JP2001186154A - 通信ネットワーク及び通信方式 - Google Patents

通信ネットワーク及び通信方式

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JP2001186154A
JP2001186154A JP36446699A JP36446699A JP2001186154A JP 2001186154 A JP2001186154 A JP 2001186154A JP 36446699 A JP36446699 A JP 36446699A JP 36446699 A JP36446699 A JP 36446699A JP 2001186154 A JP2001186154 A JP 2001186154A
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time
main transmission
station
division control
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Takeshi Ota
猛史 太田
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/403Bus networks with centralised control, e.g. polling
    • H04L12/4035Bus networks with centralised control, e.g. polling in which slots of a TDMA packet structure are assigned based on a contention resolution carried out at a master unit
    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/413Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection (CSMA-CD)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイム性の要求されるパケットとリア
ルタイム性の要求されないパケットとで通信容量を融通
できるようにする。 【解決手段】 主伝送チャネルを時分割制御し、分割さ
れたタイムスロットを割り当てられた端末局は必要なだ
け使い、残りのタイムスロットを開放する。他局は残り
のタイムスロットを回線争奪型のプロトコルに従って分
かち合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号のリアルタイム
伝送に適した通信ネットワーク及び通信方式に関する。
本発明はローカルエリアネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】図11に従来提案されていたリアルタイ
ム伝送用通信ローカルエリアネットワークを示す。図1
の通信ネットワークは端末局201、202、203、
204、205、及び206と時分割多重制御局21
0、ふたつの伝送チャネル211及び、212から成り
立っている。このふたつの伝送チャネルは、独立した銅
線なり光ファイバで構成する、あるいは、光ファイバに
波長多重を用いて構成するなどの方法がある。ふたつの
伝送チャネル211及び、212は共有型のバスとして
構成されている。端末局201、202、203、20
4、205、及び206と時分割多重制御局210はふ
たつの伝送チャネル211及び212双方に接続されて
いる。
【0003】伝送チャネル211は回線争奪型(ランダ
ムアクセス型)のプロトコル、例えばCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple A
ccess with Collision Dete
ction)プロトコルによって制御されている。伝送
チャネル212は時分割多元接続(TDMA:Time
Division Multipule Acces
s)プロトコルによって制御されている。
【0004】時分割多重制御局210は伝送チャネル2
12のタイムスロットの制御を行う。通常の端末局20
1、202、203、204、205、及び206は伝
送チャネル212のタイムスロットの割り当てを得るに
は、CSMA/CDプロトコルで制御されている伝送チ
ャネル211を経て、タイムスロット割り当て要求を時
分割多重制御局210へと送る。
【0005】CSMA/CDプロトコルで制御されてい
る伝送チャネル211にはタイムスロット割り当て要求
だけでなくリアルタイム性を要求されないパケットの伝
送も行われる。
