JPS63261651A - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
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- JPS63261651A JPS63261651A JP62095137A JP9513787A JPS63261651A JP S63261651 A JPS63261651 A JP S63261651A JP 62095137 A JP62095137 A JP 62095137A JP 9513787 A JP9513787 A JP 9513787A JP S63261651 A JPS63261651 A JP S63261651A
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Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、マグネトロンから発生する高調波等の特定の
強い雑音電波の漏洩を、複数周波数にわたって抑制する
ことができ、しかも量産し易い構造のフィルタを備えた
マグネトロンに関する。
強い雑音電波の漏洩を、複数周波数にわたって抑制する
ことができ、しかも量産し易い構造のフィルタを備えた
マグネトロンに関する。
従来のマグネトロンでは、出力マイクロ波の高調波など
特定周波数の雑音電波の漏洩を抑制するため、例えば実
開昭54−125564号公報に開示されているように
、アンテナリードを囲む金属製の出力側封止筒状部材の
内側に、つば付き金属円筒を配設して所謂チョーク構造
と呼ばれるフィ、ルタを形成させ、かつチョーク構造の
開放端が下方陽極側になるように構成されていた。
特定周波数の雑音電波の漏洩を抑制するため、例えば実
開昭54−125564号公報に開示されているように
、アンテナリードを囲む金属製の出力側封止筒状部材の
内側に、つば付き金属円筒を配設して所謂チョーク構造
と呼ばれるフィ、ルタを形成させ、かつチョーク構造の
開放端が下方陽極側になるように構成されていた。
上記従来のチョーク構造は、アンテナ組立をブレージン
グ炉でろう付けして作る際、アンテナ組立を作る治具が
アンテナ組立内部に入れる治具だけでは固定できず、ア
ンテナ組立の外側から被せる治具によっても、位置出し
固定しなければならないために、例えば、銀銅ろうの場
合は、薄いものを用いると、外側から治具を被せると、
銀銅ろうの位置が本来あるべき位置へ移動するのではな
く、その場所(不適当な位置のまま)で曲がってしまう
ことがある。従って、そのままブレージング炉に入れる
と、ろう付は不良となり、歩留りが低下する。このよ゛
うな不良の対策には、丁度必要な量以上の大量の銀銅ろ
うが必要となるという問題があった。また、治具は内側
と外側の両方向から組立部品の寸法を出すようにしなり
ればならないので、治具も高価になっていた。
グ炉でろう付けして作る際、アンテナ組立を作る治具が
アンテナ組立内部に入れる治具だけでは固定できず、ア
ンテナ組立の外側から被せる治具によっても、位置出し
固定しなければならないために、例えば、銀銅ろうの場
合は、薄いものを用いると、外側から治具を被せると、
銀銅ろうの位置が本来あるべき位置へ移動するのではな
く、その場所(不適当な位置のまま)で曲がってしまう
ことがある。従って、そのままブレージング炉に入れる
と、ろう付は不良となり、歩留りが低下する。このよ゛
うな不良の対策には、丁度必要な量以上の大量の銀銅ろ
うが必要となるという問題があった。また、治具は内側
と外側の両方向から組立部品の寸法を出すようにしなり
ればならないので、治具も高価になっていた。
本発明は上記従来のマグネトロンの問題点を解決し、従
来よりも量産し易く、しかも従来よりも一層強力に雑音
電波の漏洩を抑制できる、安価なマグネトロンを提供す
ることを目的とする。
来よりも量産し易く、しかも従来よりも一層強力に雑音
電波の漏洩を抑制できる、安価なマグネトロンを提供す
ることを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明においては、マグネ
トロンの高周波共振回路を形成するベインの一つに接続
され上方出力側へ延びるアンテナリードを囲み、その下
端は陽極円筒上端部に電気的に接続して気密封止され、
その上端は出力側絶縁体と気密封止された、管軸と同心
