
可能となる。また、パターンを選ぶことにより光をコン
トロールでき、さらに透視。
不透視の使い分けも可能となる。また、色を選ぶことに
よってカラフルな雰囲気が生まれる。
(5)メンテナンスが優れている。
すなわち、ガラスブロック単体は、両面化粧仕上げのた
め外・内装の仕上工事が不要である。また、クリーニン
グが簡単で、結露もしにくいので、建物のメンテナンス
が容易である。
このようなガラスブロック単体を集合して成るガラスブ
ロック集合体においては、振動や風圧等に対してガラス
ブロック壁がフレキシブルに対応するように金属枠およ
び力付等を使用した構造にして、変形を吸収することに
より安全性を確保している。
従来のガラスブロック集合体の施工は、施工技能者が躯
体とガラスブロック壁との取付部に用いるステンレス等
から成る金属枠に緩衝材等を取り付けてから、たで力付
を金属枠等に支持させるためのアンカーピース等を配筋
固定し、ガラスブロック単体を1個ずつ積み上げ、その
後によこ力付およびアンカーピースを配筋していた。こ
のような施工方法においては、ガラスブロック単体を1
個ずつ積み上げるので、作業性が悪いとともに、施工技
能者の技能の違いにより均一に仕上らない場合があった
。また、モルタルの充填等のために水を施工現場で使用
する湿式作業となり、施工現場がlりれたすした。
そこで、上記のようなガラスブロック単体を1個ずつ積
み上げる施工方法の問題点を解決するために第4図に示
すような施工方法が提案されている。すなわちガラスブ
ロック単体が集合して成るガラスブロック集合体lには
、取付枠2が取り付けられ、この取付枠2には第1の固
定部材3が設けられている。またガラスブロック集合体
1を取り付ける場所には、不等辺山形鋼等から成る第2
の固定部材4が取り付けられ、この第2の固定部材4は
コンクリート5の配筋(図示せず)に溶接されている。
前記のようなガラスブロック集合体lを取り付ける場合
には、まず取付枠2および第lの固定部材3を備えてい
るガラスブロック集合体lを製造工場等から取付現場に
運搬する。次にガラスブロック集合体1の第1の固定部
材3を、コンクリート5の配筋に溶接されている第2の
固定部材4に溶接で固定し、この第1の固定部材3と第
2の固定部材4との溶接部6は約10cxの溶接により
形成され、このような溶接部6は長手方向に約10cx
の間隔で形成されている。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来の取付作業時に第1の固定部材3と
第2の固定部材4とを溶接する施工方法によれば、約2
00に9のガラスブロック集合体lを4人〜5人の作業
員でおさえて溶接できる状態に保持して行なわれていた
このような取付作業時における溶接作業は、lブロック
のガラスブロック集合体1に約45分もかかり、この約
45分間も溶接できる状態を継続することが容易でなか
った。また第1の固定部材3と第2の固定部材4との溶
接作業中に発生した火花が、ガラスブロック集合体lに
付着すると、ガラスブロック集合体Iが破損あるいは汚
れたりした。さらに溶接中に発生した閃光により、作業
者の集中力低下環で、溶接できる状態を保持する力のバ
ランスを失なうことによるガラスブロック集合体lの落
下等で人身事故が発生したり、また溶接が不可能になっ
たりするとともに、溶接の仕上がりが良くなかったりす
ることもあった。
そこで、本発明はガラスブロック集合体にボルト挿通孔
が穿設されているボルト受板を取り付け、このボルト受
板を取付場所の固定部材にはめこんでガラスブロック集
合体をボルトにより取り付けることにより、従来の取付
作業時の溶接作業を省略して作業性の向上等を図るガラ
スブロック集合体の取付構造を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 しかして、上記目的を達成するための本発明の構成は、
複数個のガラスブロック単体を集合して成るガラスブロ
ック集合体に設けた部材を、固定部材により取付場所の
正面から取り付ける構造において、 前記ガラスブロック集合体にボルト受板を取り付け、前
記取付場所には前記ボルト受板と当接して該ボルト受板
のはめこみ位置を設定する前記固定部材を設け、前記ボ
ルト受板および前記固定部材にそれぞれボルト挿通孔を
穿設し、これらのボルト挿通孔の位置が一致するように
前記ボルト受板を前記取付場所の正面から固定部材には
めこんだ状態でボルトを該ボルト挿通孔に挿通し、該ボ
ルト受板と前記固定部材とを該ボルトにナツトを螺着し
て締結固定したことを特徴とする。
作用 固定部材にボルト受板をはめこんで、この状態で固定部
材およびボルト受板とに穿設されているボルト挿通孔に
、ボルトを取付場所の正面から挿通して、支持部材とボ
ルト受板とを締結固定してガラスブロック集合体を取り
付ける。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
ガラスブロック集合体11は、JTS規格品(Aの52
12)であるたとえば190x190X95Juのガラ
スブロック単体12を5列IO段で合計50個積みモル
タル(図示せず)により集合して成っており重量は約2
00に9である。このようなガラスブロック集合体11
の上端および下端には、Cチャンネル状で形成されステ
ンレス等から成るボルト受板13.14がそれぞれ取り
付けられ、これらのボルト受板13.14には後記のボ
ルトが挿通するボルト挿通孔15.16が等間隔で3個
形成されている。このようなボルト受板13.14の厚
みは、後記のボルトが締結された場合の締結力および取
付作業時におけるガラスブロック集合体11の荷重等を
考慮して約6uでしかも均一に形成されている。
前記ガラスブロック集合体11の取付場所には、革等辺
山形鋼等から成る第1の固定部材17とL字状の第2の
固定部材I8が取り付けられ、この第2の固定部材18
にはボルト挿通孔19が穿設されている。これらの第1
の固定部材17と第2の固定部材18とは、取付現場で
あらかじめ溶接で固定されている。このような第1の固
定部材17と第2の固定部材18との溶接部20.21
は、約10cmの溶接により形成され、これらの溶接部
20.21は長手方向に約1Ocxの間隔で形成されて
いて、このような溶接方法により振動や風圧等に対して
フレキシブルに対応する。前記ボルト受板13と第2の
固定部材I8の間には、空間部22が形成され、また、
ボルト受板I3と第1の固定部材17の間には、空間部
23が形成されている。これらの空間部2°2.23は
、層間変位(強い振動や地震等により第1の固定部材1
7が溶接されている配筋(図示せず)が取り付けられて
いるコンクリート24全体が菱形等に変形)および取付
作業時における躯体側の仕上り誤差を吸収する。
前記ボルト受板14には、ボルト挿通孔!6および傾斜
調整孔25が穿設され、このようなボルト受板14には
ボルトから成る傾斜調整部材26が挿通し、この傾斜調
整部材26には調整用長ナツト27が螺着されている。
前記ボルト受板13.14と前記第2の固定部材I8と
の間には、すべり材28カ゛(取り付けられている。
前記ボルト挿通孔15,16.19に挿通するボルト2
9には、係止部材30が設けられ、このようなボルト2
9は取付場所の正面からボルト挿通孔15,16.19
に挿通してから、ボルト29を約90度回転させると、
係止部材30が第2の固定部材I8に当接して挿通が解
除されないようになり、この状態でボルト29にナツト
3Iを螺着してボルト受板13.14と第2の固定部材
I8とを締結固定する。
このような構成のガラスブロック集合体の取付構造にお
いては、まずガラスブロック単体12の製造工場等で、
ガラスブロック集合体11の上端および下端には、ボル
ト受板13.14を取り付ける。また第1の固定部材1
7と第2の固定部材18とを取付現場であらかじめ溶接
により固定する。
このようにして、ボルト受板13.14が取り付けられ
ているガラスブロック集合体11を、取付現場に運搬す
る。また第1の固定部材17は、コンクリート24の配
筋に溶接されている。このようにして第1の固定部材1
7をコンクリート24に溶接した状態において、第2の
固定部材18に穿設されているボルト挿通孔19が、ボ
ルト受板13.14に穿設されているボルト挿通孔15
゜16にそれぞれ一致するように、ボルト受板+3゜I
4を取付場所の正面から第2の固定部材18にはめこん
で、第2の固定部材18とボルト受板13.14とを当
接する。この状態で、ボルト挿通孔15,16にボルト
29を挿通してから、このボルト29を約90度回転す
ると、ボルト29に形成されている係上部材30が第2
の固定部材18に係止するので、ボルト29がボルト受
板13゜14および第2の固定部材18から挿入が解除
されないようになる。このようにして、ボルト29がボ
ルト受板13.14および第2の固定部材18から解除
されないようにした状態で、ボルト29にナツト3Iを
螺着して第2の固定部材18とボルト受板13.14と
を締結固定する。このようにして、ボルト29をボルト
挿通孔15.+6゜19に挿通して、ボルト29にナツ
ト31を螺着する作業は二人の作業員で約10分間で終
了する。
このようにボルト29にナツト31を螺着した状態では
、ナツト31で締結されているが、ボルト受板13.1
4が約6xmに厚く形成されているので、ボルト受板1
3.14が変形あるいは破損することがない。また第2
の固定部材18とボルト受板13.14とがボルト29
により締結固定されている状態において、強い振動や風
圧等により層間変位が発生した場合、空間部22.23
がその層間変位を吸収するので、振動や風圧等に対して
フレキシブルに対応することが可能となる。さらに第1
の固定部材17と第2の固定部材18との溶接作業を取
付作業前にあらかじめ行っているので、従来のように溶
接作業時に発生した火花がガラスブロック集合体11に
飛火することがなく、溶接作業を安全に行うことができ
るとともに、ガラスブロック集合体11の破損や汚れ等
を防止することができる。また、下部に位置しているボ
ルト受板14には、傾斜調整部材26が取り付けられて
いるので、調整用長ナツト27をスパナ(図示せず)に
より螺着状態を調整して傾斜がないようにすることがで
きる。
第3図は本発明に係るガラスブロックの取付構造の第2
実施例を示し、前記第1実施例と同一部分は同一符号で
示しその説明は省略する。ガラスブロック集合体11の
上端および下端には、規格品のボルト受板32が取り付
けられ、このボルト受板32には前記ボルト29が挿通
するボルト挿通孔33が穿設されていて厚さが約2.3
x*または約3 、2 mxから成っている。
前記ガラスブロック集合体11の取付場所には、前記第
1実施例における第2の固定部材18とほぼ同じ形状の
第3の固定部材34が取り付けられ、この第3の固定部
材34には前記ボルト29が挿通するボルト挿通孔35
が穿設されている。
このような構成の本発明に係る第2の実施例におけるガ
ラスブロック集合体の取付構造においては、ボルト29
をボルト挿通孔33.35に挿通した後に、ボルト29
にナツト31を螺着する。
このようにナツト31を螺着した状態においては、締結
力が第3の固定部材34を介してボルト受板32に加わ
るので、強い締結力が加わってもボルト受板32が変形
あるいは破損することがない。
またボルト受板32等は、規格品を使用しているので経
済性を有している。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の応用例および変形例があり、上記の第1実施例のよ
うにボルトをボルト受板に挿通した後に、ボルトにナツ
トを螺着する取付構造においては、ボルト受板とボルト
との間にスペーサを介挿するようにしてもよい。また上
記第1実施例および第2実施例における固定部材は、コ
ンクリートとホルト受板との媒体金具として機能してい
るが、コンクリート以外にガラスブロック集合体を取り
付ける場合にはたとえばH形鋼を使用して、このI−I
形鋼を固定部材にあらかじめ溶接することにより本発明
を構成する。
発明の効果 本発明は以上説明したように、ガラスブロック集合体の
取付場所に設けられていて、はめこみ位置を設定する固
定部材に第1のボルト挿通孔を穿設し、この第1のボル
ト挿通孔に対応する第2のボルト挿通孔をボルト受板に
穿設して、第1.第2のボルト挿通孔に取付場所の正面
から挿通したボルトにナツトを螺着して固定部材とボル
ト受板とを締結することにより、ガラスブロック集合体
を取り付けるようにした゛ので、次のような効果を有す
る。
(+)ガラスブロック集合体の取付場所に設けられてい
る固定部材にボルト受板をはめこんだ状態で、ボルトを
取付場所の正面からボルト挿通孔に挿通し、このボルト
にナツトを螺着して取り付けるので、従来の取付作業時
における溶接作業を省略でき作業員の減少および作業時
間の短縮が可能となり作業性が向上する。
(2)固定部材にボルトが固定されていないので、取付
作業前における固定部材とボルトの溶接状態または破損
等の点検・修理作業が省略でき作業性が一層向上する。
(3)固定部材からボルトを取り外した状態にすること
ができるので、梱包の容易および梱包費の低減を図るこ
とができるとともに、輸送中における破損の減少を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は概略構成図、第2図は分解斜視図、第3図は本発明
の第2実施例の概略構成図、第4図は従来の概略構成図
である。 11・・・ガラスブロック集合体、12・・・ガラスブ
ロック単体、13.14・・・ボルト受板、I5,16
、I9・・・ボルト挿通孔、17.18・・・固定部材
、29・・・ボルト、31・・・ナツト。 第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数個のガラスブロック単体を集合して成るガラスブロ
    ック集合体に設けた部材を、固定部材により取付場所の
    正面から取り付ける構造において、前記ガラスブロック
    集合体にボルト受板を取り付け、前記取付場所には前記
    ボルト受板と当接して該ボルト受板のはめこみ位置を設
    定する前記固定部材を設け、前記ボルト受板および前記
    固定部材にそれぞれボルト挿通孔を穿設し、これらのボ
    ルト挿通孔の位置が一致するように前記ボルト受板を前
    記取付場所の正面から固定部材にはめこんだ状態でボル
    トを該ボルト挿通孔に挿通し、該ボルト受板と前記固定
    部材とを該ボルトにナットを螺着して締結固定したこと
    を特徴とするガラスブロック集合体の取付構造。
JP10596487A 1987-04-28 1987-04-28 ガラスブロツク集合体の取付構造 Pending JPS63272838A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161338A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Taisei Corp 制震壁

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119338A (en) * 1974-08-09 1976-02-16 Hyuumo Raboratorii Kk Kenzobutsuniokeru burotsukuno panerukoho
JPS5246512B2 (ja) * 1972-05-23 1977-11-25
JPS58155880A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 ハ−ドグラス工業株式会社 ラケットボ−ルコ−ト等の壁面構造

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