【0006】上記のようなネットワークは例えば特開平
2−98253号公報、特開平3−270432号公
報、米国特許第5,144,466号明細書などに記載
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
通信ネットワークでは、リアルタイム性を要求されるパ
ケットと要求されないパケットで伝送路を分けてしまう
ので、回線利用効率が低い場合が生じるという問題点が
あった。リアルタイム性の要求されるパケットが大量に
発生しているが、リアルタイム性の必要のないパケット
は少ない、と言うような状況では、伝送チャネル211
はすいているのに伝送チャネル212は大混雑という状
況になってしまう。ふたつの伝送チャネルの能力を互い
に融通すると言うことが上記従来例では不可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に通信ネットワークは広帯域の主伝送チャネ
ル、狭帯域の副伝送チャネル、複数の端末局、該主伝送
チャネルの時分割制御を行う時分割制御局を備えた通信
ネットワークにおいて、主伝送チャネル周波数の空きス
ペクトルに副伝送チャネルを挿入した光送受信機を用い
た。また、本発明の通信方式は、時分割制御は副伝送チ
ャネルを介して前記各端末局へ指示を与えることによっ
て行い、各端末局は、自局に必要なだけ割り当てられた
タイムスロットを使用した後、他の端末局へ残りの該タ
イムスロットを残タイムスロットとして開放することと
した。さらに、各端末局から時分割制御局へのタイムス
ロット割り当て要求は残タイムスロットを介して回線争
奪型プロトコルに基づいて行う通信方式とした。さらに
各端末局はパケットの優先度ごとに仕訳された複数のバ
ッファを有していて、タイムスロットの使用権が前記時
分割制御装置から回されてきた時には優先度の高い該パ
ケットを送信することとした。また、ひとつの伝送チャ
ネル、複数の端末局、該主伝送チャネルの時分割制御を
行う時分割制御局を備えた通信ネットワークに適用され
る通信方式において、時分割制御は伝送チャネルを介し
て逆圧方式によって強制的に衝突を生じせしめてタイム
スロット割り当てを行い、各端末局は、自局に必要なだ
け割り当てられたタイムスロットを使用した後、他の該
端末局へ残りのタイムスロットを残タイムスロットとし
て開放することとした。
【0009】上記構成によれば、各端末局に所定のタイ
ムスロットを割り当てることができるのでリアルタイム
性を要求されるパケットの伝送を行うことができる。リ
アルタイム信号のタイムスロット割り当てはトラフィッ
クのピークに合わせて割り当てられるので実際にはタイ
ムスロットには使われない時間が多いが、上記構成によ
れば、タイムスロットを割り当てられた端末局は必要な
だけタイムスロットを使用した後、残りのスロットを他
の端末局に残スロットとして開放する。このためリアル
タイム性を要求されるパケットと要求されないパケット
とで主伝送チャネルの通信容量を互いに融通することが
でき、高い回線利用効率を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。
【0011】[第1実施例]図1に本発明の通信ネット
ワークの一実施例を示す。図1の通信ネットワークは端
末局1、2、3、4、5、及び6と時分割多重制御局1
0、主伝送チャネル11及び、副伝送チャネル12から
成り立っている。主伝送チャネル11及び、副伝送チャ
ネル12は共有バスとなっている。主伝送チャネルで
は、例えば、情報速度1Gbpsの信号を8B/10B
符号によって符号化してシンボル速度1.25Gbps
の速度で信号伝送が行われる。副伝送チャネルは同様に
情報速度40Mbpsの信号を4B/5B信号によって
符号化してシンボル速度50Mbpsの速度で信号伝送
が行われる。端末局1ないし6と時分割多重制御局10
は、いずれも、主伝送チャネル11と副伝送チャネル1
2双方に接続されている。なお、上記では説明の都合上
端末局は6局としたが局数は2局以上の任意の数を取る
ことができる。
【0012】図2は図1の通信ネットワークの挙動を示
すタイムチャートである。主伝送チャネルは、例えば、
タイムスロット51、52、53、54に時分割されて
いる。各タイムスロットの端末局への割り当ては時分割
制御局10が副伝送チャネル12に送出するパケット4
1、42、43、44、45によって行われる。例えば
送信許可パケット41は端末局1にタイムスロット51
を割り当てる指令を含んでいる。すると、端末局1はパ
ケット21を送信する。パケット21はタイムスロット
51よりは短いので端末局1はパケット21送信後、主
伝送チャネル11を開放する。端末局1以外の端末局は
主伝送チャネル11が開放されたのを検知してからラン
ダムアクセス方式でパケット31、32を主伝送チャネ
