JPS63265902A - 陰イオン重合用の多官能性開始剤の製造方法、オリゴマー多官能性重合開始剤及び得られた重合体を、場合により多官能性化された重合体を製造するために、また他の樹脂のためのプレポリマーとして使用する用途 - Google Patents

陰イオン重合用の多官能性開始剤の製造方法、オリゴマー多官能性重合開始剤及び得られた重合体を、場合により多官能性化された重合体を製造するために、また他の樹脂のためのプレポリマーとして使用する用途

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JPS63265902A
JPS63265902A JP63083242A JP8324288A JPS63265902A JP S63265902 A JPS63265902 A JP S63265902A JP 63083242 A JP63083242 A JP 63083242A JP 8324288 A JP8324288 A JP 8324288A JP S63265902 A JPS63265902 A JP S63265902A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F1/00Compounds containing elements of Groups 1 or 11 of the Periodic System
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    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はイオン重合用の多官能性オリゴマー開始剤、そ
の製造及び場合により多官能性化された重合体及び/或
はブロック共重合体をアルケニル芳香族化合物及びジエ
ンから製造する場合に使用するその用途、更にこのよう
な重合体の、ポリウレタン、エポキシド樹脂及びその他
の樹脂のためのプレポリマーとして使用する用途に関す
るものである。
(従来技術) リチウムを機化合物とジエチレン系不飽和芳香族化合物
、例えばジビニルベンゼン或はジイソプロペニルベンゼ
ンとを反応させて、ビニル化合物或はジエンの陰イオン
重合のための多官能性有機金属化合物開始剤を製造する
ことは公知である。
例えば西独特許出願公開3222328号公報にそのよ
うな重合開始剤が記載されている。しかしながらこの多
官能性開始剤の十分な安定性を保証し、不溶性架橋部分
の形成を阻止するためには、その製造をリチウム有機化
合物に対し数倍モル量の3級アミンの存在下に行うこと
が必要である。
定期刊行物「プラスチ、ラント、クーチューク」計(1
979) 263−264頁に、官能性2,4のジビニ
ルベンゼンを主体とし、同じく3級アミンの存在下に処
理製造されるべき同様の開始剤の製造方法が記載されて
いる。極性化合物乃至溶媒の存在下にジエンを重合させ
て製造されるこのような多官能性開始剤は、重合体の構
造を変えて、1,2−位置乃至3,4−位置において単
量体が(憂多す的に組込まれ、種々の目的から要求され
るような1゜4−シス形態乃至1.4−1ランス形態に
おいて優勢的となることがない。
極性物質の存在下の処理が不必要なものも開示されては
いるが(例えばC,A、H,Acad、Sci、、Se
r、C土 (197B) 123−125頁)、このよ
うな開始剤では単官能性重合体が優勢的に形成されるこ
とが検査の結果判明している。例えばブタジェン及びス
チレンをこのような触媒を使用して次々に重合させて得
られる重合体は、期待される三元ブロック共重合体タイ
プにおけるようなエラストマー特性を示さず、二元ブロ
ック共重合体に特徴的な可塑性を示す。
従って、この分野の技術的課題は、上述の欠点を回避克
服し、極性化合物の存在を必要とすることな(、陰イオ
ン重合用の多官能性開始剤と、これを製造する方法とを
提供することであり、またこの開始剤を使用してアルケ
ニル芳香族化合物及び/或はジエンから場合により多官
能性化された重合体及び/或ははブロック共重合体を製
造することである。
更にまた上述の多官能性化重合体をポリウレタン、エポ
キシドその他の樹脂のプレポリマーとして使用すること
も要望される技術的課題である。
(発明の要約) しかるに、この技術的課題は、ジアルケニル芳香族化合
物及びアルケニル芳香族化合物のモル割合1:4乃至1
 : 100の混合物を、場合により不活性溶媒に溶解
させて、25乃至100℃の温度で3乃至300分間、
連続的に或は少しずつ準連続的に十分混合しながら、ジ
ビニル芳香族化合物に対し1.2乃至3.0モル当蛍の
1種類或は複数種類のリチウム有機化合物と不活性溶媒
