JP2000048535A - リムーバブルディスク記憶装置 - Google Patents

リムーバブルディスク記憶装置

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JP2000048535A
JP2000048535A JP10217906A JP21790698A JP2000048535A JP 2000048535 A JP2000048535 A JP 2000048535A JP 10217906 A JP10217906 A JP 10217906A JP 21790698 A JP21790698 A JP 21790698A JP 2000048535 A JP2000048535 A JP 2000048535A
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cartridge
spindle motor
disk
recording medium
shaped recording
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JP10217906A
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Kazuyuki Yamamoto
一幸 山本
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Takashi Yamada
孝 山田
Yotaro Sanada
洋太郎 眞田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクカートリッジ内がダストで汚染され
ることを防止すること。 【解決手段】 外部の空気がカートリッジ挿入口5から
スピンドルモータ11の外周を経てハブ用穴38からデ
ィスクカートリッジ31内に吸入する第1の空気吸入通
路25と、内部の空気をスピンドルモータ11の外周を
経てハブ用穴38からディスクカートリッジ31内に吸
入する第2の空気吸入通路27とを備え、少なくとも第
1の空気吸入通路25内に扁平な集塵用フィルター41
を傾斜又は平行状に配置したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、情報処理
装置用の大容量記憶装置に適用するのに最適なものであ
って、特に、磁気ディスクや光ディスク等のディスク状
記録媒体をカートリッジ内に収納して脱着可能に装着す
ることができるようにしたリムーバブルディスク記憶装
置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、図9〜図11によって、リムー
バブルディスク記憶装置の一例であって、ディスク状記
録媒体として磁気ディスクであるハードディスクを用い
た従来のリムーバブルハードディスク装置「以下、R−
HDD(Removable Hard DiskDrive )と記載する」及
びディスクカートリッジについて説明する。
【0003】まず、図9及び図10に示すように、従来
のR−HDD1はシャーシ2、トップカバー3及びフロ
ントパネル4によって扁平な直方体形状の箱型に構成さ
れていて、フロントパネル4には横長開口であるカート
リッジ挿入口5が水平状に形成されている。そして、こ
のR−HDD1の内部でシャーシ2上の前端側(カート
リッジ挿入口5側)に偏位された位置にはスピンドルモ
ータ11が垂直状に取り付けられていて、そのロータ1
2の上端面の内側にはチャッキングマグネット13が接
着等にて取り付けられ、そのロータ12がディスクテー
ブル(ターンテーブル)に構成されている。そして、シ
ャーシ2上のスピンドルモータ11の真上位置にはカー
トリッジホルダー15が水平状に配置されていて、この
カートリッジホルダー15はローディング/イジェクト
機構(図示せず)によって水平姿勢に保った平行運動に
よって上下方向である矢印a、b方向に昇降自在に構成
されている。そして、シャーシ2上の後端側(カートリ
ッジ挿入口5とは反対側)にはヘッドアクチュエータ1
7が取り付けられていて、このヘッドアクチュエータ1
7の先端には上下一対のサスペンション18を介して上
下一対の浮上ヘッドスライダー19が取り付けられてい
る。そして、これら上下一対の浮上ヘッドスライダー1
9の上下対向面に上下一対の磁気ヘッドである記録及び
/又は再生用のヘッド(図示せず)が埋設されていて、
これら上下一対の浮上ヘッドスライダー19によって後
述するハードディスク34の記録及び/又は再生手段が
構成されている。
【0004】次に、図11に示すように、このR−HD
D1に使用されるディスクカートリッジ31は上ハーフ
32と下ハーフ33とによって扁平なほぼ方形状の箱型
に構成されていて、ディスク状記録媒体を構成している
ハードディスク34が内部に回転自在に収納されてい
る。なお、このハードディスク34は上下両面にデータ
を記録することができる両面ディスクに構成されてい
る。そして、このハードディスク34の中央には強磁性
体で構成されたハブ35が接着等にて取り付けられてい
て、ハードディスクアッセンブリ36が構成されてい
る。そして、このディスクカートリッジ31の一方の側
面には上下ハーフ32、33間に切り欠かれたスリット
状のヘッド用穴37が形成され、下ハーフ33の中央に
はハブ35が遊嵌された円形のハブ用穴38が形成され
ている。そして、これらヘッド用穴37及びハブ用穴3
8を同時に開閉することができるシャッター39がディ
スクカートリッジ31内でハードディスク34の下部に
組み込まれている。
【0005】次に、図9及び図10によって、R−HD
D1に対するディスクカートリッジ31のローディング
