JPS63265813A - 触媒液の処理方法 - Google Patents

触媒液の処理方法

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JPS63265813A
JPS63265813A JP62098664A JP9866487A JPS63265813A JP S63265813 A JPS63265813 A JP S63265813A JP 62098664 A JP62098664 A JP 62098664A JP 9866487 A JP9866487 A JP 9866487A JP S63265813 A JPS63265813 A JP S63265813A
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JP
Japan
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colloid
catalyst
adsorbent
liquid
platinum group
Prior art date
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Pending
Application number
JP62098664A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Igarashi
五十嵐 渡
Riichi Okubo
利一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP62098664A priority Critical patent/JPS63265813A/ja
Publication of JPS63265813A publication Critical patent/JPS63265813A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/584Recycling of catalysts

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、触媒液の処理方法に関するものであり、特に
は無電解めっき用の活性核を付与するための白金族又は
金族触媒コロイドを含む触媒液から吸着剤を使用して白
金族又は金族触媒コロイドを分離回収することを特徴と
する触媒液の処理方法に関する。本発明は、プラスチッ
ク、セラミック等の不導体表面に無電解めっきを施すに
際して用いられる触媒液をそのまま廃棄処分するとと々
く、触媒液中のPdその他の白金族及び金族触媒コロイ
ドを分離回収し、その再使用を通してこれら稀少資源の
節約を図るものである。
発明の背景 近年、エレクトロニクス、オプトエレクトロニクス等の
ハイテク技術の急激外進歩に伴い、プラスチック、ガラ
ス、セラミック等の不導体材料上に金属めつぎ皮膜を形
成する手段として無電解めっき技術が重要な役割りを担
っているのは周知の通りである。更には、プラスチック
製品の装飾価値、商品価値を高め、プラスチックの耐吸
湿性、溶剤耐性その他の表面特性を改善し、更には機械
的性質を向上する為に、ABS樹脂、フッ素樹脂等の様
々のプラスチック製品の表面に電気めっき仕上げが行わ
れているが、そのための表面導体化の手段として無電解
めっき技術が用いられている。
こうした不導体表面への無電解めっきに当っての重要な
点は、その表面の活性化技術である。これは、不導体表
面に限られず、活性に乏しい金属表面に無電解めっきを
施す場合にも云えることである。
不導体表面或いは活性に乏しい金属表面の活性化は一般
に、アクチベーテイングとアクセレレーテイングという
2つの作用の下でもたらされる。
こうして触媒液に浸漬された被めっき品は、水洗後、銅
、ニッケル、銀等の無電解めっき操作を受ける。
従来技術 この触媒液は、消耗成分を補給しつつ、繰返し使用でき
るが、徐々に液の劣化が進行するため一定量の被めっき
品の浸漬が為された後には触媒液は更新されねばなら力
い。この際、使用ずみの触媒液は廃棄されるが、液中に
はパラジウム、白金等の白金族元素又は銅、金等の金族
元素を含むコロイドが存在している。また、上記したよ
うK。
触媒液に浸漬後、水洗が行われるが、この際に被めっき
品に付着し表かった触媒金属コロイドが一部流出する。
これまで、触媒液或いはその洗浄液かも触媒金属即ちパ
ラジウム等の白金族スは金族金属;ロイドを回収する試
みは報告されていない。
この理由は、触媒液は通常酸濃度が高いため、そのまま
廃棄することはできず、普通はアルカリで中和している
が、その際触媒液中に含まれるスズ化合物が加水分解し
て水酸化スズとして沈殿する。この水酸化スズは粒子が
非常に微細であるため濾過性が悪く、処理し難く、この
ため、パラジウム等の白金族又は金族触媒金属だけを分
離して回収することが難しかったためと推測される。
ともかくも、従来は、コロイドを回収することなく、廃
棄触媒液或いはその洗浄液をそのまま各成分を含む溶液
として、中和、沈殿生成、戸別等の通常的廃水処理法に
よって処理していたのが実情である。
しかしながら、白金、パラジウム等の白金族及び銅、金
などの金族元素はその資源の稀少性から最大限に再利用
する対策を打ちたてねば々らない。
ハイテク技術の進歩に伴い、これら触媒液の使用量は増
大の一途をたどるものと思われ、そうした対策の確立は
急務である。
発明の概要 上記要望に向け、本発明者等は検討を重ねた。
本発明者等は、廃棄触媒液及びその洗浄液においてはP
d、Pt等の白金族及び金族触媒金属が安定化されたコ
ロイドの形態で含まれている事実に注目した。このコロ
イドを分離回収することによって、液中に溶解している
白金族及び金族触媒金属は別として、そのほとんどを回
