JPS6326781A - 投影情報並列生成方法 - Google Patents

投影情報並列生成方法

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JPS6326781A
JPS6326781A JP61171211A JP17121186A JPS6326781A JP S6326781 A JPS6326781 A JP S6326781A JP 61171211 A JP61171211 A JP 61171211A JP 17121186 A JP17121186 A JP 17121186A JP S6326781 A JPS6326781 A JP S6326781A
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高山 哲
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小野寺 千香
Shigeo Shimazaki
島崎 成夫
Katsura Kawakami
桂 川上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は計算機による画像の拡大縮小の処理を制御する
情報を、高速に算出する投影情報並列生成方法に関する
従来の技術 画像の拡大縮小は、原画A (al 、a2 、・・・
・・、anl)に対して結果B(bo、b2・・・・・
bn)  を得る処理、即ち、原画素のインデックスで
あるiに対応すべき、結果画素のインデックスjを算出
し、al  O値をbjに代入する作業である。(ただ
し、ai、bjは、それぞれ原画及び結果の各画素の値
である。)この拡大縮小の処理において、原画素aiを
直線に写影することによシ、結果画素bjを求める方法
がある。以下、これを説明する。
第11図に、原画素mビットを、結果画素nビットに縮
小(m≧n)する場合を示す。X軸方向に原画素A (
al 、a2+・・・・・、am)の並びを、y軸方向
に結果画素B(b7、b2、・・・・・、bn)の並び
を、結果画素間の境界に、水平格子線りを想定する。h
のインデックスjば、すぐ上に存在する結果画素と同−
の値を持つものとする。図中の直線りは、縮小率n/m
を傾きとし、量子化の誤差を表わす値(以下、残差と呼
ぶ)の初期値R8をy切片に持つ直線である。原画Aか
ら結果Bへの対応は、この直線りによる写影から求める
ことができる。
原画素alの中心を通る垂線と、直線りとの交点をPi
とする。点Piを通る水平線が貫く結果画素をbjとす
るとき、原画素のインデックスiが、結果画素のインデ
ックスjに対応するものとし、ai。
値をbjに転送する。aiがbjに対応することが予め
わかっているとき、aiの隣接画素ai+1に対応する
結果画素を求める方法は簡略化できる。既ち、a i 
+ 1は、bjまだはb j + 1のどちらかに対応
するが、そのどちらであるかは、点P i + 1との
間に水平格子線h j + 1があるか否かを確めるこ
とによって決定できる。
このように、直線りに写影する方法で、原画素と結果画
素の対応関係を求めることが可能であるが、その対応関
係の情報を、原画または結果画のうち、画素数の多い方
と同じ要素を持つベクトルT(t7、t2、・・・・・
、tm)(以下投影ベクトルと呼ぶ)によって表わすこ
とができる。投影ベクトルTの要素tiは、原画素ai
がどの結果画素に対応するかの情報をもっておシ、以下
の平頭により定まるものとする。
一担、aiとbjが対応していることがわかっている場
合、a 1−)−1はbjか、あるいはbj+1のどち
らかに対応する。たとえば、水平格子線hj+1が点p
iと点P i + 1の間に存在する場合、ai+1は
bj+1に対応するものとする。また水平格子線hj+
1が点Piと点Pi+1の間に存在しない場合、ai+
1はbjに対応するものとする。前者の場合にti+1
の値を1とし、後者の場合にt i + 1の値をOと
する。すなわち、t i + 1の値が1となるときは
、点p i + 1が水平格子線hj+1の上位に、も
しくは、水平格子線h j f l上に存在する場合で
