JPS63259933A

JPS63259933A - 高電圧ガス遮断器

Info

Publication number: JPS63259933A
Application number: JP63073032A
Authority: JP
Inventors: デイーター、ノアク; ベルント、ブルツフマン; ミヒアエル、プンガー
Original assignee: Siemens AG
Current assignee: Siemens AG
Priority date: 1987-03-31
Filing date: 1988-03-25
Publication date: 1988-10-27
Also published as: US4831220A; DE8704775U1; EP0285544A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、フィルタケースを備えた高電圧ガス遮断器
に関する。

［従来の技術］少なくとも一つの遮断ユニットの中に設けられた接触子
が、絶縁性の支持がいしの下方の台架の中に大地電位で
配置された操作器により動かされ、操作器がそのために
必要な力を、台架の中に設けられた方向変換伝動機構と
支持がいしの中に配置され絶縁材料から成る操作棒とに
より、それぞれ中間伝動機構を介して可−動接触子に伝
達し、またガス室の中には別個のケースの中に収容され
たフィルタが設けられている高電圧ガス遮断器は、［シ
ーメンスＱツァイトシュリフト　　（Ｓｉｅ＋５ｅｎｓ
−Ｚｅｉｔｓｃｈｒｉｆｔ　　）　　Ｊ　　、　　　１
　９　７　３　　年、第２４１、ページ及び１９７７年
、第２６８ページから知られている。この周知の高電圧
ガス遮断器では、フィルタを備えそれぞれ破裂板により
閉鎖されたケースが、遮断ユニットの外側特に上側の端
面に配置されている。この配置の欠点は、フィルタケー
スがその中に入れられた材料のときおり必要な交換のた
めに手が届きにくい、ということである。

［発明が解決しようとする課題］この発明は高電圧ガス遮断器において、フィルタ材料を
備えた・ケースを材料のフィルタ効果を損なうことなく
容易に手の届くように配置することを目的とする。

［課題を解決するための手段］この目的は前記の種類の高電圧ガス遮断器において、こ
の発明に基づきフィルタケースを方向変換伝動ａ構のケ
ースの下に取り付けることにより達成される。

［作用効果］この発明によればフィルタ材料を備えたケースが大地電
位におかれ、遮断器の支持がいしの下方に設けられた台
架の中で非常に手が届き易いところに置かれているので
、開閉操作のときにアークにより発生するおそれがある
ような圧縮ガスの分解生成物又は水分の吸収により、材
料が使用不可能になった後に、材料の交換が容易である
。

更にケースの中に多孔板を設けることが推奨される。こ
の板は遮断ガスのフィルタ材料への流入を阻止すること
無く、ケースの内部のフィルタ材料を固定する。従って
フィルタ材料は遮断器の輸送の際に望ましくない形で移
動するおそれがない。

更にフィルタケースと破裂板とを組み合わせることによ
り、フィルタケースの、中には中央に垂直に延びる多孔
の筒が設けられ、フィルタ材料が筒とケースの側壁との
間に置かれ、破裂板がケースを筒の下側の範囲で閉鎖す
るのが有利である。こうして破裂板は高電圧遮断器のガ
ス室に直接結合され、従ってガス室の中で発生する許容
できない高さの圧力上昇に直接応答できる。

例えば支柱の上に遮断器を高く据える場合に、破裂板の
下方の空間を覆いケースの周囲に上方に向いた少なくと
も一つの開口を有するケース蓋を、破裂板の下方に配置
するのが特に合目的である。それにより破裂板の応答の
際に、破裂板が破壊したとき高電圧ガス遮断器のガス室
から周囲に噴出する高温のガスが、上に向かって迂回さ
れるということが保証されるので、たまたま遮断器の下
方に人がいたとしても危険が避けられる。

［実施例］次にこの発明に基づく高電圧遮断器のフィルタケースの
二つの実施例を示す図面により、この発明の詳細な説明
する。

高電圧ガス遮断器では、図示されていない遮断ユニット
の中に設けられた接触子のそれぞれ中間伝動機構を介し
て行われる操作のために、支持がいしｌの内部に配置さ
れ絶縁材料から成る操作棒２が用いられ、操作棒は、遮
断器の高電位にある図示されていない遮断ユニット及び
中間伝動機構と、大地電位にある台架３との間の間隔を
橋渡しする。この台架３は更に、図示されていない操作
器と必要な制御手段及び液圧アキュムレータをも支持す
る。

