JPS63259677A - 表示パネル用プロ−バ - Google Patents

表示パネル用プロ−バ

Info

Publication number
JPS63259677A
JPS63259677A JP62094920A JP9492087A JPS63259677A JP S63259677 A JPS63259677 A JP S63259677A JP 62094920 A JP62094920 A JP 62094920A JP 9492087 A JP9492087 A JP 9492087A JP S63259677 A JPS63259677 A JP S63259677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
probe
liquid crystal
stage
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62094920A
Other languages
English (en)
Inventor
幸廣 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micronics Japan Co Ltd filed Critical Micronics Japan Co Ltd
Priority to JP62094920A priority Critical patent/JPS63259677A/ja
Publication of JPS63259677A publication Critical patent/JPS63259677A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、表示パネル用ブローバに関するもので、例
えば、アクティブ・マトリックス構成の液晶表示パネル
用のプローバに利用して有効な技術に関するものである
〔従来の技術〕
液晶表示パネルとして、そのコントラスト比を高めるた
め、薄膜トランジスタ(TFT)を内蔵して、アクティ
ブ・マトリックス構成とした液晶表示パネルが開発され
ている(例えば、日経マグロウヒル社1984年1月2
日付r日経エレクトロニクス」頁104〜頁105参照
)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような液晶表示パネルにおいては、技術の進展によ
り試作品の段階から商品として量産され始めている。こ
のため、試作の段階ではあまり問題にされなかった動作
試験のための検査装置が必要になるものである。すなわ
ち、従来の検査方向は、完成された液晶表示パネルに配
線を施してドライバーに接続して、表示動作を行わせる
ものである。このため、不良品にされた液晶表示パネル
は上記配線等ととも廃棄されるため、上記配線を接続す
るための工程やその配線自体等が無駄になってしまう。
また、良否の判定は専ら目視によるものであるため、信
頼性に問題があるとともに効率が悪くなるものである。
この発明の目的は、効率的で合理的な動作試験を可能に
した表示パネル用プローバを提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、被試験表示パネルの試料載置台の互いに隣接
する一対の辺にそれぞれ平行及びそれと直角方向に移動
する第1及び第2のステージ機構に複数のプローブ針が
取り付けられたプローブヘッドを搭載して、表示パネル
の信号線電極と走査線電極に駆動信号を供給するととも
に、上記試料載置台の1つの辺と直角をなす他辺に平行
及びそれと直角に移動する第3のステージ機構を設けて
、これに複数のプローブ針又は光センサーを取り付けて
、上記信号線電極及び走査線電極のそれぞれの断線の有
無を検出又は表示パネルの実動作状態として画素の点灯
/非点灯状態をセンスするものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、表示パネルに配線を施すことな
く、その電極の断線の有無や実動作状態にして点灯/非
点灯を判定できるから、効率的で合理的な電気的試験が
可能になる。
〔実施例1〕 第1図には、この発明に係る表示パネル用プローバの一
実施例の概略斜視図が示されている。この実施例の表示
パネル用ブローバは、特に制限されないが、完成された
液晶表示パネルの動作試験に向けられている。
被試験の液晶表示パネルLCDは、試料台に載せられる
。この試料台の上にはバックライト板EBが設けられる
