JPS63268290A - 反り防止方法 - Google Patents

反り防止方法

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JPS63268290A
JPS63268290A JP10174487A JP10174487A JPS63268290A JP S63268290 A JPS63268290 A JP S63268290A JP 10174487 A JP10174487 A JP 10174487A JP 10174487 A JP10174487 A JP 10174487A JP S63268290 A JPS63268290 A JP S63268290A
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JP10174487A
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Isao Sato
勲 佐藤
Michiharu Honda
本田 美智晴
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反力防止方法に係シ、とくに電子部品取付時
の溶融はんだから受ける熱などによるプリント板の反力
防止に適用したとき好適な反力防止方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、搬送チェーンの両側挟持爪間にプリント板を挟持
して搬送しながらはんだ付けする場合、はんだ槽内の溶
融はんだ面に接触したシ、接近したシしたプリント基板
が溶融はんだの熱により度シを発生してはんだ付欠陥発
生の大きな原因をなしている。
また、プリント板の上面側に溶融はんだが流れ込む問題
が発生し易かった。
そこで、前記の問題を解決するため、従来たとえば実公
昭55−49907号および実公昭56−6214号に
記載されているように、はんだ付は時、プリント基板の
前後縁部の少なくともいずれか一方に回動して係合する
回動アームを設け、この回動アームの先端係合部により
前記プリント基板の下方への反力を防止するものが提案
されている。
また実開昭50−104961号に記載されこれを第1
1図(al (blに示すようにプリント基板lにあら
かじめ穿設した複数個の部品穴2内に板状部材の一辺に
前記穴のピッチで設けられたL形の突出片3を有する反
力防止板4を取付けることにより半田付のさいの熱によ
りブリント基板1が反るのを防止するものが提案されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記実公昭55−49907号および実公昭56−62
14号のように、回動アームの先端保合部でプリント基
板の前後縁部のいずれか一方を係合して前記プリント基
板の反力を強制的に矯正するものでは、プリント基板の
内部(中央部など)が依然として下方に膨出するように
反力を発生する。
そのため、このプリント基板の反夛を発生している一部
(中央部など)のみがその周囲よりも溶融はんだ面中に
深く浸漬してプリント基板の全面にわたって均一なはん
だ付けを行なうことができなくなってはんだ付欠陥の発
生率が高くなるので、多くの補修作業工数を要するのみ
でなく、接続の信頼性を著しく低下させる問題がある。
また第11図(a)(b)に示すようにあらかじめプリ
ント板1に穿設された複数個の部品穴2内に板状部材の
一辺に設けられた突出片3を有する反力防止板4を取付
ける方法では、反力防止板4を連続走行しているプリン
ト板1に取付けることが実際上不可能であシ、かつ手作
業にて反力防止板4をプリント基板工に取付けるため取
付けるのに長時間要するなどプリント基板組立の自動化
には不向きである。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、たと
えば大形、高密度プリント板のはんだ付けに使用しても
、はんだ付欠陥の発生を低減し、作業工数の低減と接続
信頼性の向上を可能とする反力防止方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的は、周辺を挾持された平板部材が発熱部上を
搬送するさいに平板部材が前記発熱部から受ける熱など
によって発生する反力を防止する反力防止方法において
、あらかじめ部品取付などのため前記平板部材の略中央
部に形成された穴を利用してその穴内に先端部が外方に
突出するように挟持ピンを嵌挿した前記平板部材が前記
発熱部上に達して前記発熱部からの熱などにより所定温
度以上に達したときのみ前記挟持ピンの先端に形成され
た2股部が互いに外方に折り曲がってその先端部が前記
平板部材の下面に対接し、かつ前記平板部材に同期して
走行する機構にょシ前記挾持ピンを介して前記平板部材
