JPS63256657A - カチオンアゾ染料 - Google Patents

カチオンアゾ染料

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JPS63256657A
JPS63256657A JP63070909A JP7090988A JPS63256657A JP S63256657 A JPS63256657 A JP S63256657A JP 63070909 A JP63070909 A JP 63070909A JP 7090988 A JP7090988 A JP 7090988A JP S63256657 A JPS63256657 A JP S63256657A
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JP63070909A
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ジヤン−マリー アダム
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/28Colorants ; Pigments or opacifying agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B44/00Azo dyes containing onium groups
    • C09B44/10Azo dyes containing onium groups containing cyclammonium groups attached to an azo group by a carbon atom of the ring system
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/02General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using azo dyes
    • D06P1/04General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using azo dyes not containing metal
    • D06P1/08General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using azo dyes not containing metal cationic azo dyes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカチオンアゾ染料、その製造方法ならびに繊維
材料、皮革および特に紙の染色または捺染のためのその
使用に関する。
本発明の対象は、下記式またはその互変異性体のアゾ染
料である。
[式中、 ZはN、SまたはCH。
XはO,S、NR2またはN。
VはNまたはCH。
WはNまたはC1 Kはアシルアセトアリールアミド系、フェノール系、ピ
リドン系、キノリン系、ピラゾール系、インドール系、
ジフェニルアミン系、アミノピリジン系、ピリミジン系
、とりミトン系、ナフトール系、ナフチルアミン系、ア
ミノチアゾール系、チオフェン系またはヒドロキシピリ
ジン系のカップリング成分、 Rは置換または非置換のアルキルまたはアルケニル、 R1は水素、Cs −Cr、−アルキル、C+ −C4
−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、−CN、−NHR2
、−NH−アシル、フェノキシ、 −COOR2−CO
NHR2、または置換または非置換のフェニル(ここで
R2は水素、置換または非置換のCi −Ce−アルキ
ル、または置換または非置換のフェニルを意味する)、
Dは場合によってはさらに置換されることのできるl、
4−フェニレン基、 ^neは陰イオンを意味する、そして 環Aは置換または非置換のいま1つの縮合ベンゼン環を
有することができる]。
特に好ましいカップリング成分はピリミジン、アセト酢
酸アリールアミド、ピラゾールおよびピリドンである。
ピリミジンは特に下記式の化合物が好ましい。
式中、 YlとY2とは互いに独立的に一〇、−NHまたは”N
−Cr −Ca−アルキル、 Yコは=0.冒S、 −NR”または寓N−CN、R2
とR3とは互しくに独立的に水素、置換または非置換の
C,−cet−アルキル、または置換または非置換のフ
ェニルを意味する。
R2および/またはR3が置換または非置換のC+−C
s−アルキルを意味する場合にはそれは一般にたとえば
