JPS63272109A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPS63272109A
JPS63272109A JP62104247A JP10424787A JPS63272109A JP S63272109 A JPS63272109 A JP S63272109A JP 62104247 A JP62104247 A JP 62104247A JP 10424787 A JP10424787 A JP 10424787A JP S63272109 A JPS63272109 A JP S63272109A
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誠 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置に係り、特に高速化、低消
費電力化に好適な集積回路装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、例えば、特開昭60−217725に記
載のようにエミッタ・フォロワ回路のバイアス電流源と
しては抵抗あるいは定電流源回路が用いられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、はぼ一定のバイアス電流を供給して
いるために、負荷を充iiu動する際に駆動トランジス
タから負荷駆動に対し無効な電流が消費されていた。本
発明の目的はソース・フォロワあるいはエミッタ・フォ
ロワ回路の上記無効な電流を低減し低消費電力化を図る
とともに、消費型カ一定の下では、低減した無効電流分
だけ有効電流を増加させることにより速度性能を向上さ
せた回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ソース・フォロワもしくはエミッタ・フォ
ロワ回路のバイアス電流を、上記回路の出力信号を遅延
した制御信号により増減させることにより達成される。
〔作用〕
上記バイアス電流は、負荷を充電駆動する際には減少し
、放電駆動する際には増加するよう動作する。それによ
って充電駆動する際の無効電流分は減少し、駆動トラン
ジスタの駆動電流は負荷の駆動に有効に使われ速度性能
が向上するとともに、消費電カ一定の設計の下では低減
した無効電流分だけ有効電流を増加させることにより回
路の速度性能を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。
第1図は、本発明になるエミッタ・フォロワ回路の一実
施例の回路図を示したものである。第2図及び第3図は
該エミッタ・フォロワ回路の動作説明図である。第1図
において端子1は信号入力端子、端子2は信号出力端子
、端子3は負電位の電源端子、端子4は負電位の端子、
素子100はNPNバイポーラ・トランジスタ(以下N
PNトランジスタと略す)、素子101はNチャネル型
MO3−FET(以下NMO8と略す)、素子102は
抵抗素子、素子103は容量゛素子を示している。本実
施例のエミッタ・フォロワ回路ではNMO3101がバ
イアス電流源を、抵抗102及び容量103から成る回
路2ooが遅延回路を構成している。従来の回路では、
上記バイアス電流源は抵抗またはNPNトランジスタと
抵抗で構成される定電流源回路であり、はぼ一定の電流
が供給されていた。これに対し第1図の回路では、出力
端子2の電圧をCR遅延回路200で遅延し、これをN
MO8IOLのゲート端子5に印加することによりバイ
アス電流を増減させている点に特徴がある。以下、本実
施例の回路の動作を説明する。、 定常状態においては、NMO8IOIのゲート電圧は出
力電圧と等しいため、入力電圧が高レベルの時には上記
ゲート電圧は高レベルであり、入力電圧が低レベルの時
に比べ大きなバイアス電流が流れる。第2図は第1図の
回路のバイアス電流の変化の一例を入力電圧の関係とし
て示した図である。第2図中、丸印は定常状態での値、
実線は後述する過渡状態でのバイアス電流の変化の様子
を示している。一点鎖線は第1図のNMO8IOIのゲ
ート電圧を一定とし、実線の回路と消費電力を同一とし
