JPS63267343A - 磁気共鳴映像法及び装置 - Google Patents

磁気共鳴映像法及び装置

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JPS63267343A
JPS63267343A JP62308645A JP30864587A JPS63267343A JP S63267343 A JPS63267343 A JP S63267343A JP 62308645 A JP62308645 A JP 62308645A JP 30864587 A JP30864587 A JP 30864587A JP S63267343 A JPS63267343 A JP S63267343A
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magnetic field
frequency
slice
resonance imaging
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JP62308645A
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Kiyoshi Yoda
潔 依田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、NMR(核磁気共鳴)現象を用いた磁気共
鳴映像法及び装置に関し、特に高画質の映像が得られる
磁気共鳴映像法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 核磁気共鳴とは、ある原子核を一様な静磁場中においた
とき、これらが磁場の強さに比例した周波数で磁場の印
加方向を軸としてそのまわりを歳差運動するという事実
によるものである。この周波数はラーモア周波数として
知られており、ωO:γH。
但し、γ:原子核の磁気回転比 Ho:磁場の強さ により与えられる。つまり、ある特定の方向に沿って強
さが変化するような静磁場を印加すると、その方向の各
位置にある原子核は異なった周波数で歳差運動をするこ
とになる。従って、物体に傾斜磁場(gradient
  magnetic field)を印加しHつ同時
に十分な強さの高周波(RF)磁場パルスを印加すると
、高周波磁場パルスと等しい周波数で歳差運動を行うス
ピンを有する原子核のみを、90°又は180°に亘っ
て回転させ、他の原子核からアイソレートさせることが
できる。
第6UAは、例えばエイ・ジェイムズ(A 、 J a
wes)等がアメリカン・ジャーナル・オプ・ラジオロ
ジイ(A 饋eriean J ournal or 
Radiology)の1982年第138巻、第20
6頁に発表したものを簡略化した、一般的な磁気共鳴画
像装置を示すブロック図である。
図において、(1)は磁石、(2)は磁石(1)の静磁
場中に横たえられた物体即ち人体、(3)は人体(2)
の回りに巻かれた高周波コイル、(4)は高周波コイル
(3)に電磁波を送信し且つ人体(2)からの電磁波を
受信するための送受信器、(5)は磁石(1)と高周波
コイル(3)との間に配置された複数対からなる傾斜磁
場コイル、(6)は傾斜磁場コイル(5)を駆動する傾
斜磁場コイル用電源、(7)は傾斜磁場コイル用電源(
6)及び送受信器(4)をp制御する制御回路、(8)
は制御回路(7)に連結された計n8!、(9)は計算
機(8)に連結された画1象表示器である。
次に、第6図に示した一般的な磁気共鳴画像装置の動作
について説明する。
まず、磁石(1)によって人体(2)に均一な静磁場を
印加し、人体(2)内の特定の原子核にそのゼ−マンエ
ネルギに一致する電磁波を送受信器(4)の送信部から
高周波コイル(3)を通して照射する。
この電磁波により、人体(2)内の特定の原子核は基底
状右から励起状態への共鳴的遷移を起こす。
そして電磁波の照射を止め、人体〈2)内の原子核から
放出される電磁波を、高周波コイル(3)を通して送受
信器(4)の受信部で検出する。送受信器(4)には受
信用のAD変換器が内蔵されており、所定のサンプリン
グ周波数に従って高周波コイル(3)からの磁気共鳴信
号を受信する。
このとき、傾斜磁場コイル(5)で静磁場に勾配をつけ
ることにより、人体(2)のどの位置からの信号である
かを判別する。実際は、傾斜磁場コイル(5)は、直交
する3軸Z、X及びY方向の傾斜磁場G z 、 G 
x及びG、を発生させるための3対のコイルからなって
おり、Z方向を人体(2)の厚さ方向としている。
一方、計算機(8)は、制御回路(7)を介して、傾斜
磁場コイル(5)に電流を供給するための傾斜磁場コイ
ル用電源(6)及び送受信器(4)を制御し、高速フー
リエ変換の結果得られた画像を画像表示器(9)に表示
させる。尚、フーリエ変換による磁気共鳴映像法の詳細
