JPS6325823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325823Y2 JPS6325823Y2 JP17460582U JP17460582U JPS6325823Y2 JP S6325823 Y2 JPS6325823 Y2 JP S6325823Y2 JP 17460582 U JP17460582 U JP 17460582U JP 17460582 U JP17460582 U JP 17460582U JP S6325823 Y2 JPS6325823 Y2 JP S6325823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power amplifier
- speaker
- btl
- bias circuit
- speaker device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔イ 産業上の利用分野〕
本考案は左右両チヤンネル信号が印加されるス
ピーカ装置に関するものである。 〔ロ 従来技術〕 従来、電力増幅器より左右両チヤンネル信号が
印加されるスピーカ装置としては3Dスピーカ装
置におけるスーパーウーハ(サブウーハ)等が知
られている。 斯るスピーカ装置は一般に第1図に示す如く構
成されており、スーパーウーハ駆動用電力増幅器
1の(+)側には電力増幅器2の(+)側より出
力された左右チヤンネル信号が混合されて印加さ
れ、(−)側は電力増幅器2の(−)側(即ち、
アース)に接続されている。 ところで、斯るスピーカ装置を駆動する電力増
幅器としてBTL接続の電力増幅器を用いた場合、
その回路接続は第2図に示す如くなる。即ち、
BTL接続の電力増幅器3の左右チヤンネル(+)
側出力端子より左右チヤンネル信号が混合されて
スーパーウーハ用電力増幅器1の(+)側に印加
され、又電力増幅器3の(−)側出力端子より左
右チヤンネル信号が混合されてスーパーウーハ用
電力増幅器1の(−)側に印加される。 然し乍ら、斯る回路構成では、BTL接続の電
力増幅器3の(−)側が短絡(即ち、電力増幅器
3の増幅器4,5が並列に接続)される為、増幅
器4,5が破損したり、保護用のリミツターが動
作したりして電力増幅器3が動作しなくなるとい
う問題があつた。 〔ハ 考案の目的〕 左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置を駆動する電力増幅器としてBTL接続の電力
増幅器を用いた場合にも確実に動作し得るスピー
カ装置を提案することを目的とする。 〔ニ 実施例〕 第3図は本考案の一実施例を示す図で、10は
左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置、11はスピーカ装置10を駆動する第1電力
増幅器で、図はBTL接続の電力増幅器を示す。
12はスピーカ装置10内に配置されたバイアス
回路で、抵抗13〜16より構成される。17,
18はスピーカ装置10が接続される電力増幅器
の種類に応じて切換えられる切換えスイツチで、
切換えることによりバイアス回路12のバイアス
比を切換えるようになされている。19は電力増
幅器11よりの出力信号が印加される第2電力増
幅器、20は第2電力増幅器19にて駆動される
スピーカである。21〜25はスピーカ装置10
に設けられる入力端子で、21は左チヤンネル
(+)用、22は左チヤンネル(−)用、23は
アース用、24は右チヤンネル(−)用、25は
右チヤンネル(+)用である。26〜29はメイ
ンスピーカ(図示せず)への出力端子で、26は
左スピーカ(+)用、27は左スピーカ(−)
用、28は右スピーカ(−)用、29は右スピー
カ(+)用である。 次に、斯るスピーカ装置の動作について説明す
る。先ず、スピーカ装置10に左右両チヤンネル
信号を印加する第1電力増幅器11として第1図
に示す電力増幅器2が用いられた場合には、電力
増幅器2の出力端子30,31,32,33を
夫々スピーカ装置の入力端子21,22,24,
25に接続すると共に切換えスイツチ17,18
をNOR側へ切換える。斯る状態においては電力
増幅器2の(+)側端子より出力された左右両チ
ヤンネル信号は抵抗13,14,15にて構成さ
れたバイアス回路にてバイアスされた後、可変抵
抗器35を介してスーパーウーハ用電力増幅器1
9の(+)側に印加される。一方、スーパーウー
ハ用電力増幅器19の(−)側は、電力増幅器2
の(−)端子(即ち、電力増幅器2内のアースに
接続された端子)に接続されている。 斯る装置に依れば、電力増幅器2の(+)側よ
り出力された信号をバイアス回路12にてバイア
スした後、スーパーウーハ用電力増幅器19にて
増幅し、スピーカ20に印加することによりスピ
ーカ20を駆動する。又、電力増幅器2の出力は
スピーカ装置10を介してメインスピーカにも印
加されらる。 斯る状態より第3図に示すようにスピーカ装置
10を駆動する第1電力増幅器としてBTL接続
の電力増幅器3を用いた場合には、スピーカ装置
10のアース端子23とBTL接続の電力増幅器
3のアース端子34を接続する(尚、電力増幅器
3の出力端子30,31,32,33とスピーカ