あシ、ti十1の値が0となるときは、その他の場合で
ある。
この値が1となるときは、点p、が水平格子線h1の上
位に、もしくは、水平格子線h1上に存在する場合であ
り、tlの値がOとなるときはその他の場合である。例
えば、原画素7ビットを結果画素3ピツトに縮小する場
合を、第12図をもとに説明する。前述したように、X
軸、y軸それぞれに原画素A (al 、a2 、・・
”’、a?)結果画素B (1)+ 、b2、b3)の
並びを想定する。又、結果画素間に、水平格子線h11
h2、h3を描く。水平線りのインデックスjは、第1
1図に示したように、すぐ上に存在する結果画素と同一
の値をもつ。図中の直線りの傾きは3/7である。この
傾き3/7は、原画素数を分母に、結果画素数を分子と
した値である。又、直線りのy切片である艮は、前述し
た量子化の誤差を表わす値の初期値、つまり残差初期値
である。
原画素の中心を通る垂線と直線りとの交点をそれぞれ左
からpl、p2、・・・・・、p7とする。t、の値は
、点p、が、水平格子線り、の上位に位置するか否かで
判断する。第12図において点p、は、水平格子線h1
の上位に位置している。故に t、=1 である。
次にt2の値を定める。投影ベクトルTの第2番目以降
の値を求める場合は、前述したようにその1つ前の原画
素が、どの結果画素に対応しているかという情報を必要
とする。第12図において点p1は、水平格子線り、の
上位に位置していることよシ、原画素a4は、結果画素
b1に対応していることがわかっている。このことよシ
、t2の値は、点p2が水平格子線h2の上位に位置し
ているか、または水平格子線h2上にある場合に1、そ
の他の場合にOとなる。故に t2=0 である。
次にt3の値を考える。原画素a2は、結果画素b1に
対応しているので、点p、が、水平格子線h2の上位に
位置しているか否かで判断すればよい。
第12図に於いて点p3は、水平格子線h2の上位に位
置している。故に t3=1 である。
以上のように順にt7−!で求めてゆくと、投影ベクト
ルTは T=(1010010)     ・、−・(1)とな
る。
点piのy座標の値をyiとすると、この点に於ける残
差R1は、 Ri = yi −yi         ・・・(2
)である。(但し、ylは、点piの直下にある水平線
hiの高さである。また第12図のR3は残差を示す。
) 以上のように投影ベクトル、及び残差を算出する。拡大
の場合は、原画素をB(b5、b2、・・・・へbn)
、結果画素をA(R7、R2、曲・、am)  として
対応させる場合であり、投影ベクトルは、同一である。
投影ベクトルの計算は、原画素aiの中心からひいた垂
線と直線りとの交点plを、格子点に対応させ量子化す
る計算であり、これは従来DDA(デジタル微分解析)
アルゴリズムにより1個の演算器を使用して、逐次処理
により求めていた・実際の計算過程を、以下に説明する
線小率n/m の場合には格子線間の長さをmとし、残
差R1にnを加算した値と、mとの大小比較を行う。上
記演算結果であるR1+nがmより太きいか、又は等し
い場合、投影ベクトルTの第1+1番目の要素であるt
i+1の値を1とし、次の残差Ri+1の値をRi+n
−mとする。小さい場合は、t1+1の値をOとし、次
の残差R1+1の値をRiミツ  了−7 Com Arc、 11th、1984に詳しく述べら
れている。)次に、第13図に、このフローを示す。8
0〜82は要素カウンタ、及び残差レジスタの初期値設
定を行う処理である。83〜86は投影ベクトルの要素
1個と残差を算出する処理である。87は原画素カウン
タ、投影ベクトル要素ポインタを1だけ増加する処理で
ある。88は投影ベクトルの要素をm個算出したかどう
かの判断を行う処理である。
否であれば、82にもどシ、前記の処理を繰り返す。
以上のように、従来は1個毎に投影ベクトルの要素と残
差をもとめるという処理により行なうことができる。
発明が解決しようとする問題点 しかし従来の上述したような方法では、前述の投影ベク
トルの生成をプログラムにより逐次的に行なっていたた
めに、多数の演算回数を必要とし、時間がかかり、拡大
縮小の処理の高速化を図るのが著しく困難であった。
