JPS63265725A - 自動車の開放可能なル−フ構造 - Google Patents

自動車の開放可能なル−フ構造

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JPS63265725A
JPS63265725A JP10007887A JP10007887A JPS63265725A JP S63265725 A JPS63265725 A JP S63265725A JP 10007887 A JP10007887 A JP 10007887A JP 10007887 A JP10007887 A JP 10007887A JP S63265725 A JPS63265725 A JP S63265725A
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arm
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車、特に乗用車あるいはスポーツカーのル
ーフ(ハードトップ)を広い面積にわたって開放するこ
とができるルーフ構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車の走行中に運転者や同乗者が開放感を得るために
周囲が開放されたタイプの自動車が存在している。従来
から存在しているものとして、ルーフが防水布のような
柔軟な材質から形成され、車体に支持された可動部材に
よってルーフとしての形態を保つように構成され、可動
部材を動かすことによってルーフを折りたたんで車体内
に収納することができる、いわゆるコンバーチプル方式
(オープンカー)と呼ばれる車体形式がある。
またルーフの一部にウィンドウを設けて、このウィンド
ウを開閉させることによって開放感を得るように構成さ
れたタイプのものがある。このタイプの車体形式はいわ
ゆるサンルーフ方式と呼ばれ、ルーフの中心近くの一部
を他のルーフ部分内にあるいは他のルーフ部分の上部後
方へスライドさせるようになっている。
更にルーフを取りはずしてトランクルーム内へ収納する
、いわゆるデタッチャブル方式がある。
〔発明が解決しようとする間層点〕 コンパチブル方式の自動車においては、ルーフ自体がビ
ニール製であるため後部視界が悪くなり、かつ耐寒・耐
水・耐久性において問題があると共にルーフの収納のた
めIこ車体にかなりのスペースが要求される。また走行
中のルーフの開閉が風圧の関係で不可能である。
サンルーフ方式の自動車においては、構造上、ルーフの
開放面積に限界があるため、運転者や同乗者が十分に外
気や太陽光にふれることができず、オープンカーに類す
る開放感を得るには至っていないが現状である。
更にデタッチャブル方式の自動車においては、取りはず
しかできるルーフの面積はトランクルーム内に収容でき
る範囲内であり、それ以上のルーフ面積を取りはずす場
合には1枚のルーフを分割する構造とする必要がある。
従って走行中のルーフの着脱は不可能であり、かつ停車
中のルーフの着脱および収容作業が著しく面倒であると
共に取りはずした後はトランクが使用できないという問
題点がある。
本発明の目的は上述した従来技術の問題点を解消した開
放可能なルーフ構造を提供することにあり、運転者や同
乗者がいわゆるオープンカーに類する開放感を得ること
ができると共に車内にルーフを収納するスペースを必要
とせず、しかも走行中に自由にルーフの開閉を行なうこ
とをできるルーフ構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の自動車の開放可能なルーフ構造は、ルーフパネ
ルのうち少なくとも運転者と助手席の上部に位置するル
ーフ部分(フロントルーフ)が残りのルーフ部分(リヤ
ルーフ)に対して分離可能に形成され、フロントルーフ
に接続されかつフロントルーフを走行中に生じる気流に
対する空気抵抗に関連して空気力学的に選ばれた方向に
移動させるための手段が自動車のフロントウィンドフレ
ームとセンターフレームとを接続する補強部材上に配設
され、フロントルーフがリヤルーフよりも上位に移動配
置されるように構成されていることを特徴とする。
〔作用〕
運転者あるいは同乗者がコンパートメント内から手によ
ってフロントルーフの内壁を押上げると開放手段によっ
てフロントルーフは走行中に生ずる気流に対する空気抵
抗に関連して空気力学的に選ばれた方向に移動されてリ
ヤルーフよりも上位に配置されるので、フロントルーフ
が占めていた空間は開放されて、運転者および同乗者は
オープンカーに類する開放感を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による実施例について添付図面を参照しな
がら詳述する。
第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例を示してお
り、自動車のルーフパネル10は運転席および助手席の
上部に位置するフロントルーフ12とリヤルーフ14と
に分離されている。第1図はフロントルーフ12がリン
ク機構16によって少し持ち上げられている状態を示し
ている。リンク機構16は。
フロントウィンドシールド17を固定しているフロント
ウィンドーフレーム18とセンターフレーム20との間
に掛は渡さ九ている補強部材としての断面略々U字形の
Tバー22上に取付けられていて、フロントルーフ12
を支持している。フロントルーフ12は、運転者あるい
は同乗者がフロントルーフ12の内壁を手で押し上げる
ことによってリンク機構16が作用して第2図に示すよ
うにリヤルーフ14の上方に移動配置されるようになっ
ている。これによってフロントルーフ12は開放される
が、閉じる時には、フロントルーフ12内壁に取付けた
取っ手(図示せず)を手で引張ってリンク機構16を反
対方向に作用させることによりなすこともできる。
以下、詳述する。
第3図においてはリンク機構16の概略が拡大されて示
されている。この実施例におけるリンク機構16は補強
部材としてのTバー22の対向する側壁23、23にそ
れぞれ回転自在に取付けられると共にフロントルーフ1
2の内壁に対して回転自在に取付けられた第1リンク手
段30と第2リンク手段32とから成っている。
第1リンク手段30はTバー22の側壁に固定された軸
33a、33bに一端が回転自在に取付けられた等長の
アーム34.34と、アーム34.34の他端を回転自
在に連結するアーム35から成る第1平行リンクと、フ
ロントルーフ12の内壁に固定された受は具37.37
に対して一端が回転自在に取付けられると共に他端がア
ーム34.34とアーム35の連結点において、それぞ
れ回転自在に連結されている2本の等長のアーム36.