。このバックライト板EBは、光源としての蛍光灯の光
に反応して液晶表示パネルLCDにバックライトを供給
する。このようなバックライト板EBと蛍光灯とは、液
晶テレビジョン受像機等と同様なものが用いられる。
上記試料台上に設けられたバックライト板EBの表面に
載せられた液晶表示パネルLCDの1つの辺(同図の縦
方向の右側の辺)に対応して、第1のX、YステージX
YSTGIが設けられる。
特に制限されないが、上記液晶表示パネルLCDの1つ
の辺には、液晶表示パネルLCDの複数からなる走査線
電極に対応した複数の電極TMが設けられる。この電極
TMへの電気的な接続を得るために、上記第1のX、 
YテスージXYSTG1には、プローブヘッドが設けら
れる。このプローブヘッドは、特に制限されないが、偏
芯カム等を用いた2ステージによって上下に移動可能に
される。上記プローブヘッドには、特に制限されないが
、プリント基板等に細い線条のタングステンを主成分と
する複数のプローブ針PBが設けられるプローブボード
が装填され、それを捻子によって固定する。上記複数の
プローブ針は、そのピッチが上記電極TMのピッチに対
応して位置合わせされて形成される。上記プローブボー
ドをプローブヘッドに取り付ける際のθ方向の位置ずれ
を補正するために、θ調整捻子が設けられる。すなわち
、θ調整捻子の調整によって、第1のステージX。
YSTGIのY軸と、上記複数のプローブ針PBの配列
から構成されるY軸とが一致するようにされる。上記プ
ローブボードに取り付けられるプロ−ブ針PBの数は、
特に制限されないが、効率的な試験を行う等のために上
記液晶表示パネルLCDの走査線電極数の整数分の1に
され、例えば走査線電極数が480本の場合、特に制限
されないが、120本のような多数からなる。このよう
なプローブボードの構成は、その基本的な構成が公知の
半導体ウェハの測定に用いられる固定プローブボードと
類似の構成にされる。
なお、上記プローブ針PBの数は、上記整数分の1であ
ることには限定されない。プローブ針PBの数が走査線
電極数の整数分の1でないときには余りが生じるが、そ
の場合には、電極に対応されないプローブ針に対する信
号の供給を無効にするか、余りのプローブ針がはみ出す
ことによって不都合が生じるなら、同じ電極に2度プロ
ーブ針が接触するようにしてもよい。この場合には、試
験法の走査線電極に対しては信号の供給を無効にすれば
よい。このように、プローブ針の数が上記整数分の1に
限定されなくした場合には、電極のピッチが同じで画面
のサイズ等が異なる他の液晶表示パネルと同じプローブ
ボードを共用できるものとなる。
同図おいて、上記1つの辺に隣接する液晶表示パネルの
横方向上側の他の1つの辺に対応して、上記同様な第2
のX、 YステージXYSTG2が設けられる。上記液
晶表示パネルLCDの他の1つの辺には、液晶表示パネ
ルLCDの複数からなる信号線電極に対応した複数の電
極が設けられる。
この電極への電気的な接続を得るために、この第2のス
テージX、YSTG2にも、上記同様なプローブヘッド
と、プローブヘッドを上下動させるZステージが設けら
れ、上記プローブヘッドには上記信号線電極に対応した
電極への電気的な接続を行う複数のプローブ針PBを備
えたプローブボードが装填される。このような信号線電
極に対応した複数のプローブ針の数も、特に制限されな
いが、効率的な゛試験を行う等のために信号線電極数M
の整数(N)分の1の数とされる。なお、上記走査線電
極の場合と同様に整数分の1にすることは特に必要では
ない。
上記各X、YSTGI及びX、YSTG2は、パルス(
ステッピング)モータによって駆動されるリードスクリ
ュー等を用いることにより、上記パルスモータの回転角
度とリードスクリューの捻子ピッチに応じて、同図に矢
印で示したようにX軸、Y軸方向に高精度に移動させら
れる。
上記プローブヘッドの移動が行われるときには、そのZ
ステージがアップ状態にされる。そして、所定の距離だ
け移動して、上記電極TMへの接続を行うとき、Zステ
ージがダウン状態にされ、電極TMとプローブ針とは所
望の接触圧を持って電気的に接続される。
上記2つのX、 YステージXYSTG1とXYSTG
2に搭載された複数のプローブ針PBから、同図のY軸
方向には上記のような480本の走査線電極に対して、
上述のように例えば120本のプローブ針を設けたとき
には、上記120本分の走査線電極の間隔を1ピンチと
して、4回の接触により全走査線電極の駆動が可能にな
る。また、上述のように例えばM/N本のプローブ針を
