JPS6227580B2 - - Google Patents
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- JPS6227580B2 JPS6227580B2 JP54059023A JP5902379A JPS6227580B2 JP S6227580 B2 JPS6227580 B2 JP S6227580B2 JP 54059023 A JP54059023 A JP 54059023A JP 5902379 A JP5902379 A JP 5902379A JP S6227580 B2 JPS6227580 B2 JP S6227580B2
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- Japan
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- signal
- input terminal
- stereo
- pilot signal
- stereo decoder
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 8
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D1/00—Demodulation of amplitude-modulated oscillations
- H03D1/22—Homodyne or synchrodyne circuits
- H03D1/2209—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders
- H03D1/2236—Decoders for simultaneous demodulation and decoding of signals composed of a sum-signal and a suppressed carrier, amplitude modulated by a difference signal, e.g. stereocoders using a phase locked loop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多重信号用ステレオデコーダに関する
ものであつて、本発明に係るステレオデコーダは
多重信号のパイロツト信号を低減するためのパイ
ロツト信号消去回路を経てステレオデコーダの入
力端子に結合させ信号入力端子と搬送波入力端子
とを有するデマルチプレクサを具え、さらにこの
デマルチプレクサの前記搬送波入力端子に接続さ
れ帰還ループに含まれている位相検波器を有する
位相ロツク発振器を具えており、前記位相検波器
は基準入力段を具えているものである。
ものであつて、本発明に係るステレオデコーダは
多重信号のパイロツト信号を低減するためのパイ
ロツト信号消去回路を経てステレオデコーダの入
力端子に結合させ信号入力端子と搬送波入力端子
とを有するデマルチプレクサを具え、さらにこの
デマルチプレクサの前記搬送波入力端子に接続さ
れ帰還ループに含まれている位相検波器を有する
位相ロツク発振器を具えており、前記位相検波器
は基準入力段を具えているものである。
斯様なステレオデコーダは松下電器産業株式会
社の製品であるチユーナー増幅器ST8080に使用
されていると共にそのマニユアルにも開示されて
いる。
社の製品であるチユーナー増幅器ST8080に使用
されていると共にそのマニユアルにも開示されて
いる。
例えばテープレコーダのような音声記録装置の
中には音量を自動的に制御する形のものがあり、
その方式は実際に記録が行なわれる前に記録しよ
うとする音声信号の音量を測定してこれをあるレ
ベルにしている。斯様な記録装置を使用してステ
レオデコーダの出力端子に生ずる音声信号を記録
する場合には、音声信号の振幅の測定値にパイロ
〓〓〓〓
ツト信号すなわち通常は19KHzのパイロツト信
号が含まれてしまい、このため音量の正確な制御
および最適な記録が妨げられている。これを回避
するため、デマルチプレクサに供給される多重信
号のパイロツト信号の振幅をパイロツト信号消去
回路を用いて低減させている。
中には音量を自動的に制御する形のものがあり、
その方式は実際に記録が行なわれる前に記録しよ
うとする音声信号の音量を測定してこれをあるレ
ベルにしている。斯様な記録装置を使用してステ
レオデコーダの出力端子に生ずる音声信号を記録
する場合には、音声信号の振幅の測定値にパイロ
〓〓〓〓
ツト信号すなわち通常は19KHzのパイロツト信
号が含まれてしまい、このため音量の正確な制御
および最適な記録が妨げられている。これを回避
するため、デマルチプレクサに供給される多重信
号のパイロツト信号の振幅をパイロツト信号消去
回路を用いて低減させている。
この多重信号を復号化するために必要とされる
搬送波を位相ロツク発振器で発生させている。そ