一〇H,CI −C4−アルコキシまたはCl−C4−
ヒドロキシアルキルによってモノ置換または多置換され
ることのできるメチル、エチル、n−プロピルまたは1
so−プロピル、n−ブチル、5ec−ブチルま%F+
÷ap+−イ411.  ′r#a−1中−8 l+ 
A姑發べ1ノチルまたはヘキシル、またはシクロヘキシ
ル基を意味するものと理解されるべきである。
適当な置換されたC□−06−アルキル基の例は、メト
キシメチル、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキ
シプロピル、n−プロポキシメチル、1so−プロポキ
シメチル、ブトキシメチル、ブトキシエチル、ブトキシ
プロピル、エトキシペンチル、メトキシブチル、エトキ
シペンチル、2−ヒドロキシエトキシベンチルである。
R2および/またはR3が置換または非置換のフェニル
である場合は、それは非置換フェニルあるいはモノ置換
されたまたは同種または異種の置換基で多置換されたフ
ェニルでありうる。この場合の置換基の例を示せば:C
1−〇 4−アルキル、具体的には、メチル、エチル、
n−プロピルまたは1so−プロピルまたはn−ブチル
、5ec−ブチルまたはtert−ブチル; Ct −
Ca−アルコキシ、具体的には、メトキシ、エトキシ、
n−プロボキシまたは1so−プロポキシまたはn −
ブトキシ、5ec−ブトキシまたはtert−ブトキシ
;ハロゲンたとえばフッ素、塩素または臭素;またはニ
トロを意味するものと理解されるべきである。
R2および/またはR3かフェニルである場合には、好
ましくは非置換またはl乃至3のCl−C4−アルキル
、塩素またはメトキシ基で置換されたフェニルを意味し
、非置換フェニルを意味するのが特に好ましい。
R2および/またはR3は好ましくは水素またはCl−
C4−アルキルであり、特に水素が好ましい。
Ylおよび/またはY2は好ましくは官能基−0または
−NHな意味し、この場合yiとY2とか同種であるの
か特に好ましい。YlとY2との両者が共に−0である
のが特に好ましい。
Y3か−NR”を意味する場合には、R2は前記の意味
を有し、そして前記に好ましいものとした意味がこの場
合にも同じく好ましい。
Y3は好ましくは基−〇、−NHまたは−N−CNであ
り、−0であるのか特に好ましい。
本発明のアゾ染料の特に好ましい実施例においてはYl
、Y2、Y3はそれぞれ=0を意味する。
カップリング成分Kがアセト酢酸アリールアミドである
場合には、特に下記式の化合物か考慮される。
CI(+−Go−Ctlz−(:0−NH−Ar  (
3)式中、Arはフェニル基、ナフチル基またはベンゾ
チアゾリル−2−基を意味し、これらの基は場合によっ
てはCt −C4−アルキル、C,−C,−アルコキシ
、塩素、臭素、ニトロまたはアセチルアミノによって置
換されることができる。Arがメチル、メトキシまたは
アセチルアミノによつてモノ置換またはジ置換されたフ
ェニルである0式(3)のカップリング成分が特に好ま
しい。
カップリング成分Kがピラゾールを意味する場合は、下
記式の化合物が好ましい。
式中、QはOHまたはNHt 。
Q、はOまたはNHl R6はH,Cl−C4−アルキル、アルケニル、シクロ
アルキル、アリールとくにフェニル、ベンジルまたはフ
ェニルエチル、 R5はRr″と同じであるかまたはGOOR’またはC
0NHR6を意味する。
カップリング成分Kがピリドンである場合には、それは
好ましくは下記式の化合物である。
式中、 R7は水素またはCl−C4−アルキル、ttlはC8
%(:ONH,!またはSO,NHl。
R9は水素またはC□−C1,−アルキルを意味する。
またカップリング成分にはジアルキルアニリンでもあり
うる。KがN、N−ジアルキルアニリンな意味する場合
、アルキルは、たとえばメチル、エチルまたはシアノエ
チルを意味する。したがって、式(1)の染料中の環A
とBとがとリジンオキサシル系を形成しそして11が水
素である場合には、ジアルキルアニリンは1つのアシル
アミノ基たとえばCl−04−アルカノイルアミノ基ま
たはベンゾイルアミノ基好ましくはアセチルアミノ基を
有していなければならない。
式(1)の染料において、R1は水素、C□−C,−ア
ルキル、C,−C,−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、
CN、−NOR”、−NH−アシル、フェノキシ、−C
ONHR”、または置換されていないかまたは置換され
たフェニルを意味する。この場合1乃至3個の置換基が
存在し、それらは同種または異種でありうる。
R1か−N II R2または−(:0NHR”である