との混合物を装填した容器中に導入し、重合させること
を特徴とする本発明方法により解決され得ることが見出
された。
(発明の構成) ジアルケニル芳香族化合物として使用に適するのは、分
子内に2個のビニリデン基を有し、1−位において少な
くとも1個のフェニレン基或はその誘導体により、1′
−位においてはH−或はアルキル基或はさらにフェニル
基或はその誘導体により置換されているものである。
ことに有利であるのは、ジアルケニル芳香族化合物とし
てm−もしくはp−ジビニルベンゼン乃至その相互混合
物及び工業的製造により入手されるようなビニル芳香族
化合物との混合物、及び/或はm−もしくはp−ジイソ
プロペニルベンゼン或はその核においてアルキル化され
た誘導体、及び/或は1′−位、1″ −位でフェニル
基或はその核アルキル化誘導体で置換されたm−もしく
はp−ジビニルベンゼン或はこれら混合物の使用である
ジアルキル芳香族化合物はスチレン或はその核において
アルキル基で置換された誘導体と混合するのが好ましい
リチウム有機化合物としては、アルキルリチウム化合物
、ことにn−ブチル−リチウム、5ec−ブチル−リチ
ウム及び/或はメチルリチウムが好ましい。
1乃至20モルのスチレン及び/或は核アルキルスチレ
ン及び/或はブタジェン、イソプレン或は2,3−ジメ
チルブタジェンに対する上記の付加物を使用することも
できるが、余り好ましくはない。
またアルケニル芳香族化合物及び/或はジエン及び/或
は他のイオン重合可能単量体の全部を或はそれぞれを、
請求項(1)による多官能性開始剤を使用してイオン重
合させ、場合により次いで適当な試薬により官能性化す
ることにより、分子量2000乃至200000の、場
合により官能性化された重合体の製造方法も有利である
。重合されるべきアルケニル芳香族化合物単量体として
は、例えばスチレン或は核においてもしくはα−位にお
いてアルキル化されたスチレン及び/或はジエンとして
ブタジェン或はイソプレン及び/或は他のイオン重合可
能単量体としてメタクリル酸エステル或はメタクリルニ
) IJルが使用される。重合体は重合74% T 後
アルキレンオキンド或はアルキレンスルフィドとの慣用
の反応により官能性化される。この重合体はまた重合終
了後、1,3−ジアザ−(3,1,O)へキサン乃至ア
ルジミンの類の試薬で処理してアミン末端基を導入する
こともできる。
本発明により得られるオリゴマー重合開始剤は、これを
使用してスチレン及びその誘導体及び/或はジエンのよ
うな単量体から2官能性重合体をもたらすことができる
。ますジエンを、次いてスチレンを重合させて典型的な
エラストマー特性を存する三元ブロック共重合体が得ら
れる。重合に続いてこの重合体は適当な試薬で官能性化
され得る。シッフ塩基或はジアジリジンにより例えばア
ミン末端基を有する重合体が得られるが、これはジイソ
シアナートで架橋可能である。オキシラン或はチラノで
連鎖停止反応をもたらしOH末端基あるいはSH末端基
を有すると同様の官能性化重合体がもたらされる。
本発明によるオリゴマー2官能性開始剤は、ジアルケニ
ル芳香族化合物を、好ましくはこれと多数倍過剰mのモ
ノアルケニル芳香族化合物との混合物をリチウム有機化
合物と共に、少なくとも3分間烈しく撹拌しつつ反応器
中に導入するときにのみ得られる。モノアルケニル芳香
族化合を2モル以下の毒で使用する場合には2官能性の
開始剤は全く或はほとんど得られない。最も良好な結果
は、モノアルケニル芳香族化合物を4モル乃至50モル
過剰量使用した場合にもたらされる。100倍モル以上
の過剰量を使用することは一般的に無意味である。生成
するオリゴマー開始剤の分子量が大きくなるだけで、多
官能性のそれ以上の改善をもたらし得ないからである。
ジアルケニル芳香族化合物としては、m−もしくはp−
ジビニルベンゼンもしくはこれらの混合物、ならびに例
えばm−及びp−ジビニルベンゼン40乃至60重量%
のばかに種々のビニルエチルベンゼン及び不活性副生成
物を含有する一般に入手可能の工業的混合物製品が好ま
しい。またジイソプロペニルベンゼンの種々の異性体或
は1゜3−ビス(l−フェニルビニル)−ベンゼン或は
その核アルキル置換誘導体ならびにこれらジアルケニル
芳香族化合物の混合物も有利に使用される。
モノアルケニル芳香族化合物としては、モノスチレン及
びその核アルキル置換誘導体が適当である。α−メチル
スチレンは余り適当ではなく、ジエンは不適当である。
ジアルケニル芳香族化合物及びモノアルケニル芳香族化
合物は、リチウムn様化合物を含有する反応器中におい
て分離するので、これらは混合物として共に給送するこ
とができる。この混合、給送前に不活性溶媒で希釈する
