JPH0419900Y2 - - Google Patents

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JPH0419900Y2
JPH0419900Y2 JP5155384U JP5155384U JPH0419900Y2 JP H0419900 Y2 JPH0419900 Y2 JP H0419900Y2 JP 5155384 U JP5155384 U JP 5155384U JP 5155384 U JP5155384 U JP 5155384U JP H0419900 Y2 JPH0419900 Y2 JP H0419900Y2
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input
circuit
signal
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audio signal
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JP5155384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音声多重エンコーダの入力回路に関す
る。
(ロ) 従来技術 VTR(ビデオ.テープレコーダ)では、再生音
声信号をテレビジヨン受像機に供給するために再
生信号をRF変換するRFモジユレータを備えてい
るが、更に音声多重信号に対処するべく、再生音
声信号をRFモジユレータに入力する前にモノラ
ル、2重音声、ステレオの切換えができる音声多
重エンコーダに通しているのが普通である。
第1図において、1は東京三洋電気(株)製の
音声多重エンコーダ用ICLA7017を示し、2は1
番ピンと2番ピンから入力される音声信号を
モノラルモードと2重音声モード時にはそのまま
の形で出力し、ステレオモード時には1番ピン
から入力されるL信号と、2番ピンから入力さ
れるR信号からL+R、L−R信号をそれぞれ14
番ピン、16番ピンから出力するステレオマト
リツクス回路、3は3番ピンから与えられるモ
ード切換え信号によつてモノラル、2重音声、ス
テレオの各モードに対応した制御電圧を生成し、
IC1内の各ブロツクを制御するモード切換え回
路、4は14番ピンから外付け回路5を通して12
番ピン、13番ピンに入り込むL−R信号(ス
テレオモード時)又は副音声信号(2重音声モー
ド時)により、31.5KHZの音声副搬送波を周波数
変調し、副チヤンネル信号(第2図参照)を形成
するFM変調器であり、31.5KHZの発振器を具備
している。6は31.5KHZを搬送波とする副チヤン
ネル信号を9番ピンから受信し、8番ピンか
ら主チヤンネル信号とをマトリツクスする出力マ
トリツクス回路、7は第2図に示す922.5HZの第
1パイロツト信号(S1)と982.5HZの第2パイロ
ツト信号(S2)の最小公倍数の周波数
(120.8475KHZ)で発振する発振器、8は922.5HZ
のところで出力を発生するカウンタ、9は前記カ
ウンタ8からのパイロツト信号で55.125KHZの搬
送波を振幅変調するAM変調器である。
以上のように構成されたIC1は、その入力部
にローパスフイルタやリミツタ、バツフア回路が
ついていないため、第1図に示すように入力端子
10,11に与えられる音声信号を単にプリエン
フアシス回路12,12′を介して1番ピン、
2番ピンに与えるだけでは、前記入力端子1
0,11に与えられた入力信号が過大レベルにな
つた場合、主チヤンネル信号に関しRFモジユレ
ータ内で別途供給される映像信号とビートを発生
し、一方、副チヤンネル信号に関してはFM変調
器4において過変調が生じる。
また、ローパスフイルタがないので、副チヤン
ネルの搬送波31.5KHZに対し入力音声信号が
16KHZ以上の高い周波数のところでは副チヤン
ネル信号は副チヤンネル帯域からはみ出して主チ
ヤンネル帯域に不所望な影響を与えることにな
る。逆に主信号帯域における16KHZ以上の信号
は副チヤンネル帯域に影響を与える。従つて、1
番ピンに入力される主チヤンネル信号及び2番
ピンに入力される副チヤンネル信号は、いずれ
も15KHZ以上の高い周波数に対し十分な減衰を
必要とする。更に入力端子10,11に入力する
ときには高いインピーダンスで入力するコンデン
サ12,12′によつて減衰するため十分低いイ
ンピーダンスで入力させなければならないという
欠点がある。
尚、実開昭53−41919号公報の第2図にはエン
フアシス回路とローパスフイルタを縦続に接続し
たものが示されているが、それはクロムテープ使
