JPS63265859A - セラミツク絶縁材料 - Google Patents
セラミツク絶縁材料Info
- Publication number
- JPS63265859A JPS63265859A JP62100268A JP10026887A JPS63265859A JP S63265859 A JPS63265859 A JP S63265859A JP 62100268 A JP62100268 A JP 62100268A JP 10026887 A JP10026887 A JP 10026887A JP S63265859 A JPS63265859 A JP S63265859A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sio2
- insulating material
- weight
- al2o3
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title abstract description 10
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 title abstract 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 19
- 239000012671 ceramic insulating material Substances 0.000 claims description 15
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 12
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 239000005368 silicate glass Substances 0.000 claims description 3
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 47
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract description 25
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract description 21
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract description 20
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract description 20
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract description 20
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract description 19
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 5
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 abstract 5
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 abstract 5
- 238000001354 calcination Methods 0.000 abstract 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 14
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 10
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 9
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 8
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 7
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 7
- SMZOGRDCAXLAAR-UHFFFAOYSA-N aluminium isopropoxide Chemical compound [Al+3].CC(C)[O-].CC(C)[O-].CC(C)[O-] SMZOGRDCAXLAAR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 6
- LFQCEHFDDXELDD-UHFFFAOYSA-N tetramethyl orthosilicate Chemical compound CO[Si](OC)(OC)OC LFQCEHFDDXELDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 5
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 5
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N Ammonium hydroxide Chemical compound [NH4+].[OH-] VHUUQVKOLVNVRT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 235000011114 ammonium hydroxide Nutrition 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 3
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 3
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007062 hydrolysis Effects 0.000 description 2