36から成る第2平行リンクから構成されている。
第2リンク手段32は、同様に、Tバー22の側壁に固
定された軸43a、43bに一端が回転自在に取付けら
れ、アーム34と等長のアーム44.44 (第3図に
おいては2本のうち1本が図示されている)とアーム4
4,44の他端を回転自在に連結し、アーム35と等長
のアーム45から成る第3平行リンクと。
アーム36と等長のアーム46.46から成る第4平行
リンクとから構成されている。アーム46.46はフロ
ントルーフ12の内壁に固定された受は具47.47に
対して一端が回転自在であると共にアーム44゜44と
アーム45の連結点において他端が回転自在であるよう
に取付けられている。第3図においては、フロントルー
フ12は仮想線で示されているが、受は具37.37お
よび47.47はこのフロントルーフ12内壁に固定さ
れ、各アーム36.36および46.46の端部は黒丸
で示した軸のまわりで回転するように取付けられている
。フロントルーフ12は上述したような第1リンク手段
30および第2リンク手段32を介してTバー22に対
して平行移動が可能であり、アーム34およびアーム4
4の回転によってアーム35およびアーム45はTバー
22に対して成る範囲において平行に移動し、フロント
ルーフ12はアーム36゜36およびアーム46.46
を介してアーム35およびアーム45に対してさらに成
る範囲において平行に移動されるように構成されている
ことが理解される。
この実施例におけるTバー22の配設される方向は略々
水平方向であり、フロントルーフ12の移動可能な方向
も略々水平方向であるようになっている。自動車のフロ
ントルーフ12の移動方向は好ましくは、走行中に生ず
る気流に対する空気抵抗が最小となるような方向に選択
されるべきであり、この実施例では水平方向に気流が生
じるものとして、フロントルーフ12の移動方向が選択
され、そのため平行リンクによってリンク機構16を形
成しである。
本発明によるルーフ構造においては、フロントルーフ1
2を開閉するためのリンク機構16は補強部材としての
Tバー22の対向する2つの側壁と底壁とで囲まれたス
ペース内に収容され得るように構成され、フロントルー
フ12が閉じられている際にはコンパートメント内には
露出しないという特徴も有している。第4図はTバー2
2内に収容されたリンク機構を概略的に示す平面図であ
る。
ただし、フロントルーフ12に取付けられるべき受は具
37.37および47.47は省略されている。この状
態においてはフロントルーフ12の前方および後方端は
それぞれフロントウィンドーフレーム18とセンターフ
レーム20の位置にある。第4図から理解されるように
、2本のアーム34.34の上端を連結するアーム35
はアーム34とアーム34にはさま九た位置にあり、同
様に2本のアーム44.44の上端を連結するアーム4
5もアーム44とアーム44にはさまれた位置にある。
センターフレーム20に近い方のアーム34とアーム4
4の下端はそれぞれスペーサ31とスペーサ41を介し
てTバー22の側壁23.23に固定した軸33bと軸
43bのまわりに回転可能に取付けられている。またセ
ンターフレーム20に近い方のアーム36とアーム46
は、それぞれセンターフレーム20に近い方のアーム3
4とアーム44の内側に配置され、フロントウィンドー
フレーム18に近い方のアーム36とアーム46はスペ
ーサ38とスペーサ48を介して更に内側に配置されて
いる。更にフロントウィンドーフレーム18に近い方の
アーム34とアーム35とフロントウィンドーフレーム
18に近い方のアーム36との連結は、フロントウィン
ドーフレーム18に近い方のアーム44とアーム45と
フロントウィンドーフレーム18に近い方のアーム46
との連結をなす共通の軸49aによってなされ、同様に
センタフレーム20に近い方のアーム34とアーム35
とアーム36との連結は、センターフレーム2oに近い
方のアーム44とアーム45とアーム46との連結をな
す共通の軸49bによってなされる。従ってリンク機構
16を構成する各アームは互いに重なることなくTバー
22内に収容され得るようになっている。
第5図(a)ないし第5図(c)はフロントルーフ12
を開放させる際のリンク機構16の動作を概略的に示し
たものであり、第5図(a)の状態は第4図に対応して
いる。この状態において、停車中あるいは走行中に運転
者あるいは同乗者がフロントルーフ12の内壁に取付け
である取っ手(図示を省略)をつかんで上方に少し押上
げると、アーム36.36およびアーム46.46は軸