の略中央部をその周端部の保持位置まで吊り上げて自動
的に水平状態に保持させ、しかるのち、前記平板部材が
前記発熱部上を通過して所定温度以下に冷却したとき、
前記・挾持ピンの先端2股部が前記穴から取出し可能の
状態に復して前記平板部材の保持を自動的に解除するこ
とによって達成される。
〔作 用〕
本発明は、たとえばプリント板に適用した場合、プリン
ト板に電子部品を挿入するとき、挟持ピンも同時に挿入
しておき、はんだ何時はんだよシの熱を受けて所定温度
以上に達したときのみ挟持ピンの先端の2股部が互いに
外方に折り曲ってその先端部が前記プリント板の下面に
対接し、かつ前記プリント板の走行に同期して走行する
機構が前記挟持ピンを吊り上げて前記プリント板を水平
に保持するとともに前記プリント板内部のけんだ清面レ
ベルを該プリント板周囲と同一レベルまでの高さに保持
し、この状態ではんだ漬けを行なう。
しかるのちはんだ付けが終了し、はんだ槽上を通過して
所定温度以下に冷却したとき、前記挟持ピンの先端2股
部が前記穴から取出し可能の状態に復して前記プリント
板のほぼ中央部の挟持を自動的に解除する。
したがって本発明を大形・高密度のプリント板のはんだ
付けに適用した場合でもプリント板の周辺部および中央
部付近を挟持してプリント板の水平および高さ位置を保
持してはんだ付欠陥の発生を低減することができる。
また挟持ピンを他の部品の取付時に行なうことができか
つ挟持ピンのプリント板の挟持をはんだ付は時に発生す
る熱などによって自動的に行なったシ、解除したシし、
この挟持ピンをプリント板に同期して走行する機構によ
り吊り上げてプリント板のほぼ中央部をその周端部保持
位置に保持させるので作業工数の大幅な低減をはかるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例により説明する。
第10図はプリント板の自動はんだ付ラインを示し、フ
ラクサ11、プリヒータ12、噴流式はんだ槽13およ
び冷却ファン14の各ユニットの上側に、左右両側の無
端搬送チェ715を配設し、この両側の搬送チェ715
から突設した挟持爪16(第1図に示す)の間に被はん
だ付は板としてのプリント板1を挟持し、このプリント
板1を前記各ユニット上で搬送しながら、フラクサ11
でプリント板1の下面にフラックスを塗布し、ブリヒー
タ12でプリント板1を予加熱し、はんだ槽13ではん
だ付けを行ない、ファン14で基板Pを冷却する。第8
図において、17は、前記搬送チェ715のコンベヤフ
レームである。
そして、この第9図に示されるように、前記はんだ槽1
3を中心として、その上側に本発明に係る反力防止装置
Aを設けている。
この反力防止装置Aは、第6図に示されるように、前記
自動はんだ付はラインと同様にガイドフレーム加を上昇
傾斜状に設け、このガイド7レーム加にプリント板1の
前後端部を挟持するための前後挾持機構21を第6図お
よび第8図に示すように、2組設ける。2粗設けたのは
、各前後挟持機構21を交互に働かせて能率の向上を図
るためである。
第6図および第7図は、その前後挟持機構21を前記搬
送チェ715と等速で移送するための同期移送機構を示
し、第6図に示すように、前記搬送チェ715の一部と
噛合するスプロケット乙に、自在継手る、スプラインシ
ャフト冴、自在継手5、ベベルギヤ26,27、さらに
第7図に示されるスプラインシャフト路、およびこのシ
ャフトあの両端部のチエン伝動機構酋、連動用クラッチ
Iおよび移送用チェノ31からなる同期移送機構を設け
、この同期移送機構によ92組の前記前後挟持機構21
をそれぞれ交互に前記搬送チェ715と等速で移送する
ようにする。
さらに、第6図および第7図に示すように、前記移送チ
ェ731は、戻し用クラッチ32を介してその下側の戻
し用モータおに接続し、このモータおにより前記プリ゛
ント配線基板Pを挟持する場合とは逆方向(戻し方向)
に駆動される。
M記自在継手n、25およびスプラインシャフト冴は、
前記搬送チェ715を主とする搬送コンベヤの傾斜角度
の変更に対応して前記ガイドフレーム加の傾斜角度を変
更したときに、その変更に対応できるようにしたもので
ある。また前記スプラインシャツ)28は、プリント板
1の左右間幅の変更に応じて前記搬送チェ715間の幅
を変更した場合に対応するものである。
第8図に示すように、前記2組の前後挟持機構21は、
上下のガイドレール部に摺動自在に嵌合され前記チェノ
31により接続部材謁を介し移動されるスライドベース
37に、それぞれエアシリンダあにより上下動自在に設
けられている。なお、この構造は、後で詳細に説明する
そうして、−側の前後挟持機構21につき、前記戻し用
クラッチ32を切って連動用クラッチ加を接続すると、
前記搬送チェ715の駆動力が前記スプロケットnから
前記ベベルギヤ26,27、チェン伝動機構内、クラッ
チ(至)を介して前記移送チェ731に伝わシ、このチ