装置10の入力端子21,22,24,25も接
続されることは云うまでもない)と共に切換えス
イツチ17,18をBTL側へ切換る。 斯る状態においては電力増幅器3の(+)側端
子より出力された左右両チヤンネル信号は抵抗1
3,14,16にて構成されたバイアス回路にて
バイアスされた後、可変抵抗器35を介してスー
パーウーハ用電力増幅器19の(+)側に印加さ
れる。一方、スーパーウーハ用電力増幅器19の
(−)側は電力増幅器3のアース端子34に接続
されている。 斯る状態において、抵抗15,16の値R1,
R2をR1=2R2+RV(尚、RVは可変抵抗器35のイ
ンピーダンス)を満たすように選定すれば、
BTL接続の電力増幅器3の接続時のスーパーウ
ーハ用電力増幅器19への入力電圧を通常の略2
倍とすることが出来、BTL増幅器接続時のスピ
ーカ20の出力レベルの低下を防止出来る。即
ち、メインスピーカとの間の出力レベルの差を生
じない。 〔ホ 考案の効果〕 左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置を駆動する電力増幅器として何如なる種類の電
力増幅器を用いたとしてもスピーカ装置を確実に
駆動することが出来る。又、BTL接続の電力増
幅器を用いた場合には、スーパーウーハ用電力増
幅器への入力電圧を略2倍とすることが出来るの
で、スーパーウーハの出力レベルの低下を防止出
来、良好な周波数特性を得ることが出来る。
ピーカ装置に関するものである。 〔ロ 従来技術〕 従来、電力増幅器より左右両チヤンネル信号が
印加されるスピーカ装置としては3Dスピーカ装
置におけるスーパーウーハ(サブウーハ)等が知
られている。 斯るスピーカ装置は一般に第1図に示す如く構
成されており、スーパーウーハ駆動用電力増幅器
1の(+)側には電力増幅器2の(+)側より出
力された左右チヤンネル信号が混合されて印加さ
れ、(−)側は電力増幅器2の(−)側(即ち、
アース)に接続されている。 ところで、斯るスピーカ装置を駆動する電力増
幅器としてBTL接続の電力増幅器を用いた場合、
その回路接続は第2図に示す如くなる。即ち、
BTL接続の電力増幅器3の左右チヤンネル(+)
側出力端子より左右チヤンネル信号が混合されて
スーパーウーハ用電力増幅器1の(+)側に印加
され、又電力増幅器3の(−)側出力端子より左
右チヤンネル信号が混合されてスーパーウーハ用
電力増幅器1の(−)側に印加される。 然し乍ら、斯る回路構成では、BTL接続の電
力増幅器3の(−)側が短絡(即ち、電力増幅器
3の増幅器4,5が並列に接続)される為、増幅
器4,5が破損したり、保護用のリミツターが動
作したりして電力増幅器3が動作しなくなるとい
う問題があつた。 〔ハ 考案の目的〕 左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置を駆動する電力増幅器としてBTL接続の電力
増幅器を用いた場合にも確実に動作し得るスピー
カ装置を提案することを目的とする。 〔ニ 実施例〕 第3図は本考案の一実施例を示す図で、10は
左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置、11はスピーカ装置10を駆動する第1電力
増幅器で、図はBTL接続の電力増幅器を示す。
12はスピーカ装置10内に配置されたバイアス
回路で、抵抗13〜16より構成される。17,
18はスピーカ装置10が接続される電力増幅器
の種類に応じて切換えられる切換えスイツチで、
切換えることによりバイアス回路12のバイアス
比を切換えるようになされている。19は電力増
幅器11よりの出力信号が印加される第2電力増
幅器、20は第2電力増幅器19にて駆動される
スピーカである。21〜25はスピーカ装置10
に設けられる入力端子で、21は左チヤンネル
(+)用、22は左チヤンネル(−)用、23は
アース用、24は右チヤンネル(−)用、25は
右チヤンネル(+)用である。26〜29はメイ
ンスピーカ(図示せず)への出力端子で、26は
左スピーカ(+)用、27は左スピーカ(−)
用、28は右スピーカ(−)用、29は右スピー
カ(+)用である。 次に、斯るスピーカ装置の動作について説明す
る。先ず、スピーカ装置10に左右両チヤンネル
信号を印加する第1電力増幅器11として第1図
に示す電力増幅器2が用いられた場合には、電力
増幅器2の出力端子30,31,32,33を
夫々スピーカ装置の入力端子21,22,24,
25に接続すると共に切換えスイツチ17,18
をNOR側へ切換える。斯る状態においては電力
増幅器2の(+)側端子より出力された左右両チ
ヤンネル信号は抵抗13,14,15にて構成さ
れたバイアス回路にてバイアスされた後、可変抵
抗器35を介してスーパーウーハ用電力増幅器1
9の(+)側に印加される。一方、スーパーウー
ハ用電力増幅器19の(−)側は、電力増幅器2
の(−)端子(即ち、電力増幅器2内のアースに
接続された端子)に接続されている。 斯る装置に依れば、電力増幅器2の(+)側よ
り出力された信号をバイアス回路12にてバイア
スした後、スーパーウーハ用電力増幅器19にて
増幅し、スピーカ20に印加することによりスピ
ーカ20を駆動する。又、電力増幅器2の出力は
