JPS63255643A - 粒子解析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、例えば高速で流れる細胞浮遊溶液にレーザー
光を照射し、細胞粒子の性質、構造を解析するフローサ
イトメータ等の粒子解析装置に関するものである。

［従来の技術］ フローサイトメータとは、高速で流れる細胞浮遊溶液、
即ちサンプル液に例えばレーザー光を照則し、その散乱
光・蛍光による光電信号を検出し、細胞の性質φ構造を
解明する装置であり、細胞化学、免疫学、血液学、腫瘍
学、遺伝学等の分野で使用されている。

このフローサイトメータ等に用いられる従来の粒子解析
装置では、フローセルの中央部の例えば２００ルｍＸ　
２００　Ｂｍの微小な四角形断面を有する流通部内を、
シース液に包まれて通過する血球細胞などの被検粒子に
レーザー光等を照射し、その結果として生ずる前方及び
側方散乱光により、被検粒子の形状・大きさ・屈折率等
の粒子的性質を得ることが可能である。また、蛍光剤に
より染色され得る被検粒子に対しては、照射光とほぼ直
角方向の側方散乱光から被検粒子の蛍光を検出すること
により、被検粒子を解析するための重要な情報を得るこ
とができる９ 蛍光は通常では、側方観察光学系で検出されるが、従来
の粒子解析装置においては側方の観察光学系の光軸上に
半透鏡を設け、透過光と反射光の内の何れか一方を側方
散乱光の検出に、他方を蛍光の検出に用いている。また
、蛍光の強度は微弱であるため、充電検出器として感度
の高いフォトマル（光電子増倍管）が用いられている。

しかしながら、上述した従来例において例えば２種類の
蛍光及び側方散乱光を検出する場合には３個のフォトマ
ルが必要であり、・第３図に示すような構成となる。第
３図は従来の側方観察光学系の配置図であり、光軸Ｏに
沿って凸レンズ１．半透鏡２．３、反射鏡４が設けられ
ており、半透鏡２の反射方向には凸レンズ５、バリアフ
ィルタ６、フォトマル７が、反射鏡３の反射方向には凸
レンズ８、バリアフィルタ９、フォトマルｌＯが、更に
反射鏡４の反射方向には凸レンズ１１、バリアフィルタ
１２、フォトマル１３が配されている。しかしながら、
このように２オトマルを３個並べると、光電検出部が大
きなスペースをとってしまうという欠点がある。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述した従来例の欠点を除去し、光電
検出器の配置を工夫することによって、光電検出部の占
めるスペースを小さくした粒子解析装置を提供すること
にある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、被検粒子
に光ビームを照射する照明光学系と、被検粒子による前
方散乱光、側方散乱光及び蛍光を検出する観察光学系と
がら構成する粒子解析装置において、前記観察光ｆ：系
の光軸１−に複数個の光分配器を設けると共に、これら
光分配器の反射方向にそれぞれ光電検出器を配し、隣接
する光分配器の反射方向は互いに異なるようにしたこと
を特徴とした粒子解析装置である。

［発明の実施例］ 、を発明を第１図、第２図に図示の実施例に基づいて詳
細に説明する。

第１図は本発明の構成図であり、光軸ｏ１に沿ってレー
ザー光源２１、結像レンズ２２、流通部２３ａを有する
フローセル２３が配されている。

光軸０１と流通部２３ａの流れ方向に垂直な光軸０２に
沿って対物レンズ２４、絞り２５、凸レンズ２６、半透
鏡２７．２８、反射鏡２９が設けられており、更にｆ−
透鏡２７の反射方向には凸レンズ３０、バリアフィルタ
３１、フォトマル３２が、゛ト透鏡２８の反射方向には
凸レンズ３３、バリアフィルタ３４、フォトマル３５が
、そして反射鏡２９の反射方向には凸レンズ３６、バリ
アフィルタ３７、ンオトマル３８が配置きれている。な
お流通部２３ａには、紙面に対して垂直な方向に検体被
検粒子を含むサンプル液がシース液に包まれて高速層流
となって流れており、半透鏡２７．２８は波長選別手段
も兼ねている。

このように構成された粒子解析装置において、レーザー
光源２工から出射されたレーザー光は結像レンズ２２を
介して流通部２３ａを流れるサンプル液流に照射される
。被検粒子による側方散乱光及び蛍光は、対物レンズ２
４、絞り２５、凸レンズ２６を介して半透鏡２７．２８
、反射鏡２９に入射し、波長選別されてそれぞれ凸レン
ズ３０．３３．３６、バリアフィルタ３１．３４゜３７
を介してフォトマル３２．３５．３８により波長バンド
ごとに検出される。そして、これらの検出信号によって
被検粒子の性質や構造を解析することになる。

この際に、半透鏡２７及び反射鏡２９の反射方向と半透
鏡２８の反射方向を、例えば１８０’の角度をなすよう
にすることによってフォトマル３２．３５．３８を光軸
０２方向に布に配置することが可能となる。

また、」二連した実施例においてはフォトマル３２．３
５．３８を同一モ面−Ｌに配置しているか、第２図に示
すように光軸０２方向から見て、フォトマル３２．３５
．３８が順次に例えば９０°の角度をなす螺旋状の配置
をしてもよい。

［発明の効果］ 以」二説明したように本発明に係る粒子解析装置は、光
電検出器の配置を工夫することによって光電検出部のス
ペースを小さくすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面第１図、第２図は本発明に係る粒子解析装置の実施
例を示すものであり、第１図はその光学的構成図、第２
図は他の実施例の光学的構成図であり、第３図は従来例
の光学的構成図である。 符号２１はレーザー光源、２２は結像レンズ、２３はフ
ローセル、２３ａは流通部、２４は対物レンズ、２５は
絞り、２７．２８は半透鏡、２９は反射鏡、３１．３４
．３７は、＜リアフィルタ、３２．３５．３８はフォト
マルである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被検粒子に光ビームを照射する照明光学系と、被検
   粒子による前方散乱光、側方散乱光及び蛍光を検出する
   観察光学系とから構成する粒子解析装置において、前記
   観察光学系の光軸上に複数個の光分配器を設けると共に
   、これら光分配器の反射方向にそれぞれ光電検出器を配
   し、隣接する光分配器の反射方向は互いに異なるように
   したことを特徴とした粒子解析装置。 ２、前記観察光学系の光軸に沿って奇数番目の光電検出
   器と偶数番目の光電検出器とは対向して配置した特許請
   求の範囲第１項に記載の粒子解析装置。 ３、前記観察光学系の光軸に沿って奇数番目の光分配器
   と偶数番目の光分配器の反射方向は互に直交して配置し
   た特許請求の範囲第１項に記載の粒子解析装置。 ４、前記観察光学系の光軸方向から見て、前記光電検出
   器を順次に螺旋状に直交する方向に配置した特許請求の
   の範囲第１項に記載の粒子解析装置。