ルに送信する。なお、タイムスロット51の内、端末局
1がパケット21で使った分の残りの時間を本明細書で
は「残スロット」と呼んでいる。
【0013】一般にリアルタイム伝送を必要とする信号
の伝送はピークトラフィックに必要な帯域を予約するこ
とによって行われる。このため、実際にはタイムスロッ
トの一部しか使われず、残りの残スロットは未利用とな
ってしまう場合が多い。本発明では、この残スロットを
回線争奪(ランダムアクセス)方式で開放することによ
って回線利用効率の向上を図っている。
【0014】同様にタイムスロット52は送信許可パケ
ットによって端末局2に割り当てられる。端末局2は非
常に短いパケット22を送信して主伝送チャネルを開放
したので、多数のパケット33、34、35がランダム
アクセス方式によって他の端末局から送信されている。
【0015】次いで、タイムスロット53は端末局23
に割り当てられる。端末局3はほぼタイムスロット53
を使い切る長いパケット23を送信したので、タイムス
ロット53ではランダムアクセス方式で送信されたパケ
ットは存在しない。
【0016】以下同様にタイムスロットの割り当てが行
われていく。図2では、説明の便宜上タイムスロットを
4個のみ示したが、実際は多数のタイムスロットに上記
のような手順で時分割制御が行われることは言うまでも
ない。
【0017】上記の主伝送チャネル11及び副伝送チャ
ネル12は、例えば、図3にブロックダイアグラムを示
す光送受信機と図示しない受動型スターカプラを組み合
わせることによって実現することができる。
【0018】図3において、主伝送チャネル用のデータ
は主伝送チャネル入力端子71からレーザーダイオード
駆動回路73へと送られる。副伝送チャネル用のデータ
は副伝送チャネル入力端子72からレーザーダイオード
駆動回路64へと送られる。レーザーダイオード駆動回
路63とレーザーダイオード駆動回路64からの変調電
流は加算されてレーザーダイオード71を駆動する。図
示しない光ファイバから送られてきた光信号はプリアン
プ付きフォトダイオード72によって光電変換及び増幅
されて電気信号となって、ハイパスフィルタ75とロー
パスフィルタ76によって分離されてから、ポストアン
プ77とポストアンプ78へとそれぞれ送られて波形整
形される。ポストアンプ77の出力が主伝送チャネルの
受信信号となり主伝送チャネル出力端子73から出力さ
れる。ポストアンプ78の出力が副伝送チャネルの受信
信号なり副伝送チャネル出力端子74から出力される。
【0019】図3に示した光送受信機の動作原理を図4
に示す。図4の横軸は周波数、縦軸は光信号強度であ
る。8B/10B符号は冗長性を有した符号化形式なの
で、低周波領域には空白のパワースペクトラム領域が存
在する。主伝送チャネルのパワースペクトル81は下限
F1、上限F2の範囲に存在している。一方、副伝送チ
ャネルのパワースペクトル82は下限F3、上限F4の
範囲に存在している。ここで、F1>F4となるよう
に、主伝送チャネルと副伝送チャネルの伝送速度や符号
化形式を選んでいる。したがって、主伝送チャネルパワ
ースペクトル81と副伝送チャネルパワースペクトル8
2は重ならないので、フィルターを用いて分離すること
ができる。なお、図2の参照番号83はハイパスフィル
タ75のフィルタ特性、参照番号84はローバスフィル
タ76のフィルタ特性である。
【0020】図1の端末局1ないし6及び時分割制御局
10は図3に示した光送受信機を備えており、光送受信
機の入出力信号は、図示しない光ファイバ及び受動型ス
ターカプラによって光信号の分配が行われる。上記の構
成によって、ふたつの共有バス型の伝送チャネル、主伝
送チャネル11と副伝送チャネル12が構築されてい
る。この方法によれば他の方法、例えば波長多重などに
比べて安価に広帯域の主伝送チャネルと狭帯域の副伝送
チャネルを実現することができる。
【0021】なお、上記実施例では、光ファイバ通信ネ
ットワークにおいて周波数多重の技術を用いて主伝送チ
ャネルと副伝送チャネルとを構築したが、これ以外の方
法によっても図1のような通信ネットワークを構築する
ことができる。例えば、周波数多重ではなく、波長多重
によって主伝送チャネルと副伝送チャネルとを構築した
光ファイバ通信ネットワークを構築することができる。
また、2本の光ファイバを用いて主伝送チャネルと副伝
送チャネルとを構築することもできる。あるいは、銅線
ケーブルを用いて周波数多重を行っても良いし、2系統
の銅線ケーブルを用いて構築することも可能である。さ
らには電波を用いて、周波数多重、あるいはスペクトラ
ム拡散型の多重化処理を行っても良い。
【0022】図5は端末局1ないし6の内部構造を示す
ブロックダイアグラムである。主伝送チャネル物理層イ
ンターフェイス97には主伝送チャネル受信部91と主