及びイジェクト動作を説明すると、まず、ローディング
開始前の状態では、図10に1点鎖線で示すようにカー
トリッジホルダー15がカートリッジ挿入口5と同一高
さの上昇位置まで矢印b方向に上昇されている。そこ
で、ディスクカートリッジ31をそのヘッド用穴37側
からカートリッジ挿入口5に矢印c方向に水平に挿入す
る。すると、そのディスクカートリッジ31はそのまま
カートリッジホルダー15内に矢印c方向から挿入さ
れ、その挿入動作によってシャッター39が開蓋され
る。そして、ディスクカートリッジ31がカートリッジ
ホルダー15内に完全に挿入された後に、図10に実線
で示すように、カートリッジホルダー15によってディ
スクカートリッジ31がシャーシ2に近接された下降位
置まで矢印a方向に下降されて、ディスクカートリッジ
31がシャーシ2上の位置決め手段(図示せず)によっ
て水平状に位置決めされると共に、内部のハードディス
ク34のハブ35が低速度で回転しているスピンドルモ
ータ11のロータ12上にチャッキングマグネット13
によってマグネットチャッキングされて、ハードディス
ク34が上下ハーフ32、33間の上下中間位置に浮上
される。
【0006】その後、スピンドルモータ11によってハ
ードディスク34が高速で回転駆動され、そのハードデ
ィスク34の回転速度が立ち上った時点で、ヘッドアク
チュエータ17が矢印e方向に水平に移動され、上下一
対の浮上ヘッドスライダー19がディスクカートリッジ
31のヘッド用穴37から矢印e方向に挿入されてハー
ドディスク34の上下両側上に水平状にランディングさ
れる。但し、この際、ハードディスク34の上下両面に
はその高速回転によって回転空気流Aが発生しており、
その回転空気流Aによる空気力学効果及び上下一対のサ
スペンション18によるサスペンション効果によって上
下一対の浮上ヘッドスライダー19はハードディスク3
4の上下両面に対して数10μmの隙間に浮上される非
接触状態を保つことになる。そして、ヘッドアクチュエ
ータ17によって上下一対の浮上ヘッドスライダー19
をハードディスク34に対して矢印e、f方向にシーク
及びトラッキングすることにより、ハードディスク34
の上下両面にデータが記録及び/又は再生される。
【0007】次に、ハードディスク34へのデータの記
録及び/又は再生が終了してディスクカートリッジ31
をイジェクトする際には、まず、ヘッドアクチュエータ
17を矢印f方向に移動して、上下一対の浮上ヘッドス
ライダー19をヘッド用穴37からディスクカートリッ
ジ31外に抜き取る。そして、その後に、カートリッジ
ホルダー15によってディスクカートリッジ31が下降
位置から上昇位置まで矢印b方向に上昇されて、ハード
ディスク34のハブ35がスピンドルモータ11のロー
タ12から上方に離脱(チャッキング解除)され、ハー
ドディスクアッセンブリ36がフリーとなる。そして、
カートリッジホルダー15が上昇位置まで矢印b方向に
上昇された時に、ディスクカートリッジ31がカートリ
ッジイジェクト機構(図示せず)によってカートリッジ
ホルダー15内からカートリッジ挿入口5外へ矢印d方
向に一定ストロークだけ自動的にイジェクトされ、その
間にシャッター39によってヘッド用穴37及びハブ用
穴38が閉蓋される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、R−
HDD或いは紹介しなかったが浮上型磁気ヘッドを用い
る光磁気ディスク装置、近接場光(レーザビームの収束
光)を用いる光ディスク装置等も同様である)1では、
ハードディスクとヘッドとの間の隙間は非常に微小であ
り、かつ両者の相対速度は大きい。そのため、R−HD
D1はダストに弱く、非常に微小なダストがハードディ
スク/ヘッド間へ侵入した場合でも、データの記録及び
/又は再生不良や場合によってはハードディスク又はヘ
ッドの物理的な破壊を招く等のイメージを受け易い。
【0009】ところで、図10に示すように、R−HD
D1では、ディスクカートリッジ31内のハードディス
ク34をスピンドルモータ11によって高速で回転駆動
して、浮上ヘッドスライダー19のヘッドでハードディ
スク34にデータを記録及び/又は再生する際、ハード
ディスク34の表面に回転空気流Aが必ず発生する。そ
して、その回転空気流Aによってディスクカートリッジ
31内の空気がヘッド用穴37から外部へ流出される流
出空気流Bが発生して、ディスクカートリッジ31のハ
ブ用穴38周辺に負圧が生じる。すると、そのディスク
カートリッジ31全体が一種の遠心ポンプ機能を発生し
て、R−HDD1の外部のダストを含んだ空気がR−H
DD1のカートリッジ挿入口5からディスクカートリッ
ジ31の下側に回り込むように吸い込まれて、スピンド
ルモータ11の外周からハブ用穴38を通ってディスク
カートリッジ31内に流入され流入空気流Cが必ず発生
する。
【0010】この結果、R−HDD1では、ディスクカ
ートリッジ31内のハードディスク34をスピンドルモ
ータ11によって回転駆動することに伴い、常に、ダス
トを含んだ外部の空気がカートリッジ挿入口5から吸い
込まれて、スピンドルモータ11の外周を経て、ハブ用
穴38からディスクカートリッジ31内に流入されて、
そのディスクカートリッジ31内がダストで汚染されて
しまい、上述したようにデータの記録及び/又は再生不
良やハードディスク又はヘッドの物理的な破壊を招き易
いと言う問題があった。
【0011】なお、R−HDD1は、ダストを含んだ外
部の空気がカートリッジ挿入口5からのみ吸い込まれる
だけではなく、R−HDD1の構造上不可避的に存在す
るシャーシ2等に形成されていて構造上不可避的に存在
する微小な隙間等からもダストを含んだ外部の空気が吸
い込まれ易い上に、スピンドルモータ11の高速回転や
