JPS63268237A - アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 - Google Patents
アルミ電解コンデンサ用電極の製造法Info
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- JPS63268237A JPS63268237A JP10350787A JP10350787A JPS63268237A JP S63268237 A JPS63268237 A JP S63268237A JP 10350787 A JP10350787 A JP 10350787A JP 10350787 A JP10350787 A JP 10350787A JP S63268237 A JPS63268237 A JP S63268237A
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミ電解コンデンサ用電極の製造法に関する
もので、さらに詳しくいえば、アルミ電解コンデンサに
用いられる電極箔のエツチング法に関するものである。
もので、さらに詳しくいえば、アルミ電解コンデンサに
用いられる電極箔のエツチング法に関するものである。
従来の技術
従来のこの種のアルミ電解コンデンサの電極は、Ａ−７
その表面積を大きくするために種々のエツチング方法が
考案され実施されてきた。もっとも一般的な方法として
は、アルミ電極を塩酸、食塩などの塩化物水溶液中で陽
極的に電解エツチングする方法がとられているが、これ
らの中で種々の要因の組合せ、すなわちエツチング液、
エツチング電流、エツチング温度、アルミ箔の性質並び
にエツチング方法の組合せなどにつき種々の考案がなさ
れている。アルミ電解コンデンサを大きく低圧用（１０
ｏｖ以下）と中高圧用（１０ｏｖ以上）に大別するなら
ば、これらに使用する電極用エツチング箔もそれぞれ製
造条件が異る。中高圧用エツチング箔の製造条件の内、
エツチング電流においては交流電流より直流電流におけ
るエツチング方法が有利とされ、一般的には直流電流に
よるエツチング方法が採用されている。なぜなら、直流
電流によるエツチングは粗くおきな凹凸を不均一に形成
する性質があり、そのため厚い酸化皮膜ができてもかな
りの倍率を示す。
考案され実施されてきた。もっとも一般的な方法として
は、アルミ電極を塩酸、食塩などの塩化物水溶液中で陽
極的に電解エツチングする方法がとられているが、これ
らの中で種々の要因の組合せ、すなわちエツチング液、
エツチング電流、エツチング温度、アルミ箔の性質並び
にエツチング方法の組合せなどにつき種々の考案がなさ
れている。アルミ電解コンデンサを大きく低圧用（１０
ｏｖ以下）と中高圧用（１０ｏｖ以上）に大別するなら
ば、これらに使用する電極用エツチング箔もそれぞれ製
造条件が異る。中高圧用エツチング箔の製造条件の内、
エツチング電流においては交流電流より直流電流におけ
るエツチング方法が有利とされ、一般的には直流電流に
よるエツチング方法が採用されている。なぜなら、直流
電流によるエツチングは粗くおきな凹凸を不均一に形成
する性質があり、そのため厚い酸化皮膜ができてもかな
りの倍率を示す。
一方交流電流によるエツチングは表面を微細に３へ−７
均一に腐食するため機械的強度は強いが、凹凸が微細な
ため、厚い酸化皮膜によってせっかくの凹凸もうめられ
てしまい、厚い酸化皮膜を形成する中高圧用エツチング
箔としては倍率が低下するため不適当とされている。
ため、厚い酸化皮膜によってせっかくの凹凸もうめられ
てしまい、厚い酸化皮膜を形成する中高圧用エツチング
箔としては倍率が低下するため不適当とされている。
発明が解決しようとする問題点
このように中高圧用アルミ電解コンデンサには直流エツ
チング法が採用されているが、腐食反応が促進されるに
したがい、部分的にピンホールが生じるため、機械的強
度を弱らせるという問題点があった。
チング法が採用されているが、腐食反応が促進されるに
したがい、部分的にピンホールが生じるため、機械的強
度を弱らせるという問題点があった。
本発明はこのような中高圧用アルミ電解コンデンサの陽
極用エツチング箔として、特に超高倍率が得られるエツ
チング箔の製造条件に関するものである。
極用エツチング箔として、特に超高倍率が得られるエツ
チング箔の製造条件に関するものである。
問題点を解決するための手段
すなわち第１段階として塩酸３〜１０チの水溶液におい
て直流電流により電流密度０．０６Ａ〜０．２５ Ａ／
ｃｎｔ’ 、液温下Ｏ〜９０°Ｃの条件でエツチング処
理を行なった後、第２段階として塩酸３〜９多溶液にリ
ン酸イオン（ＰＯ４） ｆｏ、ｉｓ〜３％添加した水
溶液中で交流電流により電流密度０．３〜１、ｏｈ／ｃ
４、液温６０〜８０°Ｃの条件でエツチングするもので
ある。
て直流電流により電流密度０．０６Ａ〜０．２５ Ａ／
ｃｎｔ’ 、液温下Ｏ〜９０°Ｃの条件でエツチング処
理を行なった後、第２段階として塩酸３〜９多溶液にリ
ン酸イオン（ＰＯ４） ｆｏ、ｉｓ〜３％添加した水
溶液中で交流電流により電流密度０．３〜１、ｏｈ／ｃ
４、液温６０〜８０°Ｃの条件でエツチングするもので
ある。
作用
このように本発明の方法によれば、直流エツチングおよ