のが好ましい。給送は計量ポンプその他の計量装置によ
り行われる。連続給送の代わりに、混合物を準連続給送
、すなわち複数分11に分割して短い間隔を置いて、例
えば数分毎に給送することも可能である。好ましいのは
反応全域に対し均斉な定量給送であるが、これは一定の
限度内で変動させることもできる。しかしながら長時間
にわたり徐々に給送することが必要である。
単量体混合物をリチウムアルキルと共に急激に反応器に
給送するときは、多官能性開始剤は僅少量のみが得られ
るに過ぎず或は全く得られない。
好ましい給送はまた反応温度にも関係する。給送される
単量体が重合反応により迅速に費消されるように処理す
るのが好ましい。従って高温度は迅速な給送を可能なら
しめる。反応速度は周知のようにエーテルの存在により
高められるから、これに応じて低い温度で処理できる。
温度はりチウムアルキルの分解により制約される。原則
的に100°Cより高くないこと、好ましくは80°C
までとする。リチウムアルキル化合物のべ3度としては
、絶対的ではないが、500ミリモル/ノ乃至1ミリモ
ル/iの範囲が好ましい。反応条件の設定は個々につい
て容易に経験的になし得る。
反応用溶媒としては、シクロヘキサン、トルエン、ヘキ
サン、ベンゼンなどの一連の炭化水素がまず考えられる
。しかしながら、これは反応速度を高め、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、アニソールのような極性不
活性溶媒の含有量を少なくシ、重合終了に当たりミクロ
構造の変化をもたらす。
リチウム有機化合物としては、まずn−もしくは5ee
−ブチルリチウム、メチルリチウムなどの一連のりチウ
ムアルキルが考えられる。これらはスチレン或はジエン
との前駆反応で高分子リチウム化合物をもたらす。これ
により2官能性開始剤の品質には影響を及ぼさないが、
その分子量を相応して増大させる。
導入給送されるジアルケニル芳香族化合物と、反応容器
にあらかじめ装填されるリチウムアルキルとの量割合は
、生成多官能性間、始剤の特性に対応して定められる。
最良の結果は1:2±0.5モル当量の割合においても
たらされる。これより小さい割合では官能性の増大が極
めて著しくなり、1:1.2以下では後続重合ですでに
架橋された生成物がもたらされる。1:3より大きい割
合では2官能性開始剤の分子割合が期待量以下となる。
多官能性開始剤の製造に際し、本発明による反応を完結
させるため、ジアルケニル芳香族化合物の給送を停止し
た後も、なお少量のモノアルケニル芳香族化合物を給送
することができる。
理想的反応条件、すなわちジアルケニル芳香族化合物対
リチウム化合物の量割合が1:2.1の場合、単官能性
開始剤のほかに2官能性開始剤が有利に生成する。これ
は生成重合体の相対的増大速度につきゲル浸透クロマト
グラフィーにより確認することができる。2官能性重合
体の分子量は、単官能性重合体部分よりも2倍の速度で
増大する。
本発明により製造されるオリゴマー開始剤と本発明以外
の対照開始剤とを重合体製造のために使用して、歴然と
した差違が認められる。
(1)本発明により製造された開始剤によれば、重合体
溶液の粘度は低分子量状態においてすでに予期される以
上に高められる。これは、可逆網状構造が関連して両イ
オン性鎖末端で重合体が生長形成されるからである。こ
の関連性はカルボアニオン末端基、例えばリチウムアミ
ド、リチウムアルコラード或はリチウムチオラートの末
端基における、連鎖停止反応試薬による変化で強化され
、低い重合濃度、例えば5乃至7%程度、5乃至300
00の分子量においてすでにシェリー状体をもたらしつ
つゲル化が始まる。このゲル体は、大きな撹拌エネルギ
ー及び高い回転モーメントで完全反応を行い得るように
混和され得る。このゲル体に水成は水酸基もしくは活性
水素を佇する化合物を添加することにより、水希釈溶液
中のイオン架橋停止のために変化を生ずる。
本発明以外の方法で製造された開始剤は、このような挙
動を示さない。同一条件下のどのような反応相において
も、極めて低粘度の溶液が得られるに過ぎない。
■本発明により製造される、例えばジアジリジンと連鎖
停止反応を生じ各鎖末端にアミノ基ををする、ジエン(
及び当然ビニル芳香族化合物を含めて)を主体とする重
合体は、ジイソシアナートその他の試薬で架橋され得る
。このようなポリブタジェンの溶液はジイソシアナート
で架橋され、シリコーン処理紙上に注下し、乾燥するす
ることにより炭化水素に不溶性の乾燥弾性フィルムがも
たらされるが、これは裏側から剥離され、高い可逆性変
形をもたらす。
本発明によらない開始剤で同様に製造された重合体は粘