- 238000006460 hydrolysis reaction Methods 0.000 description 2
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 101001077535 Emericella nidulans (strain FGSC A4 / ATCC 38163 / CBS 112.46 / NRRL 194 / M139) Nicotinate hydroxylase hnxS Proteins 0.000 description 1
- 150000004703 alkoxides Chemical class 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000000280 densification Methods 0.000 description 1
- 239000002270 dispersing agent Substances 0.000 description 1
- 238000007606 doctor blade method Methods 0.000 description 1
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 230000001376 precipitating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 238000009849 vacuum degassing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0306—Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はセラミック回路基板に使用できるセラミック絶
縁材料に関するものである。
縁材料に関するものである。
(背景技術)
セラミック回路基板に使用されるセラミック絶縁材料と
しては、緻密な焼成体が得られ、かつ優れた物理的特性
を有する高品質のものであることが要求される。具体的
には、演算素子などの信号の伝播時間短縮のために比誘
電率が低いのがよく、またシリコンチップとの間の熱応
力の関係で熱膨張係数がシリコンチップの熱膨張係数に
近いもの程よ(、さらには強度上抗折強度の高いものが
よい等種々の特性が要求される。
しては、緻密な焼成体が得られ、かつ優れた物理的特性
を有する高品質のものであることが要求される。具体的
には、演算素子などの信号の伝播時間短縮のために比誘
電率が低いのがよく、またシリコンチップとの間の熱応
力の関係で熱膨張係数がシリコンチップの熱膨張係数に
近いもの程よ(、さらには強度上抗折強度の高いものが
よい等種々の特性が要求される。
従来、セラミンク回路基板に使用されるセラミンク絶縁
材料としてはアルミナセラミックが一般的であった。し
かし、アルミナは比誘電率が約9(1MHz)と高いた
め、演算素子などの信号の伝播遅延時間が大きい。また
、熱膨張係数が7.0X10−6/℃とシリコンチップ
の3.5 Xl0−6/”Cに比して大きく異なるため
、シリコンチップとセラミック基板との間の熱応力によ
りシリコンチップにクランクが入ったり、シリコンチッ
プが剥がれたりする問題点がある。アルミナセラミック
に対するこれらの問題点は、最近の集積回路に要求され
ている高密度化、高速化、高信頼性化の障害となってい
る。
材料としてはアルミナセラミックが一般的であった。し
かし、アルミナは比誘電率が約9(1MHz)と高いた
め、演算素子などの信号の伝播遅延時間が大きい。また
、熱膨張係数が7.0X10−6/℃とシリコンチップ
の3.5 Xl0−6/”Cに比して大きく異なるため
、シリコンチップとセラミック基板との間の熱応力によ
りシリコンチップにクランクが入ったり、シリコンチッ
プが剥がれたりする問題点がある。アルミナセラミック
に対するこれらの問題点は、最近の集積回路に要求され
ている高密度化、高速化、高信頼性化の障害となってい
る。
一方、比較的比誘電率及び熱膨張係数とも小さい材料と
して、最近注目されているものの1つに、A!2203
とSiO2 の二成分系から成る化合物のムライト(
3Aff203・ 2Si02)がある。ムライトは比
誘電率が6.5〜7.0 (1MHz) 、熱膨張係
数が5.0xlQ−6/℃という特性を有している。し
かし、従来のムライト原料粉末は粒径が大きく 、16
00℃以下の温度では、充分な緻密化は達成されない。
して、最近注目されているものの1つに、A!2203
とSiO2 の二成分系から成る化合物のムライト(
3Aff203・ 2Si02)がある。ムライトは比
誘電率が6.5〜7.0 (1MHz) 、熱膨張係
数が5.0xlQ−6/℃という特性を有している。し
かし、従来のムライト原料粉末は粒径が大きく 、16
00℃以下の温度では、充分な緻密化は達成されない。
さらに従来のムライトを含むアルミナ−シリカ系原料粉
末は、純度が低く、原料粉末中にNa−、K、Li等の
不純物を多く含み、焼結体の絶縁特性、強度および半導
体素子等に悪影響を及ぼしているという問題点がある。
末は、純度が低く、原料粉末中にNa−、K、Li等の
不純物を多く含み、焼結体の絶縁特性、強度および半導
体素子等に悪影響を及ぼしているという問題点がある。
(発明の目的)
本発明は上記問題点を解消すべくなされたものであり、
その目的とするところは、集積回路の高速化、高密度化
にともない、従来のムライト質焼結体より低温で焼成が
可能であり、比誘電率が低く、熱膨張係数がシリコンの
それに近く、しかも基板材料として充分な抗折強度を有
するセラミック絶縁材料を提供するにある。
その目的とするところは、集積回路の高速化、高密度化
にともない、従来のムライト質焼結体より低温で焼成が
可能であり、比誘電率が低く、熱膨張係数がシリコンの
それに近く、しかも基板材料として充分な抗折強度を有
するセラミック絶縁材料を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的による本発明に係るセラミック絶縁材料は、酸