伝送チャネル送信部92が接続されている。主伝送チャ
ネル信号インターフェイス97と副伝送チャネルインタ
ーフェイス98双方に接続されている制御装置93は主
伝送チャネル受信部91の送信タイミング制御を行う。
参照番号95と96とは上位層とのインターフェイスで
ある。参照番号94はバッファである。
【0023】主伝送チャネル物理層インターフェイス9
7から送られてきた信号は主伝送チャネル受信部91で
受信されてパケットフィルタリングなどが行われて、上
位層受信インターフェイス95へと送られる。なお、パ
ケットフィルタリングとは、パケットに書かれている宛
先アドレスを調べてそれが受信すべきパケットかどうか
を判定することを言う。上位層送信インターフェイス9
6から送られてきたパケットは先入れ先出しメモリ(F
IFO)からなるバッファ94で蓄積される。バッファ
94内のパケットは主伝送チャネル送信部92を経て主
伝送チャネル物理層インターフェイス97へと送信され
る。主伝送チャネル送信部92の送信タイミング制御は
制御装置93によって行われている。制御装置93は主
伝送チャネルインターフェイス97及び副伝送チャネル
インターフェイス98からの信号に基づいて、主伝送チ
ャネル送信部92の送信タイミングを制御する。
【0024】図6は主伝送チャネル送信部92の送信タ
イミングを模式的に説明するタイミングチャートであ
る。図1のネットワークにおいて、各端末局は基本的に
は公知のCSMA/CD(Carrier Sense
Multiple Access with Col
lision Detection)プロトコルに従
う。例えば端末局1に上位層から送信要求101が発生
した場合は、図6(a)に示すように、端末局1は主伝
送チャネル11に他局からの信号があるかないかを調べ
て、主伝送チャネルが空いていれば送信を開始し、他局
が主伝送チャネル11を使っていればバックオフ(待
機)に入る。図6(a)では3回送信を試みて失敗し、
4回目に送信成功102が生じていることを示してい
る。
【0025】本発明の通信ネットワークでは、このCS
MA/CDプロトコルの制御方法に加えて、副伝送チャ
ネルを経てのタイムスロット割り当て制御が存在する。
図6(b)は3回目のバックオフ(待機)中に副伝送チ
ャネルから端末局1へのタイムスロット割り当て103
が発生したことを示している。タイムスロット割り当て
103という制御は、具体的には、時分割制御局10か
ら端末局1へのタイムスロット割り当てを示すパケット
が副伝送チャネル12を経てネットワーク上の全局に送
られたことを示している。この場合、端末局1はただち
に送信に入る。また、タイムスロット割り当て103が
発生した時点で主伝送チャネル11を使っていた端末
局、例えば端末局2は、ただちに送信を停止すると共
に、バックオフ(待機)に入る。
【0026】図7は、時分割制御局へ各端末局がタイム
スロット割り当て要求をする手順を示す図である。今、
端末局1、2、3、及び4にタイムスロットが割り当て
られているとする。すると、時分割制御局10からは副
伝送チャネル12上に各局へのタイムスロット割り当て
を示す送信許可パケット41、42、43、及び、44
が巡回的に送信されている。このサークルの中に、端末
局5が加わりたい場合を考える。すると、端末局5は、
主伝送チャネル11が空いた時(残スロット)にCSM
A/CDプロトコルにしたがって端末局10に対して主
伝送チャネル11を経て、タイムスロット割り当てを要
求するパケット35を送信する。時分割制御局はこの要
求を所定のアルゴリズムにしたがって処理して、端末局
5に対するタイムスロット割り当てを開始する。なお、
時分割制御局10は全てのタイムスロットを割り当てる
ことはせず、主伝送チャネルの空きタイムスロットを利
用して端末局からのアクセス要求パケットが時分割制御
局へ送られる余地を残しておくように制御されている。
【0027】以上のように制御が行われるために、各端
末局は、時分割制御局10から周期的に割り当てられる
タイムスロット分に相当する帯域が最低限は確保される
こととなる。しかも、各端末局は、タイムスロットを必
要なだけ使った後は主伝送チャネル11を残スロットと
して開放してしまうので、その残スロットに、他の端末
局がCSMA/CDプロトコルに基づいてパケットを送
信することが可能である。したがって、主伝送チャネル
11の利用効率が高く維持される。さらに、もしも、時
分割制御局10が何らかの理由でダウンした場合におい
ても、主伝送チャネルはCSMA/CDプロトコルに基
づいて運用されるので、機能が完全停止することがな
い。
【0028】また、時分割制御局10からの送信許可パ
ケットなどを検出して物理層レベルのリンク検知とする
こともできる。このリンク検知を利用してアイセーフイ
ンターロック制御を行っても良い。副伝送チャネルは信