着性が著しいだけでエリ離不能であり、形成されるフィ
ルムは炭化水素に部分的或は完全に可溶性である。
オリゴマー多官能性開始剤の製造は、陰イオン重合のた
めの当業者に周知の不活条件下に、すなわち酸素及び水
の混在しない高純度の窒素或はアルゴンの雰囲気中で行
わねばならない。同様に、溶媒及び単量体は適当な方法
、例えば金属有機化合物で蒸留し、かつ/もしくは分子
篩或は酸化アルミニウムで乾燥することにより精製され
る。同様にして、また反応容器は、リチウム有機化合物
と反応するべき不純物を除去するために、完全に清浄し
たものを使用しなければならない。開始剤の分子量は1
000 g 1モル乃至3’0000 g1モルの範囲
であって、これはUV検出装置乃至屈折率検出装置を備
えたウォーターズ社(waters)の装置を使用し、
ゲル浸透クロマトグラフィー法により確認される。分子
量(MGW)は狭い分布範囲の標準重合体により形成さ
れるシングルポイントカーブて読取られる。
重合開始剤の製造に当たり最適な結果をもたらすため、
反応容器のあらゆる部分における迅速な反応にかかわら
ず均質な単量体濃度を維持するため反応容器導入口部に
おける反応容器内容物の完全な混和が必要である。
本発明による開始剤を使用して、三元ブロック共重合体
の連鎖停止反応なしに例えば2段階で単全体給送を行う
ことができる。これは第2段階においてメタクリル酸エ
ステル或はメタクリルニトリルのような単量体を重合す
る場合において特に意義がある。このようにして、例え
ばそれ以外では製造困難な末端ポリメタクリル酸エステ
ルブロックを有する三元ブロック共重合体を製造するこ
とができる。
更に官能性化により両末端に官能基を有する連鎖重合体
を製造することが可能となる。適当な官能性化剤として
は、例えば末端の1級或は2級ヒドロキシル官能性をも
たらすオキシラン(米国特許3786116号明細古参
照)或は末端にチオール基を導入するチイランが挙げら
れる。ヨーロッパ特許出願87103893.1  明
細書或は同公開0211395号公報、その他の諸文献
によれば、鎖末端に少なくとも1個のアミ7基を有する
重合体を製造することができる。この反応は上記諸文献
に記載されているので、ここで詳述することは省略する
。部分的には以下の実施例で引用される。この重合体が
全体的或は部分的にジエンから構成されている場合には
、更に次いで水素添加され、これにより脂肪族二重結合
を消失させることができる。この水素添加は常法通り分
子水素及び周期律表第8亜族金属の塩を主体とする均−
系或は不均一系触媒により行われる。この方法自体は公
知であり、例えば米国特許3113986号明細書、西
独特許出願公告1222266号、同1106961号
或は同公開2013263号同1595345号の各公
報に記載されている。
両末端にメルカプト基、ヒドロキシル基或はアミノ基を
有する重合体は、ポリウレタン、エポキシド及びその他
の樹脂のためのプレポリマーとして或は変性のために特
に重要である。芳香族ポリイソシアナートから成る「硬
質骨」及び官能性化可視性巨大分子から成る「軟質分」
より構成されたエポキシド樹脂及びエラストマーポリウ
レタンの製造は公知であり、バーセル/ハイデルベルク
/ニューヨークのヒュティヒ、ラント、ウエプフ、フェ
ルラーク(Hiittig und Wepf Ver
lag)社刊、H,P、 エリアス(Elias)の「
マクロモレキュール」第4版(1981) 778−7
80頁及び809−812頁及びこれに引用された諸文
献に記載されている。
熱可塑性ポリウレタン中の「軟質分」としてのポリブタ
ジェンジオールは、ことに良好な「硬質骨及び軟質分」
の混和性(これは使用及び加工処理技術の観点から要求
される)にかんがみて秀れており、これはミュンヘン/
ウィーンの71ンゼルフエルラーク(Hanser V
erlag )社刊、べ・7カー及びプラウ7 (Be
cker und Braun)の「タンストシュトッ
フハントブーク」第2版(1963) 、7巻「ポリウ
レタン」33頁に記載されている。
本発明により得られる重合体は、一般的に平均分子量(
重量平均Mw) 2000乃至200000、ことに3
000乃至30000ををし、これは基準に適当な標準
重合体と対比してゲル浸透クロマトグラフィー(GPC
)により測定される(ハイデルベルクのフェルラーク、
A、ヒュティヒ社(Verlag A、Huthig)
、!982年刊、G、ブレフナ−(G I ockne
r )の「ボリマーカラクテリジールング、ドゥルヒ、
フリュシッヒ力イツクロマトグラフィ−J  (Pol
ymercharakterisierung dur
ch Flussigkeitschromatogr
