JPS6326070B2 - - Google Patents

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JPS6326070B2
JPS6326070B2 JP57213514A JP21351482A JPS6326070B2 JP S6326070 B2 JPS6326070 B2 JP S6326070B2 JP 57213514 A JP57213514 A JP 57213514A JP 21351482 A JP21351482 A JP 21351482A JP S6326070 B2 JPS6326070 B2 JP S6326070B2
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JP
Japan
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power supply
emergency
voltage
phase
capacitor
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JP57213514A
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JPS59102770A (ja
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Masami Nomura
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 この発明は非常電源でエレベータを運転するエ
レベータの非常運転装置に関するものである。
エレベータは停電等の電源不良が発生すると、
かごが階間に停止して人をかご内に閉じ込めてし
まうことがある。このため、非常電源でかごを運
転して最寄階まで昇降させ、人を救出する非常運
転装置が使用されている。
第1図は従来のエレベータの非常運転装置を示
し、特に可変電圧可変周波数制御の交流エレベー
タについて示したものである。
まず、第1図において、R,S,Tは商用電源
に接続された第1の三相交流電源、1はこの第1
の三相交流電源R,S,Tに接続された電路を開
閉する過電流遮断器、3〜8はダイオードからな
る整流素子で、周知の三相全波整流回路からなる
コンバータ装置9を構成するものである。10は
コンバータ装置9の負極に負極が接続された蓄電
池からなる非常電源、11は一端がコンバータ装
置9の正極に、他端が非常電源10の正極に接続
された開閉手段の常開接点で、常時は開放されて
おり、非常時に閉成されるものである。18はコ
ンバータ装置9の正極と負極に両端が接続された
平滑用のコンデンサ、19〜24はトランジスタ
で、それぞれコレクタとエミツタ間に逆並列に接
続されたダイオード25〜30と共にインバータ
装置31を構成するものである。32はトランジ
スタ19〜24のベースに接続されてインバータ
装置31の出力電圧及び周波数をこれらの比が一
定になるように変化させる周知のPWM方式のイ
ンバータ制御装置である。U,V,Wはインバー
タ装置31から出力される可変電圧可変周波数の
第2の三相交流電源、34はこの第2の三相交流
電源U,V,Wによつて付勢される三相誘導電動
機で、軸34aを回転させる。35は軸34aに
取り付けられたブレーキ車と、このブレーキ車を
把持したり開放したりするブレーキシユからなる
制動機、36は軸34aに固着されたシーブで、
主索36aが巻き掛けられている。37はこの主
索36aの一端に取り付けられたかご、38は主
索36aの他端に取り付けられたつり合おもり、
39aはかご37によつてサービスされる1階、
39bは同じく2階である。
上記のとおり構成されたエレベータの非常運転
装置において、第1の三相交流電源R,S,Tが
正常に電力を供給しているときは常開接点11は
開放されたままとなる。したがつて、非常電源1
0から電力が供給されることはない。一方、コン
バータ装置9は三相交流電源R,S,Tが過電流
遮断器1を介して供給されて直流電圧を出力して
いる。コンデンサ18にはこの直流電圧に見合つ
た電荷が蓄えられている。制動機35が解放さ
れ、また、インバータ制御装置32によつてイン
バータ装置31が作動し、第2の三相交流電源
U,V,Wに可変電圧可変周波数の交流を発生さ
せる。三相誘導電動機34はこの交流によつて付
勢されて回転し、上昇方向又は下降方向へかご3
7を駆動する。第2の三相交流電源U,V,Wの
周波数及び電圧が高くなるに伴つてかご37は増
速される。目的階に近づくと周波数及び電圧が減
少し、かご37を減速させ、目的階に着床させる
と同時に制動機35を作動させてかご37を制止
させる。
次に、かご37が昇降中に三相交流電源R,
S,Tが停電になると常開接点11が閉成され、
非常電源10がインバータ装置31に接続され
る。非常電源10の電圧はコンデンサ18の電圧
よりも通常低く設定されるのでコンデンサ18の
電荷が非常電源10に流入する。かご37が1階
39aと2階39bの中間で停止したとすると、
