JPS63258671A - 潤滑剤塗布方法及び装置 - Google Patents

潤滑剤塗布方法及び装置

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JPS63258671A
JPS63258671A JP9487287A JP9487287A JPS63258671A JP S63258671 A JPS63258671 A JP S63258671A JP 9487287 A JP9487287 A JP 9487287A JP 9487287 A JP9487287 A JP 9487287A JP S63258671 A JPS63258671 A JP S63258671A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は潤滑剤塗布方法及び装置に係り、特にドラムブ
レーキの組み立て工程において、ドラムブレーキの給油
必要箇所にグリスを塗布する方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ドラムブレーキの組み立て工程において、バ
ッキングプレートやシリンダ等の給油必要箇所にグリス
を塗布する必要があるが、その塗布にあたっては、ハケ
を用いて手作業で塗布したり、あるいはグリスポンプで
給油するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記した従来の方法においては、夫々の方法に
固有の問題がある。
即ち、ハケを用いるものにあっては塗布状態に個人差が
生じるのは勿論、塗布作業に時間がかかるという問題が
ある。
またグリスポンプで給油するものは自動化には適するが
ノズルから直接塗布するものであるため、グリスが所謂
ダンゴ状態となり易く、広い面積に均一に塗布できなか
ったり、糸曵きが発生して不必要な部分にまでグリスが
塗布される虞れがある。
また、いずれの方法にあってもグリスを均一にならす作
業が不可欠であるため生産性に欠けるという問題がある
本発明は前記事項に鑑みてなされたもので、ブレーキ装
置の給油必要箇所に所定量の潤滑剤を迅速かつ均一に塗
布できるようにしたブレーキの潤滑剤塗布方法及び装置
を提供することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な方法を採った。
即ち、回転体LA、 IB、 ICの表面に潤滑剤を供
給して回転体IA、 IB、 ICの表面上に均してお
き、給油介在体4^、 4B、 4Cを前記回転体IA
、 IB、 ICに接触せしめてこの給油介在体4A、
 4B、 4Cに潤滑剤を付着させる。
しかる後に給油介在体4A、 4B、 4Cを被塗布体
41゜42、’43に押し付けて潤滑剤を塗布する。
また、前記方法を実施する装置として以下のような構成
とした。
即ち、この装置は回転体1^、 IB、 ICを有して
いるとともに、この回転体LA、 IB、 ICに潤滑
剤を供給する潤滑剤供給装置3を有し、さらに、供給さ
れた潤滑剤を回転体IA、 IB、 Icの表面上で均
す均し装置を備えている。この均し装置は、ヘラ状のも
のを設置して形成できるが、潤滑剤供給装置3を回転体
IA、 IB、 Icの表面に摺接する如く近接して設
ければ、この潤滑剤供給装置3で兼用できる。
また、給油介在体4人、 4B、 4Cを被塗布体41
.42゜43の給油必要箇所に合わせて配設支持すると
ともに、支持した給油介在体4A、 4B、 4Cを回
転体LA。
IB、 ICの表面に接触させた後、被塗布体41.4
2゜43の給油必要箇所に押し付ける移送装置Rを具備
して潤滑剤塗布装置とした。
なお、回転体としては、円盤形、円筒形等のものを用い
ることができる。また、回転体IA、 IB。
Icは常時回転している必要は必ずしもなく、潤滑剤の
供給時に回転し、給油介在体4^、 4B、 4Cを接
触させる際に停止するよう、間欠駆動するのが好適であ
る。
〔作用〕
回転体LA、 IB、 ICを回転させた状態で潤滑剤
給油装置を作動させ、回転体IA、 IB、 ICの表
面に潤滑剤を供給する。供給された潤滑剤は回転体IA
IB、 ICの表面で均され、回転体IA、 fB、 
ICの表面に均一な厚さに塗布される。