設けたときには信号線電極側は、上記N回の接触により
全信号線電極の駆動が可能になる。これにより、液晶表
示パネルLCDへの1回の走査vA電極と信号線電極と
の接触によって、120 XM/Nの画素からなるエリ
アを同時に表示可能にすることができる。
上記のようなエリア内の1つの画素又は複数の画素の点
灯/非点灯を自動的に検出するため、光センサ−COD
が設けられる。この光センサ−CODは、特に制限され
ないが、CCD (電荷移送素子)を用いた固体撮像装
置(エリアセンサー)から構成される。この光センサ−
CCDを上記液晶表示パネルLCDの上記のように駆動
可能にされるエリアの上に移動可能とするため、特に制
限されないが、上記1つの辺に対向する他の辺、言い換
えるならば、上記液晶表示パネルLCDの左側のY軸に
対応する部分に、第3のX、 YステージXYSTG3
が設けられる。この第3のx、 yステージXYSTG
3も、上記他のX、 YステージX、YSTGIやXY
STG2と同様な構成にされる。上記光センサ−COD
は、上記第3のX。
YステージXYSTG3に対して脱着可能にされる。す
なわち、この第3のX、YステージXYSTG3は、後
に第2図を参照して説明するように、光センサ−CCD
に代えてプローブヘッドPBHを取り付け可能にされる
第3図には、上記構成の液晶表示パネル用プローバを用
いた試験方法を説明するための概略平面図が示されてい
る。
上記X、 YステージXYSTG1とXYSTG2の制
御によって、例えば液晶表示パネルLCDの右上角のエ
リアに対応した走査線電極と信号線電極に対応した外部
電極に針合わせが行われ、それぞれに信号が供給される
。第1のテストモードでは、同図に斜線を付したエリア
の各画素を点灯状態にする。上記エリアに対応して図示
しない光センサ−CCDの移動制御を行う。そして、こ
の光センサ−CCDにより検出された画像信号、言い換
えるならば、液晶の透過光量に対応した電気信号は、A
/D変換されて図示しないマイクロコンピュータシステ
ム等を利用したテスターのメモリ回路に記憶される。次
に、上記第1のX、YステージXYSTGIと上記光セ
ンサ−CODを、1工リア分だけY軸方向(下方向)移
動させて次の行に対応したエリアの透過光量を電気信号
として検出し、それを上記同様にディジタル化してメモ
リ回路に記憶させる。以下、同様にして右端の一列分の
エリアに対する透過光量に対応したディジタル信号をメ
モリ回路に記憶すると、第2のX。
YステージXYSTG2と上記光センサーを、1工リア
分だけX軸方向(左横方向)に移動させ、次の列に対応
したエリアの透過光量をディジタル化してメモリ回路に
記憶させる。このような動作の繰り返しによって、上記
プローブボードPBBに取り付けられたプローブ針PB
の数に対応したエリアを単位として、液晶表示パネルL
CDの全画面についてそれぞれの透過光量をディジタル
化して取り込むものである。
液晶表示パネルにあっては、透明な画素(ピクセル)電
極と共通電極との間に液晶が封入されて構成される。上
記両電極の反り等によってその間隔にバラツキや偏倚が
あるとそれに応じて液晶の透過率にバラツキや偏倚が生
じる。これは、表示画像に対して明るさのむらや色むら
を生じさせる原因となる。それ故、良好な表示画像を得
る場合、全エリアの明るさのバラツキが一定の許容範囲
にあることが必要になる。上記第1のテストモードは、
このようなエリア単位での明るさのむら、言い換えるな
らば、液晶のエリア単位での透過率のむらを測定するも
のである。テスターは、上記取り込んだ各エリアの明る
さが所定の基準内にあること、及びそれぞれ相互の偏倚
量が所定の基準内にあることをディジタル的に処理して
判定する。
このような第1のテストモードによって不良品とされる
液晶表示パネルは、この時点で不良として判断される。
上記第1のテストモードによって良品とされた液晶表示
パネルは、引き続いて次のような第2のテストモードが
実施される。
第2のテストモードでは、上記同時に駆動可能なエリア
の中において、画素単位での点灯/非点灯の表示試験が
行われる。すなわち、上記複数の信号線電極のうち1つ
だけ点灯状態にする信号が供給され、1つの走査線電極
が選択状態にされる。
これにより、1つの画素が選ばれて、点灯状態と非点灯
状態とに点滅される。この点滅は、上記光センサーによ
って検出され、上記同様にディジタル化されてメモリ回
路に記憶される。この場合、光センサーとして固体撮像
装置を用いて、インクレースにより駆動する場合、1/