場合には、R2に対しては前記した意味および好ましい
意味が該当する。
RLが−NH−アシルな意味する場合、そのアシル基は
一般にたとえばC2Cs−アルカノイル基またはベンゾ
イル基でありうる。この場合の適当なC,−C,−アル
カノイル基の例としては、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、インブチリル、バレリル、インバレリルまたは
ピバロイルなどの基が考慮される。
ベンゾイルは、フェニルの場合に前記に例示したような
置換基によってさらに置換されることができる。
IIが意味する一NH−アシルは、好ましくはNH−C
t −C4−アルカノイルまたは−N+(−ベンゾイル
である。これは置換されていないかまたはl乃至3個の
C、x −C4−アルキル。
塩素またはメトキシ基で置換されている。
R1がフェノキシである場合には、これは置換されてい
ないかあるいはフェニルについて前記した置換基によっ
てさらに置換されることかできる。たたし、この場合の
7エノキシはさらに置換されていないのが好ましい。
R’は水素、Cl−04−アルコキシ、アシルアミノま
たはC,−co−アルキルを意味するのが好ましい。
特に好ましくは、RLは水素、C,−C,−アルコキシ
またはC,−C,−アルキルを意味する。
本発明のアゾ染料の特に好ましい1つの実施態様ではR
Lはメチルまたは特に水素を意味する。
Xが−NR”−を意味する場合に、R2に対しては前記
した意味ならびに好ましい意味がこの場合にも該昌する
Xは好ましくはN、そして特に好ましくは0を意味する
Zは好ましくはNを意味する。
Wは好ましくはCを意味するか、あるいはまたZとXと
がNを意味する場合は、Nを意味する。
■は好ましくはCHを意味する。
環Aは、融合ベンゼン環を有することもできる。この環
は、好ましくはピリミジン環の2位および3位の炭素原
子とを介して縮合されている。VかCを意味する場合に
は、3位および4位の炭素原子を介して縮合されている
こともできる。この縮合ベンゼン環も置換基たとえば前
記置換基R1を有することができる。
ただし、環AとBとが1つのとリジンオキサゾール系を
形成している式(1)の化合物が特に好ましい。
1.4−フェニレン基りは、場合によっては通常の置換
基たとえばC1−C,−アルキル、Ct−C4−アルコ
キシ、フッ素、塩素、臭素のごときハロゲン、ニトロま
たは−CNによってモノ置換または多置換されることが
できる。ただし、Dは非置換、または塩素またはメチル
によって置換されたl、4−フェニレン基であるのが好
ましい、特に好ましくはDは置換されていないl、4−
フェニレン基を意味する。
Rが置換されていないかまたは置換されたアルキル基を
意味する場合、そのアルキルはR2について前記に例示
したようなアルキル基が特に好ましい、Rがアルケニル
基を意味する場合は、その例としては少なくとも1つの
二重結合を含有する対応する基が考慮される。
好ましくは、Rは置換されていないかまたはOH、C1
−C4−アルコキシ、フェニルまたはCl−C4−ヒド
ロキシアルコキシによって置換されたC□−04−アル
キルを意味する。
陰イオン八〇〇としては、カチオン染料に関して通常の
有4I!Sよび無a陰イオン、好ましくは無色であるも
のが考慮される。一般的にこの陰イオンは製造工程によ
り(たとえば四級化により)あるいは場合により実施さ
れる粗生成物の精製工程により導入される。また陰イオ
ンは常用方法によりて意図的に他の陰イオンによって置
換されることもできる。
想定される陰イオンAneを次に例示する:ハロゲンイ
オン、四フッ化ホウ素イオン、ロダンイオン、硫酸イオ
ン、硫酸アルキルイオン、アミノ硫酸イオン、塩素酸イ
オン、過塩素酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、
リン酸イオン、リンモリブデン酸イオン、リンタンクス
テン酸イオン、リンタングステンモリブデン酸イオン、
ベンゼンスルホナートイオン、クロロベンゼンスルホナ
ートイオン、ナフタレンスルホナートイオン、トルエン
スルホナートイオン、シュウ酸イオン、マレイン酸イオ
ン、ギ酸イオン、酢酸イオン、プロピオン酸イオン、ラ
クトン酸イオン、コハク酸イオン、クロロアセテートイ
オン、酒石酸イオン、メタンスルホナートイオン、安息
香イオン、さらには錯塩陰イオン、特に、塩化亜鉛複塩
の陰イオンたとえばテトラクロロ亜鉛イオン。
好ましくは、Aneはハロゲンイオン、硫酸メチルイオ
ン、硫酸エチルイオン、リン酸イオン、硫酸イオン、炭
酸イオン、ベンゼンスルホナートイオン、トルエンスル
ホナートイオン、4−クロロベンゼンスルホナートイオ