続いて、給油介在体4^、 4B、 4Cを前記回転体
IA。
IB、 Icに接触せしめてこの給油介在体4A、 4
13.4Cに潤滑剤を付着させる。その際、付着する潤
滑剤の量は常に一定である。その理由は、前記のように
回転体LA、 IB、 ICの表面に潤滑剤が均一な厚
さに塗布されているからである。
しかる後に給油介在体4A、 4B、 4Cを被塗布体
41゜42、43の給油必要箇所に押し付けると潤滑剤
がその部分に塗布される。そして、給油介在体4A、 
4B。
4Cに付着されている潤滑剤の量が一定であるため、被
塗布体41.42.43への塗布も均一に行なわれる。
なお、必要に応じて、被塗布体41.42.43へ給油
介在体4^、 4B、 4Cを押し付けた時に、給油介
在体4A、4B、 4Cを摺動させて塗布範囲を広げた
り、潤滑剤を均したりしても良い。
〔実施例〕 本発明の実施例を第1図ないし第8図に基づいて説明す
る。
この実施例は、ドラムブレーキ装置にグリスを塗布する
ためのもので、給油必要箇所は、第5図のように、被塗
布体としてのバッキングプレート41の内面(レッジ面
)6箇所、このバッキングプレート41に設けられた、
ブレーキシュー支持部42の両側2箇所、及びホイルシ
リンダ43両端のロッド先端に形成したブレーキシュー
支持溝43a2箇所である。バッキングプレート41の
レッジ面6箇所はブレーキシューが当接して摺動する面
である。
また、ブレーキシュー支持部42の両側2箇所と、ホイ
ルシリンダ43両端のロッド先端のブレーキシュー支持
溝43a 2箇所は、それぞれブレーキシューの両端を
枢支する部分である。
そして、グリス供給用として、第2図で示したような円
盤形の回転体IA、及び、第3図に示したような円錐台
形の回転体IBと円筒形の回転体ICを回転軸2で連結
したものが用意されている。そして、第1図に示したよ
うに、円盤形の回転体l^は、この回転体LAを回転自
在に支持するスピンドルSに取り付けたギアGを介して
モータMlで回転駆動される。また、回転体1B、 I
Cは、回転体ICに巻回した無端ベルトBを介してモー
タM2で回転駆動される。
これら回転体IA、 IB、 ICの表面に摺接する如
く近接して、回転体IA、 IB、 tcの表面にグリ
スを供給するための潤滑剤供給装置3がそれぞれ設けら
れている。そして、各潤滑剤供給装置3は、第4図に示
したように、ブロック状本体3aの一側に潤滑剤圧入口
3bを有しており、この潤滑剤圧入口3bに続いて、ブ
ロック状本体3aを上下に貫通した潤滑剤貯溜部3Cが
設けられ、さらに、このブロック状本体3aの下面に、
前記潤滑剤貯溜部3Cに連設されて回転体IA、 IB
、 ICの回転方向に直交する方向へと潤滑剤を広げる
潤滑剤拡開部3dが設けられている。また、前記潤滑剤
貯溜部3Cの上部にはフロート3eが上下動自在に嵌挿
されている。そして、このフロート3eのヘッド3fは
ブロック状本体3aの上部から突出しており、このヘッ
ド3fの近傍に近接スイッチSWが配設されて、ヘッド
3rの上下位置を検出するようになっている。
そして、図示しない潤滑剤圧送装置でグリスが潤滑剤圧
入口3bから圧入供給されると、圧入されたグリスは潤
滑剤貯溜部3C内へと流入し、フロート3eを押し上げ
つつ、潤滑剤拡開部3dへと流入(7、回転体IA、 
IB、 Icの幅方向に広げられて回転体IA。
IB、 Icの表面に供給される。フロート3eが押し
上げられ、ヘッド3rが近接スイッチSWに接近すると
、この近接スイッチSYがONL、、潤滑剤圧送装置に
よるグリスの供給が停止するので、その後は潤滑剤貯溜
部3C内のグリスがフロート3eの重さで、押圧され、
潤滑剤拡開部3dを経て回転体IA、 IB、 ICの
表面へと供給される。潤滑剤貯溜部3C内のグリスが少
なくなってフロート3eが下降し、そのヘッド3fが近
接スイッ31から遠ざかると、近接スイッチSWが0F
FI、、潤滑剤圧送装置が作動して再度グリスを供給す
る。以上のグリス供給制御により、潤滑剤供給装置3の
ブロック状本体3aの下面と回転体LA、 IB、 I
Cとの間からグリスがはみ出るようなことが無くなり、
常時、適正量供給される。
そして、潤滑剤供給装置3は、そのブロック状本体3a
の下面が回転体IA、 1B、 tcの表面に摺接する
