JPS63272541A - 器物用材料 - Google Patents
器物用材料Info
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- JPS63272541A JPS63272541A JP10775087A JP10775087A JPS63272541A JP S63272541 A JPS63272541 A JP S63272541A JP 10775087 A JP10775087 A JP 10775087A JP 10775087 A JP10775087 A JP 10775087A JP S63272541 A JPS63272541 A JP S63272541A
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- Japan
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- alloy
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- pitting
- cladding
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- Pending
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B15/00—Layered products comprising a layer of metal
- B32B15/01—Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic
- B32B15/016—Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic all layers being formed of aluminium or aluminium alloys
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、なべやケトルなどの器物用材料に係り、特に
内面が耐食性に優れ、外観が美麗な器物が得られるよう
にした材料に関する。
内面が耐食性に優れ、外観が美麗な器物が得られるよう
にした材料に関する。
従来、なべやケトルなどの器物には純Aj2系のJIS
1050.1100.1200、Aj!−Mn系ノJ
rS 3003.3203.3004、Af−Mg系の
JIS 5052などが単層板で使用されている。また
特別な例として上記合金に陽極酸化処理により自然発色
するAI’−Fe系またはAft−3t系合金をクラッ
ドした材料も用いられている。
1050.1100.1200、Aj!−Mn系ノJ
rS 3003.3203.3004、Af−Mg系の
JIS 5052などが単層板で使用されている。また
特別な例として上記合金に陽極酸化処理により自然発色
するAI’−Fe系またはAft−3t系合金をクラッ
ドした材料も用いられている。
これらの材料は、絞り加工により、なべやケトルに成形
されたあと耐食性をもたせるため陽極酸化処理が施され
て用いられる。
されたあと耐食性をもたせるため陽極酸化処理が施され
て用いられる。
上記のような従来の材料による器物では十分な耐食性が
得られず、しょう油などの内容物により孔食が進行しや
すく場合によっては孔が貫通して使用できなくなるとい
う問題がおきている。
得られず、しょう油などの内容物により孔食が進行しや
すく場合によっては孔が貫通して使用できなくなるとい
う問題がおきている。
[問題点を解決するための手段]
本発明はかかる状況に鑑みなされたもので、内面が耐孔
食性に優れしかも外観が美麗な器物用材料の提供を目的
とする。即ち本発明は絞り性のよいAfまたはA2合金
を芯材とし、片面に陽極酸化処理により自然発色するA
2またはA1合金をクラッドし、他の片面に芯材より孔
食電位が卑なAI!、またはA2合金をクラッドしたこ
とを特徴とするものである。
食性に優れしかも外観が美麗な器物用材料の提供を目的
とする。即ち本発明は絞り性のよいAfまたはA2合金
を芯材とし、片面に陽極酸化処理により自然発色するA
2またはA1合金をクラッドし、他の片面に芯材より孔
食電位が卑なAI!、またはA2合金をクラッドしたこ
とを特徴とするものである。
本発明において、芯材に絞り性のよいA1合金を用いる
のは、なぺやケトルなどの器物は絞り加工により成形さ
れるためであり、上記合金には純Af系のJIS 11
00、Af−Mn系のJIS 3003.3004、A
ffi−Mg系のJIS 5052などが適している。
のは、なぺやケトルなどの器物は絞り加工により成形さ
れるためであり、上記合金には純Af系のJIS 11
00、Af−Mn系のJIS 3003.3004、A
ffi−Mg系のJIS 5052などが適している。
芯材の片面に陽極酸化処理により発色する合金をクラッ
ドするのは、これを器物の外側に用いて外観を美麗にす
るためであり、上記合金としてはAl2−3i系の、l
rS 4043が代表的であるがその他に乳白色に発色
するAl−Fe系合金などが用いられる。ここで陽極酸
化処理は主に硫酸浴による方法を考えているが修酸浴で
もよい。但し修酸浴では純AI!、・も黄色に発色する
のでクラツド材の両面が発色することになるが機能的に
は何ら問題ない。
ドするのは、これを器物の外側に用いて外観を美麗にす
るためであり、上記合金としてはAl2−3i系の、l
rS 4043が代表的であるがその他に乳白色に発色
するAl−Fe系合金などが用いられる。ここで陽極酸
化処理は主に硫酸浴による方法を考えているが修酸浴で
もよい。但し修酸浴では純AI!、・も黄色に発色する
のでクラツド材の両面が発色することになるが機能的に
は何ら問題ない。
芯材の他の片面に芯材より孔食電位の卑なAI!。
またはA2合金をクラッドするのは、このクラッド層を
犠牲陽極として作用させ孔食の進行を阻止するためであ
る。その効果は芯材とクラッド層の孔食の電位差が大き
い程優れ、その値は20!aV以上であることが望まし
い。上記A2またはA2合金としては純A2系のJIS
1070.1050、Ajl!−Zn系のJIS 7