ン、酢酸イオン、ギ酸イオン、テトラクロロ亜鉛イオン
などを意味する。特に本発明の化合物はハロゲン(とく
に塩物)、メト硫酸塩、エト硫酸塩、硫酸塩、ベンゼン
スルホン酸塩またはトルエンスルホン酸として、あるい
は塩化亜鉛複塩(たとえばテトラクロロ亜鉛塩)として
存在するのが好ましい。
式(1)の化合物の中で特に好ましいものは、Kが式(
2)、(3)、(4)または(5)のカップリング成分
を意味し、それら式中のR1が水素、 Cs −C4−
アルコキシ、C,−Ca−アルキルまたはアシルアミノ
を意味し、Rが置換されていないかまたはOH、C1−
04−アルコキシまたはC□−04−ヒドロキシアルコ
キシによって置換されたC、−c4−アルキル、 VがCHを意味し、そしてその他の符号が式(1)にお
いて記載した意味を有する化合物である。
実用上特に重要なものは下記式の化合物である。
式中。
Rは置換されていないかまたはOH,C□−04−アル
コキシまたはCr −C4−ヒドロキシアルコキシによ
って置換されたC、−C4−アルキル、 Kは式 (式中、 R2と13とは水素またはC,−C,−アルキル、Yl
とY2とは一〇または −NH。
Yコは一〇、−NHまたは−N−ONを意味する)のカ
ップリング成分、または式 %式%(3) (式中、Arはメチル、メトキシまたはナシルアミノに
よってモノ置換またはジ置換されたフェニル基を意味す
る)のカップリング成分を意味し、 Aneは陰イオンを意味する。
式(1)の新規なカチオンアゾ染料は、それ自体公知の
方法によって製造することができる。すなわち、たとえ
ば式 の化合物をジアゾ化し、それをカップリング成分HKに
カップリングし、そしてこのカップリング生成物を、式 R−An     (8) の化合物で四級化するすることによって製造することか
できる。なお、前記各式においてR”、V、Z、X、W
、A、D、Rは式(1)において定義した意味を有し、
モしてAnは四級化の際に陰イオンAneに変換可能な
基を意味する。
式(7)の化合物は、公知化合物であるかまたはそれ自
体公知の方法で製造することができる。2−(p−アミ
ノフェニル)オキサゾロ(4,5−b)ピリジンは、た
とえば、“染料と顔料” (Dyes and Pig
ments) 6.1−12(1985)に記載されて
いる方法によって得えることができる。
同じくカップリング成分HKおよび式(8)の化合物も
公知である。
式(7)の化合物のジアゾ化はそれ自体公知の方法で酸
性たとえば塩酸酸性または硫酸酸性の水性媒質中で亜硝
酸ナトリウムを使用して実施することかできる。しかし
またこのジアゾ化は、たとえばニトロシル硫酸のごとき
他のジアゾ化剤を使用しても実施することかできる。こ
の場合、付加的に反応媒質中に酸を存在させることかで
きる。酸は、たとえばリン酸、硫酸、酢酸、塩酸または
これらの酸の混合物、たとえばリン酸と酢酸との混合物
である。ジアゾ化は−lO℃から30℃までの温度、た
とえば−10℃から室温までの範囲の温度で実施するの
が適当である。
式(7)の化合物のジアゾ化物の、カップリング成分H
Kへのカップリングも公知方法によって実施することが
できる。たとえば酸性水性または水性−有機媒質中、有
利には−lO℃から30℃までの温度、特に10℃以下
の温度で実施される。酸としては、たとえば塩酸、酢酸
、硫酸またはリン酸を使用する。ジアゾ化およびカップ
リングは型容器法で、すなわち同じ反応媒質中で実施す
ることができる。
四級化は反応に関与しない不活性な有機溶剤中で実施す
るのか適当である0例えばつぎのような有機溶剤中で実
施する: 炭化水素、塩素化炭化水素、ニトロ化炭化水素、たとえ
ばベンゼン、トルエン、キシレン、テトラクロロエタン
、クロロホルム、四塩化炭素、モノクロロベンゼン、ジ
クロロベンゼン、ニトロベンゼンなど;酸アミドまたは
酸無水物たとえばジメチルホルムアミド、N−メチルア
セトアミドまたは無水酢酸などニジメチルスルホキシド
:ケトンたとえばアセトンまたはメチルエチルケトンな
ど。
有機溶剤の代りに過剰のアルキル化剤使用することもで
きる。しかしまた、水性媒質中で、たとえば水性懸濁物
として、あるいは氷酢酸中で操作を実施することもでき
る。この四級化は高められた温度で、たとえば30乃至
200℃、特に好ましくは80乃至150℃の温度で実
施するのが有利であり、場合によっては酸結合剤を添加
して、かつまた場合によっては加圧下で実施することが
できる。
酸結合剤としては酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム
、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウムまたは重炭酸ナトリ
