JPS6326139A - 複合ネツトワ−ク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 マルチドロップの時分割多重（以下ＴＤＭと称す）通信
方式ネットワークの伝送路のタイムスロットに、キャリ
アセンス・マルチプルアクセス・コリジョンデイテクシ
ョン方式（以下Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式と称す）用としてタ
イムスロットを割当て、多重化ノードの１つには制御装
置を設け、他の多重化ノードには、ＴＤＭインタフェー
ス及びＣＳ　ＭＡ／ＣＤインタフェースを持つトランシ
ーバを設け、これにＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末を接続し
ておき、制御装置よりポーリングにより各トランシーバ
に順次送信許可を与えてＣ３ＭＡ／ＣＤの端末よりデー
タを送らせ、このデータを制御装置で折り返し各トラン
シーバ経由で各Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末に送るように
することで、ｃｓＭＡ／ＣＤ方式の端末が、ＴＤＭ通信
方式のネットワークを使用して通信が出来るようにした
ものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末が、ＴＤＭ通信方
式のネットワークを使用して通信が出来るようにした複
合ネットワーク装置に関する。

Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式とは、送信要求の発生したステーシ
ョン（端末）は、まず共通伝送路を監視し、キャリアの
有無にて他のステーションが送信中か否かを調べ（キャ
リアセンス）、使用中であれば、送信を待ち合わせるが
、空いていればデータを送出する。

このような動作を複数台のステーションが同時に共通の
伝送路を使用して行う（マルチプルアクセス）。

しかし共通の伝送路の空きを調べるだけでは、複数台の
ステーションが同時にフレームを送出すると衝突が発生
し、正常なフレームが宛先に送達されない。

そこで各ステーションは送信中に衝突の有無を監視しく
コリジヨンディテクション）、衝突検出時は送信を中止
し１．ある時間待ち合わせた該再送のために再び同じ手
順を反復するものである。

このＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の伝送路及び端末の伝送速度は
１〜１６Ｍｂｐｓでステーション（端末）間は自由に通
信が出来るようになっている。

一方ＴＤＭ通信方式のネットワーク（例えば、伝送速度
は３０Ｍｂｐ　３）は既にＬＡＮとして各所に設置され
ており、Ｃ５ＭＡ／ＣＤ方式の端末間の通信も、特にＣ
３ＭＡ／ＣＤ方式用のネットワークを設けることなく、
これを使用して出来ることが望まれている。

、　〔従来の技術〕 ＴＤＭ通信方式のネットワークは第７図に示す如く、例
えば、伝送速度は３０　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓの伝送路１０上
に、多重化ノード１．２，３．　　・・・が設けられて
おり、この多重化ノード１，２．３．　　・・・には、
例えば伝送速度は４８Ｋｂｐｓの端末３１．３２．３３
，３４．３５．３６が接続されており、各端末間の通信
を行うが、この端末間の通信の為に使用するタイムスロ
ットは、予め定められており、端末間の通信の時この定
められたタイムスロットの割当監視を監視制御部３０に
て行っている。

このＴＤＭ通信方式のネットワークを、任意のＣ３ＭＡ
／ＣＤ方式の端末と通信出来るＮ個のＣＳＭＡ／ＣＤ方
弐の端末に使用しようさせようとすると、任意の端末と
通信が出来るよう各端末より自端末以外のＮ−１個の端
末へ回線を設定しておく必要が生ずる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、ＴＤＭ通信方式のネットワークの伝送速度は
３０　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓで、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末の
伝送速度が１０Ｍｂｐｓであったとすると、全部使用し
ても回線は３本しか設定出来ず、使用帯域の量からＣ３
ＭＡ／ＣＤ方式の端末が、ＴＤＭ通信方式のネットワー
クを使用して通信を行うのは実現不可能な問題点がある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は、第１図の原理ブロック図に示す如く、マ
ルチドロップのＴＤＭ通借方式ネットワークの伝送路１
０のタイムスロットに、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式用として上
り回線及び下り回線用のタイムスロットを割当て、 又ＴＤＭ方式の端末が接続されている多重化ノードの１
つ１には、割当られた下り回線を使用してポーリングし
送信許可を与える機能及びデータを折り返し送信する機
能を持つ制御装置１１を設け、他の多重化ノード２，３
．・・・には、該割当られた回線のタイムスロットにデ
ータを挿入又は取り出しを行い、且つポーリングによる
送信許可若しくはＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の他の端末よりの
データ受信によりキャリア送出を中止し、Ｃ３ＭＡ／Ｃ
Ｄ方式の端末へ送信許可若しくはデータを送信するトラ
ンシーバ１２．１３．　　・・・を設け、８亥トランシ
ーバ１２．１３．　　・・・にＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端
末２２．２３．　　・・・を接続し、該制御装置１１よ
り下り回線を使用してポーリングにより各トランシーバ
１２．１３．　　・・・に順次送信許可を与え、 許可を受けたトランシーバはキャリア送信を中止し、こ
れに接続されているＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末に送信許
可を知らせ、送信データを送らせ、該トランシーバ及び
上り回線経由で該制御装置１１に送り、ここで折り返し
下り回線より全トランシーバ１２．１３．　　・・・経
由にてＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末２２，２３．　　・・
・に送るようにすることで、 Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末がＴＤＭ通信方式のネットワ
ークを使用して通信を行うことが出来るようにした本発
明の複合ネットワーク装置により解決される。