た場合の過渡状態での変化を比較のために示したもので
ある。第2図に示すように、第1図の回路では入力電圧
の高低に応じ定常状態においてはそれぞれIEHT I
E!Lのバイアス電流が流れる。
入力電圧が高レベルから低レベルに変化するとNPNト
ランジスタ100は非導通となり、NMOSl0Iが出
力端子2に接続される負荷を放電駆動する。従って負荷
を高速に駆動するためには、NMOSl0Iの駆動電流
が大きい必要がある。
本発明になる回路では以下の2点の理由からこの駆動電
流を大きくすることができる。(1)消*電力を一定と
した場合、後述するように入力電圧が低レベルの場合の
バイアス電流を低減する分だけ、バイアス電流を一定と
する従来の回路に比べ初期(定常状WA)の駆動電流を
大きく設定することができる。(2)出力信号を遅延回
路200で遅延した信号をNMO8IOIのゲート端子
5に印加し駆動電流を制御するため、出力端子2の応答
に比べ端子5の応答は遅く、出力電圧が下がってきても
大きな駆動電流を流すことができる。
第3図は第1図の回路の各端子の応答波形を示したもの
であり、図中の実線と破線の応答波形はそれぞれ第2図
の実線と一点鎖線に対応している。
また同図中では簡単のために入力切換りの2つの場合を
重ねて示している。第3図に示すように出力端子2の応
答に対しゲート端子5は遅れて応答し、従って、第2図
中の右向きの矢印のようにバイアス電流は定常値IEH
からゆるやかに減少し負荷の駆動は終了し出力電圧は低
レベルとなる。これに遅れて端子5も低レベルとなり、
バイアス電流はIELまで減少する。
次に入力電圧が低レベルから高レベルに変化するときに
はNPNトランジスタ100が導通となり、NPNトラ
ンジスタ100が負荷を充電駆動する。NPNトランジ
スタ100はベースに注入された電荷を時定数1/2π
fTCfr:NPNトランジスタ100の遮断周波数)
で増幅しエミッタ電流を流す。このエミッタ電流のうち
、バイアス電流を差し引いた電流が負荷の駆動に使われ
る。
従ってバイアス電流は小さい方が負荷を高速に駆動する
ことができる。本発明になる回路では以下の2点の理由
からこのバイアス電流を小さくすることができる。(1
)定常状態において出力低ベルをNMO8,LOlのゲ
ート電圧とすることにより、前述の高レベル時のバイア
ス電流を大きく確保した上で初期(定常状態)のバイア
ス電流を小さく設定することができる。(2)出力信号
を遅延回路200で遅延した信号をNMO5IO1のゲ
ート端子5に印加しバイアス電流を制御するため、出力
端子2の応答に比に端子5の応答は遅く、出力電圧が上
がってきてもバイアス電流はゆるやかに増加するだけで
ある。第3図に示すように出力端子2の応答に対しゲー
ト端子5は遅れて応答し、従って、第2図中の左向きの
矢印のようにバイアス電流は定常値IELからゆるやか
に増加し負荷の駆動は終了し出力電圧は高レベルとなる
。これに遅れて端子5も高レベルとなり、バイアスt′
Ii流はIEHまで増加する。第3図の例では、NPN
I−ランジスタ100の駆動能力が大きく上記高速化の
効果はわずかにしか現われていないが、NPNトランジ
スタ100の駆動電流が小さい場合あるいはバイアス電
流が大きい場合には、上記高速化の効果は顕著に現われ
る。
以上のように本発明になるエミッタ・フォロワ回路では
、その出力信号を遅延した信号により該回路のバイアス
電流が増減するように回路を構成し、上記バイアス電流
を負荷を充電駆動する際には減少させ、放電駆動する際
には上記バイアス電流を増加させることにより、無効な
バイアス電流を低減し大きな駆動電流で負荷を駆動する
ことが可能となり、回路の高速化を達成できた。なお第
3図の例では約10%の高速化が達成できた。以上では
エミッタ・フォロワ回路についての一実施例を示したが
、NPNトランジスタ100を例えばNMO8にかえる
ことにより、ソース・フォロワ回路についても同様な効
果を得られることば言うまでもない。また、NMO81
01をNPNトランジスタとすることも可能である。ま
たはPNPバイポーラ・トランジスタあるいはPチャネ
ル型MO5−FET (以下PMO8と略す)に対し同
様なエミッタ・フォロワあるいはソース・フォロワ回路
を構成できることは勿論である。第1図の実施例では容