な出力側封止筒状部材を、管軸方向に積重ね互いに気密
封着した複数の構成部分に分割し、これら構成部分を、
上のものほど順次直径が小さい複数の円筒部を中間段部
で一体に接続した構造とし、かつ、少なくとも1個の構
成部分の最小径円筒部は、上側に隣接する又は更に上方
に離れた構成部分の内部にまで延びているようなフィル
タ構造とした。
トロンの高周波共振回路を形成するベインの一つに接続
され上方出力側へ延びるアンテナリードを囲み、その下
端は陽極円筒上端部に電気的に接続して気密封止され、
その上端は出力側絶縁体と気密封止された、管軸と同心
な出力側封止筒状部材を、管軸方向に積重ね互いに気密
封着した複数の構成部分に分割し、これら構成部分を、
上のものほど順次直径が小さい複数の円筒部を中間段部
で一体に接続した構造とし、かつ、少なくとも1個の構
成部分の最小径円筒部は、上側に隣接する又は更に上方
に離れた構成部分の内部にまで延びているようなフィル
タ構造とした。
一般に、高周波電力を伝送する伝送線路の途中に、共振
回路を挿入することにより、フィルタを構成する、こと
が出来る。同軸線路の中に、阻よしたい電波の電気長く
管内波長)の4分の1の長さにチョーク構造を形成させ
ると、その電波は透過できなくなる。それは、チッーク
の開放端からチッーク部をみたインピーダンスが、その
電波に対しては、理論的に無限大になるため、同軸部の
チッーク開放端位置から負荷側をみたインピーダンスが
無視されるようになり、負荷側にかかる電圧が零になる
ためである。
回路を挿入することにより、フィルタを構成する、こと
が出来る。同軸線路の中に、阻よしたい電波の電気長く
管内波長)の4分の1の長さにチョーク構造を形成させ
ると、その電波は透過できなくなる。それは、チッーク
の開放端からチッーク部をみたインピーダンスが、その
電波に対しては、理論的に無限大になるため、同軸部の
チッーク開放端位置から負荷側をみたインピーダンスが
無視されるようになり、負荷側にかかる電圧が零になる
ためである。
以上は、理想的な同軸線路内のチョーク構造を例にとっ
て説明したが、一般的には、インピーダンスが其の電波
に対して、最大または極大になるような共振空胴(共振
回路)を、マグネトロンの出力部に付設することが、漏
洩防止効果を太き(するために重要である。従って、マ
グネトロンの出力部のように、アンテナリードに対する
出力側封止筒状部材の径が6〜8倍もある場合は、チョ
ークの円筒部の長さは、阻止したい電波の電気長の4分
の1よりも小さくする必要がある。これは、直径方向の
長さを考慮しなければならないと同時に、チ四−り開放
端部と近接する金属部分の間の容量を考慮しなければな
らないからである。
て説明したが、一般的には、インピーダンスが其の電波
に対して、最大または極大になるような共振空胴(共振
回路)を、マグネトロンの出力部に付設することが、漏
洩防止効果を太き(するために重要である。従って、マ
グネトロンの出力部のように、アンテナリードに対する
出力側封止筒状部材の径が6〜8倍もある場合は、チョ
ークの円筒部の長さは、阻止したい電波の電気長の4分
の1よりも小さくする必要がある。これは、直径方向の
長さを考慮しなければならないと同時に、チ四−り開放
端部と近接する金属部分の間の容量を考慮しなければな
らないからである。
本発明では、マグネトロン本体のベインに接続されたア
ンテナリードを囲むアノードと同電位に保たれた出力側
封止筒状部材の内側に、アンテナリードを円周方向に包
囲するように、つば付円筒体を複数個形成させ、出力側
封止筒状部材とつば付円筒体とで囲まれた空間を、それ
ぞれ阻止したい特定の電波に並列共振(共振時に空間を
見たインピーダンスが無限大(極大))になるようにし
た。
ンテナリードを囲むアノードと同電位に保たれた出力側
封止筒状部材の内側に、アンテナリードを円周方向に包
囲するように、つば付円筒体を複数個形成させ、出力側
封止筒状部材とつば付円筒体とで囲まれた空間を、それ
ぞれ阻止したい特定の電波に並列共振(共振時に空間を
見たインピーダンスが無限大(極大))になるようにし
た。
出力側封止筒状部材を複数構成部分に分割したのは下記
の如く生産性向上のためである。
の如く生産性向上のためである。
アンテナリードを囲んで出力部に付設した同軸並列共振
回路で、特定波長の雑音電波の漏洩を抑制する構造に対
する説明は、以上の如(であるが、本発明では、出力側