ウムなどが考慮される。その時々の最適条件は、予備実
験によって容易に知ることができる。
四級化のためには、基Rを導入しかつその残基Anが陰
イオンAneに変換される公知四級化剤R−Anが使用
される。四級化剤R−Anのいくつかの例を挙げれば、
ハロゲン化アルキル、ハロゲンアセトアミド、β−ハロ
ゲンプロピオニトリル、ハロゲンヒドリン、酸化アルキ
レン、硫酸のアルキルエステルまたは有機スルホン酸の
アルキルエステルなとである。以下はそれらの具体例で
ある: 塩化−1臭化−またはヨウ化−メチル、塩化−1臭化−
またはヨウ化−エチル、臭化−またはヨウ化−プロピル
、 臭化ブチル、 塩化−または−臭化ベンジル、 クロロアセトアミド、 β−クロロプロピロニトリル、 エチレンクロロヒドリン、 硫酸ジメチル、 硫酸ジエチル、 硫酸ジブチル、 ベンゼンスルホン酸メチルエステル、 p−トルエンスルホン酸−メチルエステル、−エチルエ
ステル、−プロピルエステルまたは−ブチルエステル、 ベンゼンスルホン酸のn−プロとルーおよび1so−プ
ロとルーエステルおよびn−ブチル−1sec−ブチル
−およびtert−ブチル−エステル、 塩化−または臭化−アリル、 塩化−または臭化−メタリル。
トリメチルオキソニウム°ホウフッ化物、1.4−ジク
ロロプロペン−(2)。
l−クロロ−ブテン−(2)。
l、2−ジクロロ−プロペン−(2)。
■−クロロー2−ビニループロペン−(2)。
l−クロロ−ペンタジェン−(2,4)。
さらには アクリロニトリル、 アクリル酸、 アクリル酸アミド。
アクリル酸メチルエステル、 エチレンオキシド、 プロピレンオキシド。
基Anは好ましくはハロゲン(たとえば、CI、 Br
、 I ) 、アルキル−804塩、乳酸塩、ギ酸塩ま
たは酢酸塩を意味する。
式(1)の新規化合物は、四級化後、反応媒質から分離
し乾燥することもできるし、また溶液として直接使用す
ることもできる。所望の場合または必要な場合(たとえ
ば溶解度の理由から)、得られた式(1)の化合物中の
陰イオンAneをそれ自体公知の方法て他の陰イオンに
置換することができる。
式(1)のアゾ化合物は粉末製剤または顆粒製剤の形で
、あるいはまた濃厚溶液の形で使用に供することができ
る。粉末製剤は常用方法で防塵剤の存在下で硫酸ナトリ
ウム、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウムまたは酢酸ナ
トリウムのごとき標準化増量剤を用いて製造することが
できる。また、アゾ化合物を直接噴霧乾燥して噴霧乾燥
製剤として市場に供することもできる。濃厚染料液は、
水性液または有機/水性溶液でありうる。この場合常用
のできるだけ良好に分解回部な添加物を使用するのが好
ましい。たとえば、好ましくは酢酸、ギ酸、乳酸、クエ
ン酸などの有機酸、アミドたとえばホルムアミド、ジメ
チルホルムアミド、尿素、アルコールたとえばグリコー
ル、ジグリコール、ジグリコールエーテル、好ましくは
、メチルエーテルまたはエチルエーテルである。
式(1)のアゾ化合物は繊維材料、紙、皮革を染色なら
びに捺染するための染料として、あるいはまたインキ製
造のための染料として使用することかできる。繊維材料
としてはカチオン染色可能な天然ならびに合成の繊維材
料が考慮される。好ましくは、本発明による新規アゾ化
合物は紙、片面段ボール(llalbkarton)、
厚紙の内面または表面の染色および捺染のために使用さ
れる。さらにまた、好ましくはアクリルニトリルのホモ
ポリマーまたは共重合体からなる繊維材料、あるいは酸
性基によって変性された合成ポリアミドまたはポリエス
テルからなる繊維材料の染色ならびに捺染のために使用
される。これらの繊維材料は、好ましくは水性の中性ま
たは酸性媒質中で、場合によっては圧力を加えて、吸尽
法によりあるいはまた連続法により染色される。この場
合、繊維材料は各種の形状で存在しつる。たとえば、繊
維、フィラメント、織布、!g物、反物または完成品た
とえばシャツやセータでありうる。
本発明による染料を使用すると吸尽率が非常に高くそし
て全般的に染色堅牢性が優秀な、特に耐水堅牢性がすぐ
れた均染された染色物ならびに捺染物が得られる。
さらにまた、式(1)の新規アゾ化合物は、天然または
再生セルロース繊維材料、特に木綿およびビスコースの
染色ならびに捺染のためにも使用することができる。こ
の場合にも濃色の染色物か得られる。
式(1)の新規なアゾ化合物は上記のごときmm材料に
対して良好な染着性を有し、吸尽率が高く、そして得ら
れる染色物はきわめて優秀な堅牢性、特に湿潤堅牢性を
示す。
式(1)の新規なアゾ化合物の特に好ましい用途は、各