の位相を多重信号のパイロツト信号の位相と比較
するため、位相検波器においてステレオデコーダ
の入力端子を経てこの位相検波器に供給された多
重信号を発振器信号に乗算させている。これがた
め、位相ロツク発振器の制御信号である位相検波
器の出力信号にはこの発振器信号とパイロツト信
号との間の位相関係を表わす所望の成分の他に不
所望な成分すなわち例えば多重信号の音声成分か
ら生ずる成分が追加されて含まれている。これら
不所望成分は位相ロツク発振器の周波数に悪影響
を及ぼすので、パイロツト信号に対する搬送波の
適切な位相ロツクが妨げられることとなる。従つ
て、その場合には、多重信号からのステレオ信号
の最適デコーデイングが不可能となる。
搬送波を位相ロツク発振器で発生させている。そ
の位相を多重信号のパイロツト信号の位相と比較
するため、位相検波器においてステレオデコーダ
の入力端子を経てこの位相検波器に供給された多
重信号を発振器信号に乗算させている。これがた
め、位相ロツク発振器の制御信号である位相検波
器の出力信号にはこの発振器信号とパイロツト信
号との間の位相関係を表わす所望の成分の他に不
所望な成分すなわち例えば多重信号の音声成分か
ら生ずる成分が追加されて含まれている。これら
不所望成分は位相ロツク発振器の周波数に悪影響
を及ぼすので、パイロツト信号に対する搬送波の
適切な位相ロツクが妨げられることとなる。従つ
て、その場合には、多重信号からのステレオ信号
の最適デコーデイングが不可能となる。
本発明の目的は出力信号がパイロツト信号によ
つて妨害されることがないと同時に多重信号の音
声成分が音量制御形発振器の位相ロツクに及ぼす
妨害効果を低減させたステレオデコーダを提供す
ることにある。
つて妨害されることがないと同時に多重信号の音
声成分が音量制御形発振器の位相ロツクに及ぼす
妨害効果を低減させたステレオデコーダを提供す
ることにある。
これがため、本発明によるステレオデコーダに
おいては、前記基準入力段は差動増幅器を具え、
該差動増幅器の第1基準入力端子を前記ステレオ
デコーダの入力端子に接続し第2基準入力端子を
前記パイロツト信号消去回路の出力端子に接続し
たことを特徴とする。
おいては、前記基準入力段は差動増幅器を具え、
該差動増幅器の第1基準入力端子を前記ステレオ
デコーダの入力端子に接続し第2基準入力端子を
前記パイロツト信号消去回路の出力端子に接続し
たことを特徴とする。
本発明による手段を使用すると、パイロツト消
去回路の出力信号すなわちパイロツト信号が抑圧
された多重信号を2つの方法で利用する。一つの
方法は従来のステレオデコーダにおける場合と同
様にデマルチプレクサにおいてステレオ信号を多
重信号から復号化することである。他の方法はパ
イロツト信号が抑圧されているこの多重信号を、
パイロツト信号が抑圧されておらずステレオデコ
ーダの入力端子を経て差動増幅器に到達した多重
信号と同相(共通モード)で、位相検波器の基準
入力段の差動増幅器に供給する方法である。この
ように共通モードで供給された2つの多重信号の
例えば音声成分のような成分は基準入力段の差動
増幅器において互いに完全に相殺し合う。このス
テレオデコーダの入力端子を経て供給された多重
信号中の抑圧されていないパイロツト信号のみが
差動増幅器の出力信号中に補償されないで現われ
る。従つて、この出力信号は多重信号の音声成分
から生ずる妨害成分を何ら含んでおらず、これが
ためこの出力信号は位相ロツク発振器において発
生させた搬送波に対する位相基準信号として使用
して好適である。
去回路の出力信号すなわちパイロツト信号が抑圧
された多重信号を2つの方法で利用する。一つの
方法は従来のステレオデコーダにおける場合と同
様にデマルチプレクサにおいてステレオ信号を多
重信号から復号化することである。他の方法はパ
イロツト信号が抑圧されているこの多重信号を、
パイロツト信号が抑圧されておらずステレオデコ
ーダの入力端子を経て差動増幅器に到達した多重
信号と同相(共通モード)で、位相検波器の基準
入力段の差動増幅器に供給する方法である。この
ように共通モードで供給された2つの多重信号の
例えば音声成分のような成分は基準入力段の差動
増幅器において互いに完全に相殺し合う。このス
テレオデコーダの入力端子を経て供給された多重
信号中の抑圧されていないパイロツト信号のみが
差動増幅器の出力信号中に補償されないで現われ
る。従つて、この出力信号は多重信号の音声成分
から生ずる妨害成分を何ら含んでおらず、これが
ためこの出力信号は位相ロツク発振器において発
生させた搬送波に対する位相基準信号として使用
して好適である。
既知ステレオデコーダのパイロツト信号消去回
路においては、複雑な回路を用いて発振器信号か
ら補償信号を得、この補償信号をこのパイロツト
信号に供給することによつて、パイロツト信号の
抑圧を行なつている。その抑圧を効果的に行なう
ためにはこの補償信号の形状および振幅を補償し
ようとするパイロツト信号の形状および振幅と同
じにしてその位相を180゜移相させて供給するこ