量素子103としてはN M OS 101のゲート容
量を使用した実施例を示したが、別に容量素子を付加し
遅延回路200の遅延時間を調節しても勿論構わない。
上記遅延時間としては長いほど駆動電流は増加するが、
回路の動作するサイクル時間内に定常状態に戻っている
必要があることは言うまでもない。また端子3に接地電
位から一定の電圧を印加することにより、バイアス電流
はLSIに印加される電源電圧に依存せず、また、上記
一定電圧を適当に選ぶことにより入力低レベル時に、N
MO8IOIをほとんど非導通としバイアス電流を低減
することも可能である。
NMO8IOLの代わりに、コレクタを端子2、ベース
を端子5、エミッタを抵抗素子を介して端子3に接続し
たNPNトランジスタを用いることも可能であるが、こ
の場合にはNMO3の場合に比べ占有面積が増加する、
出力端子に寄生する素子の容量が大きい、ベース・コレ
クタ接合が過渡的に順バイアスされ飽和する等を考慮し
なければならない。
第4図は本発明になるエミッタ・フォロワ回路の他の実
施例を示したものである。第4図において端子6は信号
入力端子、端子7は信号出力端子、端子8は負電位の電
源端子、端子9は負電位の端子、端子10はバイアス電
圧印加端子、素子104はNPNトランジスタ、素子1
05はNMO3、素子106はPMO8、素子107は
容量素子を示している6本実施例のエミッタ・フォロワ
回路では、第1図の実施例のエミッタ・フォロワ回路に
おける抵抗102のかわりにPMO3106を用いてい
る点に特徴がある。PMO8106はゲート10に適当
な電圧を印加し抵抗として動作する。その他の動作は第
1図の実施例と同じであるので説明は省略する。前述の
遅延回路の時定数は容量Cと抵抗Rを適切に設定するこ
とにより決めることができる。容fcの値は大きくする
と過渡的な消費電力が増加するため小さい方が望ましく
上記時定数によっては抵抗Rを数十にΩ以上に設定する
必要がある。この場合には本実施例のようにMOS −
FETを抵抗として使用し、必要に応じてそのゲート長
を長くすることによりコンパクトに比較的大きな値の抵
抗を形成することができる。また素子占有面積が小さく
なるため、索子自体の寄生容量も小さい利点がある。第
4図の実施例ではPMO810Gを用いたがもちろんN
MO3でも横ねない。またPMOSとNMO3を並列に
接続した構成でもよい。
第5図は本発明になるエミッタ・フォロワ回路の他のも
う一つの実施例を示すアドレス・バッファ回路を示した
ものである。第5図において端子11はアドレス信号入
力端子、端子12は入力信号の肯定のアドレス・バッフ
ァ出力信号aの出力端子、端子13は入力信号の否定の
アドレス・バッファ出力信号aの出力端子、端子14は
基$電圧印加端子、端子15〜19.50はバイアス電
圧印加端子、端子21.22は上記a信号印加端子、端
子20.23は上記a信号印加端子、端子24は内部信
号φの出力端子、端子25はφ信号印加端子、端子26
〜36は負の電源電圧印加端子、素子108〜115は
NPNトランジスタ、素子116〜129,151はN
MOS 、素子130〜132はPMOS、素子133
〜135は抵抗素子、回路201はカレント・スイッチ
回路、回路202,203はそれぞれエミッタ・フォロ
ワ回路のバイアス電流源用NMO8119゜123のゲ
ート電圧を制御する回路、回路204はエミッタ・フォ
ロワ出力信号をレベル変換する回路、回路205は上記
204と同一のレベル変換回路である。同図のアドレス
・バッファ回路は、端子11に印加されるECLレベル
のアドレス入力信号をカレント・スイッチ回路201で
検出・増幅し、エミッタ・フォロワ回路でレベルシフト
した後、レベル変換回路204,205でCMO3回路
の入力信号に適したレベルの信号に変換し、アドレス入
力信号の肯定、否定信号a、aを出力するよう動作する
。同図の構成のアドレス・バッファ回路は、ECLレベ
ルの信号をCMO8回路に適したレベルの信号に高速に
変換することができるので、例えば入力インターフェー
スがECLレベルで内部回路がCMO8あるいはBiC
MO5論理回路で構成されるようなLSIのアドレス・
バッファ回路として適している。本実施例のエミッタ・
