JPS6325629Y2 - - Google Patents

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JPS6325629Y2
JPS6325629Y2 JP16914983U JP16914983U JPS6325629Y2 JP S6325629 Y2 JPS6325629 Y2 JP S6325629Y2 JP 16914983 U JP16914983 U JP 16914983U JP 16914983 U JP16914983 U JP 16914983U JP S6325629 Y2 JPS6325629 Y2 JP S6325629Y2
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JP
Japan
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gas pressure
case
rod
switch
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JP16914983U
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JPS6075938U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はガス開閉器のガス圧低下表示構造に
関するものである。
従来技術 従来、密閉構造の開閉器ケースに対しベローズ
を同ケース内のガス圧の変動に伴つて伸縮し得る
ように取着するとともに、開閉器ケースの外側に
取着した機構部ケース内にベローズの作動棒を露
出させ、機構部ケース内には同作動棒の変動に連
動して同ケースの突出用透孔から外部へ突出し得
るロツク棒を備え、開閉器ケース内のガス圧低下
を確認できるようにロツク棒の突出を目視可能と
するとともに、ガス開閉器の投入開放機構の一部
をなす連動レバーをロツク棒の突出により作動不
能にしたものは公知になつている。
しかし、ロツク棒の突出だけでは装柱状態にお
いて地上からの目視による確認がしにくいといつ
た問題があり、又、ガス開閉器において開閉機構
の連動レバーがロツク棒に係合した状態は機構部
ケース内にあつて外部から目視できないため開閉
機構のロツク状態が、ガス圧の低下に伴うものな
のか、その原因が明確なものではなく、保守点検
時の作業性が悪かつた。
考案の目的 この考案は上記問題点を解消するためになされ
たものであつて、特にロツク装置と兼用されてガ
ス圧低下を明確に表示し、しかもガス圧低下時の
表示を見易くしたガス開閉器のガス圧低下表示構
造を提供することを目的とする。
考案の構成 この考案のガス圧低下表示構造はSF6等の消弧
性ガスを封入した開閉器ケースの操作ハンドル突
設側下面には、同開閉器ケース内のガス圧低下時
に突出動作するロツク棒を内装する機構部ケース
を設け、前記開閉器ケース内のガス圧低下時に
は、前記ロツク棒が機構部ケースに貫設した表示
筒を介し同表示筒に配した表示栓を抜き落とすこ
とにより表示動作させるとともに、同ロツク棒の
機構部ケース外へ突出することにより前記操作ハ
ンドルを、同ハンドルに固設した「入」「切」表
示指針との係合によりロツク可能としたものであ
る。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図
から第5図に従つて説明すると、1は密閉構造の
開閉器ケースであつてその内部にはSF6等の消弧
性ガスを一定圧力に封入している。2は開閉器ケ
ース1の底壁内面に固定した収納筒であつて同収
納筒2内には、開閉器ケース1内のガス圧の変動
に伴つて伸縮し得るベローズ3が気密を保持でき
るように、収納配置されている。4は開閉器ケー
ス1の操作ハンドル側下面に気密状に取着したロ
ツク装置の機構部ケース5内において前記収納筒
2下端に位置するように固定した断面字形状の
取付部材であつて、同取付部材4の平板部下面よ
り同平板部に形成した透孔4aを介して前記ベロ
ーズ3の作動棒3aを突出している。
6は前記取付部材4の一側部両側から突設した
一対の支持板7間に架設した支軸、8は同支軸6
に対し回動可能に支承した作動板であつて、両側
板8a,8bとそれらを一体化する連結板8cと
からなり、スプリング9により常にはA矢印方向
へ付勢されている。10は作動板8の連結板8c
に螺合され同連結板8cから同側板8a,8b間
を通して伸びるねじ棒であつて、その先端の当接
部10aが前記スプリング9の付勢により前記ベ
ローズ3の作動棒3aに当接するようになつてい
る。
11は作動板8の先端部においてその同側板8