とが必要である。
路においては、複雑な回路を用いて発振器信号か
ら補償信号を得、この補償信号をこのパイロツト
信号に供給することによつて、パイロツト信号の
抑圧を行なつている。その抑圧を効果的に行なう
ためにはこの補償信号の形状および振幅を補償し
ようとするパイロツト信号の形状および振幅と同
じにしてその位相を180゜移相させて供給するこ
とが必要である。
本発明によるステレオデコーダの好適実施例に
おいては、パイロツト信号を簡単な方法で抑圧す
る。これがため本発明ステレオデコーダにおいて
は、19KHzの共振周波数を有し該共振周波数に
おいては信号抑圧が少なくとも20dBであり
15KHz以下の周波数および23KHz以上の周波数
に対しては顕著には作動しない帯域消去フイルタ
を具えることが出来る。
おいては、パイロツト信号を簡単な方法で抑圧す
る。これがため本発明ステレオデコーダにおいて
は、19KHzの共振周波数を有し該共振周波数に
おいては信号抑圧が少なくとも20dBであり
15KHz以下の周波数および23KHz以上の周波数
に対しては顕著には作動しない帯域消去フイルタ
を具えることが出来る。
以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図はFM−ステレオ多重受信機を示し、こ
の受信機は空中線1を有しており、これには所望
のFM信号を増幅してIF領域に変換するための入
力増幅器兼同調装置2と、所望のIF−FM信号を
選択的に増幅して制限するためのIF段3と、FM
−IF信号をステレオ多重信号へ変換するための
FM弁別器4と、このステレオ多重信号から左側
および右側音声信号LおよびRにデコーデイング
するためのステレオデコーダ5が順次に接続され
ている。これら音声信号LおよびRを音声出力端
子16および17に供給し、これら両信号をオー
デイオ増幅器34および35において夫々増幅さ
せて拡声器36および37を用いて夫々再生す
る。
の受信機は空中線1を有しており、これには所望
のFM信号を増幅してIF領域に変換するための入
力増幅器兼同調装置2と、所望のIF−FM信号を
選択的に増幅して制限するためのIF段3と、FM
−IF信号をステレオ多重信号へ変換するための
FM弁別器4と、このステレオ多重信号から左側
および右側音声信号LおよびRにデコーデイング
するためのステレオデコーダ5が順次に接続され
ている。これら音声信号LおよびRを音声出力端
子16および17に供給し、これら両信号をオー
デイオ増幅器34および35において夫々増幅さ
せて拡声器36および37を用いて夫々再生す
る。
入力増幅器兼同調増幅器2、IF段3およびFM
〓〓〓〓
弁別器4は通常の構成のものとし得る。これら装
置は本発明を理解する上に重要なものではないの
で、その詳細な説明を省略する。
〓〓〓〓
弁別器4は通常の構成のものとし得る。これら装
置は本発明を理解する上に重要なものではないの
で、その詳細な説明を省略する。
FM弁別器4はステレオデコーダ5の入力端子
6にステレオ多重信号を供給する。このステレオ
デコーダ5は帯域消去フイルタ7を含んでおり、
このフイルタはパイロツト信号消去回路として機
能するものであつて入力端子6に接続されてステ
レオ多重信号のパイロツト信号を阻止するもので
ある。この帯域消去フイルタ7の出力端子をステ
レオ多重信号を増幅するマルチプレクス増幅器1
3を経てデマルチプレクサ14の信号入力端子2
0に接続する。このデマルチプレクサ14は同期
検波器22とマトリツクス回路15とを含んでお
り、このデマルチプレクサにおいては、既通のよ
うに、搬送波入力端子21に供給された搬送波
(38KHz)によつてステレオ信号の差信号(L−
R)を復調する。その後この差信号をステレオ信
号の和信号(L+R)と結合させて音声出力端子
16および17に左側および右側音声信号Lおよ
びRを夫々分離して得る。19KHzのパイロツト
信号はこれら音声信号からは除かれている。
6にステレオ多重信号を供給する。このステレオ
デコーダ5は帯域消去フイルタ7を含んでおり、
このフイルタはパイロツト信号消去回路として機
能するものであつて入力端子6に接続されてステ
レオ多重信号のパイロツト信号を阻止するもので
ある。この帯域消去フイルタ7の出力端子をステ
レオ多重信号を増幅するマルチプレクス増幅器1
3を経てデマルチプレクサ14の信号入力端子2
0に接続する。このデマルチプレクサ14は同期
検波器22とマトリツクス回路15とを含んでお
り、このデマルチプレクサにおいては、既通のよ
うに、搬送波入力端子21に供給された搬送波
(38KHz)によつてステレオ信号の差信号(L−
R)を復調する。その後この差信号をステレオ信
号の和信号(L+R)と結合させて音声出力端子
16および17に左側および右側音声信号Lおよ
びRを夫々分離して得る。19KHzのパイロツト
信号はこれら音声信号からは除かれている。
ステレオデコーダ5は上述した搬送波
(38KHz)を発生するための位相ロツク発振器1
0を具えている。この発振器の発振周波数は