49aおよび49bのまわりに左回りに回転しながら立
上がり、フロントルーフ12はフロントウィンドーフレ
ーム18の方向に水平移動してリヤルーフ14から分離
する。更に押上げるとアーム34.34およびアーム4
4.44が軸33aおよび33bのまわりに右回り回転
しながら立上がると共にアーム35およびアーム45は
センターフレーム20の方向に水平移動していく。この
状態を第5図(b)に示す、この状態から更にフロント
ルーフ12を後方に押していくことによって、アーム3
4゜34およびアーム44.44は更に右回り回転をし
、フロントルーフ12は水平位置を保ったまま後方に平
行移動され、第5図(C)に示されるようなりャルーフ
14の上方に位置する個所で、その位置がロックされる
。フロントルーフ12の最終位置をロックする手段は図
示されていないが、たとえばセンターフレーム20に近
い方のアーム34とアーム44の最大回転角の制限をT
バー22がセンターフレーム20と交差する端部を第5
図(c)に示すようなテーパ面に形成してアーム34と
アーム44がフロントルーフ12の最終位置に対応した
位置でテーパ面によって移動を阻止するようにし、更に
アーム36.36およびアーム46.46が第5図(c
)に示すようにアーム34.34およびアーム44.4
4と一直線上になったときに、アーム36.36および
アーム46.46がアーム34.34およびアーム44
.44に対して回転しないようにストッパを設けること
も可能である。あるいは、アーム36.36およびアー
ム46.46がフロントルーフ12に対して回転しない
ようにストッパを設けることも可能である。これらのス
トッパはリンク機構に用いる公知の手段によってなされ
、それ自体本発明の特徴とするところではない。
第6図ないし第9図は本発明のルーフ構造の第2の実施
例を示し、第6図はルーフ構造の要部を概略的に示す斜
視図である。第1の実施例と同一部分あるいは相当部分
は同一符号で示しである。
この実施例においては、フロントルーフ12を開閉させ
るためのリンク機構16は、Tバー22上を移動するこ
とができる。Tバー22は底壁50、側壁52゜52お
よび側壁52.52の上端からそれぞれ内側に水平に突
出する部分54.54から形成されている。リンク機構
16は4本の等長のアーム34.34およびアーム44
.44から構成され、それらの一端はTバー22の底壁
50上を回転移動するローラ60.60およびローラ6
2.62に回転可能に連結され、各アームの他端は、フ
ロントルーフ12の内壁に固定されるべき取付部材70
に配設された軸72.72および74.74(74は1
個のみ図示されている)に回転可能に連結されている。
Tバー22の1つの側壁52あるいは52に沿って移動
するローラ60.60あるいは64.64は互いに等長
の水平部材62あるいは66によって連結され、アーム
34.34およびアーム44.44はそれぞれ移動可能
な平行リンクを形成している。フロントウィンドーフレ
ームに近い方のアーム34とアーム44とは2個所にお
いて補強部材80および82によって接続され、センタ
ーフレームに近い方のアーム34とアーム44とは同様
に補強部材84および86によって接続されている。従
ってアーム34,34およびアーム44,44がローラ
60.60およびローラ64゜64に対して回転すると
き、フロントルーフ12は水平位置を保ったままで平行
移動をすることができる。
第7図においては、リンク機構16を構成する各アーム
がTバー22内に収容され得るように形成されているこ
とを示している。フロントウィンドーフレーム18に近
い方のアーム34とアーム44の一端はそれぞれスペー
サ90.および92を介してローラ60および64に取
付けられ、センターフレーム20に近い方のアーム34
とアーム44にはさまれた位置に収容されるようになり
、4本の各アームは互いに重なることがないように構成
されている。
第8図(a)ないし第8図(c)は開閉可能なフロント
ルーフの動作説明図であり、第9図(a)ないし第9図
(C)は第8図(a)ないし第8図(C)にそれぞれ対
応する自動車の平面図である。この実施例におけるリン
ク機構16は、フロントルーフ12を水平状態に保持し
たままで平行移動させることができると共にローラ60
.60およびローラ64,64によってTバー22上を
水平方向に移動させることができる。
第8図(a)はフロントルーフ12の右端がリヤルーフ
14の左端に対してフィツトしている状態、即ちフロン