封止筒状部材(其の外側円筒部)を従来のように一体に
形成せず、管軸方向に複数個の互いに気密封着した構成
部分に分割し、それらを管軸方向に積重ねて、気密封着
部が出力側封止筒状部材の円筒外部に露出するような構
造にして、ろう付は作業に際し、各構成部分を(治具に
より)正しい関係位置に保持することや、ろうをろう付
は作業に最適な位置に配置供給すること、更に、ろう付
は状態の検査などが容易に行えるようにした点に大きな
特徴がある。気密封止のためのろう付けは、確実に作業
することが必要であるが、確実に作業を行いさえすれば
、高い歩留りが得られ、結局、マグネトロンの原価を低
減することが出来る。なお、構成部分の中間段部の周辺
に微小段差部を設けることにより、複数構成部分の芯出
し、位置決めが極めて容易になる。
回路で、特定波長の雑音電波の漏洩を抑制する構造に対
する説明は、以上の如(であるが、本発明では、出力側
封止筒状部材(其の外側円筒部)を従来のように一体に
形成せず、管軸方向に複数個の互いに気密封着した構成
部分に分割し、それらを管軸方向に積重ねて、気密封着
部が出力側封止筒状部材の円筒外部に露出するような構
造にして、ろう付は作業に際し、各構成部分を(治具に
より)正しい関係位置に保持することや、ろうをろう付
は作業に最適な位置に配置供給すること、更に、ろう付
は状態の検査などが容易に行えるようにした点に大きな
特徴がある。気密封止のためのろう付けは、確実に作業
することが必要であるが、確実に作業を行いさえすれば
、高い歩留りが得られ、結局、マグネトロンの原価を低
減することが出来る。なお、構成部分の中間段部の周辺
に微小段差部を設けることにより、複数構成部分の芯出
し、位置決めが極めて容易になる。
第1図は本発明第1実施例の要部断面図である。1は陽
極円筒、2はベイン、6は図示してない永久磁石により
管軸方向に磁界を集束形成させるための磁極、7は出力
側封止筒状部材で、71と75の二つの構成部分に分割
されている。構成部分71は、径の小さい順に、上から
、71a、71n(微小段差部の円筒部)、71b、7
1cの各円筒部を持っている。
極円筒、2はベイン、6は図示してない永久磁石により
管軸方向に磁界を集束形成させるための磁極、7は出力
側封止筒状部材で、71と75の二つの構成部分に分割
されている。構成部分71は、径の小さい順に、上から
、71a、71n(微小段差部の円筒部)、71b、7
1cの各円筒部を持っている。
一方、構成部分75も、75a、75bの各円筒部を持
っている。構成部分71は円筒部71cで陽極円筒1に
気密封止されている。構成部分71と75は、構成部分
71の中間段部Tipの周辺の微小ms部71nと、構
成部分75の大径円筒部75b端部とで、部品自身で相
対位置決めされ、ここに予め配置しておいた銀銅ろう1
5により、ろう付けして気密封着される、構成部分75
は小径円筒部75aの端部で出力側絶縁体9に気密封止
されでいる。8は陽極のマイクロ波共振器に蓄えられた
マイクロ波エネルギーをアンテナへ伝搬させるアンテナ
リード、11は真空排気用の排気管で、アンテナリード
8を抱き込んで圧接切断されている。10はアンテナ部
の封5止部材で出力側絶縁体9と排気管11との間を気
密封止している。12はアンテナキャップでアンテナの
高さを調整する機能を持っている。このような構成のマ
グネトロンにおいて、構成部分71の小径円筒部71a
は、構成部分75の大径円筒部?Sb内に入り込んでお
り、小径円筒部Viaとそれに続く中間段部Tipが、
所謂チョーク構造と呼ばれるフィルタを構成するつば付
き円筒体の働きをする。ここで、小径円筒部71a、中
間段部71p、大径円筒部75b、中間段部75.で囲
まれた空間を、特定の抑止したい電波に対して並列共振
するように、即ち、小径円筒部Viaの先端部と中間段
部75.又は小径円筒部75aとの間から前記空間を見
たインピーダンスを該周波数で極大にするように寸法R
,,R,,P。
っている。構成部分71は円筒部71cで陽極円筒1に
気密封止されている。構成部分71と75は、構成部分
71の中間段部Tipの周辺の微小ms部71nと、構
成部分75の大径円筒部75b端部とで、部品自身で相
対位置決めされ、ここに予め配置しておいた銀銅ろう1
5により、ろう付けして気密封着される、構成部分75
は小径円筒部75aの端部で出力側絶縁体9に気密封止
されでいる。8は陽極のマイクロ波共振器に蓄えられた