種の紙、特に漂白された未サイズまたはサイズ処理され
たリグニンを含まない紙の染色である。この場合、染色
は漂白バルブまたは未漂白バルブを原料として用いるこ
とができる。シラカバおよび/またはアカマツ亜硫酸塩
および/または硫酸塩バルブのごとき広葉樹バルブおよ
び/または針葉樹バルブが使用できる0本発明による化
合物は特に未サイズの紙(たとえば、ナプキン、テーブ
ルカバー、衛生紙)の染色に好適である。
本染料はこの種の基質に対する親和性が非常に高い。
式(1)の新規なアゾ化合物は、前記の各種の基質にき
わめて良好に吸着されるので、廃水は実際上無色である
黄色、緑黄色またはオレンジ色の染色物か得られる。
得られた染色物は総合的に良好な染色堅牢性を示す。た
とえば、高い明度(clarity)および色濃度にお
いて耐光堅牢性が優秀である。また湿潤堅牢性がすぐれ
ているので、染色された紙を濡れた状態下で湿った白紙
に接触させても色かにじみ出すようなことはない。さら
に、本発明によるアゾ染料はミョウバン堅牢性、酸堅牢
性お、よびアルカリ堅牢性が良好である。また湿潤堅牢
性は水のみならず、ミルク、果汁、甘味ミネラルウォー
ターなどに対しても示される。また、アルコール堅牢性
が高いので染色物はアルコール飲料に対しても安定であ
る。これらの特性は、たとえばナプキンおよびテーブル
カバーなどに特に所望される特性である。なぜならば、
このような用途の染色紙は湿潤状態下で(たとえば水、
アルコール、界面活性剤溶液に含浸された状態で)他の
表面たとえば繊維、紙などに接触することが予想され、
その場合に接触された他の表面が汚染から保護される必
要があるからである。
本発明による新規な染料の紙に対する高い親和性と高い
吸尽速度とは紙の連続染色のために非常に有利である。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い、実施例中の部は特に別途記載のない限り重量部であ
る。
略語RKNは品質表示記号であり、セルロースの純度を
表す、また、SR(ショツパーΦリーグラー(5cho
pper−Riegler )の略〕はろ水度を表す。
実」L鍔」2 a) p−アミノ安息香酸14部と2−アミノ−3−ヒ
ドロキシピリジン11部とを、ポリリン酸100部の中
に入れて200°Cで1時間攪拌する。この反応混合物
をつぎに150℃まで冷却し、そして氷上に注ぐ、沈殿
した式 の反応生成物を吸引濾過し、中性となるまで水で洗浄し
、そして乾燥する。
b) この中間生成物6.4部を、30%塩酸8部と4
規定亜硝酸ナトリウム8部とを含む水200+sl中で
常法によりジアゾ化する。
このジアゾ溶液を、アセ、ト酢酸−〇−アニシジドの6
.2部、30%水酸化ナトリウム溶液4部および水15
0部の混合物に0乃至5℃の温度て滴下する。このあと
反応混合物のpH価を、2規定水酸化ナトリウム溶液で
pH9に調整する。この際、下記式の染料が沈殿してく
る。
この生成物を吸引濾過し、中性となるまで水で洗いそし
て乾燥する。
C) 前記b)で得られた染料の4.3部を硫酸ジメチ
ル2部と共に110℃でジメチルホルムアミドの50部
中で3時間攪拌する。
式 紙を鮮明な緑黄色に染色しく入max=411nm) 
、非常に優秀な耐光堅牢性ならびに優れたビルト−アッ
プ性を示す。
支1五且ニュj 次表の第2欄に記載したジアゾ成分と第3欄に示したカ
ップリング成分とを使用して実施例1と同様に操作を実
施した。第4欄に記載した四級化剤で四級化した後に、
第5欄に記載した色に紙を染色するアゾ染料か得られた
の染料を濾過単離して乾燥する。この染料は実」L舛じ
L旦 化学漂白されたブナ亜硫酸塩パルプ50部と漂白RKN
 l 5バルブ(ろ水産22°SR)と実施例1で得ら
れた染料2部とを水中て攪拌混合した(pi(6,水硬
度lO°ドイツ硬度、温度20°C1浴比1 : 40
)。15分間。
攪拌後、この染色パルプをフランク(Frank)抄紙
機にかけて紙に抄いた。
得られた紙は非常に濃い緑黄色に染色されていた。廃水
は完全に無色であった。吸尽率は実質的に100%であ
った。耐光堅牢性および湿潤堅牢性は優秀であった。
災Jlユ」工 連続式実験用製紙機を使用して漂白ブナ亜硫酸塩バルブ
(22°SR)から紙ウェッブを製造した。バルブ液出
走10秒前にその濃厚バルブ液に実施例1により製造さ
れた染料の水溶液を強力渦流攪拌しながら連続的に供給
添加した(0.5%染色物、浴比l:度20℃)。
得られた紙ウェッブは濃い緑黄色に染色されていた。廃
水は実際上無色であった。
支1班ユニ 木綿布(漂白シルケット加工木綿)10部を実験用木綿
染色機を使用して実施例1の染料0.05部を含有して
