JPS6326866Y2 - - Google Patents

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JPS6326866Y2
JPS6326866Y2 JP1986124925U JP12492586U JPS6326866Y2 JP S6326866 Y2 JPS6326866 Y2 JP S6326866Y2 JP 1986124925 U JP1986124925 U JP 1986124925U JP 12492586 U JP12492586 U JP 12492586U JP S6326866 Y2 JPS6326866 Y2 JP S6326866Y2
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JP
Japan
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attack
decay
envelope waveform
accumulator
envelope
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JP1986124925U
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JPS6241195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案はデジタル方式による充分良質のエンベ
ロープ波形を少ない記憶容量で発生させるエンベ
ロープ波形形成回路に関するものである。 従来の電子楽器のエンベロープ信号発生回路の
方式にはコンデンサと抵抗より成る時定数回路の
充放電特性を利用したアナログ方式と量子化ステ
ツプ情報を記憶させたデジタル方式とがある。し
かし、アナログ方式ではエンベロープを構成する
ADSR(アタツク、デイケイ、サステイン、リリ
ース)各部分に対し各種の特性を用意するため、
多数の抵抗器、ダイオード、切換スイツチを組合
せて切り換える形式があるが回路構成が複雑とな
る。これに対し、デジタル方式では量子化ステツ
プ数を密にしてしかも各種のアタツク時間、デイ
ケイ時間の特性を用意するには、これらの情報を
記憶する記憶容量がぼう大なものとなるという問
題点があつた。 これに対しデジタル方式の記憶情報を簡単化す
るため、アタツクデイケイ時間に関連する係数を
記憶して、これを累算器で累算してアタツク、デ
イケイのエンベロープ波形を形成する方式が考え
られる。 第1図はこの種のエンベロープ波形形成回路の
概略説明図である。その要部は、エンベロープ波
形のアタツク時間、デイケイ時間の情報を記憶し
ているアタツクデイケイ係数メモリ12と、アタ
ツクデイケイ係数メモリ12の情報を累算するた
めループに接続された加算器21、ゲート回路2
2、レジタル23、ランダムアクセスメモリ
(RAM)24より成る累算器13と、エンベロ
ープ波形を記憶し累算器13の累算出力信号をア
ドレスとして読み出すエンベロープ波形テーブル
14と、そのエンベロープ波形のデジタル信号を
アナログ信号に変換するD/A変換器15から成
る。その他アタツク信号を入力し累算器13のゲ
ート回路22を制御するフリツプフロツプ(FF)
11と、累算器13にタイミングクロツクを与え
るタイミングクロツク発生器16を有する。 アタツクデイケイ係数メモリ12にはアタツク
デイケイ係数AADが記憶され、この累算によるエ
ンベロープ波形の立上り、立下りのエンベロープ
時間Tは次式により求められる。 T=W/CLAAD ここにW;エンベロープ波形のサンプリング数 CL;タイミングクロツク周波数 従来のクロツクに対応する各点データを用意す
る代りに係数を所定時間累算すればよいから記憶
容量は少なくなる。 また、エンベロープ波形テーブル14は累算器
13の累算出力信号をアドレスとして読み出し、
エンベロープ波形の全部、すなわちアタツク部
分、デイケイ部分をサンプリングした振幅値をデ
ジタル信号で記憶している。 いま、電子楽器の鍵盤回路の押鍵信号またはリ
ズム発生装置からのリズムパターン信号によるア
タツク信号が入力されると、フリツプフロツプ
(FF)11をセツト状態として高レベルのQ出力
を累算器13のゲート回路22に入力し累算を開
始する。そしてアタツクデイケイ係数メモリ12
からアタツク信号のチヤンネルに対応するアタツ
ク係数が累算器13の加算器21に入力され、タ
イミングクロツク発生回路16からのクロツクに
より累算されレジスタ23に記憶される。この累
算値によりエンベロープ波形テーブル14のアタ
ツク部分のデータが読み出され、その終了により
桁上げ信号C1が高レベル“1”となり、アタツ
クデイケイ係数メモリ12からデイケイ係数が累
算器13の加算器21に入力し、同様に累算して
エンベロープ波形テーブル14からデイケイ部分
のデータを読み出す。レジスタ23の累算値がデ
イケイ波形の終了値になると、桁上げ信号C2が
高レベル“1”となり、フリツプフロツプ(FF)
11をリセツトする。従つてゲート回路22はオ
フとなりレジスタ23はオール“0”を出力し累
算を終る。 第2図aは上述のアタツクとデイケイより成る
エンベロープ波形を示すもので、同図bのC1信
号はアタツクの終了を、同図cはアタツク、デイ
ケイの終了を示すこととなる。 このように、アタツクデイケイ係数AADと累算
器を用いることにより格段に記憶容量を少なくす
ることができる。さらにデイケイ波形にアタツク
波形を反転して用いると半減することができる筈
である。 本考案の目的は充分良質のエンベロープ波形を
少ない記憶容量で発生させるエンベロープ波形形
成回路を提供することである。 前記目的を達成するため、本考案のエンベロー
プ波形形成回路はアタツク時間、デイケイ時間情
報を記憶しているアタツク・デイケイ係数メモリ
と、少なくとも、加算器、レジスタ、RAMから
成り、アタツクおよびデイケイ波形期間の各波高
値情報に対応するアドレスをクロツクにより更新
する循環ループを構成し、前記アタツク・デイケ
イ係数メモリからのアタツク係数およびデイケイ
