JP3010344B2 - プレキャストコンクリートパネル - Google Patents
プレキャストコンクリートパネルInfo
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- JP3010344B2 JP3010344B2 JP8300082A JP30008296A JP3010344B2 JP 3010344 B2 JP3010344 B2 JP 3010344B2 JP 8300082 A JP8300082 A JP 8300082A JP 30008296 A JP30008296 A JP 30008296A JP 3010344 B2 JP3010344 B2 JP 3010344B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルディング等の
建築構造物に使用されるプレキャストコンクリートパネ
ルに関するものである。
建築構造物に使用されるプレキャストコンクリートパネ
ルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、プレキャストコンクリートパ
ネルは、ユニット住宅や鉄骨軸組構造の建物等の内外
壁、床等に広く使用されている。この種のプレキャスト
コンクリートパネル内には、図４に示すように、パネル
の剛性を向上させるために、鉄筋を立体的に溶接した配
筋材が埋設されている。即ち、この種の従来のプレキャ
ストコンクリートパネルは、図示しない矩形に形成され
た型枠に配筋材を設置し、コンクリートを打設して硬化
後に型枠を脱型するという工法によって施工されてい
る。
ネルは、ユニット住宅や鉄骨軸組構造の建物等の内外
壁、床等に広く使用されている。この種のプレキャスト
コンクリートパネル内には、図４に示すように、パネル
の剛性を向上させるために、鉄筋を立体的に溶接した配
筋材が埋設されている。即ち、この種の従来のプレキャ
ストコンクリートパネルは、図示しない矩形に形成され
た型枠に配筋材を設置し、コンクリートを打設して硬化
後に型枠を脱型するという工法によって施工されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の配筋材が埋設されたプレキャストコンクリートパネル
では、上述したように、配筋材が設置された型枠にコン
クリートを打設するため、コンクリートの使用量が非常
に多く、製品自体の重量が重くなってしまい工場から建
築現場まで運搬や高層コンクリート製プレハブ住宅等の
作業を容易に行なうことが難しいという問題があった。
また、型枠からプレキャストコンクリートパネルを脱型
するには強度として約１２０kgf/m2が必要とされるの
で、硬化までの所要時間として約１２時間という長時間
が必要とされるため作業効率が非常に悪いという問題が
あった。さらに、この種のプレキャストコンクリートパ
ネルは、配筋材を骨組みとしてコンクリートのみを打設
して強度を得ているので、断熱性（防湿性）に劣るとい
う問題があった。
の配筋材が埋設されたプレキャストコンクリートパネル
では、上述したように、配筋材が設置された型枠にコン
クリートを打設するため、コンクリートの使用量が非常
に多く、製品自体の重量が重くなってしまい工場から建
築現場まで運搬や高層コンクリート製プレハブ住宅等の
作業を容易に行なうことが難しいという問題があった。
また、型枠からプレキャストコンクリートパネルを脱型
するには強度として約１２０kgf/m2が必要とされるの
で、硬化までの所要時間として約１２時間という長時間
が必要とされるため作業効率が非常に悪いという問題が
あった。さらに、この種のプレキャストコンクリートパ
ネルは、配筋材を骨組みとしてコンクリートのみを打設
して強度を得ているので、断熱性（防湿性）に劣るとい
う問題があった。
【０００４】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、軽量で且つ強度の剛性を有し、断
熱性（防湿性）に優れていると共に、高精度に形成でき
てその組立作業や設置作業を容易に行うことができるプ
レキャストコンクリートパネルを提供することである。
であり、その目的は、軽量で且つ強度の剛性を有し、断
熱性（防湿性）に優れていると共に、高精度に形成でき
てその組立作業や設置作業を容易に行うことができるプ
レキャストコンクリートパネルを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、実施形態において使用す
