JPS63263681A

JPS63263681A - デイスクカ−トリツジ

Info

Publication number: JPS63263681A
Application number: JP9708487A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Kuroda; 正幸黒田
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-04-20
Filing date: 1987-04-20
Publication date: 1988-10-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、上下ハーフからなるカートリッジ内に記録
再生用ディスクを回転自在に収納してあるディスクカー
トリッジの、％に、エアクリーニングに関するものであ
る。

〔発明の概要〕

この発明は、記録再生用ディスクを収納したディスクカ
ートリッジの内部に、ＩＩＩ状フィルターをディスクと
ほぼ平行に設けることにより、カートリッジ内部のディ
スク近くな浮遊する塵埃等を早期に極めて効率良く除去
できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

この発明の発明者Ｆｉ、ディスクヵ」トリッジ内部のエ
アクリーニングに関する先願例（笑顔・昭６１−１５５
１６２号）Ｖ先に提案している。

この先願例は、記録再住用ディスクが高速回転されるこ
とによって発生される空気流を駒用し。

その空気流によって塵埃等をカートリッジ内の外周位置
に局所的に設けられているエアフィルターへ誘導して効
果的に除去するようにしたものである。

〔発明が解決ルようとする問題点〕

しかしながら、この先願例では、カートリッジ内の外周
位置に局所的に設けられているエアフィルターで塵埃等
を除去するものであるから、ディスク近くに浮遊する塵
埃等を早期除去することにｌｌｉ点が見られた。また、
カートリッジ内の四隅等に局所的な空気溜りが発生し易
く、その局所内に浮遊している塵埃等ｔなかなか除去で
きない難点が見られた。

なお、カートリッジ内部のディスク近くを浮遊する塵埃
等はできるだけ早く除去しないと、その塵埃等はたちま
ちディスクの記録面と磁気ヘッド等との間に不測に入り
込んで、ドロップアウトを発生したジ、ディスクの記録
面や磁気ヘッド等を損傷させてしまう。

この発明は、上記のような問題源な解決するためになさ
れたものであって、カートリッジ内部のディスク近くを
浮遊する塵埃等を早期に極めて効率良く除去することが
できるようにしたディスクカートリッジを提供するもの
である。

ｃ問題点を解決するための手段〕この発明にかかるディスクカートリッジは、カートリッ
ジの上下ハーフの少なくとも何れか一方のハーフと前記
ディスクとの間に、該ディスクとほぼ平行な膜状フィル
ターを配置させ、該膜状フィルターと記録再生用ディス
ク及び前記一方のハーフとの間に第１及び第２の隙間を
設け、前記カートリッジ内の外周側に前記第１の隙間か
ら前記第２の隙間に通じる通気口を設けたものである。

〔作　用〕

この発明におけるディスクカートリッジの作用を第１図
によって説明する。

記録、再生時において、ディスクｌがカー）　リッジ９
内で高速回転されると、第１Ｉ７）隙間２１内の空気が
、ディスク１の磁気シート３に沿って。

カートリッジ９の外周に向って矢印ａ方向に流れ。

この第１の隙間２１内が負圧になる。そして、この空気
流は、上下ハーフ７．８の内部外周面７ｂ。

８ｂに衝突して矢印す方向に反転されて１通気口２３か
ら第２の隙間２２内に流入さ丘る。そして。

この空気流は、上下ハーフ７，８の内面７ａ、８ａに沿
って、カートリッジ９の内周に向って流れながら、第１
の隙間２１内での負圧による吸引作用によって、順次膜
状フィルター１４を通過して第１の隙間２１内に矢印Ｃ
方向から流れ込む６従って、ディスクｌの高速回転によ
って、ｔａｌの隙間２１−通気口２３−第２の隙間２２
−第１の隙間２１を矢印ａ、ｂ、ｃ方向に循環される空
気流が発生する。そして、この空気流中に含まれている
塵埃やその他の不純物（磁性粉、油、水分等）が第２の
隙間２２内において膜状フィルター１４に吸着される・この結果、カートリッジ９内部のディスクｌ−の磁気シ
ート３近（を浮遊する塵埃や不純物が膜状フィルター１
４によって早期に極めて効率良（除去され、ディスク１
の磁気シート３に沿って流れる空気を、塵埃や不純物を
含まない非常にきれいな空気にすることができるので、
これら塵埃や不純物が磁気シート３と磁気ヘッドとの間
に不測に入り込むことがない。なお、前記空気流の矢印
ａ。