スピーカ装置10を介してメインスピーカにも印
加されらる。 斯る状態より第3図に示すようにスピーカ装置
10を駆動する第1電力増幅器としてBTL接続
の電力増幅器3を用いた場合には、スピーカ装置
10のアース端子23とBTL接続の電力増幅器
3のアース端子34を接続する(尚、電力増幅器
3の出力端子30,31,32,33とスピーカ
装置10の入力端子21,22,24,25も接
続されることは云うまでもない)と共に切換えス
イツチ17,18をBTL側へ切換る。 斯る状態においては電力増幅器3の(+)側端
子より出力された左右両チヤンネル信号は抵抗1
3,14,16にて構成されたバイアス回路にて
バイアスされた後、可変抵抗器35を介してスー
パーウーハ用電力増幅器19の(+)側に印加さ
れる。一方、スーパーウーハ用電力増幅器19の
(−)側は電力増幅器3のアース端子34に接続
されている。 斯る状態において、抵抗15,16の値R1,
R2をR1=2R2+RV(尚、RVは可変抵抗器35のイ
ンピーダンス)を満たすように選定すれば、
BTL接続の電力増幅器3の接続時のスーパーウ
ーハ用電力増幅器19への入力電圧を通常の略2
倍とすることが出来、BTL増幅器接続時のスピ
ーカ20の出力レベルの低下を防止出来る。即
ち、メインスピーカとの間の出力レベルの差を生
じない。 〔ホ 考案の効果〕 左右両チヤンネル信号が印加されるスピーカ装
置を駆動する電力増幅器として何如なる種類の電
力増幅器を用いたとしてもスピーカ装置を確実に
駆動することが出来る。又、BTL接続の電力増
幅器を用いた場合には、スーパーウーハ用電力増
幅器への入力電圧を略2倍とすることが出来るの
で、スーパーウーハの出力レベルの低下を防止出
来、良好な周波数特性を得ることが出来る。
第1図及び第2図は従来例を示す図、第3図は
本考案の一実施例を示す図である。 11……第1電力増幅器、12……バイアス回
路、17,18……切換えスイツチ、19……第
2電力増幅器、20……スピーカ。
本考案の一実施例を示す図である。 11……第1電力増幅器、12……バイアス回
路、17,18……切換えスイツチ、19……第
2電力増幅器、20……スピーカ。
Claims (1)
- 第1の電力増幅器より左右両チヤンネル信号が
印加されるスピーカ装置であつて、BTL
(Balanced Transformer Less)接続の電力増幅
器が前記第1の電力増幅器として用いられた際、
前記BTL接続の電力増幅器のアース端子と接続
される第1の端子と、前記第1の電力増幅器の出
力信号をバイアスするバイアス回路と、接続され
る前記第1の電力増幅器に応じて前記バイアス回
路を切換える切換えスイツチと、前記バイアス回
路にてバイアスされた信号が印加される第2の電
力増幅器と、該第2の電力増幅器にて駆動される
スピーカとを備え、前記第1の電力増幅器として
前記BTL接続の電力増幅器を用いた際には前記
第1の端子を前記BTL接続の電力増幅器のアー
ス端子に接続すると共に前記切換えスイツチを切
換えることにより前記バイアス回路を切換え、前
記第1の電力増幅器の出力信号を前記バイアス回
路にて通常の略2倍にバイアスして前記第2の電
力増幅器に印加し、以つて前記第2の電力増幅器
の出力信号にて前記スピーカを駆動するようにし
たことを特徴とするスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17460582U JPS5978793U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | スピ−カ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17460582U JPS5978793U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | スピ−カ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978793U JPS5978793U (ja) | 1984-05-28 |
JPS6325823Y2 true JPS6325823Y2 (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=30380078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17460582U Granted JPS5978793U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | スピ−カ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978793U (ja) |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17460582U patent/JPS5978793U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978793U (ja) | 1984-05-28 |
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