76KHzであつてこの周波数をこの出力端子に接
続させた2分の1分周器で半分にする。この2分
の1分周器の出力信号(38KHz)をデマルチプ
レクサ14の搬送波入力端子21に搬送波として
供給する。
(38KHz)を発生するための位相ロツク発振器1
0を具えている。この発振器の発振周波数は
76KHzであつてこの周波数をこの出力端子に接
続させた2分の1分周器で半分にする。この2分
の1分周器の出力信号(38KHz)をデマルチプ
レクサ14の搬送波入力端子21に搬送波として
供給する。
発振器10の位相ロツクを発振器信号を帰還さ
せることによつて行なう。この帰還は2分の1分
周器11、その出力周波数を再び2分の1に分周
する2分の1分周器12、19KHzの発振器信号
とステレオ多重信号の19KHzのパイロツト信号
との間の位相差を決める乗算可能な二重平衡位相
検波器8およびこの位相検波器8の出力信号から
発振器10の周波数を制御するための制御信号を
得る低減フイルタ9をこの順序で経て行なう。
せることによつて行なう。この帰還は2分の1分
周器11、その出力周波数を再び2分の1に分周
する2分の1分周器12、19KHzの発振器信号
とステレオ多重信号の19KHzのパイロツト信号
との間の位相差を決める乗算可能な二重平衡位相
検波器8およびこの位相検波器8の出力信号から
発振器10の周波数を制御するための制御信号を
得る低減フイルタ9をこの順序で経て行なう。
この二重平衡位相検波器8は構成成分26ない
し33を具える乗算回路を含みこの乗算回路は基
準入力段として機能する差動増幅器を含んでい
る。この差動増幅器は構成成分26ないし28を
具えている。差動増幅器の第1入力端子23を第
1基準入力端子としてステレオデコーダ5の入力
端子6に結合すると共に第2入力端子24を第2
基準入力端子として帯域消去フイルタ7の出力端
子に結合する。差動増幅器の第1入力端子23に
は完全なステレオ多重信号を供給し、これと同相
(共通モード)で19KHzのパイロツト信号が阻止
されているステレオ多重信号を第2入力端子24
に供給する。この差動増幅器において、このステ
レオ多重信号の同相(共通モード)で供給された
成分は互いに相殺し合い、その結果19KHzのパ
イロツト信号のみが差動増幅器の出力端子すなわ
ち差動増幅器として機能するトランジスタ26お
よび27のコレクタに補償されないで現われる。
この位相検波器8の構成成分29ないし33から
成る乗算段において、この19KHzのパイロツト
信号に2分の1分周器12の出力端子から端子2
5および25′を経て供給される19KHzの発振器
信号を既知の方法で乗算させる。従つて、この位
相検波器8の出力信号は低域フイルタ9に供給さ
れるが、この出力信号はステレオ多重信号の音声
信号から生ずる積成分を含んでいない。従つて、
発振器10の位相ロツクはこれら音声成分に基づ
いて生ずる妨害から保護される。
し33を具える乗算回路を含みこの乗算回路は基
準入力段として機能する差動増幅器を含んでい
る。この差動増幅器は構成成分26ないし28を
具えている。差動増幅器の第1入力端子23を第
1基準入力端子としてステレオデコーダ5の入力
端子6に結合すると共に第2入力端子24を第2
基準入力端子として帯域消去フイルタ7の出力端
子に結合する。差動増幅器の第1入力端子23に
は完全なステレオ多重信号を供給し、これと同相
(共通モード)で19KHzのパイロツト信号が阻止
されているステレオ多重信号を第2入力端子24
に供給する。この差動増幅器において、このステ
レオ多重信号の同相(共通モード)で供給された
成分は互いに相殺し合い、その結果19KHzのパ
イロツト信号のみが差動増幅器の出力端子すなわ
ち差動増幅器として機能するトランジスタ26お
よび27のコレクタに補償されないで現われる。
この位相検波器8の構成成分29ないし33から
成る乗算段において、この19KHzのパイロツト
信号に2分の1分周器12の出力端子から端子2
5および25′を経て供給される19KHzの発振器
信号を既知の方法で乗算させる。従つて、この位
相検波器8の出力信号は低域フイルタ9に供給さ
れるが、この出力信号はステレオ多重信号の音声
信号から生ずる積成分を含んでいない。従つて、
発振器10の位相ロツクはこれら音声成分に基づ
いて生ずる妨害から保護される。
第2図はステレオデコーダ5の実際の手段を示
し、同図において第1図の回路の機能と対応する
機能を有する回路構成成分には同一符号を附して
示してある。
し、同図において第1図の回路の機能と対応する
機能を有する回路構成成分には同一符号を附して
示してある。
ステレオデコーダ5は入力端子6に結合され多
重信号を増幅するためのエミツタホロワ50を具
えている。このエミツタホロワ50の出力端子を
結合コンデンサ56を経て集積回路51に組込ま
れている位相検波器8の第1入力端子23に接続
すると共に帯域消去フイルタ7にも接続する。こ
の帯域消去フイルタ7の出力端子を結合コンデン
サ57を経て集積回路51に組込まれている位相