aphie)参照)。常法の通り、23°Cにおける0
、25重量%テトラヒドロフラン水溶液の形態において
、1.2 ml/minの貫流速度で測定される。多く
の官能性化重合体はGPC酸により吸収され、これは使
用不可能であるので、分子量は官能性化処理前に測定す
るのが好ましい。
重合体の加工処理は公知方法により、例えば非溶性媒体
中の沈澱或は溶媒の蒸散或は水蒸気蒸留により行われる
。或は脱気押出し機で脱気することによっても可能であ
る。
以下の実施例において前後段の相接続された2個の反応
容器が使用され、1000mm3容積のその第1反応容
器が開始剤製造のために使用される。これは磁気式撹拌
器、水浴、″純粋窒素洗浄器、ゴムバッキング被蓋を具
備し、計量ポンプで給送導入し得るようになされている
。ここで製造された開始剤はテフロン導管を経て第2主
反応容器に給送される。
主反応容器としては、撹拌器、−30’Cの塩水で操作
される塩水還流冷却器、同様に塩水還流冷却器を具備す
る滴下漏斗、ゴムバッキング被蓋ならびに純粋窒素洗浄
器及び加熱乃至冷却マントルを具備する10ノ容積のガ
ラスフラスコが使用される。窒素は、2%のりチウムオ
ーガニルを含有する白油を使用して洗浄することにより
、酸素及び水分が除去される。反応容器はまず若干のス
チレンを添加したリチウム有機化合物のシクロヘキサン
溶液で処理される。溶液の活性指示薬として作用する橙
色染料は反応終了に至るまで存在しなければならない。
上記溶液は排出され、あらかじめ分子篩によりカラムで
浄化されたシクロヘキサンで充満される。以前として残
存する不純物乃至よごれは、40°Cのスチレン5 m
m3を添加した後、ゴムバッキング被蓋から計量導入口
を経て僅かな橙色調が表れるまでリチウム有機化合物を
滴下する。
本発明による重合体は以下の分析法により特徴ずけられ
る。
分子ffi (MGW )は、非変性重合体のTHF溶
液につき、UV検出装置及び屈折率検出装置を備えたウ
ォーターズ社の装置により測定され、狭い分子量分布の
基準重合体で補正された補正カーブから読取られる。
共重合体の場合には、分子量は両単独重合体の補正カー
ブ間の綜合に相当する算術平均を基礎にして経験的に算
出された。GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)は多
(の変性重合体について対向両末端基のために測定不能
である。全窒素含有量はケルプール法により、塩基窒素
につき重合体のジクロルベンゼン/氷酸酸中溶液を電位
差計式滴下法により0.I Nの過塩素酸を使用して測
定された。
粘度(VZ)は旧N 51562によりトルエン中(ト
ルエン100 c−’に対し重合体0.5g)25°C
で測定した。
機械的特性(300%延伸引張り強さ、せん断強さ、破
断時伸び)は旧N 53455により2枚のテフロン盤
体内で押圧された板体乃至シートにより打抜かれた試料
について行った。
実」1例」− 純粋窒素雰囲気下に5eC−ブチルリチウムシクロヘキ
サン溶液を給送してすべての陰イオン活性不純物を除去
した。上述装置前段反応容器に、3000m3のシクロ
ヘキサンを装填し、5eC−ブチルリチウム12.5m
molを注入した。烈しく撹拌しつつ50°Cにおいて
6.8mmolのジビニルベンゼン、62.5mmol
のスチレン及び95 cm3のシクロヘキサンから成る
混合物を一様の速度で60分間にわたり計量ポンプで給
送し、次いで50 am3のシクロヘキサンに25mm
olのスチレンを溶解させた溶液を給送した。公知の手
法(例えば米国特許3217051号、同331705
2号明細書参照)により、ジビニルベンゼンをCu2C
l。で93.5%の濃度とし、蒸留に附する前にトリエ
チルアルミニウムにより精製した。
GPCにより以下の組成を確認した。p−ジビニルベン
ゼン75%、m−ジビニルベンゼン5.9%、エチルビ
ニルベンゼン5.9%、不活性炭化水素0.6%。
添加終了から60分を経て、前段反応容器の暗紅掲色内
容物を、70°Cに加熱したシクロヘキサン3 を装填
した主反応容器に圧送した。次いで60分間にわたり1
88gのブタジェンを給送し、この温度で重合を完結さ
せた。
得られた高粘度、澄明性橙色溶液から試料を採取し、水
で洗浄した。GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)に
より分子量40000に主ピーク値のあることが確認さ
れた。
溶液の大部分を40″Cまで冷却し、1,5−ジアザビ
シクロ(3,1,0)ヘキサンを添加した。
この溶液は1秒間でシェリー状粒体に変化し、これを大
きな回転モーメントで極めて徐々に混和した(毎分0.