a,8b間に架設した支軸、12は両側板8a,
8bの外側において同支軸11に対し回動可能に
支承した断面コ字形状の係止片であつて、同側板
12a,12bとそれらを一体化する連結板12
cとからなり、スプリング13により常にはB矢
印方向へ回動付勢され、この付勢により係止片1
2の連結板12cが作動板8の両側板8a,8b
に当接するようになつている。14は係止片12
の一方の側板12aから伸びる係止部であつて、
その一側部を斜状に形成して該ガイド面14aと
している。
15は前記作動板8に対しほぼ平行になるよう
に取付部材4の一側部に固着したガイド筒であつ
て、その両側には長孔状のガイド孔16を透設し
ている。17はガイド筒15内に内装した表示棒
兼用のロツク棒であつて、その基端部両側に突設
したガイド突部18をガイド筒15のガイド孔1
6に挿通し、一方のガイド突部18を前記作動板
8の係止部14に係合可能にしている。19はガ
イド筒15内においてロツク棒17をC矢印方向
へ付勢するスプリングである。そして、同スプリ
ング19により付勢されたロツク棒17によりガ
イド突部18が前記係止片12の係止部14に係
合しているときにはロツク棒17はガイド筒15
内に没入している。又、この係合が外れたときに
は、ロツク棒17は第2図に想像線で示すように
スプリング19の付勢によりガイド筒15の先端
開口部から突出し、ガイド筒15のガイド孔16
に沿つて移動するロツク棒17のガイド突部18
がガイド孔16の先端に当接した所で停止する。
第3図に示す20は前記ロツク棒17の突出方
向に対応してロツク装置の機構部ケース5の側壁
に透設した取付孔、21は同取付孔20に気密状
に固着した筒状の表示筒であつて、内周面には外
方が拡径する係止段部21aが形成されるととも
に表示筒21の外周面において互いに180度反対
側両側部には筒内に連通する切溝21bが形成さ
れている。22は同表示筒21に着脱可能に外方
から密嵌した表示栓であつて、その外端周面には
断面V字状をなす係合溝23が形成されている。
24は前記表示筒21の外周に取着された四角環
状をなすスプリングであつて、第5図に示すよう
にその両側が前記切溝21bに係入されて表示栓
22の係合溝23に弾性的に係合されている。2
5は前記表示栓22の内端周面に形成された取付
溝26に対し嵌合されたOリングである。27は
前記スプリング24に一端が取着された鎖状の吊
下部材であつて、他端は前記表示栓22の外端面
にビス着される取付片28に取着されている。2
9は前記表示筒21の内端面に密封状に固着され
たゴム等からなる密閉用膜である。同密閉用膜2
9は前記ロツク棒17が突出した場合には、この
ロツク棒17外端面が当接して破れるように放射
状のぜい弱溝部が施されている。このため表示状
態にあつて作業者に発見されるまでの期間、ロツ
ク棒17と表示筒21との隙間から雨水が侵入
し、再使用可能なロツク装置を錆つかせるといつ
た虞はない。また、表示栓側の面には赤色等の表
示色が着色されている。
30は開閉器ケース1の内外を回動可能に貫通
する操作軸であつて、開閉器を投入開放する駆動
機構(図示しない)に連係されている。31は前
記操作軸30の外端に固着された操作ハンドル、
32は同じく操作軸30の外端に固着されて開閉
器の入り切りを表示する指針であつて、その先端
は前記突出された際のロツク棒17先端に係合可
能に延出されており、ロツク棒17に係合した際
に操作ハンドル31の操作をロツクするようにな
つている。
さて、以上のように構成されたガス圧低下表示
装置の作用を説明する。
第1図及び第2図は開閉器ケース1内のガス圧
が正常で操作ハンドル31が作動し得るロツク解
除状態を示し、この状態においてはロツク棒17
のガイド突部18が係止片12の係止部14に係
止されてロツク棒17はガイド筒15内に没入さ
れており、又、表示筒21に表示栓22が密嵌さ
れている。
このロツク解除状態において開閉器ケース1内
のガス圧が所定値より低下すると、ベローズ3が
大気圧と内圧の差により伸長してその作動棒3a
が作動板8の当接部10aから離れる方向へ移動
し、作動板8がスプリング9の付勢によりA矢印
方向へ回動される。この回動に伴い作動板8先端
の係止片12も同方向へ回動されると、係止片1
2の係止部14とロツク棒17のガイド突部18
との係合が外れる。
外れたロツク棒17はスプリング19の付勢に
よりガイド突部18がガイド孔16の端に係止さ
れるまでガイド筒15から突出する。この突出動
作によりロツク棒17の先端部が密閉用膜29を
押し破るとともに表示栓22を表示筒21から押
出して抜き落とし、同表示栓22を吊下部材27
