JPS6325876Y2 - - Google Patents

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JPS6325876Y2
JPS6325876Y2 JP1982199930U JP19993082U JPS6325876Y2 JP S6325876 Y2 JPS6325876 Y2 JP S6325876Y2 JP 1982199930 U JP1982199930 U JP 1982199930U JP 19993082 U JP19993082 U JP 19993082U JP S6325876 Y2 JPS6325876 Y2 JP S6325876Y2
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JP
Japan
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motor
liquid
pump
chamber
water
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JP1982199930U
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JPS59107561U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水中モータポンプの冷却構造に関す
る。
従来の水中モータポンプのモータフレーム外周
の一部を通つてポンプ揚水を吐出する形式(以後
半内装式水中モータポンプという)のポンプの縦
断面図を第1図、第2図に示す。図において、下
部にポンプ、上部にモータを配設してポンプ
とモータが一体に形成され、ポンプ揚水の吐
出通路14がモータフレーム1外周の一部に設け
られ、該吐出通路14を通つて上部から排出され
る立型の水中モータポンプが示されている。詳し
くのべるとモータフレーム1にステータ2が固定
されている。ロータ3を固定した主軸4はモータ
フレーム1に設けられた下部玉軸受5とモータフ
レーム1に嵌入固定されたモータカバー6に設け
られた上部玉軸受7とに回転可能に固定され、モ
ータフレーム1の下部を貫通し、モータフレーム
1とポンプケーシング8に挾持された中間ケーシ
ング9を貫通した先端に羽根車11を固定してい
る。モータフレーム1の主軸4貫通部分と中間ケ
ーシング9との間は軸封室としてメカニカルシー
ル12を設けモータ内への水の侵入を防止する。
モータが附勢されると主軸4が回り羽根車11
が回される。液体はポンプケーシング8の吸込口
8aより吸込み、発生した揚水圧により吐出口1
3を通り、第2図に示す第1図のA−A断面図の
ようなモータフレーム1の外周の一部を共通にし
た吐出通路14を経て吐出される。
上記の通り半内装式水中モータポンプは液体を
モータフレーム外周の一部を通つて吐出するた
め、水溜の水位が下つて、モータフレーム1が露
出した場合ポンプの駆動モータは吐出通路14の
通つている部分のみ冷却され、他の大部分の表面
は空気に接するのみにて冷却能力が大幅に低下す
る。
この様な状態になると、モータの冷却される
部分と非冷却の部分の温度差が大きくなりモータ
フレーム1、モータカバー6等を熱変形し軸受に
悪影響を及ぼす。水中モータは揚水せんとする
水溜につかつて全モータ表面より水冷される建前
であり、モータ過熱は絶縁破壊、ベアリング焼損
等が生起するというような重大なトラブルの原因
となる。
本考案は上記の欠点を解決する目的で、下部に
ポンプ、上部にモータを配置してポンプと
モータが一体に形成され、ポンプ揚水の吐出通
路14がモータフレーム1外周の一部に設けら
れ、該吐出通路14を通つて上部から排水される
立型の水中モータポンプに於て、モータフレーム
の外周側を二重胴とし、この室を2区画以上に周
方向に分離する隔壁を設け、この隔壁によつて区
切られた一室をポンプ揚水が流通する吐出通路と
し、他の室をポンプ揚水とは別の液体を封入する
液体室としたことを特徴とする水中モータポンプ
としたものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第3図は本考案の水中モータポンプの縦断面図、
第4図は第3図のB−B断面図である。
先ず全体構造をのべれば、下部にポンプ、上
部にモータを配置してポンプとモータが一
体に形成されポンプ揚水の吐出通路14がモータ
フレーム1′外周の一部に設けられ、該吐出通路
14を通つて上部から排水される立型の水中モー
タポンプにして、モータフレーム1′の外周側を
二重胴15,16とし、この室を2区画以上に周
方向に分離する隔壁17を設け、この隔壁17に
よつて区切られた一室をポンプ揚水が流通する吐
出通路14とし、他の室をポンプ揚水とは別の液
体を封入する液体室18としたことを特徴とする