〔作用〕

本発明によれば、ＴＤＭ通信方式の伝送路１０のタイム
スロットにＣ３ＭＡ／ＣＤ方式用に上り回線、下り回線
の２回線用のタイムスロー／　トを割当て、制御装置１
１より下り回線のタイムスロットを使ってポーリングに
より各トランシーバ１２゜１３、・・・に順次送信許可
を与えて、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末２２．２３．　　
・・・より順次データを上り回線を使って制御装置１１
に送らせ、制御装置１１では、このデータを折り返し、
下り回線のタイムスロットより全トランシーバ１２゜１
３、・・・に送り、トランシーバ経由で相手先のＣ３Ｍ
Ａ／ＣＤ方式の端末にデータを送るようにしている。

即ち、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式用としては、上り下りの２回
線のタイムスロットを割り当てるのみでよく、これは実
現可能であり、従って、ＴＤＭ通信方式のネットワーク
を使い任意のＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末間で通信が出来
るようにすることが出来る。

〔実施例〕

以下本発明の１実施例に付き図に従って説明する。

第２図は本発明の実施例の複合ネットワーク装置のブロ
ック図、第３図は１例のタイムスロット割当を示す図、
第４図は本発明の実施例の制御装置のブロック図、第５
図は本発明の実施例のトランシーバのブロック図、第６
図は１例のポーリング及び送信パケットのフレームフォ
ーマットを示す図である。

図中１１は制御装置、１２．１３はトランシーバ１，２
２．２３はＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末、８０は下り回線
、９０は上り回線、４０は制御部、４１はポーリングフ
レーム生成部、４２はデータ受信部、４３は選択部、４
４はデータ送信部、５０は下り回線８０よりデータを取
り込み、上り回線９０にデータを挿入するＴＤＭインタ
フェース回路、５１はポーリングアドレスチェック部、
５２はトランシーバアドレス設定部、５３は受信パケッ
トアドレスチェック部、５４はキャリア生成部、５５は
送信バッファ、５６は受信バッファ、５７↓よオア回路
、５８はＣ３ＭＡ／ＣＤインタフェース、５９はレシー
バ、６０はドライバ、６１はセレクタ、７０は相手先ア
ドレス領域、７１は送信元アドレス領域、７２はデータ
領域、７３はトランシーバアドレス領域、７４は送信許
可信号領域を示し、尚全図を通じ同一符号は同一機能の
ものを示す。

まず、第２図に示す例えば伝送速度が３０Ｍｂｐｓの伝
送路１０のタイムスロット内に、Ｃ８ＭＡ／ＣＤ方式用
として、例えばＣＳ　ＭＡ／ＣＤ方式の端末の伝送速度
が１０　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓとすると、第３図に示す如く、
伝送速度が１０Ｍｂｐｓの下り回［８０用のタイムスロ
ットｂ及び上り回線９０用のタイムスロットＣを割り当
て、多重化ノード１の所には制御装置１１を設け、多重
化ノード２゜３の所にはトランシーバ１２．１３を設け
、このトランシーバ１２．１３にはＣ３ＭＡ／ＣＤの端
末２２．２３を１個づつ接続する。

尚端末３１〜３６は、伝送路１０の残りの回線のタイム
スロットａの、割当られたタイムスロットを使って従来
と同じく通信を行う。

制御装置１１は第４図に示す如き構成であり、まず制御
部４０は、選択部４３を制御し、ポーリングフレーム生
成部４１側を選択し、ポーリングフレーム生成部４１に
最初に送信許可を与えるトランシーバのアドレスを知ら
せる。