化物換算で、A 0203とSiO2とが、10重量%
≦Aβ203< 60重量%、90重量%≧SiO2>
40重量%の範囲で実質的に100重量%となる化学組
成を有し、1600℃以下の温度で焼成して成ることを
特徴としている。
化物換算で、A 0203とSiO2とが、10重量%
≦Aβ203< 60重量%、90重量%≧SiO2>
40重量%の範囲で実質的に100重量%となる化学組
成を有し、1600℃以下の温度で焼成して成ることを
特徴としている。
一般にアルミナ(Aff203)単独の場合の焼成温度
は1600°Cよりもかなり高い温度を必要とする。
は1600°Cよりもかなり高い温度を必要とする。
そして^2203にシリカ(Si02)を混入させるこ
とで焼成温度を低下させることができる。この場合、S
iO2が40重量%を超えると焼成温度低下の幅が大き
くなって(る。しかし、従来のように粒径が数μm以上
と大き(、かつ焼結体の絶縁性、強度および半導体素子
等に悪影響を及ぼす不純物濃度の高いAff203とS
iO2とを単に混合させて焼成するのでは反応性に乏し
く 、1600℃以下の温度で充分な緻密度を有するセ
ラミックを得ることはできない。
とで焼成温度を低下させることができる。この場合、S
iO2が40重量%を超えると焼成温度低下の幅が大き
くなって(る。しかし、従来のように粒径が数μm以上
と大き(、かつ焼結体の絶縁性、強度および半導体素子
等に悪影響を及ぼす不純物濃度の高いAff203とS
iO2とを単に混合させて焼成するのでは反応性に乏し
く 、1600℃以下の温度で充分な緻密度を有するセ
ラミックを得ることはできない。
本発明では、Aff20aとSiO2の粒子の平均粒径
が4μm以下、特に好適には1μm以下となるように調
整している。このように両粒子をファイン化することで
、両粒子が分子レベルで混在し、反応性が向上する。ま
た、^e203.SiO2粉末を、Aβ、Si以外のN
a、 K 、 Li等の焼結体の絶縁性、強度および半
導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量が2500p
prr1以下、特に好適には1100pp以下となるよ
うに純度が高いものに調整している。
が4μm以下、特に好適には1μm以下となるように調
整している。このように両粒子をファイン化することで
、両粒子が分子レベルで混在し、反応性が向上する。ま
た、^e203.SiO2粉末を、Aβ、Si以外のN
a、 K 、 Li等の焼結体の絶縁性、強度および半
導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量が2500p
prr1以下、特に好適には1100pp以下となるよ
うに純度が高いものに調整している。
本発明では、Aff20a、SiO2の原料混合粉末を
、A f2203が10重量%以上で60重量%未満、
SiO2が90重量%以下で40重量%を超える範囲の
間の組成のものとし、前記したムライトの組成のものよ
りSiO2の量が多くなるように設定して、まず組成的
に低温焼成がし易くなるようにしている。
、A f2203が10重量%以上で60重量%未満、
SiO2が90重量%以下で40重量%を超える範囲の
間の組成のものとし、前記したムライトの組成のものよ
りSiO2の量が多くなるように設定して、まず組成的
に低温焼成がし易くなるようにしている。
そして単に両粉末を混合しただけでは前記したように緻
密、かつ必要な特性を有している焼結体が得られないも
のであるところを、上記のように両粉末の平均粒径が4
μm以下で、かつNa、 K、Li等の元素の不純物濃
度が2500ppm以下という両条件が相乗的に作用す
ることで初めて1600’c以下の温度で、緻密かつ所
望の特性を有するセラミック材料が得られることを見い
出したのである。
密、かつ必要な特性を有している焼結体が得られないも
のであるところを、上記のように両粉末の平均粒径が4
μm以下で、かつNa、 K、Li等の元素の不純物濃
度が2500ppm以下という両条件が相乗的に作用す
ることで初めて1600’c以下の温度で、緻密かつ所
望の特性を有するセラミック材料が得られることを見い
出したのである。
本発明では上記の組成範囲内においてA I2O3と5
iQ2とが実質的に100重量%となるようにする。
iQ2とが実質的に100重量%となるようにする。
実質的にとは前記のNa、 K 、 Li等の不純物元
素の所定量の混入は許容するという意味である。
素の所定量の混入は許容するという意味である。
焼成温度的に見れば、本発明においてもやはりA e2
03が多くなる程焼成温度が高くなり、約60重量%で
1600”C程度の温度が必要となる。八β203が少
なくなればなる程焼成温度が低くてよ< 、1300℃
程度の低温焼成が可能となる。しかし、A 2203が
10重量%よりも低くなると抗折強度が低くなるので好
ましくない。
03が多くなる程焼成温度が高くなり、約60重量%で
1600”C程度の温度が必要となる。八β203が少
なくなればなる程焼成温度が低くてよ< 、1300℃
程度の低温焼成が可能となる。しかし、A 2203が
10重量%よりも低くなると抗折強度が低くなるので好
ましくない。
なお本発明の化学組成においても、焼成温度が高いか、
温度保持時間が長いなどの焼成条件によっては、SiO
2の一部がクリストバライトとして析出し、みかけの熱
膨張係数を大きくするなどの特性の低下が起こる。
温度保持時間が長いなどの焼成条件によっては、SiO
2の一部がクリストバライトとして析出し、みかけの熱
膨張係数を大きくするなどの特性の低下が起こる。
本発明では、焼成条件を適宜設定することにより、クリ
ストバライトを析出させることなしに、すなわちムライ
ト相とシリケートガラス相から成る緻密な焼結体を得る
ことを可能としたものである。
ストバライトを析出させることなしに、すなわちムライ
ト相とシリケートガラス相から成る緻密な焼結体を得る
ことを可能としたものである。
また、焼成温度の低減を図るため、焼結体の電気的特性
に悪影舌を与えないアルカリ土類元素の酸化物(BaO
、SrO、MgO、CaOなど)を焼結助剤として0.