5回転)。20分後、ヒドラジンヒドラ−) 12.5
mmolを添加した。ただちに、澄明淡黄橙色の水様希
薄溶液をもたらした。これをエタノール中に注下して重
合体を分離した。アルコールで2回処理し、Ingan
ox 1076 (バーゼル、チバガイギー社商品名)
で安定化した後、50℃で真空下に乾燥した。VZT:
62.1、ケルダールによる窒素含量0.18%。塩基
窒素0.17%、MGW 40000  (2官能性=
モル当たり4N)に対する理論量0614%N含量。
重合体5gを無水シクロヘキサン25 am3に溶解さ
せ、ヘキサメチレンジイソシアナート(HMDI)のシ
クロヘキサン溶液0.33mmolを添加した。よく混
和した後、シリコーンペーパー上に注下した。
室温で乾燥(約3時間)後、軽粘着性の弾性シートは剥
離することができたが、炭化水素には不溶性で、著しく
膨潤した。
肚土災呈刊1 前段反応容器中における触媒製造に際し、あらかじめ装
填された5ee−ブチルリチウムに、スチレンを使用す
ることなくジビニルベンゼンを給送シた以外は実施例1
と同様の処理を行った。ブタジェン添加開始時に濃乳白
色の混濁が生じ、これはヒドラジンヒトラードの添加後
再び消失した。重合の間及び官能性化後において、粘度
は低度であった。
生成重合体については以下の数値が得られた。
NGW(GPC)については分子量24000に分布ピ
ークが確認された。窒素含存分(ケルダール) Q、1
4%、2官能性重合体(分子量たり4N)に対する理論
量0.23%。
実施例1におけると同様のHD旧の添加により、強粘度
性フィルムが形成されたか、これはシートから機械的に
剥離することができずシクロヘキサンに完全に溶解した
1 ゾ11 + あらかじめ装土眞した5ec−ブチルリチウムに2.5
乃至4モルのスチレンと共にジビニルベンゼンを添加す
るほかは、実施例1と同様に処理した。生成重合体につ
いて以下の結果が得られた。
江上災簾■ユ MGW(GPC)= 35000 窒素含有分(ケルダ・−ル)=0.17%HM旧の添加
により24時間後、強粘若性フィルムはシートから剥離
不能であった。
江上災翌[ MGW(GPC)= 37000 窒素含有分(ケルダール)=0.15%HMD 1の添
加により24時間後、中度の粘着性を有するフィルムは
シートから部分的のみ剥離可能であった。
址土災呈■旦 前段反応容器中における触媒製造に際して、あらかじめ
装填された5ec−ブチルリチウムにジビニルベンゼン
とスチレンの混合物を一度に添加したほかは実施例1と
同様の処理を反覆した。重合後の溶液粘度は低度であっ
た。
GPC(ゲル浸透クロマトグラフィー)によりMGW2
3000に狭いピークを有することが確認された。
最終生成物につきVZ44.7%、ケルダールによる窒
素含有分0.17%(理論量0.24%)が確認された
実施例1と同様にしてHD旧を添加したが、剥離不能の
フィルムが形成され、これはシクロヘキサンに完全に溶
解された。
肢土尖簾■五 前段反応を30℃で行うほかは、実施例1の処理を反覆
した。ブタジェンの重合により濃乳白色の混濁を生じた
。重合及び官能性化処理は低粘度状態で推移した。
MGW(GPCン= 3QQOQ 窒素含有分=0.16% HMD Iの添加により24時間後、強粘着性、エリ離
不能のフィルムが形成された。
この対比実験例は、前段反応の反応速度に対して温度が
低きに過ぎ、使用するに足りる触媒が得られなかったこ
とを示す。
L立■2 実施例1と同様の反応装置において、前段反応容器に3
00 cm’のシクロヘキサンをあらがしめ装填し、6
.25mmolのsee〜ブチルリチウムを注入給送し
た。烈しく撹拌しつつ、この溶液にジビニルヘア セン
3.4mmol 及ヒp−メチルスチレン272mmo
 Iの混合物をシクロヘキサン1oocm3に溶解させ
た溶液を50°Cで60分間にわたり滴下した。
60分後、生成した澄明紅橙色溶液を2500cm3の