ディスクカートリッジ31のヘッド用穴37から流出さ
れる空気によってこのR−HDD1の内部の空気も拡散
されることによって、R−HDD1の内部に堆積してい
るダストもディスクカートリッジ31内に流入されて、
そのディスクカートリッジ31内がダストで汚染され易
いものになっている。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ディスクカートリッジ内のディス
ク状記録媒体をスピンドルモータで回転駆動することに
伴い、ダストを含んだ空気がディスクカートリッジ内に
流入することを未然に防止できるようにしたリムーバブ
ルディスク記憶装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のリムーバブルディスク記憶装置は、ディス
クカートリッジ内のディスク状記録媒体をスピンドルモ
ータによって回転駆動することに伴い、空気がそのスピ
ンドルモータの外周からディスクカートリッジ内に吸入
される空気吸入通路を一か所以上形成して、これらの空
気吸入通路内に集塵用フィルターを配置したものであ
る。
【0014】上記のように構成された本発明のリムーバ
ブルディスク記憶装置は、ディスクカートリッジ内のデ
ィスク状記録媒体をスピンドルモータによって回転駆動
することに伴い、一か所以上に形成した空気吸入通路か
ら空気をスピンドルモータの外周からディスクカートリ
ッジ内に吸入させるようにし、その際、空気吸入通路内
に配置した集塵用フィルターによって空気中に含まれて
いるダストを集塵して、そのダストがディスクカートリ
ッジ内に流入されることを未然に防止することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をR−HDDに適用
したリムーバブルディスク記憶装置の実施の形態を図1
〜図8を参照して説明する。なお、図9〜図11と同一
構造部には、同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0016】「第1の実施形態」まず、図1〜図4によ
って、リムーバブルディスク記憶装置の一例であるR−
HDD1の第1の実施形態について説明すると、図1に
示すように、ディスクカートリッジ31がカートリッジ
ホルダー31によって矢印a方向に下降されて、シャー
シ2上に近接され、そのディスクカートリッジ31内の
ハードディスク34のハブ35がチャッキングマグネッ
ト13によってスピンドルモータ11のロータ12上に
マグネットチャッキングされた状態で、シャーシ2とデ
ィスクカートリッジ31の下ハーフ33との間で、スピ
ンドルモータ11及びハブ用穴38の外周を覆う円筒状
等の壁部21がシャーシ2上に一体に形成されている。
そして、この壁部21の周方向の一部で、カートリッジ
挿入口23側の位置(カートリッジ挿入口5に最も近い
位置)に第1の開口部22が形成され、かつ、その第1
の開口部22の左右両側からカートリッジ挿入口5に向
う左右一対の第1の側壁部23がシャーシ2上に一体に
形成されている。なお、これら左右一対の第1の側壁部
23の上端面はスピンドルモータ11から遠ざかるに従
って次第に低くなるように傾斜された斜面23aに構成
されている。そして、シャーシ2とディスクカートリッ
ジ31の下ハーフ33との間の水平状で、狭い隙間24
内で、左右一対の第1の側壁部23の間に第1の空気吸
入通路25が形成されている。
【0017】そして、この第1の空気吸入通路25内に
第1の集塵用フィルター41が斜めに配置されている。
この第1の集塵用フィルター41は、図4に示すよう
に、例えばPTEE等のフィルネーション機能のあるフ
ィルター膜42の外周とポリエチレン等の熱可塑性繊維
で作成された不織布等の保護層43で覆ったほぼ平面形
状に構成されている。そして、この第1の集塵用フィル
ター41は左右一対の第1の側壁部23間に跨るように
して、これら第1の側壁部23の斜面23a上に溶着、
粘着テープによる粘着、或いは接着等の固定手段によっ
て斜めに貼り付けられている。従って、この第1の集塵
用フィルター41の上面である空気吸入面41a及び下
面である空気排出面41bはスピンドルモータ11から
矢印d方向に遠ざかるに従ってディスクカートリッジ3
1の下ハーフ33との間の隙間が次第に拡大されるよう
に左右一対の側壁部23の斜面23aに沿って傾斜され
ている。
【0018】このR−HDD1の実施形態は以上のよう
に構成されていて、図1に示すように、従来同様に、デ
ィスクカートリッジ31がカートリッジホルダー15に
よって下降位置まで矢印a方向に下降され、ハードディ
スク34がハブ35及びチャッキングマグネット13に
よってスピンドルモータ11のロータ12上にマグネッ
トチャッキングされ、そのスピンドルモータ11によっ
てハードディスク34が高速で回転駆動されながら、上
下一対の浮上ヘッドスライダー19によってハードディ
スク34の上下両面にデータを記録及び/又は再生する
際に、従来同様に、ハブ用穴38周辺に負圧が生じるこ
とに伴って発生するディスクカートリッジ31全体の遠
心ポンプ機能により、カートリッジ挿入口5から隙間2
4内に吸い込まれたダストを含んだ外部の空気である流
入空気Cは、第1の空気吸入通路25内に配置されてい
る第1の集塵用フィルター41の空気吸入面41aから
吸入されて空気排出面41bへ排出されるように、この
第1の集塵用フィルター41を必ず通過する。
【0019】そして、その流入空気Cが第1の集塵用フ
ィルター41を通過する際に、その空気中に含まれてい
るダストが第1の集塵用フィルター41のフィルター層
42及び保護層43で捕獲され、ダストが除去された清
浄な空気だけが空気流出面41bから流出される。そし
て、この清浄な空気は左右一対の側壁部23及び壁部2