如く近接して設けられることにより、回転体l^。
IB、 ICの表面に供給されたグリスを均す均し装置
を兼ねており、供給されたグリスは回転体LA、 IB
ICの回転により、ブロック状本体3aの下面のエツジ
部分に当接して均され、回転体IA、 IB、 ICの
表面上に数分のlxx程度の厚さで均一に塗布される。
一方、第5図に示したように、前記各給油必要箇所に対
応して、バッキングプレート用の給油介在体4^、ブレ
ーキシュー支持部用の給油介在体4B。
ホイルシリンダ用の給油介在体4Cが設けられている。
これら給油介在体4A、 4B、 4Cはそれぞれ耐油
性ゴムで形成されていて、給油必要箇所に応じた大きさ
の塗布面を有している。そして、ブレーキシュー支持部
42の給油必要箇所がテーパーとなっていることから、
ブレーキシュー支持部用の給油介在体4Bの塗布面もテ
ーパーになっている。そして、前記のように円錐台形の
回転体IBを用意したのは、このテーパー状の塗布面を
有する給油介在体4Bにグリスを付着させるためである
各給油介在体4A、 4B、 4Cは、給油必要箇所に
対応して、移送装置Rを構成する支持体5A、 5B、
 5Cにそれぞれ配設支持されている。バッキングプレ
ート用の給油介在体4Aを支持する支持体5人は、第1
図及び第6図に示したように、円形基板6の周囲に、6
枝の支持腕7を放射状に設け、各支持腕7の先端部にそ
れぞれ支持脚8を垂設したものであり、支持脚8は筒状
の脚本体8a内にスプリングで下方向へと付勢された脚
杆8bを上下動自在に内挿したもので、脚杆8bの下端
に給油介在体4^を取り付けである。そして、円形基板
6は軸9で基台10に枢支され、この軸9は基台10上
に突出しており、その突出部分に軸9に直交するアーム
11が設けられ、前記基台lO上に設けであるエアシリ
ンダ装置12のロッド先端がこのアーム11の先端に枢
支されている。
また、ブレーキシュー支持部用の給油介在体4Bを支持
する支持体5Bとホイルシリンダ用の給油介在体4Cを
支持する支持体5Cは、第1図、第7図及び第8図に示
したように、それぞれ同一の基板17に設けられている
まず、支持体5Bは、第6図に示したように、エアシリ
ンダ装置Xにより開閉自在にされた第1チヤツク14a
、 14bの先端内面に給油介在体4B、 4Bを対向
的かつ着脱自在に設けたものである。このエアシリンダ
装置Xはシリンダ部Xaの両端にそれぞれ2本のロッド
xbを進退自在に突出させたもので、これらが進退する
ことにより、ロッドxb先端の第1チャック14a、 
14bを開閉するものである。
次に、支持体5Cは、第8図に示したように、エアシリ
ンダ装置Yにより開閉自在にされた第2チャック15a
、 15bの先端内面に給油介在体4C,4Cを対向的
に、かつ、着脱自在に支持したものである。
この支持体5Cをさらに詳しく説明すると、第7図に示
したように、一対のスリット16a、 16bを入れて
H文字形状にした前記基板17の下面ノこ、スリット1
6a、 16bを入れた方向に対向した一対の対向板1
8、18を配設し、この対向板18.18間に2本のガ
イド杆19.19が架設されている。この2本のガイド
杆19.19には、それぞれ2つのスライダ20a、 
20bが摺動自在に取り付けてあり、さらに、各一方の
スライダ20a、 20a同士を連結して基板17の下
方へと延出する一方の第2チヤツク15aが設けられて
いる。また、この一方の第2チヤツク15aと一体にな
って、一方のスリット16aを介して基板17の上方へ
と突出する一方のシリンダ取付部21aが設けられてい
る。
また、これら一方の第2チヤツク15a及び一方のシリ
ンダ取付部21aに対向して、他方のスライダ20b、
 20b同士を連結して基板17の下方へと延出する他
方の第2チヤツク15bと、この他方の第2チヤツク1
5bに一体となって、他方のスリット16bを介して基
板17の上方へと突出する他方のシリンダ取付部21b
が設けられている。
この一方のシリンダ取付部21aにはエアシリンダ装置
YのロッドYaの先端が固着されるとともに、他方のシ
リンダ取付部21bにはエアシリンダ装置Yのシリンダ
部ybが固着されている。そして、ロッドYaが進出す
ると第2チャック15a、 15bが開き、ロッドYa
がシリンダ部yb内に退行すると第2チャック15a、
 15bが閉じるようになっている。
ところで、ブレーキ装置の組み立てラインを形成するコ
ンベア21の上方を横断して、移送装置Rを溝成するガ
イドレール22.22が架設されており、このガイドレ
ール22.22には2つのスライド基台23a、 23
bが摺動自在、かつ、相互に連結された状態で取り付け
られている。そして、各スライド基台23a、 23b
はスライドシリンダ装置24により、同期して摺動され
るようになっている。
そして、一方のスライド基台23aに支持体5A7!+
<上下動自在に支持され、他方のスライド基台23bに
支持体5B、 5Cが上下動自在に支持されている。
すなわち、各スライド基台23a、 23bにおいて、
その上下角部に2組のスライド軸受25が配設され、各
スライド軸受25に上下に延びるガイドレール26が上
下摺動自在にそれぞれ設けられて対をなし、この各一対
のガイドレール26の下端に前記支持体5^、及び支持
体5B、 5Cがそれぞれ取り付けられ、各スライド基
台23a、 23bに固定されたエアシリンダ装置27
のロッド28が各一対のガイドレール26の上端に係合
することにより、このエアシリンダ装置27によって、
支持体5A、及び支持体5B、 5Cが上下動されるよ
うになっている。
そして、前記コンベア21の一側方に円盤形の回転体1
^が配置されているとともに、コンベア21の他側方に
、回転軸2で連結した円錐台形の回転体IBと円筒形の
回転体ICとが配置されている。これら回転体1^、 
IB、 ICと支持体5^、 5B、 5Cとの位置関
係をみると、2つのスライド基台23a、 2:(bの
摺動により、一方の支持体5Aが円盤形の回転体IAの
上方に位置するとき、他方の支持体5B、 5Cはコン
ベア21の上方に位置し、他方の支持体5B、 5Cが
円錐台形及び円筒形の回転体IB、 Icの上方に位置
するとき、一方の支持体5Aはコンベア2Iの上方に位
置するようになっている。
以下、動作例を説明する。
まず、初期状態においては、第1図のように、支持体5
Aが回転体IAの上方に位置し、支持体5B。
5Cがコンベア21上のバッキングプレート41の上方
に位置しているものとする。そして、回転体IA。
IB、 ICを回転させた状態で潤滑剤給油装置3を作
動させ、回転体IA、 IB、 Icの表面にグリスを
供給しておく。すると、回転体IA、 IB、 1cの
回転によりグリスは所定厚さに均されて表面上に層を形
成する。 ここで、回転体LAの回転を停止し、エアシ
リンダ装置27で支持体5^を下降させると、6本の脚
杆8b先端の各給油介在体4人が回転体IAの表面上に
着地するので、グリスか給油介在体4Aの底面に付着す
る。その際、グリスの付着量は、回転体IAの表面上の
グリス量が回転体l^の回転により均されていることか
ら、いずれの給油介在体4^においても均一である。
続いて、支持体5^が上昇した後に、スライド基台23
a、 23bが摺動することによって、支持体5^がコ
ンベア21上のバッキングプレート41の上方に移送さ
れるとともに、支持体5B、 5Cが回転体IB、 I
Cの上方に移送される。
すると、支持体5Aは再度下降してバッキングプレート
41上の6つの給油必要箇所(レッジ面)に各脚杆8b
の下端に支持した給油介在体4Aを当接せしめる。これ
により、レッジ面にグリスが塗布される。その際、エア
シリンダ装置12で円形基板6が往復回動されるため、
給油介在体4Aがレッジ面上を往復摺動し、よって、給
油必要箇所に給油介在体4Aの面積より広範囲にかつ満
遍無く均一にグリスが塗布される。
このレッジ面へのグリス塗布動作に同期して、支持体5
B、 5Cも第1チャック14a、 14b、第2チャ
ック15a、 15bを開いた状態で下降し、下降した
時点で第1チャック14a、 14b、第2チャック1
5a、 15bがエアシリンダ装置X、Yで閉じられる
ので、給油介在体4B、 4Cが、一時停止している各
回転体IB。
ICの表面に接触し、グリスが給油介在体4B、 4C
に付着する。
その後、再度第1チャック14a、 14b、第2チャ
ック15a、 15bが開かれた状態で支持体5B、 
5Cが上昇してコンベア21上のバッキングプレート4
1の上方に移送され、その後再度下降して、第1チャッ
ク14a、 14b、第2チ’rツク15a、 15b