トルーフ12が閉じられている状態を示している。フロ
ントルーフ12の右端の中央部の一部分は第9図(a)
に示されるように、略々半円形に水平方向に延びていて
、この半円形部分12aがフィツトするようにリヤルー
フ14の左端の中央部の一部分が略々半円形に切取られ
た形状の半円形部分14aをなしている。この状態にお
いては前述したようにフロントウィンドーフレーム18
に近い方のアーム34およびアーム44はセンターフレ
ーム20に近い方のアーム34およびアーム44にはさ
まれた位置に折りたたまれた状態で収納されている。こ
の状態から、運転者あるいは同乗者が停車中あるいは走
行中にコンパートメント内からフロントルーフ12の内
壁に固定した取っ手(図示せず)を少し押上げるとアー
ム34.34およびアーム44.44はそれぞれ左回り
に回転してフロントルーフ12はリヤルーフ14から分
離される。この状態が第8図(b)に示されている。更
に取っ手を後方に押していくと、ローラ60.60およ
びローラ64,64は回転しなからTパー22の底壁5
0上を右方向に移動していき。
センターフレーム20に近い方のアーム34および44
が第8図(c)に示すようにTバー22の右端に形成し
た傾斜面100に接触してその位置を固定されるように
なっている。この状態においては、第9図(C)に示す
ようにフロントルーフ12がリヤルーフ14の上方に配
置され、運転者と同乗者の上部は大きく開放される。実
際には、図示していないが、第8図(b)の状態を保持
する手段、たとえばフロントウィンドーフレーム18に
近い方のアーム34および44に一端がそれぞれ回転可
能に取付けられ、他端がそれぞれフロントルーフ12の
内壁に沿って移動するように構成されたサポートを配設
し、第8図(b)のようにアーム34および44が一定
の角度だけ左回りに回転したならばサポートの他端が固
定されてアーム34および44がフロントルーフ12に
対して回転をストップさせるような機構を設けることが
ペターである。このサポートはアーム34および44が
右回りに回転するときにはそれらの前記他端がフロント
ルーフ12の内壁から固定状態を解除されて、アーム3
4および44が右回りに回転できるように形成される。
更に第8図(C)の状態において、ローラ60.60お
よび64,64が回転してセンターフレーム20に近い
方のアーム34および44が左方向へ移動しないように
ストッパ(図示せず)をセンターフレーム20の傾斜面
100に設けるのが好ましい。このストッパは弾性体で
形成し、ローラ60、60および64.64が回転して
右方向へ移動し第8図(b)の状態から第8図(c)の
状態になったときにセンターフレーム20に近い方のア
ーム34.44に係着するように構成し、フロントルー
フ12を閉じる際には、運転者あるいは同乗者が取っ手
を左方向へ移動させる時に、アーム34.44がストッ
パからはずれるように構成する。従って、開放されたフ
ロントルーフ12はリヤルーフ14の上方の位置におい
て、しっかりと保持される。またフロントルーフ12を
閉じる際には、逆の手順でフロントルーフ12を移動さ
せればよい。
尚、リンク機構を構成する各アームの回転およびローラ
の回転移動は電気的手段あるいは油圧的、空気圧的手段
によって駆動することもできることはもちろんのことで
あり、手動に限定されるべきではない。
更に前述した2つの実施例においては、手動でフロント
ルーフ12を移動させることによって開閉させるが、リ
ンク機構を構成する複数のアームの一部とTバー22と
をばね手段により接続して運転者あるいは同乗者がフロ
ントルーフ12の内壁を軽く押し上げただけで、ばね手
段の引張り力によってアームが回転され、フロントルー
フ12が最終的には、リヤルーフ14の上方に位置する
まで移動されるように構成することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のルーフ構造によれば、運転
者あるいは同乗者がその上部のルーフ部分の内壁を軽く
押し上げあるいは後方に押すことによって、補強部材上
に配設された開放手段が作用して残りのルーフ部分から
分離させかつフロントルーフを走行中に生ずる気流に対
する空気抵抗に関連して空気力学的に選ばれた方向に移
動させることができ、それによって分離されたルーフ部
分は残りのルーフ部分の上位に配置されるので走行中に
自由にルーフの開閉をなすことができると共に従来のオ
ープンカーに類する開放感を得ることができる。更に車