1の内側に入り、スピンドルモータ11の外周を経て、
ディスクカートリッジ31の下ハーフ33のハブ用穴3
8からディスクカートリッジ31内に流入されることに
なる。
【0020】従って、ハードディスク31へのデータの
記録及び/又は再生中には、ダストを除去した新鮮な空
気をディスクカートリッジ31内へ流入させることがで
きて、このディスクカートリッジ31内がダストで汚染
されることを未然に防止することができるので、ダスト
によってデータの記録及び/又は再生不良やハードディ
スク34又は浮上ヘッドスライダー19のヘッドが物理
的に破壊されることを未然に防止することができる。そ
して、ハードディスク34へのデータの記録及び/又は
再生を高精度に行うことができる高品質で、高耐久のR
−HDD1を実現できる。
【0021】ところで、第1の集塵用フィルター41に
は、 (1) 長時間の使用に対しても目詰りが発生しないこ
と。 (2) 集塵効果が高いこと(99%以上が望まし
い)。 (3) 圧力損失が少ないこと。 等の条件を満足させることが望ましい。この際、上記
(1)の条件を満足させるためには、第1の集塵用フィ
ルター41の表面積を大型化することが有効である。ま
た、上記(2)の条件を満足させるためには圧力損失が
10mmH2at5.3cm/s程度に大きな第1の集
塵用フィルター41を使用することが好ましいが、これ
は反面、上記(3)の条件と相反することになる。つま
り、上記(2)及び(3)の条件を矛盾なく満足させる
ためには、第1の集塵用フィルター41の表面を大型化
し、かつ、単位面積当りの圧力損失は大きくても、全体
として圧力損失を低くすれば良い。そこで、図1に示す
ように、ほぼ平面形状の第1の集塵用フィルター41を
第1の空気吸入通路25内に斜めに配置することによっ
て、この第1の集塵用フィルター41の表面積を大型化
することができる。そして、この第1の集塵用フィルタ
ー41内を空気が斜めに通過することによる空気通過距
離(空気通過時間)を大きくして、集塵効率を高めるこ
とができると共に、圧力損失も低く抑えることができ
て、上記の3条件を全て満足させることができる。な
お、ほぼ平面形状の第1の集塵用フィルター41を第1
の空気吸入通路25内にシャーシ2と平行状に配置する
こともでき、平行状に配置してもほぼ同等の効果を奏す
ることができる。
【0022】なお、空気流Cがカートリッジ挿入口5か
ら流入した空気流Cの一部はR−HDD1の内部を巡回
するために、このR−HDD1の内部は外部と比べて若
干陽圧となる。そのために、R−HDD1の構造上にお
いて不可避的に存在するシャーシ2等に形成されている
微小な隙間等からR−HDD1の内部へのダストの侵入
も防止し易い効果もある。
【0023】「第2の実施形態」次に、図5によって、
R−HDD1の第2の実施形態について説明すると、前
述した第1の実施形態では、カートリッジ挿入口5から
流入した空気流Cの一部がR−HDD1の内部を巡回す
る結果、R−HDD1の内部が外部と比べて若干陽圧と
なり、R−HDD1の構造上不可避的に存在するシャー
シ2等に形成されている微小な隙間等からR−HDD1
の外部へ空気が吐出することで、その微小な隙間等から
R−HDD1の内部へのダストの侵入を防止している。
しかし、この小さい隙間等からR−HDD1の外部への
空気の吐出量は必ずしも最適ではなく、必要量より多く
の空気がR−HDD1の外部へ吐出される弊害もある。
そして、R−HDD1の外部への空気の吐出量=R−H
DD1の内部への空気の流入量となるので、この空気吐
出量が多過ぎた場合には、R−HDD1の内への空気流
入量が多過ぎて、第1の集塵フィルター41が早期に目
詰りしてしまい易い。また、第1の開口部22の開口面
積が小さ過ぎた場合や集塵用フィルター41の目詰り等
によって圧力損失が大きくなり過ぎた場合には、壁部2
1の内部の気圧が下り過ぎてしまい、スピンドルモータ
11内部の油分が飛散して、ディスクカートリッジ31
内が油分で汚染される可能性も生じる。
【0024】そこで、このR−HDD1のオフの第2の
実施形態では、壁部21の周方向の一部で、第1の開口
部22とは反対側であって、ディスクカートリッジ31
のヘッド用穴37側の位置に第2の開口部26を形成し
ている。そして、ディスクカートリッジ31内のハード
ディスク34をスピンドルモータ11によって高速で回
転駆動する際に、ディスクカートリッジ31のヘッド用
穴37から外部へ流出される流出空気流BをR−HDD
1の内部で第1の集塵用フィルター41まで巡回させる
一方、シャーシ2等に形成されている小さい隙間等から
R−HDD1の外部へ吐出させるようにし、その上、そ
の壁部21の周方向の一部で、第1の開口部22とは反
対側であって、ディスクカートリッジ31のヘッド用穴
37側の位置に第2の開口部26を形成したものであ
る。そして、このように、壁部21のヘッド用穴37側
に第2の開口部26を形成すると、ディスクカートリッ
ジ31内のハードディスク34をスピンドルモータ11
によって高速で回転駆動する際に発生して、ディスクカ
ートリッジ31のヘッド用穴37から外部へ流出させる
流出空気流Bの流れを、 (1) R−HDD1の内部で第1の集塵用フィルター
41まで巡回させる。 (2) シャーシ2等に形成されている小さい隙間から
R−HDD1の外部へ吐出させる。 (3) 第2の開口部26からハブ用穴38を通してデ
ィスクカートリッジ31内に流入させる。 の3通りに設定することができる。
【0025】そして、上記(2)項のR−HDD1の外
部への空気の吐出量は、上記(1)項及び(3)項の空
気流Bの量が多くなる程(即ち、ディスクカートリッジ
31を含むR−HDD1内部での空気の循環量が増える
ことによって少なくなるので、そのR−HDD1の外部