60秒に1つの画像が得られるから、それに同期させて
1つの画素を点灯/非点灯に切り換えると、良好な点滅
画像が得られる。したがって、1秒に30個の画素の点
滅を検出することができる。液晶の画素アドレスとその
透過率のデータとは一対一に対応されてメモリ回路に記
憶される。
上記メモリ回路に記憶される点灯状態のデータは、例え
ば4ビツトのディジタル信号にすることによって、16
段階の輝度階調も判定できるものである。
上記1つのエリア内の各画素データは、そのアドレス情
報とから離散的な不良であって一定数以下の不良は良品
と判定する。離散的な画素の点灯/非点灯不良又は階調
不良は、表示動作において多数の画素からなる表示画像
の極一部となり、目立たなくなってしまうからである。
したがって、不良品と判定されるのは、線状又は表示画
像を損なうような一定範囲に点灯不良がある場合である
このような良/不良の判定基準は、テスターのソフトウ
ェアによりユーザーにおいて任意に設定可能である。
上記良/不良の判定は、上記単位のエリアの画素データ
が取り込まれると直ちに行うことが望ましい。その理由
は、不良と判定された表示パネルに対するそれ以降のテ
スト時間を省略できるからである。
〔実施例2〕 第2図には、この発明に係る表示パネル用プローバの他
の一実施例の概略斜視図が示されている。
この実施例の表示パネル用プローバは、特に制限されな
いが、半完成状態の液晶表示パネルの動作試験に向けら
れている。
半完成の液晶表示パネルLCD’ は、透明な基板上に
前記信号線電極と走査線電極が形成され、その交差点に
TPT (薄膜トランジスタ)と画素電極が形成された
ものである。この状態においても、上記走査線電極や信
号線電極の断線状態やTPTのオン/オフ試験が可能で
ある。そこで、上記のように共通電極を設けて液晶を封
入する前に上記導通試験やTFTの動作試験を行うこと
によって、不良パネルを次の組み立て工程で使用して不
良の液晶表示パネルをみすみす組み立ててしまうという
無駄を排除するものである。このため、液晶表示パネル
LCD’ は、直接的に試料台TBの上に載置される。
言い換えるならば、上記のうよな点灯/非点灯のような
動作が不能であるから、前記バックライト板EBは取り
外される。なお、このバックライト板EBをそのままに
して置くものであってもよい。
この実施例では、上記光センサ−CCDに代えて、第3
のX、 YステージXYSTG3には、プローブベッド
PBHを取り付けるものである。このプローブヘッドP
BHには、2つのプローブボードPBBが、はソ゛直角
に取り付けられる。すなわち、同図においてY軸(ax
is)に並んだプローブ針を持つものと、X軸(axi
s)に並んだプローブ針を持つ2つのプローブボードが
取り付け可能にされる。ただし、θ合わせのために、そ
れぞれのプローブボードPBBは、独立してθ調整が可
能にされる。
上記プローブヘッドPBHには、フレキシブル配線FL
(フラットケーブル)が設けられ、これを通してテスタ
ー側と上記プローブボードPBHに取り付けられたプロ
ーブ針とが接続される。このようなフラットケーブルは
、他のX、YステージXYSTGI、XYSTG2にも
用いられる。
例えば、第1のX、 YステージXYSTGIにはX軸
のアームが空洞とされ、ここにそのプローブヘッドに設
けられ、上記プローブボードが装填される電極に接続さ
れたフラットケーブルが挿入される。同様に、第2のX
、 YステージXYSTG2にはY軸のアームの空洞に
上記フラットケーブルが挿入されている。
上記第3のX、YステージXYSTG3に取り付けられ
たプローブ針は、それがX、Y方向に移動させられるこ
とによって、第1又は第2のX。
YステージXYSTGI、XYSTG2に設けられるプ
ローブボードのプローブ針と共動して、上記走査線電極
又は信号線電極の導通試験、言い換えるならば、断線チ
ェックを行う。
例えば、第4図に示しように、1つの基板SUBに、複
数の液晶表示パネルLCD’  (0)ないしLCD’
  (3)のように比較的サイズの小さな表示画面用の
液晶用パネルが形成される場合、これら複数のパネルの
周辺部にそれぞれ設けられる電極への電気的接続も可能
になるものである。すなわち、液晶表示パネルLCD’
  (0)の試験のときには、第2図のように第3のX
、YステージXYSTG3が移動して、その下辺と左辺
に対応した電極への接触を受は持つ。また、液晶表示パ
ネルLCD’  (1)の試験のときには、第1と第2
のx、 yステージXYSTGI、XYSTG2がそれ