については、例えば英国特許第2079946号明l1
(l1害に記載されているので、ここでは記述しない。
次に、第6図に示した磁気共鳴画像装置を用いた従来の
磁気共鳴映像法について説明する。
第7図は、例えば、[マグネティック・レゾナンス・イ
メージング(Magnetic Rezonance 
Imagins)J(第3巻、第297頁)に記載され
た、従来の磁気共鳴映像法を説明するためのパルスシー
ケンス図であり、RFは送受信器〈4)から送信される
高周波磁場パルス、G z 、G x及びGyは互いに
直交する3軸Z、X及びY方向に対応する第1〜第3の
傾斜磁場、Sは送受信器(4)により受信されるスピン
エコー信号即ちNMR信号である。
1LΔl 第1の傾斜磁場G Z L l+の下で人体(2)に高
周波磁場パルスRF111(パルス幅が数−秒)を印加
し、スピンの倒れ角θを30′程度にする。この結果、
Z方向の所定の厚さのスライス内の核スピンが励起され
る。
L」U叱 極性が反転された第1の傾斜磁場Gz”を印加してZ方
向の位相乱れを補正すると共に、第2及び第3の傾斜磁
場Gx”、Gy’2’を印加する。
第3区暉 第1及び第3の傾斜磁場Gz、Gyを零とし、第2の傾
斜磁場GX”を一定値に保ちながら印加してNMR信号
5f3)を観測する。NMR信号513)の強度は傾斜
磁場G x”’の面積が傾斜磁場Gに12′の面積と一
致した時点ピークとなる。高周波磁場パルスRP [+
1を印加してがらNMR信号S[31がピークとなるま
でのエコ一時間では、高周波磁場パルスRJ””のパル
ス幅に依存している。又、X方向のスピンの分布はNM
R信号9131の周波数スペクトルに反映し、Y方向の
スピンの分布はNM R信号SMlの位相に反映する。
以下、第1区間〜第3区間のシーケンスを、第3の傾斜
磁場Gyの強度を変化させながら、例えば]228回り
返し実行する。こうして得られた128個のNMR信号
Sf’l+を二次元フーリエ変換することにより、Z方
向の所定の厚さのスライス内の核スピンのXY平面上の
密度分布を求め、人体(2)の断面画像を得る。このよ
うに、倒れ角30゛の高周波磁場パルスRF111を印
加してNMR信号S13ゝを得る方法は、高速化を目的
としたものである。
ところで、NMR信号SMlの大きさは、エコ一時間τ
、静磁場の均一度に依存する定数T2”に対して、以下
の関係で表わされる。
S Q: exp(−τ/ T 2”)従って、エコ一
時間τが増大又は静磁場の均一度T2”が減少すると、
NMR信号S(3ゝが減衰して画像の輝度むらなどが生
じ、画質が低下することになる。一般に、磁石(1)の
中心から離れるほど静磁場の均一度が減少するので、エ
コ一時間τが大きい場合は、特に磁石(1)の中心から
離れたオフセンタ領域のスライス画像の画質低下が著し
い。
し発明が解決しようとする問題点1 従来の磁気共ロ、1映像法及び装置は以上のように、高
周波磁場パルスRr;”’ゝのみで、人体(2)のスラ
イス位置を決定し口つ核スピンを励起していたので、エ
コ一時間τが大きくなってNMR信号S′3)の減衰が
無視できなくなり、!1lI−Gこ磁石(1)の中心か
らAI tr、たスライス画像の画性が低下するという
問題点があった。又、スライス面に流入する血流などに
よりイA像が生じろという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、エコ一時間を小さくすることにより、N M
 R信号の減衰を防+h して画質を向上させると共に
、流体による(A (’Aを除去できる磁気共鳴映像法
及び装置をr)ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る磁気共11.θ映像法は、物体の所定の
厚さのスライスの外11(すの核スピンを飽和させた後
、高周波磁場パルスを印加してスライス内のNMR信号
を得るものである。
又、この発明に係る磁気共1]、q映像装置は、送受信
器に、物体の所定の厚さのスライスの外側の核スピンを
励起させる励起手段を設け、計算機に、スライスの外側
を核スピンを飽和させる飽和手段を設けたものである。
[作用コ この発明の磁気共鳴映像法においては、所定のスライス
の外側を飽和させることによりスライス位置を決定し、
この状!ぶでパルス幅の短い高周波磁場パルスを印加し
て、短いエコ一時間で所定のスライス内からNMR信号
を得る。又は、所定のスライス外部のスピンを飽和させ
た後、従来のイメージングシーケンスを起動させてN 
M +’(画像を得る。
又、この発明の磁気共鳴映像装置においては、所定の厚
さのスライスの外側の核スピンのみを励起させ、この励
起領域を飽和させる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明による磁気共鳴映像法の一実施例の信号処
理動作を示すパルスシーケンス図であり、RF 、G 