用時における再生周波数特性に手当を施したもの
に過ぎない。
(ハ) 考案の効果 本考案の目的は主に、副チヤンネル間で不所望
な影響を与え合うようなおそれを払拭し、且つ主
チヤンネル信号による映像信号とのビートの発生
や副チヤンネル信号による過変調を防止し、入力
端子に対し信号を供給するのにインピーダンスの
大小が問題とならないように工夫した音声多重エ
ンコーダの入力回路を提供すると共にそれを少な
い部品点数で簡単に形成できるようにすることに
ある。
(ニ) 考案の構成 本考案は主チヤンネル音声信号と副チヤンネル
音声信号をマトリツクスして2つの搬送音声信号
を形成するステレオマトリツクス回路を有すると
共に出力がRFモジユレータに供給される音声多
重エンコーダ用ICに前記主チヤンネル音声信号
と副チヤンネル音声信号を与えるための入力回路
において、演算増幅器の一方の入力端子に音声信
号を与え他方の入力端子にプリエンフアシス回路
を接続し、出力端子又は前記入力端子にローパス
フイルタ回路を設け、前記出力端子と前記他方の
入力端子に接続した帰還抵抗が前記演算増幅器の
ゲインを決定するように構成し、前記ローパスフ
イルタの出力を前記ICの入力として与えるよう
にしたものである。
(ホ) 実施例 本考案を実施した第3図において、13は主チ
ヤンネル信号が与えられる第1入力端子、14は
副チヤンネル信号が与えられる第2入力端子であ
る。入力回路は主チヤンネル用と副チヤンネル用
の2つ15,16が、それら2つの回路は同一の
構成であるので、以下主チヤンネル用の入力回路
15のみ説明し、副チヤンネル用入力回路16は
その構成素子の記号にダツシユを付して主チヤン
ネル用入力回路と同一であることを示唆するにと
どめる。17はプラス入力端子18に結合コンデ
ンサ19と抵抗20を通して主チヤンネル信号が
入力される演算増幅器であり、そのマイナス入力
端子21には帰還抵抗としての第1の抵抗R1
第2及び第3のR2,R3、コンデンサC2よりなる
プリエンフアシス回路22が接続され、そのプリ
エンフアシス回路22の他端バイパスコンデンサ
23を介してアースに接続されている。第1の抵
抗R1は、また第2及び第3の抵抗R2,R3と共に
演算増幅器17のゲインを決定する。出力端子2
4には、抵抗R4、インダクタンスコイルL1、コ
ンデンサC3よりなるローパスフイルタ25が接
続され、その出力は結合コンデンサ26を介して
上記IC1の1番ピンに供給される。27,2
8,29は電源電圧+Bを分圧して+B/2の動作 電圧を演算増幅器17に与えるための分圧抵抗で
あり、これらの抵抗は100KΩ、50KΩという大き
なものである。プリエンフアシス回路22の特性
は第4図において横軸に周波数、縦軸にマイナス
入力端子21への入力電圧をとつて示す。低域で
はコンデンサC2が効かないため前記入力電圧は
R2+R3/R1+R2+R3×eo〔eoは出力端子24に現われる 信号電圧〕となり、高域ではコンデンサC2
効くため前記入力電圧はR3/R1+R3eoとなる。プリ エンフアシス回路は75μsecの時定数に選ばれてい
て1KHZ以上においてプリエンフアシスがかかる
ことになる。尚、入力回路15の出力特性は第4
図とは反対極性となることは容易に理解されよ
う。第4図は演算増幅器17のマイナス入力端子
21に与えられる入力電圧特性であるからであ
る。演算増幅器17は入力インピーダンスが高い
ので、第1入力端子13に高インピーダンスで信
号を与えることができる。また比較的小さいイン
ピーダンスで信号を与えても問題は生じない。演
算増幅器のゲインを決定する第1・第2・第3の
抵抗R1,R2,R3は、プリエンフアシス回路をも
形成するのでプリエンフアシス回路22とリミツ
タとが功く兼用構成されることになる。尚、前記
実開昭53−41919号公報ではエンフアシス用の帰
還手段によりリミツタはかからない。これに対
し、本考案では演算増幅器を用いており、演算増
幅器は+B/2を動作点とし、上下に所定の動作範 囲(±B/2)が生じるものであるから、第3図の 構成において最大ゲイン時のフイールドバツクに
より上下対称のリミツタが行なわれる。また演算
増幅器では動作バイアスを与える箇所30が出力
側及び入力側とは独立しているので、プリエンフ
アシス回路の時定数設定がバイアスの設定等によ
つて制約されることがなく、従つて所望のプリエ
ンフアシス特性を得ることができる。
第5図は本考案の他の実施例を示しており、こ
こでは演算増幅器17の出力側でなくプラス入力
端子18側に抵抗R5とコンデンサC4とからなる
ローパスフイルタ31を設け、出力側からコンデ
ンサC5で帰還をかけてアクテイブフイルタ型に
構成しインダクタンスコイルL1を省略している