る符号を付して説明すると、請求項１の発明は、「断熱
材１０が充噴された構造用中空鋼材２０により格子状に
形成された枠体２５と、この枠体２５の表裏面に配設さ
れたメッシュ筋３０と、前記枠体２５と前記メッシュ筋
３０との間に形成される中空室４０に充填された断熱材
１０と、これらを一体的に被覆するコンクリート材５０
とからなり、 前記構造用中空鋼材２０に通気孔２１を設
けると共に、その通気孔２１に連通する流通孔５１を前
記コンクリート部材５０に設けたことを特徴とするプレ
キャストコンクリートパネル。」である。
めに、本発明の採った手段は、実施形態において使用す
る符号を付して説明すると、請求項１の発明は、「断熱
材１０が充噴された構造用中空鋼材２０により格子状に
形成された枠体２５と、この枠体２５の表裏面に配設さ
れたメッシュ筋３０と、前記枠体２５と前記メッシュ筋
３０との間に形成される中空室４０に充填された断熱材
１０と、これらを一体的に被覆するコンクリート材５０
とからなり、 前記構造用中空鋼材２０に通気孔２１を設
けると共に、その通気孔２１に連通する流通孔５１を前
記コンクリート部材５０に設けたことを特徴とするプレ
キャストコンクリートパネル。」である。
【０００６】
【０００７】
【発明の実施の形態】以上のように構成された本願各発
明に係るプレキャストコンクリートパネル（以下ＰＣパ
ネルという。）１００の実施の形態を、図面に従って詳
細に説明する。
明に係るプレキャストコンクリートパネル（以下ＰＣパ
ネルという。）１００の実施の形態を、図面に従って詳
細に説明する。
【０００８】図１に示すように、本願各発明に係るＰＣ
パネル１００は、前述したように、ユニット住宅等の外
壁として使用されるものである。
パネル１００は、前述したように、ユニット住宅等の外
壁として使用されるものである。
【０００９】ＰＣパネル１００は、構造用中空鋼材２０
により格子状に形成された枠体２５が基本構造の骨組み
となる。
により格子状に形成された枠体２５が基本構造の骨組み
となる。
【００１０】この構造用中空鋼材２０は、剛性を持たせ
るために内部が中空の四角柱状の鋼材によって形成さ
れ、その内部には断熱材１０が充噴されている。断熱材
１０はグラスウールや発泡スチロール等の周知の材料で
あり、特に限定するものではない。また、断熱効果のあ
る材料に限定することはなく、防音や保温効果のある材
料等を充噴してもよい。
るために内部が中空の四角柱状の鋼材によって形成さ
れ、その内部には断熱材１０が充噴されている。断熱材
１０はグラスウールや発泡スチロール等の周知の材料で
あり、特に限定するものではない。また、断熱効果のあ
る材料に限定することはなく、防音や保温効果のある材
料等を充噴してもよい。
【００１１】そして、枠体２５には通気孔２１が、図１
又は２に示すように、適宜の箇所に形成されている。こ
の通気孔２１は、枠体２５をＰＣパネル１００内に埋設
した際に、密閉状態になるため、火災時等の際に、温度
が上昇し枠体２５内の空気が膨張したときの空気の逃げ
道である。そして、通気孔２１から出た空気は、コンク
リート材５０に形成された流通孔５１を通って外気と流
通するように構成してある。これにより、温度上昇によ
る枠体の空気の膨張によって、枠体２５とこの枠体２５
を一体的に被覆しているコンクリート材５０の破裂を防
止することが可能となる。
又は２に示すように、適宜の箇所に形成されている。こ
の通気孔２１は、枠体２５をＰＣパネル１００内に埋設
した際に、密閉状態になるため、火災時等の際に、温度
が上昇し枠体２５内の空気が膨張したときの空気の逃げ
道である。そして、通気孔２１から出た空気は、コンク
リート材５０に形成された流通孔５１を通って外気と流
通するように構成してある。これにより、温度上昇によ
る枠体の空気の膨張によって、枠体２５とこの枠体２５
を一体的に被覆しているコンクリート材５０の破裂を防
止することが可能となる。
【００１２】次に、枠体２５の表裏面には、コンクリー
ト材５０のひび割れを防止するために、補強部材として
メッシュ筋３０が配設されており、メッシュ筋３０と枠
体２５の間には中空室４０が形成される。
ト材５０のひび割れを防止するために、補強部材として
メッシュ筋３０が配設されており、メッシュ筋３０と枠
体２５の間には中空室４０が形成される。
【００１３】メッシュ筋３０は鉄筋を平面的に格子状に
溶接したものであり、枠体２５の表裏面のうちいずれか
一方は溶接によって固定され、他方は脱着自在に配設さ
れている。これは、後述するＰＣパネル製作手順におい
て説明するように、コンクリート材５０の打設時の途中