いる染浴200部中で染色した(水硬度lO°ドイツ硬
度、pl+4、染浴は1分間3回転)。温度は60分間
て20℃からl OO’Cまで上げ、そのあと15分間
一定温度に保持した。
染浴は完全に吸尽された。鮮明な緑黄色に染色された木
綿布か得られた。この染色物は耐光堅牢性が良好であり
そして湿潤堅牢性が非常に良好でありだ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式またはその互変異性体のアゾ染料▲数式、化
    学式、表等があります▼(1) [式中、 ZはN、SまたはCH、 XはO、S、NR^2またはN、 VはNまたはCH、 WはNまたはC、 Kはアシルアセトアリールアミド系、フェノール系、ピ
    リドン系、キノリン系、ピラゾール系、インドール系、
    ジフェニルアミン系、アミノピリジン系、ピリミジン系
    、ピリミドン系、ナフトール系、ナフチルアミン系、ア
    ミノチアゾール系、チオフェン系またはヒドロキシピリ
    ジン系のカップリング成分、 Rは置換または非置換のアルキルまたはアルケニル、 R^1は水素、C_1−C_6−アルキル、C_1−C
    _4−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、−CN(−NH
    R^2、−NH−アシル、フェノキシ、−COOR^2
    、−CONHR^2、または置換または非置換のフェニ
    ル(ここでR^2は水素、置換または非置換のC_1−
    C_6−アルキル、または置換または非置換のフェニル
    を意味する)、 Dは場合によってはさらに置換されることのできる1,
    4−フェニレン基、 An^■は陰イオンを意味する、そして環Aは置換また
    は非置換のいま1つの縮合ベンゼン環を有することがで
    きる]。 2、Kがピリミジン系、アセト酢酸アリールアミド系、
    ピラゾール系またはピリドン系のカップリング成分を意
    味する請求項1記載のアゾ染料。 3、Kが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、 Y^1とY^2とは互いに独立的に=O、=NHまたは
    =N−C_1−C_6−アルキル、 Y^3は=O、=S、=NR^2または−N−CN、R
    ^2とR^3とは互いに独立的に水素、置換または非置
    換のC_1−C_6−アルキル、または置換または非置
    換のフェニル)の化合物を意味するか、または式 CH_3−CO−CH_2−CO−NH−Ar(3)(
    式中、Arは場合によってはC_1−C_4−アルキル
    、C_1−C_4−アルコキシ、塩素、臭素、ニトロま
    たはアセチルアミノによって置換されることのできるフ
    ェニル基、ナフチル基またはベンゾチアゾリル−2−基
    を意味する)の化合物を意味するか、または式 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) (式中、QはOHまたはNH_2、 Q_1はOまたはNH、 R^6はH、C_1−C_4−アルキル、アルケニル、
    シクロアルキル、アリールとくにフェニル、ベンジルま
    たはフェニルエチル、 R^5はR^6と同じであるかまたはCOOR^6また
    はCONH^6を意味する)の化合物を意味するか、ま
    たは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(5) (式中、 R^7は水素またはC_1−C_4−アルキル、R^8
    はCN、CONH_2またはSO_2NH_2、R^9
    は水素またはC_1−C_8−アルキルを意味する)の
    化合物を意味する請求項2記載のアゾ染料。 4、Kが式(2)の化合物を意味し、その式中のY^1
    とY^2とが=Oまたは=NH、R^2とR^3とが水
    素またはC_1−C_4−アルキル、 Y^3が=O、=NHまたは=N−CNを意味すること
    を特徴とする請求項3記載のアゾ染料。 5、Kが式(3)の化合物を意味し、その式中のArが
    メチル、メトキシまたはアセチルアミノによってモノ置
    換またはジ置換されたフェニル基であることを特徴とす
    る請求項3記載のアゾ染料。 6、R^1が水素、C_1−C_4−アルキルまたはC
    _1−C_4−アルコキシを意味する請求項1乃至5の
    いずれかに記載のアゾ染料。 7、XがOまたはNを意味する請求項1乃至6のいずれ
    かに記載のアゾ染料。 8、ZがNを意味する請求項1乃至7のいずれかに記載