5〜5.0重量%添加した結果、焼結性が向上し、一層
低温での焼成が可能となると共に焼結助剤を添加しない
場合と同様基板材料として良好な電気的、熱的、機械的
特性を有することを明らかにした。
に悪影舌を与えないアルカリ土類元素の酸化物(BaO
、SrO、MgO、CaOなど)を焼結助剤として0.
5〜5.0重量%添加した結果、焼結性が向上し、一層
低温での焼成が可能となると共に焼結助剤を添加しない
場合と同様基板材料として良好な電気的、熱的、機械的
特性を有することを明らかにした。
本発明で提供されるセラミック材料は比誘電率(1MH
z)が6.5以下のものが得られる。これは前記したム
ライトが6.5〜7.0の範囲であるのに比して優れ、
特にSiO2量を増量することで比誘電率(IM)lz
)が5以下のものが得られる。
z)が6.5以下のものが得られる。これは前記したム
ライトが6.5〜7.0の範囲であるのに比して優れ、
特にSiO2量を増量することで比誘電率(IM)lz
)が5以下のものが得られる。
熱膨張係数は1.5〜5.OxlO−6/”c (30
〜400℃)程度となり、シリコンチップの熱膨張係数
の3.5 xlO−6/℃に接近している。
〜400℃)程度となり、シリコンチップの熱膨張係数
の3.5 xlO−6/℃に接近している。
また抗折強度はA 2203の量が多い程高いものとな
るが、A 2203が10重量%程度であっても15k
ir/mm2以上となり、実用上全く問題はない。
るが、A 2203が10重量%程度であっても15k
ir/mm2以上となり、実用上全く問題はない。
前記した原料粉末の調整は、金属アルコキシドを出発原
料として調整することができる。なお他の原料を出発原
料として用いても上記と同様の組成および条件が得られ
れば本発明に包含されることはいうまでもない。
料として調整することができる。なお他の原料を出発原
料として用いても上記と同様の組成および条件が得られ
れば本発明に包含されることはいうまでもない。
(実施例)
以下には本発明の具体的な実施例を示す。
なお本発明はこれら実施例に限定されないことはもちろ
んである。
んである。
実施例1
アルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートに濃
アンモニア水を加え、pHllで加水分解を行い、Aβ
203とSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の粒度
は平均粒径1μm以下であり、またAA、St、以外の
元素の酸化物混入量は1100pp以下であった。
アンモニア水を加え、pHllで加水分解を行い、Aβ
203とSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の粒度
は平均粒径1μm以下であり、またAA、St、以外の
元素の酸化物混入量は1100pp以下であった。
A f1203.SiO2の混合比率は出発原料のアル
ミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を調
整することで種々変えることができる。
ミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を調
整することで種々変えることができる。
上記のようにして得られた混合粉末を1200°Cにて
1時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一
部生成した。。
1時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一
部生成した。。
上記加熱処理した粉末に溶媒を加え、振動ミルにて24
時間粉砕後、乾燥、造粒し、静水加圧法により板状の成
形体を作成した。
時間粉砕後、乾燥、造粒し、静水加圧法により板状の成
形体を作成した。
成形体を酸化性雰囲気中で最高温度1300°Cで4時
間保持して焼成した。
間保持して焼成した。
本実施例による、八β203とSiO2の種々の組成比
率における各焼結体の焼成密度、比誘電率(1MHz)
、熱膨張係数(30〜400℃)および抗折強度を表1
に示す。
率における各焼結体の焼成密度、比誘電率(1MHz)
、熱膨張係数(30〜400℃)および抗折強度を表1
に示す。
なお、同じ組成でもより高温で焼成した場合などには、
クリストバライトが析出する。クリストバライトが存在
する場合には、比誘電率はやや高くなり、熱膨張係数は
200″C付近の体積変化に伴明細書の浄占(内eFI
:変更なしン 表 1 実施例2 アルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートに濃
アンモニア水を加え、PHIIで加水分解を行い、A
fi20aとSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の
粒度は平均粒径4μm以下であり、またへl、Si以外
のNa−、K 、Ll等の焼結体の絶縁性、強度および
半導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量は2500
ppm以下であった。
クリストバライトが析出する。クリストバライトが存在
する場合には、比誘電率はやや高くなり、熱膨張係数は
200″C付近の体積変化に伴明細書の浄占(内eFI