z、G x、G Y及びSは前述と同様のものである。
尚、この発明による磁気共鳴映像法を実施する装置とし
ては、第6図に示した一般的な磁気共鳴装置でよく、送
受信器(4)のnet成及びこの送受信器(4)内のへ
〇変換器を制御し且つNMR信号Sを演算処理する計算
器(8)内のプログラムが変更されていればよい。即ち
、磁石(1)により物体の任、σ;の断J倉1而に対し
重直なZ方向(J17さ方向)に沿って静磁場)toを
与えると共に、適宜Z、X及びY方向に傾斜磁場G z
 、G x及びGyを印加し、Z方向に4F直なX(Y
)方向に沿って高周波磁場パルスRFを送受信するよう
に構成された磁気共鳴装置を用いる。又、N M R信
号即ちスピンエコー信号Sとして、互いに90°イq相
の異なるcos成分及びs i n成分の両方を受信し
、QD(QuadraLion Detection)
法を用いて信号処理を行うものとする。
第2図はこの発明による磁気共[11映像装置に用いら
れる送受信器(4)を示すブロック図であり、(11〉
は所定の厚さのスライスの中心位置に対応した中心周波
数ω。を発生ずる第1の周波数シンセサイザ、(12)
はスライスの外側にχを応する(41差周波数δを発生
する第2の周波数シンセサイザであり、通常、中心周波
数ω。の値は2π・25・10’(rad/秒)、偏差
周波数δの値は2π・2・10コ(rad/秒)程度で
ある。
(13)は中心周波数ω。及び偏差周波数δに基づいて
、近接する2つの周波数の正弦波の和からなる高周波信
号ω。±δを発生する第1のダブルバランストミキサ(
Double [1alanced M 1xer)で
あり、端子RFに中心周波数ω。が入力され、端子LO
CALに偏差周波数δが入力され、端子IFから高周波
信号ω。±δを出力している。
(14)は高周波信号ω。±δをsinc(ジンク)関
数sinc(ΩE)で変調して、変調信号Mを発生ずる
第2のダブルバランストミキサであり、端子RFに高周
波信号ω。±δが入力され、端子IPにsinc関数s
inc(ΩL)が入力され、端子LOCALがち変調信
号Mを出力している。この変調信号Mは、 M −” (!09 (+!aJ o十δ)t −si
nc(Ωt)+coS(ω0−δ) −sinc(ΩL
)でkわされ、3jnC関数sinc(Ω[)で変調さ
れた高周波信号の。±δとなっている。
(15)は変調信号Mを電力増幅して高周波l111場
パルス発生用の送信パルスPを出力する電力増幅回路で
あり、各周波数シンセサイザ(11)、(12)、各ダ
ブルバランストミキサ(13)、(14)と共に、人体
(2)の所定の厚さのスライスの外側の核スピンを励起
するだめの励起手段を構成している。
第3図は変調信号M及び送信パルスPの周波数分布と、
人体(2)のスライス位置との関係を示す説明図であり
、梗軸は周波数ω及びZ(厚さ)方向、縦軸は信号強度
である。(2a)は画像化対象となる所定のスライス領
域、(2b)及び(2c)はスライスの外側の領域、Z
oはスライス領域(2a)の中心位置である。又、第3
図から明らかなように、変調信号Mはそれぞれ2Ωの帯
域幅を有し、2Ωの帯域の核スピンを励起するようにな
っている。従って、sincl数sinc(Ωt)の定
数Ωの値は、2(δ−Ω)がスライス領域(2a)の厚
さく数I)となるように予め設定されている。
次に、第1図〜第3図及び第6図を参照しながら、この
発明による磁気共鳴映(象法及び装置の一実施例の動作
について説明する。
LL股赴 第1の傾斜磁場G z ” ’の下で、送信パルスI)
による第1の高周波磁場パルスRF”’を印加する。
この第1の高周波磁場パルスRF”’は90°パルスで
あるから、スライスの外側の領域(2b)及び(2c)
の核スピンは励起されて90°倒れる。このとき、Z方
向のスライス中心(q g Z oにおける共鳴周波数
はω0であり、静磁場強度及び共鳴周波数ωは比例する
ので、ラーモア周波数ωを求める式から、ω−ω。=γ
Gz(Z−Z、) が成り立つ。
剃λ■渭− 第1の高周波磁場パルスRF fl 1により励起され
た核スピンの位相を乱すため、第1〜第3の傾斜磁場G
z”、G x ’ 2’及びGy’2’を印加する。こ
れにより、人体(2)の斜線で示したスライスの外11
111の領域(2b)及び(2c)内の核スピンは飽和
状態となる。これら傾斜磁場G 7. ” ’、G x
”及びGV”を印加するシーケンスは、予め計LJfi
(8)内のプログラムに飽和手段として格納されている
第1剛龍 核スピンの倒れ角θが90″且つ方形波状の第2の高周
波磁場パルスRFI23を印加する。これにより、人体
(2)内の全ての核スピンが励起される。
しかし、スライスの外側の領域(2b)及び(2c)内
の核スピンは既に飽和しているため、後述するNMR信
号には寄与しない。
m 417J1 周波数変調用の第2の傾斜磁場G x ’ ”ゝ及び位