ェノ31によりー側の前後挟持機構21は、下降状態で
前記プリント板と等速で移送される。
このとき、他側の前後挟持機構21について、前記連動
用クラッチ30を切って、前記戻し用クラッチ32を接
続すると、このクラッチ32を介して戻し用モータ33
の回転が前記移送チェ731に前記移送の場合とは逆回
転で伝えられ、他側の前後挟持機構21は上昇状態で、
第6図左端位置に戻される。
次に、前記前後挟持機構21の詳細を第1図ないし第5
図について説明する。
第1図および第3図に示すように、前記スライドベース
37は、摺動部材41を介して前記ガイドレールあに摺
動自在に嵌着され、前記接続部材36の先端に設けた接
続板42を介して前記移送チェ731に一体的に接続さ
れている。またこのベース37の下側に位置する上下動
ベース43に2本のガイドロッド44を一体に設け、こ
のロッドIを前記スライドベース37に設けたガイド部
45に上下動自在に嵌合する。また前記ベース37に取
付板46を介して前記エアシリンダあの本体を固定し、
このシリンダ羽のピストンロッド47の下端を前記上下
動ベース43の中央部に接続する。前記両側のガイドロ
ッド44と中央部のピストンロッド47は蛇腹状のカバ
ー48によりaい、前記各ロッドを7ラツクスの浸蝕作
用等から保護する。
また、第1図に示すように、前記ガイドフレーム加に取
付部材50 、51 、52等を介してスライドベース
停止用のリミットスイッチ&を固定し、一方前記スライ
ドベース37がらスイッチ作動部8を突設し、前記スラ
イドベース37の前進時および後退時の閉止を行うよう
にする。
次に、第3図に示されるよ5に、前記上下動ベース43
の両側部にプリント配線基板の前後端部の反力を防止す
る機構を設ける。すなわち、前記両側部において、長孔
謁にょシ移動調整可能のガイドブロック57を固定し、
このガイドブロック57に2本のpラド郭を摺動自在に
嵌合し、このロンド脂の一端部にシリンダ接続板59を
設け、また前記上下動ベース43に長孔ωによ)移動調
整可能のエアシリンダ61の本体を固定し、このシリン
ダ61のピストンロッドを前記接続板59に連結する。
さらに、前記ロッド郭の他端部に取付板62を介してア
ーム63を設け、このアーム口に開閉基部−を設ける0 さらに、第4図に示すように、このR14基s64の下
部の穴に、プリント板1の送シとの誤差を吸収するため
のスプリング田を嵌着し、このスプリング田によりピン
艶を介して取付部67およびこれと一体の取付部部を挟
持方向に押圧する。前記取付部67は、第3図に示すよ
うに、前記開閉基部64に進退自在に嵌合したガイドロ
ッド69を一体的に有し、このロッド69の先端にはス
トッパ70が設けられている。さらに、前記取付部錦上
にエアシリンダ71の本体を固定し、また前記取付部部
の下側部に上側の基板挟持部72を固定するとともに、
前記シリンダ71のピストンロッド73の先端に取付部
を介して下側の基板挟持部74を設ける。
そうして、前記シリンダ71により前記下側挾持12一 部74を上昇させ、この下側挟持部74と前記上側挟持
部72とによりブリント板1の前端部および後端部を挟
持する。
このような前後挟持機構21にあって第3図に示すよう
に前記上下動ベース43の略中央部にプリント板1の中
央部付近の反力を防止するための機構を設けている。
すなわち、第1図に示すように、前記上下動ベース43
に取付アーム75および取付板76を介して箱状の基部
材77を設け、この箱状の基部材77の内部にエアシリ
ンダ78を嵌着する。このエアシリンダ78のピストン
ロッド79の下端部にチャック80を介して挟持ピン8
1を取付けている。この挟持ピン81は第8図(a)に
示すように前記チャック(資)に嵌着される鍔状頭部8
2に固定され、たとえばアルテンサイド変M温度70℃
以上の形状記憶合金にて形成され先端中央部に上端部が
プリント板1の部品取付穴2に喰込むように形成された
割シ穴83によってその両側に2個の爪84を形成し、
これら2個の爪84の外側部を山形状に形成している。
而してこの挟持ピン81はマルテンサイト変態温度以上
に熱せられると、記憶形状が変形し、かつ硬くなって第
8図(blに示すように2個の爪あの先端部が外方に折
り曲げられてプリント板1の下面に対接し、その後挟持
ピン81がエアシリンダ78の駆動によりピストンロツ
ド79を介して上方に移動されると、プリント板1の周
端部を挟持する挟持爪16と同一レベルまで吊り上げて
水平に保持させる。また前記チャック(資)の側面にス
トッパ85を固定している。
このストッパ85は、前記挟持ピン81によりブリント
板1の略中央部を前記挟持重工6と同一のレベルに係止
させるとともにプリント板1の上方への遊尺)を防止し
ている。
本発明に係る反力防止装置は前記のように構成されてい
るから、つぎにその動作について説明する。