本発明は上記従来技術に鑑み、拡大縮小の処理の高速化
を図るものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、画像の拡大、縮小の際に、原画の各画素を結
果に投影するための制御情報(以下投影情報と呼ぶ)の
第1ビットを推定する情報の計算を行う第1の処理と、
投影情報の第2ビットを推定する情報の計算を行う第2
の処理と、投影情報の第3ビットを推定する情報の計算
を行う第3の処理と、投影情報の第4ビットを推定する
情報と5種の量子化における誤差を表わす値(以下残差
と呼ぶ)の計算を行う第4の処理と、第1から第4の処
理でもとめた投影情報の各ビットを推定する情報(以下
推定情報と呼ぶ)から、投影情報を決定する投影情報選
択処理と、第5ビット以降の推定情報を算出する際に必
要な残差を、第4の処理でもとめた推定情報を用いて、
同じく第4の処理でもとめた5種の残差の中から、ただ
1種を選出する残差選択処理とを行うものである。
作用 本発明は、前記構成により、残差Rを与えると、前記第
1から第4の処理を同時に行い、算出した推定情報と5
種の残差をもとに、4ビットの投影情報を決定する投影
情報選択処理を行い、第5ピツト以降の推定情報を算出
する際に必要な1種の残差を、5種の残差の中から選出
する残差選択処理を行い、4ピツトの投影情報を同時に
算出し、高速化を図るものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について説明する。
なお、説明を簡明にするために、縮小に於ける投影情報
を4ビット並列にもとめる際を、説明する0 第7図において、X軸方向に原画素の並びA(al 、
C2、C3、a< )を、y軸方向に結果画素の並びB
(bl、b2、b3、b4)を、更に、各原画素の中心
を貫く垂直格子線gと、結果画素間の境界を通る水平格
子線りを想定する。垂直格子線gのインデックス1は、
giの貫く原画素の値と同じであり、水平格子線りのイ
ンデックスjは、hjのすぐ上の結果画素のインデック
スと同一である。格子線の間隔は、水平及び垂直の両方
向において等しく、その長さを2とする。傾きn/rn
(m≧n)、初期残差R9をy切片とする直線りと垂直
交子線giとの交点をPiとする。点p、のy座標’/
lは、残差の初期値ルに一刀を加算した値である。また
yiとyi−1−1の差はn 7mであるから、 y、=ル+2− y3=ゐ+32ユ y4−現+41− である。
次に、ai7)中心を貫く垂直格子線g1と水平格子線
hjとの交点をQijとすると、その高さQIJは、 Qij= j X−g=hj          −(
4)となる。ただしhjは、hjの高さを表わす。
次に、以下のような要素C1jを持つ、行列C(以下、
投影行列と呼ぶ)を考える。
これは、前記第(3)、(4)の式より、と書ける。即
ち、要素C1jは、点piが格子点Qijの上にあるか
、下にあるかを表わしている。つまシ、要素C1jの値
が1ならば、点piは、水平格子線hj上に、もしくは
上位に位置しておシ、要素C1jO値が0ならば、点p
iは水平格子線hjの下位に位置している。
次に、縮小の場合は、n/m≦1であるから、投影行列
Cは次の条件を満たす。
Cij =0 ; i < j 従って、投影行列Cは、 C1□、0.0、O C4+・C42、C43・C44 となる。
第6図の投影行列C6は 1.0.0.0 1、1.0.0 である。この投影行列C0の第1行よシ点P、は、格子
点Q、□の上位にあり、Q、2の下位にあることがわか
る。第2行により点P2は、格子点Q21の上位にあり
、かつQ2□の下位にあることがわかる。第3行によシ
点P3は、格子点Q32の上位にあり、かつC33の下
位にあることがわかる。第4行により点P4は、格子点
Q4□の上位にあり、かっQ 43の下位にあることが
わかる。
このように、投影行列Cの第1行は、原画素aiの直線
り上への写影点piがどの格子点間に存在するかという
情報をもっている。この投影行列Cから、投影ベクトル
Tを求めることが可能である。
この方法を、以下に説明する。
投影ベクトルの第1番目の要素1.は、C11の値に等
しい。なぜなら、C11の値が1ならば、点P1は、水