係数を加算器に入れRAMに記憶した前のアドレ
ス値に対し累算し、該累算値をレジスタに記憶す
る累算器と、エンベロープ波形のアタツク部のみ
の波高値情報を記憶し、前記累算器およびデイケ
イの累算値によりアドレスしエンベロープ波形が
読出されるエンベロープ波形テーブルと、該エン
ベロープ波形テーブルよりの波高値情報でアタツ
ク対応のエンベロープ波形、デイケイ対応のエン
ベロープ波形を形成するEX−OR回路とを具え、 前記累算器からのアドレスで各チヤンネルのア
タツク対応のエンベロープ波形を形成した後、
EX−OR回路で反転し順次デイケイ対応のエン
ベロープ波形を形成するようにしたことを特徴と
するものである。 以下本考案を実施例につき詳述する。 第3図は本考案の実施例の構成を示す説明図で
ある。同図において、第1図と異なる点はエンベ
ロープ波形テーブル14は第4図に示すようにア
タツク部分の情報のみを記憶している。従つてそ
の記憶容量を半減させている。その代りにエンベ
ロープ波形テーブル14とD/A変換器15との
間に排他的(EX)OR回路17を設け、デイケ
イ部分においてアタツク波形を反転させるように
構成される。 累算器13の処理データは10ビツトとし、前記
8ビツトのアドレスデータの外に前述の桁上げ信
号C1,C2が含まれる。信号C1はアタツク期
間が終了したことを示し、信号C2はアタツクデ
イケイが終了したことを表わす。そして8ビツト
のアドレスデータがエンベロープ波形テーブル1
4に送られるが、この場合エンベロープ波形テー
ブル14の記憶容量の減少により上位ビツトより
nビツト取りnビツト以下は切り捨てられる。 エンベロープ波形テーブル14はたとえば5ビ
ツトの累算出力信号をアドレスとする32ワードの
エンベロープ波形を記憶している。第2表はその
1例を示す。 この値は下式により求めたものである。エンベ
ロープ波形テーブル14は32ワード、8ビツトの
固定メモリ(ROM)の場合、 Y;ビツト数 W;ワード数(0〜31) この波形は第4図に示すように、アタツク波形
のみでアタツク、デイケイに共用される。以上は
累算器13の出力信号の上位5ビツトをアドレス
とする32ワードで示したが、さらに6ビツト以上
とることにより量子化ステツプ数を密にできる。
【表】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アタツク時間、デイケイ時間情報を記憶してい
    るアタツク・デイケイ係数メモリ12と、 少なくとも、加算器、レジスタ、RAMから成
    り、アタツクおよびデイケイ波形期間の各波高値
    情報に対応するアドレスをクロツクにより更新す
    る循環ループを構成し、前記アタツク・デイケイ
    係数メモリ12からのアタツク係数およびデイケ
    イ係数を加算器に入れRAMに記憶した前のアド
    レス値に対し累算し、該累算値をレジスタに記憶
    する累算器13と、 エンベロープ波形のアタツク部のみの波高値情
    報を記憶し、前記累算器13からのアタツクおよ
    びデイケイの累算値によりアドレスしエンベロー
    プ波形が読出されるエンベロープ波形テーブル1
    4と、 該エンベロープ波形テーブル14よりの波高値
    情報でアタツク対応のエンベロープ波形、デイケ
    イ対応のエンベロープ波形を形成するEX−OR
    回路17とを具え、 前記累算器13からのアドレスで各チヤンネル
    のアタツク対応のエンベロープ波形を形成した
    後、EX−OR回路17で反転し順次デイケイ対
    応のエンベロープ波形を形成するようにしたこと
    を特徴とするエンベロープ波形形成回路。
JP1986124925U 1986-08-14 1986-08-14 Expired JPS6326866Y2 (ja)

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JP1986124925U JPS6326866Y2 (ja) 1986-08-14 1986-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6241195U JPS6241195U (ja) 1987-03-12
JPS6326866Y2 true JPS6326866Y2 (ja) 1988-07-20

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50131513A (ja) * 1974-04-04 1975-10-17
JPS5144919A (ja) * 1974-08-13 1976-04-16 Shii Jii Kon Ltd
JPS5381227A (en) * 1976-12-27 1978-07-18 Kawai Musical Instr Mfg Co Electronic musical instrument
JPS53112721A (en) * 1977-03-12 1978-10-02 Kawai Musical Instr Mfg Co Envelope circuit for electronic musical instrument

Patent Citations (4)

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JPS5381227A (en) * 1976-12-27 1978-07-18 Kawai Musical Instr Mfg Co Electronic musical instrument
JPS53112721A (en) * 1977-03-12 1978-10-02 Kawai Musical Instr Mfg Co Envelope circuit for electronic musical instrument

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JPS6241195U (ja) 1987-03-12

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