への空気吐出量の最適化を図ることが可能になり、R−
HDD1の内部への空気流入量を最適化して、第1の集
塵用フィルター41で濾過すべき空気量を最小に抑え
て、その目詰りを防止することができる。その上、上記
(1)項及び(3)項の空気流により、壁部21の第1
及び第2開口部22、26からハブ用穴38を通してデ
ィスクカートリッジ31内に多量の空気を流入させるこ
とができるので、壁部21の内部の気圧が下り過ぎて、
スピンドルモータ1内部の油分が飛散し、ディスクカー
トリッジ31内が油分で汚染されてしまうような不都合
も未然に防止することができる。
【0026】「第3の実施形態」次に、図6によって、
R−HDD1の第3の実施形態について説明すると、こ
の場合は、第2の実施形態で示した壁部21の第1及び
第2開口部22、26に通じる第1及び第2の2つの空
気吸入通路25、27をディスクカートリッジ31の下
ハーフ33とシャーシ2との間で、その壁部21の前後
2か所に対称状に形成して、第1の空気吸入通路25内
に第1の集塵用フィルター41を配置させる一方、第2
の空気吸入通路27内にも第2の集塵用フィルター44
を対称状に配置したものである。なお、第2の開口部2
6の左右両側からカートリッジ挿入口5とは反対側に向
う左右一対の第2の側壁28がシャーシ2上へ一体に形
成されていて、これら左右一対の第2の側壁28の上端
面がスピンドルモータ11から遠ざかるに従って次第に
低くなるように傾斜された斜面28aが形成されてい
て、これら左右一対の斜面28a上に跨るようにして第
2の集塵用フィルター44が溶着、粘着、或いは接着等
の固定手段によって斜めに貼り付けられている。
【0027】従って、このR−HDD1の第3の実施形
態によれば、ディスクカートリッジ31内のハードディ
スク34をスピンドルモータ11によって高速で回転駆
動する際に発生し、主としてカートリッジ挿入口5から
R−HDD1の内部に流入される流入空気流C中に含ま
れているダストを集塵用フィルター41によって集塵す
ると同時に、主としてディスクカートリッジ31のヘッ
ド用穴37から流出される流出空気流B中に含まれてい
るダストを第2の集塵用フィルター44によって集塵す
ることができる。従って、カートリッジ挿入口5からR
−HDD1の内部に流入される流入空気C中に含まれて
いるダストと、ヘッド用穴37からR−HDD1の内部
に流出されて、そのR−HDD1の内部で巡回される流
出空気流B中に含まれているダストの両方を高効率に集
塵することができて、ディスクカートリッジ31内がダ
ストで汚染されることをより一層未然に防止することが
できる。
【0028】この際、第2の集塵用フィルター44は、
第1の集塵用フィルター41によって既にダストが集塵
(濾過)された清浄な空気を再度集塵(濾過)すること
になるので、この第2の集塵用用フィルター44は第1
の集塵用フィルター41ほどの集塵効率は要求されず、
また、第2の実施形態で説明した(3)項を満足させ易
くするためにも、この第2の集塵用フィルター44の圧
力損失を小さくすることが好ましい。このために、この
第2の集塵用フィルター44には、第1の集塵用フィル
ター41と同じ構造で、集塵効率の小さいものを用いて
も良いが、ハードディスク固定型のハードディスク装置
に通常使用されている循環フィルターに近いものが好ま
しく、具体的には集塵効率が30〜70%で、圧力損失
が1mmH2at5.3cm/s程度のエレクトレット
タイプのフィルターを用いるのが好ましい。なお、この
第3の実施形態においても、前述した第2の実施形態と
同様に、第2の開口部26からハブ用穴38を通してデ
ィスクカートリッジ31内に空気が流入されるので、ス
ピンドルモータ11内部の気圧低下の防止が容易であ
る。
【0029】「第4の実施形態」次に、図8及び図9に
よって、R−HDD1の第4の実施形態について説明す
ると、前述した第1〜第3の実施形態では、ディスクカ
ートリッジ31をカートリッジホルダー15によって下
降位置まで矢印a方向に下降させた状態では、ディスク
カートリッジ31が第1、第2の集塵用フィルター4
1、44に著しく近接された状態となる。従って、R−
HDD1内へのディスクカートリッジ31のローディン
グ及びイジェクト動作によってR−HDD1内部に体積
変化による突発的な空気流(突風)が発生した場合に
は、第1、第2の集塵用フィルター41、44の表面に
付着(捕獲)しているダストやR−HDD1内に堆積し
ているダストがR−HDD1内で飛翔してディスクカー
トリッジ31内に侵入する可能性がある。
【0030】そこで、このR−HDD1の第4の実施形
態では、ディスクカートリッジ31の下ハーフ33と、
第1、第2の集塵用フィルター41、44との間に、デ
ィスクカートリッジ31と平行な仕切板46を配置し、
これらの仕切板46で第1、第2の集塵用フィルター4
1、44の上部を覆うことによって、ディスクカートリ
ッジ31のローディング及びイジェクト動作によってR
−HDD1内部に体積変化による突発的な空気流(突
風)が発生した場合でも、第1、第2の集塵用フィルタ
ー41、44の表面に付着(捕獲)されているダストが
飛翔してディスクカートリッジ31内に侵入することを
未然に防止することができるようにしたものである。こ
の際、図8に示すように、仕切板46をシャーシ2上に
固定しても良いし、また、図9に示すように、カートリ
ッジホルダー15を矢印a、b方向に昇降駆動するスラ
イド板等によって仕切板46を兼用して、この仕切板4
6を面内方向である矢印c、d方向にスライド可能に構
成しても良い。そして、このように、スライド板等で仕
切板46を兼用すれば、部品点数及び組立工数の削減に
よる低コスト化を実現できる。