平格子線り、の上位に位置している。よって、投影ベク
トルの要素t1の値は1である。C11の値が0ならば
、点PIは、水平格子線h1の下位に位置している。よ
って、投影ベクトルの要素t1の値は0である。
次に、ti+1の求め方は、tiO値が0であるか1で
あるかによって異なる。
(i)  ti=1の場合(第9図に示す)推定行列第
i行中の1の値をもつ要素の中で、インデックスjの最
大のものをCLjmaxとする。即ち、点piは、格子
点Qi、jmaxの上位にあり、格子点QL jmax
+1の下位にある。よって、投影ベクトルの第i+1番
目の要素であるt 1−)−1の値は、Ci +1 、
 jmax+1の値に等しい。即ち、Ci+L jma
x+1は、点pi+1が格子点Qi+1、jmax+1
の上位にあるか否かを判断する要素であり、(:? i
+1 、 jmax−1−1の値が1の場合は、点pi
+1と点plの間に、水平格子線hj+1が存在してい
ることを意味しており、投影ベクトルの要素ti+1 
の値は1となる。Ci+1、jmax+1の値がOの場
合、点pi+1は水平格子線hj+1の下位にある。つ
tb、点pi+1と点piの間には、水平格子線が存在
しないということを、意味しているから、投影ベクトル
の要素ti+1の値はOとなる。
(+o  t i= oの場合(第10図に示す)推定
行列第i行中の00値をもつ要素の中で、インデックス
jの最小値をjmi nとする。
即ち、点piは、格子点Qi、jminの下位にあり、
格子点QLjmin−1の上位にある。よって、投影ベ
クトルの第i + 1番目の要素ti+1は、CI+1
、jminの値に等しい。即ち、C1+1、jmi n
は、点pi+1が、格子点Qi+1、jminの上位に
あるか否かを判断する要素であり、Ci+1、jmin
の値が1の場合は、点p i+1と点piの間に、水平
格子線hjが存在していることを意味しており、投影ベ
クトルの要素t i+1の値は1である。Ci+L j
minO値が0の場合、点pi+1は、水平格子線hj
の下位に位置している。
つまり、点pi+1と点plの間には、水平格子線は存
在しないということを意味しているから、投影ベクトル
の要素t1+1の値は、0である0 以上のようにして、投影行列Cより、投影ベクトルTを
、一義的に定めることができる。
さて、投影ベクトルTから、投影行列Cを求めることも
可能である。
例えば、4ビットの投影ベクトルT7が(1010)と
なる場合の投影行列C7の求め方を、第7図を用いて以
下に説明する。
まず第、1の処理として、投影行列第1行の要素をもと
める。
点P1は、格子点Q+tより上位にあり、格子点Q+2
、QCs 、Q10の下位にある。よって(C+いC1
□、C10、C34)−(1,0,0、O)  −(8
1次に第2の処理として、投影行列第2行の要素をもと
める。
点P2は、格子点Q2□より上位にあり、格子点Q2□
、C23、C24の下位にある。よって (C21、C2□、C23、C24) −(1,0,0
,0)  −(91そして第3の処理として、投影行列
第3行の要素をもとめる。
点P3は、格子点Q、1、C3□より上位にあり、格子
点Q33、C34の下位にある。よって(C3いC3□
、C33、C34) F(1,1,0、O)  −(1
0)そして第4の処理として、投影行列の第4行の要素
をもとめる。
点P4は、格子点Q41 、C4□の上位にあり、格子
点Q、 、Q、の下位にある。よって (C41、C42、C43、C44)−(1,1、Ol
O) −(11)以上(8)、(9)、(10)、(1
1)より、推定行列C0は、1.0.0.0 C6=1.0.0.0      −(12)1、1、
0、0 1.1.0.0 となる。
以上のように、投影ベクトルTは、投影行列Cから求め
ることが可能である。また、逆に、投影行列Cは、投影
ベクトルTから求めることも可能である。即ち、投影ベ
クトルTと、投影行列Cは、一対一の対応関係を持つ。
次に1、第7図の推定行列C6より、投影ベクトルTa
 (t+ 、L2、to、t4)を求める場合を説明す
る。
前述したように、tlの値は要素C11に等しい。
よって tにC,1= ’h          −(13)で