水中モータポンプである。
次に詳細な構造をのべる。
モータフレーム1にステータ2が固定されてい
る。ロータ3を固定した主軸4はモータフレーム
1に設けられた下部玉軸受5とモータフレーム1
に嵌入固定されたモータカバー6に設けられた上
部玉軸受7とに回転可能に固定され、モータフレ
ーム1の下部を貫通し、モータフレーム1とポン
プケーシング8に挾持された中間ケーシング9を
貫通した先端に羽根車11を固定している。モー
タフレーム1の主軸4貫通部分と中間ケーシング
9との間は軸封室としてメカニカルシール12を
設けモータ内への水の侵入を防止する。
内胴15にステータ2を固定する。内外胴1
5,16間で出来る室を二個所の半径方向の隔壁
17で仕切り、小さい方の室をポンプ揚水の通る
吐出通路14とする。吐出通路14の下方は吐出
口13からポンプケーシング8に連通し、上方は
外部開口部と連通している。18はポンプ揚水と
は別の液体を封入する液体室であり、内外胴1
5,16間の上下両端を閉止する上下端板19,
21と内外胴15,16、隔壁17により囲まれ
ている。
液体室18には最上部に液体を注入するための
注入口24が設けられ、又外胴16の最低部には
洗浄穴25aを設け、注入口24は栓23、洗浄
穴25aは栓25により閉止されている。又栓2
3には液体室18に封入されたポンプ揚水とは別
の液体がモータより放出する熱で加温され体積膨
張した場合に所定圧力で開口し、外部液は液体室
18に入り得るが液体室18の内部液は通常外部
へは出ず該内部液圧の上昇により内部液を一部外
部へ放出して液体室18内の圧力を低下させるチ
エツキ弁と安全弁の構成を備えた逃がし弁22を
取付けることも可能である。逃がし弁22を取付
けた場合は、封入している液体の圧力が上ると逃
がし弁22が作用して圧力を下げる。
本考案の実施例の作用を説明する。モータが附
勢されると主軸4が回り羽根車11が回転する。
液体は吸込口8aより吸込まれ羽根車11により
増速昇圧され、外周の渦巻室にて圧力を回収され
て吐出口13、吐出通路14をとおり送液され
る。モータの冷却は揚水の流通により行われる。
即ち揚水の吐出通路14に面するモータフレーム
の内胴15の部分壁15aが最も強く冷却され、
液体室18の液体により受熱したモータの放出熱
は液体室18の外周部の外胴16により外部に放
熱する熱と液体室18内の液体から隔壁17を通
し揚水に放出する熱となる。次に水溜の水位が下
りモータが露出すると、外胴16からの放熱は空
気中への放熱となるが、モータの内胴15は尚液
体室18に液体が充満しているため、モータが水
中にあるのと同様に冷却される。従つて液体室に
封入される液体は清水が通常用いられるが冷却媒
体として冷却能力の大きな液体を封入しておいて
もよい。
第5図は本考案の他の実施例を示す第3図のイ
部拡大縦断面図で第3図においてイ部を変えたも
のである。
内外胴間の上端板19は設けず内外胴15,1
6上端に円筒形嵌合部15b,16bを設けモー
タカバー6を密封輪28,29を間に入れて嵌入
固定し、モータカバー6に開口20を設け、開口
20を下方に延長するように筒状部材27を一体
に設ける。開口20のめねじには栓31がねじ込
まれる。この実施例では水中モータポンプを正立
して栓31を開けて冷却用の液体を液体室18に
入れると液体室18には筒状部材27下端よりモ
ータカバー6下端までの間の図示Lの空間に空気
が残留する。栓31をねじ込むと液体室18は完
全に密閉される。従つて液体室18の液体がモー
タの発熱により膨張しても図示Lの間の空間の空
気を圧縮するのみで圧力上昇は押えられる。
尚、液体室18を開放型とする実施例として第
5図に二点鎖線で示すように外胴16上部に外部
液体導入口32を設けてフイルター33にて該導
入口32を蔽うようにすると水溜の水深が該導入
口32を越える程度であれば液体室18にはポン
プ設置の際に外部の液体が導入される。
第6図は本考案の更に他の実施例を示す。第4
図の隔壁17の最上部に揚水洩れ穴26を設け、
フイルター30を取付ける。水溜よりの揚水が吐
出通路14の側壁である隔壁17の揚水洩れ穴2
6よりフイルター30を通じて液体室18に溜
り、第3図、第4図で説明したようにモータより
の発生熱の冷却をする。しかも羽根車11が水溜
につかつていて揚水している間は液体室18内の
液量は減少しないからより安全である。
以上の説明において液体室は単一室としたが液
体室を放射状に更に区画して各室に冷却媒体を封
入するようにしてもよい。この場合は比較的取扱
いに慎重さを期待出来ない作業に対しモータフレ
ームを強化する効果も生ずる。
本考案は上記の通り、モータフレームの外周側
を2重胴とし、この室を2区画以上に分離する隔
壁を設け、この隔壁により区切られた一室にポン
プ揚水が流通し、他の室に液体を封入するように
したことにより、ポンプ揚水はモータフレーム
