JPS63269349A - 光磁気記録用媒体 - Google Patents

光磁気記録用媒体

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JPS63269349A
JPS63269349A JP10412487A JP10412487A JPS63269349A JP S63269349 A JPS63269349 A JP S63269349A JP 10412487 A JP10412487 A JP 10412487A JP 10412487 A JP10412487 A JP 10412487A JP S63269349 A JPS63269349 A JP S63269349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
optical recording
substrate
film
dielectric film
Prior art date
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Pending
Application number
JP10412487A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Kobayashi
小林 政信
Mutsumi Asano
睦己 浅野
Kiminori Maeno
仁典 前野
Kayoko Oishi
大石 佳代子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63269349A publication Critical patent/JPS63269349A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学的記録媒体における光磁気記録用媒体に
関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、特開昭52−3
1703号公報、及び特開昭52−109193号公報
に記載されるものがあった。以下、その構成を図を用い
て説明する。
第2図は従来の光磁気記録用媒体の一構成例を示す概略
断面図である。
この光磁気記録用媒体は、ガラス、ポリメチルメタアク
リレート、ポリカーボネート、エポキシ等からなる光透
過性の基板1を有し、その基板1上に光磁気記録層2を
形成した構造をしている。
光磁気記録層2は、希土類−遷移金属系合金の非晶質膜
(以下、RE−用膜という)で構成されている。
ここで、RE−TM膜は、具体的にはREとしてガドリ
ニウムGd、テルビウム丁b1ジスプロシウムDy1ネ
オジムNd等、鉗として鉄FeまたはコバルトGoを主
成分としている。このRE−THIIIはその膜面に対
して垂直な磁化をもつ、いわゆる垂直磁化膜である。
このようなRE−THIIlを用いた光磁気記録用媒体
は、1μmφ程度に絞られたレーザビームを基板1を通
して照射すると共に、外部磁界を用いた熱磁気書込み方
式によって108ビット/−というきわめて高密度な記
録が可能で、しかも原理的には無限回に近い消去及び再
書込みが可能という非常に優れた特長を有している。
この種の光磁気記録用媒体では、光磁気記録層2の両面
に、酸化シリコンSiO等からなる誘電体膜を設けて光
磁気記録層2を保護すると共にカー効果エンハンスメン
トの機能を持たせたり、さらには光磁気記録層2の上側
を保護するためにカバー基板を設ける等、種々の改良が
試みられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の光磁気記録用媒体では、次の
ような問題点がおった。
従来における光磁気記録用媒体の基板1としては、ガラ
ス基板、ポリメチルメタアクリレート(以下、P)IH
Aという)基板、ポリカーボネート(以下、PCという
)基板、エポキシ基板等が提案されている。これらの各
基板にはすべて一長一短がある。すなわち、トラック状
の案内溝であるプリグループ付の基板を考えたとき、ガ
ラス基板及びエポキシ基板は生産性が悪く、コスト高と
なる。
その反面、このガラス基板及びエポキシ基板は、光学特
性、基板の安定性、及び媒体腐食に対する影響性の点に
おいて優れている。また、pHHAl板及びPC基板は
、射出成形等によって大量生産できる。ところが、PC
基板は光学特性が悪く、またPHHA基板は光学特性に
優れるものの、吸水性が高く、それによってその基板の
変形や腐食に対する悪影響を受ける。このように、基板
1として技術的に満足のいくものがなく、特性面が犠牲
となっていた。
本発明は前記従来技術が持っていた問題点として、基板
による特性劣化の点について解決した光磁気記録用媒体
を提供するものでおる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、アドレス等のデ
ータを記憶させるための凹部であるプリビットと、光学
ヘッドに対するトラック状の案内溝であるプリグループ
とが形成された光磁気記録用媒体において、この光磁気
記録用媒体を、光学特性が良くかつプリビット及びプリ
グループが形成された基板と、この基板上に形成された
第1の誘電体膜と、この第1の誘電体膜上に形成され希
土類−遷移金属系合金の非晶質膜からなる光磁気記録層
と、この光磁気記録層上に形成された第2の誘電体膜と
、この第2の誘電体膜上に接着層を介して接着された耐
変形性のカバー基板とで、構成したものである。
(作 用) 本発明によれば、以上のように光磁気記録用媒体を構成
したので、基板はプリビット及びプリグループの形成し
やすい材料で形成し、それに対する吸湿性等の保護のた
めに光磁気記録層をその両面から第1.第2の誘電体膜
で被覆すると共に、その第1の誘電体膜上に耐変形性の
カバー基板を接着する。これにより、高性能、高耐久性
、及び低コスト化が図れる。従って前記問題点を除去で
きるのである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示す片面記録型の光磁気記録
用媒体の概略断面図でおる。
この光磁気記録用媒体は、一方の面にプリビット及びプ
リグループが形成された基板10を有し、その基板10
の他方の面には第1の誘電体膜11、RE−用膜からな
る光磁気記録層12、第2の誘電体膜13、接着層14
、及びカバー基板15が、順次積層状態に形成されてい
る。
基板10は、射出成形等により大量生産、かつ低コスト
化が可能で、しかも複屈折が小さく、光学特性が良いと