072、この他にAlにSn、InまたはGaなどを添
加した合金などが適用される。
犠牲陽極として作用させ孔食の進行を阻止するためであ
る。その効果は芯材とクラッド層の孔食の電位差が大き
い程優れ、その値は20!aV以上であることが望まし
い。上記A2またはA2合金としては純A2系のJIS
1070.1050、Ajl!−Zn系のJIS 7
072、この他にAlにSn、InまたはGaなどを添
加した合金などが適用される。
クラツド率について片面2〜15%にすることが望まし
い。2%未満の場合は製造時のクラッド圧延が困難なば
かりでなく、クラッド層が損傷して芯材が露出しやすく
なり、また15%を超えると器物の成形性が低下する。
い。2%未満の場合は製造時のクラッド圧延が困難なば
かりでなく、クラッド層が損傷して芯材が露出しやすく
なり、また15%を超えると器物の成形性が低下する。
〔実施例]
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例−1
第1表に示した厚さ1−のクラツド材を、熱間クランド
圧延後冷間圧延により所定の厚みにまで圧延する通常の
方法により作製した。ここでクラツド材の器物の外側に
なる層(以下外側層と略記)には陽極酸化で自然発色す
るA2合金をクランドし、器物の内側になるN(以下内
側層と略記)には芯材より孔食電位の低いANまたはA
N合金をクラッドした。クラツド率はいずれも10%と
した。
圧延後冷間圧延により所定の厚みにまで圧延する通常の
方法により作製した。ここでクラツド材の器物の外側に
なる層(以下外側層と略記)には陽極酸化で自然発色す
るA2合金をクランドし、器物の内側になるN(以下内
側層と略記)には芯材より孔食電位の低いANまたはA
N合金をクラッドした。クラツド率はいずれも10%と
した。
上記のクランド材を80°Cに加熱した市販のしょう油
の中に1ケ月間浸漬して発生した孔食の深さを調べた。
の中に1ケ月間浸漬して発生した孔食の深さを調べた。
尚クラツド材の内側層は防食効果をはっきりさせるため
無処理で試験に供した。
無処理で試験に供した。
第1表より明らかなように本発明品(1〜7)は孔食深
さが100〜130−と浅いが、従来品(8〜11)は
孔食深さが630〜860−と深<JIS 1100(
8)においては貫通に至っている。
さが100〜130−と浅いが、従来品(8〜11)は
孔食深さが630〜860−と深<JIS 1100(
8)においては貫通に至っている。
実施例−2
芯材がJIS 1100、外側層が、11−0.8%F
e合金、内側層が1050、クラツド率がそれぞれ5%
、厚さ1.5mのクラツド材を実施例−1と同じ方法で
作製し、これをなべに成形後硫酸浴にて陽極酸化処理し
て陽極酸化被膜を厚さ1〇−形成し、次いで熱水にて封
孔処理を施した。
e合金、内側層が1050、クラツド率がそれぞれ5%
、厚さ1.5mのクラツド材を実施例−1と同じ方法で
作製し、これをなべに成形後硫酸浴にて陽極酸化処理し
て陽極酸化被膜を厚さ1〇−形成し、次いで熱水にて封
孔処理を施した。
このなべに水で20%に希釈した市販のしょう油を入れ
1日8時間づつ6ケ月間煮沸試験を行った。
1日8時間づつ6ケ月間煮沸試験を行った。
比較のため、従来のJIS 1100の単層材について
もなべを作り上記と同じ方法で処理を施し、試験に供し
た。
もなべを作り上記と同じ方法で処理を施し、試験に供し
た。
その結果従来材では深さ800−の孔食が発生したが、
本発明材では孔食深さは80−以下で内側層内にとどま
っており芯材には孔食はほとんど認められなかった。
本発明材では孔食深さは80−以下で内側層内にとどま
っており芯材には孔食はほとんど認められなかった。
また本発明材を使用したなべは試験後も乳白色の美しい
外観を呈していた。
外観を呈していた。
以上述べたように、本発明の材料は、成形性ならびに耐
孔食性に優れ且つ美麗なため、なべやケトルなどの器物
用として極めて有用である。
孔食性に優れ且つ美麗なため、なべやケトルなどの器物
用として極めて有用である。
Claims (1)
- 絞り性のよいアルミニウムまたはアルミニウム合金を芯
材とし、片面に陽極酸化処理により自然発色するアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金をクラッドし、他の片面
に芯材より孔食電位が卑なアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金をクラッドしたことを特徴とする器物用材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10775087A JPS63272541A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 器物用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10775087A JPS63272541A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 器物用材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63272541A true JPS63272541A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14467019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10775087A Pending JPS63272541A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 器物用材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63272541A (ja) |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10775087A patent/JPS63272541A/ja active Pending
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