JPS6326669B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326669B2 JPS6326669B2 JP58249480A JP24948083A JPS6326669B2 JP S6326669 B2 JPS6326669 B2 JP S6326669B2 JP 58249480 A JP58249480 A JP 58249480A JP 24948083 A JP24948083 A JP 24948083A JP S6326669 B2 JPS6326669 B2 JP S6326669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cutter
- cutter
- mounting hole
- fulcrum
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は回転式電気かみそりに関するもので
ある。
ある。
背景技術
たとえば特開昭55−78988号等の従来例を第1
図および第2図に示している。すなわち、1は網
状外刃、2は内刃フレーム、3は取付孔、4は押
上ばね、5は内刃であり、内刃フレーム2がモー
タ(図示せず)により回転中心6を中心に回転
(矢印方向)し、内刃5が押上ばね4に押上げら
れてその刃先が網状外刃1の裏面を摺接し、外刃
刃穴7に侵入したひげ8を切断する構成である。
図および第2図に示している。すなわち、1は網
状外刃、2は内刃フレーム、3は取付孔、4は押
上ばね、5は内刃であり、内刃フレーム2がモー
タ(図示せず)により回転中心6を中心に回転
(矢印方向)し、内刃5が押上ばね4に押上げら
れてその刃先が網状外刃1の裏面を摺接し、外刃
刃穴7に侵入したひげ8を切断する構成である。
一般に前記内刃5は外刃1と摺接する面積を小
さくして負荷を軽減するためおよび剃り音を良く
したり切味を良くするため経験的に薄板(約1mm
前後)で構成されている。
さくして負荷を軽減するためおよび剃り音を良く
したり切味を良くするため経験的に薄板(約1mm
前後)で構成されている。
ところが、濃いひげの場合や外刃刃穴7に数本
のひげが入ると、内刃5に加わるひげの切断抵抗
Fが大きくなり、そのため内刃5が回転方向と反
対向きに変形して塑性変形を起し切れ味が悪くな
るという欠点があつた。内刃の塑性変形は前記以
外に、たとえば髭剃り時の肌の外刃への押付けに
より外刃が変形して局部的に内刃の摺動荷重が大
きくなつたり、あるいは衝突等によつても生じ
る。
のひげが入ると、内刃5に加わるひげの切断抵抗
Fが大きくなり、そのため内刃5が回転方向と反
対向きに変形して塑性変形を起し切れ味が悪くな
るという欠点があつた。内刃の塑性変形は前記以
外に、たとえば髭剃り時の肌の外刃への押付けに
より外刃が変形して局部的に内刃の摺動荷重が大
きくなつたり、あるいは衝突等によつても生じ
る。
発明の目的
したがつて、この発明の目的は、内刃の切断抵
抗や摺動荷重の増大等による塑性変形を防止する
ことができる回転式電気かみそりを提供すること
である。
抗や摺動荷重の増大等による塑性変形を防止する
ことができる回転式電気かみそりを提供すること
である。
発明の開示
この発明は、内刃フレームの取付孔の外刃側で
回転方向の後側となる孔縁に複数の支点を階段状
に形成する支点部を設けたことを特徴としてい
る。内刃にかかる切断抵抗や摺動荷重等が大きく
なると、内刃は弾性変形が大きくなつてより外刃
側に近い支点に支持されることとなる。この支点
位置の変形により内刃の剛性が増して塑性変形を
防止することができる。
回転方向の後側となる孔縁に複数の支点を階段状
に形成する支点部を設けたことを特徴としてい
る。内刃にかかる切断抵抗や摺動荷重等が大きく
なると、内刃は弾性変形が大きくなつてより外刃
側に近い支点に支持されることとなる。この支点
位置の変形により内刃の剛性が増して塑性変形を
防止することができる。
この発明の第1の実施例を第3図ないし第5図
に示す。すなわち、内刃フレーム2の取付孔3の
外刃側孔端であつて回転方向(矢印)の後側とな
る孔縁に、複数の支点9,10を階段状に形成し
た支点部11を設けている。しかもこれらの支点
9,10は内刃5の弾性変形以内で接触するもの
とする。その他は第1図および第2図と同構成で
ある。
に示す。すなわち、内刃フレーム2の取付孔3の
外刃側孔端であつて回転方向(矢印)の後側とな
る孔縁に、複数の支点9,10を階段状に形成し
た支点部11を設けている。しかもこれらの支点
9,10は内刃5の弾性変形以内で接触するもの
とする。その他は第1図および第2図と同構成で
ある。
電気かみそりの動作状態で、内刃5に加わる切
断抵抗Fが小さい一般的なひげ8の場合、内刃5
は取付孔3の裏面側(外刃1の反対側)端部で回
転方向側縁を作用点12とし、支点部11の外刃
1から遠い側の支点9を支点として切断が行われ
る。また濃いひげなど内刃5の切断抵抗Fが大き
くなると、内刃5はその状態で支点9を基端とし
て刃先側が回転方向と反対側に弾性変形し、支点
10に当接する。その結果内刃5は支点10から
外刃(内刃刃先)までの距離が短くなるため剛性
が増し、切断抵抗に対する反発力が増大し、塑性
変形をさけることができる。しかも内刃5の摺動
負荷が高くならず剃り音も良い。
断抵抗Fが小さい一般的なひげ8の場合、内刃5
は取付孔3の裏面側(外刃1の反対側)端部で回
転方向側縁を作用点12とし、支点部11の外刃
1から遠い側の支点9を支点として切断が行われ
る。また濃いひげなど内刃5の切断抵抗Fが大き
くなると、内刃5はその状態で支点9を基端とし
て刃先側が回転方向と反対側に弾性変形し、支点
10に当接する。その結果内刃5は支点10から
外刃(内刃刃先)までの距離が短くなるため剛性
が増し、切断抵抗に対する反発力が増大し、塑性
変形をさけることができる。しかも内刃5の摺動
負荷が高くならず剃り音も良い。