    のアゾ染料。 9、WがCを意味するか、あるいはZとXとがNを意味
    する場合はNを意味する請求項1項乃至8のいずれかに
    記載のアゾ染料。 10、VがCHを意味する請求項1乃至9のいずれかに
    記載のアゾ染料。 11、環AとBとがピリジンオキサゾール系を形成して
    いる請求項1乃至10のいずれかに記載のアゾ染料。 12、1,4−フェニル基Dがさらに置換されていない
    請求項1乃至10のいずれかに記載のアゾ染料。 13、Rが非置換またはOH、C_1−C_4−アルコ
    キシ、フェニル、またはC_1−C_4−ヒドロキシア
    ルコキシによって置換されたC_1−C_4−アルキル
    を意味する請求項1乃至12のいずれかに記載のアゾ染
    料。 14、Kが式(2)、(3)、(4)または(5)のカ
    ップリング成分を意味し、式中のR_1が水素、C_1
    −C_4−アルコキシ、C_1−C_6−アルキルまた
    はアシルアミノを意味し、 Rが非置換またはOH、C_1−C_4−アルコキシ、
    またはC_1−C_4−ヒドロキシアルコキシによって
    置換されたC_1−C_4−アルキル、VがCHを意味
    し、そしてその他の符号が式(1)において記載した意
    味を有する請求項1乃至3のいずれかに記載のアゾ染料
    。 15、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(6) [式中、 Rは置換されていないかまたはOH、C_1−C_4−
    アルコキシまたはC_1−C_4−ヒドロキシアルコキ
    シによって置換されたC_1−C_4−アルキル、 Kは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、 R^2とR^3とは水素またはC_1−C_4−アルキ
    ル、 Y^1とY^2とは=Oまたは=NH、 Y^3は=O、=NHまたは=N−CHを意味する)の
    カップリング成分、または式 CH_3−CO−CH_2−CO−NH−Ar(3)(
    式中、Arはメチル、メトキシまたはアシルアミノによ
    ってモノ置換またはジ置換されたフェニル基を意味する
    )のカップリング成分を意味し、 An^■は陰イオンを意味する]の請求項1記載のアゾ
    染料。 16、請求項1記載の式(1)の化合物の製造方法にお
    いて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(7) の化合物をジアゾ化し、それをカップリング成分HKに
    カップリングし、そしてこのカップリング生成物を、式 R−An(8) の化合物で四級化する(なお、前記各式において、R^
    1、V、Z、X、W、A、DおよびRは式(1)におい
    て定義した意味を有し、そしてAnは四級化の際に陰イ
    オンAn^■に変換可能な基を意味する)ことを特徴と
    する方法。 17、請求項1記載の式(1)の化合物を繊維材料、紙
    、皮革の染色または捺染のための染料として、またイン
    キ製造のための染料として使用する方法。 18、各種の紙の染色または捺染のために下記式または
    その互変異性体のアゾ染料 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) [式中、 ZはN、SまたはCH、 XはO、S、NR^2またはN、 VはNまたはCH、 WはNまたはC、 Kはカップリング成分、 Rは置換または非置換のアルキルまたはアルケニル、 R^1は水素、C_1−C_6−アルキル、C_1−C
    _4−アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、 −CN、−HHR^2、−NH−アシル、フェノキシ、
    −COOH、−COOR^2、−CONHR^2、また
    は置換または非置換のフェニル(ここでR^2は水素、
    置換または非置換のC_1−C_6−アルキル、または
    置換または非置換のフェニルを意味する)、 Dは場合によってはさらに置換されることのできる1,
    4−フェニレン基、 An^■は陰イオンを意味する、 そして環Aはいま1つの縮合ベンゼン環を有することが
    できる]を使用する方法。 19、請求項18記載の方法によって染色された紙。
JP63070909A 1987-03-27 1988-03-26 カチオンアゾ染料 Pending JPS63256657A (ja)

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