それぞれ開閉のために必要な力は１図示されていない操
作器により駆動される方向変換伝動機構４を介して操作
棒２に伝達され、この伝動機構のケース５は支持がいし
１の下側のフランジ６に直接結合されている。従って支
持がいし１の内部にあってＳＦ６を充填されたガス室７
は、ケース５の内部空間に結合されている。更に方向変
換伝動機構４のケース５の下には、フィルタ９のための
ケース８が取り付けられている。このケース８は多孔板
１０を備え、多孔板の下方には小袋１１の中に入れられ
たフィルタ９の材料が置かれている。従って遮断器を据
え付けのために垂直に立てていない状態で輸送するとき
、この材料は多孔板１０により意図しない移動に対して
守られている。

フィルタ９のケース８の内部での多孔板１０の固定は、
第１図に示した実施例とは異なって、多孔板をケース８
のフランジ１３の範囲に置くことにより簡単化できる。

第２図はフィルタ９のケース８のいくらか変形された実
施例を示す、同様の部品に対しては同一の符号が用いら
れている。

フィルタ９のケース８はこの実施例では下側を破裂板１
４により閉鎖され、破裂板は事故時に高電圧ガス遮断器
のガス室の主として磁器から形成された壁を許容できな
い高い圧力上昇から守るために用いられる。この場合に
内圧が設定値に達したとき破裂板１４が破られ、遮断器
の圧力を加えられたガスが周囲へ放出される。ガスの迂
回のために破裂板１４の下方にはケース蓋１５が配置さ
れ、ケース蓋は破裂板１４の下方でケース８の開口１６
を覆い、かつ上方に向いた一つだけの開口１７をケース
８の周囲に有する。それにより破裂板１４を通って流れ
出る高温の遮断ガスは、無害に上に向かって導き反らさ
れる。従って人体の危険が防止される。

破裂板１４の上方の空間を遮断ガスの侵入に際して解放
するために、フィルタ９のケース８の中の中央に垂直に
延びる多孔の筒１８が設けられている。フィルタ９の小
袋１１の中に入れられた材料は、筒１８とケース８の側
壁１９との間に置かれている。更にケース８の内部空間
は、ケース８のフランジ１３の範囲の中に配置され比較
的大きい一つの中央開口１２を備えた多孔板１０により
覆われている。この多孔板は筒１８をも固定する。この
実施例でも高電圧ガス遮断器を種々の姿勢で輸送できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に基づく高電圧ガス遮断器の一実施例
の部分断面図、第２図はフィルタケースの別の実施例の
部分断面図である。１・・・支持がいし２・・・操作棒３・・・台架４・・・方向変換伝動機構５．８・・・ケース７・・・ガス室９・・・フィルタ１０・・・多孔板１３・・・フランジ１４・・・破裂板１５・・・ケース蓋１６．１７・・・開口１８・・・筒１９・・・側壁

Claims

【特許請求の範囲】１）少なくとも一つの遮断ユニットの中に設けられた接
触子が、絶縁性の支持がいし（１）の下方の台架（３）
の中に大地電位で配置された操作器により動かされ、操
作器がそのために必要な力を、台架（３）の中に設けら
れた方向変換伝動機構（４）と支持がいし（１）の中に
配置され絶縁材料から成る操作棒（２）とにより、それ
ぞれ中間伝動機構を介して可動接触子に伝達し、またガ
ス室（７）の中には別個のケース（８）の中にフィルタ
（９）が設けられている高電圧ガス遮断器において、フ
ィルタ（９）のためのケース（８）が方向変換伝動機構
（４）のケース（５）の下に取り付けられていることを
特徴とする高電圧ガス遮断器。２）フィルタ（９）の材料が多孔板（１０）によりケー
ス（８）の中に固定されていることを特徴とする請求項
１記載の遮断器。３）多孔板（１０）がケース（８）のフランジ（１３）
の範囲に置かれていることを特徴とする請求項２記載の
遮断器。４）フィルタ（９）のケース（８）が破裂板（１４）に
より閉鎖され、フィルタ（９）のケース（８）の中には
中央に垂直に延びる多孔の筒（１８）が設けられ、フィ
ルタ（９）の材料が筒（１８）とケース（８）の側壁（
１９）との間に置かれ、破裂板（１４）がケース（８）
を筒（１８）の下側の範囲で閉鎖することを特徴とする
請求項１又は２記載の遮断器。５）破裂板（１４）の下方にケース蓋（１５）が配置さ
れ、ケース蓋が破裂板（１４）の下方でケース（８）の
開口（１６）を覆い、かつ上方に向かう少なくとも一つの開口（１７）をケー
ス（８）の周囲に有することを特徴とする請求項４記載
の遮断器。６）多孔の筒（１８）の開口が筒（１８）の破裂板（１
４）に隣接する下側の範囲に設けられていることを特徴
とする請求項４記載の遮断器。