で中空室４０に断熱材１０を充噴できるように枠体２５
の表裏面のうちいずれか一方のメッシュ筋３０を脱着で
きるようにしたからである。尚、メッシュ筋３０は実施
例に限定されるものではなく、斜交形状等でもよい。
溶接したものであり、枠体２５の表裏面のうちいずれか
一方は溶接によって固定され、他方は脱着自在に配設さ
れている。これは、後述するＰＣパネル製作手順におい
て説明するように、コンクリート材５０の打設時の途中
で中空室４０に断熱材１０を充噴できるように枠体２５
の表裏面のうちいずれか一方のメッシュ筋３０を脱着で
きるようにしたからである。尚、メッシュ筋３０は実施
例に限定されるものではなく、斜交形状等でもよい。
【００１４】中空室４０の各室には、断熱材１０が充噴
されているので、ＰＣパネル１００に使用されるコンク
リート材５０の使用量を減少させることができ、ＰＣパ
ネル１００全体としての重量を軽量化することができる
と共に断熱性（防湿性）を高めることができるのであ
る。
されているので、ＰＣパネル１００に使用されるコンク
リート材５０の使用量を減少させることができ、ＰＣパ
ネル１００全体としての重量を軽量化することができる
と共に断熱性（防湿性）を高めることができるのであ
る。
【００１５】本各発明は上記のように軽量化されている
ので、運搬等が非常に容易であるため、高層住宅やマン
ション、或はビルディングを建造するときに、作業能率
を著しく増大させるものあり、さらに加えて、ＰＣパネ
ル１００に埋設された枠体２５を構成する構造用中空鋼
材２０に運搬等に使用される吊下げ金具２３が図示しな
いボルト等により固設してあるので、従来のプレキャス
トコンクリートパネルのように吊下げ金具の埋設不備が
原因となる製品の脱落を防止することができる。
ので、運搬等が非常に容易であるため、高層住宅やマン
ション、或はビルディングを建造するときに、作業能率
を著しく増大させるものあり、さらに加えて、ＰＣパネ
ル１００に埋設された枠体２５を構成する構造用中空鋼
材２０に運搬等に使用される吊下げ金具２３が図示しな
いボルト等により固設してあるので、従来のプレキャス
トコンクリートパネルのように吊下げ金具の埋設不備が
原因となる製品の脱落を防止することができる。
【００１６】次に、本実施例のＰＣパネルの製作手順に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００１７】まず、断熱材１０を充噴した構造用中空鋼
材２０によって矩形状の枠体を形成し、その矩形状の枠
体の内部に、所定間隔を設けて垂直に複数の構造用中空
鋼材２０を配設し、その垂直に配設された構造用中空鋼
材２０に対して直交するように複数の構造用中空鋼材２
０を配設し、図１に示すように、格子状の枠体２５を形
成する。格子状に配設された構造用中空鋼材２０は、剛
性を持たせるためにそれぞれ溶接によって固定されてい
る。従って、従来の如く、鉄筋を立体的に溶接して配筋
材を製作するよりも溶接箇所が少なく容易なため、作業
効率も向上し、且つ構造用中空鋼材２０は四角柱状に形
成されているので、鉄筋に比べて溶接熱による変形等も
無いため枠体２５を高精度に形成することができる。
材２０によって矩形状の枠体を形成し、その矩形状の枠
体の内部に、所定間隔を設けて垂直に複数の構造用中空
鋼材２０を配設し、その垂直に配設された構造用中空鋼
材２０に対して直交するように複数の構造用中空鋼材２
０を配設し、図１に示すように、格子状の枠体２５を形
成する。格子状に配設された構造用中空鋼材２０は、剛
性を持たせるためにそれぞれ溶接によって固定されてい
る。従って、従来の如く、鉄筋を立体的に溶接して配筋
材を製作するよりも溶接箇所が少なく容易なため、作業
効率も向上し、且つ構造用中空鋼材２０は四角柱状に形
成されているので、鉄筋に比べて溶接熱による変形等も
無いため枠体２５を高精度に形成することができる。
【００１８】上述したように、枠体２５の強度は従来の
プレキャストコンクリートパネル内に埋設された配筋材
に比較して非常に強く、脱型に必要とされるコンクリー
ト材５０の硬化強度は従来の製品に比して約半分の５０
kgf/m2〜７０kgf/m2程度でよいのである。従って、コン
クリート材５０を打設してから型枠の脱型までの所要時
間は約５〜６時間でよく、従来の作業時間に比べて大幅
に短縮できるのである。
プレキャストコンクリートパネル内に埋設された配筋材
に比較して非常に強く、脱型に必要とされるコンクリー
ト材５０の硬化強度は従来の製品に比して約半分の５０
kgf/m2〜７０kgf/m2程度でよいのである。従って、コン