ぞれ移動して、その右辺と上辺の電極への接触を受は持
ち、第3のX、YステージXYSTG3が移動して、そ
の下辺と左辺に対応した電極への接触を受は持つ。この
ようにして、4つのパネルLCD’  (0)〜(3)
の各電極配線のチェックが可能となる。
また、各TFT毎のオン状態/オフ状態の試験を行うと
きには、上記第3のX、YステージXYSTG3のプロ
ーブヘッドPBHには、各画素電極又はソース電極に対
応した1ないし複数のプローブ針が取り付けられる。こ
れによって、上記走査線電極により供給した選択信号に
より、TPTをオン状態/オフ状態にして、信号線電極
と各画素との間の導通/非導通の試験を行うことができ
るものである。
なお、上記アクティブ素子を含まない、例えば横方向に
走る走査電極と、縦方向に走る信号電極からなるドツト
マトリックス構成の液晶表示パネルにおいては、上記同
様な断線チェックによりその良/不良を判定できる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)被試験表示パネルの試料wi置台の互いに隣接す
る一対の辺にそれぞれ平行及びそれと直角方向に移動す
る第1及び第2のステージに複数のプローブ針が取り付
けられたプローブヘッドを搭載して、表示パネルの信号
線電極と走査線電極に駆動信号を供給するとともに、上
記試料載置台の1つの辺と直角をなす他辺に平行及びそ
れと直角に移動する第3のステージ機構を設けて、これ
に複数のプローブ針又は光センサーを取り付けて、上記
信号線電極及び走査線電極のそれぞれの断線の有無を検
出又は表示パネルの実動作状態として画素の点灯/非点
灯状態をセンスすることにより、表示パネルに配線を施
すことなく、その電極の断線の有無や実動作状態にして
点灯/非点灯を判定できるから、効率的で合理的な電気
的試験が可能になるという効果が得られる。
(2)上記光センサーとして、固体撮像装置のようなエ
リアセンサーを用いることによって、表示可能な一定の
エリアの画像信号を得ることができるから、エリア単位
での透過率のむらを判定して、良品とされたものについ
て画素単位での試験を行うことができる。これによって
、効率的な試験を実現できるという効果が得られる。
(3)上記光センサーとして固体撮像装置のようなエリ
アセンサーを用いることによって、液晶の表示面と対向
する並行な面によって、その透過光量を測定できる。こ
れによって、信頼性の高い透過光量を得ることができる
という効果が得られる。
(3)上記光センサーとして固体撮像装置のようなエリ
アセンサーを用いることによって、画素単位での点灯/
非点灯の試験の際に、光センサーを選択された画素に追
従さて移動させることが必要ないから、高速な点灯/非
点灯の判定信号を得ることができるという効果が得られ
る。
(4)第3のX、Yステージに、上記光センサーとプロ
ーブ針が取り付けられるフローブヘッドとを選択的に取
り付け可能にすることによって、表示パネルの信号線電
極と走査線電極のそれぞれ断線チェックやTPTの動作
試験も可能になるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、光センサーと
しては、スチールカメラ等に用いられるような露出計等
を利用するものであってもよい。試料台にZステージを
設け、半導体ウェハプローバのように、被測定物を上に
押し上げることによってプローブとの圧着を行うように
するものであってもよい。この場合には、プローブヘッ
ドの個々に設けられるZステージを省略できるものとな
る。また、最初の針合わせのために、顕微鏡を取り付け
るものであってもよい。
この場合、顕微鏡は移動可能なアームに取り付けられる
さらに、被測定物である表示パネルの表面の反リ、歪を
検出するための高さセンサーを各10−ブヘツドに設け
て、そのセンサー出力によってプローブの押し下げ量を
制御するような機能を付加するものであってもよい。上
記高さセンサーとしては、液晶の共通電極が導電性を持
つことからセンサー用の電極との間のキャパシタを測定
して、それを高さに換算するもの等が利用できる。この
ような高さセンサーを用いる場合には、パルスモータを
利用してZステージが精度良く制御されることが望まし
い。すなわち、上記センサー出力に従って駆動パルス数
を形成することによって、プローブ針尖端のアップ/ダ
ウン量が高精゛度に制御できるから上記表示パネルの表
面の反り、歪に応じた最適な針圧を得ることができる。
この発明は、上記のような液晶表示パネルの他、ELD