号伝送速度が小さいので最小受信感度を低くできるので
送信電力を抑えることができる。副伝送チャネルの信号
を検知して端末局の主伝送チャネルの送信を有効化(イ
ネーブル)するようにすれば簡易型のアイセーフインタ
ーロックとなる。なお、アイセーフインターロックとは
ケーブル外れ時に光送受信機からレーザ光が漏れて人間
の目に健康被害を与えることを防ぐための安全機構のこ
とを意味している。
【0029】[第2実施例]図8は本発明の第2実施例
のネットワークに用いられる端末局のブロックダイアグ
ラムである。送信側の上位層インターフェイスが96a
と96bのふたつに別れていて、バッファもそれに対応
してバッファ94aとバッファ94bが設けられてい
る。
【0030】バッファ94aにはリアルタイム性が要求
されるパケット(オーディオ・ビデオ信号などを含んだ
パケット)を蓄積し、バッファ94bにはリアルタイム
性の要求されないデータを含んだパケットを蓄積する。
バッファ94aに蓄積されたパケットは自局へのタイム
スロット割り当てがある時に送信が行われ、バッファ9
4bに蓄積されたパケットはタイムスロットの空きを利
用して送信される。
【0031】上記のように構成するとリアルタイム性が
要求される信号の伝送を確実に行うことができる。なぜ
なら、図5に示したようにバッファがひとつしかない場
合はバッファ94の先頭部分にリアルタイム性の必要と
されないパケットがたまっているような場合が起こり得
るからである。この場合、せっかく割り当てられたタイ
ムスロットには時間的制約が本来緩いパケットが送出さ
れることになる。そして、バッファ94の後方部分に蓄
積された本当にリアルタイム性を必要とするパケットが
送信されないと言う事態が生じかねないのである。
【0032】したがって、上記のようにふたつのバッフ
ァを設けて優先度の処理を行うことによって確実にリア
ルタイム伝送を行うことができる。
【0033】なお、バッファの数は3個以上設けてより
細かい優先度処理を行っても良い。また、バッファ94
aが空になったら割り当てられたタイムスロットの残り
にバッファ94b内のパケットを送信するように構成し
ても良い。
【0034】[第3実施例]図9に本発明の第3実施例
を示す。図1と図9の違いは伝送チャネルの数である。
この第3実施例では、主伝送チャネル11のみしか設け
ていない。図10は主伝送チャネル11上のパケットの
流れを示すタイムチャートである。
【0035】時分割制御局10からの送信許可パケット
は、たとえ端末局が先に主伝送チャネルを使っていたと
しても強制的に送信される。したがって、もしも送信許
可パケットが送信されたときに端末局が主伝送チャネル
を用いていれば衝突が発生することになる。このように
強制的に衝突を発生させることを「逆圧(バックプレッ
シャー)方式」と呼ぶ。送信許可パケットのヘッダー部
分は衝突が生じても十分なほど長くしておき、衝突した
端末局が、送信を止めるまで継続するように設定されて
いる。このため、確実に衝突が終了して端末局が主伝送
チャネルから退いてから送信許可パケットのボディー部
分(タイムスロットの使用が許可される端末局のアドレ
スの記載部分)が送信される。送信許可パケットでタイ
ムスロットの使用を許可された端末局はただちに送信を
開始する。
【0036】例えば、送信許可パケット41に引き続き
直ちに端末局1からパケット21が送信されている。送
信許可パケット42に引き続いてはに端末局2からパケ
ット22が送信されている。以下、同様である。また、
タイムスロットの空き部分にはランダムアクセス方式で
パケット31、32、33、34などが送信されてい
る。
【0037】上記のような、逆圧方式を用いた構成は強
制的に衝突を引き起こすので、主伝送チャネルの回線利
用効率がやや低下するという欠点もあるが、主伝送チャ
ネルがひとつで良いという大きな利点がある。ハードウ
エアの構成が容易になり低コスト化が可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、リアルタイム性を要求
されるパケットと要求されないパケットとで通信容量を
互いに融通することができ、高い回線利用効率を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の通信ネットワークの第1実施例を示
す図である。
【図2】 図1の通信ネットワークの挙動を示すタイム
チャートである。
【図3】 光送受信機のブロックダイアグラムである。
【図4】 主伝送チャネルと副伝送チャネルのパワース
ペクトラムを示す図である。
【図5】 端末局1ないし6の内部構造を示すブロック
ダイアグラムである。
【図6】 主伝送チャネル送信部92の送信タイミング
のタイミングチャートである。
【図7】 時分割制御局へ各端末局がタイムスロット割