にて表示位置に吊下げる。この結果ロツク棒17
はその先端が指針32の回動軌跡上に突出するた
め操作ハンドル31は作動不能になつてロツクさ
れる。
そして、ロツク棒17は表示筒21から突出し
て表示をし、表示栓22は吊下げられて表示を行
なうとともに表示栓22の内面に着色された表示
色が外部から目視可能となつてガス圧低下表示を
する。
このようにガス圧低下表示は突出されたロツク
棒17、吊下げられた表示栓22及び表示栓22
の内面に施された表示色により行うことになるた
め、ガス圧低下表示はその視認効果が高いものと
なるとともに、ロツク棒17が操作軸30に設け
られた「入」「切」指針32をロツク状態にして
いるため、作業者が一番目につく前記指針32下
方に前記ロツク棒17が突出し、しかも表示栓2
2が吊下げ状態となり、そのロツク状態がガス圧
低下に伴うものであることが容易に外部から視認
できる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案はガス圧の低下
時に突出動作する表示棒兼用のロツク棒と、吊下
げされる表示栓とによりガス圧低下の表示を確実
に行うことができるとともにその視認効果も高く
なり、さらに操作ハンドルに連係される指針を前
記ロツク棒によりロツクしてそのロツク状態を外
部から視認することができるため保守点検が容易
であるといつた優れた効果を奏し産業利用上優れ
た考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例の開閉
器の正面図、第2図は同じく機構部ケース内の断
面図、第3図は同じく底断面図、第4図は同じく
要部断面図、第5図は表示筒の横断面図である。 1……開閉器ケース、3……ベローズ、5……
機構部ケース、8……作動板、12……係止片、
13……スプリング、15……ガイド筒、16…
…ガイド孔、17……ロツク棒、19……スプリ
ング、21……表示筒、22……表示栓、27…
…吊下部材、29……密閉用膜、30……操作
軸、31……操作ハンドル、32……指針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. SF6等の消弧性ガスを封入した開閉器ケースの
    操作ハンドル突設側下面には、同開閉器ケース内
    のガス圧低下時に突出動作するロツク棒を内装す
    る機構部ケースを設け、前記開閉器ケース内のガ
    ス圧低下時には、前記ロツク棒が機構部ケースに
    貫設した表示筒を介し同表示筒に配した表示栓を
    抜き落とすことにより表示動作させるとともに、
    同ロツク棒が機構部ケース外へ突出することによ
    り前記操作ハンドルを、同ハンドルに固設した
    「入」「切」表示指針との係合によりロツク可能と
    したことを特徴とするガス開閉器のガス圧低下表
    示構造。
JP16914983U 1983-10-31 1983-10-31 ガス開閉器のガス圧低下表示構造 Granted JPS6075938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16914983U JPS6075938U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 ガス開閉器のガス圧低下表示構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16914983U JPS6075938U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 ガス開閉器のガス圧低下表示構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075938U JPS6075938U (ja) 1985-05-28
JPS6325629Y2 true JPS6325629Y2 (ja) 1988-07-13

Family

ID=30369604

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JP16914983U Granted JPS6075938U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 ガス開閉器のガス圧低下表示構造

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JPS6075938U (ja) 1985-05-28

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