の一部しか流れないため、揚水中の異物がモータ
フレーム外周に堆積しない。従来の半内装式水
中モータポンプに比較してモータが水面から露出
した場合にモータの冷却効率が高い。構造は比
較的簡単である。という効果が生じた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断面図、第2図は第1図の
A−A断面図、第3図は本考案の実施例の縦断面
図、第4図は第3図のB−B断面図、第5図は本
考案の他の実施例を示す第3図のイ部拡大図、第
6図は本考案の更に他の実施例を示す第4図の一
部分の側面図である。 1,1′……モータフレーム、2……ステータ、
3……ロータ、4……主軸、5……下部玉軸受、
6……モータカバー、7……上部玉軸受、8……
ポンプケーシング、8a……吸込口、9……中間
ケーシング、11……羽根車、12……メカニカ
ルシール、13……吐出口、14……吐出通路、
15……内胴、15a……部分壁、15b……円
筒形嵌合部、16……外胴、16b……円筒形嵌
合部、17……隔壁、18……液体室、19……
上端板、20……開口、21……下端板、22…
…逃がし弁、23……栓、24……注入口、25
………栓、25a……洗浄穴、26……揚水洩れ
穴、27……筒状部材、28,29……密封輪、
30……フイルター、31……栓、32……導入
口、33……フイルター、……ポンプ、……
モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部にポンプ、上部にモータを配置してポ
    ンプとモータが一体に形成され、ポンプ揚水
    の吐出通路14がモータフレーム1外周の一部に
    設けられ、該吐出通路14を通つて上部から排水
    される立型の水中モータポンプに於て、モータフ
    レーム1′の外周側を二重胴15,16とし、こ
    の室を2区画以上に周方向に分離する隔壁17を
    設け、この隔壁17によつて区切られた一室をポ
    ンプ揚水が流通する吐出通路14とし、他の室を
    ポンプ揚水とは別の液体を封入する液体室18と
    したことを特徴とする水中モータポンプ。
JP19993082U 1982-12-30 1982-12-30 水中モ−タポンプ Granted JPS59107561U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19993082U JPS59107561U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 水中モ−タポンプ

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JP19993082U JPS59107561U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 水中モ−タポンプ

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JPS59107561U JPS59107561U (ja) 1984-07-19
JPS6325876Y2 true JPS6325876Y2 (ja) 1988-07-14

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ID=30425459

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JP19993082U Granted JPS59107561U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 水中モ−タポンプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4503722B2 (ja) * 1999-02-05 2010-07-14 株式会社鶴見製作所 立型水中電動ポンプ
JP4503721B2 (ja) * 1999-02-05 2010-07-14 株式会社鶴見製作所 立型水中電動ポンプ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525750B2 (ja) * 1974-06-17 1980-07-08

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JPS5525750U (ja) * 1978-08-10 1980-02-19

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JPS5525750B2 (ja) * 1974-06-17 1980-07-08

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