JPS63261329A - オ−トフオ−カス兼手ぶれ補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種のビデオカメラ等に用いられるオートフォ
ーカス兼用手ぶれ補正装置に関する。

（従来の技術） 近年、ビデオカメラの小型軒端化に伴ない一般のユーザ
がビデオカメラを用いて倣形する機会が増加しており、
このため撮影中にカメラが撮られても踊映画面がぶれな
いような機能を有するビデオカメラが求められている。

そして、従来、そのような手ぶれを補正する手段として
は、光学系及び撮像系をカメラボディからメカ釣に浮か
し、それら光学系及び搬像系を自己の慣性力により安定
させるのも、あるいは、検出して得られたぶれ量に応じ
て光学的又は電気的に画枠をずらすもの等が知られてい
た。

（発明を解決すべき問題点） ところで、上述の如く光学系及び撮像系をカメラボディ
からメカ的に浮かすものにおいては、そのためのメカ的
構造が複雑かつ大型化してしまう。

また、ぶれ量を検出する手段としては、画像のフィール
ド相関性を調べて動きベクトルを算出する方法等が知ら
れているが、そのために新たにフレームメモリ及び動き
ベクトルを算出するための信号処理回路等を追加する必
要がある。

このように、従来の手ぶれを補正するための手段は、い
ずれも大型化したり特別な回路が必要となり、特に小型
化が求められるビデオカメラには向かないという問題が
ある。

〈問題点を解決するための手段） 本発明は上述の如き実情に鑑みてなされたものであり、
小型軽量化を図り得るオートフォーカス兼用手ぶれ補正
装置を提供することを目的とする。

そして、本発明はこの目的を達成するために第１図に示
す如（、被写体からの撮像光を２つに分割する２つのセ
パレータレンズ１．２と、これらセパレータレンズ１．
２に対向して設けられた２つのセンサ３．４と、少なく
とも一方のセンサ４の出力Ｓ１を所定時間遅延させる遅
延回路５と、各センサ３．４の出力８２．８ｔの相関を
検出することによりフォーカシング情報ＤＦを出力する
とともに、上記一方のセンサ４の出力Ｓ！と遅延回路５
の出力Ｓ。１との相関を検出することにより手ぶれ補正
情報ＤＴを出力する相関検出器６と、上記フォーカシン
グ情報Ｄｐ及び手ぶれ補正情報ＤＴに各々応じたフォー
カシング信号Ｓｐ及び手ぶれ補正信号ＳＴを出力する制
御回路７とを備え、上記フォーカシング信号ＳＦによっ
てフォーカシングを行なうとともに、上記手ぶれ補正信
号ＳＴによって光学的に画枠を補正することにより手ぶ
れによるずれ量を補正したことを特徴とするオートフォ
ーカス兼手ぶれ補正装置を提供するものである。

（作用） 上述の如き構成のオートフォーカス前半ぶれ補正装置は
、手ぶれ補正固有の部材として遅延回路５のみが必要と
なるにすぎず、他の部材はオートフォーカスを行なうた
めのものと共有することができる。

よって、装置全体としてみた場合にはオートフォーカス
機能に手ぶれ補正機能が付加されたにもかかわらずそれ
ほど大型化せず、この種装置の小型軽量化を図ることが
できる。

（実施例） 以下、本発明に係る好適な実施例を第１図ないし第３図
を用いて詳細に説明する。

被写体からの撮像系は第１図に示す如く鏡１０にて反射
されて本実施例におけるフォーカシング部材であるフォ
ーカスレンズ１１に導かれ、さらにこのフォーカスレン
ズ１１から出射された撮像光は図示しない搬像素子にて
光電変換されて映像信号としてカメラ回路に供給される
とともに、２つのセパレータレンズ１．２にて分割され
て後述する制御回路７にて駆動制御されるｎ個の光電変
換素子を水平走査方向く第１図の紙面と直交する方向）
に配列して成るラインセンサ３，４に照射される。

そして、これらラインセンサ３．４は上記撮像光を光電
変換し、光電変換されて得られたセンサ出力８２　、Ｓ
ｔは相関検出器６に各々供給される。

また、一方のセンサ４の出力Ｓ１は本実施例における遅
延回路であるメモリ回路５に供給されて記憶され、１フ
イ一ルド期間後に上記相関検出器６に供給される。

なお、上記メモリ回路５の容量は、上記ラインセンサ３
，４の素子数に対応した容量、すなわちｎバイトであり
、一般的なフレームメモリ等の客員に比して極めて小さ
いものである。

この相関検出Ｂ６は、上記各センサ３，４の出力８２．
８１の相関関係を検出することにより一般的な位相差検
出方式に基づくピント電圧をフォーカシング情報ＤＦと
して制御回路７に供給する。

また、この相関検出器６は、上記一方のセンサ４の出力
Ｓ１と上記メモリ回路５の出力’Ｓｏｔ、すなわち現フ
ィールドのセンサ出力Ｓ１と前フィールドのセンサ出力
Ｓ。工との相関関係を検出することによりフィールド間
の画像のぶれ聞ｄを算出する。

すなわち、第２図に示す如く−θｌの手ぶれにより画枠
の中で被写体ＡがＡ′に移動したとすると、各々の結像
点Ｂ、Ｂ−の間隔ｄは、ｄ＝ｆｔａｎθ１−（１） となる。

なお、この（１）式におけるｆはフォーカスレンズ１１
の焦点距離である。

そして、上記（１）式におけるｄは上記相関検出器６に
よるフィードル間相関によって算出することができこと
ができ、この算出結果は手ぶれ補正情報り丁として上記
制御回路７に供給される。

この制御回路７は、上述の如き手ぶれ補正情報ＤＴに基
づいて手ぶれ補正信号ＳＴを生成する。

すなわち、上記第（１）式より、 であり、かつ、この（２式の右辺はいずれも既知となる
から、被写体Ａのぶれ量ｄに応じた補正角度θ１を直ち
に算出して、この算出結果に基づいて手ぶれ補正信号Ｓ
Ｔを生成する。

そして、この手ぶれ補正信号ＳＴを、上記鏡１０を第３
図に示す如く水平走査方向を軸として回転させて光軸に
対する角度θ２を可変する角度可変手段１２に供給して
これを駆動することにより上記鏡１０の光軸に対する角
度θ２を被写体のぶれに応じて可変する。

なお、本実施例において上記繞１０の光軸に対する角度
の変化分Δθ２は、上記第（２）式にて得られた補正角
度θ１の半分であることは第３図から当然である。

また、上記角度可変手段１２としてはどのようなもので
もよいが、例えば印加電圧のレベルに応じて捩れ量が変
化する圧電部材等でよい。

一方、前記制御回路７は供給されたフォーカシング情報
ＤＦに基づいてフォーカシング信号Ｓｐを生成し、この
フォーカシング信号ＳＦを位置可変手段１３に供給する
ことにより前記フォーカスレンズ１１を光軸方向に移動
させてフォーカシングを行なう。

なお、上記位置可変手段１２としてはどのようなもので
もよく例えば制御が容易なパルスモータを用いたレンズ
駆動機構でよい。

また、本実施例ではフォーカシング部材としてフォーカ
シング１１を用いたが、図示しない撮像素子をフォーカ
シング部材として用いてもよいことは当然である。

ざらに、本実施例における光学部材としては鏡１０のか
わりにプリズム等を用いてもよい。

ところで、上述の実施例は水平走査方向の手ぶれを補正
するものであるが、水平走査方向及び垂直走査方向の両
方の手ぶれを補正するようにしてもよい。

すなわち、セパレータレンズ及びｎ個の素子を垂直方向
に配列したラインセンサを上記セパレータレンズ１，２
及びラインセンサ３，４とは別に各々設けるとともに、
上記！ｊｉ１０を水平、垂直方向に回転させるように構
成し、上記ラインセンサのセンサ出力に基づいて鏡を垂
直方向にも回転させるようにすればよい。

（発明の効果） 上述の説明か明らかなように、本発明によれば、一般的
な位相差検出方式に基づくオートフォーカス装置を利用
してオートフォーカスのみならず手ぶれ補正を行なうこ
とができ、この種装置の小型軽量化を図ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１−は本発明に係る実施例を示すブロック図、第２図
は同じ原理を示す図、第３図は同じく要部を示す図であ
る。 １．２・・・セパレータレンズ、３．４・・・センサ、
５・・・遅延回路（メモリ回路）、６・・・相関検出器
、７・・・制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被写体からの撮像光を２つに分割する２つのセパレータ
   レンズと、 これらセパレータレンズに対向して設けられた２つのセ
   ンサと、 少なくとも一方のセンサの出力を所定時間遅延させる遅
   延回路と、 各センサの出力の相関を検出することによりフォーカシ
   ング情報を出力するとともに、上記一方のセンサの出力
   と遅延回路の出力との相関を検出することにより手ぶれ
   補正情報を出力する相関検出器と、 上記フォーカシング情報及び手ぶれ補正情報に各々応じ
   たフォーカシング信号及び手ぶれ補正信号を出力する制
   御回路とを備え、 上記フォーカシング信号によってフォーカシングを行な
   うとともに、 上記手ぶれ補正信号によって光学的に画枠を補正するこ
   とにより手ぶれによるずれ量を補正したことを特徴とす
   るオートフォーカイス兼手ぶれ補正装置。