インバータ装置31はインバータ制御装置32か
らの指令によつて第2の三相交流電源U,V,W
に非常運転用の電圧及び周波数を発生させる。三
相誘導電動機34はこの電圧及び周波数によつて
付勢されて、かご37を下降させ第1図に二点鎖
線で示すとおり1階39aに着床させる。かご3
7内の乗客は1階39aへ脱出し、非常運転は終
了する。
ところで、上記構成のエレベータの非常運転装
置において、常開接点11が閉成されたときにコ
ンデンサ18から非常電源10に大きな電流が流
れ込み非常電源10に悪影響を与えるばかりでな
く、常開接点11を溶着させる虞れがあつた。そ
して、常開接点11が溶着すると、次に第1の三
相交流電源R,S,Tが復活したとき、非常電源
10に高い電圧が印加され過充電されて非常電源
10を破壊もしくは寿命を著しく縮めるという不
具合があつた。
この発明は上記不具合点に鑑みなされたもので
あり、電源を供給する三相交流電源電圧が所定値
以下になつたことを検知すると、上記交流電源と
交流を直流に変換するコンバータ装置を切離し
て、平常運転を中止させ、上記コンバータ装置の
直流側に接続されたコンデンサが充電されている
状態において上記コンバータ装置の交流側に上記
直流側に接続されたコンデンサの電圧より低い電
圧の直流の非常電源を接続し、この非常電源にて
非常運転を行なうようにして、コンデンサに蓄え
られた電荷が非常電源へ流入するのをコンバータ
装置で阻止し、開閉手段がコンデンサからの突入
電流によつて溶着することのないようにすること
を目的とするものである。
第2図及び第3図はこの発明の一実施例を示
す。図中、第1図と同符号は同一部分を示し、4
5は負極がダイオード8のカソードに接続された
蓄電池からなる非常電源、50は第1の三相交流
電源R,S,Tに接続されて直流を出力する制御
電源、51はこの制御電源の直流側に接続された
電圧検知手段で、第1の三相交流電源R,S,T
がいずれも所定の電圧以上になつているときの制
御電源50の出力電圧に対して作動して常閉接点
51aを開放し、第1の三相交流電源R,S,T
のうちの少なくとも一相の電圧が所定の値を下回
わると常閉接点51aを閉成させるものである。
52は制御電源50によつて付勢されてかご37
を平常運転するようにインバータ装置32に指令
を出す平常運転指令装置、53はこの平常運転指
令装置52の作動状態を検知する平常運転リレー
で、常時付勢されており、平常運転指令装置52
が非作動のときは消勢されて常閉接点53aを閉
成させるものである。54は蓄電池からなる非常
制御電源、55は一端が常閉接点51a,53a
からなる直列回路を介して非常制御電源54の正
極に接続され、他端が非常制御電源54の負極に
接続された開閉手段、55a〜55cはいずれも
開閉手段55の常閉接点で、それぞれ過電流遮断
器1と三相全波整流回路を形成するコンバータ装
置9の間の電路を開閉するものである。55dは
開閉手段55の常開接点で、一端がダイオード7
のカソードに接続され、他端が非常電源45の陽
極に接続されている。56は開閉手段55と並列
に接続されて、インバータ制御装置32に非常運
転の指令を出す非常運転指令装置で、第2の三相
交流電源U,V,Wに非常運転用の低電圧、低周
波数の三相交流を発生させるものである。
上記のとおり構成されたエレベータの非常運転
装置において、第1の三相交流電源R,S,Tが
正常に電力を供給しているときは制御電源50は
所定の値以上の電圧を発生しており、電圧検知手
段51が付勢されてその常閉接点51aを開放し
続ける。このため開閉手段55は消勢されたまま
となるので、その常閉接点55a〜55cはいず
れも閉成されており、第1の三相交流電源R,
S,Tは過電流遮断器1及び常閉接点55a〜5
5cを介してコンバータ装置9に電力を供給す
る。そしてインバータ制御装置32は平常運転指
令装置52によつて指令されて第1図に示す従来
例と同様にしてかご37を昇降させるものであ
る。
次に、三相交流電源R,S,Tが停電になつて
かご37が1階39aと2階39bの中間で停止
したとする。電圧検知手段51及び平常運転リレ
ー53が消勢され、それらの常閉接点51a,5
3aが閉成されると開閉手段55及び非常運転指
令装置56が非常制御電源54によつて付勢され
る。常閉接点55a〜55cが開放され、常開接
点55dが閉成されて非常電源45がコンバータ
装置9へ接続される。コンデンサ18は第1の三
相交流電源R,S,Tを整流して得られる高い直
流電圧に相等する電圧を発生しているけれどもコ
ンバータ装置9のダイオード4,8に阻止される
ので非常電源45に逆流することはない。インバ
ータ制御装置32は非常運転指令装置56に指令
されてインバータ装置31を制御し、第2の三相
交流電源U,V,Wに非常運転用の低電圧、低周
波数の電力を発生させて、かご37を低速で下降
させ、第2図に二点鎖線で示すとおり、1階39
aに着床させるものである。
第2図及び第3図に示す実施例によれば、交流
を整流して直流を出力するコンバータ装置9の直
流側にコンデンサ18が接続された電源回路にお