七奪七て尊前記述動用クラッチ加または戻し用クラッチ
32の断続操作により前記両側の移送チェ731を交互
に作用させ、被はんだ付は板Pがプリヒータ12上に搬
入されると、一方の前後挟持機構21によりブリント板
1の前後端部を挾持する。
この前後端部を挟持するときは、一方の移送チェ731
により前記基板Pと同速で前記スライドベース37を移
動しながら、前記シリンダ38により上下動ベース43
をプリント板1まで下降し、次に、前記上下動ベース4
3の両側部に設けられたシリンダ61を作動させて両側
の開閉基部64を閉じ、前側および後側の挟持部72 
、74間にプリント配線基板Pの前後端部に挿入する。
次にシリンダ71によりブリント板1の前後端部に対向
する下側挟持部72を上昇させて、プリントの前後端部
を挾持部72゜74間に挟持する。これにより、プリン
ト板1の前後端部の反力が矯正される。
ついで、前記プリント板1の搬送と同期して移動する挟
持ピン81がエアシリンダ78の駆動により上側からプ
リント板1の略中央部に位置する部品取付穴2内に挿入
する。そのさい、前記挟持ピン81の先端2個の爪84
が前記部品取付穴2内の下端面よシ突出して第1図に示
す二点@線位置まで達すると、挟持ピン81がプリヒー
タ12からの予熱によりマルチンサイト変態温度以上に
熱せられて記憶形状が変化し、かつ硬くなって第8図(
b)に示すように2個の爪あの先端部が外方に折夛曲げ
られてプリント板1の下面に対接する。
しかるのち、前記エアシリンダ78の駆動により前記挾
持ピン81が上昇すると、2個の爪84の先端部にて前
記プリント板1のほぼ中央部をプリント板1の周端部を
支持する挟持爪16と同一レベルまで吊り上げて第1図
に示す実線位置に保持する。
このようにして前記移送チェ731によりブリント板1
と同期して移送される1組の前後挟持機構21によりブ
リント板1の前後端部および略中央部の反力が矯正され
た状態でプリント板1が噴流式はんだ槽13上に搬入さ
れると、前記シリンダ羽により上下動ベース43がプリ
ント板1の下面を第8図(C1に示すように前記噴流式
はんだ槽13内の溶融はんだの噴流ウェーブ13′に浸
漬する。このとき、前記プリント板1は溶融はんだの熱
などを受けて軟化し、とくにその中央部に大きな反力を
発生するが、これを挟持ピン81による吊り上げによっ
て反力を防止することができる。
ついで前記プリント板1がはんだ付けを終了し噴流式は
んだ槽13上を通過して冷却ファン14上に達すると、
冷却ファント4からの冷風により前記プリント板1のは
んだが凝固する。また前記挟持ピン81がマルテンサイ
ト変態温度以下に冷却されると、前記挾持ピン81が柔
軟性を取シ戻して2個の爪84が第8図(a)に示すよ
うに部品取付穴2よシも小さい形状に復する。
しかるのちエアシリンダ78の駆動により前記挾持ピン
81が上昇して前記プリント板1の部品取付穴2内よシ
取シ出される。また前記シリンダ71を動力源とする前
記挟持@72 、74による挟持作用が解除され、さら
に前記シリンダ61を動力源とする両側の開閉基部64
の閉じ作用が解除され、プリント板1は、前記前後挟持
機構21から完全に開放される。
このようにして、プリント板1の前後端部および中央部
の反力防止作用を果した前後挟持機構21は、前記シリ
ンダおにより上昇され、前記戻し用モータ関により前記
戻し用クラッチ32を介し逆転される前記移送チェノ3
1により、元の待機位置に戻る。
この一方の前後挟持機構21の戻し動作中に、他方の前
後挟持機構21を前記と同様に作用させて、次に前記は
んだ槽13J:に搬入されたプリント配線基板Pの前後
端部および中央部の反力を防止する。
なお、他の実施例として、前記ストッパ95と同様な多
数個のストッパを同一レベルに調整して固定したストッ
パ板(図示せず)を、基部材77の下面にとシつけて、
プリント板1の上方への遊尺シを防ぐようにしてもよい
。これらの多数個のストッパは、プリント板1の上面の
適切な位置に配置されるようにする。
また、前記の実施例においては、チャック(資)により
挟持ピン81を保持して、プリヒート12、噴流式はん
だ槽13および冷却ファン14上を搬送するように構成
されているが、これに限定されるものでなく、たとえば
、前記チャック80が挟持ピン以外のものを搬送するの
を兼用しているためプリヒー) 12上に達したとき解
放する必要がある場合には、チャック(資)が挟持ピン
81を解放したのち、第9図(al (b)に示すよう
にプリント板lと同期して移送されるL形状のフック8
6が鎖線位置から水平移動してその先端水平部86/に
形成された長穴87内に第9図(b)に示すように既に
先端の2個の爪84が変形した挟持ピン81をその頭部
82の下面にそうで挿入して挟持する。
ついで前記フック86を上昇すると、前記2個の爪84
の先端部がプリント板1の略中央部をプリント板1の周