:変更なしン 表 1 実施例2 アルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートに濃
アンモニア水を加え、PHIIで加水分解を行い、A
fi20aとSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の
粒度は平均粒径4μm以下であり、またへl、Si以外
のNa−、K 、Ll等の焼結体の絶縁性、強度および
半導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量は2500
ppm以下であった。
A 120a、5iOzの混合比率は出発原料のアルミ
ニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を調整
することで種々変えることができる。
ニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を調整
することで種々変えることができる。
上記のようにして得られた混合粉末を1200℃にて1
時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一部
生成した。
時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一部
生成した。
上記加熱処理した粉末をボールミルに入れ、さらに有機
溶剤、結合剤、可塑剤、分散剤を加え、72時間混合し
てスラリーを作成した。真空脱気処理により、スラリー
から気泡を除去した。スラリーをドクターブレード法に
より厚さ0.4〜0.8mmのグリーンシートを作成し
た。
溶剤、結合剤、可塑剤、分散剤を加え、72時間混合し
てスラリーを作成した。真空脱気処理により、スラリー
から気泡を除去した。スラリーをドクターブレード法に
より厚さ0.4〜0.8mmのグリーンシートを作成し
た。
このグリーンシートを酸化性雰囲気中で最高温度130
0℃で4時間保持して焼成した。
0℃で4時間保持して焼成した。
本実施例で得られた焼結体の緒特性は、実施例1で示し
た値とほぼ同じであった。
た値とほぼ同じであった。
実施例3
アルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートに濃
アンモニア水を加え、P)Illで加水分解を行い、A
220sとSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の
粒度は平均粒径1μm以下であり、またAl、Si以外
のNas K % Ll等の焼結体の絶縁性、強度およ
び半導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量が110
0pp以下であった。
アンモニア水を加え、P)Illで加水分解を行い、A
220sとSiO2の混合粉末を得た。これら粉末の
粒度は平均粒径1μm以下であり、またAl、Si以外
のNas K % Ll等の焼結体の絶縁性、強度およ
び半導体素子等に悪影響を及ぼす元素の混入量が110
0pp以下であった。
A flv Oa、5iQ2の混合比率は出発原料のア
ルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を
調整することで種々変えることができる。
ルミニウムイソプロポキシドとメチルシリケートの量を
調整することで種々変えることができる。
上記のようにして得られた混合粉末を1200℃にて1
時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一部
生成した。
時間加熱処理した。この加熱処理によりムライトが一部
生成した。
ここで得られた粉末にMgOを0.5.1.0重量%添
加し2、溶媒を加え、振動ミルにて24時間粉砕後、明
a書の浄書(内容に変更なり 乾燥、造粒し、D水加工法により板状の成形体を作成し
た。
加し2、溶媒を加え、振動ミルにて24時間粉砕後、明
a書の浄書(内容に変更なり 乾燥、造粒し、D水加工法により板状の成形体を作成し
た。
成形体を酸化性雰囲気中で最高温度1550.1500
℃で2時間保持して焼成した。
℃で2時間保持して焼成した。
本実施例による^βzOa 40 重量%、SiO25
9.5および59.0重量%の各組成焼結体の焼成密度
、比誘電率(IMIlz) 、熱膨張係数(30〜40
0℃)及び抗折強度を表2に示す。
9.5および59.0重量%の各組成焼結体の焼成密度
、比誘電率(IMIlz) 、熱膨張係数(30〜40
0℃)及び抗折強度を表2に示す。
表 2
(発明の効果)
本発明により、酸化物換算でAR203が10重量%で
60重量%未満、SiO2が90重量%以下で40重量
%を超える範囲の化学組成とすることにより、1600
°C以下の低温で焼成可能で、比誘電率が低く、シリコ
ンに近い熱膨張係数を有し、さらに基板材料として充分
使用可能な抗折強度を有するセラミック絶縁材料が提供
された。
60重量%未満、SiO2が90重量%以下で40重量
%を超える範囲の化学組成とすることにより、1600
°C以下の低温で焼成可能で、比誘電率が低く、シリコ
ンに近い熱膨張係数を有し、さらに基板材料として充分
使用可能な抗折強度を有するセラミック絶縁材料が提供
された。
特にクリストバライトが析出しない低温度での焼成が可
能となり、焼成後の構成相がムライト相およびシリケー
トガラス相からなる緻密な焼結体の提供が可能となった