点が異なるだけで、略第3図と同一の構成を成し
ている。尚、第5図では発振が生じないように抵
抗20,R5を100KΩ程度の大きな値に選んでお
くものとする。
(ヘ) 考案の効果 本考案によれば音声多重エンコーダ用ICに対
し供給する音声信号にリミツタ作用を及ぼすよう
にしているので例えば主チヤンネル信号がRFモ
ジユレータにおいて映像信号との間でビートを起
こしたり、副チヤンネル信号がFM変調器におい
て過変調を起したりするおそれを払拭できる。ま
た前記ICに対してローパスフイルタを通して与
えるようにしているので、主、副チヤンネルの音
声信号の15KHZを越える高い部分をカツトでき、
従つて主、副チヤンネル帯域をはみ出して他方に
影響することが未然に防止できる。
しかも、本考案はプリエンフアシス回路、リミ
ツタ、ローパスフイルタを演算増幅器を主体に簡
潔に構成しているので部品点数も少なくて済む。
そして、入力回路に音声信号を与える音声信号供
給手段のインピーダンスが高くても、低くても問
題が生じない。前記リミツタについては演算増幅
器が動作点を中心に上下に対称的に動作範囲をも
ち、そのゲインを入力側にフイードバツクしてや
ることにより容易に構成でき、しかもリミツタと
プリエンフアシスを兼用することができるなどの
効果もあり、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声多重エンコーダとその従来の入力
回路を示す回路図であり、第2図はその説明図で
ある。第3図は本考案を実施した入力回路を示す
回路図であり、第4図はその説明図である。第5
図は本考案の他の実施例の回路図である。 1……音声多重エンコーダ用IC、2……ステ
レオマトリツクス回路、15,16……入力回
路、17,17′……演算増幅器、22,22′…
…プリエンフアシス回路、25,25′……ロー
パスフイルタ回路、R1,R1′……帰還抵抗(第1
の抵抗)、R2,R2′……第2の抵抗、R3,R3′……
第3の抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主チヤンネル音声信号と副チヤンネル音声信号
    をマトリツクスして2つの搬送音声信号を形成す
    るステレオマトリツクス回路を有すると共に出力
    がRFモジユレータに供給される音声多重エンコ
    ーダ用ICに前記主チヤンネル音声信号と副チヤ
    ンネル音声信号を与えるための入力回路におい
    て、 演算増幅器の一方の入力端子に音声信号を入力
    し、 前記演算増幅器の他方の入力端子と出力端子間
    に第1の抵抗を接続すると共に、 前記他方の入力端子に第2の抵抗とコンデンサ
    との並列回路に第3の抵抗が直列接続されたプリ
    エンフアシス回路を接続し、 前記演算増幅器の電源端子に電源電圧の1/2の
    動作電圧を印加することによつて、前記第1・第
    2・第3の抵抗による所定ゲインで前記音声入力
    を増幅制限すると共に、 前記演算増幅器の出力をローパスフイルタを介
    して前記ICの入力信号として与えるように音声
    多重エンコーダの入力回路。
JP5155384U 1984-04-09 1984-04-09 音声多重エンコ−ダの入力回路 Granted JPS60163884U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155384U JPS60163884U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 音声多重エンコ−ダの入力回路

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JP5155384U JPS60163884U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 音声多重エンコ−ダの入力回路

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Publication Number Publication Date
JPS60163884U JPS60163884U (ja) 1985-10-31
JPH0419900Y2 true JPH0419900Y2 (ja) 1992-05-07

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ID=30570706

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