体内のルーフを収納するスペースを必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明のルーフ構造の一実施例を
示し、第1図および第2図はリンク機構によってフロン
トルーフが移動されることを説明するための動作説明図
、第3図はリンク機構を概略的に示す拡大斜視図、第4
図はリンク機構がTバー内に収納される状態を示す概略
的平面図、第5図(a)、 (b)および(c)はそれ
ぞれリンク機構を構成するアームの動作を説明するため
の動作説明図、第6図ないし第9図は本発明のルーフ構
造の第2の実施例を示し、第6図はリンク機構の概略的
斜視図、第7図はリンク機構がTバー内に収納される状
態を示す概略的平面図、第8図(a)、 (b)および
(C)はそれぞれリンク機構を構成するアームの動作を
説明するための動作説明図、第9図(a)、(b)およ
び(c)は第8図(a)、 (b)および(c)にそれ
ぞれ対応した自動車の概略的平面図である。 12・・・フロントルーフ、14・・・リヤルーフ、1
6・・・リンク機構、18・・・フロントウィンドーフ
レーム、20・・・センターフレーム、22・・・Tバ
ー、30.32・・・平行リンク、34.35.36・
・・アーム、37・・・受は部材、44゜45、46・
・・アーム、47・・・受は部材、60.64・・・ロ
ーラ。 70・・・取付部材、80.82.84.86・・・補
強部材、100・・・傾斜面。 第1図 第2図 を 第4図 第5図(o) 第5図(b) 第5図(C) ど2   りJ(75+50 第6図 第7図 第8図(O〕 第8図(b) 第8図(c) 第9図(a) 第9図(b) 第9図(c)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自動車のルーフパネルのうち、少なくとも運転席と
    助手席の上部に位置するルーフ部分が残りのルーフ部分
    に対して分離可能に形成されているルーフ構造において
    、前記ルーフ部分の内側に接続され、かつ前記ルーフ部
    分を走行中に生じる気流に対する空気抵抗に関連して空
    気力学的に選ばれた方向に移動させるための開放手段が
    自動車のフロントウインドフレームとセンターフレーム
    とを接続する補強部材上に配設され、それによって前記
    ルーフ部分が前記残りのルーフ部分よりも上位に移動配
    置されるようになっていることを特徴とする自動車の開
    放可能なルーフ構造。 2、前記ルーフ部分を移動させるための開放手段は、前
    記ルーフ部分と前記補強部材とを接続し、前記ルーフ部
    分を走行中に生じる気流に対する空気抵抗に関連して空
    気力学的に選ばれた方向に移動させるように構成された
    リンク機構から成る特許請求の範囲第1項に記載のルー
    フ構造。 3、前記リンク機構は前記ルーフ部分の内側および前記
    補強部材上に両端がそれぞれ回転可能に取付けられた少
    なくとも2本の等長アームから構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載のルーフ構造。 4、前記リンク機構は前記ルーフ部分の内側および前記
    補強部材上にスライド可能に配設された移動体上に両端
    がそれぞれ回転可能に取付られた少なくとも2本の等長
    のアームから構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載のルーフ構造。
JP62100078A 1987-04-24 1987-04-24 自動車の開放可能なルーフ構造 Expired - Lifetime JP2702712B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303970A (en) * 1992-12-03 1994-04-19 Prince Corporation Overhead console for a vehicle with a sunroof
US6962391B2 (en) * 2004-04-09 2005-11-08 Homda Motor Co., Ltd. Open roof structure for vehicle

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JPS4813917U (ja) * 1971-06-30 1973-02-16

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