 (エレクトロルミセンス)JPDP(プラズマディス
プレイパネル)等のようなマトリックス構成の表示パネ
ル用のブローμとして広く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、被試験表示パネルの試料載置台の互いに隣
接する一対の辺にそれぞれ平行及びそれと直角方向に移
動する第1及び第2のステージ機構に複数のプローブ針
が取り付けられたプローブヘッドを搭載して、表示パネ
ルの信号線電極と走査線電極に駆動信号を供給するとと
もに、上記試料載置台の1つの辺と直角をなす他辺に平
行及びそれと直角に移動する第3のステージ機構を設け
て、これに複数のプローブ針又は光センサーを取り付け
て、上記信号線電極及び走査線電極のそれぞれの断線の
有無を検出又は表示パネルの実動作状態として画素の点
灯/非点灯状態をセンスすることにより、表示パネルに
配線を施すことなく、その電極の断線の有無や実動作状
態にして点灯/非点灯を判定できるから、効率的で合理
的な電気的試験が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る表示用ブローμの一実施例を
示す概略斜視図、 第2図は、この発明に係る表示用プロパの他の一実施例
を示す概略斜視図 第3図は、上記第1図の表示用ブローμによる液晶表示
パネルの動作試験の一例を説明するための平面図、 第4図は、複数の液晶表示パネルが形成される基板の一
例を示す概略平面図である。 XYSTGI〜XYSTG3・・・第1〜第3のX、Y
ステージ、LCD・・液晶表示パネル、COD・・光セ
ンサ−、EB・・バックライト板、PB・・プローブ針
、TM・・電極、PBB・・プローブボード、TB・・
試料台、PBH・・プローブヘッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被試験表示パネルの測定載置台と、この測定載置台
    の互いに隣接する一対の辺にそれぞれ平行及びそれと直
    角方向に移動する第1及び第2のステージ機構と、上記
    測定載置台の1つの辺と対向する他辺に平行及びそれと
    直角に移動する第3のステージ機構と、上記第1ないし
    第3のそれぞれのステージ機構によって位置制御がなさ
    れ、上記第1及び第2のステージ機構に複数のプローブ
    針の取り付けが可能にされる第1及び第2のプローブヘ
    ッドとを含むことを特徴とする表示パネル用プローバ。 2、上記第3のステージ機構は、上記1ないし複数のプ
    ローブ針が装填される第3のプローブヘッドと光センサ
    ーとが選択的に取り付け可能にされるものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の表示パネル用プ
    ローバ。 3、上記光センサーは、固体撮像装置からなるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の表示パ
    ネル用プローバ。 4、上記被試験表示パネルは、薄膜トランジスタが内蔵
    されたアクティブ・マトリックス構成の液晶表示パネル
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1、第2又は
    第3項記載の表示パネル用プローバ。
JP62094920A 1987-04-17 1987-04-17 表示パネル用プロ−バ Pending JPS63259677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62094920A JPS63259677A (ja) 1987-04-17 1987-04-17 表示パネル用プロ−バ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62094920A JPS63259677A (ja) 1987-04-17 1987-04-17 表示パネル用プロ−バ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63259677A true JPS63259677A (ja) 1988-10-26

Family