び交流エツチングの長所を利用するものであるから、強
度的にも強く、高倍率の中高圧用アルミ電解コンデンサ
用の電極として有効な方法であ、る。
び交流エツチングの長所を利用するものであるから、強
度的にも強く、高倍率の中高圧用アルミ電解コンデンサ
用の電極として有効な方法であ、る。
実施例
以下、本発明の一実施例につき説明する。
第１ステツプとして３〜１０裂の比較的稀薄な塩酸水溶
液中にて電流密度０．Ｑ５〜Ｑ、２５． Ａ／ｃｍ３の
直流電流にてエツチング処理を行なった後、次に第２ス
テツプとして３〜９チの塩酸水溶液にリン酸イオン（Ｐ
Ｏ４−３）を０．５〜３ヂ添加した水溶液で交流電流に
よりアルミ箔を陽極的にエツチングすることに、Ｊ：９
極めて高倍率で、しかも機械的強度も強いエツチング箔
を得ることができた。その工５ヘ一ノ ノチング倍率は２２０Ｖ化成において直流電流のみのエ
ツチングの１５倍に対し１ｃｊ倍という極めて高い倍率
を示す。
液中にて電流密度０．Ｑ５〜Ｑ、２５． Ａ／ｃｍ３の
直流電流にてエツチング処理を行なった後、次に第２ス
テツプとして３〜９チの塩酸水溶液にリン酸イオン（Ｐ
Ｏ４−３）を０．５〜３ヂ添加した水溶液で交流電流に
よりアルミ箔を陽極的にエツチングすることに、Ｊ：９
極めて高倍率で、しかも機械的強度も強いエツチング箔
を得ることができた。その工５ヘ一ノ ノチング倍率は２２０Ｖ化成において直流電流のみのエ
ツチングの１５倍に対し１ｃｊ倍という極めて高い倍率
を示す。
発明の詳細
な説明したように、本発明によるエツチング条件におい
て、アルミ電解コンデンサ用箔、板、棒などをエツチン
グすることにより従来より約３０％もエツチング倍率を
向上させることができる。したがって、アルミ電解コン
デンサを大巾に小形化し、さらにコストダウンを計るこ
とが有能となる。また、機械的強度も僅かであるが強く
なるところから、使用しやすくなる利点もある。
て、アルミ電解コンデンサ用箔、板、棒などをエツチン
グすることにより従来より約３０％もエツチング倍率を
向上させることができる。したがって、アルミ電解コン
デンサを大巾に小形化し、さらにコストダウンを計るこ
とが有能となる。また、機械的強度も僅かであるが強く
なるところから、使用しやすくなる利点もある。
第１図は交流電流によるエツチング倍率を示す特性図、
第２図は本発明と従来の方法により得た電極の特性比較
図である。 代理人の氏名 弁理士 中′尾 敏 男 ほか１名第１
図
第２図は本発明と従来の方法により得た電極の特性比較
図である。 代理人の氏名 弁理士 中′尾 敏 男 ほか１名第１
図
Claims (1)
- 第１段階として塩酸３〜１０％の水溶液において直流
電流により電流密度０．０５Ａ〜０．２５Ａ／ｃｍ＾３
、液温７０〜９０℃の条件でエッチング処理を行なった
後、第２段階として塩酸３〜９％溶液にリン酸イオン（
ＰＯ＿４＾−＾３）を０．５〜３％添加した水溶液中で
交流電流により電流密度０．３〜１．０Ａ／ｃｍ＾３、
液温５０〜８０℃の条件でエッチングすることを特徴と
するアルミ電解コンデンサ用電極の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350787A JPS63268237A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10350787A JPS63268237A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63268237A true JPS63268237A (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=14355887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10350787A Pending JPS63268237A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | アルミ電解コンデンサ用電極の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63268237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008098279A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Toyo Aluminium Kk | アルミニウム電解コンデンサ用電極材及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP10350787A patent/JPS63268237A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008098279A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-04-24 | Toyo Aluminium Kk | アルミニウム電解コンデンサ用電極材及びその製造方法 |
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