検波器8の第2入力端子24に接続する。
重信号を増幅するためのエミツタホロワ50を具
えている。このエミツタホロワ50の出力端子を
結合コンデンサ56を経て集積回路51に組込ま
れている位相検波器8の第1入力端子23に接続
すると共に帯域消去フイルタ7にも接続する。こ
の帯域消去フイルタ7の出力端子を結合コンデン
サ57を経て集積回路51に組込まれている位相
検波器8の第2入力端子24に接続する。
この実際の手段において、この集積回路51を
型番TDA1005としこれは位相検波器8の他に回
路構成成分9ないし14さらには音声出力端子1
6および17をも含んでいる。この集積回路51
において、第1入力端子23を端子番号12で示
し、第2入力端子24を端子番号11で示す。
型番TDA1005としこれは位相検波器8の他に回
路構成成分9ないし14さらには音声出力端子1
6および17をも含んでいる。この集積回路51
において、第1入力端子23を端子番号12で示
し、第2入力端子24を端子番号11で示す。
この帯域消去フイルタ7は15KHzと23KHzと
の間の周波数領域の信号を積極的に抑圧するが、
〓〓〓〓
この場合19KHzの共振周波数での信号の抑圧が
最大となつてその抑圧は20dB以上となつた。
15KHn以下の周波数および23KHz以上の周波数
の場合には、この信号の抑圧は著しくなくて1dB
以下であつた。その目的のために、この帯域消去
フイルタ7をブリツジ状のT−フイルタとして構
成する。このT−フイルタは、並列分岐中の2個
の等しいコンデンサ52および53から成る直列
接続回路と、直列分岐中の接地された可変抵抗5
4と、橋絡分岐中のインダクタンス55とを有し
ている。これら各コンデンサ52および53は
56nFの容量を夫々有している。インダクタンス
を26mHとし、可変抵抗を1KΩと1.46KΩとの間
で調整可能とした。
の間の周波数領域の信号を積極的に抑圧するが、
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この場合19KHzの共振周波数での信号の抑圧が
最大となつてその抑圧は20dB以上となつた。
15KHn以下の周波数および23KHz以上の周波数
の場合には、この信号の抑圧は著しくなくて1dB
以下であつた。その目的のために、この帯域消去
フイルタ7をブリツジ状のT−フイルタとして構
成する。このT−フイルタは、並列分岐中の2個
の等しいコンデンサ52および53から成る直列
接続回路と、直列分岐中の接地された可変抵抗5
4と、橋絡分岐中のインダクタンス55とを有し
ている。これら各コンデンサ52および53は
56nFの容量を夫々有している。インダクタンス
を26mHとし、可変抵抗を1KΩと1.46KΩとの間
で調整可能とした。
本発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の範囲を逸脱することなく多く
の変更または変形を行ない得ること明らかであ
る。
ではなく、本発明の範囲を逸脱することなく多く
の変更または変形を行ない得ること明らかであ
る。
第1図は本発明によるステレオデコーダを有す
るFM多重受信機を示すブロツク線図、第2図は
本発明によるステレオデコーダの具体例を示す一
部をブロツク線図とする回路図である。 1…空中線、2…入力増幅器兼同調段、3…
IF段、4…弁別器、5…ステレオデコーダ、6
…入力端子、7…帯域消去フイルタ、8…位相検
波器、9…低域フイルタ、10…発振器、11,
12…分周器、13…マルチプレクス増幅器、1
4…デマルチプレクサ、15…マトリツクス回
路、16,17…音声出力端子、20…信号入力
端子、21…搬送波入力端子、22…同期検波
器、23…第1入力端子、24…第2入力端子、
25,25′…端子、26,27,29,30〜
32…トランジスタ、50…エミツタホロワ、5
1…集積回路、52,53,56,57…コンデ
ンサ、54…抵抗、55…インダクタンス。 〓〓〓〓
るFM多重受信機を示すブロツク線図、第2図は
本発明によるステレオデコーダの具体例を示す一
部をブロツク線図とする回路図である。 1…空中線、2…入力増幅器兼同調段、3…
IF段、4…弁別器、5…ステレオデコーダ、6
…入力端子、7…帯域消去フイルタ、8…位相検
波器、9…低域フイルタ、10…発振器、11,
12…分周器、13…マルチプレクス増幅器、1
4…デマルチプレクサ、15…マトリツクス回
路、16,17…音声出力端子、20…信号入力
端子、21…搬送波入力端子、22…同期検波
器、23…第1入力端子、24…第2入力端子、
25,25′…端子、26,27,29,30〜
32…トランジスタ、50…エミツタホロワ、5
1…集積回路、52,53,56,57…コンデ
ンサ、54…抵抗、55…インダクタンス。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多重ステレオ信号のステレオデコーダで、信
号入力端子と搬送波入力端子とを有するデマルチ