が閉じると、各給油介在体4B、 4Cがブレーキシュ
ー支持部42と、ホイルシリンダ43のロッド先端に設
けたブレーキシュー支持部43aに接触し、グリスが塗
布される。
グリスの塗布作業が完了したら、第1チャック14a、
 14b、第2チャック15a、 15bを開いた状態
で支持体58.5Cを上昇せしめると、初期状態に戻る
これとともに、バッキングプレート41はコンベア21
により次の組み立て工程へと搬送され、かつ、グリス未
塗布のバッキングプレート41が支持体5Bの下方へと
搬送されてくる。
これらの繰り返しにより、順次グリスの塗布作業がなさ
れる。
以上において、グリスの塗布面積は給油介在体4A、 
4B、 4Cの塗布面の面積もしくはその摺動により任
意に設定でき、その塗布形状も任意である。
また、ドラムブレーキ装置の給油必要箇所は通常IO箇
所程度であるが、これらの位置に一括してグリスを均一
に塗布することができるため、給油工程の時間削減を図
ることもできる。
なお、給油介在体4A、 4B、 4Cは耐油性ゴムで
形成したが、潤滑油を保持しうる多孔質の発泡性プラス
チックス等で形成しても良い。
さらに、移送装置Rとしては前記実施例のものに限らず
、図示しないが、工業用ロボットアームに給油介在体を
配設支持せしめ、いわゆるNO制御により、給油介在体
を回転体の表面に接触させた後、被塗布体の給油必要箇
所に押し付けるようにしても良い。
また、前記した実施例ではドラムブレーキ装置への給油
方法及び給油装置について述べたが、この例に限定され
るものではなく、ギアボックスやその他の機械装置の給
油にも応用できることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転体の表面に潤滑剤を供給しておき
、給油介在体を前記回転体に接触せしめてこの給油介在
体に潤滑剤を付着せしめ、しかる後に給浦介在体を被塗
布体側に押し付けて潤滑剤を塗布するものであるため、
潤滑剤を均一かつ迅速に塗布することができる。
とりわけ、グリスを塗布する場合、グリスポンプやハケ
で塗布するものとは異なり糸曵きが発生したり必要以上
のグリスが塗布されたりすることはなく適量のグリスを
均一に塗布することができる。
さらに、潤滑剤を均一に均す作業が省略できるため生産
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の実施例を示し、第1図は
本発明の装置の一実施例を示す一部を破断した正面図、
第2図は本発明の実施に用いる円盤形回転体部分の斜視
図、第3図は円錐形回転体及び円筒形回転体部分の斜視
図、第4図は潤滑剤供給装置の一例を示す断面図、第5
図は給油介在体と被塗布体との対応関係を示す斜視図、
第6図は支持体を示す平面図、第7図は他の支持体を示
す底面図、第8図はその縦断側面図である。 IA、 In、 IC・・・回転体、 3・・・潤滑剤給油装置(均し装置を兼ねる)、4A、
 4B、 4C・・・給油介在体、41、42.43・
・・被塗布体、 R・・・移送装置。 特許出願人      曙ブレーキ工業株式会社第2図 第4図 d 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転体の表面に潤滑剤を供給して均しておき、給
    油介在体を前記回転体に接触せしめてこの給油介在体に
    潤滑剤を付着させ、しかる後に給油介在体を被塗布体に
    押し付けて潤滑剤を塗布することを特徴とする潤滑剤塗
    布方法。
  2. (2)回転体と、この回転体の表面に潤滑剤を供給する
    潤滑剤供給装置と、供給された潤滑剤を回転体の表面上
    で均す均し装置と、給油介在体を被塗布体の給油必要箇
    所に合わせて配設支持するとともに支持した給油介在体
    を回転体の表面に接触させた後被塗布体の給油必要箇所
    に押し付ける移送装置とを備えていることを特徴とする
    潤滑剤塗布装置。
JP62094872A 1987-04-17 1987-04-17 潤滑剤塗布方法及び装置 Expired - Lifetime JP2533112B2 (ja)

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