フォロワ回路では、レベル変換回路204,205が第
1図の実施例の遅延回路200の役割りを果たし、バイ
アス電流源用NMO5119,123のゲート電圧を、
レベル変換信号a、〒を入力とする制御回路202,2
03により制御し、第1図の実施例と同様にバイアス電
流を増減させている点に特徴がある。まず第5図のアド
レス・バッファ回路の全体の動作を説明し、次にエミッ
タ・フォロワ回路の動作を説明する。
回路201はカレント・スイッチ回路であり。
ECLレベルの入力信号を検出・増幅しNPNトランジ
スタ112,113のベースに補補な2信号を出力する
。NPNトランジスタ108はエミッタ・フォロワ回路
を構成し、素子109〜1 ]、 1及び133〜13
5で構成されるカレント・スイッチ回路に適した信号レ
ベルに入力信号をレベルシフトする。カレント・スイッ
チ回路の出力振幅の設定によっては、NPNトランジス
タ109゜110が飽和するのを防ぐため、NPNトラ
ンジスタ108のエミッタとNMO3116のドレイン
間にダイオードあるいは抵抗と容量素子を挿入し、さら
にレベルシフトすることも可能である。
カレント・スイッチ回路は、端子14の′正位をNPN
トランジスタ109のベース信号の高、低レベルの間に
割付けることにより、NPNトランジスタ110,10
9のコレクタにそれぞれ入力信号の肯定、否定信号を出
力するよう動作する。
NPNトランジスタ111.抵抗135による回路は定
電流回路であり、電流値の精度を必要としない場合には
NMO3で構成してもよい。カレント・スイッチ回路の
出力信号振幅は後段のレベル変換回路の入力信号振幅を
考えると太きい程よいが、大きくし過ぎるとカレント・
スイッチ回路部での遅延時間が増加する。またNPNト
ランジスタ109,110が飽和しないよう設計しなけ
ればならない。実験からは上記出力信号としては約1.
4 vが最適であった。
上記カレント・スイッチ回路の2出力信号はそれぞれN
PNトランジスタ112,113で構成されるエミッタ
・フォロワ回路でレベルシフトされ、レベル変換回路2
04,205でレベル変換され、a、〒信号が出力され
る。レベル変換回路204.205は例えば、アイ・ニ
ス・ニス・シー・シー ダイジェスト オブ テクニカ
ル ペーパーズ、(1986年)第212頁から第21
3頁(ISSCCDIGEST OF TECHNIC
AL PAPER3,(1986)pp212−213
)において論じられているレベル変換回路と類似な回路
であり、上記回路に比べ0MO8構成のインバータ回路
を一段削除した構成とし、高速化している点に特徴があ
る。上記論文のレベル変換回路では素子125,130
で構成されるレベルシフト回路と素子126,131で
構成されるCMOSインバータ回路によりB1CMOS
インバータ回路を駆動していたのに対し、第5図の回路
では上記レベルシフト回路とCMOSインバータ回路で
NPNトランジスタ114のベースを直接駆動し、素子
127,132で構成されるレベルシフト回路によりN
MO812gのゲートを直接駆動している。従ってNP
Nトランジスタ114あるいは115により負荷をそれ
ぞれ充放電駆動する際には、いずれも回路部分の段数が
少なくより高速である。
次にエミッタ・フォロワ回路の動作を説明する。
第5図の実施例のNPNトランジスタ112あるいは1
13で構成されるエミッタ・フォロワ回路では、上記レ
ベル変換された信号a、〒により、それぞれ回路202
,203の出力電圧を制御し、これをNMO5119,
123のゲートに印加することによりバイアス電流を増
減させている点に特徴がある。例えば端子11の入力電
圧が高レベルの場合には、NPNトランジスタ112,
113のベース電位はそれぞれ低、高レベル、a、a信
号はそれぞれ高、低レベルとなり、NMO8118゜1
21は導通、NMO8117,122は導通せず、NM
O3119はゲートには端子28の電位が供電され導通
せず、NMO8123はゲートに端子18の電位が供電
され導通する。NMO5120,124はわずかなバイ
アス電流を供給するためのものであり、上記NMO81
19が非導通となった際にNPNトランジスタ112に