マイクロ波エネルギーをアンテナへ伝搬させるアンテナ
リード、11は真空排気用の排気管で、アンテナリード
8を抱き込んで圧接切断されている。10はアンテナ部
の封5止部材で出力側絶縁体9と排気管11との間を気
密封止している。12はアンテナキャップでアンテナの
高さを調整する機能を持っている。このような構成のマ
グネトロンにおいて、構成部分71の小径円筒部71a
は、構成部分75の大径円筒部?Sb内に入り込んでお
り、小径円筒部Viaとそれに続く中間段部Tipが、
所謂チョーク構造と呼ばれるフィルタを構成するつば付
き円筒体の働きをする。ここで、小径円筒部71a、中
間段部71p、大径円筒部75b、中間段部75.で囲
まれた空間を、特定の抑止したい電波に対して並列共振
するように、即ち、小径円筒部Viaの先端部と中間段
部75.又は小径円筒部75aとの間から前記空間を見
たインピーダンスを該周波数で極大にするように寸法R
,,R,,P。
Q、S、Tを選ぶことにより、抑止したい電波の漏洩を
最小にすることが出来る0例えば、T−φ’ 9.0
ms、 S−φ19鶴、 Q−3,2m、 P−2
,5M、R。
最小にすることが出来る0例えば、T−φ’ 9.0
ms、 S−φ19鶴、 Q−3,2m、 P−2
,5M、R。
−φ10.5■、 R1−φ9.5−論とした場合は、
第2図に示すように、マグネトロン出力マイクロ波の第
5高調波である12GHzの電波を大きく減衰させるこ
とが出来る。
第2図に示すように、マグネトロン出力マイクロ波の第
5高調波である12GHzの電波を大きく減衰させるこ
とが出来る。
第3図は本発明第2実施例の要部断面図で、出力封止筒
状部材7が、構成部分71.72.75に3分割され、
互いに微小段差部?In、 72nで銀銅ろう15によ
り気密封着されている。なお、構成部分72以外に対し
ては第1図の場合と同じ符号が付けである。
状部材7が、構成部分71.72.75に3分割され、
互いに微小段差部?In、 72nで銀銅ろう15によ
り気密封着されている。なお、構成部分72以外に対し
ては第1図の場合と同じ符号が付けである。
このような構成においては、R,≦Rz + (72の
板厚)であっても、即ち、R2、R□の寸法如何にかか
わらず、チョーク構造を出力側封止筒状部材内に構成す
ることが出来る。
板厚)であっても、即ち、R2、R□の寸法如何にかか
わらず、チョーク構造を出力側封止筒状部材内に構成す
ることが出来る。
アンテナ組立治具は、外側の治具を精度良く作れば、内
側に入れる治具は、排気管11の位置を出すだけのもの
で良い。
側に入れる治具は、排気管11の位置を出すだけのもの
で良い。
ここで、小径円筒部71a、中間段部71p、大径円筒
部72b、中間段部72pで囲まれた空間および小径円
筒部72a、中間段部72p、大径円筒部75b、中間
段部75p、小径円筒部75aで囲まれた空間を、特定
の抑止したい電波に対して共振するように寸法を選べば
良い、前記2空間は、同じ周波数に対して共振するよう
に設定しても別の周波数にそれぞれ共振するように設定
しても良い、また2空間の共振周波数の差を、I GH
z以下に設定できれば、広帯域の抑止効果が得られるの
で、2空関の共振点を全く同一にする必要はない(この
実施例のフィルタ効果を示す第4図参照のこと)。
部72b、中間段部72pで囲まれた空間および小径円
筒部72a、中間段部72p、大径円筒部75b、中間
段部75p、小径円筒部75aで囲まれた空間を、特定
の抑止したい電波に対して共振するように寸法を選べば
良い、前記2空間は、同じ周波数に対して共振するよう
に設定しても別の周波数にそれぞれ共振するように設定
しても良い、また2空間の共振周波数の差を、I GH
z以下に設定できれば、広帯域の抑止効果が得られるの
で、2空関の共振点を全く同一にする必要はない(この
実施例のフィルタ効果を示す第4図参照のこと)。
第5図は第3実施例図で、第2実施例の場合の構成部分
72と75を、全(同じ部品で構成させた意思外は第2
実施例と同じである。このようにして部品の標準化をは
かることが出来る。
72と75を、全(同じ部品で構成させた意思外は第2
実施例と同じである。このようにして部品の標準化をは
かることが出来る。
第6図は第4実施例図で、構成部分71は5個の円筒部
(微小段差部の円筒を含む)の組合せより成る。このよ
うにすると、構成部分71と72で囲まれた空間は、よ