相変調用の第3の傾斜1iti場Gy[4+を印加する
L5−股暉 極性が反転された第2の傾斜磁場G x”’を印加する
ことにより、NMR信号835′を観atlIする。こ
のときのエコ一時間τは、第2の高周波磁場パルスRF
C=1の励起パルス幅が短いため、第7図に示した従来
のエコ一時間τの1/2程度となる。
第立挨1 第1〜第3の傾斜磁場Q z+61.Q%g+及びGy
”を印加して核スピンの位相を乱し、次のシーケンスに
おけるNMR信号5151の受信に備える。
以下、第1〜第6区間からなる一連のシーケンスを、第
3の傾斜磁場G y ”ゝを変化させながら繰り返し実
行し、前述と同様に画像化を行う。この繰り返しの間の
回復区間に要する時間は、約0.05〜0.1秒である
尚、上記実施例では第2の高周波磁場パルスRpr3+
として90°パルスを用いたが、倒れ角θが90゜以下
例えは30″′パルスを用いてもよい、又、パルス形状
を方形波としたが、パルス幅の小さいガウス関数又はs
inc関数状波形であってもよい。
又、第6区間においてスピンの位相を乱したが、第4区
間での第3の傾i゛)磁場(3y’4’を逆極性にして
印加し、Y方向の位相乱れを補正する公知の方法をmい
てもよく、又、第6区間を省略してもよい。
更に、第3区間における第2の高周波磁場パルスRFO
1の印加時に、第1〜第3の傾斜磁場をいずれも印加し
ない場合について説明したが、第4図のように、第1の
傾2’+磁場Gz”を印加してもよい。
この場合、第1の傾斜磁場Gz”の下で第2の高周波磁
場パルスRF”’を印加することにより、励起される領
域を所望のスライス面内に限定できるため、第5図に示
したスライス領域(2a)がら十分外側の領域(2b”
)及び(2c ” )のスピンは励起されるおそれがな
い。従って、スライス領域(2a)に隣接する外側の領
域(2b’)及び(2e′)のみを飽和させればよい。
又、第4図においては前述の第6区間を省略したが、第
2区問における第1の傾斜磁場Gz”、第2の傾斜磁場
Gx”及び第3の傾斜磁場Qylゝが同様の作用を行な
っている。
又、この場合、回復期間は20m秒〜100I11秒、
又、第2の高周波磁場パルスRF”ゝの倒れ角θは10
”〜90°(好ましくは30°〜60゛)に設定されて
いる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、物体の所定の厚さのス
ライスの外側の核スピンを飽和させた後、パルス幅の短
い高周波磁場パルスを印加するようにしたので、小さい
エコ一時間でNMR信号が得られ、画質低下を防ぐと共
に、流体の流入による偽像を除去できる磁気共鳴映像法
が得られる効果がある。
又、この発明によれば、スライス外側の核スピンを励起
させる励起手段を送受信器に設け、励起された核スピン
を飽和させる飽和手段を計算機に設け、パルス幅の短い
高周波磁場パルスの印加前にスライス位置の決定を行な
うようにしたので、短いエコ一時間で所定のスライスか
らNMR信号を得られ、又、高画質の磁気共鳴映像装置
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の磁気共鳴映像法の一実施例を説明す
るためのパルスシーケンス図、第2図はこの発明の磁気
共鳴映像装置に用いられる励起手段の一実施例を示すブ
ロック図、第3図はこの発明の一実施例による励起領域
を示す12明図、第4図はこの発明の磁気共鳴映像法の
他の実施例を示すパルスシーケンス図、第5図はこの発
明の他の実施例による励起領域を示す説明図、第6図は
一般的な磁気共鳴画像装置を示すブロック図、第7図は
従来の磁気共鳴映像法を説明するためのパルスシーケン
ス図である。 (1)・磁石      (2)・・人体(物体)(2
a)・スライス領域 (2b)、(2c)・・・スライスの外側の領域(2b
′)、(2c′)・・・スライスに隣接した外側の領域
(3)・・・高周波コイル  (4)・・・送受信器(
5)・・・傾斜磁場コイル (8)・・・計算機(11
)・・第1の周波数シンセサイザ(12)・・・第2の
周波数シンセサイザ(13)・・・第】のダブルバラン
ストミキサ(14)・・・第2のダブルバランストミキ
サω。・・・中心周波数   δ・・偏差周波数ω。±
δ・・・高周波信号 sinc(Ωt)・・・sinc
関数M・・・変調信号 Rplll・・第1の高周波磁場パルスRI”°′・・
・第2の高周波磁場パルスS・・・NMR信号    
Gz・・・第1の傾斜磁場G×・・・第2の傾斜磁場 
GV・・・第3の傾斜磁場尚、図中、同一符号は同−又
は相当部分を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体を連続的な静磁場にさらすと共に、第1の傾
    斜磁場の下で所定の厚さのスライスの外側に存在する核
    スピンを励起させるための第1の高周波磁場パルスを印