プレクサを有し、多重ステレオ信号のパイロツト
信号を低減するためパイロツト信号消去回路を経
て該ステレオデコーダの入力端子を前記デマルチ
プレクサの信号入力端子に結合し、さらに位相ロ
ツクループを有し、その中の位相ロツク発振器を
前記デマルチプレクサの搬送波入力端子に接続
し、かつ位相ロツクループ中の位相検出器には基
準入力段を設けてなるステレオデコーダにおい
て、 該基準入力段は差動増幅器を有し、その第1基
準入力端子を前記ステレオデコーダの入力端子に
接続し、また第2基準入力端子を前記パイロツト
信号消去回路の出力端子に接続し、かつ該パイロ
ツト信号消去回路は帯域消去フイルタを具え、該
帯域消去フイルタの共振周波数をパイロツト信号
周波数に対応せしめたことを特徴とするステレオ
デコーダ。 2 帯域消去フイルタは19KHzの共振周波数を
有し、この共振周波数における信号抑圧は少くと
も20dBであり、しかも15KHz以下の周波数およ
び23KHz以上の周波数に対しては著るしくは作
動しないようにした特許請求の範囲第1項記載の
ステレオデコーダ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NLAANVRAGE7805292,A NL174312C (nl) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | Stereodecoder met 19khz-piloot onderdrukking en verbeterende oscillatie-fase-vergrendeling. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150001A JPS54150001A (en) | 1979-11-24 |
JPS6227580B2 true JPS6227580B2 (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=19830845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5902379A Granted JPS54150001A (en) | 1978-05-17 | 1979-05-14 | Stereoodecoder |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4249038A (ja) |
JP (1) | JPS54150001A (ja) |
AU (1) | AU525875B2 (ja) |
DE (1) | DE2919296C2 (ja) |
ES (1) | ES480533A1 (ja) |
FR (1) | FR2426368A1 (ja) |
GB (1) | GB2021361B (ja) |
HK (1) | HK54183A (ja) |
IT (1) | IT1113992B (ja) |
NL (1) | NL174312C (ja) |
SE (1) | SE432040B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160976U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3446078A1 (de) * | 1984-12-18 | 1986-06-19 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Fm-stereoempfaenger |
US4972482A (en) * | 1987-09-18 | 1990-11-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Fm stereo demodulator |
KR960014217B1 (ko) * | 1993-01-21 | 1996-10-14 | 삼성전자 주식회사 | 스테레오와 듀얼 음성 인식 회로 |
FR3088787B1 (fr) * | 2018-11-21 | 2020-11-13 | Continental Automotive France | Procédé de démodulation d’un signal stéréophonique |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE2006397A1 (de) * | 1969-02-18 | 1970-10-15 | PGH Tonfunk, Ermsleben | Patentwesen Ost-Berlin WPl37937 Schaltungsanordnung zur Abtrennung eines schmalen Frequenzbandes aus einem breiteren Frequenzband, insbesondere zur Abtrennung der Pilotfrequenz aus dem Multiplexsignal in Stereo-Decodern |
