JPS63260437A - シ−トの表面加工方法 - Google Patents

シ−トの表面加工方法

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JPS63260437A
JPS63260437A JP62095537A JP9553787A JPS63260437A JP S63260437 A JPS63260437 A JP S63260437A JP 62095537 A JP62095537 A JP 62095537A JP 9553787 A JP9553787 A JP 9553787A JP S63260437 A JPS63260437 A JP S63260437A
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JP
Japan
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sheet
film
resin
curable resin
ultraviolet
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JP62095537A
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JPH0624831B2 (ja
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寳珍 範男
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EBAA KOOTO KK
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EBAA KOOTO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シートの表面加工方法、さらに詳しくは、パ
ッケージ、書物の表紙、カバー等として使用されるシー
ト成形品を製造するために、厚紙等のシートの表面に紫
外線硬化性樹脂や放射線硬化性樹脂を設けてシートの表
面を加工するシートの表面加工方法に関する。
(従来の技術) 従来、この種のシートの表面加工方法としては、たとえ
ば特公昭57−23590号公報所載の技術がある。
すなわち、この方法は、紫外線硬化性樹脂や放射線硬化
性樹脂を、基材としてのシートと、フィルム等の被着材
間に介装させ、圧着ロール間で圧着するとともに、紫外
線や放射線を照射して上記樹脂を硬化させ、フィルムを
シートの表面にラミネートしてシートの表面加工を行う
方法である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような方法では、フィルムをシー
トにラミネートすることが前提となっていたため、次の
ような問題点が生じていた。
(イ)表面側がフィルムで構成されているため、シート
成形品の表面に傷がつき易く、又凹凸が形成され、さら
にはいわゆるロール目が発生し易く、従って、外観体裁
が著しく損なわれるという欠点があった。
(ロ)さらに重要な点は、上記のようにフイルムがラミ
ネートされたシート表面に凹凸面が形成され易いため、
表面に現出される光沢にも限界があり、これが商品価値
を高めることのできない要因となっていた。
(ハ)さらに、上記のようなシートでたとえばカートン
を製作する場合、予めシートに形成されたのりしろの部
分でのり付けされて製作されるが、上記従来のシートに
は、表面にフィルムが設けられているため、上記のり付
は作業が行い難く、又、仮にのり付けされたとしても、
不容易に剥がれるおそれがあるという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、外観体裁を損なうことなく、且つシート表面に
非常に優れた光沢を現出させ、しかも加工作業ひいては
シート成形品製造のための作業性を容易にし、製造コス
トを低減させることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような目的を達成すべく上記問題点を解
決するためになされたもので、その問題点を解決するた
めの手段は、紙等のシート又は合成樹脂製フィルムのい
ずれか一方に、紫外線硬化性樹脂又は放射線硬化性樹脂
を塗布し、次に前記樹脂を介してシートとフィルムとを
ロールで圧着し、且つ前記樹脂を紫外線又は放射線の照
射により硬化し、その後、前記フィルムをシートから剥
離することにより、シートの表面加工を行うことにある
(作用) そして、上記のように、圧着、照射、及びフィルムを剥
離することによって前記紫外線または放射線硬化性樹脂
が硬化し、シートの表面に一体的に設けられてシートの
表面が樹脂加工されることとなる。すなわち、フィルム
がなく、樹脂のみがシート表面に一体化されて均質な且
つ光沢の優れたシート表面が形成されるのである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面に従って説明する。
先ず、厚紙からなる多数枚のシート4.・・・を、順次
樹脂塗装用ロール2,2間に通過せしめて、該シート4
の表面に、樹脂成分と溶剤とがlO:6の比率に混合さ
れた液状の紫外線硬化性樹脂3を第2図のように塗布す
る。
次に、前記シート4.・・・と、別途搬送される合成樹
脂製のフィルム1とを、共に、第3図のように内部の略
中夫に紫外線照射ランプ7を装着したガラス製の透明な
ロール5と圧着ロール6間に搬送して両ロール5.6間
に通過せしめ、両ロール5.6間で、前記紫外線硬化性
樹脂3を介して前記シート4とフィルム1とを圧着する
と同時に、前記紫外線照射ランプ4から照射される紫外
線によって前記紫外線硬化性樹脂3を硬化する。
その後、第4図のようにフィルム1をシート4の表面か
ら剥離することによって、前記紫外線硬化性樹脂3がシ