上記バイアス電流を供給し、エミッタ・フォロワ回路の
レベルシフト量をほぼ一定にするためのものである。上
記レベルシフト量はバイアス電流を1ケタ下げた場合、
60mV低下する。以上のように制御回路202,20
3及びNMO8120゜]−24の働きにより、第1図
の実施例と同様に、ベース入力電圧がそれぞれ高、低レ
ベルのNPNトランジスタ113,112のバイアス電
流をそれぞれ増加、減少させることができる。端子11
の入力電圧が低レベルの場合にも同様にして、ベース入
力電圧の高、低に応じてバイアス電流は増減する。
端子11の入力電圧が切り換わる際には、レベル変換回
路204..205及び制御回路202゜203が第1
図の実施例の遅延回路200の動きをし、NMO311
9,123のゲートにはそれぞれのエミッタ・フォロワ
回路の入力電圧に対し遅れて制御信号が入力される。従
って入力電圧が切り換わる際にも第1図の実施例と同様
な効果を得ることができる。
また、本実施例のアドレスバッファ回路ではNPNトラ
ンジスタ108で構成されるエミッタ・フォロワ回路に
対しても回路203の出力信号φをNMO3116のゲ
ートに入力し、同様に動作させている。
第6図は第5図の回路の動作波形の一例を示したもので
ある。同図のようにエミッタ・フォロワ入力a、a出力
に対し遅れてNMO8119゜123のゲート電圧が切
り換わり、これに対応してNPNトランジスタ1[2及
び113が構成するエミッタ・フォロワ回路のバイアス
電流も増減する。第7図はNPNトランジスタ112が
構成するエミッタ・フォロワ回路のバイアス電流の変化
を第2図と同様に入力ベース電圧の関係として示した図
である。同図中、丸印は定常状態での値、実線は過渡状
態でのバイアス電流の変化を示している。同図のように
入力電圧が高レベルから低レベルあるいは低レベルから
高レベルに遷移する間、それぞれバイアス電流を大きく
あるいは小さく保つことができる。
以上のように本実施例のエミッタ・フォロワ回路では、
レベル変換回路でレベル変換及び遅延された信号により
バイアス電流源を構成するNHO2のゲート電圧を制御
回路を通して制御することにより、第1図の実施例と同
様にして、無効なバイアス電流を低減し大きな駆動電流
で負荷を駆動することが可能となり、回路の高速化を達
成できた。
なお第6図の例では速度一定の下で約10%の低消11
力化が達成できた。また消費型カー窓の下では約10%
の高速化が達成できた。
さらに本実施例のエミッタ・フォロワ回路では、第1図
の実施例の回路ではNMO3IO1のゲート電圧を入力
振幅分だけしか変化させることができず、高、低入力レ
ベルでのバイアス電流比が制限されていたのに対し、N
MO8119等を非導通にできるため上記電流比を任意
に設定できる利点がある。また第1図の実施例のCR時
定数による遅延回路に比べ、第5図の実施例の遅延回路
による遅延は波形整形された遅延のため応答がシャープ
であり、回路のサイクル時間内での上記遅延を自由に設
定できる利点がある。
第8図は本発明になるエミッタ・フォロワ回路の他のさ
らにもう一つの実施例を示したものである。第8図にお
いて端子37は信号入力端子、端子38はレベル変換信
号7出力端子、端子39゜40はバイアス電圧印加端子
、端子41は基準↑は圧印加端子、端子49はレベル変
換信号丁の印加端子、端子42〜48は負の電源電圧印
加端子、素子136〜138はNPNトランジスタ、素
子139〜147はNHO5、素子148〜150はP
MO8、回路206はNPNトランジスタ136で構成
されるエミッタ・フォロワ回路のバイアス電流源用NM
O8142のゲート電圧を制御する回路、回路207は
エミッタ・フォロワ出力信号をレベル変換する回路であ
る。
不実施例の回路のNPNトランジスタ136゜NMO8
142,143、回路206,207の働きはそれぞれ
第5図の実施例のNPNトランジスタ112.NMO8
119,120、回路202゜204と同じである。本
実施例の回路では、第5図の実施例のレベル変換回路2
04とは異なり単一のエミッタ・フォロワ出力信号だけ
でそのレベル変換を行ない、従って単一のレベル変換出
力信号だけで回路206によりNMO3142のゲート
電圧を制御している点に特徴がある。従って、エミッタ