。
能となり、焼成後の構成相がムライト相およびシリケー
トガラス相からなる緻密な焼結体の提供が可能となった
。
本発明によるセラミック絶縁材料は、今後の回路基板に
要求される高速化、高密度化、大型化に充分対応できる
セラミック絶縁材料として使用できる。
要求される高速化、高密度化、大型化に充分対応できる
セラミック絶縁材料として使用できる。
また、上記原料粉末に焼結助剤としてアルカリ土類元素
の酸化物を0.5〜5.0重量%添加し、焼成して得ら
れた焼結体も上記同様、回路基板用セラミック絶縁材料
として有望である。
の酸化物を0.5〜5.0重量%添加し、焼成して得ら
れた焼結体も上記同様、回路基板用セラミック絶縁材料
として有望である。
手続補正書
昭和62年 8月12日
特許庁長官 小 川 邦 夫 殿
2、発明の名称
セラミック絶縁材料
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
4.1に迎入
8、補正の内容
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、酸化物換算で、Al_2O_3とSiO_2とが、
10重量%≦Al_2O_3<60重量%、90重量%
≧SiO_2>40重量%の範囲で実質的に100重量
%となる化学組成を有し、1600℃以下の温度で焼成
して成るセラミック絶縁材料。 2、前記Al_2O_3の化学組成が10重量%≦Al
_2O_3≦50重量%の範囲で、1400℃以下の温
度で焼成してなる特許請求の範囲第1項記載のセラミッ
ク絶縁材料。 3、前記焼成後の構成相がムライト相およびシリケート
ガラス相からなる特許請求の範囲第1項または第2項記
載のセラミック絶縁材料。 4、比誘電率が6.5(1MHz)以下である特許請求
の範囲第1項、第2項または第3項記載のセラミック絶
縁材料。 5、熱膨張係数が1.5〜5.0×10^−^6/℃(
30〜400℃)である特許請求の範囲第1項、第2項
、第3項または第4項記載のセラミック絶縁材料。 6、抗折強度が15〜50kg/mm^2である特許請
求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項
記載のセラミック絶縁材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100268A JP2710311B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | セラミツク絶縁材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100268A JP2710311B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | セラミツク絶縁材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63265859A true JPS63265859A (ja) | 1988-11-02 |
JP2710311B2 JP2710311B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=14269455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100268A Expired - Lifetime JP2710311B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | セラミツク絶縁材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710311B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015504835A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-02-16 | ニューサウス イノベイションズ ピーティーワイ リミテッド | パーコレーションムライトおよびその形成方法 |
WO2015040949A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 株式会社村田製作所 | アルミナ質セラミック配線基板及びその製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175724A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Ngk Insulators Ltd | Preparation of high purity ceramic powder |
JPS6136168A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-20 | 株式会社日立製作所 | 多層回路板とその製造方法 |
JPS61281013A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-11 | Chichibu Cement Co Ltd | 高純度ムライト質粉末の製造方法 |
JPS6217005A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-26 | Showa Denko Kk | 高純度ムライト粉末の製造方法 |