ある。
tlの値は、t、の値が1より、前記(1)の場合を用
いる。jmaxは1であるから、tlの値は要素C2,
2の値に等しい。よって tl:C2,= O−(14)     ・である。
t3の値は、tlの値が0より、前記(11)の場合を
用いる。jminは2でちるから、t3の値は、要素C
3,2の値に等しい。よって t3°C〕2:1−(15) である。
t4の値は、t、の値が1より、前記([)の場合を用
いる。jmaxは2であるから、t4の値は、要素C3
3の値に等しい。よって t4 = C,,3= 0         − (1
6)である。
以上、第(13)、(14)、(15)、(16)式よ
り、投影ベクトルT、は、 T6(tl、t2、t3、t4)=(1o1o)となる
ところで、投影ベクトルT6を求める際に用いた要素は
、C11、C2□、C3□、C43である。その他の要
素c、、 t C,、C,いC23、C54は常にOで
あり、算出する必要はない。更に、投影ベクトルT6を
求める際に用いた投影行列の要素がC5□、C22、C
s2、C43であるように投影ベクトルTの要素を求め
る際に必要な投影行列の要素は、前記(1)、叩よシj
maxまたはj m i nのインデックスをもつもの
のみで、その他は関与しない。よって他の要素は算出す
る必要はない。
即ち、投影ベクトルTを求める際、投影行列Cのいくつ
かの要素は不要となる。このことは、回路の簡略化に有
効である。
以上の説明に於ては、投影ベクトルの次元は4であった
が、上記の方法を一般的な形の次元を持った場合に拡張
すると次のようになる。
投影ベクトルT(tl、t2、・・・・・・・、tt)
の第1番目の要素t1は、投影行列の要素C11に等し
いことは、すでに述べた。ここで、要素C11の値が、
1の場合、第1列中の要素C21、C31、・・・・・
・・、C1,の値は、必ず1となる。なぜなら、必ず点
P2、P3、・・・・・・、Ptは、点P、の上位に存
在するからである。
C1jが1ならば、第1列中の要素Ci+1、j、Ci
+2、Jl・・・・C4jの値は、上記と同様に必ず1
となる。
また、投影する直線の傾きn7mは、1に等しいか、1
より小さい場合であるから、推定行列の行番号が1増え
る度に、その行中の1の値をもつ要素の数は、たかだが
1増加するだけである。つまシ、投影ベクトルの第1番
目の要素tiを決定した、投影行列の要素をC1jとす
ると、以下のことが、示される。
ti=cLj=1のとき、ti+1=ci+1. j+
1−(17)ti=CIXj=0のとき、t i+ 1
==c i + 1、j   −(18)これより、第
8図の投影ベクトルT(t、、t2、・・・・・、tt
)を求める。t、は、C1,の値に等しい。
よってtlは、1である・t2は、第(17)式より、
C2□の値に等しい。よってt2は、0である。t3は
、第(18)式より、C32の値に等しい。よってt3
は1である。t4は第(17)式よりC43の値に等し
い。よって、t、ば、1である。以上の処理を操り返す
。t)−1は、tt−2の値が0の場合、Ct−t、k
=1の値に等しく、1である。tt−2の値が1の場合
、Ct−1Xkの値に等しく、0である。同様に、tz
の値は、tt−1の値がOの場合は、C4に−1の値に
等しく1であり、tt−1の値が1の場合・Ct、にの
値に等しくOである。
次にm個の要素をもつ投影ベクトルT(Ll、t2、・
・・・・、tm )を求める場合には、(イ)以上の方
式をm次元に拡大する (口)2個づつ逐次的に求める の2つの方法がある。(イ)は、43 = mとするだ
けであるから、以下(ロ)の場合について述べる。説明
を簡単にするため 4に−1<m<4に の場合を説明する。
第7図に於いて、投影行列の要素Cat 、C21、C
2□、C3+ 、C32、css 、C<+ 、C4□
、C44を算出し、投影ベクトルT(t4、t2、t3
、L4)を求める・次の投影ベクトルT(t3、to、
t7、t、)を求める際に必要な、投影ベクトルCの要
素を算出する場合、初期残差R6と同等の意味をもつ、
残差&が必要となる。
残差R4の値は、 のいづれかである。つまり、次の4個を求める際に必要
な、残差の初期値は、前段の最終残差である。この次の
残差を決めるのが、C41、C42C43、C44であ
る。これは、次のような対応関係がある。
C4,=OのときR4””RO+4 nC41=1かつ
C4□−()のときR,= Ro+4 n −mC4□
=1かつC,=OのときR4=Ro+4n−2mC43
−1かつC44=0のときR4=RO+4 n−3mC
44−1のときR,=Ro+4 n−4m以上のように
、残差をもとめ、次のひとまとまシの投影行列Cの要素
を算出し、4ビットの投影ベクトルTを求める。
mビットの投影ベクトルTをもとめる場合、第5図のよ
うに、mビットを4ビット毎のブロックに分割し、上記
の処理をm個の要素をもつ投影ベクトルが決定されるま
で、すなわちに回繰り返すことになる。
以上の方法は、石ビットを同時にもとめる場合に対して
も容易に拡張可能である。
また、拡大の場合は、第6図において、X軸方向に結果
画素の並びを、y軸方向に原画素の並びを想定すればよ
く、投影ベクトルの算出方法と、投影ベクトルの算出方
法と、投影ベクトルは変わらない。つまり、拡大の場合
は、結果画素mビットを原画素mピノ)(man)に対
応させる場合と考えればよい。
次に、投影ベクトルの要素を2m時に算出する場合のフ
ローを第5図に示す。
41.42は原画素カウンタおよび残差レジスタに初期
値設定を行う処理である。43は投影行列の要素と・!
+1種の残差をもとめる処理である。
44は処理43で算出した投影行列から2個の投影ベク
トルの要素を決定する処理である。45は次の1個の投
影ベクトルの要素を計算する際に必要な残差を算出する
処理である。46は原画素カウンタと投影情報ポインタ
を2だけ増化する処理である。
47は、投影ベクトルのすべての要素の算出が終了した
かどうかの判断を行う処理である。以上のようにしてm
ビットの投影ベクトルをもとめる。
次に、以上の原理を用いた実際の装置を説明する。第1
図は4次元の投影ベクトルを生成する演算装置の一実施
例を示すモジー−ル結線図である。
001.002.003.004はそれぞれ2ns4n
、2m、4mを出力する桁上演算器(以下、シフターと
呼ぶ)である。300.302はそれぞれ3n、3mを
計算する加算器である。501.502.503.50
4はそれぞれn、rnsRl及び第6の処理で得られた
次の残差用の信号線であるo701は第6の処理で得ら
れた次の残差用のレジスタでちる。
上記構成において、前述したように、拡大でも縮小でも
投影ベクトルは変わらないので、説明を簡単にするため
、以下、倍率n / mの縮小(m≧n)の場合につい
て、この動作を説明する。まず残差Rと倍率n / m
が与えられると、501.502.503の信号線を通
って、第1から第4演算ユニツト1〜■にそれぞれn 
、m % Rが入力される。
まず第1演算二二ノl−1では、加算器101でR+n
が計算され、その出力とmとの大小比較を比較器201
が行い、投影行列の要素CI+を出力する。
第2演算ユニツト■では、7ノター001.003より
、2ns 2mがそれぞれ算出され、加算器201で、
R+2nが計算される。比較器211.212によって
、mと2 n +R%及び2mと2n+Hの大小が比較
され、投影行列の要素C21、C2□が算出される。
第3演算ユニツト■では、加算器300.302で3n
、及び3mが、出力され、加算器301でR+3nが計
算され、比較器311.312.313で、mとR+3
n、2mとR+3n、及び3mとR+3nの大小比較が
行なわれる。その結果投影行列の要素C31、C32、
C33が、算出される。
第4演算ユニツト■では、シフター002.004より
、4n、4mが、それぞれ算出され、加算器401でR
+4nが算出される。減算器旧1.412.413、・
t14で、R+4 n−m5 R+4 n−2m、R+
4n−3m及び、R+4n−=1mが算出される。これ
らは、次のフェイズに於ける残差となる可能性のある値
であり、この計算を行なうと、投影行列の要素C41、
C42、(’43 、電も、同時に算出される。
投影ベクトル選択ユニット601の内容を、第2図に示
す。第1から第4演算処理でもとめた投影行列の要素を