第5図は切断抵抗Fに対する内刃5のたわみ変
形量δのグラフである。図において、Aは従来の
場合、Bはこの実施例の場合であり、屈折点Q1
は支点9から支点10へ変わつた部分を示してい
る。この図から明らかなように、この実施例の方
が切断抵抗Fに対する内刃5の変形量が小さいこ
とがわかり、塑性変形防止を図ることができるこ
とがわかる。
形量δのグラフである。図において、Aは従来の
場合、Bはこの実施例の場合であり、屈折点Q1
は支点9から支点10へ変わつた部分を示してい
る。この図から明らかなように、この実施例の方
が切断抵抗Fに対する内刃5の変形量が小さいこ
とがわかり、塑性変形防止を図ることができるこ
とがわかる。
この発明の第2の実施例を第6図に示す。これ
は支点部11′の支点数を支点13〜15に増や
した場合であり、第5図のグラフの特性Cから明
らかなようにさらに変形量を小さくすることがで
きる。図において、Q2は支点14に支持された
ときの屈折点、Q3は支点15に支持されたとき
の屈折点である。
は支点部11′の支点数を支点13〜15に増や
した場合であり、第5図のグラフの特性Cから明
らかなようにさらに変形量を小さくすることがで
きる。図において、Q2は支点14に支持された
ときの屈折点、Q3は支点15に支持されたとき
の屈折点である。
発明の効果
以上のように、この発明の回転式電気かみそり
によれば、内刃を薄板にできるとともに、毛髪の
切断抵抗が大きくなつたり、髭剃り時の肌の外刃
への押付けにより外刃が変形して局部的に内刃の
荷重が大きくなつたり、あるいは衝突等があつて
も、内刃の塑性変形を防止することができ、切味
を損わないという効果がある。
によれば、内刃を薄板にできるとともに、毛髪の
切断抵抗が大きくなつたり、髭剃り時の肌の外刃
への押付けにより外刃が変形して局部的に内刃の
荷重が大きくなつたり、あるいは衝突等があつて
も、内刃の塑性変形を防止することができ、切味
を損わないという効果がある。
第1図は従来例の部分斜視図、第2図はひげ切
断状態の断面図、第3図はこの発明の第1の実施
例の部分斜視図、第4図はひげ切断状態の断面
図、第5図は切断抵抗に対する内刃変形量のグラ
フ、第6図は第2の実施例の断面図である。 1……網状外刃、2……内刃フレーム、3……
取付孔、4……押上ばね、5……内刃、9,1
0,13〜15……支点、11,11′……支点
部。
断状態の断面図、第3図はこの発明の第1の実施
例の部分斜視図、第4図はひげ切断状態の断面
図、第5図は切断抵抗に対する内刃変形量のグラ
フ、第6図は第2の実施例の断面図である。 1……網状外刃、2……内刃フレーム、3……
取付孔、4……押上ばね、5……内刃、9,1
0,13〜15……支点、11,11′……支点
部。
Claims (1)
- 1 網状外刃と、この網状外刃の裏面に配設され
て回転する内刃フレームと、この内刃フレームの
回転中心に対して放射状に穿孔された取付孔と、
前記内刃フレームの裏面に設けられて先端部が前
記取付孔に位置した押上ばねと、前記取付孔に挿
入されて基端部が前記押上ばねに支持され刃先が
前記網状外刃の裏面に弾接した内刃と、前記取付
孔の前記網状外刃側で前記内刃フレームの回転方
向の後側となる孔縁に階段状に形成されてその各
突角部が前記内刃の弾性限度以内の内刃支点とな
る支点部とを備えた回転式電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948083A JPS60135082A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 回転式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24948083A JPS60135082A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 回転式電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60135082A JPS60135082A (ja) | 1985-07-18 |
JPS6326669B2 true JPS6326669B2 (ja) | 1988-05-31 |
Family
ID=17193590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24948083A Granted JPS60135082A (ja) | 1983-12-23 | 1983-12-23 | 回転式電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60135082A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5578988A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Inner edge block of rotary electric razor |
-
1983
- 1983-12-23 JP JP24948083A patent/JPS60135082A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5578988A (en) * | 1978-12-12 | 1980-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | Inner edge block of rotary electric razor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60135082A (ja) | 1985-07-18 |
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