JPS63259768A - Ｃａｄシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホストコンピュータと、文字コード対応の文
字フォントデータを内蔵した図形出力装置とを備えたＣ
ＡＤシステムに関するものである。

〔従来の技術〕

この種のＣＡＤシステムにおいて、ホストコンピュータ
内に、利用者が定義した文字を記憶（書込、削除、変更
）可能にしたものが知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし従来のＣＡＤシステムにおいては、上述のように
して利用者定義文字を作図可能とした場合には、標準的
な文字を含めた全ての文字、すなわち全文字フォントデ
ータをホストコンピュータに備え、図形出力装置を作図
動作させるための文字フォントデータが全てホストコン
ピュータから送られるようになっていた。このため図形
出力装置に内蔵された文字フォントデータは何ら使用さ
れないままとなり、ホストコンピュータ及び図形出力装
置内の記憶容量の有効利用が計られず、またデータ処理
速度、特に標準的な文字の文字フォントデータについて
の処理速度が遅くなるなどの問題点があった。

本発明は、上述したような問題点を解消するためになさ
れたもので、利用者定義文字が作図可能でありながら図
形出力装置内の文字フォントデータが使用され、システ
ム内の記憶容量の有効利用及びデータ処理のスピードア
ップが計れるＣＡＤシステムを提供することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ＣＡＤシステムのホストコンピュータにおい
て、利用者が定義した文字のコード（文字コード）とそ
れに対応する文字フォントデータとを記憶させておき、
文字を作図させる必要が生じたとき、この記憶させたコ
ードと作図させるべき文字のコードとを照合する。これ
によりコードが一致するものがあればそれは利用者が定
義した文字であることが判明する。利用者が定義した文
字であると判明したときは、文字コードではなく、その
文字フォントデータをホストコンピュータから図形出力
装置に送り、それにより作図動作させる。前記コードが
一致するものがなければ、そのコードを図形出力装置に
送り、そこに内蔵する文字フォントデータにより作図動
作させるものである。

〔作用〕

上述手段によれば、ホストコンピュータには利用者定義
文字の文字フォントデータのみを内蔵すればよく、図形
出力装置には従来通り標準的な文字の文字フォントデー
タを内蔵させればよい。したがって、ホストコンピュー
タと図形出力装置とに同一の文字フォントデータが重複
して記憶されることはなくなる。また利用者定義文字以
外の標準的な文字、換言すれば使用頻度の高い文字の文
字フォントデータは図形出力装置に装備の記憶装置から
出力されることになり、上述目的が達成される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図は本発明によるＣＡＤシステムの一実施例を示すブロ
ック図で、図中１は制御袋ｆｉｌａ及び記憶装置１ｂな
どを備えてなるホストコンピュータ、２は標準的な文字
の文字フォントデータを文字コードに対応づけて内蔵し
た図形出力装置、例えばＸ、Ｙブロックである。

この場合、ホストコンピュータ１の制御装置１ａはＣＡ
Ｄシステム全体を制御するものである。

また記憶袋ｆｉｌｂには、利用者が定義した文字（利用
者定義文字）のコード表（文字コード表）と各文字コー
ドに対応する文字フォントデータとが、追加、削除、変
更可能に格納されている。

第２図は、上記記憶装置１ｂへの利用者定義文字コード
表１１と文字フォントデータ１２との格納例を示す図で
あり、ここでは文字コードｌｌａから直接ではなく、ポ
インタｌｌｂを介して文字フォントデータ１２を読み出
す例を示している。また文字コードｌｌａとしては、４
桁のコードａｂｃｄ（ａｌｂ、Ｃ，ｄ、−−ａ、ｂ、ｃ
、ｄ、）を用いる例を示している。

次に、このような構成の本発明システムの動作について
説明する。図面の作図などにおいて、ホストコンピュー
タ１から図形出力装置２に対して、作図指令された文字
についての４桁の文字コード（指令文字コード）ａｂｃ
ｄを送る際、文字コード表ＩＴを読み、一致する文字コ
ードａｂｃｄが存在するか否かを調べる。指令文字コー
ドａｂｃｄがコード表１１中に存在しなければ、図形出
力装置２に、標準的な文字の文字コードａｂｃｄで作図
するよう指令文字コードａｂｃｄを送る。図形出力装置
２は、送られてきた指令文字コードａｂｃｄに対応する
内蔵文字フォントデータを使って、線分や円弧により文
字のパターンを作図する。

前記指令文字コードａｂｃｄが、文字コード表１１中の
文字コードａｂｃｄと一致したならば、その文字コード
ａｂｃｄは利用者定義文字の文字コードであると判定し
、記憶装置１ｂに記憶された文字コードａｂｃｄに対応
する文字フォントデータを読み出し、これを線分や円弧
などのような作図データとして図形出力装置２に出力す
る。図形出力装置２は、送られてきた文字フォントデー
タを使って、線分や円弧により文字のパターンを作図す
る。

〔発明の効果〕

以上に述べたように本発明によれば、利用者定義文字を
作図可能としたとき、利用者定義文字の文字フォントデ
ータをホストコンピュータから、標準的な文字の文字フ
ォントデータを図形出力装置から、各々読み出すように
構成したので、システム内の記憶容量の有効利用及びデ
ータ処理スピードアンプが計れるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるＣＡＤシステムの一実施例を示す
ブロック図、第２図は同上システムにおける記憶装置へ
の利用者定義文字コード表と文字フォントデータとの格
納例を示す図である。 １・・・ホストコンピュータ、１ａ・・・制御装置、１
ｂ・・・記憶装置、２・・・図形出力装置、１１・・・
利用者定義文字コード表、１２・・・文字フォントデー
タ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホストコンピュータと、文字コード対応の文字フォント
   データを内蔵した図形出力装置とを備えたＣＡＤシステ
   ムにおいて、利用者が定義した文字のコード及びその文
   字コードに対応する文字フォントデータを前記ホストコ
   ンピュータの記憶装置に記憶可能で、前記図形出力装置
   で作図する際に、前記記憶装置の記憶内容を調べて、作
   図指令された文字が利用者定義文字であるか否かを判定
   し、利用者定義文字であれば前記記憶装置に記憶させた
   その文字フォントデータを、利用者定義文字でなければ
   その文字コードを、前記図形出力装置に送り、文字フォ
   ントデータで送られてきたときにはその文字フォントデ
   ータにより、文字コードで送られてきたときにはその文
   字コードに対応する内蔵文字フォントデータにより、前
   記図形出力装置を作図動作させる手段を具備することを
   特徴とするＣＡＤシステム。