入力すると、それに対応した4ピツトの投影ベクトルが
出力されるマトリックス回路となっている。この回路は
、前述した推定行列Cの性質から簡略化しである。即ち
、投影ベクトルの要素を求める際に必要な投影行列の要
素は、jmaxsまたはjminのインデフクスを持つ
ものだけであるという性質と、ある行中の1の値を持つ
要素数は、行番号が1つ増える度に、たかだか1増加す
るだけという性質である。このことにより、投影ベクト
ルを4ビット求めるだめに必要な投影行列の要素は、た
かだか4個でよいということになる。
次に残差選択ユニット603の内容を第3図に示す。第
4演算ユニノ)IVでもとめた投影行列の要素C41、
C42、C43、C44の内容によりR+4n、R+4
 n−m5 R+4 n−2m1R+4 n−3m−、
R−1−4n −4mのうちの一つが、次に使用される
残差として出力されるようになっている。この回路も、
前記の性質を利用し、簡略化しである。
第1図に於いて、入力n1rnsRから4ピントの投影
ベクトルが出力されるまでの経路は、桁上演算器001
を通り、加算器300.301を通り、比較器311を
通り、第6の処理を行う601.602を通過するもの
が最長であるから、高速に投影ベクトルをもとめること
ができる。
第4図に、第1図に対応した石次元の投影ベクトルをも
とめる場合のモジュール図を示す。このように、2何間
時に求める場合に、容易に拡張可能である・ 発明の効果 本発明は、以上のように同時に複数個の要素を持つ、画
像の拡大縮小を制御する投影ベクトルを求めることによ
り、従来要していた時間を大幅に減少することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における投影情報並列生成方
法に対するその演算装置のモジー−ル結線図、第2図、
第3図は第1図の要部ブロック結線図、第4図は第1図
構成をぶビットに拡張した際のモジー−ル結線図、第5
図は本発明の一実施例における投影情報並列生成方法の
流れを説明するフロー図、第6図は残差の流れを表わす
概念図、第7図は本発明の4次元の投影ベクトルを生成
するための考え方を示した概念図、第8図は第7図をp
ビットに拡張した際の概念図、第9図、第10図は・そ
れぞれjmax、 jminを用いた投影ベクトルの要
素の求め方を示した概念図、第11図は従来の投影ベク
トルを生成するための基本的な考え方を示しだ概念図、
第12図は従来の縮小率3/7の場合の例を示した概念
図、第13図は従来の方法の流れを示したフロー図であ
る。 001.002.003−桁上演算器、101.201
.301.401・・・加算器、201.211.21
2.311.312.313・・・比較器、411.4
12.413.414・・・減算器、601・・・投影
ベクトル選択ユニット、603・・・残差選択ユニット
、701・・・残差レジスタ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男  ほか1名第
3図 第5図 7rL木&象牧 4  、Jl未、bウンヌ 隊 戴 区       1 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像の拡大縮小の際に、原画の名画素を結果に投影する
    ための投影情報の第1ビットを推定する情報の計算を行
    う第1の処理と、前記投影情報の第2ビットを推定する
    情報の計算を行う第2の処理と、前記投影情報の第3ビ
    ットを推定する情報の計算を行う第3の処理と、投影情
    報の第4ビットを推定する情報と5種の量子化における
    誤差の計算を行う第4の処理と、前記第1から第4の処
    理でもとめた投影情報の名ビットを誰定する推定情報か
    ら、前記投影情報を決定する投影情報選択処理と、第5
    ビット以降の推定情報を算出する際に必要な残差を前記
    第4の処理でもとめた推定情報を用いて、同じく第4の
    処理でもとめた5種の残差の中からただ1種を選出する
    残差選択処理とを行う投影情報並列生成方法。
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