ポーリングフレーム生成部４１では第６図（Ａ）に示す
、トランシーバアドレス領域７３にはこのアドレスを書
込み、又送信許可信号領域７４には例えば１を書込んだ
ポーリングフレームを生成し、これをデータ送信部４４
を介して、第２図に示す下り回線８０のタイムスロット
に送出挿入する。

一方制御部４０は、内蔵のタイマにて、データが受信さ
れるであろう時間データ受信を待ち、タイマがタイムア
ウトすれば、次に送信許可を与えるトランシーバのアド
レスをポーリングフレーム生成部４１に知らせ、このト
ランシーバのアドレスを書き込んだポーリングフレーム
を生成し、上記と同様にして送信する。

タイムアウトする前に、第２図に示す上り回線９０のタ
イムスロットより、データ受信部４２にてデータを受信
すれば、データ受信部４２よりのデータ受信の通知によ
り、制御部４ｏは選択部４３を制御し、データ受信部４
２側を選択し、この受信したデータを折り返しデータ送
信部４４を介して第２図に示す下り回′４１Ａ８０のタ
イムスロットに送信挿入する。

一方制御部４０は内蔵のタイマにて、データが全部のト
ランシーバに伝わったであろう時間を待ち、選択部４３
を制御し、ポーリングフレーム生成部４１側を選択し、
ポーリングフレーム生成部４１に次に送信許可を与える
トランシーバのアドレスを知らせ、このトランシーバの
アドレスを書き込んだポーリングフレームを生成し、上
記と同様にして第２図に示す下り回線８０のタイムスロ
ットに送信挿入する。

制御装置１１は、上記の動作を繰り返し、トランシーバ
に順次送信許可を与え、又受信したデータを折り返し下
り回線８０のタイムスロットにより全トランシーバに送
信する。

トランシーバ１２を代表としてトランシーバの動作を第
５図を用いて説明すると、ＴＤＭインタフェース回路５
０にて下り回線８０のタイムスロットにより送られてき
たポーリングフレームを取り込み、ポーリングアドレス
チェック部５１にてトランシーバアドレス設定部５２よ
りの自トランシーバのアドレスと比較し、合致すれば、
送信許可の信号を取り出し、オア回路５７を介してＣＳ
ＭＡ／ＣＤインタフェース５８のセレクタ６１に送り、
受信バッファ５６側を選択させ、キャリア生成部５４よ
りのキャリアをオフとし、送信許可の信号を受信バッフ
ァ５６．セレクタ６１．　　ドライバ６０を介してＣ３
ＭＡ／ＣＤ方式の端末２２に送り送信を許可する。

Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末２２は送信データがある場合
には、第１図（Ｂ）に示すフレームフォーマットのデー
タ領域７２にはデータを、相手先アドレス領域７０には
相手先アドレスを、送信元アドレス領域７１には自端末
のアドレスを書込んだパケットの送信データを出力し、
Ｃ３ＭＡ／ＣＤインタフェース５８のレシーバ５９を経
、送信バッファ５５を介し、ＴＤＭインタフェース回路
５０に送り、ここで、第２図に示す上り回線９０のタイ
ムスロットにデータを挿入して第２図に示す制御装置１
１に送る。

尚Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末は、データを送信している
時これを受信し、レベルが正常であることを確認するこ
とで、伝送路が断で定在波等が発生してなく正常に相手
側に送信されたことを確認するようになっている為、こ
の送信データを送信バッファ５５に書き込んでいる時は
、信号を送り、オア回路５７を介してセレクタ６１にて
受信バッファ５６側を選択させ、送信データをＣ３ＭＡ
／ＣＤインタフェース５８のセレクタ６１．ドライバ６
０を介してＣ３ＭＡ／ＣＤ方式の端末２２に送る。

又送信データの送信元アドレスは、このパケットが制御
装置１１にて折り返し送られてきた時これを確認する為
に、送信バッファ５５より受信パケットアドレスチェッ
ク部５３に送り記憶させておく。

制御装置１１では、前記説明の如く、このデータを折り
返し下り回線８０のタイムスロットにて各トランシーバ
１２．１３に送ってくる。

トランシーバ１２では第５図のＴＤＭインタフェース回
路５０にて、下り回線８０のタイムスロットよりこので
一夕を取り込み、受信パケットアドレスチェック部５３
にて、このパケットの送信元アドレス及び相手先アドレ
スをチェックし、アドレスが記憶している端末２２の送
信元アドレスと一敗すればデータを棄却する。