ート1の表面に一体的に設けられてシート1の表面加工
がなされ、シート成形品が製造されることとなるのであ
る。
上記実施例におけるシート1の表面加工方法は、上述の
ように、紫外線硬化性樹脂3を介してシート4とフィル
ム1とを圧着するとともに、紫外線の照射によって前記
紫外線硬化性樹脂3を硬化し、その後にフィルム1を剥
離することによって最終的には紫外線硬化性樹脂3のみ
がシート1に一体化されるため、そのシート1の表面の
光沢は非常に優れたものとなり、且つ従来のようにフィ
ルムがラミネートされないため、製造後のシート成形 
  □品の表面に傷や凹凸が形成されることもなく、外
観体裁が従来に比べて非常に良好となるに至ったのであ
る。
尚、上記実施例では、シート4側に紫外線硬化性樹脂3
を塗布したため、シート4の全面に紫外線硬化性樹脂を
塗布することが可能となり、従ってフィルム1の寸法と
は無関係にシート4とフィルム1との両者が圧着され、
よってフィルム1の寸法を設定する必要がなく、その分
、作業性が良好になるという好ましい利点が得られたが
、必ずしもシート4側に塗布する必要はな(、たとえば
第5図のようにフィルム1(il!lに塗布してもよい
又、紫外線硬化性樹脂と溶剤との比率も該実施例に限定
されない。
さらに、紫外線硬化性樹脂をフィルム1やシート4に塗
布する手段も、該実施例のような塗布用のロール2によ
る手段に限定されない。
さらに、該実施例では、透明なロール5内に紫外線照射
ランプ7を装着して紫外線の照射とロール5,6による
シート4とフィルム1との圧着を同時に行っているが、
必ずしも同時に行う必要はなく、たとえばロールでの圧
着後に紫外線の照射を行ってもよい。又、紫外線を照射
する手段も該実施例のような照射ランプによる手段に限
定されない。
尚、ロールによる圧着及び紫外線照射を行った後、再度
ロールで圧着しくこの場合にはニップローラーを使用)
且つ紫外線を照射することも可能であり、この場合には
紫外線硬化性樹脂がより確実にシートに密着されるとい
う利点がある。
さらに、シート4の表面に塗布される樹脂の種類も、該
実施例の紫外線硬化性樹脂に限らず、たとえば放射線樹
脂であってもよい。要は、紫外線又は放射線硬化性樹脂
であればよい。従って放射線硬化性樹脂が使用されると
きは、むろん放射線が照射されることとなる。
さらに、シート4の材質も該実施例の紙に限定されない
(発明の効果) 叙上のように、本発明は、紙等のシートと合成樹脂製の
フィルムとを、液状の紫外線硬化性樹脂又は放射線硬化
性樹脂を介して圧着し、且つ前記樹脂に紫外線または放
射線の照射により該樹脂を硬化させ、その後にフィルム
をシートから剥離して樹脂をシート表面に設けてそのシ
ートの表面加工を行う方法なるため、次のような効果を
有するに至った。
(イ)従来のようにフィルムをラミネートせず、紫外線
又は放射線硬化性樹脂のみがシートの表面に設けられる
ため、シート表面に従来のような凹凸面が形成されるこ
也もなく、よってシート表面の光沢が従来に比べて非常
に優れたものになるという顕著な効果がある。
(ロ)又、従来のようなフィルムが不要となるため、シ
ート表面の傷の発生等も防止され、よってこれが上記(
イ)の効果とともにシート成形品の外観体裁を非常に良
好なものとしうるのである。
(ハ)さらに、たとえばカートン等を製作する場合にも
、のり付は作業が従来に比べて容易で、しかも従来のよ
うにのりしろ部分が不用意に剥離することもないのであ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は一実施例としてのシートの表面加工方法の全体
の工程を示す概略正面図。 第2図は樹脂の塗布工程を示す一部切欠拡大正面図。 第3図は紫外線の照射工程を示す一部切欠拡大正面図。 第4図はフィルムの剥離工程を示す拡大断面図。 第5図は他実施例を示し、(イ)は全体の工程の概略正
面図、(ロ)は樹脂の塗布工程を示す一部切欠拡大正面
図。 l・・・フィルム 3・・・紫外線硬化性樹脂4・・・
シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙等のシート4又は合成樹脂製フィルム1のいずれか一
    方に、紫外線硬化性樹脂又は放射線硬化性樹脂を塗布し
    、次に前記樹脂を介してシート4とフィルム1とをロー
    ルで圧着し、且つ前記樹脂を紫外線又は放射線の照射に
    より硬化し、その後、前記フィルム1をシート4から剥
    離して、シート1の表面加工を行うことを特徴とするシ
    ートの表面加工方法。
JP62095537A 1987-04-17 1987-04-17 シ−トの表面加工方法 Expired - Lifetime JPH0624831B2 (ja)

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JP62095537A JPH0624831B2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17 シ−トの表面加工方法

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JPS63260437A true JPS63260437A (ja) 1988-10-27
JPH0624831B2 JPH0624831B2 (ja) 1994-04-06

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ID=14140312

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WO1995024311A1 (en) * 1994-03-11 1995-09-14 Polaroid Corporation Optical laminator

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