シクロヘキサンを装填した主反応容器に移送した。次い
で195gのブタジェンを70 ’Cで滴下し、この温
度で30分間重合させた。次いでなお63.5gのスチ
レン60°Cにおいて重合させた。
40℃に冷却後、粘稠橙紅色溶液に6.25mmo I
の1.5−ジアザ−ビシクロ(3,1,O)ヘキサンを
添加して、溶液粘度は更に急激に上昇した。
この重合体を更に実施例1のように処理した。
コノ多官能性リチウム重合開始剤とブタジェンとの反応
後、GPCにより重合体分子量の双峰性分布が見出され
た(第1図参照)。クロマトグラムは、単官能性部分に
基因する平均分子量M53000g/mo Iの狭い分
布の低分子重合体部分と、2官能性成長に重合体鎖基因
するべき平均分子ff1M100000g/molの広
い分布の高分子重合体部分とを示している。該図面のV
e(counts)はゲル浸透クロマトグラフィーにお
ける重合体溶出のための計測単位を意味する。
RI及びUVは屈折率検出装置及び紫外線検出装置の、
吸収曲線である。
スチレン添加により、2官能性成長重合体鎖の平均分子
量は、単官能性成長鎖に比して期待通り2倍の速さで増
大する(これについては第2図参照)。
更に第1図及び2図のUV吸収を比較すると、高分子2
官能性成長重合体部分は、低分子単官能性成長重合体部
分に対して、著しく大量のスチレンを成長重合体中に取
込んでいることを示している。この高い取込み割合は2
官能性成長重合体においても期待される。
ケルダールによる窒素含有分は0.17%である。
末端アミ7基を有する重合体にI(MDIを添加するこ
とにより架橋がもたらされる。12時間乾燥後、乾燥状
態、剥離可能のフィルムが形成された。
炎血立玉 本実施例においては、重合開始剤は主反応容器中におい
て、しかしながらテトラヒトフランの存在下に製造され
た、主反応容器にはあらがじめ3000cm3のシクロ
ヘキサン、125mmolのTHF 。
12.5mmolの5eC−ブチルリチウム及び25m
molのスチレンを装填した。60°Cで60分間にわ
たり、foo cm3のシクロヘキサン、6.25mm
olのジビニルベンゼン(工業的製品、組成はm−ジビ
ニルベンゼン46%、p−ジビニルベンゼン20%、m
−及びp−エチルビニルベンゼン25%及び7%、メチ
ルインデン1%)及び62.5mmolのスチレンの混
合物を計量ポンプにより均斉に給送した。次いで30分
間にわたり50 c−3のシクロヘキサン及び25mm
olのスチレンから成る混合物を給送した。
更にこの暗橙色溶液に70 ’Cにおいて280 cm
3(175g)のブタジェンを60分間にわたり給送し
、給送終了後60分を経て40 ’Cに冷却し、12.
5mmolの1,5−ジアザービシクo(3,i。
O)ヘキサンで官能性化した所、著しい粘度上昇が観察
されたが、なお撹拌は可能であった。次いで実施例1と
同様の処理を行った。
分子量分布は狭く、分子、Q26000が確認された。
VZ=51、ケルダールによる窒素含有分=0.21%
(理論量0122%)。
実施例1と同様にHMD Iを添加して、シクロヘキサ
ンに不溶性で膨潤する、台紙から容易に剥離可能の乾燥
、弾性フィルムが形成された。
尖立務1 実施例1と同様の装置において、前段反応容器に300
 c−3のシクロヘキサンと12.5mmolの5ec
−ブチルリチウムを装填した。50 ’Cで60分間に
わたり、100 cm3のシクロヘキサン、6.25m
mo 1のm−ジイソプロペニルベンゼン及び125m
molのスチレンから成る混合物を、次いで30分間に
わたり50m1のヘキサン中20mmolのスチレンを
計量給袋した。これにより澄明暗紅褐色の触媒溶液が得
られ、これを25oocr3のシクロヘキサンを装填し
た主反応容器に圧力給送した。
70°Cで70分間にわたり600 cm3(188g
 )のブタジェンを重合させた。色は黄橙色に変わった
。給送終了後30分を経て、40°Cに冷却し、12.