ID=14123421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62094920A Pending JPS63259677A (ja) 1987-04-17 1987-04-17 表示パネル用プロ−バ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63259677A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123315A (ja) * 1989-10-06 1991-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネル検査装置
JPH03161947A (ja) * 1989-11-21 1991-07-11 Tokyo Electron Ltd Lcdプローブ装置
CN103348282A (zh) * 2011-02-08 2013-10-09 夏普株式会社 显示面板的检查装置和显示面板的检查方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942583A (ja) * 1982-09-02 1984-03-09 株式会社東芝 液晶表示器用検査装置
JPS6170579A (ja) * 1984-09-14 1986-04-11 株式会社日本マイクロニクス 表示パネル用プロ−バ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942583A (ja) * 1982-09-02 1984-03-09 株式会社東芝 液晶表示器用検査装置
JPS6170579A (ja) * 1984-09-14 1986-04-11 株式会社日本マイクロニクス 表示パネル用プロ−バ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123315A (ja) * 1989-10-06 1991-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネル検査装置
JPH03161947A (ja) * 1989-11-21 1991-07-11 Tokyo Electron Ltd Lcdプローブ装置
CN103348282A (zh) * 2011-02-08 2013-10-09 夏普株式会社 显示面板的检查装置和显示面板的检查方法
CN103348282B (zh) * 2011-02-08 2016-02-24 夏普株式会社 显示面板的检查方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR19980018671A (ko) 전기전도성 기판을 테스트하는 방법 및 장치
JP5441315B2 (ja) 表示パネルの検査装置
KR20000012919A (ko) 액정 패널
US6977640B1 (en) Display apparatus for notebook computer
JPS63259677A (ja) 表示パネル用プロ−バ
JPH01144092A (ja) 液晶表示パネル用プローバ
JP4104728B2 (ja) 液晶駆動基板の検査装置及びその検査方法
JPH0782032B2 (ja) 表示パネル用プローブとその組み立て方法
JP4369158B2 (ja) 表示用パネルの検査方法
JP2000276073A (ja) 平面表示装置
KR20070117191A (ko) 프로브 유니트 및 표시 패널의 검사 장치
JP2008065152A (ja) 液晶表示パネル、検査装置、および検査方法
US6961081B2 (en) Positioning and inspecting system and method using same
JPH09251033A (ja) 液晶表示パネルの検査装置
JP2000180807A (ja) 液晶基板の検査装置
KR100666731B1 (ko) 디스플레이 패널 검사용 비쥬얼 지그 장치
CN211554543U (zh) 一种用于自动光学检测的自动点灯机构
JP2002098934A (ja) 検査装置
CN114137437B (zh) 次毫米发光二极管背光基板线路短路检测方法
KR100594622B1 (ko) 표시용 패널의 검사장치
KR20170135525A (ko) 표시소자의 검사장치
KR20070109357A (ko) 액정패널 검사 장치 및 방법
JP3138273B2 (ja) 表示パネル用プローブ
KR100671342B1 (ko) 전기구동소자 검사 장치 및 방법
JP2558755B2 (ja) 液晶表示パネル用セグメントドライブic