・フォロワ回路の前段の回路は第5図の実施例のカレン
ト・スイッチ回路のような相補信号を出力する回路であ
る必要はなく、LSI内部での適用回路の範囲が広がる
利点がある。
本実施例の制御回路206においてNMO8139及び
141はそれぞれ第5図の実施例のNHO5117及び
118と同一の動作をする。
本実施例の制御回路206においては、第5図の実施例
においてNMO3117,118に相補な信号a、aを
入力しているのに対し、NMO5139のゲートには素
子140,148によるインバータ回路によりa信号を
反転した信号を入力している。従って回路206の働き
自体は第5図の回″J!&202とまったく同じである
。もちろん回路206を第5図の回路202の代わりに
用いることができることは言うまでもない。
また第5図の回路202、第8図の回路206にもう一
つの制御信号を入力し、この信号とレベル変換信号との
間で論理をとる構成とすることにより、上記制御信号に
よりスタンバイ時のエミッタ・フォロワ電流を第8図の
NMO3143以外の電流を零とすることも可能である
〔発明の効果〕
本発明によれば、ソース・フォロワもしくはエミッタ・
フォロワ回路の負荷駆動に使用されない無効なバイアス
電流を低減することができるので、速度一定の下では低
消費電力化の効果があり、消費型カ一定の下では回路の
高速化の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のエミッタ・フォロワ回路の
回路図、第2図は第1図の回路の動作波形を示すグラフ
、第3図は第1図の回路の回路特性を示す特性図、第4
図は本発明の他の実施例のエミッタ・フォロワ回路の回
路図、第5図は他のもう一つの実施例を示すアドレス・
バッファ回路の回路図、第6図は第5図の回路の動作波
形を示すグラフ、第7図は第5図の回路の回路特性を示
す特性図、第8図は本発明の他のもう一つの実施例を示
す回路の回路図である。 1.6,11,37・・・信号入力端子、2,7゜12
.13.38・・・信号出力端子、’3,4,8゜9.
26〜36.42〜48・・・負の電源電圧端子、5.
24.25・・・内部信号端子、14,15゜41・・
・基準電圧印加端子、16〜19,39゜40.50・
・・バイアス電圧印加端子、20〜23゜49−・・制
御信号印加端子、100,104,108〜115,1
36〜138・・・NPNバイポーラ・トランジスタ、
101,105,116〜129゜139〜147,1
51・・・Nチャネル型MO3・FET、 106. 
130〜132,148,150・・・Pチャネル型M
O5−FET、102.1’33〜135・・・抵抗素
子、103,107・・・容量素子。 第 1 図 す 第 3 図 時間 (trs) 2θ0i!!便回路 バ47ス歳;1糺ン#甲 /θ/   NMIS 第2図 入力(N−ス)中反   (V) f:I 4図 io5 ”マL@W 謳 6 区 時  F5   (7tΣ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ソース・フォロワもしくはエミッタ・フォロワ回路
    と、上記フォロワ回路の出力信号を遅延した信号により
    上記フォロワ回路のバイアス電流が増減するバイアス電
    流供給回路とを具備し、出力の容量性負荷を充電駆動す
    る際には上記バイアス電流を減少させ、放電駆動する際
    には増加させることを特徴とする半導体集積回路装置。 2、バイアス電流を制御する出力信号の遅延信号は、レ
    ベル変換された信号であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52126138A (en) * 1976-04-15 1977-10-22 Toshiba Corp Level shift circuit
JPS5843628A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Nec Corp 論理回路

Patent Citations (2)

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