5 mmolの1,5−ジアザ−ビシクロ(3,1,0
)ヘキサンで官能性化し、これにより硬シェラチン様生
成物が得られた。実施例1と同様にこの重合体を処理し
た。
GPCにより狭い分子量分布及び分子ffi 3000
が確認された。官能性化後、VZ=56.8、ケルダー
ルにより窒素含を分=0.21%(理論ff10.19
%)が確認された。HMDIを添加し、24時間後、台
紙から剥離し得る弾性乾燥フィルムが形成された。
又胤胴玉 実施例3と同様に、ただしジイソプロペニルベンゼンの
代わりに工業的ジビニルベンゼン(実施例2参照)を使
用し、ブタジェン重合終了後、スチレン含存分25%の
三元共重合体製造のために、70cI113のスチレン
を重合させて処理した。
次いで同様に官能性化し、後処理した。
以下の分析結果が得られた。
ブタジェンを重合終了後のGPC: M(J40000(7)単−主ヒ−1、VZ=58.3
スチレン重合終了後のGPC: MGW50000ノ主ヒー り、VZ= 64.9最終
生成物のケルダールによる窒素含有分0.17%(MG
lf50000の理論量0.112%)が確認された。
重合体はフィルム形状で三元共重合体に特有の弾性的特
性を示した。
HMDI添加により、3時間後強靭な完全乾燥高弾性フ
ィルムが、24時間後ジシクロヘキサン中膨潤するがこ
れに不溶性であった。
爽立1一 実施例1と同様の前段反応容器に300 am3のシク
ロヘキサンと3.6mmo lの5ec−ブチルリチウ
ムを装填した。烈しく撹拌しつつ、1.8mmolの1
゜3−ビス(1−フェニルビニル)ベンゼン及び250
mmolのスチレンと2000m3のシクロヘキサンを
60分間にわたり50’Cで連続的に滴下した。
給送終了後60分を経て、生成紅褐色の重合開始剤溶液
を、2500cm3のシクロヘキサン及び13gのブタ
ジェンを装填した重合反応容器に移送した。
70℃に加熱した溶液に117gのブタジェンを滴下し
、60分間この温度で重合させた。次いで47゜2gの
スチレンを70°Cで30分間重合された。
極めて高い粘稠性の重合体溶液(重合体濃度8重量%)
が得られ、これに3.7 mmolの1,5−ジアザ−
ビシクロ(3,1,0)ヘキサンを添加することにより
、極めて徐々にのみ混和し得る高粘度状態となった。3
.7 mmolのヒドラジンヒトラードを添加して再び
弱流動性重合体溶液が形成された。
この共重合体のGPC(第3図参照)は、双峰性重合体
分布を示し、これは単官能性及び2官能性重合体鎖の同
時的な阻害されない成長に基因する。
低分子単官能性成長重合体鎖のMGWは150000g
/molであり、これに対して広い分布を示すM(J3
00000 g / mo lの2官能性成長重合体鎖
は予想通02倍の平均分子量を示す。
【図面の簡単な説明】
第1乃至3図はそれぞれ本発明による重合開始剤を使用
して形成された各重合体の平均分子ff1Mの分布を示
す図表であって、We (counts)はゲル浸透ク
ロマトグラフィーにおける重合体溶出の計ff1l+単
位、RI及びUVはそれぞれ屈折率検出装置及び紫外線
検出装置による吸収曲線(前者は実線、後者は破線)で
ある。 代理人弁理士  1)代 照 治 5丈 吠 ■  CI σ  フ      1 I 0C10 0< − く− U″1 % \、 〜、 〜−一 パゝ\                σく o       −”              ”
、、、 −、−0 (δ Q   ゛     0 吸 収 ミ ロN−ソズー 手続補正帯 昭和63年7月6日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不活性条件下に、ジエン及び/或はアルケニル芳
    香族化合物及び/或は他のイオン重合可能単量体をイオ
    ン重合させて分子量2000乃至200000の単独重
    合体、共重合体或はブロック重合体とするためのオリゴ
    マー多官能性開始剤を製造する方法において、ジアルケ
    ニル芳香族化合物及びアルケニル芳香族化合物のモル割
    合1:4乃至1:100の混合物を、場合により不活性
    溶媒に溶解させて、25乃至100℃の温度で3乃至3
    00分間連続的に或は少しずつ準連続的に十分混合しな
    がら、ジビニル芳香族化合物に対し1.2乃至3.0モ
    ル当量の1種類或は複数種類のリチウム有機化合物と不
    活性溶媒との混合物を装填した容器中に導入し、重合さ
    せることを特徴とする方法。
  2. (2)請求項(1)により製造されたオリゴマー多官能
    性重合開始剤。
  3. (3)得られた開始剤を、アルケニル芳香族化合物及び
    /或はジエンから場合により多官能性化された重合体乃
    至ブロック共重合体の製造用に使用する用途。
  4. (4)請求項(3)による重合体を、ポリウレタン、エ
    ポキシド樹脂或はその他の樹脂のためのプレポリマーし
    とて使用する用途。
JP63083242A 1987-04-08 1988-04-06 陰イオン重合用の多官能性開始剤の製造方法、オリゴマー多官能性重合開始剤及び得られた重合体を、場合により多官能性化された重合体を製造するために、また他の樹脂のためのプレポリマーとして使用する用途 Pending JPS63265902A (ja)

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