端部を挟持する挟持爪16と同一レベルまで吊り上げて
水平に保持させることも可能である。
したがって、本発明による反力防止装置は、プリント板
1が噴流式はんだ槽13内のはんだ浸漬中にあってもそ
の反力を防止することができ、かつプリント板1を水平
に保持しているので、プリント板1に挿入されるたとえ
ば電子部品のリードが噴流ウェーブ13′からの離脱す
る位置を一定に保持してはんだ付欠陥を大幅に低減する
ことができる。
また挟持ピン81をプリント板工するのを、電子部品を
挿入するときに自動挿入機などを用いて自動挿入するこ
とができ、かつ前記挟持ピン81の保持についてもプリ
ント板1と同期して移送される1組の前後挟持機構によ
り自動挿入および解除することができ、かつ前記挟持ピ
ン81をプリント板1に挿入するのみで自動的にプリン
ト板1を挟持するので、連続走行状態にあるプリント板
1に挾持ピン81を挿入することができるので、容易な
操作にて短時間で挟持ピン81をプリント板に挿入する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、はんだ付欠陥を大幅に低減し、かつ容
易な操作にて短時間で挟持ピンをプリント板に挿入して
プリント板の反力を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるプリント板の反υ防止
装置を示す断面図、第2図は第1図に示す幕部材付近の
平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は第3図に示
すプリント板の前後挾持機構の拡大断面正面図、第5図
は2組の前後挟持機構の移送手段を示す正面図、第6図
は第5図の平面図、第7図は、第6図の側面図、第8図
(al (b)(C)は挟持ピンのプリント板を挟持す
る方法を示す説明図、第9図(a) (b)は挟持ピン
の他の実施例によるプリント板の挟持方法を示す説明図
、第10図は本発明が適用する自動はんだ付はラインを
示す平面図、第11図(al (b)は従来のプリント
板反力防止装置による反力防止方法を示す説明図である
。 1・・・プリント板、2・・・部品取付穴、15・・・
搬送チェ7.16・・・挟持爪、21・・・前後挟持機
構、詔・・・エアシリンダ、43・・・上下動ベース、
77・・・基部材、80・・・チャック、81・・・挟
持ピン、84・・・爪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周辺を挟持された平板部材が発熱部上を搬送するさ
    いに該平板部材が前記発熱部から受ける熱などによつて
    発生する反りを防止する反力防止方法において、あらか
    じめ部品取付などのため前記平板部材の略中央部に形成
    された穴を利用してその穴内に先端部が外方に突出する
    ように挟持ピンを嵌挿した前記平板部材が前記発熱部上
    に搬送して前記発熱からの熱などを受けて所定温度以上
    に達したときのみ前記挟持ピンの先端の2股部が互いに
    外方に折り曲つてその先端部が前記平板部材の下面に対
    接し、かつ前記平板部材と同期して走行する機構により
    前記挟持ピンを介して前記平板部材の略中央部をその周
    端部の保持位置まで吊り上げて自動的に水平状態に保持
    させ、しかるのち前記平板部材が前記発熱部上を通過し
    て所定温度以下に冷却したとき、前記挟持ピンの先端2
    股部が前記穴から取出し可能の状態に復して前記平板部
    材の保持を自動的に解除することを特徴とする反り防止
    方法。 2、前記挟持ピンは形状記憶合金にて構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の反り防止方
    法。 3、前記平板部材はプリント板で構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の
    反り防止方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02170592A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Kenji Kondo キャリアレスはんだ付け装置におけるプリント基板の反り補正方法およびその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02170592A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Kenji Kondo キャリアレスはんだ付け装置におけるプリント基板の反り補正方法およびその装置

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