JPS6272555A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | 株式会社日立製作所 | ムライト系焼結体用粉末組成物 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62100268A patent/JP2710311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175724A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Ngk Insulators Ltd | Preparation of high purity ceramic powder |
JPS6136168A (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-20 | 株式会社日立製作所 | 多層回路板とその製造方法 |
JPS61281013A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-11 | Chichibu Cement Co Ltd | 高純度ムライト質粉末の製造方法 |
JPS6217005A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-26 | Showa Denko Kk | 高純度ムライト粉末の製造方法 |
JPS6272555A (ja) * | 1985-09-27 | 1987-04-03 | 株式会社日立製作所 | ムライト系焼結体用粉末組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015504835A (ja) * | 2011-12-09 | 2015-02-16 | ニューサウス イノベイションズ ピーティーワイ リミテッド | パーコレーションムライトおよびその形成方法 |
WO2015040949A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 株式会社村田製作所 | アルミナ質セラミック配線基板及びその製造方法 |
JPWO2015040949A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-03-02 | 株式会社村田製作所 | アルミナ質セラミック配線基板及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2710311B2 (ja) | 1998-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4749665A (en) | Low temperature fired ceramics | |
CN104774005A (zh) | 一种低温烧结无铅系微波介质陶瓷及其制备方法 | |
JPH01203242A (ja) | 低温焼成基板 | |
WO2012066976A1 (ja) | 結晶性ガラス粉末 | |
JPH03150236A (ja) | セラミック組成物およびその利用 | |
JP3419291B2 (ja) | 低温焼結磁器組成物及びそれを用いた多層セラミック基板 | |
JPS59137341A (ja) | 結晶化ガラス体 | |
JPS63265859A (ja) | セラミツク絶縁材料 | |
JPS5983957A (ja) | 結晶化ガラス体 | |
JPH0643258B2 (ja) | 回路基板用誘電体材料 | |
JPH02225339A (ja) | ガラスセラミック焼結体 | |
JPH10120436A (ja) | ガラスセラミック誘電体材料 | |
JPH01167259A (ja) | 電子部品パッケージング用のガラスセラミック基盤、その製造方法、およびそれに用いるガラス | |
JP3087656B2 (ja) | 低温焼結無機組成物 | |
JPS63295473A (ja) | 回路基板用誘電体材料 | |
JPS6049149B2 (ja) | 電子部品用白色アルミナ・セラミックの製造方法 | |
JP2008100866A (ja) | 結晶化ガラス、結晶化ガラスを含む電気回路基板材料、積層回路基板材料、低温焼成基板材料および高周波回路基板材料 | |
JP2566183B2 (ja) | 結晶化により主たる結晶相として六方晶コーディエライトを含有する焼結ガラスセラミックを生じ得るガラス粉末 | |
JP4047050B2 (ja) | 低温焼成磁器組成物及び低温焼成磁器並びにそれを用いた配線基板 | |
CN111470778A (zh) | 一种钙钡硅铝玻璃基低介低温共烧陶瓷材料及其制备方法 | |
JPH04114931A (ja) | ガラスセラミック焼結体の製法 | |
JPH01317164A (ja) | セラミック組成物 | |
JPS62252340A (ja) | ガラス焼結体およびガラスセラミツク焼結体 | |
CN109336577B (zh) | 一种陶瓷基板材料及其制备方法 | |
JP2011213570A (ja) | 結晶性ガラス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |