JPS63269950A - 健康茶 - Google Patents

健康茶

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JPS63269950A
JPS63269950A JP10336687A JP10336687A JPS63269950A JP S63269950 A JPS63269950 A JP S63269950A JP 10336687 A JP10336687 A JP 10336687A JP 10336687 A JP10336687 A JP 10336687A JP S63269950 A JPS63269950 A JP S63269950A
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JP
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gymnema
powder
tea
green tea
health
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Kaichi Hanada
花田 香一
Tadashi Saito
正 斉藤
Tadahiko Honda
本田 忠彦
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AOI SEICHIYA KK
ITOCHU SEITO KK
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AOI SEICHIYA KK
ITOCHU SEITO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、嗜好食品、健康食品として供される健康茶に
関するものであり、詳細にはギムネマシルベスタを利用
した新規な健康茶に関するものである。
[発明の概要〕 本発明は、ギムネマシルベスタの乾燥葉の粉末を抹茶と
混合することにより、生理効果に優れるとともに呈味性
にも優れた健康茶を提供しようとするものである。
〔従来の技術〕
ギムネマシルベスタ(Gymnema 5ylvest
re 、以下単にギムネマと称する。)は、インド、東
南アジア、中国南部、アフリカ等の熱帯圏に産するガガ
イモ科のつる性の植物であり、その乾燥葉が例えばイン
ドに於いて2000年前から糖尿病の生薬として使われ
てきたことが記録されている。さらに、この植物は健胃
9強壮、利尿1便通等にも有効であると言われ、その研
究が進められている。例えば、米子医学雑誌、第3s@
、2号、127貝〜137真及び138真〜145貝に
は、ラットを使用した経口試験により、糖負荷に対する
ギムネマの血糖値上昇の抑制、及びう線発生の原因とな
るストレプトコンカス8ミユータンス(Strepto
coccus MutanS)の不溶性グルカン生産の
抑制に対し顕著な効果があることが報告されている。
そこで、かかるギムネマの生理効果を利用すれば優れた
健康食品が提供できるものと考えられるが、ギムネマの
乾燥葉の抽出物に含まれるギムネマ酸(Gymnemi
c acid)が甘味抑制効果を有しており、また苦味
1渋味も強いことから、その生理効果が高いにもかかわ
らず食品に適用することは困難であった。すなわち、上
記ギムネマ酸は、味細胞の甘味受容体に作用して甘味物
質と11味受容体との結合を妨げ、その結果ギムネマ成
分が舌に接触した後は数十分間程度完全に甘味を消失し
てしまうのである。
〔発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上述の従来の実情に鑑みて提案されたもので
あって、ギムネマシルベスタの有効利用を目的とするも
のであり、生理効果に優れ、しかも呈味性にも優れた健
康茶を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は、このような種々の生理効果を存するギム
ネマを食品に応用するために、各種食品とギムネマとの
適合性の試験を行ったところ、緑茶、特に抹茶に対して
味覚的に良く適合することを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであっ
て、ギムネマシルベスタ粉末と抹茶とを混合したことを
特徴とするものである。
本発明において使用されるギムネマシルベスタ粉末(以
下、単にギムネマ粉末と称する。)は、つる性の植物で
あるギムネマの乾燥葉を粉砕したものである。
したがって、例えばギムネマの乾燥葉を焙煎機に投入し
、回転しながら焙煎した後、室温まで冷却してから茎等
の異物を取り除き、゛粉砕機にかけることによって容易
に調製することができる。
粉砕により得られるギムネマ粉末の大きさは、用途に応
じて適宜設定すればよいが、例えば飲用に供する場合に
は、タイラー標準篩の100メツシユを通過する程度の
ものが使用される。
焙煎に際して、焙煎温度を比較的低温条件で処理すると
、緑色の色沢、水色共に優れたわ】末が得られるが、あ
まり低温に過ぎると青臭味が残る。
一方、比較的高温条件で処理すると、色沢、水色は低下
して褐色に近づくが、香気、滋味は改善され、緑茶の香
気、滋味と馴染み易くなる。さらに、焙煎温度の高いも
のは、その抽出物の生理作用も大きい。ただし、あまり
焙煎温度が高すぎるとギムネマの持つ有効成分が損なわ
れる虞れがある。
したがって、焙煎温度は実用的には100〜250’C
とするのが好ましく、120〜200℃とするのがより
好ましい。焙煎時間は、10〜40分程度であり、好ま
しくは15・〜20分である。あまり焙煎時間が長すぎ
ても無意味であり、生産効率が低下することになる。
上述のギムネマ粉末は、抹茶と混合して健康茶とされる
が、混合するギムネマ粉末の割合としては、全固形分重
量に対して5〜40%とすることが好ましい。前述の範
囲に設定して飲用すれば、抹茶と同様に味わうことがで
き、ギムネマ葉の焙煎温度、焙煎時間を適宜設定すれば
全く官能的に抹茶と同等の製品を得ることができる。な
お、特に香味、滋味を主体とする場合にはギムネマ粉末
の混合比を適宜低減するのが好ましく、生理効果を主体
とする場合にはギムネマ粉末の混合比を適宜増加するの
が好ましい。ただし、あまりギムネマ粉末の割合を多く
しすぎると呈味性の点で問題を生ずるので、やはり前述
の範囲内とするのが好ましい。
以上の健康茶は、一般消費者向けの健康茶として有用で
あるばかりでなく、各種食品用添加材料として活用すれ
ば緑茶の栄養成分1色彩感、嗜好性と相俟って有効な健
康食品の開発に適用されるものである。
〔作用] ギムネマ乾燥葉あるいはギムネマ抽出物を砂糖。
飴、餡、チョコレートにそれぞれ固形分重量当たり10
〜20%(ギムネマ抽出物の場合には0.5〜2゜0%
)混合し、製品を試作して試食したところ、苦味、渋味
が日中に残り、濃度の高いものは試食後30分に亘って
甘味に対する感覚を消失した。
これに対して、上記と同様な比率で抹茶に混合し試飲し
たところ、抹茶の官能特性を失うことはなく、喫茶後の
甘味の消失も少ないものであった。
すなわち、従来食品に適用することができなかった生理
効果の高いギムネマが、抹茶に混合することによって呈
味の改善されたギムネマ含有食品として飲用あるいは食
用に供することが可能となる。
抹茶は、通常は賞味を引き立たせるために糖質を主体と
する干菓子、和菓子等と共に飲用され、また各種食品分
野(和洋菓子、冷菓、飲料、練製品等)において混合使
用される場合にも多量の糖質と併用されている。しかし
ながら、近年甘味の1バ取を抑制しなければならない人
が増加する傾向にあり、したがって栄養価値の高い、ま
た嗜好品としても利用価値の高い抹茶の需要が制約きれ
ているのが現状である。
かかる観点からも、糖質に対する生理効果の高いギムネ
マ粉末と抹茶の併用は、その意義が大きいと言える。
〔実施例] 以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
スJ1壓1 先ず、インド・マドラス産のギムネマシルベスタ乾燥葉
500gを焙煎機に入れて、回転しながら200℃で1
5分間焙煎し、直ちにバットに撒布して1時間放置し室
温まで冷却した。
次いで、バイブロミル(安用電機礼装)によって30分
間粉砕した後、タイラー標準篩100メンシユを通して
ギムネマシルベスタ粉末を得た。
次に、このギムネマシルベスタ粉末を市販の抹茶(葵製
茶社製、商品名春香の昔)にミキサーで混合し、それぞ
れ固形分重量当たり10%、20%。
40%、60%のギムネマシルベスタ粉末混合比を有す
る4種類の健康茶を作製した。
これらサンプルについて、次の官能試験を行った。
試験項目は次の4項目とし、10名のパネラ−をもって
原料抹茶を基準として5点評価法でその平均値をとった
試験項目 色沢:健康茶の粉末の色沢 水色:健康茶2gに90’Cの温?n80m1を入れ、
茶笑にて常法により混和した茶液の泡立ち及び水色 香気二同上の茶液をふくんだ時の香気 滋味;同上の茶液をふくんだ時の滋味 さらに、ギムネマ味及び後味についても調べた。
ギムネマ味は、ギムネマシルベスタ粉末を基準とし、各
ギムネマ味(主として苦味とギムネマ臭)を5点評価し
たものである。後味は、喫茶後の味覚の変化を調べたも
ので、市販の羊摘を喫茶の前後に咀哨してその甘味発現
の度合いと、羊困の味質の変化について5点評価したも
のである。
なお、本試験は、喫茶後ギムネマの味覚細胞に対する作
用によって以後の官能試験に支障を来す虞れがあること
から、2時間毎に行った。
結果を第1表に示す。
第1表 この表からも明らかなように、ギムネマ粉末を混合した
抹茶は、官能的に充分満足できる品質であり、ギムネマ
わ〕末の混合比が30重盪%以下では通常の抹茶と同等
に扱うことができ、特に混合比が20重量%以下ではお
茶の専門家の評価も全く抹茶と同等であった。
夫旌汎主 ギムネマシルベスタ乾燥葉の焙煎温度を130℃とし、
他は実施例1に準して健康茶を作製し、同様に官能試験
を行った。結果を第2表に示す。
第2表 本実施例においても、先の実施例と同様、ギムネマを抹
茶と混合することによる呈味性の改善の効果が確認され
た。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明においてはギ
ムネマシルベスタの粉末に抹茶を混合しているので、呈
味性が大幅に改善され、−好食品として飲用あるいは食
用に供することが可能である。したがって、ギムネマシ
ルベスタの有する優れた生理効果を有効に利用すること
が可能となり、その意義は大きい。
本発明の健康茶は、一般消費者用の健康茶として有用で
あるばかりでなく、各種食品用添加材料としての活用も
期待され、利用価値が高いものである。
特許出願人 伊藤忠製糖株式会社 同   葵製茶有限会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ギムネマシルベスタ粉末と抹茶とを混合したこと
    を特徴とする健康茶。
  2. (2)ギムネマシルベスタ粉末がギムネマシルベスタの
    乾燥葉を100〜250℃で10〜40分間焙煎し粉砕
    して得られるギムネマシルベスタ粉末であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の健康茶。
  3. (3)ギムネマシルベスタ粉末の混合比が全固形分重量
    当たり5〜40%であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の健康茶。
JP10336687A 1987-04-28 1987-04-28 健康茶 Granted JPS63269950A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10336687A JPS63269950A (ja) 1987-04-28 1987-04-28 健康茶

Applications Claiming Priority (1)

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JP10336687A JPS63269950A (ja) 1987-04-28 1987-04-28 健康茶

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Publication Number Publication Date
JPS63269950A true JPS63269950A (ja) 1988-11-08
JPH0430821B2 JPH0430821B2 (ja) 1992-05-22

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ID=14352121

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0743015A1 (en) * 1995-05-18 1996-11-20 Shimazakisyubyou Kabushiki Kaisya Health tea and method of producing same
EP0861595A1 (en) * 1995-09-05 1998-09-02 Kowa Chemical Industries Co., Ltd. Gymnema inodorum roasted tea and method for preparing the same

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JPS615023A (ja) * 1984-06-18 1986-01-10 Yasutake Hichi 低カロリ−飲食物

Patent Citations (3)

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