文相手先アドレスが端末２２のアドレスと一致しなけれ
ば、データを受信せず、一致すれば、データを受信し、
受信バッファ５６に送ると共に信号をオア回路５７を介
してセレクタ６１に送り、受信バッファ５６側を選択さ
せ、キャリア送出を止め、受信バッファ５６より、受信
データを、セレクタ６１．ドライバ６０を介してＣ３Ｍ
Ａ／ＣＤ方式の端末２２に送る。

即ちＴＤＭ通信方弐のネットワークに、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ
方式用としての上り回線及び下り回線の２回線のタイム
スロットを割当てれば、以上の如くにしてＣＳＭＡ／Ｃ
Ｄ方式の任意の端末間で、ＴＤＭ通信方式のネットワー
クを使用して通信が可能となる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明せる如く本発明によれば、ＴＤＭ゛通信
方式のネットワークに、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式用としての
上り回線及び下り回線の２回線のタイムスロットを割当
てれば、Ｃ３ＭＡ／ＣＤ方式の任意の端末間で、ＴＤＭ
通信方式のネットワークを使用して通信が可能となる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例の複合ネットワーク装置のブロ
ック図、 第３図は１例のタイムスロットの割当を示す図、第４図
は一本発明の実施例の制御装置のブロック図、 第５図は本発明の実施例のトランシーバのブロック図、 第６図は１例のポーリング及び送信パケットのフレーム
フォーマットを示す図、 第７図は時分割多重通信ネットワークノブ０フ２図であ
る。 図において、 １．２．３は多重化ノード、 １０は伝送路、 １１は制御装置、 １２．１３はトランシーバ、 ２２．２３はキャリアセンス・マルチアクセス・コリジ
ヨンディテクション方式の端末、４０は制御部、 ４１はポーリングフレーム生成部、 ４２はデータ受信部、 ４３は選択部、 ４４はデータ送信部、 ５０は時分割多重インタフェース回路、５１はポーリン
グアドレスチェック部、５２はトランシーバアドレス設
定部、 ５３は受信パケットアドレスチェック部、５４はキャリ
ア生成部、 ５５は送信バッファ、 ５６は受信バッファ、 ５７はオア回路、 ５日はキャリアセンス・マルチアクセス・コリジヨンデ
ィテクションインタフェース、 ５９はレシーバ、 ６０はドライバ、 ６１はセレクタ、 ８０は下り回線、 ９０は上り回線を示す。 本発明の実施例の複合ネットワーク装置のプロンク図上
り闇より　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　下り回線帥へ本発明の実施例の！！１ａｔｓのブロッ
ク図第　　４　　図 上り回線間　　下り回線団より 本発明の実施例のトランシーバのブロック図１例のポー
リング及び送信パケットのフレームフォーマットを示す
図第　　６　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マルチドロップの時分割多重通信方式ネットワークの伝
   送路（１０）のタイムスロットに、キャリアセンス・マ
   ルチプルアクセス・コリジョンデイテクション方式用と
   して上り回線及び下り回線用のタイムスロットを割当て
   、 又時分割多重通信方式の端末が接続されている多重化ノ
   ードの１つ（１）には、割当られた下り回線のタイムス
   ロットを使用してポーリングし送信許可を与える機能及
   びデータを折り返し送信する機能を持つ制御装置（１１
   ）を設け、 他の多重化ノード（２、３、…）には、該割当られた回
   線のタイムスロットにデータを挿入又は取り出しを行い
   、且つポーリングによる送信許可若しくはキャリアセン
   ス・マルチプルアクセス・コリジョンデイテクション方
   式の他の端末よりのデータ受信によりキャリア送出を中
   止し、キャリアセンス・マルチプルアクセス・コリジョ
   ンデイテクション方式の端末へ送信許可若しくはデータ
   を送信するトランシーバ（１２、１３、・・・）を設け
   、該制御装置（１１）より下り回線を使用してポーリン
   グにより各トランシーバ（１２、１３、…）に順次送信
   許可を与え、許可を受けたトランシーバはキャリア送信
   を中止し、これに接続されている該端末（２２、２３、
   …）に送信許可を通知して、送信データを該トランシー
   バ及び上り回線経由で該制御装置（１１）に送り、ここ
   で折り返し下り回線より全トランシーバ（１２、１３、
   …）に送るようにすることで、該端末が時分割多重通信
   方式のネットワークを使用して通信を行うことが出来る
   ようにしたことを特徴とする複合ネットワーク装置。