    加する第1区間と、前記励起された核スピンを飽和させ
    るための飽和磁場を印加する第2区間と、第2の高周波
    磁場パルスを印加する第3区間と、互いに直交し且つ前
    記第1の傾斜磁場に直交する第2及び第3の傾斜磁場を
    印加する第4区間と、反転された前記第2の傾斜磁場を
    印加して前記スライスの内側のNMR信号を観測する第
    5区間とからなる一連のシーケンスを、前記第3の傾斜
    磁場の傾斜値を変えながら繰り返し、前記シーケンスの
    繰り返しの間を回復区間とした磁気共鳴映像法。
  2. (2)第1の高周波磁場パルスは、所定のスライスの外
    側に対応する周波数帯域を持つ近似的90°パルスであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気共
    鳴映像法。
  3. (3)飽和磁場は、少なくとも第1乃至第3のいずれか
    の傾斜磁場であることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の磁気共鳴映像法。
  4. (4)第2の高周波磁場パルスは方形波、ガウス関数状
    波形、又はsinc関数状波形であり、これによる倒れ
    角は90°以下であることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項又は第3項記載の磁気共鳴映像法。
  5. (5)第2の高周波磁場パルスの印加時に、第1〜第3
    の傾斜磁場を印加しないことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の磁気共鳴映像法
  6. (6)第2の高周波磁場パルスの印加時に、第1の傾斜
    磁場を印加することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第4項のいずれかに記載の磁気共鳴映像法。
  7. (7)第5区間の後に第1〜第3の傾斜磁場のいずれか
    を印加したことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第6項のいずれかに記載の磁気共鳴映像法。
  8. (8)物体に連続的な静磁場を印加する磁石と、互いに
    直交する3方向の傾斜磁場を発生する第1乃至第3の傾
    斜磁場コイルと、高周波磁場パルスを発生すると共に前
    記物体からのNMR信号を受信するための高周波コイル
    と、この高周波コイルを励磁するための送受信器と、前
    記傾斜磁場コイル及び前記送受信器を制御する制御回路
    と、この制御回路に連結された計算機とを備えた磁気共
    鳴映像装置において、前記送受信器は、物体の所定の厚
    さのスライスの外側の核スピンを励起させる励起手段を
    含み、前記計算機は、前記スライスの外側を核スピンを
    飽和させる飽和手段を含むことを特徴とする磁気共鳴映
    像装置。
  9. (9)励起手段は、所定のスライスに対応した中心周波
    数を発生する第1の周波数シンセサイザと、前記スライ
    スの外側の偏差周波数を発生する第2の周波数シンセサ
    イザと、前記中心周波数及び前記偏差周波数に基づいて
    、近接する2つの周波数の和からなる高周波信号を発生
    する第1のダブルバランストミキサと、前記高周波信号
    を近似的なsinc関数で変調した変調信号を発生する
    第2のダブルバランストミキサとを備え、前記変調信号
    に基づいて、前記スライスの外側を励起するための第1
    の高周波磁場パルスを発生することを特徴とする特許請
    求の範囲第8項記載の磁気共鳴映像装置。
  10. (10)飽和手段は、スライスの外側の核スピンが励起
    された物体に少なくとも第1乃至第3のいずれかの傾斜
    磁場を印加する手段であることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項又は第7項記載の磁気共鳴映像装置。
JP62308645A 1986-12-17 1987-12-08 磁気共鳴映像法及び装置 Pending JPS63267343A (ja)

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JP62308645A Pending JPS63267343A (ja) 1986-12-17 1987-12-08 磁気共鳴映像法及び装置

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JP (1) JPS63267343A (ja)

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