という条件を満足するものとして、種々の樹脂板等が採
用でき、第1図では例えばPM)IA基板で構成してい
る。第1.第2の誘電体膜11、13は、カー効果エン
ハンスメントの働きと、光磁気記録層12の吸湿による
腐食等からその光磁気記録層12を保護する働きとを有
するものでおり、種々の材料で形成できるが、第1図で
は例えば侵れた保護性能を有するA、123iN膜を用
い、そのうち第1の誘電体膜11が膜厚80nm程度、
第2の誘電体膜13が膜厚150nm程度に形成されて
いる。光磁気記録層12を構成するRE−TM膜は、例
えばRE−Fe−Co−M系合金で作られており、その
うちI?EはGd、 Tb、 Qy、 Nd等の希土類
元素、MはFe1C。
及び希土類元素以外のCr、 Ti等の元素である。第
1図の光磁気記録層12は、例えば膜厚が100nm程
度の耐食性に優れたTbFeCoT i膜で形成されて
いる。
第2の誘電体113上に接着層14を介して接着される
カバー基板15は、光磁気記録層12等を機械的及び化
学的に保護するためのものであり、片面記録型のために
光学特性の良否を問わず、しかもプリビットやプリグル
ープも形成する必要がないが、熱的及び経時的にそりや
、変形の少ないものが望ましい。このような条件を満足
するカバー基板15としては、ガラス基板、A、l!等
の金属基板、セラミック基板、吸湿等によるそりや変形
の少ないエポキシ塞板やPC基板等、種々の基板が採用
でき、第1図ではガラス基板を採用している。
以上のように構成される光磁気記録用媒体の製造方法と
しては、例えば高周波マグネトロンスパッタ装置を用い
、予めプリビット及びプリグループを形成したPM)I
A製の基板10の上に、膜厚aonm程度のAjSiN
膜からなる第1の誘電体膜11を被着し、さらにその上
に膜厚t00nm程度のTbFeCoTi膜からなる光
磁気記録層12、及び膜厚150ron程度のA、f!
 SiN膜からなる第2の誘電体膜13を被着する。
この時の基板10の温度は50℃以下に抑えられた。
その後、第2の誘電体膜13上に接着層14を形成して
ガラス製のカバー基板15を接着すれば、製造が終る。
このようにして製造された光磁気記録用媒体を用いて、
次の表1で示されるような光磁気記録ディスクNo、 
1を作り、その特性を検討した。ここで、比較のために
、次表のような光磁気記録ディスクN082〜No、 
4を作り、それらの特性も検討した。
表1の光磁気記録ディスクNo、 1〜N014を評価
するために、ディスク回転数90Orpm、周波数1)
1117、基板10を通して光磁気記録層12へ照射す
るレーザビームの出カフmW以下(このパワーはディス
ク上の値であり、そのレーザ波長は830nm )の条
件でデータの記録を行った後、ディスク半径r=40m
mでのデータ読出し時の再生のキャリア対雑音比(以下
、C/Nという)測定した。その結果を次の表2に示す
表2に示すように、PC基板を用いたディスクNo、 
2では、そのPCの複屈折のためにC/N値が小さい。
これに対して、P朋AM板を用いたディスクNo、1.
 No、3とガラス基板を用いたディスクNo、 4と
は、優れたC/N値を示す。
次に、ディスクNo、 1〜No、 4を室温で85%
Rt+の高湿雰囲気中に24時間曝し、その外観上の変
化を観察した。その観察結果を次の表3に示す。
表3に示すように、基板10とカバー基板15とにPH
HAを用いたディスクN013では、PHHA基板の吸
湿変形によってそりが発生したが、他のディスクNo、
1. No、2. No、4は変化がなかった。
以上の検討結果をまとめると、次のようになる。
本実施例のディスクNo、 1では、P朋A基板10を
用いているので、そのPHMAW板10で吸湿をおこす
が、ガラス製のカバー基板15によって強固に接着され
ているため、吸湿による変形を生じない。これに対して
、比較例のディスクNO,2はC/N特性が悪く、ざら
にディスクNo、 3は耐久特性が悪い。ディスクNo
、 4は、ディスクNo、 1と同様にC/N特性及び
耐久性が良いが、ガラス基板にプリビット及びプリグル
ープを形成することを考えると、量産性が低く、コスト
が大幅に増大すると考えられる。従って、本実施例のデ
ィスクN011では、高性能、高耐久性、及び低コスト
化という利点を有している。なあ、本実施例の光磁気記
録用媒体において、腐食に関しては、光磁気記録層12
を例えば高耐食性の丁bFeCoTillで形成すると
共に、その光磁気記録層12を例えば優れた保護機能を
有するp、n srN膜からなる誘電体膜11.13で
被覆しているので、何ら心配はない。
本発明は図示の実施例に限定されず、例えば誘電体wA
11.13と光磁気記録層12どの間に金属膜等の保護
膜を追加する等、第1図の断面構造を他の構造に変形し
たり、あるいはこの発明を両面記録型の光磁気記録用媒
体に適用する等、種々の変形が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、基板とし
てプリビット及びプリグループの形成しやすい材料で形
成し、ざらに、光磁気記録層をその両面から第1.第2
の誘電体膜で保護すると共に、その第2の誘電体膜上に
耐変形性のカバー基板を接着したので、高性能及び高耐
久性の光磁気記録用媒体を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す光磁気記録用媒体の概略
断面図、第2図は従来の光磁気記録用媒体の概略断面図
である。 10・・・・・・基板、11.13・・・・・・誘電体
膜、12・・・・・・光磁気記録層、14・・・・・・
接着層、15・・・・・・カバー基板。 出願人代理人  柿  本  恭  酸第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光学特性が良くかつプリビット及びプリグループが形成
    された基板と、 この基板上に形成された第1の誘電体膜と、この第1の
    誘電体膜上に形成され希土類−遷移金属系合金の非晶質
    膜からなる光磁気記録層と、この光磁気記録層上に形成
    された第2の誘電体膜と、 この第2の誘電体膜上に接着層を介して接着された耐変
    形性のカバー基板とを、 備えたことを特徴とする光磁気記録用媒体。
JP10412487A 1987-04-27 1987-04-27 光磁気記録用媒体 Pending JPS63269349A (ja)

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