収しうるものと考え、その分離方法について検討を重ね
た結果、活性炭、アルミナ、シリカゲル等の吸着剤を用
いる吸着法が有効であることが判明した。触媒液或いは
その洗浄液中のコはイドを最先に分離するという発想に
よって、液中の白金族及び金族触媒金属の大半が簡便に
回収しさるのである。
斯くして、本発明は、白金族又は金族触媒金属を含有す
るコロイドを含む触媒液から該コロイドを吸着剤を使用
して分離回収することを特徴とする触媒液の処理方法を
提供する。
ここで、触媒液とは、無電解めっきの活性核を封与する
目的で添加されたPt、Pd等の白金族金属を含有する
コロイドを含む液体を包括するものであり、使用ずみ触
媒液、洗浄液等を対象とするものである。
一液凰の触媒液を例にとると、これは、白金族または金
族金属、代表的にパラジウムの塩と第一スズ塩とを作用
させて生成せしめたコロイドを含む溶液である。このコ
ロイド中に触媒液中の白金族及び金族金属のほとんどが
含まれている。通常、コロイドを安定化させるために、
高濃度の電解質または安定化剤が含まれている。電解質
としては塩酸や塩化ナトリウムが用いられそして安定化
剤としてはβ−す7タレンスルホン酸等の界面活性剤、
酒石酸等のカルボン酸、グルコースsのmeが用いられ
ている。
こうした触媒液は反復使用中劣化が進むため、やがては
更新されねばならない。廃棄される触媒液中にはいまだ
多量のコロイドが残留しており、本発明に従えばこのコ
ロイドが吸着剤を使用して最初に分離回収される。
吸着剤としては触媒液に不溶性のものならいずれも使用
でき、一般に容易に入手しうる活性炭、アルミナ、シリ
カゲル、ゼオライト等で充分に目的を達成する。
触媒液と吸着剤との接触は、触媒液中に過剰量の吸着剤
を添加混合することにより実施しうる。
10〜60分とbつた適宜の時間混合後放置すると、コ
ロイドを吸着した吸着剤は沈降し、上ずみ液は透明とな
る。万−上ずみ液が透明でないと更に吸着剤を添加して
再処理すればよい。触媒液と吸着剤との混合比率は、吸
着剤の表面積、吸着能、混合効率等に応じて適宜調整さ
れるが、上記のように上ずみ液の透明化をめやすとなし
5るから、コロイドを完全に吸着しうるに充分よりやや
過剰に吸着剤を添加し、上ずみ液の透明化を目視しつつ
最終調整を行うことによって容易に実施出来る、この他
、吸着剤充填カラムへの触媒液の通流によっても実施可
能である。
その後、戸別等の分離操作によりコロイド含有吸着剤と
Sn”、Sn”、C1−及びH+を主体とするろ液とが
分離される。
吸着剤の方は、希酸等で洗浄後、例えば希王水を使用し
ての溶離によりPt、Pd等の白金族及びCu、Au等
の金族金属を回収することが出来る。吸着剤が活性炭の
場合には、空気中で焼くことにより白金族及び金族金属
の回収が可能である。
他方、f液の方は、CaO1NaOH等によるアルカリ
中和後、沈殿物(5n(OH)*、SnO等)を炉別し
た後、通常の廃水処理によって廃棄される。
発明の効果 需要量の急増しつつある無電解めっき用触媒液からPd
に代表される白金族及び金族金属を簡便に高割合で回収
する方法を確立し、省資源問題に寄与する。
実施例1 触媒液(日立化成製MS−101B  6 osg/z
+濃塩酸320d/j)  −これは50019/If
)Pd濃度を有したーの使用ずみのものに活性炭(二相
化学工業製G L −50) 5 G IIを添加し、
ビーカー中で30分間スターラーを用いて攪拌した。攪
拌後5分間放置し、活性炭を沈降させ、−過を行った。
ろ液は完全に透明とまり、原子吸光法によりパラジウム
を分析したところ、僅か211v/ノのパラジウムが残
留しているだけであった。
炉別回収した活性炭に希王水1000−を加え、30分
間スター2−を用いて攪拌し、戸別したところF液は褐
色となった。この液中のパラジウム濃度を測定したとこ
ろ295 WIt/ Iであり、活性炭に吸着したパラ
ジウムは実質全量回収出来た。
実施例1と同じ触媒液にアルミナ粒(中性、70〜23
0メツシユ)50gを混合し、同条件で攪拌、ろ側稜ア
ルミナ粒を回収した。やはり希王水を用いての溶離によ
り吸着パラジウムの実質上全量を回収した。
シリカゲルの場合にもこれと同条件にて実施可能である
ことを確認した。
手続補正書 昭和62年 7月13日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)白金族又は金族触媒金属を含有するコロイドを含む
    触媒液から該コロイドを吸着剤を使用して分離回収する
    ことを特徴とする触媒液の処理方法。
JP62098664A 1987-04-23 1987-04-23 触媒液の処理方法 Pending JPS63265813A (ja)

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ID=14225778

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1224972A1 (en) * 2001-01-18 2002-07-24 Shipley Co. L.L.C. A method for recovering catalytic metals from a colloidal solution
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CN109811332A (zh) * 2019-02-21 2019-05-28 深圳市天熙科技开发有限公司 一种用于非导电基材表面化学镀的活化液及其再生方法
CN111987325A (zh) * 2020-08-17 2020-11-24 河南师范大学 一种五角星结构的AuCu双金属电催化剂的制备方法

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