CA997000A (en) * | 1969-12-29 | 1976-09-14 | Allen L. Limberg | Multiplex decoding system |
JPS52119852A (en) * | 1976-04-01 | 1977-10-07 | Sony Corp | Pll |
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JPS52127103A (en) * | 1976-04-19 | 1977-10-25 | Pioneer Electronic Corp | Circuit for generating pilot cancel signal in mpx demodulator |
JPS5335302A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-01 | Hitachi Ltd | Cancel circuit for mpx decoder pilot signal |
JPS5377102A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-08 | Nippon Gakki Seizo Kk | Fm stereo demodulating circuit |
-
1978
- 1978-05-17 NL NLAANVRAGE7805292,A patent/NL174312C/xx not_active IP Right Cessation
-
1979
- 1979-05-07 US US06/036,470 patent/US4249038A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-05-11 AU AU47008/79A patent/AU525875B2/en not_active Ceased
- 1979-05-12 DE DE2919296A patent/DE2919296C2/de not_active Expired
- 1979-05-14 SE SE7904181A patent/SE432040B/sv not_active IP Right Cessation
- 1979-05-14 JP JP5902379A patent/JPS54150001A/ja active Granted
- 1979-05-14 GB GB7916638A patent/GB2021361B/en not_active Expired
- 1979-05-14 IT IT22674/79A patent/IT1113992B/it active
- 1979-05-14 ES ES480533A patent/ES480533A1/es not_active Expired
- 1979-05-16 FR FR7912483A patent/FR2426368A1/fr active Granted
-
1983
- 1983-11-10 HK HK541/83A patent/HK54183A/xx unknown
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160976U (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL174312B (nl) | 1983-12-16 |
NL174312C (nl) | 1984-05-16 |
IT7922674A0 (it) | 1979-05-14 |
AU4700879A (en) | 1979-11-22 |
DE2919296C2 (de) | 1983-06-01 |
IT1113992B (it) | 1986-01-27 |
SE7904181L (sv) | 1979-11-18 |
JPS54150001A (en) | 1979-11-24 |
NL7805292A (nl) | 1979-11-20 |
ES480533A1 (es) | 1979-12-16 |
GB2021361B (en) | 1982-04-07 |
SE432040B (sv) | 1984-03-12 |
FR2426368A1 (fr) | 1979-12-14 |
GB2021361A (en) | 1979-11-28 |
HK54183A (en) | 1983-11-18 |
DE2919296A1 (de) | 1979-11-22 |
FR2426368B1 (ja) | 1985-02-15 |
US4249038A (en) | 1981-02-03 |
AU525875B2 (en) | 1982-12-02 |
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