いて、交流側に開閉手段55の常開接点55dを
介して非常電源45を接続するようにしたので、
停電等で交流電圧が所定値以下になり、非常電源
45がコンバータ装置9に接続されたとしても、
コンデンサ18に蓄えられた電荷はコンバータ装
置9によつて阻止されて、非常電源45に逆流す
ることはない。このため、常開接点55dが溶着
したり常開接点55d及び非常電源45の寿命が
縮まるということはないものである。
また、非常運転時に第2の三相交流電源U,
V,Wから発生する交流電圧及び周波数は低いも
のであるから、三相誘導電動機34は低い速度で
運転される。このため、三相誘導電動機34が回
生電力を発生したとしてもその電力値は小さいも
のであり三相誘導電動機34の巻線抵抗で消費さ
れ、コンデンサ18に印加される直流電圧を上昇
させるということはない。
第4図はこの発明の他の実施例の要部を示す。
図中、第2図と同一符号は同一部分を示し、55
eは第3図に示す開閉手段55の常開接点、60
はこの常開接点55eの閉成によつてコンバータ
装置9の直流側へ接続された抵抗器である。第1
の三相交流電源U,V,Wが停電すると開閉手段
55が付勢されてその常開接点55dが閉成さ
れ、非常電源45がコンバータ装置9に接続され
て三相誘導電動機34によつてかご37が昇降す
る。このときコンデンサ18の電荷が非常電源4
5に流入することもなく、また、かご37の昇降
速度が高くなつて、三相誘導電動機34から大き
な回生電力が発生したとしても常開接点55eを
介して抵抗器60で消費され、かご37の速度を
所定の値に抑えることができると共に、コンデン
サ18に印加される電圧も所定の値に抑えること
ができるものである。
この発明は以上述べたとおり、電源を供給する
三相交流電源電圧が所定値以下になつたことを検
知すると、上記交流電源と交流を直流に変換する
コンバータ装置を切離して、平常運転を中止さ
せ、上記コンバータ装置の直流側に接続されたコ
ンデンサが充電されている状態において上記コン
バータ装置の光流側に上記直流側コンデンサの電
圧より低い電圧の直流の非常電源を接続し、この
非常電源にて非常運転を行なうようにしたので、
コンデンサに蓄えられた電荷はコンバータ装置に
よつて非常電源への流入を阻止され、延いては流
入電源による開閉手段の溶着を防止できるという
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエレベータの運転装置を示す電
気回路接続図、第2図及び第3図はこの発明の一
実施例を示し、第2図は第1図相当図、第3図は
制御回路接続図、第4図はこの発明の他の実施例
の要部を示す電気回路接続図である。 図中、3〜8は整流素子(ダイオード)、9は
コンバータ装置、18はコンデンサ、45は非常
電源、51は電圧検知手段、55は開閉手段、
R,S,Tは三相交流電源である。なお、図中同
一符号は同一部分又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 三相交流電源に接続され、交流を整流して直
    流に変換する整流素子からなるコンバータ装置、
    このコンバータ装置の直流側に接続されたコンデ
    ンサ、上記直流を交流に変換するインバータ装置
    とを備え、このインバータ装置の出力によつてモ
    ータを駆動してエレベータを平常運転させるよう
    にしたエレベータの制御装置において、上記交流
    電源電圧が所定値以下になつたことを検知する
    と、上記交流電源とコンバータ装置とを切離し、
    上記平常運転を中止させる平常運転中止手段と、
    該平常運転中止手段にて、平常運転が中止し、上
    記直流側のコンデンサが充電されている状態にお
    いて上記コンデンサの電圧より低い電圧の直流の
    非常電源を上記コンバータ装置の交流側に接続す
    る非常電源接続手段とを備える構成としたことを
    特徴とするエレベータの非常運転装置。
JP57213514A 1982-12-06 1982-12-06 エレベ−タの非常運転装置 Granted JPS59102770A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210894A (ja) * 1985-03-13 1986-09-19 Mitsubishi Electric Corp エレベ−タの停電救出装置
US4787021A (en) * 1987-01-14 1988-11-22 Hitachi, Ltd. Current-type converter apparatus

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579218Y2 (ja) * 1977-12-29 1982-02-22

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JPS59102770A (ja) 1984-06-13

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