ｂ、’ｃ方向の循環作用は、カートリッジ９内部全域に
亘って整然と行われるので、カートリッジ９内の四隅等
に局所的な空気溜りが発生することがない。従って、カ
ートリッジ９内の局所に塵埃や不純物がいつまでも浮遊
しているような不都合は全く発生しない。

〔実施例〕

以下に、この発明のディスクカートリッジの一実施例を
図面によって説明する。

先ず、記録再生用ディスク（Ｊ′１下単にディスクと記
載する）１は、ＳＳＲディスクと称されるものであって
１合成樹脂にて成形された円板状のディスク基板２の上
下にシート状記録媒体である円環状の２枚の磁気シート
３を初期張力をかけた状態で平行に貼り付けたものであ
る。そして、ディスク基板２のハブ４の中心にはハブ孔
５が設けられていて、そのハブ４の下面にはステンレス
板等の円環状の磁性部材６が接着等にて取付けられてい
る。そして、このディスクｌは合成樹脂にて成形された
上下ハーフ７．８からなるカートリッジ９内に回転自在
に収納されている。そして、下ハーフ８の中央にはハブ
４に対向された円形のディスクテーブル挿入口１０が設
けられ、また、そのディスクテーブル挿入口１０の一側
部には上下ハーフ７．８を貫通する長方形状の上下一対
のヘッド挿入口１１が設けられている。なお、これら両
ヘッド挿入口１１ははぼコ字状をなすシャッター（図示
せず）によって開閉されるように構成されている。

次に、カートリッジ９の内部１３で、ディスクｌと、上
下ハーフ７．８との間の上下はぼ中間位置に、ディスク
１とほぼ平行な上下一対の膜状フィルター１４が配置さ
れている。なお、これら両膜状フィルター１４はディス
クｌの直径とほぼ同径又はそれより大径に構成されたも
のであり１例えばガラス繊維を用いた不織布等によって
槽底されるものである。なお、この膜状フィルター１４
は０．１　ｔｔｍ以下の超微粒の塵埃を吸着できるもの
であることが望ましい。また、これら両膜状フィルター
１４にはディスク挿入口ｌＯ及びヘッド挿入口１１に対
応された切欠き１５．１６が設けられている。そして、
上下ハーフ７．８の内面７ａ。

８ａには、ディスクテーブル挿入口１０及びヘッド挿入
口１１の外周に沿って形成されたリプ１７゜１８、中央
のリプ１７からカートリッジ９の外周に向って放射状に
形成されたリプ１９．カートリッジの外周側にリプ１７
と同心円形状に形成されたリプ２０等の複数のリプが一
体成形されている。

そして、前記上下一対の膜状フイｈター１４がこれら複
数のリプ１７〜２０に接着等にて取付けられている。従
って、これら両膜状フィルター１４とディスク２の両磁
気シート３及び上下ハーフ７゜８の内面７ａ、８ａとの
間に上下各一対の第１及び第２の隙間２１．ｊ！が設け
られている。そして、カートリッジ９内の外周側に設け
られている上下両リプ２０部分に１両第１の隙間２１か
ら間第２の隙間２２に通じる複数の通気口２３が設けら
れている。

この発明のディスクカートリッジは１以上の如く構成さ
れている。そして、このディスクカートリッジがディス
クプレーヤに装着されると、第１図に示すように、スピ
ンドル２５及びディスクテーブル２６がディスクテーブ
ル挿入口１０内に下方から相対的罠挿入され、ディスク
１がハブ孔５によってスピンドル２５に挿入されてディ
スクテーブル２６上に水平に装着され、ディスクテーブ
ル２６に設けられたマグネット２７の磁気吸引力によっ
て磁性部材６が吸引されて、ディスクｌのハブ４がディ
スクテーブル２６上にマグネットチャッキングされる。

なお、このディスクカートリッジの装着によりシャッタ
ーが開蓋されて、上下一対の磁気ヘッド（図示せず）が
両ヘッド挿入口１１内に上下から挿入されて両磁気シー
ト３に接触される。