り当て要求をする手順を示す図である。
【図8】 第2実施例のネットワークに用いられる端末
局のブロックダイアグラムである。
【図9】 本発明の第3実施例の通信ネットワークを示
す図である。
【図10】 本発明の第3実施例の通信ネットワークに
おけるタイムチャートである。
【図11】 従来のリアルタイム用通信ローカルエリア
ネットワークを示す図である。
【符号の説明】 1、2、3、4、5、6…端末局、10…時分割制御
局、11…主伝送チャネル、12…副伝送チャネル、2
1、22、23、24…タイムスロットを割り当てられ
たパケット(主伝送チャネル)、31、32、33、3
4、35、36…ランダムアクセス方式で送信されたパ
ケット(主伝送チャネル)、41、42、43、44、
45…送信許可パケット(副伝送チャネル)、51、5
2、53、54…タイムスロット、61…レーザーダイ
オード、62…プリアンプ付きフォトダイオード、63
…主伝送チャネル用レーザーダイオード駆動回路、64
…副伝送チャネル用レーザーダイオード駆動回路、65
…ハイパスフィルタ、66…ローパスフィルタ、67…
主伝送チャネル用ポストアンプ、68…副伝送チャネル
用ポストアンプ、71…主伝送チャネル入力端子、72
…副伝送チャネル入力端子、73…主伝送チャネル出力
端子、74…副伝送チャネル出力端子、81…主伝送チ
ャネルのパワースペクトル、82…副伝送チャネルのパ
ワースペクトル、83…ハイパスフィルタ5のフィルタ
特性、84…ローパスフィルタ6のフィルタ特性、91
…主伝送チャネル受信部、92…主伝送チャネル送信
部、93…制御装置、94…バッファ、95…上位層の
送信側のインターフェイス、96…上位層の受信側イン
ターフェイス、97…主伝送チャネル信号インターフェ
イス、98…副伝送チャネルインターフェイス、101
…上位層からの送信要求、102…送信成功、103タ
イムスロット割り当ての発生、201、202、20
3、204、205、206…通常の端末局、210…
時分割制御局、211…回線争奪型のプロトコルで制御
される伝送チャネル(共有型バス)、212…時分割制
御型のプロトコルで制御される伝送チャネル(共有型バ
ス)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域の主伝送チャネル、狭帯域の副伝
    送チャネル、複数の端末局、該主伝送チャネルの時分割
    制御を行う時分割制御局を備えた通信ネットワークにお
    いて、主伝送チャネル周波数の空きスペクトルに副伝送
    チャネルを挿入した光送受信機を用いたことを特徴とす
    る通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 広帯域の主伝送チャネル、狭帯域の副伝
    送チャネル、複数の端末局、該主伝送チャネルの時分割
    制御を行う時分割制御局を備えた通信ネットワークに適
    用される通信方式において、時分割制御は副伝送チャネ
    ルを介して該時分割制御局から該各端末局へ制御信号を
    与えることによって行われることを特徴とする通信方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項2の通信方式において、前記各端
    末局は、自局に必要なだけ割り当てられたタイムスロッ
    トを使用した後、他の前記端末局へ残りの該タイムスロ
    ットを残タイムスロットとして開放することを特徴とす
    る通信方式。
  4. 【請求項4】 請求項2の通信方式において、前記各端
    末局から前記時分割制御局へのタイムスロット割り当て
    要求は前記残タイムスロットを介して回線争奪型プロト
    コルに基づいて行われることを特徴とする通信方式。
  5. 【請求項5】 請求項2の通信方式において、前記各端
    末局はパケットの優先度ごとに仕訳された複数のバッフ
    ァを有していて、タイムスロットの使用権が回ってきた
    時には優先度の高い該パケットを送信するように制御し
    たことを特徴とする通信方式。
  6. 【請求項6】 ひとつの伝送チャネル、複数の端末局、
    該主伝送チャネルの時分割制御を行う時分割制御局を備
    えた通信ネットワークに適用される通信方式において、
    時分割制御は該伝送チャネルを介して逆圧方式によって
    強制的に衝突を生じせしめてタイムスロット割り当てを
    行い、該各端末局は、自局に必要なだけ割り当てられた
    タイムスロットを使用した後、他の該端末局へ残りの該
    タイムスロットを残タイムスロットとして開放すること
    を特徴とする通信方式。
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