クリート材５０を打設してから型枠の脱型までの所要時
間は約５〜６時間でよく、従来の作業時間に比べて大幅
に短縮できるのである。
【００１９】従って、図３に示したように、本各発明に
係るＰＣパネル１００に埋設された枠体２５の略中央部
に窓枠６０を配設した場合でも、強度の剛性を有する高
精度なＰＣパネル１００を容易に製作することができる
のである。
係るＰＣパネル１００に埋設された枠体２５の略中央部
に窓枠６０を配設した場合でも、強度の剛性を有する高
精度なＰＣパネル１００を容易に製作することができる
のである。
【００２０】次に、枠体２５の表裏面のいずれか一方面
にメッシュ筋３０を配設する。
にメッシュ筋３０を配設する。
【００２１】そして、メッシュ筋３０を配設した面が下
側になるように図示しない型枠に設置し、その型枠の中
にコンクリート材５０を打設してＰＣパネル１００の一
方面を形成する。
側になるように図示しない型枠に設置し、その型枠の中
にコンクリート材５０を打設してＰＣパネル１００の一
方面を形成する。
【００２２】続いて、中空室４０に断熱材１０を充噴し
た後、他方面にメッシュ筋３０を配設し、引続き型枠の
中にコンクリート材５０を打設することにより枠体を一
体的に被覆する。この時にコンクリート材５０を打設せ
ずに、ベニヤや石膏ボード等の住宅用ボートを配設して
さらに軽量化してもよい。
た後、他方面にメッシュ筋３０を配設し、引続き型枠の
中にコンクリート材５０を打設することにより枠体を一
体的に被覆する。この時にコンクリート材５０を打設せ
ずに、ベニヤや石膏ボード等の住宅用ボートを配設して
さらに軽量化してもよい。
【００２３】そして、約５〜６時間後に、型枠を脱型す
ればＰＣパネル１００が完成する。
ればＰＣパネル１００が完成する。
【００２４】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項１の発明に係
るＰＣパネルは、上記実施形態に例示した如く、軽量で
且つ強度の剛性を有し、断熱性（防湿性）に優れている
と共に、高精度に形成できてその組立作業や運搬等を非
常に容易に行うことができるため、ユニット住宅等や高
層住宅等やマンション等の高層住宅、或はビルディング
を建造するときに作業能率を著しく増大させることがで
き、さらに、火災時等の際に、温度が上昇し枠体内の空
気が膨張し、枠体とその枠体を一体的に被覆しているコ
ンクリート材の破裂を防止することができるという優れ
た効果を奏するものである。
るＰＣパネルは、上記実施形態に例示した如く、軽量で
且つ強度の剛性を有し、断熱性（防湿性）に優れている
と共に、高精度に形成できてその組立作業や運搬等を非
常に容易に行うことができるため、ユニット住宅等や高
層住宅等やマンション等の高層住宅、或はビルディング
を建造するときに作業能率を著しく増大させることがで
き、さらに、火災時等の際に、温度が上昇し枠体内の空
気が膨張し、枠体とその枠体を一体的に被覆しているコ
ンクリート材の破裂を防止することができるという優れ
た効果を奏するものである。
【００２５】
【図１】本発明に係るプレキャストコンクリートパネル
の第１例を示した一部切欠平面図である。
の第１例を示した一部切欠平面図である。
【図２】図１におけるＡーＡ線断面図である。
【図３】本発明に係るプレキャストコンクリートパネル
の第２例を示した一部切欠平面図である。
の第２例を示した一部切欠平面図である。
【図４】従来のプレキャストコンクリートパネルを示し
た一部切欠斜視図である。
た一部切欠斜視図である。
１００ プレキャストコンクリートパネル １０ 断熱材 ２０ 構造用中空部材 ２１ 通気孔 ２５ 枠体 ３０ メッシュ筋 ４０ 中空室 ５０ コンクリート部材 ５１ 流通孔 ６０ 窓枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６４５ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６４５Ｂ Ｅ０４Ｃ 2/06 Ｅ０４Ｃ 2/06
Claims (1)
- 【請求項１】 断熱材が充噴された構造用中空鋼材によ
り格子状に形成された枠体と、この枠体の表裏面に配設
されたメッシュ筋と、前記枠体と前記メッシュ筋との間
に形成される中空室に充填された断熱材と、これらを一
体的に被覆するコンクリート材とからなり、 前記構造用中空鋼材に通気孔を設けると共に、その通気
孔に連通する流通孔を前記コンクリート材に設け たこと
を特徴とするプレキャストコンクリートパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300082A JP3010344B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | プレキャストコンクリートパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8300082A JP3010344B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | プレキャストコンクリートパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10140697A JPH10140697A (ja) | 1998-05-26 |
| JP3010344B2 true JP3010344B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17880494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8300082A Expired - Fee Related JP3010344B2 (ja) | 1996-11-12 | 1996-11-12 | プレキャストコンクリートパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010344B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101764408B1 (ko) * | 2014-11-29 | 2017-08-02 | 박성범 | 연필깎이 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU730218B2 (en) * | 1998-04-07 | 2001-03-01 | Phillip Boot Holdings Pty. Ltd. | Pre-cast concrete walling system |
| JP2003293470A (ja) * | 2002-04-03 | 2003-10-15 | Tokyu Constr Co Ltd | Ｒｃ造建造物 |
| US6973864B1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-12-13 | The Cooper Union For The Advancement Of Science And Art | Protective structure and protective system |
| US7562613B2 (en) | 2003-12-19 | 2009-07-21 | The Cooper Union For The Advancement Of Science And Art | Protective structure and protective system |
| KR100721707B1 (ko) | 2006-02-03 | 2007-05-25 | 이원근 | 조립식 벽체용 판넬 |
| CN102787690A (zh) * | 2012-08-11 | 2012-11-21 | 黑龙江宇辉新型建筑材料有限公司 | 内部具有轻质填充物或空孔的隔墙板及方法 |
| CN212957174U (zh) * | 2020-06-24 | 2021-04-13 | 阿博建材（昆山）有限公司 | 一种现浇砼网箱空腔楼板 |
| KR102658475B1 (ko) * | 2021-04-20 | 2024-04-16 | 송성민 | 프리캐스트 패널 및 이를 이용한 구조물 제작 및 시공방법 |
-
1996
- 1996-11-12 JP JP8300082A patent/JP3010344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101764408B1 (ko) * | 2014-11-29 | 2017-08-02 | 박성범 | 연필깎이 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10140697A (ja) | 1998-05-26 |
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Legal Events
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