そして、このディスクカートリッジの装着後に。

スピンド３２５及びディスクテーブル２６によってディ
スク１がカートリッジ９内で高速回転（例えばａ、６ｏ
ｏｒｐｍ）されて１両磁気ヘッドによって両磁気シート
３の所望の記録、再生が行われる。

なお、この発明のディスクカートリッジの作用は、前記
〔作用〕の項で説明したので、ここでは省略する。

そして、この発明のディスクカートリッジによれば、記
脅、再生時において、ディスク１の磁気シート３の近く
を浮遊する塵埃等を早期に極めて効率良く除法すること
ができるので、塵埃等がディスク１の磁気シート３と磁
気ヘッドとの間に不側に入り込んで、ドロップアウトを
発生したり。

磁気シート３や磁気ヘッドを損傷してしまうようなこと
を極力防止することができる。

以上、この発明の実施例に付き述べたが、この発明は実
施例に限定されることなく、この発明の技術的思想に基
づいて６稽の有効な変更が可能である。

またこの発明Ｆｉ、ｓｓＲディスク以外の各糧記録、再
生方式の％稽ディスクを用いるディスクカートリッジに
適用可能であり、また、そのディスクカートリッジは、
ディスクテーブルに対して脱着式或いは固定式の何れで
あっても良い。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明のディスクカートリッジに
よれば、カートリッジ内でのディスクの回転によって、
カートリッジ内部でディスク近（を浮遊する塵埃等を、
ディスクとほぼ平行な膜状フィルターによって、早期に
極めて効率良く除去することができ、ディスクの記録面
（磁気シート等）に沿って流れる空気ｔ、塵埃等を含ま
ない非常にきれいな空気にすることができるようにした
ので、記録、再生時に、塵埃等がディスクの記録面と磁
気ヘッド等との間に不測に入り込んで、ドロップアウト
を発生したり、ディスクの記録面や磁気ヘッド等を損傷
してしまうようなことを極力防止することができて、信
頼性や耐久性を飛躍的に向上させることができる。

そして、ディスクとほぼ平行な膜状フィルターは、ディ
スクと同径又はそれ以上に大きくすることが可能である
から、膜状フィル−ターによる塵埃等の吸着面積を非常
に大きくすることができるので、塵埃等の除去率を非常
に高くすることができて、特に、ディスクの記録面に対
して磁気ヘッド等を０．１〜０．２μｍで浮上させるよ
うな、その磁気ヘッド等の低浮上化に最適なものとなる
。

また、膜状フィルターによる塵埃等の吸着面積を非常に
大きくすることは、塵埃等による膜状フィルターの早期
目詰ｐを防止できるので、その膜状フィルターの長寿命
化！図ることができる。

また、膜状フィルターな上下ハーフの少な（とも何れか
一方のハーフとディスクとの間に配置したことによって
、ディスクカートリッジの非使用時に、上下に振動した
ディスクの記録面が上記一方の八−）に直接轟接されて
傷つけられてしまうような不都合を未然に防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示したものであって、第１
図／ｒｉ要部を示す断面図、第２図は下１”ｈ　−フと
膜状フィルターとを示した平面図、第３図は全体の分解
斜視図である。なお図面に用いられている符号において。ｌ・・・・・・・・・・記鍮再生用ディスク７　・―拳
出口・・上ハーフ８・−φ・・・・・・・下ハフ９・・・・・・・・・・カートリッジ１３・・・・・・・・カートリッジ内部１４・・・・・
・・・膜状フィルター２１・・・・・・・・第１の隙間２２・・・・・・・・第２の隙間２３・・・・・・・・通気口である。

Claims

【特許請求の範囲】上下ハーフからなるカートリッジ内に記録再生用ディス
クを回転自在に収納してあるディスクカートリッジにお
いて、前記上下ハーフの少なくとも何れか一方のハーフと前記
ディスクとの間に、該ディスクとほぼ平行な膜状フィル
ターを配置させ、該膜状フィルターと前記ディスク及び
前記一方のハーフとの間に第１及び第２の隙間を設け、
前記カートリッジ内の外周側に前記第１の隙間から前記
第２の隙間に通じる通気口を設けたことを特徴とするデ
ィスクカートリッジ。