【0031】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、本発明のリムーバブルディスク記憶装置
は、R−HDDに限定されることなく、各種のディスク
状記録媒体をディスクカートリッジによってローディン
グ及びイジェクトする各種のディスク装置に適用可能で
ある。また、上記した実施の形態では、ディスクカート
リッジとシャーシとの間に形成した扁平な隙間内に第
1、第2の空気吸入通路を形成したが、シャーシをディ
スクカートリッジに近接して配置し、そのシャーシに形
成した凹溝内に第1、第2の空気吸入通路を形成するこ
ともできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のリムー
バブルディスク記憶装置は、次のような効果を奏するこ
とができる。
【0033】請求項1は、ディスクカートリッジ内のデ
ィスク状記録媒体をスピンドルモータによって回転駆動
することに伴い、一か所以上に形成した空気吸入通路か
ら空気をスピンドルモータの外周からディスクカートリ
ッジ内に吸入させるようにし、その際、空気吸入通路内
に配置した集塵用フィルターによって空気中に含まれて
いるダストを集塵して、そのダストがディスクカートリ
ッジ内に流入されることを未然に防止することができる
ようにしたので、ディスクカートリッジ内に常に清浄な
空気だけを供給することができて、ディスクカートリッ
ジ内がダストによって汚染されることによるデータの記
録及び/又は再生不良やディスク状記録媒体又は記録及
び/又は再生手段の物理的な破壊を未然に防止すること
ができて、高品質で、高耐久のリムーバブルディスク記
憶装置を実現できる。
【0034】請求項2は、ディスクカートリッジ内のデ
ィスク状記録媒体をスピンドルモータによって回転駆動
することに伴い、カートリッジ挿入口からスピンドルモ
ータの外周を経て吸入されるように形成された空気吸入
通路を通して外部の空気を吸入させるようにし、その
際、空気吸入通路内に配置した集塵用フィルターによっ
てその外部の空気中に含まれているダストを集塵して、
そのダストがディスクカートリッジ内に流入されること
を未然に防止することができるようにしたので、リムー
バブルディスク記憶装置の内部が若干陽圧となることに
より、カートリッジ挿入口以外の微小な隙間からダスト
を含んだ外部の空気が侵入することも防止できて、外部
の空気中に含まれているダストでディスクカートリッジ
内が汚染されることを未然に防止することができる。
【0035】請求項3は、ディスクカートリッジ内のデ
ィスク状記録媒体をスピンドルモータによって回転駆動
することに伴い、カートリッジ挿入口からスピンドルモ
ータの外周を経て吸入されるように形成された第1の空
気吸入通路を通して外部の空気を吸入させるようにする
と共に、カートリッジ挿入口とは反対側に形成された第
2の空気吸入通路を通して内部の空気を吸入させるよう
にし、少なくとも第1の空気吸入通路内に配置した集塵
用フィルターによって外部の空気中に含まれているダス
トを集塵して、そのダストがディスクカートリッジ内に
流入されることを未然に防止することができるようにし
たので、外部の空気中に含まれているダストでディスク
カートリッジ内が汚染されることを未然に防止すること
ができると共に、リムーバブルディスク記憶装置から外
部へ吐出される空気量を調整することが可能となり、カ
ートリッジ挿入口から吸入する外部の空気の吸入量を最
適化することができる。従って、集塵用フィルターで濾
過すべき空気量を最小にして、長時間の使用によっても
集塵用フィルターの目詰りを防止することができると共
に、スピンドルモータの周辺部の気圧の低下によるスピ
ンドルモータの油分の飛散も防止できる。
【0036】請求項4は、空気流入通路をディスクカー
トリッジとシャーシとの間の扁平な隙間内に形成して、
扁平状の集塵用フィルターをその扁平な空気吸入通路内
に傾斜又は平行状に配置したので、集塵用フィルターの
表面積の大型化と、圧力損失を少なくすることを両立さ
せて、長時間の使用によっても集塵用フィルターが目詰
りを起さず、しかも、ダストの集塵効率を著しく高くす
ることができる。
【0037】請求項5は、外部の空気がカートリッジ挿
入口からスピンドルモータの外周を経てカートリッジ吸
入通路内に吸入される空気吸入通路をカートリッジとそ
の下部のシャーシとの間の扁平な隙間内に形成して、扁
平状の集塵用フィルターをその扁平な空気吸入通路内に
傾斜又は平行状に配置したので、集塵用フィルターの表
面積の大型化と、圧力損失を少なくすることを両立させ
て、長時間の使用によっても集塵用フィルターが目詰り
を起さず、しかも、ダストの集塵効率を著しく高くする
ことができる。
【0038】請求項6は、挿入口からスピンドルモータ
の外周を経て吸入されるように形成された第1の空気吸
入通路を通して外部の空気を吸入させるようにすると共
に、カートリッジ挿入口とは反対側に形成された第2の
空気吸入通路を通して内部の空気を吸入させるように
し、扁平な集塵用フィルターを少なくとも第1の空気吸
入通路内に傾斜又は平行状に配置したので、集塵用フィ
ルターの表面積の大型化と、圧力損失を少なくすること
を両立させて、長時間の使用によっても集塵用フィルタ
ーが目詰りを起さず、しかも、ダストの集塵効率を著し
く高くすることができる。
【0039】請求項7は、スピンドルモータの外周を覆
い、かつ、ディスクカートリッジに近接された壁部をシ
ャーシに形成し、その壁部の周方向一か所以上に形成さ
れた開口部から壁部内を経由してディスクカートリッジ
内に吸入される空気吸入通路中に集塵用フィルターを配
置したので、空気中に含まれているダストを確実に集塵
して、ディスクカートリッジ内に清浄な空気を確実に供
給することができる。
【0040】請求項8は、カートリッジ挿入口側の第1
の空気吸入通路内に配置した第1の集塵用フィルターの
集塵効率を、カートリッジ挿入口側とは反対側の第2の
空気吸入通路内に配置した第2の集塵用フィルターの集
塵効率より大きく構成したので、外部の空気中に含まれ
ているダストを第1の集塵用フィルターで確実に集塵し
て、ディスクカートリッジ内へ清浄な空気を供給できる
一方、第2の集塵用フィルターの目詰りを防止でき、か
つ、スピンドルモータの周辺部の気圧の低下によるその
スピンドルモータの油分の飛散も防止することができ
る。
【0041】請求項9は、扁平状の集塵用フィルターと
ディスクカートリッジとの間に、そのディスクカートリ
ッジと平行で、かつ、固定又は面内方向に移動可能な仕
切板を配置したので、ディスクカートリッジのローディ
ング及びイジェクト動作によって内部のダストが飛翔し
てディスクカートリッジ内に侵入されることを未然に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をR−HDDに適用したリムーバブルデ
ィスク記憶装置の第1の実施形態を説明する要部の断面
側面図である。
【図2】図1のトップカバーを外した状態の斜視図であ
る。
【図3】図2のカートリッジホルダーを外した状態の斜
視図である。
【図4】同上の実施形態に使用される集塵用フィルター
の一部切欠き斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を説明するカートリッ
ジホルダーを外した状態の斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を説明するカートリッ
ジホルダーを外した状態の斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を説明するカートリッ
ジホルダーを外した状態の斜視図である。
【図8】図7の断面側面図である。
【図9】従来のR−HDDを説明するトップカバーを外
した状態の斜視図である。
【図10】図9の断面側面図である。
【図11】R−HDDに使用されるディスクカートリッ
ジの分解斜視図である。
【符号の説明】
1はリムーバブルディスク記憶装置であるR−HDD、
2はシャーシ、5はカートリッジ挿入口、11はスピン
ドルモータ、15はカートリッジホルダー、21は壁
部、22は第1の開口部、24は扁平な隙間、25は第
1の空気吸入通路、26は第2の開口部、27は第2の
空気吸入通路、31はディスクカートリッジ、34はデ
ィスク状記録媒体であるハードディスク、37はヘッド
用穴、38はハブ用穴、41は第1の集塵用フィルタ
ー、44は第2の集塵用フィルター、46は仕切板であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間宮 敏夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山田 孝 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 眞田 洋太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D001 AA06 KK01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態で脱着可能に装着されるスピンドルモータ
    と、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記カートリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピン
    ドルモータによって回転駆動することに伴い、空気がそ
    のスピンドルモータの外周から上記カートリッジ内に吸
    入される空気吸入通路を一か所以上形成し、 上記空気吸入通路内に集塵用フィルターを配置したこと
    を特徴とするリムーバブルディスク記憶装置。
  2. 【請求項2】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態でカートリッジ挿入口を通して脱着可能に
    装着されるスピンドルモータと、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記カートリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピン
    ドルモータによって回転駆動することに伴い、外部の空
    気が上記カートリッジ挿入口から上記スピンドルモータ
    の外周を経て上記カートリッジ内に吸入される空気吸入
    通路を一か所以上形成し、 上記空気吸入通路内に集塵用フィルターを配置したこと
    を特徴とするリムーバブルディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態でカートリッジ挿入口を通して脱着可能に
    装着されるスピンドルモータと、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記スピンドルモータの外周の上記カートリッジ挿入口
    側に一か所以上形成され、上記カートリッジ内のディス
    ク状記録媒体を上記スピンドルモータによって回転駆動
    することに伴い、外部の空気が上記カートリッジ挿入口
    から上記スピンドルモータの外周を経て上記カートリッ
    ジ内に吸入される第1の空気吸入通路と、 上記スピンドルモータの外周の上記カートリッジ挿入口
    とは反対側に一か所以上形成され、上記カートリッジ内
    のディスク状記録媒体を上記スピンドルモータによって
    回転駆動することに伴い、内部の空気が上記スピンドル
    モータの外周を経て上記カートリッジ内に吸入される第
    2の空気吸入通路と、 少なくとも上記第1の空気吸入通路内に配置された集塵
    用フィルターを備えたことを特徴とするリムーバブルデ
    ィスク記憶装置。
  4. 【請求項4】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態で脱着可能に装着されるスピンドルモータ
    と、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記カートリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピン
    ドルモータによって回転駆動することに伴い、空気がそ
    のスピンドルモータの外周から上記カートリッジ内に吸
    入される空気吸入通路を上記カートリッジとその下部の
    シャーシとの間の扁平な隙間内に一か所以上形成し、 扁平形状の集塵用フィルターを上記扁平な空気吸入通路
    内に傾斜又は平行状に配置したことを特徴とするリムー
    バブルディスク記憶装置。
  5. 【請求項5】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態でカートリッジ挿入口を通して脱着可能に
    装着されるスピンドルモータと、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記カートリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピン
    ドルモータによって回転駆動することに伴い、外部の空
    気が上記カートリッジ挿入口から上記スピンドルモータ
    の外周を経て上記カートリッジ内に吸入される空気吸入
    通路を上記カートリッジとその下部のシャーシとの間の
    扁平な隙間内に一か所以上形成し、 扁平形状の集塵用フィルターを上記扁平な空気吸入通路
    内に傾斜又は平行状に配置したことを特徴とするリムー
    バブルディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態でカートリッジ挿入口を通して脱着可能に
    装着されるスピンドルモータと、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記スピンドルモータの外周の上記カートリッジ挿入口
    側で、上記カートリッジとその下部のシャーシとの間の
    扁平な隙間内に一か所以上形成され、上記カートリッジ
    内のディスク状記録媒体を上記スピンドルモータによっ
    て回転駆動することに伴い、外部の空気が上記カートリ
    ッジ挿入口から上記スピンドルモータの外周を経て上記
    カートリッジ内に吸入される第1の空気吸入通路と、 上記スピンドルモータの外周の上記カートリッジ挿入口
    とは反対側で、上記カートリッジとその下部のシャーシ
    との間の扁平な隙間内に一か所以上形成され、上記カー
    トリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピンドルモー
    タによって回転駆動することに伴い、内部の空気が上記
    スピンドルモータの外周を経て上記カートリッジ内に吸
    入される第2の空気吸入通路と、 扁平形状の集塵用フィルターを少なくとも上記第1の空
    気吸入通路内に傾斜又は平行状に配置したことを特徴と
    するリムーバブルディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】ディスク状記録媒体がカートリッジ内に収
    納された状態で脱着可能に装着されるスピンドルモータ
    と、 上記スピンドルモータに脱着可能に装着されたディスク
    状記録媒体にデータを記録及び/又は再生する記録及び
    /又は再生手段を備えたリムーバブルディスク記憶装置
    おいて、 上記カートリッジが装着されるシャーシに上記スピンド
    ルモータの外周を覆い、かつ、上記カートリッジに近接
    された壁部を形成し、 上記壁部に周方向一か所以上の開口部を形成し、 上記カートリッジ内のディスク状記録媒体を上記スピン
    ドルモータによって回転駆動することに伴い、上記開口
    部から上記壁部内を経由して上記カートリッジ内に吸入
    される空気吸入通路中に集塵用フィルターを配置したこ
    とを特徴とするリムーバブルディスク記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項3又は請求項6に記載のリムーバブ
    ルディスク記憶装置において、 上記カートリッジ挿入口側の上記第1の空気吸入通路内
    に配置した上記第1の集塵用フィルターの集塵効率を上
    記カートリッジ挿入口側とは反対側の上記第2の空気吸
    入通路内に配置した上記第2の集塵用フィルターの集塵
    効率より大きく構成したことを特徴とするリムーバブル
    ディスク記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項4又は請求項5又は請求項6に記載
    のリムーバブルディスク記憶装置において、 上記扁平形状の集塵用フィルターと上記ディスクカート
    リッジとの間に、そのディスクカートリッジと平行で、
    かつ、固定又は面内方向に移動可能な仕切板を配置した
    ことを特徴とするリムーバブルディスク記憶装置。
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