り低い周波数に対して共振するようになる。構成部分7
1の円筒部を複雑な形状にしたが、構成部分72を複雑
にしても同様な効果が得られることは明白である。
(微小段差部の円筒を含む)の組合せより成る。このよ
うにすると、構成部分71と72で囲まれた空間は、よ
り低い周波数に対して共振するようになる。構成部分7
1の円筒部を複雑な形状にしたが、構成部分72を複雑
にしても同様な効果が得られることは明白である。
第7図は第5実施例図で、第4実施例との相違は、構成
部分71の小径円筒部71aの直径が小さいことであっ
て、その先端は構成部分72の小径円筒部を通過して構
成部分73の中にまで入り込んでいる。このように構成
すると、第4実施例の場合よりも更に低い周波数に共振
するようになる0個々の、構成部分71と72で囲まれ
た空間、および72と73で囲まれた空間、更に71と
72と73とで囲まれた空間の影響がでるので、広範囲
にわたつて大きな抑止効果が得られる。この例では構成
部分71を複雑な形状にしたが、他の構成部分72.7
3を複雑な形状にしても同様な効果が得られることは明
白である。
部分71の小径円筒部71aの直径が小さいことであっ
て、その先端は構成部分72の小径円筒部を通過して構
成部分73の中にまで入り込んでいる。このように構成
すると、第4実施例の場合よりも更に低い周波数に共振
するようになる0個々の、構成部分71と72で囲まれ
た空間、および72と73で囲まれた空間、更に71と
72と73とで囲まれた空間の影響がでるので、広範囲
にわたつて大きな抑止効果が得られる。この例では構成
部分71を複雑な形状にしたが、他の構成部分72.7
3を複雑な形状にしても同様な効果が得られることは明
白である。
第1.3.5.6.7図に示した実施例では、分割した
複数構成部分の気密封着個所は微小段差(例えば第1図
中のTin)によるセルフ治具の構成になっているので
、この部分の外側から入れる治具は高精度を要求しない
で済む、しかし、このような接続封着方式にしなくても
、第8図に示す第6実施例のように、突き合わせ構造に
しても同様な効果が得られることは明白である。
複数構成部分の気密封着個所は微小段差(例えば第1図
中のTin)によるセルフ治具の構成になっているので
、この部分の外側から入れる治具は高精度を要求しない
で済む、しかし、このような接続封着方式にしなくても
、第8図に示す第6実施例のように、突き合わせ構造に
しても同様な効果が得られることは明白である。
以上説明したように本発明によれば、量産容易な構成を
採りながら、マグネトロンからの不要電波の放射を非常
に小さくすることが出来る。特に、阻止効果のある周波
数帯域を広く、また阻止効果も大きくでき、更に選択的
に複数の異なる周波数に対しても同様な阻止効果を持た
せることが出来る。このようなマグネトロンを装着した
電子レンジでは、マグネトロンのみで不要波の漏洩を最
少にすることが出来るので、電子レンジ全体としての原
価を低減できる。
採りながら、マグネトロンからの不要電波の放射を非常
に小さくすることが出来る。特に、阻止効果のある周波
数帯域を広く、また阻止効果も大きくでき、更に選択的
に複数の異なる周波数に対しても同様な阻止効果を持た
せることが出来る。このようなマグネトロンを装着した
電子レンジでは、マグネトロンのみで不要波の漏洩を最
少にすることが出来るので、電子レンジ全体としての原
価を低減できる。
第1図は本発明第1実施例の要部断面図、第2 図は第
1実施例における高調波の透過減衰特性図、第3図は本
発明第2実施例の要部断面図、第4図は第2実施例にお
ける高調波の透過減衰特性図、第5図は第3実施例の要
部断面図、第6図は第4実施例の要部断面図、第7図は
第5実施例の要部断面図、第8図は第6実施例の要部断
面図である。 7・−・出力側封止筒状部材、 71.72.73.7
5−・各構成部分、71a・−・構成部分71の小径円
筒部、71 b−構成部分71の大径円筒部、71p−
・構成部分7”0中間段部・ 71°°°°゛構成部分
71″微4゛“・7−代理人 弁理士 小川 謄男り′ 早 31!1
1実施例における高調波の透過減衰特性図、第3図は本
発明第2実施例の要部断面図、第4図は第2実施例にお
ける高調波の透過減衰特性図、第5図は第3実施例の要
部断面図、第6図は第4実施例の要部断面図、第7図は
第5実施例の要部断面図、第8図は第6実施例の要部断
面図である。 7・−・出力側封止筒状部材、 71.72.73.7
5−・各構成部分、71a・−・構成部分71の小径円
筒部、71 b−構成部分71の大径円筒部、71p−
・構成部分7”0中間段部・ 71°°°°゛構成部分
71″微4゛“・7−代理人 弁理士 小川 謄男り′ 早 31!1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、陽極円筒内壁から管軸に向けて放射状に延在するベ
インの一つに接続され上方出力側へ延びるアンテナリー
ドを囲み、その下端は陽極円筒上端部に電気的に接続し
て気密封止され、その上端は出力側絶縁体と気密封止さ
れた、管軸と同心な出力側封止筒状部材を有するマグネ
トロンにおいて、この出力側封止筒状部材を、管軸方向
に積重ね互いに気密封着した複数の構成部分に分割し、
これら構成部分を、上のものほど順次直径が小さい複数
の円筒部を中間段部で一体に接続した構造とし、かつ、
少なくとも1個の構成部分の最小径円筒部は、上側に隣
接する又は更に上方に離れた構成部分の内部にまで延び
ていることを特徴とするマグネトロン。 2、上記構成部分の中間段部の周辺、上側隣接構成部分
の最大径円筒部が積重ねられる個所に、材料の板厚程度
の微小段差部を設けた特許請求の範囲第1項記載のマグ
ネトロン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9513787A JPH0815054B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | マグネトロン |
US07/119,490 US4833367A (en) | 1986-11-21 | 1987-11-12 | Magnetron with resonant choke structure for supressing unwanted harmonics |
KR8713016A KR910007827B1 (en) | 1986-11-21 | 1987-11-19 | Magnetron maving improved choke structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9513787A JPH0815054B2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | マグネトロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63261651A true JPS63261651A (ja) | 1988-10-28 |
JPH0815054B2 JPH0815054B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=14129424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9513787A Expired - Fee Related JPH0815054B2 (ja) | 1986-11-21 | 1987-04-20 | マグネトロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815054B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0797234A1 (en) * | 1996-03-18 | 1997-09-24 | Sanyo Electric Co. Ltd | Magnetron |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP9513787A patent/JPH0815054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0797234A1 (en) * | 1996-03-18 | 1997-09-24 | Sanyo Electric Co. Ltd | Magnetron |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0815054B2 (ja) | 1996-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |